安価な左右独立型 Hellodigi Bluetooth4.2 ワイヤレスイヤホン「HD10」レポート

AirPods 出荷は当原稿書いてるときには相変わらず6週間後だし価格もそれなりだ。使い勝手は抜群だがやはり落としやすいしそのデザインにも賛否が分かれる。事実友人から外出先で片方のAirPodsが無くなっているのが発覚し慌てて探しに戻ったという話しを聞いた。


AirPodsが発表されたとき、そのデザイン及び形状は基本的にEarPodsと同じと聞いているのであらためて自身の耳に合い、コードがなくても落とす心配がないものかを検証してみた。その結果右耳はともかく左耳は確実に落とすであろうという確信に至ったので先進的なイヤホンといわれているAirPodsだが買わないことに決めた。それにすでに購入された方には申し訳ないが、どうしても耳から垂れるあのデザインが気に入らない(笑)。

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※Hellodigi Bluetooth4.2 ワイヤレスイヤホン「HD10」とiPhoneおよびApple Watch


耳の外側に出る部分は機能性はもとよりだが、目立つ必要もないしそれこそシンプルであるべきだが、個人的な印象としてはEarPodsから単純にケーブルだけ取り去った感じのデザインはデザインおよび機能性を重視するAppleとしては手抜きのように思えて仕方がない。
ケーブルがつくからこそEarPodsのデザインだと思うがAirPodsはまったく別の新しい試みを見せて欲しかったと思うのは私だけではないだろう。
まあまあ、複数回充電できる充電ケースをはじめ、その使い勝手の良さは魅力的だが落としてしまっては元も子もない。

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※パッケージを開けるとそこにはスマイルの顔が :-)


とはいえその左右独立型でコードレスのイヤホン自体に興味はあったしAmazonで安価な製品をいくつか見つけたのでそのひとつを買ってみた。それがHellodigi bluetoothワイヤレス イヤホンン「HD10」だ。
使い勝手についてはAirPodsと比較にならないのは承知しているが、Bluetoothワイヤレスイヤホンの左右を繋ぐコードがないという体験もしてみたいと思ったわけだ。まあ、これなら万一落とし紛失しても損失感は軽いとも思った(笑)。

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※同梱付属品。左右ユニット、日本語マニュアル、イヤー交換チップ、充電ケーブルそしてポーチ


また「HD10」は確かにスペック的にもAirPodsには及ばない。
例えばフル充電の場合、片耳では5時間の利用が可能だが両耳だと2〜3時間となる。なお待機時間は片耳使用120時間、両耳だと60時間とのことだが充電に必要な時間は約1.5時間で同時に左右を充電可能だ。実際の連続使用時間はこれらの8割方と見ておくべきか...。

さて実際に耳への装着感を確認してみた。AirPods同様に単独でも使用可能な製品だがAirPodsが耳に引っかけるタイプなのに対して本製品はいわゆるカナル型である。
ユニットは一見大きいように思えるが耳に装着した感じは悪くない。ユニットの重さは5.5gというが、装着後に重さは感じないし私の場合は標準のままでもまずは落ちそうもないほどフィットする。ただしマニュアルによれば、ボタン面にプリントされているヘッドフォンのアイコンを上になるように装着すべきと説明されている。また申し上げるまでもないが、同梱のイヤーチップから自分の耳のサイズにあうものを使うことが大切だ。

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※充電はこんな感じで左右同時に可能


なお操作方法だが、そもそも左右のユニットにはそれぞれボタンが一箇所にあるだけのシンプル設計だ。したがってオペレーションは当初多少戸惑うかも知れないが一度iPhoneなどとのペアリングが完了していれば次からは両方のボタンを長押しすれば電源が入りデバイスと接続出来るし任意の片方のボタンを長押しすれば電源が切れる。
さらに音楽の一時停止や再生はボタンの一回押しで、曲の切替は2回押しだ。ただし音量の調節は「HD10」ではできないのでiPhoneなど接続したデバイス側で行うことになるがApple Watchを使っていれば無論Apple Watchから音量調節やストップや再生ができるので不自由はしない。

無論通話にも対応しCVC ( Clear Voice Capture) 6.0ノイズリダクションをサポートしている。通話受信はボタン一回、再度押せば通話終了、ボタンを二回押せば通話拒否となるし通話終了や拒否後は音楽再生モードに自動で戻る。
問題の音質だが、私の耳ではEarPodsよりパンチがあるような気がするしカナル型の長所が出ているように思える。また音漏れも少ない。

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※2つのユニット共にボタン側にLEDとマイクロフォンが装備されている


ただひとつ戸惑ったのは「HD10」ふたつのユニットがそれぞれ左右どちらに設定されるのか…という疑問だった。例えばAirPodsの場合なら2つのユニットはそれぞれ右耳用、左耳用が決まっている。しかし「HD10」は2つのユニットはまったく同じ形状だしR/Lの記載も無いからペアリンク後に左右に装着したユニットが正しいのかに疑問を持った。そもそも最初のペアリング時には2つのユニットのどちらからボタンを…といった指定はない。したがって両耳で使う場合、ペアリング手順によりペアリング後の左右が決まるのかどうかを試してみたが現時点ではわからなかった。日本語のマニュアルにもそうした記述はない...。

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※HD10を実際に装着した例


サウンドは確かに立体感があったものの正確を期すためYouTubeに載っているオーディオチャンネルテスト動画で確認してみた。幸い偶然かも知れないが私が装着した左右は合っていたし定位も自然に思える。そして次回の使用からは電源を入れればペアリングは自動的になされるし左右の設定はそのままだ。ということで左右が分かるように目立たない部位に印を付けて置くことにする。

なおユニット円形の直径は18.25mmほどだ。大きいように思ったが実際に耳に装着してみると目立つほどでもなくAirPodsのそれより自然な感じがするが、いかがだろうか。
そういえばAmazonの評価を見ると相変わらず様々な評価になっているが、私の場合は初期不良もなくこのまま故障せずに使えるならHellodigi Bluetooth4.2 ワイヤレス イヤホン「HD10」は十分音楽を楽しめる製品だと考える。
さらに連続使用時間がいささか短いとも思うが、耳から外した際にモバイルバッテリーなどで充電を心がければ私のようにメガネを常用するユーザーは勿論、この時期防寒対策アイテム...例えばマフラーやらを使用する場合にも邪魔にならないのでお勧めである。
カラーは私が選んだホワイトの他、ブラック、ピンクそしてブルーが用意されている。





強力な写真編集ソフト「Smart photo editor」第三回、カラーシミュレーション

写真のフォトレタッチを目的とするソフトウェア「Smart photo editor」紹介の第三回目は、EffectsツールにあるSelect Area機能についてだ。このエフェクトを有効に使うと1枚の写真から多様な色彩の写真が生まれる。何にも増してオペレーションは基本的に簡単なことが素敵だ。


これまで「Smart photo editor」では前景と背景2枚の写真を合成する、あるいは一枚の写真にさまざまなエフェクトを加えて全体の色調を変えることは勿論、雨や雪を降らせたりといった加工ができることをご紹介した。
第三回目の今回は一枚の写真からそれこそ多様なカラーシミュレーションを生む例をSelect Area機能を使ってお見せしたい。

写真合成というと初回でお見せしたように背景を変える...といった使い方が多いが、今回はある意味で至極実用的な機能でもある。
まずここに女性のポートレイトをお見せする。濃い目のイエローのジャケットを着てカラフルなマフラーを巻いている。しかしこの女性のポートレイトで色調を多々変えてみたいという要求は結構ありうるのではないか。

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※まずは女性のポートレイトを例にしてみよう【クリックで拡大】


強引な例かも知れないが、本来はピンク系あるいはグリーン系のジャケットを着せたいと思ったが同じデザインでそうしたバリエーションがなかったり、予算の関係上あるいは時間的制約の中で黄色しか手に入らなかった...ということもありうる。

同じ事はマフラーのカラーリングについてもいえるし、細かなことになるがマフラーやジャケットの色を違えると今度は口紅の色も変えたくなるかも知れない。無論色味だけ変えればよいはずもなく、ジャケットやマフラーあるいは唇の質感は損なってはならない。

そうした際に「Smart photo editor」のSelect Area機能は強い味方となる。
具体的には編修加工する写真を読み込みまずはSelect Areaをクリックする。すると「What area do you want to select?」すなわち「どんな領域を選択しますか?」というウィンドウが出るのでここでは「The Subject」を選んでみるが続いて表示する確認のウィンドウはOKをクリックして先に進む。

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※領域選択の種類を聞いてくるがここでは「The Subject」を選んでみる


これで必要なオペレーションをするためのツールが左側に表示する。よく見ればお分かりのとおり、最初に背景を合成する際に使ったインターフェースと同じものが表示する。要はブラシのサイズと効果範囲を決めて編集する場所を塗りつぶすことが必要となる。

まずはジャケットの範囲を処理してみよう。丁寧にジャケット部分のみを塗りつぶすが、細密な部分では写真をズームしてみるのもよい結果を生むだろう。「Smart photo editor」のブラシはサイズおよび効果範囲の組合せを間違えなければ目的の領域を塗りやすいからあまり苦労はしないはずだ。勿論塗り間違えたら修正機能で簡単に元に戻すことが出来るのは合成の時の説明と同様だ。

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※ジャケット部位をブラシで塗りつぶしたところ【クリックで拡大】


塗り終わったらツールエリア下の「Confirm Selection And Browse Effexts」ボタンをクリックする。少し待たされるかも知れないがこれでいわゆるジャケット部位のバリエーションが数百種もギャラリーとして表示されるはずだ。

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※ジャケット部分のバリエーションがギャラリーとして並ぶ【クリックで拡大】


無論中には役に立たないパターンが上塗りされるような例もあるが、濃い目の黄色だったジャケットが質感はそのままにブルー、オレンジ、赤、黒、グリーン、ピンク、ホワイト、グレー、パープルなどなどといったバリエーションが表示しサムネイル画像での比較もできる。

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※ギャラリーから印象的なものをいくつかピックアップした例【クリックで拡大】


勿論そのひとつを選択した後でもカラーはEffect Controlsのスライドバーで微細な色調を可変できるのも素晴らしい。
納得出来たカラーができれば「OK」ボタンで固定するわけだが、同じ要領でマフラーはもとよりモデルの口紅の色までカラーシミュレーションできる。

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※マフラーのカラーシミュレーション【クリックで拡大】


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※口紅のカラーを変えてみた例【クリックで拡大】


したがって例えば一枚の写真でカラーが違う服の写真を必要とする場合がよくあるが、実物を多々用意するのではなくSmart photo editorでモデルの姿勢は勿論、当該アイテムの質感を変えずに様々な色合いのバリエーションを持つ写真を簡単に作ることが可能なのだ。
そして最後はオマケだが、同じ要領・理屈でこれまたこんなことも可能だ。

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※iPhoneのカラーリングシミュレーション例【クリックで拡大】


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※Apple Watchのバンドカラーのシミュレーション例【クリックで拡大】


「Smart photo editor」は操作が容易で奥が深い、実に味わいがあるアプリケーションである。



初代Macintosh型 Apple Watch用スタンド「elago W3 STAND」レポート

elago製 Apple Watch Series1/2対応充電スタンド「W3 Stand」を手に入れた。今更の充電スタンドでは買う気もしないが、本製品は初代Macintosh 128Kのデザインなのだ。その可愛らしさに惹かれ充電スタンドはすでにいくつもあるのに買ってしまった...。


本体はシリコン製でサイズは約 6.6cm × 4.56cm × 6.3cm、重さが約90gと当然ながら実に小さい。他の充電スタンド同様にApple純正品の充電ケーブルをセットした上で上部の切り込みからApple Watchを差し入れると充電モードになるという具合だ。

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※Macintosh 128K実機とサイズ比較(笑)


その切り込みにApple Watchを横にして装着するとApple WatchのディスプレイがMacintoshのモニター然となっていわゆるナイトモードとしても使える。

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※elago W3 Stand


Macintosh型スタンドは正面から見るとフロッピーディスクの挿入口や強制的にフロッピーを取り出すための穴もリアルに出来ていて嬉しくなってくるが、無論アップルロゴは付いていないしキーボードとかマウスもない。

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※Apple純正充電ケーブルをセットしたelago W3 Stand


また細かなことを言えば本物のMacintoshのディスプレイモニターサイズとApple Watchのディスプレイの縦横比が違うために文字通り本物そっくりの比率で作られているわけではないことは承知しておかなければならない。
まあそんなことを気にするのはそれこそ本物のMacintosh 128Kを使ったことがある人たちだけだろうが...。

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※Apple Watchに本物のMacPaint画面の写真を橫にして転送表示してみた


また充電スタンドはシリコン製のためApple Watchを装着する際に傷を付ける心配もないので安心して使えるし、充電ケーブルの取り回しの設計もよく使い勝手はよい。
そんな「W3 Stand」だから普通にApple Watchを置き、ナイトモード云々だけでは面白くない。ふと思いついてApple Watchに本物のMacPaint画面の写真を橫にしてから転送し充電スタンドにセットしてみた。ナイトモードはともかく、表示もすぐに消えるもののせっかくのデザインだからこうして飾って見るのも愉快ではないか。





強力な写真編集ソフト「Smart photo editor」第二回、Effects Gallery 機能とは

写真のフォトレタッチを目的とするソフトウェア「Smart photo editor」紹介の第二回目は、Effects Gallery 機能についてだ。ギャラリーといえば美術品を展示する場所や画廊を意味するが、「Smart photo editor」のそれは読み込んだ写真を元にした数多くのエフェクト付加のビジュアルがずらりと並ぶ。


余談ながら、例えば本当に自分が気に入っている美味しい店もそうだが、効果的なアプリケーションも他人には教えたくない場合がある。正直「Smart photo editor」は私にとってそうした部類に入るソフトウェアだといえるほどお気に入りなのだ。

さてアプリに何の変哲もない写真を一枚ドラッグ&ドロップし、右サイドにある Effectsツールの一番上にあるEffects Galleryをクリックしてみよう。しばらく待たされた後、メインウィンドウにウィンドウサイズに基づいて縦横ずらりとイメージが並ぶはずだ。

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※1枚の写真を登録後、Effects Galleryをクリック。この場合は626種ものエフェクト例がずらりと並ぶ【クリックで拡大】


それらのイメージはそれぞれが何らかのEffect処理されたイメージである。ただし初期設定ではすべてのEffectsが表示されるものの目的別のメニューやそのポップアップから例えば「絵画のゴッホ的なもの」といった選択肢を指定することも出来る。

それにしてもまず最初に圧倒されるのはその数の多さだ。これはユーザーらがコミュニティにアップロードしたエフェクトをネット経由でロードできるので次第に増えていくが、この時点では一枚の元写真から600種以上ものエフェクトイメージが形成されていることがわかる。

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※エフェクトの種類も圧倒的な数とバリエーションが期待できる


それらのエフェクトは写真の色合いや明暗を変えたり、フレームを加えたり、雨や雪といった現象を合成させたり、あるいは写真を水彩画風にしたりアンディ・ウォーホルやゴッホ風にしたりとバリエーションも豊富である。そして任意のイメージを選んだからといってそれで完成・終わりというわけではない。
Effects Galleryで示されるエフェクトはそれぞれのパラメーターをユーザーが可変できるようになっている。したがって程度や風合い、位置といったあれこれを思うがままに編集した後に思った一枚を作りだすことができるのだ。

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※選択したエフェクトの多くはさらに詳細なパラメーターを使い編集効果を確認しながら詳細な変化を楽しめる【クリックで拡大】


こうした説明をすると「いくら数が多くても出来合のエフェクトでは限界があるだろう」という声も聞こえそうだ。申し上げたいことはなにもEffects Galleryだけで目的のイメージを作り出そうというのではない。このEffects Galleryの一番貴重なことはユーザーのクリエイティプな感性に閃きを与えることだと考える。

我々の多くは残念ながら天才であるはずもなく、作り出そうとする最終イメージがいまいち浮かばないことも多いに違いない。そうしたときにEffects Galleryを起動してみることで自身のやりたいこと、考えていたイメージの一端を見いだせるかも知れないということなのだ。要はアイデアツールとして活用すべきだと思う。ともあれ以下は少々変わったエフェクト例の一部である。

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無論目的が明確になっている場合ならEffects Galleryはより強力でイージーなフォトレタッチツールとなる。ここでは早朝に撮った写真に自然現象の類のエフェクトを加味した数例を見ていただきたい。こうしたことなら実に簡単で強力なツールになる。

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※クリックし拡大の上、GIF画像をご覧いただきたい。最初の画像にEffects Galleryから選んだ数種の効果を加えた例をご覧になれます


また自分が選んだエフェクトは "Favourites Resent Shortlists" に加えられるので再度最初から探す必要はない。
なおこのギャラリーの機能は膨大なエフェクトを次から次へと見せてくれるが、ユーザーが写真編集の方向性を明確に持っている場合はもっとストレートにSmart photo editorの妙を活用する方法もあるが、それはまた別の機会にご報告することにしよう。

参考:強力な写真編集ソフト「Smart photo editor」の合成機能

除菌もできるコンパクトなスチームクリーナーを使ってみた

すでに年が改まってしまったが、年末ぎりぎりにスチームクリーナーを買った。無論あれこれの掃除のためだが、アイリスオーヤマ製のコンパクトな製品(STM-304)だ。スチームクリーナーを使うのは初めてなのでその効果は勿論だが気になったのは安全性だった。


購入したスチームクリーナー(STM-304)は本体寸法が約31 × 13 × 24cmほどで重量が2.0kg(水を含まず)という非常にコンパクトな製品だ。主に室内で使うつもりだったから大型のものでは場所も含めて使い勝手が悪いとこの製品にした次第。
本体に水を最大0.3リットル入れ、電源を入れると5分ほどで最大噴射圧力が約3気圧のスチーム(温度約100℃)をノズル先端から噴射することができる。

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※アイリスオーヤマ製コンパクトスチームクリーナー(STM-304)パッケージ


キッチン周りや換気扇、窓のサッシや風呂場などなど油汚れを浮かせヌメリを落とし、掃除をしやすくすると共に殺菌もできるという代物だ。噴射はお湯だから拭き掃除も楽だし、本体が丁度小型の電気ポット程度のサイズだしホースは120cmあるので置いたまま作業ができる。
連続使用時間は約12分ほどだというが、通常そんなに長く連続使用することはないので十分だろう。

ただしこの手の製品を初めて使う身として安全面が心配だった。やはり100℃のスチームが噴射するわけで火傷でも負っては元も子もない。しかしこのSTM-304はダブルアクションのチャイルドロック方式であり、スチームガンのサイドボタンを押しながらメインロックをスライドさせないと噴射ができない仕組みになっている。
子供ならずともついうっかり噴射ボタンを押してしまうこともあり得るが、そうした単純なミスを防いでくれるので多少の面倒さは我慢だ(笑)。

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※スチーム本体とスチームガン(上)。スチームガンにはダブルアクションのチャイルドロックが採用されている(下)


また本体はキャップを回して外し水を規定量入れてからキャップで締め付けるが、圧力がかかりすぎると蒸気を放出して圧力を解法する他、内圧が高いとキャップは空回りして外せないような安全設計がなされている。為にうっかりとキャップを外した途端に本体側から熱湯が吹き出るといった危険性を排除しているわけだ。

基本的な仕様上の注意としては本体に規定以上の水を入れないこと、水以外のものを入れたり混ぜたりしないことだ。そして汚れや場所によりノズルから直接噴射ではなく小型のブラシ(コンパクトブラシ)が3つと床や絨毯といった掃除に向くコンパクトノズルおよび布カバーが2枚付属しているので適材適所でこうした付属品を活用することになる。

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※付属品一覧


取り急ぎ製品の初期不良がないかどうか、使い勝手はどうかといったことを確かめるためキッチン周りのタイル壁面の一端を掃除してみることにした。スチームの落下や拭き取りのための雑巾と台所洗剤を用意し飛び散りを想定して目には保護めがねをかけて事に挑んだ。

相手はタイルなので遠慮なく噴射を続けた。結果油汚れの軽い場所はそのまま乾拭きすればそれだけで結構綺麗になったが汚れが酷い場所は噴射後、薄めた洗剤をスポンジなどで拭き掃除し、その後に再度スチームクリーナーを使うと綺麗になった。ただし実用上の注意は電源コードの取り回しはもとよりだが、120cmのホースを使いやすいように向けておかないと本体が動いたり最悪引っ張ったりして台所から落としてしまうという可能性もありうるのであらかじめ安全な位置を確認しておくべきだ。

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※テストということで網戸にスチームをかけてみた


後は取扱説明書にも書かれているが、高温のスチーム故に使ってはいけないものがあることに注視することだ。熱に弱いプラスチックは変型するし意外と盲点かも知れないが冬場のガラス窓などは割れる恐れもあるという。
ということでアイリスオーヤマ製コンパクトなスチームクリーナー(STM-304)は安価でもあり、1台あると何かと便利だという気がする。もう少し早めに入手しておくべきだった…。


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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員