ラテ飼育格闘日記(555)

ラテは外には出たいが気温が高いせいで歩くのは嫌…が続いている。いまからこうでは真夏はどうなるか実に気が重いが、特に夕方の散歩は家を出る時間を遅らせるなどして健康に注意をしなくてはならない。そんなラテが先日の夕方、久しぶりに先頭立って片道10分程度の道を歩いた。


ここのところ晴天だと夕方5時になっても外気温が30℃とか31℃になる。したがって天気と気温に注視しながら家を出る時間を考えなければならない。
なにしろ日が照っていた路面は5時半頃になっても40℃を超えるところもあり、こうした場所を長時間歩かせたらワンコは体調を壊すだろう。というか第一ラテは歩かない…。
オトーサンが強引にリードを引いて歩かせても、ものの数メートル進むと日陰を探して伏せてしまう。

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※珍しくラテはカメラ目線で笑顔を見せた


そんなラテが先日、珍しく10数分の道を先になり後になってずんずんと歩いたのだ。
実はこの日、公園でラテと親しくしていただいているファミリーのオカーサンから願われたことがあった。
それは6時20分から下のお子さんが通ってる幼稚園で盆踊りがあり、上の女の子は浴衣、下の男の子は甚兵衛を着て参加するという。そしてワンコ好きのご家族なのでその姿で写真を撮る際にラテも一緒に収まって欲しいとのお話しだった。

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※夕方5時半になっても路面の温度は40℃を越えている箇所もある


ちょうど散歩時間も遅らせなければと考えていたときでもあり、5時45分にいつもの公園に行くことで話しがまとまったのだった。
オトーサンとしてはせっかくだからきちんとした一眼レフを持参して勝手にカメラマン役をさせていただこうとまだ日射しが残っている中、ラテと公園に向かった。

公園と付近で浴衣と甚兵衛の可愛い姿にカメラを向けたが、問題は我が娘だ。
そもそもがどういうわけかカメラ嫌いでカメラを向けるとそっぽを向くというワンコなのだから、そのラテをカメラ目線にさせるのは至難の技であることを日々体験している。さてどうしようかと考えつつも、リードをファミリーのオカーサンに持っていただきオトーサンは撮影に専念しようとカメラを構えた。

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※公園で記念撮影。ラテは嬉しいのかカメラ目線を向ける。この時のラテのアップが今回のトップ写真


不思議なことにオトーサンが「ラテ!」と声をかけるとふっとカメラの方を笑顔で向いてくれたのだ。
毎日毎日それこそ膨大な写真を撮ってはいるが、ラテが笑顔でカメラ目線というシーンはなかなか撮れないことを知っているだけに不思議に思った。やはり好きな人たちと一緒だから機嫌が良かったのだろう…。

そしてご主人も含めてファミリー4人の写真を撮り終え、ご主人と下のお子さんは自転車で先に幼稚園へ、そしてファミリーのオカーサンと上の女の子およびオトーサンとラテは幼稚園まで歩くことになった。
最初は公園で写真を撮ってファミリーとお別れしようと思っていたが、徒歩で向かわれるというお話しだったのでラテが歩くところまでご一緒しようということになった。しかしここの所、ラテはとにかく歩かない。

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※朝の散歩時、ファミリーの女子と会うと喜ぶが一緒に学校まで行こうとしない


朝の散歩で馴染みの学童たちと一緒に小学校正門まで一緒に歩こうとわざわざ時間を合わせて出かけても女子たちと出会うと喜ぶものの途中でUターンしてしまうほどなのだ。だから散歩馴れしている道を10数分の距離だとしてもすぐにエンストを起こしてしまうのではないかと危惧していたオトーサンだったが、見事に裏切られた。

オカーサンと大好きな女子と一緒に歩く歩く。時には先頭立って歩くときもあった。
ラテにとってはまたとない至福の時間だったに違いないしオトーサンにとっても楽しい一時だった。
本来ならせっかく向かった幼稚園だから、フェンスの外からでも盆踊りの写真を撮りたいしフィナーレは花火の打上げもあるという。一連の祭事をカメラに収めたいと思ったがここでも問題はラテだ。

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※大好きなファミリーの女子と共に軽快に歩いてた


なにしろ普段は幼稚園の送り迎え時間以外は人通りも多くない場所だが、さすがに今日はフェンスの中も外もかなり混み合うという。そんな人混みの中にラテのリードを持ちながらの撮影など安心してできるわけがない。
また盆踊りだからして音楽の音量も大きめに違いないし太鼓の音も入っているはずだ。さらに前記したように花火の打ち上げとくればワンコの苦手な環境の真っ只中だ。
ラテの友達ワンコたちでも花火とか雷、太鼓の音を聞くとパニックを起こすというワンコもいる。幸いラテはパニックを起こすまでには至らないが大人しく落ち着いているとも思えないし可哀想だ。

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※幼稚園の正門前で記念撮影


そんなことを考えて周りを見回すと人の集まりが密度を増して行く中、ワンコ連れの人達も目立つことに気がついた。

これはこのままいつづけるのは無理だし吠え声をあげれば邪魔にもなるからと帰ることにし、ファミリーのオカーサンたちにご挨拶の上で戻り始めた。とはいえラテとしては音はともかくファミリーのオカーサンや女子ともっと一緒にいたいようで、リードの重いこと重いこと(笑)。それでもしばらく遠ざかったら諦めたのか、後は以外にスムーズにそしてしっかりと歩いて戻った。
「やればできるではないか!」オトーサンはそうラテに呟き、行き交う浴衣姿の人達を横目で眺めながらラテと家路に着いた。




ラテ飼育格闘日記(554)

オトーサンたちが現在の場所に引っ越してきてから11年目に入っている。そもそもがワンコを飼うからと住居も含めていろいろと検討し探した結果だ。ワンコを…ラテを飼わなかったらきっと埼玉県に現在も住んでいたに違いない。したがって現在の住居はワンコを飼うにはとても恵まれた環境であることは確かだ。


そうしたことも関係するのか、あるいはいわゆるオトーサンも含めた団塊の世代が生き甲斐を求めてワンコを飼おうとするのだろうか、最近目新しいワンコとその飼い主さんの姿が目立つように思える。
それはそれでワンコ好きのオトーサンとしては嬉しいことだが一方危惧を感じているときがある。
ひとつは初めてワンコを飼う方が多いように思うが、飼い主としての責任を軽んじている人を見かけるようになったからだ。

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※これからしばらくは気温に注意し健康を害さないような散歩を心がけないと...


いくつか例を上げれば、まずワンコの糞をそのままに放置されているケースが目立つようになった。草むらにどうのこうのではなく歩道・路面に堂々と放置されているのだからこれは確信犯に違いない。
こうしたことが続くと「ワンコは困った生き物」だと嫌われ、様々な制約が課されるようなことになりかねないとオトーサンは心配しているのだ。

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※ラテファミリー、散歩中


勿論こうしたたことはワンコの責任ではなく100%飼い主の責任である。そもそも愛犬の糞を始末する気のないような飼い主はワンコを飼う資格がないのだ。ここは自分の畑のあぜ道ではなく公共の場なのだから。
それでなくてもワンコを飼うことは、ワンコと散歩することは少なからずワンコの嫌いな人たちにとっては邪魔で困った存在と思われがちなのだ。

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※お馴染みの女子がポッキーの切れ端(コーティング部分を除く)を投げると上手にキャッチ


それからワンコが多くなれば当然のことのようにワンコ同士が出会う確率が多くなる。
ワンコ好きのオトーサンとしては様々なワンコたちと出会うことは無上の喜びだが、現実にはそうそう手放しで喜べることだけではない。出会いを有意義にそして素敵な体験とするには飼い主のマナーというものが大切になってくる。
小うるさいことばかり言うようだが、なぜならワンコの年齢や犬種あるいは性格といったことも含め、どうしても相容れないワンコ同士というのがある。

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※一輪車で遊ぶ女子と手つなぎのオトーサン。至福の一瞬(笑)


顔を合わせる以前に向こうの歩道を歩いているのを発見しただけで猛烈に吠えあう場合もあるし「ク〜ン」と鼻を鳴らして近づきたいという気持ちを示す場合もある。まかり間違えばワンコ同士が噛み合いの喧嘩になる可能性もあるのだ。
したがってまずはワンコ同士が出会い頭に…ということを避けるように広い場所で見通しがきけばともかく、一般歩道を歩く際にはリードは長すぎないようにしたいものだ。
2メートルも3メートルもリードを伸ばしたままの散歩はワンコ同士だけでなく急に車道に飛び出したりといった際に飼い主が制御できないからとても危ない。

また初対面なのに「お友達でちゅよ」などと躊躇なく近づけようとする飼い主もいるが、これは止めてほしい。
まずはお互いリードをしっかりと引き合い「近づけてよろしいですか」と確認をしたいものだ。無論そのときにどちらかがすでにマズルに皺を寄せていたり低いうなり声を上げているときは近づけないことだ。
ただし何度もそうしたことを繰り返し、かつ飼い主同士が立ち話でもする仲になるとワンコたちも安心するのか積極的に遊ばないまでもいがみ合いをしなくなる場合もある。

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※珍しいことにオカーサンに抱っこの要求。めでたく思いが叶いました(笑)


我々人間同様にワンコたちもそれぞれが皆個性を持っている。ワンコに友好的な場合もあれば子供たちが苦手なワンコもいる。逆にラテのように子供なら初対面でも優しく接するが初対面の大人は怖がるワンコもいる。人付き合いがよいワンコも入れば、孤独好きのワンコもいる。したがって「うちのワンコを基準に出会ったワンコを判断」しては間違いの元なのだ。トラブルのもとである。

また近年ワンコのリードを引きながらスマホに気を取られている飼い主が非常に多い。これは飼い主本人は勿論ワンコの安全のためにも、行き交う人たちの安全のためにも絶対に止めるべきだ。ましてやパブリックスペースでノーリードは絶対止めて欲しい。
そもそもワンコとすれ違うのも怖いという人も決して少なくない。ワンコの飼い主の責任としていつも目の届く、コントロールできる散歩環境を心がけたいものだ。



ラテ飼育格闘日記(553)

暑さと雨はラテにとって散歩の意欲を妨げるものだからしてこの季節は実に厄介だ。しかし暑さと雨は自然現象でありこれらを追いやることは出来ない相談だから上手に付き合うしかない。とまあ毎年同じ事を考え気遣いしながら過ごしてきたのだから今年も大丈夫だろうとオトーサンは自分を鼓舞して散歩に出かけている。


そんなある日の朝、時間帯が近所の小学生達の登校時間帯だったのでラテをその方向にリードを引き散歩を始めた。
歩き始めると道路向こう側の歩道から早くも「ラテちゃ〜ん」と手を振ってくれる子供たちがいる。その声を聞くと地べたをクンクンしていたラテは急に歩き始める。実に単純明解だ。

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※路面に腹ばいになっても廻りを注視することは怠らない


数分歩くと小学校に至る道に入るが、その頃には学童達の数も増え時間帯にもよるが見知っている女子たちにラテは囲まれる。
その朝は大好きなファミリーの女子と早々出会ったのでラテは歩きも意欲的だ。しかしこうも相手によって態度が違うとオトーサンは笑ってしまうが、こればかりはラテの問題なのでどうしようもない。
なにしろそれまでかたち通りというか尻尾をフリフリ愛想を振りまいていたラテが、そのファミリーの女子に会うと「アオ〜ン」と雄叫びを上げて体をぶつけるようにして喜びを表す。まったくあからさまだが分かりやすい性格なのだ(笑)。

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※大好きな子供たちと学校へ!


そんな学童たち数人といつものとおり狭い歩道を一緒に歩きつつ、学校の校門まで行くのが習慣なのだがその日は校門前でちょっとしたアクシデントがあった。
学童たちと校門で別れようとしたが校門前で女子がひとり路面に座り込んで膝を抱えている。たまに行き会う子供だがどうやら転んで右掌と膝に傷を負ったようだ。大した傷ではないようだがオトーサンが「転んだの?」と聞くと無言で頷くだけで立ち上がろうとしない。

出来ることならオトーサンが手を引くなりして保健室といったところまで連れて行ってやりたいが犬連れの怪しいオヤジが校庭はもとより校内に入れるはずもないから、さてどうしようかと思った。その間十数人の子供たちが振り返ったりしながらも通り過ぎていくが、そのときファミリーの女子が近づきしゃがみ込んで「どうしたの、大丈夫」と聞き「一緒に行こう」と腕を取って立たせた。座り込んでいた女子は下級生のようだ。
そしてオトーサンに「大丈夫だよ」とでもいうサインなのか笑顔で手を振ってくれ、仲間と共に敷地内に入っていった。

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※擦り傷を負い座り込んでいた下級生を励まし、腕を取って校庭に入る女子


いやはや当たり前といえば当たり前なのだろうが、他人には無関心の時代である。だのに小学三年になったばかりの女子が下級生に気遣いを見せて励まし、抱きかかえるようにしてサポートする姿はオトーサンには感動ものだった。
「さすがにラテが心を許している女子だ!」と身勝手な思いを胸にオトーサンとラテは安心して校門前を後にした。

…後にしたはいいが、その後のラテはエンストしてばかり。
そういえば近年、ラテのリードは首輪ではなくハーネスに着けている。首輪だとリードを引く力がそのまま首にかかり、反発した時に「ゲッ」などとやるときがあるからだが、反面ハーネスはその点は安全なもののラテの頭を逸らすには適切ではないのだ。
さらに首が苦しいからリードに従うという意味もあるわけだが、ハーネスだと首に力は加わらないからメチャ全力で抵抗することができる。
したがってオトーサンがもし地面に腹ばいになり動きたくないと抵抗するラテを強制的に動かすには20kg近い重さのラテをハーネスに付けたリードで吊り上げなければならないからメチャ大変なのだ。

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※ベンチで休憩中。しかしデカイ重石みたいだ(笑)


疲れたり足が痛いといった場合の休憩時ならオトーサンが抱っこする姿勢を取ればラテは自ら両前足を預けてくるから抱き上げて先に進むことができる。しかし路面に腹ばいになることで冷たく気持ちが良いといった意味ならオトーサンが抱っこの姿勢を見せてもラテは動かないから厄介なのだ。

まあまあワンコは我々人間とは体温調節の方法も効率も違うのだから体調管理に気を遣わなければならないが、腹ばいばかりでは散歩にならない。それに頑として動かないときに例えばお気に入りの子供でも通ればにわかに立ち上がって尻尾を振る。これまたオトーサンが蔑ろにされているようで頭にくるわけだ(笑)。
ともあれ梅雨の季節、そして真夏と一年でもっとも散歩がし難い季節なのでオトーサン共々体調に十分注意して毎日を過ごしていきたいと思っている。




ラテ飼育格闘日記(552)

何だかんだと忙しいというか、慌ただしい一週間だった。ラテはといえば散歩のために外に出ることは嬉しいが歩くのは嫌…といった状況が続いている。今からこんな調子では真夏が思いやられるが無理をせずに散歩させるのがオトーサンの役目だと思いつつ、日陰の歩道に10分も15分も座り込まれて動かないので気が滅入ってくる。


梅雨入りしたとはいえ雨続きというわけではないが、いまいち天気ははっきりしない。しかしオトーサン的には雨が降らない限りこの季節はピーカンの青空より曇っていた方が気温も低めだから散歩がしやすいので歓迎だ。
しかし相変わらずラテはあまり歩きたくないようだ。

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※満面の笑顔!


先日の朝、小学生の登校時間に間に合わせようと家を出た。とはいえ小学校に至る道は狭い歩道でもあり、途中でラテがウンチをしたりすれば邪魔になるからとオトーサンは10分程度早めに出て、まずは裏道へ誘い排泄を促すことにしている。
いつもいつも目算通りにことが運ぶわけではないが、朝の散歩ではだいたいこの間に排泄を済ませてくれるのでそれを処置してから学童たちが歩く道へと入る。

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※お馴染みファミリーのオカーサンに出会って喜ぶラテ


その日もそんな感じで進んだが、僅かに…数分時間が早かったようでラテはまだ見知っている子供たちに会わずに歩道を進む。
途中で土盛りの土手があるが、オカーサンと一緒に通過するような場合にはほぼ素通りするのが普通だ。
オトーサンとしては土手に登れば穴掘りしたりと足や体が土まみれになるから後が大変であまり歓迎したくない。しかしちょうど振り返ると知っている子供たち数人の姿を見たラテは急にその土手に駆け上り、遊びのポーズをとる。
それは女子たちへのアピールなのだ。やはり嬉しいのかこれ見よがしに穴掘りしたり狭いところを駆けずり回る。

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※子供たちを意識して土手を駆けずり回る


その後はしばらく学校に向かって歩き始めたのでいつもの通りこのまま校門まで行ってみようとオトーサンは考えた。しかしラテのテンションはまた下がってきたようで歩き方もノロノロだ。
先ほど土手で駆けずり回った同じワンコとは思えない。
道半ばほど歩いたものの、そこでラテはエンストしてしまった。それもいま来た方向を向いてお座り状態で動かないのだ。

オトーサンの想像だが、本当に好きな女子たちがまだいないのでこうして待っていれば来るのではないかと考えているに違いない。そしてしばらくすると大好きな女子たちのグループがラテを見つけて笑顔で駆けつけてくれると現金なものでラテも笑顔で立ち上がる。
女子たちは「どうしたのラテ、そこに座っていると渋滞しちゃうよ」と笑う。

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※やっとお馴染みの女子たちに会えてラテは幸せそうだ


それではこのまま一緒に学校に向かうのかと思いきや、それは嫌だと動かない。子供たちも「じゃあね、ラテ」と背を向けて学校に向かうがラテはどうしたことか追わずに来た道を戻りはじめた。
具体が悪いわけではないようだが、なかなかに難しい娘なのでる(笑)。

さて、薄曇りの夕方にラテをお馴染みの公園に連れて行った。ラテの姿を見た子供たちが「あっ、ラテが来た」「ラテちゃ〜ん」と5人ほどの女子が駆け寄ってくれるが低学年の子供ほど熱心というか執拗で撫でるだけでは飽き足らず、頬ずりしたり中には抱きしめたりする子もいる。

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※ラテは揉みくちゃの歓迎をうける(笑)


それでもラテは嬉しそうで大人しく尻尾を振っているが、そうした状態が続くと次第に尻尾が下がっててくる。それを見定めたオトーサンは「さて、ラテ歩こうか」とリードを引いた。
そして公園内を数メートルゆっくりと歩いていると後ろから「ラテのオジサン!」と声がかかる。
何ごとかと振り向くと先ほど子供の一人が「これ、あげる」と一口サイズのシュークリーム型のお菓子を差し出してくれた。子供にとって自分のお菓子は大切なものだと思うが、オトーサンは「オジサンが貰ってもいいの?」というと「うん」といってくれたのでその場でオトーサンは「ありがとう」と口に放り込むと女子も嬉しそうに笑顔を見せて離れていった。

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※オトーサンにお菓子を差し出してくれた女子たち


十数秒すると今度は正面から「オジサン、これ」とお煎餅のひとかけらを差し出してくれる。今度は別の女子だ。
オトーサンは「ありがとう」といいながらこれまたお煎餅をありがたくいただくが、ラテが不思議そうにオトーサンにアイコンタクトしている。
その表情は「アタシのオヤツはないの?」とでも言っているようだ(笑)。
まあ、滅多にないことだから印象深い出来事となるわけだが、子供たちの意図がどうであれオトーサンにとって嬉しい出来事だった。




ラテ飼育格闘日記(551)

先週の「ラテ飼育格闘日記」で6月10日はラテ11歳の誕生日だと記した。無論野良ワンコだったラテだからして正確なものではなく我が家に引き取ったのが医師の見立てで生後6ヶ月であったこととその日が12月10日だったことから逆算して誕生日を6月10日と決めたのだった。しかし縁とは不思議なものである…。


それは当ブログに度々ご登場いただいているが、ラテを可愛がってくださるご一家のオカーサンの誕生日も6月10日だという。まあまあ1/365の確率だからしてあり得ることではあるが、オトーサンとしては縁を感じて喜んでいる。

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※6月10日はラテ11歳の誕生日でした


そのラテの誕生日になにをしたかといえば、我が家のオカーサンが買ってきたショートケーキをオトーサンと二人で、すなわち飼い主が食べたというだけのことだった(笑)。勿論?ケーキには「たんじょうびおめでとう」のプレートに「ラテちゃん」と書き込んでもらったし、スポンジ部分をほんの少しラテにも食べさせたが…。

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※ケーキのほとんどはオトーサンとオカーサンがいただきました


そんなわけで意外と?クールな我が家の誕生祝いだったが、翌日に前記したファミリーのオカーサンから誕生日のプレゼントをいただいた。ワンコ用のクッキーと、ワンコ用讃岐うどんだった。讃岐うどんはなんと香川県本場の製造である。
なんとも嬉しくありがたいことだが、誕生日のプレゼントをいただけるワンコなどそうそういないだろう。まったく幸せなラテであり飼い主である。

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※お馴染みのファミリーからラテ誕生日プレゼントをいただいた。オカーサンと娘さん息子さんのメッセージ付きだ


ところでワンコの11歳とは体力的に年齢的にどのように考えたらよいのだろうか。
多くのワンコ飼育系書籍の中で個人的に信頼している1冊に石川利昭著「飼育マニュアルに吠えろ!」がある。石川利昭氏はムツゴロウ動物王国でムツゴロウ氏につぐベテランという人だ。
本書の中で氏はワンコの寿命について詳しく解説している。それによれば巷にある「1歳で人間の20歳に相当し、後の一年毎に4歳ずつ加算したのが人間の年齢に相当するという計算」は都市伝説だという。

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※ラテは好奇心旺盛だ。猫を発見して喜ぶラテ


ワンコは体の大きさ、突然変異の加わった回数の多さなどで寿命はさまざまだという。要は犬種により平均寿命が異なる生き物なのだ。
一般的に大型犬の寿命は短く、小中型ミックス犬の寿命は長めだというが、我々の寿命がそうであるように明確な尺度があるわけではない。そして石川利昭氏は犬種別の「赤飯年齢」というのを提唱している。
ワンコがある年齢になったら赤飯を炊き、それを飼い主とワンコが食べてお祝いし、その後はおまけの年齢(余生)だと感謝して見守ろうということだそうだ。
無論これはあくまで目安であり個体差もあるが、余生以後は1日でも長くと願いながら、楽しさを基本にワンコと付き合うことが肝心という。

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※登校途中に出会った大好きな女の子とチュー


ラテは11歳。老犬というにはまだ早いと思うし幸い足腰にも支障は無いが、歩くスピードと意欲は落ちているように思う。暑さ寒さを上手にオトーサンがコントロールし、少しでも喜びに繋がる毎日を過ごしたいと考えている。

まあ、ありがたいことに外に出れば天気や季節にもよるものの幾多の子供たちやファミリーのオカーサンらに可愛がってもらえるラテは幸せだ。しかしなかなかオトーサンには喜びをストレート表さないのが難点だが、最近は夕食が終わるとオトーサンの仕事部屋に来てじっとお座りして待つことがある。
その気配に気づいたオトーサンが振り向くと、普段はしたこともない満面の溢れるような笑顔を向け「ハアハア」と言い出す。そしてときに「ワンワンワン」と乾いた吠え声をあげる。

これは「オトーサン、ボール遊びしようよ」の催促なのだ。
本音を言えば、その時間帯はオトーサンが一番物書きや調べ物に集中できる時間帯であり興が乗っていることも多い。しかし振り向き、ラテと視線を合わせたら最後、負けである(笑)。
その顔はこれが同じワンコかと思うほど眼がキラキラし、無視出来ない何とも言えない表情なのだ。

まあ、親バカを承知言えば、最高の笑顔を作ってオトーサンを口説き落とそうとする姿なのだ。そのラテを無視してはどうにもオトーサンの良心が咎めるといった気持ちになり、つい遊んでしまうことになる。
それに遊ぼうという意欲があることはまずまず健康な証拠でありそのバロメーターだと思っているからそのチェックにもなると思っている。

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※ファミリーのオトーサンへはまだ警戒心からか近づくと吠える。しかし過日はまずオヤツを手に乗せて近づいていただいた。ラテは普通に掌のオヤツを食べ、そして一瞬笑顔、そして一呼吸入れて吠えだした(笑)


なに、時間はものの5分程度である。小さなオヤツ数個を手に、ラテが大好きな柔らかいボールを取りだして和室に向かう。そのオトーサンの姿を見てラテの期待度は最高潮に高まり吠え声を上げる。
なぜ和室かといえばフローリングだとラテが滑って上手に遊べないだけでなく足腰に負担がかかるからだ。とはいえ部屋中を所狭しと駆けずり回るわけではなくお決まりのお遊びコースがきちんときまっている。

壁にオトーサンがボールを放り、跳ね返ってくるところをブロックできるかできないか。
ボールを畳みに叩きつけ、空中に跳ね上がったボールをラテが飛び上がって口でキャッチできるかできないか。
あるいは、オトーサンがボールを山なりに放り上げるとラテは飛び上がってそれをキャッチしようしするが、上手くいくかどうか。

上手にボールをキャッチ出来ると口でひとときボールを「フガフガ」と噛んでその感触を楽しんでいるが、オヤツを見せながら「オトーサンに頂戴」というとおずおずとボールをオトーサンの手に渡す。
キャッチが上手くいかなければオヤツは無しで再度の挑戦となる。これが数回続くというわけだ。

ほんのひとときだが、数個のオヤツがなくなればゲームオーバーで解散となるが、ラテは満足したのかフローリングに橫になり小さな寝息をたてはじめる。
その後、オトーサンは自分らの布団を敷いて寝る支度に入るが、ときにラテはオトーサンの掛け布団の上に陣取り、穴掘りならぬベッドメイキングのつもりか、体を橫にする際に具合が良いようにと前足とマズルで整える (実際にはメチャクチャとなる)。
ただしこの時期、布団の上よりフローリングの方がヒンヤリしているからか、メチャクチャにしただけでソソクサとフローリングで寝始めたりもする。

さて、今日は大好きなファミリーのオカーサンにも、そしてその子供たちにも会えた。
ラテは果たしてどのような夢を見ているのだろうか。
寝ているその四つ脚が時々小さく振られている。
子供たちと一緒に走っている夢でも見ているのだろうか。



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プロフィール

appletechlab

Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。日本シャーロック・ホームズクラブ会員。日本リュート協会会員。ゆうMUG会員