フィラメント乾燥のためのPrintDry と eBOX比較

3Dプリンターで使うフィラメントの湿度を軽減する機器として知られている製品にPrintDry と eBOX がある。その両方を使っているからか、ここのところ友人・知人らから両者の違いに関して質問を受けることが重なった。それぞれの機能や注視すべき点についてはPrintDry eBOX それぞれの記事を参考にしていただきたいが、ここではいくつかの項目に関してその違いを箇条書きにしてみた。

(1)設置スペース 
   まずは設置面積だが eBOXはPrintDry の半分以下。PrintDryのサイズは直径370mm、eBOXは215 × 105mm。

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※PrintDry


(2)デザイン
   PrintDryはドライフードメーカーの改変品と思われるが、eBOXはオリジナルデザイン。

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※eBOX


(3)スプール回転機構
   eBOXはローラータイプのスプール台内蔵。前後二本のローラーはスムーズに回転するがフィラメントの自重もあり些か重い感じ。PrintDry は横置きで専用台には本格的なベアリングが装備されており回転は滑らかで場合によってはスプールが回転しすぎてフィラメントがばらける可能性も。

(4)タイマー   
   PrintDryはタイマーは内蔵していないが eBOXはタイマー内蔵。

(5)残量表示  
   eBOXは自重を計測することでフィラメントの残量を表示する機能あり。PrintDryは当該機能無し。

(6)一度に乾燥できるスプールの数 
   PrintDryは一般的な1kgタイプのスプールを上下に設置し同時に乾燥可能。というか本体内に入ればいくつでも可。eBOXはひとつのみ。

(7)ドライ風量 
   PrintDryはかなり強力だが、eBOXは弱い。

(8)液晶画面 
   eBOXはフロントにあるがPrintDryに液晶画面は無く、温度設定のダイアルのみ。

(9)電源スイッチ
   eBOXは背面、PrintDryは正面にシーソースイッチがある。

(10)密閉度 
   eBOXは比較的高い。PrintDryは熱風を効率よく通すためか隙間だらけ。

(11)電源仕様 
    PrintDryはAC120V/60Hz or 220V/50Hz, 245W。eBOXはAV100 - 240V 50/60Hz

(12)価格 
   PrintDry : US$ 129.99(PrintDry) eBOX : US$ 59.99(AliExpress)2019年3月7日現在

(13)その他
   どちらもプラスチック製なので頑丈とはいえないが、eBOXは全体的に作りが柔い感じ。

ということで、個人的な使い分けだが、スプールの数はともかく本格的にフィラメントの湿気を取ろうとする場合はPrintDryを使う。そもそもが短時間に湿度を軽減することを考えるとeBOXは少々頼りない…。
ただし、日常のスプールホルダーとしてeBOXは湿度が気になるとき乾燥を行いながら3Dプリンターにフィラメント供給している。さらに記すならeBOXは電源コードを外し単に埃除けといった意味合いのスプールホルダーとしても便利に使っている。
ともかく設置場所に余裕があればPrintDryが一番だが、繰り返すがeBOXは場所を多々移して都合の良い場所で手軽に使えるのが利点か…。







ラテ飼育格闘日記(641)

2月27日、オトーサンは念願の?右目白内障手術を行った。2017年11月の左目に続いての手術でこれで両眼がこと白内障に関しては対処できたことになる。白内障は視力うんぬん以前に視界が曇ってちょうど曇りガラスのようになってしまうため日中明るいときの散歩でも支障が出ていた…。


ラテも幼犬時代のように闇雲な拾い食いはしなくなったが、それでもオトーサンとしてはラテの鼻面直前の物体が小枝なのか糞なのかは素早く見分けなければならないし、他にもガラスを始めとして危ない物やコンビニ弁当の食べ残しなどまでが時に放置されているから危険なのだ。

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※両耳を立て、周囲に注意を払っている顔


まあ、ワンコの散歩のために手術したわけではないが日常生活に大きく支障が出てきたので決断せざるを得なかった。
しかし現実の問題としてラテの存在はスケジュール的にも多々影響する。
まず手術の当日は8時30分までに受付を済ませる必要があったから当然それ以前に朝の散歩を終えなければならない。無論持参するものの確認やらもあるからできるだけ余裕をと当日はかなり早起きをし、食事を済ませてから早々にラテの散歩に出た。

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※子供たちに囲まれご満悦


ただし普段のように一時間もの余裕は無いから目標は30分程度である。朝の早い時間帯だったし生憎天気もよくなかったために出会うワンコもなく無事早めに帰路についた。
その日は帰りのことや手続きなどのことを考えて女房が仕事を休んでくれたからラテを置いて二人で出かけることになる。問題は日帰り手術ということになっているが何かのアクシデントがあれば最悪泊まり込みになる可能性もあると聞かされていたので心配だ。

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※棒状のガムを両前足で器用に立てて食べる


勿論心配とはオトーサンの手術ではなくラテの散歩をどうするかということ…。
万一オトーサンが帰れなくなったり遅くなったときには女房が先に戻ってもらいラテの散歩をするしか選択肢はないのだが、ラテの天真爛漫ぶり?とそのパワーを知っているオトーサンとしては些か心配なのだ(笑)。

幸い私の手術の順番は6番目だったそうだが無事に終わり、3時過ぎには病院を出ることができた。しかし右目には分厚いガーゼの束が顔にテープで貼られているから眼鏡をかけることもできずド近眼で片目のオトーサンは女房にサポートしてもらいやっと帰宅した次第。
ただし一休みしたらいつもの散歩の時間だ…。

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※大盛りのガーゼ(笑)


前回の左目手術のときもそうだったが本来なら大事を取って散歩どころではないはずだ、しかしまあゴーグルのような大型保護めがねもしているし、極端に埃が舞っているような場所でなければ大丈夫だろうと思っている。医者も手術当日ワンコの散歩をしなければならないからと言うと笑っていた。

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※当日の散歩は雨模様だった


それほどオトーサンたちはラテのことを心配しつつ帰宅したというのに家のドアを開けても飛んでくる気配もない(笑)。
分離不安といったワンコでないのは歓迎すべきことなのだが、どこかオトーサンの片思いが目立つ1日だった…。


出版物のご案内〜Macテクノロジー研究所もお手伝いした「くらしを変えた日本の技術」発刊

2月27日、くもん出版からリリースされた「くらしを変えた日本の技術~未来技術遺産でわかる工業の歩み/情報・通信(4)」というハードカバーの書籍がある。監修は独立行政法人 国立科学博物館/産業技術史資料センターでありどこかお堅いイメージを受けるかもしれないが、本書は小中学校の学校図書館を対象とした本なのだ。


ということで、一般の書店店頭での取り扱いはほとんどにないとのことだが、内容は子供向けでありアルファベットの表記は使わないなど統一されたコンセプトも含み、実に要領よくそして分かりやすく構成されている。
またこの「くらしを変えた日本の技術」はシリーズ化されており、「1.人のために働く機械」「2.交通・輸送」「3.映像・音声」に続く4巻目であるという。

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※「くらしを変えた日本の技術~未来技術遺産でわかる工業の歩み/情報・通信(4)」表紙


詳しい内容は本書を手にしていただきたいが、タイトルからお分かりの通り、本編は電卓や電話機、そしてパソコンの歴史や仕組みについての解説が主となっている。
当Macテクノロジー研究所では編集部の方からの要請があり一部写真の提供や固有名詞の表記についてアドバイスをさせていただいた。

その結果、個人的には内容もさることながらもし手にされる機会があれば是非ご覧いただきたいのが奥付である。そこには「写真提供・協力」の覧に独立行政法人国立科学博物館をはじめ錚々たる大学の研究所や博物館・文学館、そして日本IBM/アンリツ株式会社/NTT技術資料館/KDDI株式会社/株式会社ドコモ/NEC/朝日新聞社/日本ユニシス株式会社/日本マイクロソフト株式会社などの超大手企業に挟まれ、我が「Macテクノロジー研究所」の名が記されているからだ…(笑)。

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※「くらしを変えた日本の技術~未来技術遺産でわかる工業の歩み/情報・通信(4)奥付【クリックで拡大】


当事者が笑っては洒落にもならないが、この奥付に記された企業や組織の中で自慢ながら一番存在価値が薄いのが我が「Macテクノロジー研究所」であり、まるでギャグみたいだ(笑)。
そういえばその昔、2003年に「Macテクノロジー研究所」の冠でウェブサイトをスタートさせるとき、協力していただいたU氏と冠名をどうするかの話しをしたことを思い出す。

最初の案は「Macテクノロジー研究室」だった。「室」というイメージでも立派だと思ったが私は「所」に拘りたかった。どっちみちと言ってしまえば身も蓋もないが、これらはいわゆる屋号である。実際に研究室を確保したり、ましてや立派な研究所を建てることもないだろうがもし「室」であれば別のカテゴリーのアピールをしたい場合、別の「室」にしないとしっくりこない場合があるかも知れない。
しかし「所」であればその中にいくつでも「室」を置ける。
ということで大風呂敷を広げて「Macテクノロジー研究所」に決まったという経緯がある。まあ16年も使っていれば当事者もそうそう可笑しくは感じなくなるのだから面白い。
そんな「Macテクノロジー研究所」が本書の奥付では実在の名だたる大企業や組織と肩を並べているわけで、可笑しさと共にちょっぴり誇らしさも感じるのだ(笑)。

それにしてもなぜ私の所にコンタクトされたのか…。これまでくもん出版とは面識もなかったから、「たまたまネットで検索したら見つかったのかな」程度に思っていたがこれまた奥付を見て納得した。
そこには以前スティーブ・ジョブズ関連本出版に際し、執筆依頼をいただいた方のお名前が記されていた。もしかしたらこの方が紹介してくださったのかも知れない。だとすれば世の中、広いようで狭い。



ラテ飼育格闘日記(640)

先週の木曜日、朝の散歩だけで8,500歩以上も歩くという最近では珍しい長距離・長時間の散歩をするはめとなった。天気もまずまず、オトーサンの体調もまずまずだったからラテがリードを引くのに任せてしばらく歩いていると久しぶりの方向に向かっていた…。


それは2006年12月からラテを飼い始めて毎日といってよいほど向かう貝取北公園という広い公園だった。当時の自宅から近かったからそこに向かうのが日課だったし、その公園で出会う多くの飼い主さんやそのワンコたちと知り合った。

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※ラテも歳にしてはよく歩く


日曜ともなれば今では考えられないほど多くの飼い主と愛犬たちが集まり賑やかな一時を過ごしたし、ラテにとっても広い公園を伸びるリードで縦横無尽に走り回っていた。

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※2007年7月の貝取北公園


結局2013年秋に現在の住居に引っ越したこともあり、たまに足を向けたことがあっても滅多に行かなくなった。それは片道30分近くもかかること、そして例え公園に行ったとしても一頃みたいに知り合いのワンコたちと会える確率が残念ながらほとんど無くなってしまったからだ。
さらにオトーサンの足腰もこの5年ほどでかなり問題が出て来たこともあっておいそれとは足を向ける気にならなくなっていた。

しかしラテにとっては故郷みたいな場所なのかも知れず、時にその道に向かう交差点当たりに行くとリードを引くことがあったがオトーサンは「ダメだよ」と踵を返していた。
それがその日、まあ…たまにはラテの望みを叶えてあげようかと歩き始めたのだった。

「ラテ、行くのはいいけど帰りもちゃあんと歩くんだぞ」とオトーサンは声に出しながら少し早足で歩きに歩いた。結局行きは25分程度で貝取北公園に着いたが、人っ子一人、ワンコ一匹もいない(笑)。
まあ、ウィークデーの午前8時といった時間だから散歩に出る人も少ないのは当然としても猫一匹いない…。
このままではラテも気の毒だと、さらに先にある「とちのき公園」に行ってみようと思った。その小さな公園でもマキちゃんやハリーちゃん、ボーちゃんといったワンコたちと組んずほぐれつの大立ち回りをして遊んでいたラテだ。きっと喜ぶかも知れないと思った。

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※砂場でラテと遊ぶ


その「とちのき公園」に入ってはみたが、いたのは鳩数羽だけ…。このまま戻るのも可哀想だと小さな砂場でラテと駆けっこをして遊ぶ。ここでは今は亡きボーちゃんと嬉々として追いかけごっこをしていた場所なのだ。
その後踵を返して再び貝取北公園へ戻った。後で確認してみるとここに来たのは1年2か月ぶりになるらしい。
したがって懐かしい臭いが残っているはずもないだろうが、ラテは広い公園の中程で腹ばいになって回りを見渡している。そのうち知り合いのワンコが来るかもと思っているのだろうか。

15分ほど足を休める意味もありその場にいたが戻ることにした。
問題は「行きはよいよい帰りは怖い」ではないが、ラテの歩みが極端に遅くなったりエンストを起こしたりするかも知れないことだった。しかし幸い帰りもラテはしっかりとした足取りで歩いてくれた。
そして中間地点でペットボトルの水を買い、ラテと半分ずつ飲み、ベンチで一休みする際にオトーサンはお汁粉缶でエネルギーを充填した(笑)。

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※翌朝、幼稚園に向かうH君とハイタッチで挨拶


結局ドアツードアで2時間近くになる散歩となったが、帰ってみると女房が「どうしたの?」と心配していた。それにしてもなんとか無事に帰宅したものの、歳は取りたくないもので疲れは後からどっと出てくる。
また具合がよいときに連れて行ってあげたいとは思うが、さて次はいつになることやら…。



TWINBIRD ペットボトルサイズのクリーナー (HC-E205W)って何だ?!

机上回りは意外と汚れるものだ。また一日の大半をMacの前に座ってると食べ物の欠片やらも足元に飛び散ることもある。しかしその度に電気掃除機を持ち出すのも面倒だからと小型のクリーナーを幾たびか取り替えたことか…。そして今回は500mlペットボトルサイズのクリーナー を手に入れてみた。


この種のアイテムは多々手に入れてはみたが使い物にならなかったり、使い勝手が悪かったりと長続きするものはほとんどなかった(笑)。そんな中、デスクトップクリーナーとして使ってきたのが2016年12月に買ったコンパクトクリーナーだ。手にした当初は新しい玩具同然に喜んでいたが実用本位と割り切ってみたが机上に置くにはデザインが最悪だし(笑)充電台の設置面積も意外と取るので手にする機会は少なくなってきた。

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※500mlのペットボトルとの比


しかし机上はそんな思惑とは関係なく日々汚れるしキーボードには埃や犬の毛だけでなく私の貴重な頭髪も落ちて汚れる。
ということでまたまたリベンジだと使い勝手もデザインも良いと思われる卓上クリーナーを手に入れた。それが500mlペットボトルサイズのクリーナー (HC-E205W)である。
サイズは約60 × 60 × 240mm、重量は約360gだ。

まずこの製品、充電台も含めてボトル型なので設置場所は小さくて済むし机上にあっても違和感が少ないのが利点だ。バッテリーは充電式ニッケル水素電池が内蔵されており付属の充電台に置いて充電するが満充電で8分連続使用できる。なおフル充電するには8時間かかるが8時間経つと充電完了とするタイマーが内蔵されている。
したがって例え十数秒使った場合も小まめに充電台に乗せておくこど肝心だ。

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※専用充電台


さて実際にクリーニングのために動作させるには本体の丸いボタンを押す。吸引はボトルで言うならちょうどキャップ、飲み口あたりの細い部位となるが必要ならレバーひとつでブラシを出すこともできる。また吸引口は斜めになっているのでキーボードにせよ机上にせよゴミや埃に近づけやすい。

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※ブラシを出して使うことも可能


吸引の際にはボトル底に近いスリットから換気の風が吹き出るが、それが手に当たる、あるいは机上面に向いて埃を飛ばしてしまうような角度の場合は手で簡単に360°回して都合の良い位置にすることが可能だ。

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※換気排出口の位置は変えることができる


肝心の吸引力もくどいようだが机上やキーボードの汚れを吸い込むには十分だと思う。
そして吸引したゴミ捨てはボディを二分割する感じで外し、ダストケースのゴミ捨てレバーを引けば手を汚さずにできる。

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※ゴミ捨ても簡単


とかくPCのキーボードはもとよりだが配線周りなど、細かな場所にたまりやすいホコリが気になるがその都度大きな掃除機を持ち出すのも面倒だ。机上の隅に常備しておける本製品ならいつでも手軽・簡単に掃除することができる。
ひとつあると何かと重宝しそうだ。




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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。ゆうMUG会員