ラテ飼育格闘日記_829

ヒヤリ・ハットという言葉をご存じだろうか。これは、重大な災害や事故には至らなかったものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例のことをいうそうで、文字通り「突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりする」という意味だそうである。


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ラテと日々一緒に生活した15年3ヶ月という長い年月の中でオトーサンが凍り付き心臓が一瞬止まるほどの事例がいくつかあった。今回は「ラテのヒヤリ・ハット8撰」と題して文字通り8つの…いまでも思い出すと心穏やかはいられない出来事をご紹介してみたい。

① 首輪が切れた
ラテを我が家に向かえた直後の出来事だったのでオトーサンのトラウマとなった感があるできごとになった。
2006年12月のある日、女房の出勤とともに駅まで見送りに出かけたときのことだ。さてこのまま散歩を…と考えていたとき駅改札前でラテの首輪が切れたのだ。
オトーサンはホールドしようとしたがラテはそれをかいくぐり通勤客の中にまぎれるように走りはじめた。なにしろ我が家に来てから2週間も経っていない時期だったからこのままでは家に戻れないだろうし、なによりもオトーサンらに愛着も薄いだろうから確保できなければ行方不明となり車にでも撥ねられるに違いないと体が凍り付いた。
オトーサンが駆けだして追いかければ余計に逃げるだろうからと咄嗟に切れたリードを右手で高く上げ「ラテ、ラテ」と大声を出し続けて口笛を吹いた…。
ラテがどう思ったかは不明だが、不思議なことにラテは大人しくオトーサンの元に戻ってくれたので大事にならなかった。

② TULLY'Sで若い女性と抱き合ってた
2007年4月のこと。カフェのテラススペースの一郭にラテを繋ぎ、オトーサンは店中に入り、飲み物などを持って外に出ようとすると女子大生か就活の女性か、若い女性ととラテが抱き合っているのが見えた。
初めての大人に対しては必ずといってよく吠えるラテだったから女性に怪我をさせてしまっては大変と一瞬息を飲んで慌てて駆けつけたオトーサンだったが、ラテはひと言も吼えることなく大人しく女性とハグしているではないか。

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※以前の住居のときは度々ラテを連れてTULLY'Sに出入りしていた


「大丈夫ですか、噛んだり引っ掻いたりしませんでしか?」と思わず声をかけると女性は「犬、大好きなんです」と彼女はハグを続けている。
無論その女性とはまったくの初対面であり、挨拶を交わしたこともない。その後何ごともなく女性は笑顔で我々を後にして出て行かれたが、ビギナー飼い主だったことでもあり文字通り肝を冷やした出来事だった。

③ ノーリードのコーギー犬に前足を噛まれた
2008年1月のこと、毎日通ってる広い公園でいきなりノーリードのコーギー犬にラテが左前足を噛まれた。かなりの出血でもあり側にいた別の飼い主さんらが病院へ連れて行くべきだと進言してくれたのでラテを抱き上げ動物病院へと向かったが徒歩20分ほどかかる道のりを抱いたままでは無理だった。
オトーサンにとっても初めてのアクシデントであり涙ながら仕方なくラテを降ろしたが、ラテは一言も発せず足を庇いながら、地面に血の跡を残しつつ病院まで歩いてくれた。
レントゲンの結果、幸い骨には異常なく安堵したが、当のコーギー犬の飼い主はノーリードにしていたことも問題だが、後に知ったがラテを噛んだことを知らなかったというのだから呆れた…。飼い主失格である。

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※噛まれた傷を消毒するのもなかなか大変でした


④ ゴムボールを噛みきって飲んでしまった
これまた気がついたとき、事の重大性に気づいたときには身が凍る思いだった。それは2008年12月のこと、朝起きたら床に伏せているラテの足元にゴムボールの堅い笛部分が転がっていた…。
あわてて周りを確認したが、ボール本体の姿はなく、音が鳴る笛の部分と小さなプラスチック製の部品みたいなものが残っているだけだった。
考えたくないことだが、遊んだ後にオトーサンがボールを片付けなかったのが原因としても状況は明らかにラテがボールを食べてしまったことを示していた!
もし目の前でボールを食べたのなら、すぐに病院に駆け込んで吐かすこともできるだろうが、どう考えてもラテが食べてから時間はすでに7時間を過ぎている。だとすればすでに胃の中にはなく腸に回っているかも知れないし、素人考えながらそれを無理矢理取り出すためには外科手術するしかないと思われる...。

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※ラテが飲み込んだものと同じボール(右)。左が残っていた笛部位で後は飲み込んでしまった…

医者に運び込もうと考えたが当のラテはいつも通りに元気な様子なのでオトーサンは腹を据え様子を見ようと決めた。排泄で出てくるかもしれないことを期待したし万一具合が悪ければすぐ病院へ担ぎ込もうと観察を怠らないようにしていたが翌日も翌々日も排泄の様子はなくオトーサンは気が気ではなかったが幸いなことに嗚呼…4日後の午後にいくつかにちぎられたすべてのパーツが出て来た。
オトーサンは雑林の中で思わず声を上げ、記念にその💩の写真を撮った(笑)。

⑤ TULLY'Sで老人が突いていた杖の音に驚いたラテが吠え、老人が腰砕けに
2012年の夏…確か土曜日の朝だったか、女房とTULLY'Sに行った。テラスの入り口付近の席に陣取ったオトーサンらだったが女房はオーダーのために席を離れたものの我々の他に客は一人もいなかった。そしてラテは大人しく伏せていた…。
暫くして「コツン、コツン!」と大きな音がした瞬間にラテが伏せたまま「ワン!」と大きく吠え、すぐに「ドン!」と鈍い音がした。
オトーサンが視線を上げると年の頃なら80歳前後だろうか、老齢の男性がカフェのエントランス入り口で膝を折り四つん這いになっていて、そばに杖が転がっていた。どうやら男性はラテの吠え声で驚き膝をついてしまったようだ。
ラテとしては木製の床に伏せていただけに…男性の突く杖の音と共に振動が身体に響いたのだろう、驚き「ワン!」と吠えてしまったわけだが、決して飛びつこうとしたわけではなく腹ばいのままだった。しかし男性が吠え声に驚いたのは間違いない。
オトーサンはラテを回りの鉄柱に縛ってから男性に駆け寄り「大丈夫ですか?」と起こそうとしたが男性はゆっくりとオトーサンの手を振り払い身体を起こしながらも「犬はあんたの犬か?」と不機嫌そうに聞く。オトーサンは「そうですが…」と応える。
それでもオトーサンは男性を近くの椅子に座らせながら、もしかしたらこれは厄介なことになるかも知れないと覚悟をしながら「この店は犬を連れてきても良い場所なのでよく立ち寄るんですよ」と柔らかくいった。男性は「しかし吠えたから驚いて転んだのは事実だ。ズボンも汚れてしまった」と怒りが納まらない様子。どうしようかと思いあぐねた瞬間、驚いたことに瞬間…男性の態度ががらりと変わった…。
「そう、うむ…そう…私は犬が嫌いでは無く好きだったんだ…」と自分にいい聞かせるようにつぶやきながらオトーサンに手を差し出したのだ。無論握手のためである…。
あまりの変貌にというか予期しない展開にオトーサンは逆に警戒したぐらいだが、続けて男性は「私も不注意だった。驚いてきつい言葉を吐いたがいまのは忘れてください」とにこやかにいう。
オトーサンも反射的に「驚かして申し訳ありませんでした。今後はより気を付けます」といいながら差し出されたその手を握り返して和解は済んだ。
その後男性とは同じ場所で出会うこともあるが、軽い会釈をするようになったし、確かにワンコ好きなようでワンコが集う公園のベンチに座っている姿を見かけることもあった。

⑥ 近所の三匹ワンコがノーリードで突進してきた
2015年の10月のことだった。ラテを連れ近所で3匹のワンコを飼っている家の前を通ったとき、たまたまなのかも知れないが庭でノーリードで遊んでいたその3匹ワンコが歩道に飛び出しラテに吠えかかった。
その飼い主さんとはこれまでお話しをしたこともないのでワンコたちがどのような性格なのかは知らなかっただけに大惨事になるかと体が冷たくなる思いをした。なにしろ相手は三匹だ。その気ならラテに勝ち目はないし具体的な触れ合いもなかったワンコたち故にオトーサンが割って入ってもオトーサンが噛みつかれるかも知れない…。
ただし幸いなことに三匹ワンコには攻撃の意志はなかったようで興味本位で飛び出したらしく、すぐに飼い主さんが出てきたこともあって噛み合いをするといったトラブルには至らなかったが、そのとき三匹に囲まれたラテは側にいた女房に抱きついた(笑)。
それから散歩途中でそのワンコたちに出会うとき、ラテは猛烈に吠えるようになった。

⑦ 大型のゴールデンが飼い主の手を振り払ってラテに唸り飛びかかってきた
この出来事も無事だったからこうして気楽にお話しができるがその瞬間オトーサンは大事になることを覚悟した…。
2018年3月の午後、散歩途中の公園脇をラテと歩いていたとき、公園の周りを取り囲む高さ1メートルほどの石垣の上から大型犬…ゴールデン・レトリバーが飛び降り歯をむきだしたままラテに突進してきたのだ。要は飼い主(女性)がリードを持ち公園の端を歩いていたときゴールデンがラテに気づき石垣を飛び降りたため飼い主の力では制御出来ず手を離してしまったらしい。
オトーサンは肩に斜めがけしてあるバッグと手に持った傘はもとより、オトーサン自身を盾にしてラテを守ろうとしたが、本稿③の事件の教訓で得た、必要以上にラテのリードを制御せず反撃し動き回れる余裕を持たせた。

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※飛びかかってきたゴールデン。身に着けていたアクションカメラが撮影


まさか一般的に人間好きのゴールデンだからオトーサンを噛んでまでのことをするとは思わなかったからオトーサン自身の身を案じるつもりはなかった。ただただラテに傷を負わせないようにと奮闘し続けたがその時間は10秒とか15秒程度だったに違いないが、オトーサンには至極長く感じた。
幸い飼い主がゴールデンのリードに手を掛け静止させたので結果双方に何ごともなく済んだが恐ろしい一瞬だった。
いくら訓練済みのワンコだとしても子供や力のない女性が大型犬を連れて散歩するのは危険だと思う。

⑧ 大好きなNちゃんに飛びかかり顔に傷を付けてしまった
ヒヤリ・ハットにも色々な事例があるが、この件は飼い主ではなく馴染みの小学女子の顔に傷を付けて仕舞ったというオトーサンにとって絶望感一杯の出来事だった。
Nちゃんはこの地に来て最初に仲良くなったお子さんで当時幼稚園の年長だった。ラテはNちゃんをとても好きなようで近所の公園に毎日のようにでかけて遊んでいた。このNちゃんとの出会いが現在Nちゃんのご家族と、特にそのオカーサンと親しくさせていただく機会となった…。
Nちゃんに尻尾を引っ張られようと馬乗りされようとラテはご機嫌だ。そしてNちゃんは何度か我が家に遊びに来てくれた。
そんな2018年8月のある日、その日もNちゃんが遊びに来てくれ楽しい一時を過ごしたが、和室に常設していたラテの寝床に腹這いになっていたラテの真似をしてその隣にNちゃんも這いつくばった。共に笑顔だからと写真を撮った刹那「ガウウウッ」とラテが野奈ちゃんに飛びかかった。その様はまさしく襲いかかったように見えた。
オトーサンは咄嗟にラテを両手で払いのけたが見ればNちゃんの頬など三箇所に小さな傷があり血が滲んでいるではないか。オトーサンは血の気が引いていくように感じた。
女子の顔に小さいとは言え傷を付けてしまったことは取り返しがつかないしお詫びのしようもない…。ただしラテも「ガブッ」と噛んだ様子は無く歯を当てに行った感じだった。なぜ数多くの子供たちの中でも一番好きなNちゃんを攻撃したか…。後から思うにラテと並んで…というシーンはこれまでにも多々あったしそれでも今回のようなことはまったくなかった。

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※この直後、ラテはいきなり唸りNちゃんに飛びかかった


ただ今回が特別なのは「ラテのホームポジション」であった一点だ。
オトーサンの油断と言ってしまえばそれまでだが、ラテは己の守るべき聖地を犯されたように思ったのかも知れないし、嫉妬深いこともあってその場を奪われるかも知れないと考えたのかも知れない。
ともかく傷を消毒し公園にいらしたNちゃんのオカーサンに状況をご説明し謝罪したが「いつもどこかに傷つくっているので大丈夫ですよ」と言ってくださった。
そしてNちゃん自身、もう怖くてラテとは遊ばない…と言うのではないかと心配したが、有り難いことに尻尾が下がっているラテを「大丈夫だよ」と撫でながら慰めてくれたのには驚いたし有り難かった。勿論幸いなことにその後もNちゃんとは良好な関係を続けている。

【最後に】
ともあれ、それぞれが本当に大事に繋がらなくてよかった。やはりオトーサンはラテを信頼してはいたがそこはワンコであり、我々人との考え方や喜怒哀楽に違いがあるわけで飼い主はどのような時にも油断してはならないことを多々学んだ。

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ただし15年3ヶ月の間、こうして難がなかったわけではないが繰り返すが大事に至らずに済んだし、アレルギーの発症時期の苦悩や末期に首の腺腫が破裂したことなどはラテにとってもオトーサンたちにとっても大変な出来事だった。にも関わらず医者曰く老衰で亡くなる最後の瞬間まで痴呆は見受けられず視覚や聴覚もまずまず正常だったし手術を必要とするような大病を患わなかったことは喜ぶべきことなのだろう。
また特筆すべきは老犬になっても…いや、なってからこそ愛すべき存在であったラテというワンコの一生を託されたオトーサンたちは実に幸せな飼い主であった。


レーザー加工機 xTool M1用エアーアシストとは?

レーザー加工機 xTool M1への投資は続く…😅 さて過日のRiser Baseに続きM1専用のエアーアシスト(Air Assist)を購入した。一見無骨なこの製品はどのような役割があり、どれほどの効果があるのだろうか。今回はそのファーストインプレッションをお届けしたい。


まず知っていただきたいことだが、レーザー加工機で例えば木材に彫刻を施す場合、あるいは切断する場合、それは集光されたレーザー光の驚くほどのパワー(熱)で焼き切る理屈だと考えられる。したがってその場合には粉塵が飛ぶし煙や臭いも生じる。

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※レーザー加工機 xTool M1用エアーアシストパッケージ


その煙りや臭い、そして粉塵は一般的にはダクトを通して屋外へ出すとか専用の集塵機で処理することになるが、ここで問題なのは作品、彫刻や切断している材料への悪影響である。
どういうことかといえば、木材に限ってもレーザーが当たった部位は茶色く焦げるのが普通だ。その理由は前記したように熱により焦げたからだ。

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※エアーアシスト本体(上)とパッケージ同梱品


したがって材質にもよるが例えばMDFボードを切断したり彫刻する事を考えると切断面はもとよりその周囲が焦げて汚れることになる。まあ切断の際の断面は仕方がないとして、粉塵や煙による汚れが材料全体に及ぶ可能性は否めない。
処理が終わってから拭き掃除してその汚れが軽減する場合もあるが、現実問題しては削るなどしないと汚れは取れない…。

そうした不都合を回避しようとするのがエアーアシストなのである。
どいうことか…。
それはこのエアーアシスト本体はポンプであり、効果的な空気を接続したパイプ経由でレーザーヘッドに磁石で取り付けられるノズルから噴射する…。
これにより以下の効果が生まれるという。

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※エアーアシストを取り付けたレーザーノズル先端。右の金色の部位はブレード


① 作業中に発生する煙や粉塵を吹き飛ばし、レーザーがより速く、より深く切断するのを助け、レーザー加工の効率を高める。
② 切断された材料表面の温度をすばやく下げ、高温による歪みや変色を防ぎ、滑らかな線、完全なパターン、およびきれいな表面を確保できる。
③ レーザーヘッドの作業中に発生する煙や粉塵を吹き飛ばすことでレーザーヘッドのレンズを汚染から保護し、耐用年数を延ばす。

こうした効果は実際にエアーアシストを使った場合と使わない場合で比較すれば明白だ。同じ材料を使い同じパラメーターで切断してみたが、確かにエアーアシストの効果は歴然としていて作品作りの質を向上させてくれる。
今回は3mmのMDFボードをパス1回でカットした例だが、例えばもっと厚い板を数回のパスで繰り返すとすればこの汚れはもっと顕著になる。

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※一例として3mmのMDFボードをパス1回でカットした


特にMDFは粉塵が飛んでレーザー加工機庫内の汚れも多いし、一日あれこれと使った後に庫内の掃除をすると拭いた布があっと言う間に脂色に染まる。要はエアーアシストがなければこれだけの汚れの一端が成果物に付着する理屈なのだ。

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※写真上はエアーアシストを使わなかった例だが、赤丸で囲った部位などが汚れている。対して下はエアーアシストを使った一例。比較すればその差は歴然だ。



ただし効果は歴然としても心配は振動と騒音だった。メーカーが示すスペックには xTool M1用エアアシストは騒音や振動が少ないという利点があり、レーザー彫刻機の作業中に、エアアシストによって生じる振動はレーザーヘッドの定位に影響を与えないとある。
しかしこれまた自分の環境下で確認するまでは分からない…。

ともあれ結果は杞憂に終わった。確かにエアーアシスト本体はブルブルと振動しているがそれが置かれている机に手を触れるも振動は伝わってこない。これは背面の特殊なゴム足の効果のようだ。そして騒音もxTool M1が動作している場合はほとんど気にならないことが分かった。

なおセッティングは難しくはないが後々問題が生じないようにエアアシスト本体からxTool M1庫内に引き込むチューブの配置は丁寧に行う必要がある。
また繰り返すがレーザーヘッドに取り付けるエアーノズルは磁石なので取り付けも取り外しも簡単で、取り外した際の置き場所も用意されいる。したがって必要と思われる場合に取り付ければよい…。

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※取り外した際にはこのように収納できる


ひとつ難があるとすればレーザー加工機…特にボックス型のxTool M1は庫内に発生した煙や粉塵を通常ならファンで強制的にダクトを通して屋外へ排出されるわけだが、エアーアシストを動作させると粉塵や煙はポンプからの強い空気でまず拡散されるため、庫内の汚れが目立つことになる。

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※半日稼働させた庫内を拭いた汚れ。焦げというか脂というか…かなり汚れる


成果物がきれいになる分、より頻繁にレーザー加工機自体の掃除やメンテが必要になってくるに違いない。




ラテ飼育格闘日記_828

残った膨大な量の写真を始めとしてラテの思い出は尽きないが、手元にある一冊のファイルは別の意味でラテの健康面に関する記録がファイリングしてあるもので、オトーサンにはこれまたお宝なのである。


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このファイルはそもそもラテを我が家に迎えることになった際に譲渡先と取り交わした誓約書を保存するために用意したものだ。
そこには、「今回迎える犬を室内にて終生育成し、家族で守ること」を始めとして譲り受けた飼い主が守らねばならないことが箇条書きされている。

狂犬病予防注射や混合ワクチンの接種、フィラリア感染予防や皮膚疾患への対処などを義務づけているだけでなく、「譲渡してはならない」「診察が必要な場合は速やかに動物病院へ連れて行く」など、ワンコの飼育や健康面で飼い主が守らなければならないことを明記し、もし譲渡側からの連絡や質問に答えない場合は返還することを承諾させるなど、かなり厳しい内容でもある。

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※ラテを譲り受けた際の誓約書


なかには「やむを得ず、継続飼育が不可能となった場合は連絡の上一度返還のこと」や「しつけをしっかりと行い、人間社会に共生し周りから可愛がられるこであるよう家族全員で努力し、指導に従う」、あるいは「老齢期には、家族全員で協力し老衰で旅立つ日まで介護を行います」といった具体的なことも記されている…。

オトーサンがこの誓約書にサインした2003年の12月にはこれらの一文は皆ただの印刷物に過ぎなかったが、今となっては実体験としてそれぞれに思いを馳せることができるし、何よりも幸いなことに本誓約書に違わずすべてを守り通し、やり尽くしたと自負している…。

その他、このファイルは15年の間、動物病院にかかった記録でもある。それはワクチンなどの接種証明書や健康診断、血液検査などの記録の他、それらにかかった費用…つまり領収書も残してあるからだ。しかしあらためて確認するまでもないが、ペットの医療費は別途保険にでも入っていない限りなかなかの高額であり、一度の診療で3万円を超えるケースも多かった…。

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※ペットの医療費は高い…


さらに2ヶ月あるいは3ヶ月毎に美容室に行った記録も残してあり、そこには体重が記録されていることから貴重な資料だ。
生後(推定)6ヶ月のラテを引き取った際の体重は9.1kgだったが、見るからに細く医者からも「もう少し体重を増やして…」と言われたものだ。それが半年後の2007年6月9日の美容室での記録によれば14kgとすでに平均体重になっている。しかしその後は20kg前後を推移し最高は21kgを越え、今度は「減量するように」とレッドカードが出た(笑)。

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※乞田川縁を歩く子犬時代…。まだとても細かった


ここの美容室では全身カットの他、シャンプーはもとより爪切り・耳掃除・肛門腺絞りやオプションで歯磨きまで処置してもらったこともあって、幸いラテは基本終生健康で過ごすことが出来た。
またいくつかアレルギー検査の結果も残っている。
なぜなら2011年(5歳)あたりから肉球を噛んで出血に至ったり、目の周りやマズルも掻き壊して一部紫色に変色した時期があったからだ。

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※なにか不安があるとオトーサンや女房の足(靴)の上に前足を乗せるのは当初からラテの癖だった


特に四つ脚は酷く、オトーサンはラテに歯を当てられながらも包帯を巻いた…。
なにしろアレルギー検査で92品目の内、29品目もの陽性反応がでたこともあり、食べ物は勿論使用するマットやタオルも綿のものは駄目なのですべて化繊のものに変更した。また苦労したのは鶏肉にアレルギー陽性反応が出たことだ。

主食となるドッグフードはもとより一般的なワンコ用オヤツにはまず100%といって良いほど鶏肉が使われているからでドッグフードも加水分解したそれまでより3倍強も高いものを与えるようになったり、オヤツもビーフ100%のものを苦労して探したりと大変だった。

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※飼い始めて1年半ほどでやっと表情が和らいできた


まあ、こうして終始してきた結果だろうが首に出来た良性の腺腫を別にすれば、15歳9ヶ月のなかで歯はもとより治療を必要する病気とは縁がなかったことは幸いだったし、若い時と比べようもないが視力も聴力も日常で不自由するほどには至らなかった。
オトーサンたちは日々ラテと向かい合い、慈しんできた自負はあるが、ラテが亡くなってから8ヶ月を過ぎた今、これほどまでに大切な…そして可愛いワンコと一緒だったこと、多くの思い出を残してくれたことに感謝している。



ラテ飼育格闘日記_827

ネット上で沢山のワンコたちの姿や日常の一瞬一瞬を拝見している。単に可愛いという話もあるが中には甘噛みで苦労されている方や病気や怪我に苦しんでいる飼い主さんも見受けられるし、そもそもどのように育てたら良いのかについて迷っていらっしゃる方も多い。


オトーサンたちがラテを我が家の家族として迎えたとき、我々にはワンコを飼うという覚悟はあったものの、知識は絶無と言ってよかった。ただ7冊ほどのワンコのトレーニングや育て方に関するムック本や書籍を読んではいたもののあくまで頭の中の知識だった。

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ただしオトーサンにはひとつの決意があった。物の本によれば最初が肝心でもあり、専門のトレーナーに託し飼い主に寄り添うように、命令に従うワンコに躾けるのが理想とあった。しかし素人ながら複数の説には矛盾も方針の違いも見受けられ、当然のことなのだろうが…これが唯一正しいトレーニングのやり方…といったものはないように思えた。

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※公園を後にするハリーちゃん、アポロちゃんとラテ…


また迎入れたラテはワンコの競技に出て好成績を会得するつもりもなく、特別な芸を覚えさせるつもりもなかった。ただただ家族として慈しみ、一緒に毎日を楽しく過ごせればと考えたが無論ワンコは人間ではなくこちらの意志や思惑を伝えるのは簡単ではないことは分かっていたが、専門家に託すのではなくオトーサンがゼロからトレーニングというか、家族の一員となるべく躾をしてみたいという勝手な思いがあり、それを実行することにした…。

ノウハウ本にはオオカミが祖先のワンコは集団で生きる動物であり、序列を重んじる生き物だからまずは飼い主が飼い犬の上に立たなければならないと書いてあった。要は舐められては言うことを聞いてくれないということになる。
また、あまりベタベタするのもマイナスとなるし、甘やかせてはならないとも言われていたがオトーサンは必要十分の命令をきちんとこなすのであれば世界で1番甘やかす、可愛がるワンコにしようと誓った(笑)。

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※盟友ボーちゃんと遊ぶ


最初の一年はリードの持ち方に注意をし、散歩時にオトーサンの左右について早からず遅からず歩く訓練をしたし、時にはマズルコントロールもやった。また刃向かったときには手加減はしたものの平手打ちをしたこともある…。
そのうちラテもともとの性格というものが分かってきたが、そもそもが飼い主にベタベタと寄り添うワンコではないこと。いわゆる「寂しがり屋の独り好き」的なワンコであることも分かってきた。

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※盟友ビーグル犬のハリーちゃんと


確かに1年半くらいまでは家中の歯を立てられるものにはすべて歯を立て食いちぎろうとした時期も合ったし甘噛みが酷くてオトーサンの両手は傷だらけだったが、本気で噛まれた事は一度もなかった。
それにワンコは電源ケーブル等も囓るから感電防止も含めて目に付く位置には置かないようにと注視していたが、面白い事に?あれだけ木製の取っ手からペットボトルまでかみ砕こうとしたラテが、コード類にはまったく興味を示さなかったことだ。

そして友達ワンコの中には雷でパニックになったり、救急車のサイレンを聴くと震える…といったワンコもいたが、ラテは掃除機やドライヤーは勿論、雷やサイレンの音にもびくともしなかったのには助かった。
やはりワンコも人間同様それそれ個性があり性格も違うからそれを見極めなければならないことも悟った。

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※わっ…大きなワンコだっ…と低姿勢(笑)


結果…オトーサンの教育が功を奏したという自信はないが、ラテは総じて良い子に育った。外に出れば怖がりでヤキモチ焼きだが不思議に子供にはフレンドリーだったため沢山の方々から声をかけてもらえたし、公園に入るとラテの周りには常に子供たちがいた。
当然のこと、いろいろな苦労や心配事もあったがラテは親バカではあるもののとても…とても良い子だったとオトーサンは胸を張って断言できる!


ケンコー マルチアングル 4K Webカメラ(KZ-DC4K)雑感

いまや「TV会議」といった言葉は死語だろうが、私はSkypeやFaceTimeといった画期的なテクノロジーが確立される以前からなんとか金を掛けずに遠隔地と通話・会話をできないかを試行錯誤してきた一人である。


それはビジネスの最前線にいた1990年代、超マイクロ企業ながら縁あってというか、本社は新宿で支店が札幌という環境になっていた。
1番の問題は遠隔地故、仕事の進捗状況や社員らの日々の思いが本社にいる私に伝わらない…伝わりにくいことだった。いまこの場に相手がいるなら、即具体的な話しを相手の顔色を読みながらできるが札幌では如何ともしがたい。

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※Kenko マルチアングル 4K Webカメラ(KZ-DC4K)パッケージ


私にできることは日々なんらかの理由を付けて支店に電話をするだけでく、月1度札幌支店に出張し様子を伺うことだった。
出張も業務を予定通りに進行させるために重要な行動ではあったが、問題は費用が嵩むだけでなく私の時間が束縛されることだった。同時に電話による意思疎通は月額料金がマイクロ企業として無視出来ない高額になり得ることだった。

勿論当時も大規模ないわゆるTV会議システムは存在した。ソニーと取引があったこともあって品川の同社ビル内に備わっていた立派で豪華なTV会議システムを見せていただいたことがあったが、我々には無縁のものだった。

ちなみにP2P技術を使ったSkypeが登場したのは2003年であり、その年の11月に私の会社は解散したので間に合わなかったわけだ…。
しかし怪しいソフトウェアと雑な機器で遠隔地と金を掛けずに通話ができるという技術的な風潮はあったし、個人的に手に入るモノを次々と試しつつ落胆していた日々を送っていたから現在のFaceTimeやZoomの台頭はとても眩しく映るのだ。

さて前置きが長くなったが、久しぶりにウェブカメラを買った。これまで愛用していたIPEVO書画カメラが具合悪くなってきたからだが、今般はケンコー(Kenko)マルチアングル 4K ウェブカメラ(KZ-DC4K)にした。
特別新製品でもないしデザインがこれまた素晴らしいというほどでもないが、4K仕様とそのフレキシブルな使い方ができる点に注目した。

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※アングルが自在になるのが使いやすい


私の場合、ほとんどのオンライン会議の場合、自身の姿を捕らえるのはM1 iMac 24インチのフロントカメラだ。これは画質もかなり綺麗なので他のウェブカメラの出番はないが、ただひとつアングルを変えるにはiMac本体を動かすことになり現実的ではないのでそういう必要性がある場合はケンコーKZ-DC4Kを使う…。

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※パソコンとはUSB接続


ただし色味はiMacのそれと違うが画質的には十分だ。
ともあれケンコーKZ-DC4Kの主な出番はオンライン中にいまここにある…机上にある…ガジェットや資料などを見せたい場合にカメラを切替ることで相手に説明できる点で便利だ。

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※書画カメラとしても必要十分な機能を持っている


アングルが自由だし書画カメラとしての撮影エリアも最大A3のサイズをカバーしているので十分なのだ。また一般的な印刷物の場合、小さな文字もきちんと読める解像度を持っているのでオンラインによる資料説明もまずまず実用となる。

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※手元の資料なども相手に伝えることが出来る


KZ-DC4Kの顔となるカメラ部位はどこか映画「2001年宇宙の旅」に登場するHAL9000を思い出すがカメラの上部にはマイクロフォンが、下部にはLEDライトが装備されている。また背面にはオートフォース&反転ボタンとLEDライトボタンがあり明るさを3段階に調節可能だが、照明としては些か弱い。なおカメラヘッド部位は180°まで回転できる。

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※カメラ部位のフロント(上)と背面(下)


実際にM1 iMackの脇前面辺りに置いてみたがカメラ部位の他はフレーム枠であるからして視覚の邪魔にならないことに気づいた。良い意味で存在感が薄いのだ。
とはいえ全体はアルミ製でしっかりと出来ており、柔な感じはしない。また完全に折りたためば厚さは14mm、重さ365g なのでバッグに入れてノートパソコンと共に持ち歩くにも苦にならないだろう。

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※折りたたむと厚さ14mmほどの板状になる


最後にスペックをご紹介しておくが、イメージセンサーは1/3.06型CMOS、総画素数:1322万画素、有効画素数:1313万画素、レンズ:f=3.37mm F2.2、焦点距離:23.2mm(35mmフィルム換算)、撮影距離:0.1m~∞、ホワイトバランス:自動、手ブレ軽減機能:なし…といったところだがパソコンとの接続でドライバーは不要である。
なおパソコンの動作環境はmacOSの場合 12.0.1以降、Windowsの場合はWindows(32/64bit)~10(32/64bit)/Windows11 とのことだ。

■Kenkoマルチアングル 4K Webカメラ






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mactechlab

Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員