ラテ飼育格闘日記(690)

相変わらず劇寒の朝夕の散歩は欠かせないのでオトーサンは完全防寒対策をして出かけるが、それだけに室内も劇寒の外も一張羅の毛皮だけのラテは大丈夫か…などと気になってしまう。しかしお陰様でラテは散歩に出るのを楽しみにしているし寒そうな素振りは微塵も見せない。


特に朝の散歩は早い時刻に出ることが多いので寒さはひとしおだ。ただしオトーサンは頭にはキャップを被り耳当て、そしてネックウォーマーと手袋は欠かせない。しかし手袋はラテの排泄の始末やら細かなことをしなければならないからと指だけ出ているタイプのものを使っている。

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※ラテは劇寒もなんのその!


そして小型USB充電型アンカをダウンジャケットのポケットに入れておく。指が出ているだけに劇寒の日はリードを持つ指が痛くなり、次第に感覚が無くなっていく…。それをアンカで温めながら歩くわけだがオトーサンの一番の武器は何度もご紹介している通り、ヒートベストとヒートパンツ(ズボン)である。

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※白梅が綺麗


ヒートベストは一般のモバイルバッテリーを使うがパンツの方は専用のバッテリーなので双方ともにフル充電を忘れないようにしなければならない。
ヒートベストは今年新たに購入した製品で、首の後ろ回りも温めてくれるタイプのものだが実に具合がよい。シャツの上にこのヒートベストを着てネックウォーマーをした上でダウンジャケットを着る。これで体の背中や腰と腹回りはもとより、首もネックウォーマーのおかげでヒートベストの熱が逃げずに常に首周りも温かい。

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※大好きなご近所のオカーサンにペロリ


したがって劇寒の中でも足腰などが寒いということはないが、両手指と顔は冷気に触れているだけに寒い…。
それなら寒さの中でも散歩も苦にならないだろうと言われるかも知れないが、そうは問屋が卸さない(笑)。散歩といっても静かにもくもくと歩くだけではないからだ。リードを引かなければならないことも頻繁だしオヤツの催促ならまだしも水を飲ませたり、排泄の後始末をしなければならない。

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※さて、いざ出陣


とくにこの季節は水飲みが辛い…。水は春夏秋冬冷蔵庫に入れてあるものを専用のペットボトルに移し替えて散歩用バッグに入れる。理屈は真冬に冷蔵庫の水は必要ないかも知れないが、浄水器を通して溜めてあるこの水は人間ならずともラテも美味しいと感じるようで、水道水そのままの水より好んで飲むからだ。

ものの本に寄れば冷たい水は胃腸に良くないとも言われるようだがラテはたまたま冷たい水を好んだためにそれが現在でも続いている。無論夏場は冷やした水でなければ飲まない(笑)。
ともあれこの劇寒の中、散歩中にオトーサンの足をマズルでツンツンするから振り向くと自分の口元を舐めているときは「水が飲みたい」という意思表示なのだ。

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※劇寒の中、ラテに水を飲ますのはなかなか辛い…


オトーサンは安全な場所を見極め、バッグからボトルを取りだしカップ兼用の蓋を取り外し、そこに水を満たしてラテの鼻先に差し出すということになる。どうという事ではないはずだが、この季節だけは結構辛い作業になる。
なぜならボトル自体が冷えているだけでなく外はマイナスの気温の中、指が出ている左手でボトルを保持して右手でカップ型の容器を持つわけだが、ラテは容赦なく水を飲みながらオトーサンの手に水を跳ね飛ばす。

問題は十数秒で飲み終えるのならまだしも、ラテが満足するまで飲ませようとすると結構な時間が掛かるのだ。十数秒ペチャペチャやっては小休止…。ただし飲み終えたわけではなく小休止である(笑)。万一ここでボトルをしまい込むとまた足をツンツンとくる。
よい季節ならゆっくりと思い通りに飲ませてやりたいが、くどいようだが外気温はマイナス。その中に冷たい水の容器を保持するだけでなく手に冷水をかけられるのだからこれは辛い。

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※子供には寛容なラテだが、しつこいと「お手っ!」も無視(笑)


ただしそれを我慢しつつラテが満足すれば、カップを持っているオトーサンの指を最後にペロリとやってくれる。これは多分に「サンキュー」の意思表示だと思っているが、ここでやっとボトルをバッグにしまうことになる。一二度時間を計ってみたが5分は過ぎていた。
それもこの時期、空気が乾燥しているからか小一時間の散歩中に二度も水を要求されるときもあり、とぼけようかとも思いつつも仕方なくオトーサンは腰を屈める毎日なのでした。




ラテ飼育格闘日記(689)

ラテの体毛がかなり伸びたので美容室へ連れて行った。ここではシャンプーやカットと共に爪切り・肛門腺絞り・耳掃除・歯磨き(奥歯は除く)などをやってもらえるのでラテを飼い始めた当初から利用させてもらっている。しかしラテはどうやら動物病院よりこの美容室の方が嫌い…怖いらしく店に入ると震えている。


震えるだけならまだしも、時に怖いからか受付をしている時にオシッコをしてしまうことがあるから店はすぐ近くとはいえダイレクトに行かず少し早めに出て排泄させてから店に行くという手間の掛かることをやっている…。
ともかく震えるラテのリードを後ろ髪を引かれる思いでお店の担当者に預けてから約2時間半、オトーサンの携帯電話が鳴った。処置が済んだという連絡を受け、すぐに向かえに行くことにする。

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※お陰様で元気です


毎度のことだが、料金を払った後にラテが奥から出てくるときの表情は楽しみである。あれほど震えていたラテが安心し、オトーサンの姿を確認したときの顔は独特のものだ。
今回もメチャ輝いた顔で出てきた!
そして毎回そうだが、近隣を一巡りし、途中で水を飲ましてから自宅へと戻った。

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※美容室の奥から出てきたラテの表情が何ともいえない!


そういえばラテの尿漏れは程度はともかく続いている。日中はまず漏らすことはないが朝起きると寝床のシートの一部分が汚れているといった感じである。
ちなみに寝る場所はオトーサンたちと同じ和室なので一番困るのは畳に粗相されることである。それを防ぐためにラテが横になる場所には “ペットシーツ超厚型ダブルワイド” という大型のシートを敷き、同じ物をラテの専用ベッドのふかふかシートの下にも敷いてある。

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※オトーサンへアイコンタクト


後はラテがオトーサンたちの寝具や畳に粗相しないようにと寝具の片付けが一段落するとラテを寝室に入れないなどという配慮をすることで何とか問題解決を図ろうと考えている。
まあまあシート上はもとよりフローリングなら多少漏らされても掃除が楽だから良い。しかし畳だけは注視しないとならない…。

ともあれいくつか健康面で問題がないわけではないが、ありがたいことに日日歩くスピードは遅くなったものの散歩の意欲も好奇心も衰えていないようだし、視力や聴力にも問題はなさそうだ。
とはいえこの6月になればラテも満14歳。オトーサンの頭には「老老介護」という語が浮かぶ(笑)。

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※美容室で綺麗にして貰ったナイスバディ!500g減量していた


散歩で行き交うワンコたちを見ても若いワンコはともかく10歳を過ぎるといろいろなトラブルを抱えているようだ。
白内障で視力に難が出たり、心臓疾患で病院通いしているワンコもいるしよろよろと歩くのもおぼつかないワンコも多々見かける。

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※朝の散歩で登校途中の小学生に出会う。皆素敵な笑顔で挨拶してくれる


中には飼い主さんが吊り上げるような補助具を使って何とか散歩しているワンコも見かけるが、人間同様老いは足腰が弱ると加速するように思われるから足腰は要注意だ。
ラテがこれからどのような老後を向かえることになるかは知る由もないが、オトーサンたち共々これまで通り…とはいかないだろう。しかし家族として、人生ならびに犬生を共に楽しもうと考えているのだが…。




カラー3Dプリンタ「ダヴィンチColor mini」の長所と短所〜私的考察

極一部を除きこの世界のあらゆる事物には何らかの色が付いている。まあ、ここでは赤に見えるのは我々が赤と認識できる光の反射があるから…といった理屈はともかくとしてそれらは自然の色もあるし我々が意図的に付けた色もある。そうした事物…現実として存在するしないにかかわらず…を3Dプリンターで再現しようとするなら色があった方が自然だしリアルということになる。


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※待望のXYZ printing社カラー3Dプリンタ「ダヴィンチColor mini」


とはいえこれまでの3Dプリンターはご承知のように単色のフィラメントで造型する仕組みだった。無論、何とか多色を実現したいとヘッドを二つ持つ機種やプリントの途中で色の違うフィラメントに取り替える…といったことで多色表現を試みることもあり得たが、それらは例えば花瓶といったオブジェクトならデザインの一環として良いものの、人の顔をリアルに…といった造型には向かない。

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※こうした造型がプリント後の彩色を必要とせず一発で出来るのは素晴らしい


どうしてもフィギュア作りなどで自然な多色表現が必要なら造型後に別途彩色するしかなかった。勿論業務用の超高価なシステムならカラーの3Dプリンターは存在するが、これまで一般ユーザーが手元に置いて活用するのは夢の又夢の世界だった。
それがXYZプリンティング社の「ダヴィンチColor」の登場でデザイナーといった仕事をなさる方など小規模なビジネスの現場でもフルカラー3Dプリンター活用が実現することになったしそのコンパクト版/安価版の「ダヴィンチColor mini」ならなんとか個人でも手が届く価格になった。
私が手にしたのはその「ダヴィンチColor mini」だが、一ヶ月半ほど使ってみて個人的に感じた長所と短所を記してみたい。

ただし始めにお断りしておくが、実利用としての「ダヴィンチColor mini」の不満点は明らかに違いない。それは造型サイズが縦横高さ共に130mmと小さいし、なによりもフルカラー造型の仕組上、プリントに大変時間がかかる。
それも一般的な3Dプリンターの倍程度というのではなく、十数倍の時間がかかる場合もあるから場合によっては取り組んでいられないケースもあるだろう。

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※左の一般的な単色プリントなら1時間もかからないところだが、右のフルカラーでは8.5時間ほどかかる


さらにシアン・マゼンタ・イエローの三色一体型インクカートリッジの発色は良いものの、ベースとなる専用フィラメントには艶があり、造型後に艶消しスプレーなどの後処理が必要となる場合もある。そして専用フィラメントおよびインクカートリッジはランニングコストがかかる…。

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※「ダヴィンチColor mini」の一体型カラーインクジェットカートリッジ部


勿論「ダヴィンチColor mini」はカラーの造型だけでなく単色の造型もできるしオプションでレーザーモジュールも用意されているが、申し上げるまでもなくその存在意義はカラー造型にあるわけだ。
とはいえ前記した不満点はここではあえて短所としては捉えないことにする。なぜならカラー3Dプリンターとしての「ダヴィンチColor mini」は個人が手にすることが出来る製品としては現時点で精一杯のスペックだからと考えるからだ。違う物言いをするなら「ダヴィンチColor mini」は良い意味で時代の最先端を見せてくれる製品だが、そのスペックはまだまだ発展途上にあるともいえる。

余談ながら「ダヴィンチColor mini」を使っているとすでに40年近く前に手に入れたApple II を思い出す。Apple II は往時としてカラーが簡単に扱える唯一といってもよいパーソナルコンピュータであり、高価だったが拡張性も高く優れた周辺機器とソフトウェアを多々排出してきた。
それらの最先端のツール、例えばカラーのライトペンやイメージデジタイザを活用し私はモジリアニの絵などを模写していたが、パソコンに詳しくない友人に見せたところ「きったねえな」と言下に切り捨てられた(笑)。
当人としてはコンピュータで絵を、それもカラーの絵を描くことが出来たことに感激していたものの冷静に眺めるならカラーモニターに表示されたそれは色が滲み、細部ははみ出したりしてとてもとても現代のコンピュータアートとは比較にならない出来だったのだ。

パーソナルなカラー3Dプリンター「ダヴィンチColor mini」もある意味そうした過渡期にある製品ではないかと評価している。あと5年とか10年経てば価格はもとより3Dプリンターといえばカラーであることが当然という時代がくるに違いないしその造型も飛躍的に進歩しているに違いない。
だから、造型サイズの問題やプリント時間が膨大にかかること、あるいはその細密さといった点について欠点とは捉えないことにしよう。現時点では詳細なスペックを論ずるより、カラー造型が可能な3Dプリンターが存在するという事実に拍手をすべきなのだと思う。
ということで早速「ダヴィンチColor mini」の長所短所についてである。無論個人の感想であり万人が頷いてくれるとは限らないが…。

【長所】

・デザインがよい
 好みはあると思うが基本ブラックと一部にレッドが使われたキューブ直方体のボディは引き締まった印象を受けるし好ましい。間違っても安っぽさは感じられない。

・筐体は頑強な作り
 基本は金属フレームで支えられた頑強な作りである。したがって動作中の筐体の歪みも心配は無い。また私の手元にある製品に関しては雑な作りの部分はなくとても素敵である。

・ファームウェア/ソフトウェアの簡便さ
 その操作は前面にあるカラー液晶画面で行うが、ファームウェアの出来も日本語表示ができることも含めて分かりやすく使いやすい。またスライサーは無料でダウンロードできる「XYZprint」という専用ソフトウェア(Macにも対応)だが、シンプルで割り切りのよい簡便な仕様になっている。

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※全面のカラー液晶パネルは使い勝手がよい


例えばピッチのパラメーターだが、オープンなスライサー「Cura」ではプロファイルとしていくつか推奨の設定もあるものの、0.06mmとか0.15mmといった自由度の高い指定が可能だが、「XYZprint」では0.1mm、0.2mm、0.3mmに限られているといった具合。

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※専用スライサー「XYZprint」は思い切りのよい仕様になっている


・自動レベリング機能搭載
 個人的にこの「ダヴィンチColor mini」で3Dプリンターは5台目になるが、本格的な自動レベリング機能が搭載されている製品は初めてだ。別途Z軸、すなわちノズルとプリントベッドの距離は名刺などの紙を挟んで調節する必要があるが、ベッドの水平調整はこの自動レベリング機能に任せておけばOKなようだ。

・停電復帰機能搭載
 停電などのアクシデントでプリント中に電源が落ちても再度電源を入れると直前の位置から正確にプリントを再開できるので万一の場合も安心できる。ということは長時間かかるプリント時に夜間騒音が問題を起こすなら一旦電源を切り、翌朝又再開することができる理屈になる…が、まだやっていない。

・印刷中のフィラメント補充可能
 これも最近の機種には搭載されていることが多い機能だが、プリント途中でフィラメントを交換できることで使用中のフィラメントが切れかかった際は勿論、単色プリントの際にフィラメントの色変えも可能になる。

【短所】

・一部稼働部位の無償サポートが90日間
 FLASHFORGE JAPAN社がきっちりと1年間無償保証を謳っているしその新製品Adventurer3Xでは2年の保証を謳っているのに対して(無論消耗品部位は別)XYZ prontint社の「ダヴィンチColor mini」はその部位により細かく保証期間を分けており、 1年保証適用箇所部位はメインボード、基盤類、ワイヤレスモジュール、タッチパネルだけであり印刷モジュールは勿論、ヒーター、温度センサーなど印刷プラットフォーム関連部分、モーター、モーターケーブル、軸、軸固定部品、センサー、センサーケーブル、ベルト、プーリーなどモーターモジュール関連部分、そしてインクホルダー、インクステーション、インクステーションモーター、ケーブルなどモーターモジュール関連部分…いわゆる稼働部分の無償保証は90日間である。
ユニット化されているエクストルーダー本体などは当然としてもヒーター、温度センサーやモーターモジュール関連部分の90日間はいかにも短すぎる。

・天井に蓋がない
 「ダヴィンチColor mini」はフロントのドアを閉めればすべての面が閉じられると思うかも知れない。しかし意外なことに上面は開いており蓋もカバーもないのだ。ここだけでも開いていれば室温に直接影響も受けるし、上面でもあり埃なども気になる。オプションでカバーが欲しいところだが、取り急ぎ使わないとき限定として他の3Dプリンターでオリジナルの蓋を作っておいた。

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※天井の空きを塞ぐ(未使用時)カバーを自作した


・電源スイッチが背面にある
 置き場所というか設置の環境にもよるが、私の場合は部屋の角に設置したので筐体のサイズも大きいし、電源スイッチに手を回し触れるのが些か大変なのだ。無論不用意に電源を切ってしまうような位置は避けたいが、両サイドのどこかの方が使い易い。

・インクカートリッジの扱いが面倒
 マニュアルやメーカーのウェブサイトなどによれば、インクは揮発性なので乾きやすく、例えば丸一日使わないときがあればカートリッジを取り外し、アルコールでインクヘッドをクリーニングしてから購入時のカバーを付けて保管せよとある。それは良いとしても再度カートリッジを取り付けた際にはカートリッジのインクヘッドをレンズ拭き布やレンズ紙に押しつけ正常に転写されているかを確認してから取り付けろとある。
これらは面倒だが、それ以上にカートリッジを取付直す度にインク位置のチェックのため校正作業を行わなくてはならないという。システム構成上仕方がないと言われればそれこそ仕方がないが…。

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※インク位置のチェックのためのプリント校正作業

 
・電話によるサポートに不満
 設置後のフィラメントロード時にトラブルが生じた。幸い購入後すぐに製品登録を行ったからだろう「この度は、3FCM1 をご購入いただき、誠にありがとうございました。」というメッセージメールが届いていた。そしてそのCustomer Serviceの項に「ご質問がございましたら、弊社サポートセンターへご連絡をお願いいたします。050-55XX-XXXX(日、祝祭日を除く 9:00-18:00)」と明記があった。局番の050が怪しいと思ったがとにかく電話をしてみたら「現在使われておりません」とのこと(笑)。
詳しい経緯は省くが、別途購入前に多々営業部署の担当者にメールや電話を含めてお世話になったがとても真摯に対応していただいた。しかしサポートの電話口に出た担当がたまたま外れだったのか近年例の無い気分の悪い対応だった。
そういえば、FLASHLOGEはホームページでサポートの電話番号が公開されているし、J&T Technologyも製品購入後に一度メールをしたらサポートの電話番号を教えてくれたし何度も利用させていただいている。
しかし、XYZ printingのホームページにはユーザー登録してログインしてもメールによる問い合わせはできるが探した範囲では返金受付の専用電話番号しか記述がない。結局他の部署経由でサポートの番号を教えていただき電話したのだが…。
現状の3Dプリンターはメーカー側がどれほど完成度の高さを謳ったとしてもある意味で一般家電とは違い未成熟の製品であり、メーカーのサポートは不可能だと考える。
サポートの良し悪しは企業の存続を左右する重大事だと考えるが改善を望みたい…。

ということで「ダヴィンチColor mini」は他に類を見ない魅力ある製品だが、価格はともあれいまの時点で3Dプリンターを手にしたいすべての方にお勧めできるものではないとも思う。
それは闇雲に使い始めたとしてもやはり前記したような制約が現実問題として足枷となるかも知れず、専用フィラメントはともかくインクカートリッジのランニングコストも馬鹿にならないからだ。
ただし目的と対効果などをきちんと考えた上で活用すれば大きな戦力となるに違いない。そして個人的には前記したようにApple II によるカラーグラフィックスをいち早く体験したのと同様、時代とテクノロジーの転換点に己がいるということに興奮を覚えている。



ラテ飼育格闘日記(688)

言いたくは無いけれど…寒い。オトーサンは若い時には足が火照るので寝るときも素足を布団の外に出して寝てた。それがいまではアンカを使っている(笑)。ことほど然様にオトーサンは自分の老いを日日自覚しているが物言わぬラテにもそんな感覚はあるのだろうか…。


今年に入って…この1ヵ月の間、ラテの様子がこれまでとはかなり違ってきていることを感じる。それはやはり老いに関係するのではないかとも思うのだ。
ひとつにはオシッコを我慢できる時間が短くなった。ものの本に寄ればワンコは半日程度は十分にオシッコを我慢できるとあるし事実ラテもペットホテルに預けた際にほぼ24時間排泄をしなかった。それは例えば朝の散歩で排泄すれば夕方の散歩まで楽勝で待てることを意味するし、寝る前に排泄させれば翌朝の散歩まで我慢することができるわけだ。

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※寒いのへいちゃら!


そして事実ラテもこれまで難なくそうして生活してきた。ラテの寝る場所はオトーサンたちと同じ寝室だが、そこにオシッコシートなど敷かなくてもよかったし使うこともなかった。しかし最近は些か様子が違ってきた。
オトーサンは夕方の散歩とは別に就寝時間の前にラテを外に連れ出して排泄させるように習慣づけてきた。些かオトーサンにとっては面倒だしこうした冬場などでは辛いものの翌朝の散歩までラテが膀胱炎などになるような我慢をさせないようにとの配慮だ。

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※ラテに新しいベッドを買いました


そしてそれは功を奏したのかこれまで何の問題もなかったが、ごく最近になって時に朝起きると寝床が濡れていることがあった。明らかにオシッコをしたに違いない。膀胱を空にするような大量のケースはあまりないもののいわゆる尿漏れみたいだが粗相は粗相だ…。
とはいえ叱って済むことではないし多分に加齢によるものだということは推測できる。オトーサンだって若い時と比べれば催す時間が短くなっていることは自覚している(笑)。

先日など朝5時半頃にオトーサンの座っている椅子に手をかけて気を引こうとする。これは明らかに外に行きたいというサインだ。昔ならともかく、そのまま無視し続ければ室内で粗相をしかねないからと仕方なくオトーサンは支度して連れ出した。
無論まだ日の出前だから真っ暗で外灯の明かりと懐中電灯が頼りだが、案の定外に出ると即座に排泄を始めた。

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※日の出前なのでまだ真っ暗だ!


こんな極端に朝早いとこのまま夕方まで持つわけもないから結局日中のどこかでまた一度出かける必要があるし、出かければかならず戻った際に四つ脚の掃除が必要だから面倒だし時間が取られる。

気を引く…といえば、何度も書いているがラテはそもそも飼い主にさえベタベタするワンコではない。特にオトーサンに対しては冷たいのではと思うほど距離を置いている。散歩に出て、好きな方に出会えば尻尾を振り口元を舐め、お尻をぶつけて親愛の情を表すがオトーサンに対してはそうした行為にでることはまずない。
半日外出して帰宅しても喜んで迎えに出ることもないし、こちらに顔を向けることなくお尻を向けたままだ(笑)。

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※公園で大好きなAちゃんと


そんなだったラテが最近では些か態度に変化が出てきたようなのだ。
日常、女房が仕事で外出しているときオトーサンは仕事場にそしてラテは三箇所ばかりあるお気に入りの場所で寝ているのが普通だった。そのお気に入りの場所とは和室の寝床、女房の部屋、そしてリビングの一郭といった具合だ。無論オトーサンのいる部屋に来ることは滅多になかったが、ここのところその頻度が多くなってきた…。

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※オトーサンが座っている椅子の脇に陣取ることが多くなった…

この原稿を書いている数日は日中ほとんどオトーサンの椅子の足元に転がって寝ている。どのような心境の変化かは分からないがやはり歳を取りあらゆる面で自信が薄くなり飼い主を頼ろうとする気持ちが強くなってきたのだろうか。
そのこと自体オトーサンは嬉しいものの、椅子を不用意に動かすとキャスターでラテの尻尾などを引きそうで怖いし、椅子に限りなく近く横になったは良いがオナラが臭い(笑)。

オトーサンはある意味、日日自分の老いを自覚せざるを得ないが、ラテはどのような気持ちなのだろうかと考えると愛おしくてならない。
後どれほど元気に一緒にいられるか、こればかりは神のみぞ知ることなのだろうが毎日を何とか楽しく過ごせる算段をしたいものだ。




ラテ飼育格闘日記(687)

なにか随分と長く感じた一月も終盤になったが寒さが続くのはまだまだこれたらだ。一月といえばふと思い出しが、実父の命日が1月25日だった…。親父はオトーサンたちがワンコ(ラテ)を飼ったことを知らせたとき「俺は犬などに興味は無い…」と言い捨てたが、いま思えばある種の嫉妬だったのかも(笑)。


そんな気持ちがどこかにあったからか、先日は珍しくその親父が夢に出てきた。
オトーサンが会社かあるいは学校か、どこか大規模な建物に向かって歩きそのエントランス付近まで来たとき「おい!こんなところでなにをしている!?」という声に振り向いたらそれが親父だった…。夢はそこで途切れたが、夢の中でもオトーサンにとって親父は苦手な存在であった(笑)。

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※アタシはまだまだ元気よ!


その親父は本来犬好きだった。私が子供の時代は外に出るとけっこう回りにワンコがいたがそれらのほとんどは野犬だったものの親父はそんなワンコたちに優しく接していたしいまだにオトーサンの心に残るエピソードは忘れられない…。
それは昭和30年代、西日の当たる6畳一間のアパートに家族5人が暮らしていた時代だった。いつの頃からか毎日夕刻になると一匹の犬が我が家に立ち寄るようになった。真っ黒いメスの中型犬で雑種だったに違いない。

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※1月25日は親父の命日。オトーサンよりずっと元気な人だっだが、写真は1998年8月小樽を歩く80歳の親父

 
泥棒など入るはずもない貧乏所帯の一室だから、寝るとき以外は鍵などかけなかったし夏には風通しをよくしようと玄関のドアは開けていた。そう、そのワンコに父が勝手に “ブラッキー” と名をつけた。
 ブラッキーはいつも夕方になると音も立てず、吠え声もあげずに狭い玄関のタタキに座り込み、顎をタタキのへりへ乗せた姿勢で静かに待つのが習慣になった。母がなんらかの食べ物を小さな鍋に入れて与えていたからだ。

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※劇寒の朝、さあ出陣!


とはいえ僕らの食事だってろくなものではなかったからブラッキーに渡るのは冷や飯の残りに薄めた味噌汁をぶっかけたものだった。ときには魚の骨なども乗っていたように思う。
たまたま休みの日だと親父はそのブラッキーに声をかけたりしていたが、母は鍋と一緒に瀬戸物の容器に水を入れて鍋の橫に置くのも常だった。

ブラッキーはときに尻尾をゆっくりと振りながら鍋を綺麗にし、水を飲んで音も立てずに帰って行ったが、そのブラッキーがある日、子犬を連れて来た…。何匹だったのか覚えていないが母はいささか慌てていた、というより嬉しそうだった。

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※朝日に輝く多摩の遠景

 
母は「いつより多いからゆっくり食べてね」と鍋を玄関に置いた。しばらくすると母のしゃくり上げる声に子供時代のオトーサンは振り向いた。いつものブラッキーなら鍋に飛びついて食べるのに、子犬が食べ終わるまで待っていたからだ。
その後、どのくらいの間ブラッキーは我が家を訪れていたのかは記憶がないもののある日、父がどこで呑んだのか赤い顔して遅くに帰って来たことがあった。
その手には小さな折り詰めの寿司をぶら下げていたが、いつもと様子が違っていた。
玄関から上がり、スーツを脱ぎながら親父はまだ少し赤い顔しながら「ブラッキーに助けられたよ」といった。

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※ゆっくりだけど歩くのは好き

 
聞けば、アパートの近所までほろ酔い気分で歩いて来たとき数匹の野犬に囲まれたという。さすがに中型、大型犬数匹にそれも夜中に囲まれれば犬好きでもいい気分ではない。
野犬たちも父を襲おうと出てきたのではなく、たぶん折り詰めの臭いに集まってきたに違いない。
父も仕方がないので折り詰めを地べたに置き、この場を離れようかと覚悟したとき、どこからともなくあのブラッキーが現れ、父のズボンの臭いを嗅いで親父の脇に座り込んだらしい。
周りの犬たちはそれを合図としたように静かに去っていったという。
「いやはや助かったよ!」
親父がネクタイを緩めながら嬉しそうに言ったそのシーンをいまだにオトーサンは覚えている。そして子供心に「将来絶対犬を飼おう」と決心したのだった。

その愛犬ラテも今年の6月で14歳だ。見かけはまだまだ元気だし好奇心旺盛で視力も聴力も衰えているようには思えない。しかしこの半年ほど前から夜中にオシッコをしてしまうことが目立つようになった。寝る前に必ず外に連れ出して排泄させることにしているにも関わらずである。
とはいえこればかりは叱ったところでどうにかなるものでもない。ラテも確実に歳を重ねてきたのだからオトーサンたちで対処を考えなければならない…。



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appletechlab

Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中。ゆうMUG会員