ラテ飼育格闘日記(690)

相変わらず劇寒の朝夕の散歩は欠かせないのでオトーサンは完全防寒対策をして出かけるが、それだけに室内も劇寒の外も一張羅の毛皮だけのラテは大丈夫か…などと気になってしまう。しかしお陰様でラテは散歩に出るのを楽しみにしているし寒そうな素振りは微塵も見せない。


特に朝の散歩は早い時刻に出ることが多いので寒さはひとしおだ。ただしオトーサンは頭にはキャップを被り耳当て、そしてネックウォーマーと手袋は欠かせない。しかし手袋はラテの排泄の始末やら細かなことをしなければならないからと指だけ出ているタイプのものを使っている。

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※ラテは劇寒もなんのその!


そして小型USB充電型アンカをダウンジャケットのポケットに入れておく。指が出ているだけに劇寒の日はリードを持つ指が痛くなり、次第に感覚が無くなっていく…。それをアンカで温めながら歩くわけだがオトーサンの一番の武器は何度もご紹介している通り、ヒートベストとヒートパンツ(ズボン)である。

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※白梅が綺麗


ヒートベストは一般のモバイルバッテリーを使うがパンツの方は専用のバッテリーなので双方ともにフル充電を忘れないようにしなければならない。
ヒートベストは今年新たに購入した製品で、首の後ろ回りも温めてくれるタイプのものだが実に具合がよい。シャツの上にこのヒートベストを着てネックウォーマーをした上でダウンジャケットを着る。これで体の背中や腰と腹回りはもとより、首もネックウォーマーのおかげでヒートベストの熱が逃げずに常に首周りも温かい。

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※大好きなご近所のオカーサンにペロリ


したがって劇寒の中でも足腰などが寒いということはないが、両手指と顔は冷気に触れているだけに寒い…。
それなら寒さの中でも散歩も苦にならないだろうと言われるかも知れないが、そうは問屋が卸さない(笑)。散歩といっても静かにもくもくと歩くだけではないからだ。リードを引かなければならないことも頻繁だしオヤツの催促ならまだしも水を飲ませたり、排泄の後始末をしなければならない。

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※さて、いざ出陣


とくにこの季節は水飲みが辛い…。水は春夏秋冬冷蔵庫に入れてあるものを専用のペットボトルに移し替えて散歩用バッグに入れる。理屈は真冬に冷蔵庫の水は必要ないかも知れないが、浄水器を通して溜めてあるこの水は人間ならずともラテも美味しいと感じるようで、水道水そのままの水より好んで飲むからだ。

ものの本に寄れば冷たい水は胃腸に良くないとも言われるようだがラテはたまたま冷たい水を好んだためにそれが現在でも続いている。無論夏場は冷やした水でなければ飲まない(笑)。
ともあれこの劇寒の中、散歩中にオトーサンの足をマズルでツンツンするから振り向くと自分の口元を舐めているときは「水が飲みたい」という意思表示なのだ。

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※劇寒の中、ラテに水を飲ますのはなかなか辛い…


オトーサンは安全な場所を見極め、バッグからボトルを取りだしカップ兼用の蓋を取り外し、そこに水を満たしてラテの鼻先に差し出すということになる。どうという事ではないはずだが、この季節だけは結構辛い作業になる。
なぜならボトル自体が冷えているだけでなく外はマイナスの気温の中、指が出ている左手でボトルを保持して右手でカップ型の容器を持つわけだが、ラテは容赦なく水を飲みながらオトーサンの手に水を跳ね飛ばす。

問題は十数秒で飲み終えるのならまだしも、ラテが満足するまで飲ませようとすると結構な時間が掛かるのだ。十数秒ペチャペチャやっては小休止…。ただし飲み終えたわけではなく小休止である(笑)。万一ここでボトルをしまい込むとまた足をツンツンとくる。
よい季節ならゆっくりと思い通りに飲ませてやりたいが、くどいようだが外気温はマイナス。その中に冷たい水の容器を保持するだけでなく手に冷水をかけられるのだからこれは辛い。

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※子供には寛容なラテだが、しつこいと「お手っ!」も無視(笑)


ただしそれを我慢しつつラテが満足すれば、カップを持っているオトーサンの指を最後にペロリとやってくれる。これは多分に「サンキュー」の意思表示だと思っているが、ここでやっとボトルをバッグにしまうことになる。一二度時間を計ってみたが5分は過ぎていた。
それもこの時期、空気が乾燥しているからか小一時間の散歩中に二度も水を要求されるときもあり、とぼけようかとも思いつつも仕方なくオトーサンは腰を屈める毎日なのでした。




ラテ飼育格闘日記(689)

ラテの体毛がかなり伸びたので美容室へ連れて行った。ここではシャンプーやカットと共に爪切り・肛門腺絞り・耳掃除・歯磨き(奥歯は除く)などをやってもらえるのでラテを飼い始めた当初から利用させてもらっている。しかしラテはどうやら動物病院よりこの美容室の方が嫌い…怖いらしく店に入ると震えている。


震えるだけならまだしも、時に怖いからか受付をしている時にオシッコをしてしまうことがあるから店はすぐ近くとはいえダイレクトに行かず少し早めに出て排泄させてから店に行くという手間の掛かることをやっている…。
ともかく震えるラテのリードを後ろ髪を引かれる思いでお店の担当者に預けてから約2時間半、オトーサンの携帯電話が鳴った。処置が済んだという連絡を受け、すぐに向かえに行くことにする。

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※お陰様で元気です


毎度のことだが、料金を払った後にラテが奥から出てくるときの表情は楽しみである。あれほど震えていたラテが安心し、オトーサンの姿を確認したときの顔は独特のものだ。
今回もメチャ輝いた顔で出てきた!
そして毎回そうだが、近隣を一巡りし、途中で水を飲ましてから自宅へと戻った。

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※美容室の奥から出てきたラテの表情が何ともいえない!


そういえばラテの尿漏れは程度はともかく続いている。日中はまず漏らすことはないが朝起きると寝床のシートの一部分が汚れているといった感じである。
ちなみに寝る場所はオトーサンたちと同じ和室なので一番困るのは畳に粗相されることである。それを防ぐためにラテが横になる場所には “ペットシーツ超厚型ダブルワイド” という大型のシートを敷き、同じ物をラテの専用ベッドのふかふかシートの下にも敷いてある。

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※オトーサンへアイコンタクト


後はラテがオトーサンたちの寝具や畳に粗相しないようにと寝具の片付けが一段落するとラテを寝室に入れないなどという配慮をすることで何とか問題解決を図ろうと考えている。
まあまあシート上はもとよりフローリングなら多少漏らされても掃除が楽だから良い。しかし畳だけは注視しないとならない…。

ともあれいくつか健康面で問題がないわけではないが、ありがたいことに日日歩くスピードは遅くなったものの散歩の意欲も好奇心も衰えていないようだし、視力や聴力にも問題はなさそうだ。
とはいえこの6月になればラテも満14歳。オトーサンの頭には「老老介護」という語が浮かぶ(笑)。

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※美容室で綺麗にして貰ったナイスバディ!500g減量していた


散歩で行き交うワンコたちを見ても若いワンコはともかく10歳を過ぎるといろいろなトラブルを抱えているようだ。
白内障で視力に難が出たり、心臓疾患で病院通いしているワンコもいるしよろよろと歩くのもおぼつかないワンコも多々見かける。

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※朝の散歩で登校途中の小学生に出会う。皆素敵な笑顔で挨拶してくれる


中には飼い主さんが吊り上げるような補助具を使って何とか散歩しているワンコも見かけるが、人間同様老いは足腰が弱ると加速するように思われるから足腰は要注意だ。
ラテがこれからどのような老後を向かえることになるかは知る由もないが、オトーサンたち共々これまで通り…とはいかないだろう。しかし家族として、人生ならびに犬生を共に楽しもうと考えているのだが…。




ラテ飼育格闘日記(688)

言いたくは無いけれど…寒い。オトーサンは若い時には足が火照るので寝るときも素足を布団の外に出して寝てた。それがいまではアンカを使っている(笑)。ことほど然様にオトーサンは自分の老いを日日自覚しているが物言わぬラテにもそんな感覚はあるのだろうか…。


今年に入って…この1ヵ月の間、ラテの様子がこれまでとはかなり違ってきていることを感じる。それはやはり老いに関係するのではないかとも思うのだ。
ひとつにはオシッコを我慢できる時間が短くなった。ものの本に寄ればワンコは半日程度は十分にオシッコを我慢できるとあるし事実ラテもペットホテルに預けた際にほぼ24時間排泄をしなかった。それは例えば朝の散歩で排泄すれば夕方の散歩まで楽勝で待てることを意味するし、寝る前に排泄させれば翌朝の散歩まで我慢することができるわけだ。

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※寒いのへいちゃら!


そして事実ラテもこれまで難なくそうして生活してきた。ラテの寝る場所はオトーサンたちと同じ寝室だが、そこにオシッコシートなど敷かなくてもよかったし使うこともなかった。しかし最近は些か様子が違ってきた。
オトーサンは夕方の散歩とは別に就寝時間の前にラテを外に連れ出して排泄させるように習慣づけてきた。些かオトーサンにとっては面倒だしこうした冬場などでは辛いものの翌朝の散歩までラテが膀胱炎などになるような我慢をさせないようにとの配慮だ。

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※ラテに新しいベッドを買いました


そしてそれは功を奏したのかこれまで何の問題もなかったが、ごく最近になって時に朝起きると寝床が濡れていることがあった。明らかにオシッコをしたに違いない。膀胱を空にするような大量のケースはあまりないもののいわゆる尿漏れみたいだが粗相は粗相だ…。
とはいえ叱って済むことではないし多分に加齢によるものだということは推測できる。オトーサンだって若い時と比べれば催す時間が短くなっていることは自覚している(笑)。

先日など朝5時半頃にオトーサンの座っている椅子に手をかけて気を引こうとする。これは明らかに外に行きたいというサインだ。昔ならともかく、そのまま無視し続ければ室内で粗相をしかねないからと仕方なくオトーサンは支度して連れ出した。
無論まだ日の出前だから真っ暗で外灯の明かりと懐中電灯が頼りだが、案の定外に出ると即座に排泄を始めた。

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※日の出前なのでまだ真っ暗だ!


こんな極端に朝早いとこのまま夕方まで持つわけもないから結局日中のどこかでまた一度出かける必要があるし、出かければかならず戻った際に四つ脚の掃除が必要だから面倒だし時間が取られる。

気を引く…といえば、何度も書いているがラテはそもそも飼い主にさえベタベタするワンコではない。特にオトーサンに対しては冷たいのではと思うほど距離を置いている。散歩に出て、好きな方に出会えば尻尾を振り口元を舐め、お尻をぶつけて親愛の情を表すがオトーサンに対してはそうした行為にでることはまずない。
半日外出して帰宅しても喜んで迎えに出ることもないし、こちらに顔を向けることなくお尻を向けたままだ(笑)。

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※公園で大好きなAちゃんと


そんなだったラテが最近では些か態度に変化が出てきたようなのだ。
日常、女房が仕事で外出しているときオトーサンは仕事場にそしてラテは三箇所ばかりあるお気に入りの場所で寝ているのが普通だった。そのお気に入りの場所とは和室の寝床、女房の部屋、そしてリビングの一郭といった具合だ。無論オトーサンのいる部屋に来ることは滅多になかったが、ここのところその頻度が多くなってきた…。

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※オトーサンが座っている椅子の脇に陣取ることが多くなった…

この原稿を書いている数日は日中ほとんどオトーサンの椅子の足元に転がって寝ている。どのような心境の変化かは分からないがやはり歳を取りあらゆる面で自信が薄くなり飼い主を頼ろうとする気持ちが強くなってきたのだろうか。
そのこと自体オトーサンは嬉しいものの、椅子を不用意に動かすとキャスターでラテの尻尾などを引きそうで怖いし、椅子に限りなく近く横になったは良いがオナラが臭い(笑)。

オトーサンはある意味、日日自分の老いを自覚せざるを得ないが、ラテはどのような気持ちなのだろうかと考えると愛おしくてならない。
後どれほど元気に一緒にいられるか、こればかりは神のみぞ知ることなのだろうが毎日を何とか楽しく過ごせる算段をしたいものだ。




ラテ飼育格闘日記(687)

なにか随分と長く感じた一月も終盤になったが寒さが続くのはまだまだこれたらだ。一月といえばふと思い出しが、実父の命日が1月25日だった…。親父はオトーサンたちがワンコ(ラテ)を飼ったことを知らせたとき「俺は犬などに興味は無い…」と言い捨てたが、いま思えばある種の嫉妬だったのかも(笑)。


そんな気持ちがどこかにあったからか、先日は珍しくその親父が夢に出てきた。
オトーサンが会社かあるいは学校か、どこか大規模な建物に向かって歩きそのエントランス付近まで来たとき「おい!こんなところでなにをしている!?」という声に振り向いたらそれが親父だった…。夢はそこで途切れたが、夢の中でもオトーサンにとって親父は苦手な存在であった(笑)。

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※アタシはまだまだ元気よ!


その親父は本来犬好きだった。私が子供の時代は外に出るとけっこう回りにワンコがいたがそれらのほとんどは野犬だったものの親父はそんなワンコたちに優しく接していたしいまだにオトーサンの心に残るエピソードは忘れられない…。
それは昭和30年代、西日の当たる6畳一間のアパートに家族5人が暮らしていた時代だった。いつの頃からか毎日夕刻になると一匹の犬が我が家に立ち寄るようになった。真っ黒いメスの中型犬で雑種だったに違いない。

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※1月25日は親父の命日。オトーサンよりずっと元気な人だっだが、写真は1998年8月小樽を歩く80歳の親父

 
泥棒など入るはずもない貧乏所帯の一室だから、寝るとき以外は鍵などかけなかったし夏には風通しをよくしようと玄関のドアは開けていた。そう、そのワンコに父が勝手に “ブラッキー” と名をつけた。
 ブラッキーはいつも夕方になると音も立てず、吠え声もあげずに狭い玄関のタタキに座り込み、顎をタタキのへりへ乗せた姿勢で静かに待つのが習慣になった。母がなんらかの食べ物を小さな鍋に入れて与えていたからだ。

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※劇寒の朝、さあ出陣!


とはいえ僕らの食事だってろくなものではなかったからブラッキーに渡るのは冷や飯の残りに薄めた味噌汁をぶっかけたものだった。ときには魚の骨なども乗っていたように思う。
たまたま休みの日だと親父はそのブラッキーに声をかけたりしていたが、母は鍋と一緒に瀬戸物の容器に水を入れて鍋の橫に置くのも常だった。

ブラッキーはときに尻尾をゆっくりと振りながら鍋を綺麗にし、水を飲んで音も立てずに帰って行ったが、そのブラッキーがある日、子犬を連れて来た…。何匹だったのか覚えていないが母はいささか慌てていた、というより嬉しそうだった。

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※朝日に輝く多摩の遠景

 
母は「いつより多いからゆっくり食べてね」と鍋を玄関に置いた。しばらくすると母のしゃくり上げる声に子供時代のオトーサンは振り向いた。いつものブラッキーなら鍋に飛びついて食べるのに、子犬が食べ終わるまで待っていたからだ。
その後、どのくらいの間ブラッキーは我が家を訪れていたのかは記憶がないもののある日、父がどこで呑んだのか赤い顔して遅くに帰って来たことがあった。
その手には小さな折り詰めの寿司をぶら下げていたが、いつもと様子が違っていた。
玄関から上がり、スーツを脱ぎながら親父はまだ少し赤い顔しながら「ブラッキーに助けられたよ」といった。

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※ゆっくりだけど歩くのは好き

 
聞けば、アパートの近所までほろ酔い気分で歩いて来たとき数匹の野犬に囲まれたという。さすがに中型、大型犬数匹にそれも夜中に囲まれれば犬好きでもいい気分ではない。
野犬たちも父を襲おうと出てきたのではなく、たぶん折り詰めの臭いに集まってきたに違いない。
父も仕方がないので折り詰めを地べたに置き、この場を離れようかと覚悟したとき、どこからともなくあのブラッキーが現れ、父のズボンの臭いを嗅いで親父の脇に座り込んだらしい。
周りの犬たちはそれを合図としたように静かに去っていったという。
「いやはや助かったよ!」
親父がネクタイを緩めながら嬉しそうに言ったそのシーンをいまだにオトーサンは覚えている。そして子供心に「将来絶対犬を飼おう」と決心したのだった。

その愛犬ラテも今年の6月で14歳だ。見かけはまだまだ元気だし好奇心旺盛で視力も聴力も衰えているようには思えない。しかしこの半年ほど前から夜中にオシッコをしてしまうことが目立つようになった。寝る前に必ず外に連れ出して排泄させることにしているにも関わらずである。
とはいえこればかりは叱ったところでどうにかなるものでもない。ラテも確実に歳を重ねてきたのだからオトーサンたちで対処を考えなければならない…。



ラテ飼育格闘日記(686)

今年の冬は暖冬で雪不足だという話もあるそうだが、寒いのは寒い…。ともあれオトーサンは寒いのも電熱ベストと電熱ズボンで乗り切ろうとしているが、先週は汚い話しで恐縮だが洟垂れが酷くて閉口した。風邪やインフルエンザも疑ったが幸い熱も出ずそうでは無いらしい。


酷い時にはまともに散歩も出来ないのだ。ちょっと油断すると鼻かむ前にツーっと垂れてしまう。みっともないことこのうえないからと自宅内では鼻にテッシュを詰めたりもしてみたが、外ではそういうわけにもいかない。
ちょうど先週のとある日は一ヶ月一度のクリニック検診だったので医師に症状を伝えてみたら即座に「花粉かハウスダストのアレルギーだろう」と言われた。

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※ラテは今年14歳になるので色々と心配…


ということでオトーサンは生涯初のアレルギー検査のため採血を行った。結果はしばらくかかるが取り急ぎアレルギー抑制の薬を処方してもらい飲んでいるが確かに洟垂れは止まったものの眠くていけない…。しかし検査の結果、もし犬アレルギーだなんて結果が出たらどうしよう(笑)。

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※朝の散歩が早いときには途中で日の出となる


そういえば先日ラテにも異変が起きた。
異変というと大げさだが、いつもの挙動と違うのでどこか具合が悪いのか、あるいはボケたのかと一瞬本当に心配したのだ。
それは夕食も終わって寝る前に排泄をさせるため外に出てきた後のことだった。オトーサンが仕事部屋で椅子に座っているとラテが近づいて来て前足で座面を引っ掻くのだ。

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※好奇心旺盛で目がキラキラしている


そもそもラテはオトーサンになにかを要求するということはほとんどない。食事を出すのが遅くなっても散歩に出る時間になってもそわそわしたり熱い視線を送ってくるときはあるが近づいて来てどうのこうのすることはない。ただし面白いもので女房がいる時にはその要求は女房に向ける。
食事を作るのも散歩に連れ出すのも基本オトーサンがやるのにラテは女房に向かって「ご飯の時間が過ぎたぞ」とでも言うように要求吠えする。

ただし例外があって、滅多にないことだがお腹が悪いときやボール遊びの要求はオトーサンに向かってする…。
とはいえその日はすでにボール遊びを終えていたからオトーサンはラテのお腹の具合が悪いので外に行きたいと催促しているのかと思って慌てて支度し外に連れ出した。
お腹が悪い時のラテの行動にはパターンがある。直接オトーサンにアピールすること、そして外に出ると駆け出すことだ。これはなるべくホームホジョンから離れた所で排便したいという意志だと考えられる。だから、余談ながらよくワンコをゲージの中に入れ、キャリーの隣に排泄の場所を設置…という飼い方を推奨するケースを見るが、ワンコにとって快適な住まいとはならないと思っている。

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※大好きなKファミリーのオカーサンと


人間もワンコも自分の住まい、テリトリーの隣にトイレがある環境など好まないのだ(笑)。
ともあれラテを外に連れ出したが走る気配もなく落ち着いている。近所を一回りして家に戻り簡単に四つ脚を洗ったがしばらくするとまたオトーサンの椅子に手をかけて「クーン」と鳴く。こんなことはこれまでなかったが、もしかすると今度こそお腹の具合が悪いのかも…あるいは先ほど外に出たことを忘れたのか…とオトーサンは寒い夜にまたまた外に連れ出した。
なにしろこれまでこんなことは無かったから、この時ほどラテが人間の言葉を話してくれたらなあ…と馬鹿なことを考えたことはない。

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※レインコートを着ていると不機嫌なラテ


しかしラテは寒い夜風を楽しむようにゆっくりと歩いている。オトーサンは次第に腹が立ってきた。あのような要求をすると外に出られるといったことを習慣にされてはたまらない。ともあれお腹が悪いのかも知れないという心配はないようなのでまずは一安心しつつ家に戻ったがオトーサンの体は冷え切っている。
女房がちょうど和室に布団を敷き、寝支度をしていたが、ラテはその一郭にある自分の場所で静かに横になった。
ではあの要求は何だったのか…。
もしかしたら「眠いから早く寝たい」という要求だったのかも(笑)。




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プロフィール

appletechlab

Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
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