ラテ飼育格闘日記(295)

ワンコ最大の魅力は何だろうか? これはワンコを飼っている人なら頷いてもらえると思うが、ワンコが我々人間と生活していく上での一番の魅力は明らかにその目力…視線の浴びせ方である。その魅力的な流し目や凝視といった視線は杉良太郎も真っ青なのだ(笑)。無論その視線は常に我々をよく観察している。                                                                                                                      
以前TVでワンコとオオカミの比較…違いを実験するという番組を見たが、一番感心したのはオオカミは人、すなわち我々人間を当てにしないが、ワンコは自身でどうにもならないこと、して欲しいことを人間に知らせて目的を遂げる能力があるということだった。
どういうことかというと、そのTV映像では檻の中に肉片を入れておくが、それは一見取れそうなのだが実は届かないように工夫がしてあるという意地悪な実験だった。
その前に放たれたオオカミ…オオカミといっても人間に育てられているオオカミなのだが、当然のことながら知力の限りを尽くしてその肉片を取ろうと工夫する。しかし癇癪を起こしても焦ってもどうしても取れないとなると諦めるしかない…。それがオオカミの行動だった。

Latte295_02.jpg

※豊かな表情とボディランゲージでラテはオトーサンたちに話しかける


同じシチュエーションにワンコが置かれるとオオカミとどのような違った行動に出るかに興味があるわけだが、無論ワンコだってオオカミと同じく、脚を伸ばし、檻のあちらこちらを探って入り込める隙がないかを確認するが当然のことながら目的を達することができない。
ではワンコはオオカミと同じくその場から離れて諦めるか…。
期待通りというか、ここでワンコはオオカミにはできない行動を起こすのだ。
それはそれを観ている人間の側まで歩んでから檻の近くに行き「ワンワン!」と吠え出すのだ。鼻先を檻に向け、視線を肉片にやってからその視線を人間の視線に合わせ「ねぇねぇ、お願いだからあの肉取ってほしいの」と哀願するのである。

Latte295_03.jpg

※散歩から帰り、身体を綺麗にした最後のブラッシング。ちゃあんとお腹もブラッシングするのです


その人間に協力を求める、あるいはいい方を変えるなら、人の力を利用して目的を達成しようとする能力こそワンコ最大の武器ではないだろうか。
その上、ワンコは自身にとって有益な…協力者と非協力者をきちんと区別し行動する…。驚いたことに例えばワンコの大好物を持った人間が実験者として座っていた場合、顔を向こうに向けていたり目隠しをしているとワンコは食べ物に近づく衝動を抑えるという。しかし近くに目隠しをしていない人がいればワンコはその人のところに近づきねだるのだ。
よくワンコの飼い主たちは…オトーサンを含めてだが…食事中にワンコが人間の食べ物をせがんで困ると文句をいうが、ワンコが食べ物をせがむのは我々飼い主自身がワンコにアイコンタクトをしているからだという。
科学者たちによるこうした「ねだり行動」実験にはさまざまなバリエーションがあるそうだが、当初その対象はチンパンジーだったものの、驚いたことにワンコに対する実験の場合、ワンコはチンパンジーより成績が良かったという。
ワンコは我々と同じく、目を見ることのできる相手に向かって話しかけ、おだて、誘い、せがむのを好むのである。

Latte295_01.jpg

※散歩から帰り、痛い右前脚の肉球をかばいながら一息入れるラテ


さらに興味深いことに、ワンコはこうした観察と知識を日常駆使して生活していることだ。これはワンコの飼い主なら日々経験していることだが、ワンコは私達がいつ自分たちに注意をはらっているかを理解するだけでなく、飼い主の注意の状況に応じて、自分の判断で勝手にできるかどうかを敏感に感じ取る。
例えば伏せを命令されて大人しく従った後の行動についての実験だが、3つの異なる状況で観察がなされた。
一番目の実験では飼い主が立ってワンコを見つめている。この場合にワンコはまったく従順に伏せたままだった。二番目の実験では、飼い主は座ってテレビを見始める。このときワンコは躊躇いを見せたものの、しばらくすると命令に背き立ち上がった。
そして三番目の実験では、飼い主は「伏せ」の命令後、飼い主はワンコを無視して部屋から出てしまう…。この最後のケースでワンコはいち早く命令に背きその場を動いた。

ここで注目すべきは飼い主が出ていった後にワンコが命令に背いたということではない。ワンコは我々人間がどの程度(ワンコを)注視しているかを正確に知り、それに応じて行動を変えた事実である。
こうした行為は人間の二歳児、チンパンジー、サルにはできるものの、他の動物には決して出来ないことだという。ワンコは飼い主の注意のレベルを系統的にとらえ、どういう状況なら飼い主に言われたことに背いても大丈夫なのかを考えるのだ。
では飼い主がその場で注視していることを映像や音声で示したら効果があるだろうか。
例えば飼い主の等身大デジタル映像をワンコの前で見せるとかスピーカーから飼い主の声を聴かせるという方法でワンコを従わせることができるのだろうか…。
驚いたことに実験ではビデオによる映像で食べ物のありかを指し示したときにワンコはその指示をたよりに食べ物を見つけることができるが、ビデオ映像やスピーカーからの飼い主の言葉に従うことはほとんどなかったという。ワンコはそこに飼い主の映像があるにも関わらず、彼らは一人でいるのと同じようにふるまった。
オトーサンもこうした映像によるテストはできないものの、別室からオトーサンの声をラテがいる部屋に置いたスピーカーから出して色々と命令をしたことがある。しかしラテは最初だけ何事かと反応したもののその指示にはほとんど従わなかった(笑)。そこにオトーサンがいないことを理解していたのだろう。
我らの友、ワンコは我々が考えている以上に利口なのだ。

Latte295_05.jpg

※オトーサンが肉球の治療にと薬や包帯を持って近づくとどういうわけかラテはお手をしてくれる(笑)


そんな感じでオトーサンの存在を常に意識していることは間違いないラテだが我々を利用しようというだけではないのがワンコの素敵なところだ。
例えばラテと散歩中にオトーサンの足を鼻面でツンと突く。そのオトーサンとアイコンタクトしているラテの顔を見ると何をしてもらいたいのかは大体分かるのだ。
大げさに舌なめずりしている場合は「喉が渇いたので水が飲みたい」ということだと解釈しているのでオトーサンはバッグから冷やした水を入れたペットボトルを取り出し、ワンコ用のコップになる容器で水を飲ませる。
喉を鳴らして美味しそうに水を飲む姿も可愛いが、愛らしいのは容器を持っているオトーサンの指をペロリと舐めることだ。コップ型容器といっても水を飲むのに不便なほど小さいものではないから、ラテが間違ってオトーサンの指を舐めたわけではない。意識してペロリと舐めるのである。
それは「アリガト、オイシカッタヨ」というサインだとオトーサンは考えている。なぜなら飲み始めや途中ではなくかならず容器から離れる直前…最後にペロリと来るからだ。

【参考資料】
・アレクサンドラ・ホロウィッツ著「犬から見た世界」白揚社刊

FMACCG:談話室【11】1992年1月1日〜1992年1月20日

NIFTY-Serve FMACCGフォーラムのログ公開第11弾。この頃は毎日が大変忙しくかつ充実した毎日を送っていた。無論本ログに登場する活動はほんの一部ではあるが、そもそもがパソコン通信するための時間を確保することが大変になってきた時代だった。                                                                                               

FMACCG:談話室【11】1992年1月1日〜1992年1月20日

295/512 SDI00116 松田 純一    年頭のご挨拶
(10) 92/01/01 00:15

フォーラム会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
今年は当社にとりましても本当の意味でその実力を問われる年だと
思いますし正念場だと感じています。しかし当フォーラムにご理解
をいただいている多くの方々の生の声が聞けるこのような場を持っ
ていることを幸に思っています。
新年早々、あまりなまぐさい話題は遠慮いたしますが、有益でかつ
楽しくユニークなマッキントッシュ用アプリケーションの開発に
全員最大の努力をいたしますので今後ともよろしくお願いをいたし
ます。
…今年も皆様方にとって健康でより良い一年でありますことを年頭に
あたり、心からお祈り申し上げて新年のご挨拶とさせていただきます。

FMACCG & FKOSHING (株)コーシングラフィックシステムズ 社員一同

302/512 SDI00116 松田 純一    PowerBook100でホテルから初通信
(10) 92/01/02 19:37 301へのコメント コメント数:2

皆様、明けましておめでとうございます。フォーラム公式のご挨拶は
既に書込みましたので今回は個人の分のご挨拶です。
え〜フォーラムのメンテは札幌支店の高橋に頼みまして、現在京都に
遊びにきているところです。
京都ロイヤルホテルの一室にモデムとPowerBook100を持ち込んで今
通信をはじめたところです。もち、内蔵モデムはありませんし暮れに
なって近所のパソコンショップにポケットモデムを買いに行っても
在庫がなく入手できなかったので普通のやつをバッグに押し込んで
持ってきました。
ホテルの電話がモジュラーだったので「ラッキー!」です。
昨日今日と、八坂神社や清水寺付近をとおりましたが、いやーもの
ずごい人出でビデオ撮影なんてやっている雰囲気ではありません。
ともかく明日は予定だと奈良まで足を延ばしてみようかとも考えていま
すがどうなりますなら。
ともかくこれでホテルからの初通信も成功!!めでたしめでたし。
皆様も良い新年をお迎えくださいね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

305/512 SDI00116 松田 純一    いよいよ明日は帰らねば
(10) 92/01/03 22:39 304へのコメント

永田先生、今年もよろしくお願いいたします。
奈良は今日一日だけで、明日は帰ることになります。
奈良は興福寺と東大寺に行ってきましたが、京都市内
ほどではないにしてもなかなかの人出でした。
奈良は確か6年ぶり、またまた新しいMOVIEネタをいくつか
撮影してきました。
その内アップさせていただく予定です。
いやぁPowerBook100は便利だわ!!

京都ロイヤルホテルより  松田純一(SDI00116)

310/512 SDI00116 松田 純一    今年もよろしく
(10) 92/01/09 17:58 309へのコメント

川森さん、おめでとうございます。
ちゃあんと読めますのでご安心を!!
今年もよろしくお願いいたします。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

311/512 SDI00116 松田 純一    SF MacWorldExpoに行ってきます
(10) 92/01/09 21:05

いよいよ11日からサンフランシスコExpoに行ってきます。
今回はSystem7.0が立ち上がりQuickTimeがリリースされ
た直後、そしてPowerBookも登場したわけで話題性はかな
りあると思います。しかし本当に面白いものがあるかどう
かが興味のあるところです。
この出発直前にSuperMAC社のVideoSpigot Pro.や商品版の
Adobe Premiereを確認することもでき、他社のデジタルム
ービーに対するコンセプトは勿論、機能的な把握もできま
したので安心して向こうに行ってこれます。
体力に自身はないのですができるだけPowerBook100を持参
し生のレポートを集めてこようかとも考えています。そして
毎度おなじみ、帰国時のMacWorldExpo in SFレポートに反
映したいと思います。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

314/512 SDI00116 松田 純一    ただいま帰りました
(10) 92/01/19 21:03 313へのコメント コメント数:1

えー本日ただいまMacWorldExpo in SF '92から無事帰ってきました。
今回はPowerBook100を持っていきましたので、その日に感じたこと
をその日の内にたたきこみましたので早速明日から恒例のExpo日誌
をUPさせていただきます。

FMACCGLog_9_01.jpg

※1992年度Macworld Expo/SF の公式ガイドブック


とにかく今回はExpoは勿論ですが16日と17日の両日フェアモントホテル
テルで行われたパシフィック・マーケットフォーラムでスピーカー
を依頼されていたこと(16日のみ)、そしてあの新生MacroMind・Para
compに乗り込んだりといろいろビジネス上でも忙しい毎日でした。
今日は疲れているのでこれで失礼しますが、明日からのレポートを
お楽しみに。
SYSOP 松田純一(SDI00116)

316/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-1
(10) 92/01/19 21:58 コメント数:2

MacWorld Expo '92 in SF視察

これから何回かに分けて'92サンフランシスコMacWorldExpo
を軸にした個人色の強いレポートをUPいたします。これは
PowerBook100を持参し、現地で書いたもののため表現が現
時点ではおかしなところもありますがあえてそのままUPさせ
ていただきますのでご了承ください。

1月11日(土曜日)に私と村松そして札幌支店の肥後の三人で
サンフランシスコに旅立ちました。目的は勿論MacExpoで
すが女性2人と男一人のこの旅がどのようなものになるかが
問題です。
さて我々はUA852便のビジネスクラスを予約していたのです
がオーバーブッキングがあり何と私達は皆ファーストクラス
に廻されたのでありました。ラッキー!!
なんたって椅子が楽だし食事も違います。ワインリストも持
ってくるしメインディッシュなんか5種類の中から選べるん
ですから最高。と言っても私は幕の内弁当でありましたが。
そのメインディッシュの前にはシャンペン、キャビア、オー
ドブルそしてサラダが出てきます。キャビアみたいな高価な
ものが嫌いな私でもせっかくだからと思い無理をして咽に流
しこみました。あーもったいない。
贅沢な話しですがこのように恵まれた環境であっても飛行機
は疲れます。サンフランシスコに着いても眠くて仕方があり
ません。
サンフランシスコは快晴で西海岸日和。ピア39に行って昼食
後PARC FIFTY FIVEホテルにチェックインの後、三人で早速
サンフランシスコの最初の夜を記念するべくディナーにと街
にくりだしました。

FMACCGLog_9_15.jpg

※宿泊したホテルの窓際にあったデスクに乗せたPowerBook 100


まあ明日からExpo本番。今回はPowerBook100も持参したし
こうして忘れない内にその日の印象をまとめあげておくとい
うことが出来るわけですが.....やはり眠い!!

SYSOP 松田純一(SDI00116)

319/512 SDI00116 松田 純一    疲れましたぞ
(10) 92/01/20 07:42 318へのコメント

uzawaさん、永田先生おはようございます。
私も今年ウン歳になるしやはり旅は疲れます。しかしまあウン歳の
おっさんがド・紫色のPowerBookバッグをぶらさげ、ド・ピンク色
のベティちゃんのジャケット(詳しくはUPするレポートをどうぞ)を
着ているのなんぞは勇気の?のいることですが...ともかく若いもの
に負けないようにとがんばってまいりました。
今日からはExpo東京に向けてまたまたがんばらなければなりません。
皆さんも是非#404のブースに来てくださいね!!

SYSOP 松田純一(SDI00116)

320/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-2
(10) 92/01/20 07:44

12日はいよいよExpoの初日ですが12時から開場となっています。
少し前に会場に到着したのですがまずその待っている人の数にび
っくりです。Mosconeセンターで会場前にこれだけの人がいるの
はたぶんこれまでなかったことのような気がします。
今日は日曜日、そして昼からの開場ということで来やすかったこ
ともあるのかも知れませんがやはりMacintosh全体がSystem7.0と
QuickTimeの登場で盛り上がっているのかも知れません。なにし
ろどっと人が入りはじめたと思ったら満員!という感じなのですか
ら.....。
いつものとおり私達は初日の見方としてこの広いMosconeセンター
を一応端からじぐざくに一通り見て回ります。こんな調子でもう
一つの会場であるBrooksホールの方にも行きました。
ここのところの数回のExpoはあまり見るべきものがなく、こちら
に来て購入するものが無くてさみしい思いをしていたのですが今
回はしばらくぶりで活気を取り戻した私でありました。
早速目についたものからSuperMACのVideoSpigot NuBusタイプ
を購入。これは既にレポートしたとおりVideoSpigot Pro.の中に
フルカラーボードが同梱されていたので絶対にVideoSpigotカード
だけ(NuBus用)の製品があるはずだと考えていたので予想的中と言っ
たところです。
そうそうアナウンスされてたとおり確かにAdobe Premiereがバン
ドルされていましたよ!!
それからMacroMind/Paracomp社のMagicというソフトを買いまし
た。これはMultiMedia Made EasyとうたわれているものでDirector
の簡易版をもっと見せることに徹するようにした感じのソフトで
すが縦長の奇妙なパッケージになっていました。プレゼンテーショ
ン利用を主に考えればDirectorより一般のユーザーにはこちらの方
がずっと良いと思います。価格ですが定価が395ドルのところ、
Expo価格で199ドルですから安いですよねぇ。
ついでにMacroMind/Paracomp扱いのExpo価格を記してみると...
定価       Expo価格
Director3.0     995      479
MediaMaker    695      329
Three-D      1495     799
Model ShopII    895      449
Swivel 3D Pro    695      329
SwivelMan     895      459
MacRecorder2.0.3  249      129
となっていましたが、これらはComputerWareでのドル価格です。

つづく
SYSOP 松田純一(SDI00116)

321/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-3
(10) 92/01/20 07:45

今回はPowerBook用の関連を購入したいと考えていたことでもあり
早速GLOBAL VILLAGE社製のFAXモデムを買いましたがいろいろ
実使用には問題が出そうなのでこれの詳しいことは後ほどレポート
したいと思います。この製品はスカリーの基調講演の前にプレス関
係者での座談会みたいなものがあったのですが、その中でも誉めて
いた製品でした。しかし実スペックを利用するにはSystem7.0が必
要なため、面倒なことです。
またいくつかのブースでPowerBook用のキャリングバッグが販売さ
れていました。値段もまちまちデザインもまちまちなのでなかなか
選ぶのが難しいのです。
まずあるブースで紫色のバッグがあったのですが、連れの村松な
んかは私が紫色を好きなことを知っているので松田向きのものだと
言って薦めるのです。実際に手にして見ると作りもなかなかしっか
りしているしデザインもまあまあです。ただし作りはやはりどこか
粗雑なわけですがね.....。
で勿論?このバッグを買ったのですが、どこかでドムラサキ色のバ
ッグを担いでいたのがいたら、松田だと思ってくださいな。
そこの、そう...あなた、「いい歳して恥ずかしくないのかねぇ」な
んて考えてんでしょう?
私はMacExpoの会場に入ると人格が変わると言われているのでこ
れが正常なんですよ。ともかくせっかく日常PowerBook100を持ち
歩くんだったら皆と同じではつまらんし、いつも黒いバックじゃあ
これまたわざわざここまで来て買うこともありませんからねぇ。

つづく
SYSOP 松田純一(SDI00116)

322/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-4
(10) 92/01/20 07:46

この日のBrooksホールでホットドッグを立食いしていたら警備
のおじさん(日本人)がトコトコ来て紙を渡すわけ.....。何だと思っ
たらたぶん拾ったレジストレーションカードの裏にきたない日本
語で「折角アメリカへ来られたのだから不愉快な思い出を残さな
い様楽しい旅行をして日本へ帰って下さい。特にスリやひったく
りに気を付ける様に。」という文章が書いてあり「私の日本語
判りますか?」と言うわけ。
随分とスキがあったのかしらと反省することしきりでありました。

この会場では日本のスリースカンパニーがブースを出している
と聞いてましたので早速挨拶に参上。金子社長自ら陣頭指揮をと
ってがんばっておられましたが風邪気味とのこと。大変ですね。
それからSONYもこの会場にブースがありVISCA関係のデモをい
くつか展示していました。こちらの会社が開発したというビデオ
編集ソフトがありましたが私達の開発商品とぶつかることもあっ
て敵上視察も兼ねたわけですが、そのくどい画面を見て気が楽に
なりました。

この日の夜はツアー主催のパーティをホテルで開催いたしました
が、たぶんこれまでで一番美味しいものだったと思います。いつ
もこのパーティに出るディナーは評判が悪かったのですが今回ホ
テルが変わったので少しは期待していたので助かりました。
今回のツアーの参加者が一言づつ自己紹介する中で特筆すべきは
会社から勉強のために行ってこい!と言われて参加した人の数が目
立つことです。それだけMacintoshが注目されているわけですね。

つづく
SYSOP 松田純一(SDI00116)

323/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-5
(10) 92/01/20 07:47

今日は(13日)MacWorldExpoの2日目でスカリーの基調演説が
ある日です。私達も8時半にホテルの和食を食べさせる所で朝
粥定食を食べてからいそいそと出かけました。例年より多少ゆ
っくり出たのであまり良い席はとれませんでしたが、今年のキ
ーノートはなかなか活気がありました。
スカリーのキーノートの前座(ごめん!)で例えばMacWeekなど
の雑誌社代表のディスカッションがありましたがSONYにPower
Bookなどを作らせていることに危機感を持っているようなの
が気になりました。どうも雑誌社の人達と言えど、この辺の事
情や経過、そしてアップルコンピュータの考え方などが正確に
通じていないようで我々には好意的な発言ではなかったわけで
すがいやな感じです。
ああいう考え方ではこれからのアップル環境(勿論アメリカの)
をリードし率先して引っ張っていくことができるリーダではな
り得ないのではないかと思いますけどね。どうも現在の日米関
係を象徴するような一面も覗かせたセッションでした。

スカリーのプレゼンテーションはQuickTime一色といった感じ
でサードパーティの製品なども交え、ユーモアあふれるもので
好感が持てました。ただ内容自体は特に目新しいと感じるもの
はありませんでしたが会場の反応は過剰とも言えるものでした。

FMACCGLog_9_03.jpg

※ジョン・スカリーのプレゼンシーン

つづく
SYSOP 松田純一(SDI00116)

324/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-6
(10) 92/01/20 07:48

12時に日航ホテルのロビーでこちらにいる人と待ち合わせがあ
ったので最後の方が聞けなかったのが残念でしたが、昼食をし
ながらの打ち合せの後、再びMosconeセンターに出かけ札幌支
店で使うラベルライターやフォントなどを購入しました。
札幌支店の肥後や本社の村松は2月のExpo東京がせまっている
こともあり、会場の展示の仕方に随分と注意と興味を持って接
していたようです。

FMACCGLog_9_17.jpg

※住所ラベルを打ち出すのに便利なラベルライター


会場ではメディアセールスジャパンの森社長や亜土電子の石崎
さんなど、おなじみの方々にもお会いできました。お会いした
といえば、昨年の春までComputerWare社のインターナショナル
部門にいらしたジェフリー・リグスさんにも会場で会いました。
彼は日本語ができるスタッフとして我々日本人には知られた人
でしたが現在札幌に本社がある会社のアメリカ連絡事務所のマー
ケティング・ディレクターとして勤務されているそうです。

ところで会場の場所とは別の部屋でAppleがQuickTime関連専
門の展示を行っているでそれも見に入りましたが、狭いスペース
一杯にブースが並び、注意深く見ることなど到底出来ないので早
々に退散しました(明日詳しく見ることにします)。

FMACCGLog_9_07.jpg

FMACCGLog_9_08.jpg

FMACCGLog_9_09.jpg

※QuickTime関連情報は別ブースで展示されていた


ところで今日はMacLifeの高木さん達と夕食を共にすることにな
っていましたので早々にホテルに戻り待機。7時近くになって
タクシーでイタリアレストランに出向きましたが、これがアメ
リカでは珍しく!?本格的な所でとても美味しい店でした。特に
テーブル係りのショートカットの女性がかわいいのでこれもゴキ
ゲンでしたね。サービスもよかったし。
サンフランシスコにもこのような店があったとは嬉しくなります。

帰ってホテルにてAJの方々と16日に行われるパシフィックフォー
ラムのスピーカーをする件で打ち合せをして部屋に帰ったら早、
12時を完全に過ぎていたというわけでありました。まあまあ、し
かし日本で聞いていた私の役割とこちらで聞く話しが180度違う
のであわてましたがねぇ...。
つづく
SYSOP 松田純一(SDI00116)

325/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-7
(10) 92/01/20 12:55

1月14日火曜日、今日も良い天気です。ホテルの窓からサンフ
ランシスコ、ダウンタウンのビル群とパウエルストリートが
少し見えます。こうして見ていると今にもあのビル群をスーパ
ーマンが横切りそうな気がする風景ですよ。
これから朝食を済ませ、3日目のMacWorldを過ごすわけです。
ホテルの窓際に位置しているテーブルの上には電気スタンドが
あるのですが、そこにPowerBook100を置き朝のやわらかな日
差しを少しあびながらこの原稿を書いています。とてもゆった
りした良い気持ちです。日本にいるとなかなかこのようなゆっ
たりした気持ちにはならないのですが、帰れば現実が待ってい
るわけでしばしのうたかたでありますな。

今日はまずMosconeセンターまで歩き、シャトルバスでBrooks
ホールへ先に行きました。一通り足早に全体を回りましたが特
に印象に残るものはなく、参考にいくつかのソフトを買ったぐ
らいでしたが、後アームレストのよさそうなものがあったので
お土産にもなると5個購入し再度Mosconeセンターに戻りまし
た。そろそろ腹もすいたしと会場外のホットドッグ屋さんでホ
ットドッグを買い、会場に入って食べましたが特に座るところ
がないので空いている場所に座り込んでの食事です。
会場に入る時にその入口でPowerBook用のバッグを頼んだ会社
の女性担当者に声をかけられ、村松の頼んだ分が入荷したとの
こと。とても印象のよい人で、日本語もなかなか達者でした。

で食事も終ることろになったらAJの方が通りかかり、同じく座
り込んでいろいろと話しさせていただきましたがアメリカなら
ではの姿ですね。分かれるころは既にもう3時になっていました。
真面目な?私達は再度このMosconeセンターを視察すべく待ち合
わせ時間を決めた後、それぞれ思い思いの方角に散った次第。
この時間帯に私はまずExpert ColorPaintという29ドル程度の安
いフルカラーペイントソフトを買いましたが、ここで帽子のグ
ッズをおまけにもらい、心はうきうき!。それからどうしようか
と悩んでいたPowerBook100用のメモリですが決心をして4MB
分を買いました。PSI社のもので549ドルでした。
それから先日のGLOBAL VILLAGE社製のFAXモデムではなく
Apple純正のPowerBook Fax/Data Modemも購入してみました。
この純正Faxモデムはあまり評判がよろしくないとの話しも聞い
ているのですが今後より重要で便利になる通信関連を確認する
には純正品もチェックしておかなければなりませんし.....。

歩いているとやはりいろいろな方にお会いします。ファクトリー
の西村さんご夫妻(風邪は直ったでしょうか)、IDGの方、そして一度
当社にも来てくれた確かオーストラリアのプレス関係の社長に
も声をかけられましたっけ。2月の東京でのExpoがんばってく
れだと!!

つづく
SYSOP 松田純一(SDI00116)

326/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-8
(10) 92/01/20 12:56

少々疲れ気味の足をひきずりながらホテルへと戻り三人でまず
コーヒーや紅茶を飲みリラックスします。ちょっとうすめです
がなかなかのカプチーノコーヒーでした。
さてこれからはツアーの人達との夕食の予定。まずはPowerBo
okはしまって待ち合わせ場所に行かなくては..... 。

とにかく今日の目についた物達を別途ご紹介しますと.....。
まずSoundEdit ProがMacroMind/Paracomp社から登場しました。
48KHzでの録音ができるものでテープレコーダーライクなユーザ
ーインタフェースだということです。
Directorの対抗製品的なものではViViDUS社のcinemationという
製品。QuickTime対応で早くもPremiereの対抗であるDiVA社の
VideShop, Interactive Solution社のMovieWorks, などが登場して
おりQuickTime対応のグラフィックス関連製品ではCanvas 3,
Digital F/X, VideoAuthor2.0, The Animation Stand2.0, Director,
MediaMaker, ClipMedia, Magic, Multi-AD Searchなどが名乗りを
挙げています。またKidPixもKidPix Companionという製品でこの
QuickTimeをサポートします。
さらに良く知られているアプリケーションとしてはMathmatica,
4th DIMENTION, Persuation2.1, HyperCard, Microsoft Word/Excel,
ADDmotionII, Double Helixなども続々QuickTimeに対応するとの
ことです。そんな背景を察してかPROclaimというQuickTime Mo
vieを含むマルチメディア・クリップアートも登場していました。

つづく
SYSOP 松田純一(SDI00116)

327/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-9
(10) 92/01/20 12:57

今日15日はいよいよExpo最終日です。終了も4時と早いために
買物をするにはなるべく早くスタートを切る必要があります。
そうでないとストックが無くなる可能性があるからです。とい
うわけで開場の10時にMosconeセンターにまたまた飛び込みま
してまずはストレートにComputerWareに行きPowerBook100
用のバッテリーを買いました。本当はバッテリーチャージャー
も欲しかったのですが在庫がないようです。バッテリーは定価
が99ドルのところ89ドルだったので2つ買っておきました。ま
た荷物が重くなります。

FMACCGLog_9_16.jpg

※ExpoのMOSCONE CENTER


あと今日はCDを二枚買いましたがひとつはSpaceTime and Art
というやつですがこの中にもQuickTime Movieが含まれています。
それからTextureが沢山入っているWRAPTURESというものです
が79.95ドルだったので買っておきました。これもDirectorなど
でアニメーションを作ったり、プレゼン画面のバックグランドに
利用価値があると思います。
CDと言えば早くも野球の名場面集を集めたQuickTime Movieコレ
クションなどが登場しています。この調子ではエンタティメント
方面にもある程度本格的に利用されるかも知れませんね。これら
のCDを販売しているEDUCORPは大変な人でした。

つづく
SYSOP 松田純一(SDI00116)

328/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-10
(10) 92/01/20 12:58

毎回大変な人だかりのVIDEO TOASTERブースですが今回も人気
がありました。しかしやはりこの人気は製品そのものよりデモを
している女性にあるように思えてなりませんね。超ミニスカート
の足を組み直しながら素晴らしいそしてよどみ無くプレゼンして
いる彼女の足元には十数人の野郎が座り込んでいて、その回りは
大変な人だかりです。この女性はホントどっかのキャスターでも
されていたのでしょうかねぇ。旨いんですよ説明が!!

AldusのFreeHandもバージョンが3.1になりカリグラフィと言うか
筆のような書き方がそのままEPSデータになる様はみごとです。

ところで今日は日本では成人式で休日ですね。というわけでもな
いのですが村松と肥後の二人はあしでまといのオジサン(私)を置
いて朝早くからカルフォルニアワイン工場の見学にツアーで出か
けました。本当はヨセミテ国立公園あたりに行きたかったようで
すが時間がかかりすぎますし疲れてはとの配慮ですが、さてさて
ワインの試飲で飲みすぎないと良いのですがねぇ。
ワインといえば昨晩もカルフォルニアワインを飲みながら美味し
い肉を食べましたが今回はツアーで用意してくれた食事もなかな
か美味しいもので今までで一番良いので嬉しいです。そこの店の
オーナー兼コックが日本人、そして賞をとった腕前とのことです
から当然なのでしょうがサンフランシスコにもいろいろと旨い
店があることが分かってきたので大変愉快です。しかし私は年明
けの健康診断で肉料理や油っこいものはダメ!!と言われているの
で控えないといけない体.....したがって些か残念です。

つづき
SYSOP 松田純一(SDI00116)

329/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-11
(10) 92/01/20 12:59

まあそんな訳で今日は一人で会場を超スピードスキャンしてきた
わけですがQuickTimeのおかげで通常の静止画を扱うブースはど
うも地味になってしまいました。ただしばらくすればQuickTime
の長所・短所や限界なども一般の人達に分かってきて、単にMovie
が動けば良いなどという風潮は淘汰されるはずです。また1988
年からMacWorldExpoに来ていて、ずっとその変化を見ていると
世の無情も感じます。前回一世を風靡した会社があとかたも無い
ということもありますし十数コマを取っていたブースが1,2コマ
だなんてこともあるわけです。
あのMacroMind/Paracompでさえ今回は以外にブースが小さく
日本でいうところの4コマ程度でした。数々の名だたるソフトを
出し、今回二社が一緒になったという割にはブースの面積が小さ
いのにはいろいろと考えさせられるものがあります。もちろん大
きければ良いというものでもありませんがね。

このサンフランシスコのExpoの集客数を見ていると2月のExpo
東京のそれが少し恐く感じてきます。ある人の話しでは10万人
近く来場者があるのではないかという話しもまことしやかに
流れているようですし、私もちょっと間違えば?可能性のない
人数ではないとも思います。
去年の総数6万人でパニックに近い状態だった各ブース(当社も
含めて)ですから10万人もの人が押しかけてきたら、どうなる
のでしょうか。
ちなみに当社のブース番号は404で3コマを確保し現在ブースの
デザインも概略きまりました。後は展示の仕方、デモの内容や
進め方、人の配置やユニホームをどうするか等などまだまだ
沢山決めていかなければならないことが多いわけです。また
一番大切なNEWソフトウェアですが現在我々がこちらに来てい
る最中に東京の小池および札幌の小森と高橋は「打つべし!」と
開発に忙しい思いをしていることだと思います。

つづき
SYSOP 松田純一(SDI00116)

330/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-12
(10) 92/01/20 13:01

ところでペイントソフトのコレクターとしては( 嘘嘘!!)どんな
製品が出るかと楽しみにしていたのですが先に購入したExpert
社のExpert ColorPaintの他にDelta Tao Software社からMonet
とZeusという二つのペイントソフトが出ました。しかし何と
だいそれた名前(Zeus)なんでしょうかね。とにかく共に399ド
ルだそうでComputerWareで299ドルで売っていましたが今回
はやめときました。
それからキヤノンのブースにはおなじみのFP-510がありその
上にはちょこんとUSA向けにパッケージされた我がProfessio-
nal FPが展示されていましたぞ。しかしキヤノンのブースは
よく言えば正統派的な雰囲気なんですがバブルジェットのカラ
ープリンタを新しく出していた割には暗かったなあ.....。

それから会場に展示されているQuadraですが3.5インチのオプ
ティカルディスクや88MBのリムーバブルハードディスクなど
がフロントに組み込まれているのが目立ちました。特にリムー
バブルHDなどを組み込んだら使いやすいのではないかと思い
そろそろQuadraが欲しくなりました。

今回のサンフランシスコEXPOの全体的な印象はと言えばやは
り良くも悪くもQuickTime対応でなければMacintoshのソフト
であらず.....といったような感じのものでした。しかし前にも書
きましたが近々当然のことながら熱も醒め、冷静な見方ができ
るようになってくると思います。まあこれだけ騒がれるのも気
持ちはよく分かるのです。私共が1990年の秋ごろにはじめて
VideoMagicianIIの原型を作り上げた時の喜びは忘れられません。
なにしろこちらの( アメリカのユーザー)はVideoMagicianを知
らないのですから無理もありませんよね。

つづく
SYSOP 松田純一(SDI00116)

331/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-13
(10) 92/01/20 13:02

それからPowerBookがあちこちで使われ、携帯されています。
宿泊しているホテルの反対側に小規模ながら古めかしい、それ
でいて雰囲気のよいホテルがあるのですがExpoからの帰り道、
ふとそのホテルのレストラン(窓枠が濃い赤色で塗られていて
洒落ている)の窓側のテーブルでアメリカ、アメリカした(どん
な雰囲気か分かりますかねぇ)女性がPowerBook100を使ってい
るのです。まわりはそろそろ暗くなりかけていてその室内も照
明を落しているのでPowerBookの液晶バックライトがなんとも
素敵に輝いているのです。何かこの部分だけ切り取りたいよう
な一場面でありました。
で、そのPowerBook関連のグッズや周辺機器も騒がれていてな
かなか盛り上がっていました。
私自身も今回迷ったあげくにPowerBook100を持参して来たの
ですが持ってきて良かったと思っています。MacLifeの高木編
集長は確かPowerBook170を、EDUCORPでCDを買う時に会っ
た大谷さんはPowerBook100、そしてその他お会いした数人の
方々も持参されていたようでした。余談ですがPowerBook100
はRAMを4MBにでもすれば実用十分ですし出張時やセカンドマ
シンとして大いに威力を発揮してくれるものだと確信を新たに
しました。

この日ワインの工場見学に行っていた二人が悪酔いもせずに無
事帰ってきたので早速夕食にとでかけました。今日は奮発して
日航ホテルの最上階にある弁慶という店でテンプラなどを食べ
元気を回復した次第。
いよいよ明日はフィアモントホテルで行われるパシフィックフ
ォーラムで進行役をおおせつかっているので気が重いのです。
さてどのような一日となりますか.....。シャワーを浴びて多少は
っきりしたと思われる頭でこの文章を入力していますが1/3は
眠っているような感じ...あーいい気持ち!.....だ。

つづく
SYSOP 松田純一(SDI00116)

332/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-14
(10) 92/01/20 13:03

16日の朝もなかなかの天気になりそうな気配。ホテルの朝食の場
にも昨日までのあわただしさもなく、関連企業らしい人達もあまり
見受けられません。ある人から聞いたところによるとアップルを含
め、このExpoのために休暇を返上で準備をしてきたためにExpoが
終ると休暇を取る社員が多いそうです。

ともかく私達はPacific Market Forum 1992(4時から)に出る前にと
早々にサウサリートに出かけました。
ただ風があるせいかとても寒いのです。それでも元気をだしてフェ
リーに乗り向こうに着いてからは買物です。私は女房用のを含めて
トレーナーと3年越しでねらっていたド派手なジャケットを買って
しまいました。全体がジーンズの生地でできているのですが背中の
ほとんどの面積部分にはベティちゃんがピンクのパイル地にプリン
トされており、裏地は薄いこれまたピンクというやつ!! なにかラ
イセンス料などのためとかで、かなり割高のジャケットなんですが
気持ちがハイになっている時でないと買えないし着れないものかも
知れません。
(帰国時には実際に着てたのですが皆さんにひんしゅくをかってし
まったようであります.....オジサンもがんばってるんだ!!)
そんなわけでゆっくりとしている時間がなくて残念でしたが帰りは
例によりフィッシャーマンズワーフからケーブルカーで帰ってきた
のですがだいぶ気温も上がったのか暖かく感じてきました。

FMACCGLog_9_13.jpg

※サンフランシスコの名物ケーブルカー

つづく
SYSOP 松田純一(SDI00116)

333/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-15
(10) 92/01/20 13:04

ホテルに一端もどり、身支度を済ませてから再びケーブルカーで
Fairmontホテルに向かいました。ここはご承知の方も多いように
サンフランシスコではW.St.Francisホテルとならぶ高級ホテルなの
ですが、まず私がスピーカーを行う部屋にたどり着くのが大変で
した。ともかくレジストレーションを済ませバッチをもらい何とか
目的の場所を捜し当てたのですが、こんな役目はそうそうOKするも
のではありません。いろいろと手違いもあり気を使いました。また
周知の方々、例えばエーアイテクノロジーの社長などもご参加され
ていたので些かやりにくかったのですが、役者と同じで舞台?に立っ
てしまえば「やるっきゃない!」のですから仕方ありません。
本当はその後にレセプションパーティがあったのですが用事がある
私達は早々にFairmontホテルを後にし、今度は歩いてホテルに帰り
ました。
美味しい夕食後、私の部屋で寝る前のひとときを2月のExpo東京に
関する打ち合せをしました。会場で販売する当社のソフトウェアの
選択とそのExpo特価やソフトウェアとは別の特製Tシャツなどのグ
ッズ類について話し合ったのですが、私のまぶたは自然にくっつき
そう。
それでも鞭打って冷たい水で顔を洗い、この文章を入力しています。

明日は9時半から車でMacroMind/Paracomp社に出かけることになっ
ているのでその支度をこれからしなければなりません。そしていよ
いよ明日は明後日の帰国に際し荷造りをしなければなりませんが今
回はかなり荷物が多いので上手に荷造りしなければ入らないかも知
れません。いつもこれが大変なんですがねぇ。

つづく

SYSOP 松田純一(SDI00116)

334/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-16
(10) 92/01/20 13:05

今日17日は朝起きてみると、こちらに来てはじめての雨が
降っていました。まあ乾燥しがちな土地ですからたまには
雨が降った方がよいのでしょう。しかし大きな行事中では
なくて本当に助かりました。
ところで今日はMacroMind Paracomp社に行くことになっ
ていましたので昨晩から用意した鞄にVboxとかケーブル、
そして8ミリビデオなんかが間違い無く入っているを確認
後早速車ででかけました。
同社は合併前の場所ではなく、そこから少し離れた位置に
ある600 Townsendというところにあります。そのオフィ
スはなかなかオーソドックスの中にも洒落た部分がある明
るく感じの良いものでした。私達は予定通り同社のトップ
であるMr. William R. Woodwardに会うことが出来ましたが
とても若く笑顔が魅力的な如才のない闊達な人でした。
型どおりの挨拶の後で我々の主目的であるビジネス上の話
しをいたしましたが終始おだやかで切れ者といった感じを
くずしませんでしたね。当社の印象も強く植え付けること
ができ、まずまずの成果だったと思います。

ホテルに戻るころには天気が良くなり、カルフォルニアら
しい青空がのぞきはじめました。早速着替えた私達は(一応
私はスーツにネクタイでMacroMind Paracompに行ったの
で)昼をチャイナタウンで過ごすため再度出かけることにし
ました。チャイナタウンの入口はダウンタウンに接してい
るのでほんの10分も歩けばその象徴的な門が目に入ります。

で、チャイナタウンにあるレストランでヤムチャをいただ
きしばしリラックス。ここは安くて美味しいのです。
満腹・満足の私達はサンフランシスコの最終日ということ
もありユニオンスクエア付近のいわゆるブランドショップ
をウインドウショッピングがてら回って見ることにしまし
た。この付近はルイ・ヴィトン、ティファニー、セリーヌ、
フィラ、ポロ、ダンヒル、エルメスなどのそうそうたるシ
ョップの他に有名なデパートMacy'sなどがあり買物には
ことかかない場所でもあります。しかし当然のことですが
高い!!!
私は女房用にmagic circusで知られたPIERO GUIDIのスカ
ーフを買いました。いくら仕事とはいえ、Macintoshづくし
の生活をしていると女房にもフラグメンテーションが生じ
ますからこんな時にご機嫌をとり、メンテナンスをする
必要があるわけです。ハードディスク以上に女房殿のクラ
ッシュは恐いのであります。
つづく
SYSOP 松田純一(SDI00116)

335/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-17
(10) 92/01/20 13:07

ホテルに戻る途中で最近よく寄るようになった画廊に入り
村松は素敵な買物をしておりました。以前に私がベティ・
ブーフの版画を買ったところです。
ホテルに戻りカプチーノコーヒーをいただきひと休みした
後に部屋でこの文章を入力していますが窓の外にはあかり
がともり、ビル群の上には満月を少し過ぎた月がこうこう
と照っています。
さて、今日の夕食はどこに行きましょうか.....。今回のサン
フランシスコ最後の夜を過ごした後、荷造りをしなければ
いけません。そして明日UA853便で一路成田に向かうわけ
です。

その夕食ですがお目当てのところに予約をいれたのですが
9時以降でないと席がないというわけ。荷造りがなければ
ともかくかなり大変な積め込み作業があるのでそこはあき
らめ、とにかくホテルを出ました。結局あるイタリアレス
トランに落ち着いたのですが"イタリア"と"グルメ"担当の村
松が「美味しいかしら」と首をかしげることしきりの内に
「まあいいか!」とその店になだれ込みました。結局上々の
味で満腹と一緒に新しい店をまたひとつ開拓したことの喜
びに一同大変満足して店を後にしました。
で、その店で私はデザートにアイスクリームを頼んだので
すが、村松と肥後の二人のデザートはワインにカスタード
クリームがたっぷりグラスに盛られているもの(温めてある)
で名前を忘れたのですが例えて言うと「たまご酒イタリア
ーノ」と言うような感じのものだったそうであります。

つづく

SYSOP 松田純一(SDI00116)

336/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in SF '92レポート-18
(10) 92/01/20 13:08 コメント数:1

と言うような訳で今回のサンフランシスコExpo最後の夜は
しんしんとふけていくのですが、後ろのベッドの上には荷
造りからはみだしたものが散らばっています。Expo会場で
集めた資料を再度選択してそれらも厳選しなければならな
いようですし、さてまとまるのでしょうか。ケセラセラ...!

FMACCGLog_9_02.jpg

※深夜、ホテルの窓から下を覗くと街並みは昼とは別の表情を見せる


先ほど日本に電話を入れたところ、IBMが大きな赤字を出し
たとのニュースがあったそうで、逆にアップルは好調のよう
でPowerBookをすでに10万台出荷などという景気のよい話
しが載っていたようですね。
何度も書きましたが今回のExpoを見る限り、アップルはそ
う落ち込みはないと思うのですが現実問題はそう単純では
ありません。
16日に出たパシフィックマーケットフォーラムに於てもご
出席された方々とアップル側との間には微妙にそしてかなり
潜在的なズレがあるように思えてなりません。アップルの
マーケットは決してアップルコンピュータだけが生き残って
も意味のないことですしデベロッパーやディストリビュータ
そしてサードパーティ達と本当の意味での信頼関係の上で
よりよいビジネスができ、そして企業として共存共栄して
いけなければそれこそバブルと化してしまうでしょう。

今回のExpoは以前にも増して多くの方々とお会いする機会を
得ましたが、いろいろな意味でますますアップルのビジネス
の難しさを思い知る結果となったのは皮肉なことです。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

ラテ飼育格闘日記(294)

暑いですね~。朝晩の散歩はそれだけで大汗をかいてしまうオトーサンだが、歩くだけでも暑いのに19kgあるラテにダッコをせがまれるとなれば…もう汗だくである(笑)。それに汗をかいているオトーサンの頬などはラテの毛が貼り付いたりして…どうしようもない状態になる…。                                                                                                                     
暑いからというだけでなく、最近のラテはこれまでとは違った行動が見られ、またまたステージが変わったように思える。年齢的なことや生活環境も影響するのだろうが、どうにも不可解な点も多いし逆に感心してしまうこともある。
年齢的な要因がラテの行動に大きく影響するというのは頷ける話ではあるが、それらは概して落ち着いた行動になったとか、悪戯が少なくなったといったように飼い主から見て一般的には良い面と捉えられがちだが反面少々寂しく思う点もある。

Latte294_01.jpg

※アタシも大人になったということなのでしょうか?


最近はいわゆる友達ワンコに出会ってもお互いに落ち着いてしまったという感じでじゃれ合ったりもしないし、遊ぼうという気配が無くなっている。これはラテだけでなく同世代のワンコを見ると総じて同じように思える。
一歳とか二歳の時には友達ワンコの姿を遠くから確認するだけで「遊ぼう」のポーズを取って待ち受け姿勢になったし、顔を合わせればお互いにちょっかいを出して駆けずり回ったりもした。しかし最近はお互いを確認するように身体を寄せ合うものの「元気そうね…」と静かに語っているのだろうか、高揚感が見られないのだ。
第一散歩に出ることすら面倒で嫌だといった素振りを見せるときがあるのだから何をか況んやである。

友達ワンコとの接触の機会が以前より少なくなったとはいえ、ハリーちゃんとかマキちゃんといったお気に入りワンコと一緒だとオトーサも安心していられるが、そこは気むずかしいラテのこと100%安心していられない…。
なにしろ土日の朝に身体をぶつけ合い、一緒に駆けずり回っていたボーダーコリーのボーちゃんにでさえ、この前「ウッ!」と牙を向いたラテなのだ。
無論その理由はオトーサンなりに分かったつもりではある…。

Latte294_02.jpg

※公園からの帰り道、オトーサンに抱かれてご満悦のラテ。しかし、デカイし重い(笑)


ラテがいつもの公園に行くとそこには見慣れないワンコたちと一緒にボーちゃんがいた。とその向こうを見るとラテが一番好きなマキちゃんがオカーサンといるではないか。しかしそこに割り込むとせっかく他のワンコたちと遊んでいるマキちゃんに悪いと思い、オトーサンは少し離れて公園に入った。
マキちゃんはオトーサンの姿を認識し駆け寄ってきたが、そこに好奇心の強いボーちゃんも近寄ってきた。いつものようにラテと遊ぼうと思ったのだろう。とラテはそのボーちゃんに向かって唸り牙を剥いたのだ。
優しいボーちゃんは多分に驚き、離れていったがラテもそれに合わせてボーちゃんのいる方にリードを引くのでオトーサンは「おお、関係修復にいくのかな」と思いラテの引くままにゆっくりと歩いて行ったが、ボーちゃんと顔を合わせた瞬間、何としたことかまたまた「ガウッ」と歯を当てようとしたのだ。無論噛もうとしたわけではないがそれでもボーちゃんは驚いたように頭を振りながら逃げてしまったのである。

オトーサン的にその状況から考えればおそらく「ボーちゃんが来たからマキちゃんと遊べなかったんだ」という八つ当たりに違いない。しかし当然のことながらどんなワンコにもフレンドリーなボーちゃんに邪魔するつもりはなかったわけだが、嫉妬深いラテはまったく油断がならないのである。
その後しばらく天気も悪くボーちゃんと会う機会がなかったが、暫くぶりに会っても一対一だとラテは積極的に遊びのポーズを取りボーちゃんとからむのだが、利口なボーちゃんのことだから多少警戒気味なのが見て取れる(笑)。それに最近は小さくて可愛い子犬のワンコが数匹登場したのでボーちゃんは追いかけた方が面白いようなのだ。しかしそれにしても数少ない友達ワンコを失いかねないアホ娘にオトーサンはため息が出る...。

Latte294_04.jpg

※出窓のタタキでウトウトし始めるラテ。広い床で寝ればいいのに...


反対にどうも妙な行動も示すようにもなった。
近所に向かい合うとラテは牙を剥いて唸り、猛烈に吠える雌ワンコがいるが、そのワンコへの態度が最近些か変なのだ。
もともと同性のワンコへは敵意をむき出しにするラテだが、相手のワンコの飼い主さんも顔を突き合わすとお互い五月蠅ことは分かっているため、オトーサンが遊歩道をラテと歩いているとき前方からそれを知ると脇の道に入ったりするしオトーサンも同様になるべく近づかないようにしている。しかしラテは遠目に発見すれば早くも唸って吠え始めるのが定番だったが、ここのところ変なのだ。

なぜなら先日久しぶりにそのワンコの姿を遠目にしたラテは吠えるどころか「ク~ン」と鼻を鳴らしたのである。それは通常好ましいワンコに対する鳴き方でこれまで一度もそのワンコには見せたことのない態度なのだ。無論間違えたという可能性はある(笑)。
嗅覚を主な感覚とし視覚は二次的なところがあるワンコは視覚だけでは間違えるときがある。しかし2度,3度と重なれば間違いだったとはいえない。
それにそのワンコのいる前を通るとき「ウォ~ン」と雄叫びを続けたのでiPhone 4Sにインストールしてある「バウリンガル」を起動して翻訳してみるとその真意は「ハーイ!アピール!ここで~す」と呼びかけの声を上げてるようなのだ。これまた意外である。

Latte294_03.jpg

※何となく吠え声がこれまでと違っていたので「バウリンガル」で確認したら自己主張...呼びかけの叫びだった。増悪の吠え声ではなかったのが意外でもある


そのワンコについて先日の連休中に面白いことがあった。面白いというより親バカではあるが、ラテの能力に感心したというべきか…。
公園からの帰り道、遊歩道に入ろうとするとき向こうにそのワンコがこちらに歩いてくるのに気づいたオトーサンは遊歩道に入るのを外した。先方の飼い主さんもいつもなら折り返して戻るところ、いたずらに吠え合うのを避けようと遊歩道を出てから道を左折しその姿を隠した。
オトーサンはそれで済んだものと思い、ラテのリードを引くままに帰りを急ごうとしたが、ラテは思い出したように逆戻りし、住宅の向こうに平行に走っている車道側の道に出る階段の前まで行き座り込もうとする。
オトーサンはその意味がわからず猫でもいたのかと思ったが、実はラテは先のワンコがこの階段を下がってくるのを察知して待っていたのだった(笑)。

どうやらその飼い主さんもその道をそのまま進んだのでは戻るのに遠回りになるし、あくまでラテとの衝突を一時的に避けようとしただけなのだ。だからオトーサンたちが直進してすでに数百メートル先に行っているものと思い、建物を半回りして階段を下り、本来の帰路につこうと考えたに違いない。
しかし階段を下り始めたとき、その視線の先には座って待っているラテがいたのである(笑)。

無論それに気づいたオトーサンは申し訳ないのでラテのリードを強く引いて直接対決にならないように迂回の道を選んで歩き始めたが、ラテはどうしてそのワンコがこの階段から下りてくるのが分かったのだろうか。あるいは単に期待して待っていただけかも知れないがオトーサンは心の中で「お前はストーカーか?」と笑いながら…その先読みの能力に感心しっぱなしだった。

FMACCG:談話室【10】1991年8月30日〜1991年12月25日

この頃を境に私は全国を飛び歩く機会が多くなったしメディアからの取材も毎日のように申込みがあり対応に苦慮するようになる。そしてイベントもオリジナルなイベント企画が増え、超マイクロ企業とはいえ少しずつ独自カラーを出していった。                                                                                                     
FMACCG:談話室【10】1991年8月30日〜1991年12月25日

128/512 SDI00116 松田 純一    ふむふむ、だけど...
(10) 91/08/30 16:57 127へのコメント コメント数:1

恵利子さん、広〜いハードディスクって、いいですよねぇ。
お金のやりくりも胃にわるいけど、HDのやりくりも体に悪い
ですもんね。
ただ、バックアップにだけは気をつかってくださいませ。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

131/512 SDI00116 松田 純一    ハードディスクをけちってはいけません
(10) 91/08/31 11:32 130へのコメント

原因ではなく(笑)理由ですけど...VideoMagicianIIによるサウンドを含む
データが、ひとつ40MBくらいなんですね。何故40MBかというと、これ以上
のものを作成すると、他者に見せるためにファイルの移動ができないという
単純な理由によります。
40MB以下だとリムーバブルHDに入れて持ち歩けますからね。
それにしても、VideoMagicainIIは20MBと20MBの動画合成みたいなことも
簡単にできてしまうので、あれこれとデザイン的にも視覚的にも工夫して
いると、すぐ40MBくらいにはなってしまうのです。
まあ、ハードディスクも一時よりは大変安くなりましたし、表現を優先す
るためには大きなハードディスクが必要ですね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

139/512 SDI00116 松田 純一    会場でお会いしましょう
(10) 91/09/09 23:11 138へのコメント コメント数:1

川森さん、「Macintoshルネサンス」でお会いしましょう!!
今回のフェアは札幌支店から3人(全員ですが)もかけつけ、
当社ブースは全社7人総がかりという力の入れようです。
問題はご来場いただけるお客様の人数ということになりま
すが、台風も過ぎたし、連休の後だし...ここらで一休み
ということで、どうか皆様!ビールでも飲みに来てください。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

141/512 SDI00116 松田 純一    勘違い??しないで(笑)
(10) 91/09/10 07:34 140へのコメント コメント数:1

鵜沢さん、台風はいかがでした?
まあまあ、申し上げるまでもありませんが、今回のプライベート
ショウは決して「ビール飲み大会」ではありません(笑)。
でもビール(ジュースやコーヒーもある)を飲みながらの一時、
Macintoshの話題もなかなか、おつですよねぇ。
お待ちしております。
SYSOP 松田純一(SDI00116)

144/512 SDI00116 松田 純一    アップルマーク
(10) 91/09/12 07:47 143へのコメント

アップルマークの缶ビールとは"おつ"ですねぇ。アップルマーク
といえばこの間、このマークの付いた"写るんですよ"のカメラを
見ました。
内緒で?いろいろなグッズを作っているのかなぁAJさんは。
しかし、ゴロゴロ、ピカッを酒の肴とは...そりゃあすごい。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

147/512 SDI00116 松田 純一    催しものが多くて、大変だ
(10) 91/09/14 23:11 146へのコメント コメント数:1

ロゴ入りグッズを企画するのは楽しいものですが、実際の問題となりますと
予算という大きな壁がありまして、...思うようにはいかない場合が多いの
が残念です。
来週の17日と18日のプライベートショウでも何かお土産をお渡ししたいと
皆であれこれ考えました。アップルコレクションも候補に登ったのですが
輸入品ですから、随分と早めに注文しないと当日通関ができていない...と
いうようなことにもなりかねませんので今回は諦めました。
で、実際にはどのようなものになったか?ですが、これはやはり当日お越し
いただいて手にしていただきましょうかねぇ。
両日共、先着250名様にお持ち帰りいただけるように準備をしてあります。
まあまあ、しかし...グッズとビール以外にも面白いものがありますから
どうぞ皆さん、お誘い合せの上、ご来場をお待ちしております。

それからこれはまだ書き込むのが早いのですが、10月のマルチメディア国際
会議(幕張)にもAJのブースで出展します。いろいろと面白いネタをお見せ
できそうですからこれまたお楽しみに。
そして11月には21日と22日の両日、当社の札幌支店の主催により札幌市内で
これまでにない趣向のプライベートショウを企画しています。題しまして
「Macintoshの匠たち- プログラマ三人展」という個展を行うことになり
ました。
一般にプログラマという人達は表に出ないようですが、幸い当社には三人の
プログラマがおりますので新作のソフトウェアのお披露目を個展という切口
でご覧いただくことにしました。
11月は北海道は特に食べ物が美味しい季節だそうで、この企画を理由に皆さん
札幌に出張なさって、旨いものを食べよう!!という魂胆の方々も出初めてい
ます。この件は、より具体的になりましたらプロデューサーの"ようこちゃん"
からお知らせがあると思いますので、ヨロシクね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

149/512 SDI00116 松田 純一    札幌はいいぞう!!
(10) 91/09/15 19:08 148へのコメント

そう、11月はまだスキーをあてにすることはできませんが、北海道と
いうところはスキーをしに行くだけではもったいない所でもあると
思います。くどいようですが食べ物は旨いし、広々しているし、ある
人達に言わせると日本とは少し異質の空気を感じるそうですね。
まあ、幸いに?札幌に支店を持つ我々としてはこうした利点?を有効に
使おうと「仕事が先か、遊びが先か」をバランス感覚でやりくりし
イベントなんぞを考えた訳......ではありませんが、良い場所に拠点
を作れたことは素直に喜んでいます。
その内、札幌で「ビール付きオフライン」やりますぅぅぅ。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

152/512 SDI00116 松田 純一    とんでもありません!!
(10) 91/09/17 01:04 150へのコメント

永田先生、つゆはらいとはとんでもありません。ますます先生の
本職が不透明になってくる(笑)素敵な3D講座でした。
アナハイムで学会とか...私も87年にSIGGRAPHへ参加した時の多分
同じコンベンションセンタではないかと思いますが、何分私はその
旅行が始めてのアメリカだったこともあり、右も左も分からない
ままに帰国してしまいました。
ロスもとても気候的によいところですが、昨今は治安が良くない
街としても有名ですのでお気をつけくださいませ。
でも、ディズニーランドは是非寄ってください。日本のも良いけど
やはり本場ですからね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

P.S. 今月のMacLifeは私と小池の記事があり、そして"ようこちゃん"
こと村松も女性座談会に載っているという当社大活躍号です。

154/512 SDI00116 松田 純一    そうでしたか
(10) 91/09/17 21:06 153へのコメント

おお...そうでしたか。いやー本当に原稿って書くのは大変
なんですよね。
社長さんによろしくおっしゃってください。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

156/512 SDI00116 松田 純一    資源を無駄使いしないように(笑)
(10) 91/09/17 22:19 155へのコメント コメント数:1

鈴木 新さん、グラン・ミュゼをご購入いただいたそうでありがとうござ
います。ところでパッケージの件ですが当社としては今までと比較して
かなり派手に?したつもりですが、あれ以上は地球の資源の無駄だと思って
いますのでどっかのソフトみたいに墓石みたいなものは作るつもりはあり
ません。
まあMacintoshユーザーは見栄えでソフトを買うことはないと(笑)信じて
いますのから.....。
Vbox Control XCMDなどはさしずめ、冒険王(古いね)の付録みたいに質素
でありますが、ご覧になりました??

SYSOP 松田純一(SDI00116)

159/512 SDI00116 松田 純一    プライベートショウ大成功
(10) 91/09/18 23:33 158へのコメント

山川さん、グラン・ミュゼのパッケージ気に入っていただけて幸いでした。
中身もきっと...気に入っていただけると思うのですが。
ところで昨日と今日の二日間、番町グリーンパレスというところで開催し
ておりましたプライベートショウはお蔭様で大成功の内に無事終了させて
いただきました。

fmaccglog10_042.jpg

fmaccglog10_052.jpg

※私の会社とスワイヤトランステック社との共同主催イベント。後援企業がアップル、キヤノン、ソニーなどというのも今考えると凄い(笑)。写真下は会場風景だが、手前はファクトリ社のブース


なにしろ雨の中、両日で500名を越えるお客様(ほんとですよ!)が来場くだ
さいました。今日の3時ころはピークでなかなかご挨拶がまともにできない
状態で失礼申し上げた方もいらっしゃると思いますがお許しください。

fmaccglog10_061.jpg

※イベント後半のパーティ開催にあたり挨拶する筆者(右)


4時30分からのパーティにも会場一杯のお客様に参加していただき、こうした
集まりを実行にうつした甲斐があったとスタッフ一同喜んでいます。
どうか今回おいでになられなかった方々も次回は是非お越しいただけばと
思います。
ともかく、このフォーラムの常連さんもだいぶお見えになりました。感謝
申し上げます。
しかし...つかれた!!
SYSOP 松田純一(SDI00116)

162/512 SDI00116 松田 純一    大丈夫ですか?
(10) 91/09/19 19:43 161へのコメント

あらあら、川森さん...お風邪ですか?
それにしても今日の雨はすごいですねぇ。都営新宿線から埼京線と
通常のルートをなんとかとって帰ることができましたがメチャ混雑
でした。
昨日も雨でしたが、私共にとっては一日違いで明暗をわけるところ
でした。よかったよかった。
早く体調を整えてくださいませ。
SYSOP 松田純一(SDI00116)

165/512 SDI00116 松田 純一    残念でした
(10) 91/09/20 07:24 164へのコメント コメント数:1

そうですよ、鵜沢さん...お待ちしていたんですがね(笑)。
札幌はOKかな...
冗談はともかく、お仕事が忙しいんでしょうねぇ。まさか
体調をくずしているということではないでしょうね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

167/512 SDI00116 松田 純一    ご自愛くださいね
(10) 91/09/21 11:38 166へのコメント

鵜沢さん、大変お忙しいようですね。
11月の札幌は寒いですが、まだ雪は降らないことが多いようです。
家族サービスにはうってつけかも(笑)。でもお父さんはまたまた
疲れそうですね。
>はたまたピーター&ゴードンでもやりましょうか。

この間、久しぶりに10弦ギター(あのイエペスが使っているやつ)を
引き出して演奏してみようと試みたのですが、驚くくらいに指が
動かないし、演奏も全くといってよいほど忘れていたのに愕然と
してしまいました。さらにこの数年楽譜もろくに読んだことが饐なかっ
たわけで楽譜を読む力もダメになったようです。
だいたい、クラシックギターはご存じのように右手の爪を伸ばすの
ですが、これがキーボードを使う時に旨くないんでんよ。で、結局
切ってしまうのでギターが弾けないわけ(うーん、良い言い訳だ)。
私は司会者かなんかの役目の方がいいみたい。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

170/512 SDI00116 松田 純一    「たまづさ」ご利用ありがとうございます
(10) 91/09/21 22:35 169へのコメント

朝吹亮二さん、「たまづさ」ご利用ありがとうございます。
この製品はこれまで無かった部類のものでもあるため、開発も
生みの楽しさと共に苦しみも味わいました(ねぇ...高橋さん)。
ともかくルビの問題や半角文字の扱いなど、まだまだお使い
いただく立場から必要な機能があると思いますが我々も研究
を続けながら順次理想に近付けていきたいと考えています。
またこの種のソフトはユーザー各位のご意見により、ユー
ザー各位に育てていただく部類の製品だと考えます。
どうぞこれからも暖かい目で見ていただき、気がつかれた点
などをお聞かせいただきたくお願いいたします。

それから当フォーラムでも「たまづさ」のテンプレート等を
アップロードしていきたいと思いますのでご期待ください。
先日のプライベートショウでは原稿用紙のカラーをグリーン
にして欲しいなどというご希望も出ました。
このグリーンの原稿用紙も準備が出来次第にデータライブラ
リにアップロードいたします。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

171/512 SDI00116 松田 純一    ドジなシスオペでございました!スミマセン
(10) 91/09/21 22:38 168へのコメント

わーぁぁ、申し訳ありません。新しい会議室を追加したままでリードオンリー
に設定したままでした。早速解除しましたので書き込みをしていただけます。
申し訳ありませんでした。
それにしてもボストンから買ってきたDirector3.0、私はいまだにインストール
していません。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

190/512 SDI00116 松田 純一    残念...(笑)
(10) 91/10/05 09:50 189へのコメント コメント数:1

川森さん、残念ながらResは間に合いませんでした(笑)。
今ごろミラノでパスタなんか喰って...オノレ、ウラヤマシイ...いると
思いますよ。成田から電話がありましてね「ビジネスクラスが空いて
ないのでファーストクラスに回された!ラッキー!!!」...ですと。

ところで今発売のハイパーコムという雑誌の特集がマッキントッシュと
ビデオでして、グラン・ミュゼが堂々(笑)4ページ紹介されていますの
で興味のある方は見てください。少々間違いがあるもののなかなか力の
入った取材でした。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

192/512 SDI00116 松田 純一    Macintosh.ルネサンスを予測した当社?
(10) 91/10/05 13:13

本日GO APPLEでアップルコンピュータとIBMそしてモトローラ
三社が10月2日に発表した歴史的な提携合意のニュースを読みま
した。これは今年7月に発表した基本合意を具体化したものだそ
うですが、興味のある方、子細はそちらで確認してください。
ただ、面白かったのはこの合意に関してアップルのスカリー会長
が「一連の合意は、まさにルネッサンスと呼ぶに値する出来事」
と話している点です。
9月17日と18日の両日、当社とスワイヤトランステック社主催で
「Macintoshのルネサンス」と題するプライベートショウを行い
ましたが、数人のお客様から「ルネサンスと題した意味は?」と
いうご質問をいただきましたが...まあこういう背景を考えて当社
ならではのMacintosh近未来像を高察した結果、Macintoshにとっ
て今年から来年あたりはルネサンス時代だと肌で感じた命名だっ
たわけです。
しかし内心ずいぶんとおおむこうをはった命名だったので、些か
きおくれがしていたのですが本家がルネサンスだと言ったのです
から安心しました。メデタイ!!

ところで、11月21日と22日は当社の札幌支店主催で一風変わった
プライベートショウをやるのですがこの命名は「Macintoshの匠
たち=プログラマ三人展」と言います。子細は別途お知らせいたし
ますが、札幌近郊のユーザーさんはともかく東京からわざわざ
来ていただく人はいないと思いますが食べ物が美味しい季節でも
あり、当社でツアーでもくみましょうかねぇ。

コピーライターもやる? SYSOP 松田純一(SDI00116)

194/512 SDI00116 松田 純一    フセインとブッシュが原因です
(10) 91/10/06 09:35 193へのコメント コメント数:2

なになに...悪いのは私でなくてフセインですよ藤本さん(笑)。
湾岸戦争のためにこの季節に替えたのでありまする。
ともかく今、人間が半減している時に、やれマルチメディア'91
だなんてのもあるし私は死にそーです(笑)。
と、いうわけでこれからその準備をしなくっちゃ!!

SYSOP 松田純一(SDI00116)

199/512 SDI00116 松田 純一    いろいろな土地に行く機会が増えた
(10) 91/10/07 22:18 198へのコメント

札幌はいいですよぉぉぉ。
ともかく私は最近いろいろな土地に行く機会がどっと増えてしまい
あたふたしています。札幌に支店ができたと思ったら、旭川でしょ。
それから広島も行ったしついこの間は初めて大阪。
これから11月上旬には沼津にいくことになりそうだし、北海道の
帯広にもいくことになりそう...。
土地感が悪い私としては大変なんですわ!

SYSOP 松田純一(SDI00116)

201/512 SDI00116 松田 純一    マルチメディア'91出展記-1
(10) 91/10/12 19:26

マルチメディア'91に出展してきました。昨年より来場者数が
かなり多かったという印象です。それもあの雨の中、特に最終
日の11日は横なぐりの雨でしたが一番の来場者数を記録したよ
うです。
私と札幌支店の三人共、風邪ぎみでして...辛い3日間でしたが
何とか無事に終了となり、めでたし。

fmaccglog10_071.jpg

fmaccglog10_081.jpg

※マルチメディア国際会議'91のアップルブースは大変な混雑だった


幕張の会場はNEC、IBM、東芝、パイオニア、日立など大企業
がほとんどですが今年もアップルコンピュータブースが一番の
賑わいを見せていました。初日などはブース内の通路があまり
にも込み合い、トラブルもあったほどです。
アップルコンピュータのブーステーマはQuickTime一色なのは
当然としても、私達はともかく一般の来場者の方達には何が何
だかわからず各ブースの我々は説明にやっきでありました。
せめてメインブースにQuickTimeの解説のボードの一つくらい
用意してくれたらよかったのにと思いましたね。

私共としては他のブースの中でSuperMAC社のブースがどのよ
うな展示をするのかがビデオ・スピゴットボードに関連して大い
に関心の的でした。しかし展示はソフトウェアの説明に終始し
ていましたし、何と!!ReelTimeとして登場するはずのソフトで
したがAdobeに売却した関係かソフトの名前が変わっていました。

そうそう、アップルブースにあのプリントゴッコで有名な理想
科学工業が出展していたのも面白かったですね。Photoshopで
YMCの3版をレーザープリンタ印刷し、それでプリントゴッコ
のマスターを作り重ねてプリントするものですが位置合わせが
正確にできる機種のため、なかなか利用価値がありそうです。
ただ、Photoshopを使うのでは一般的ではありませんから簡単
なMacintosh用ソフトでも別売すればベストですね。
続く...

SYSOP 松田純一(SDI00116)

202/512 SDI00116 松田 純一    マルチメディア'91出展記-2
(10) 91/10/12 19:27

当社としてはグランミュゼを中心に展示しましたが、MacWorld
のようにMacintoshに直接関わり合いのないお客様も見にくるわ
けですから説明が大変です。アプリの説明以前の解説でバテてし
まいます。
それからモーションピクチャーの説明上、お見せする必要がある
お客様には「たまづさ」上で動画やサウンドが利用できる「から
くり・たまづさ」も説明しました。お客様の目が点になるのを見
るのは楽しい?ものです(笑)。
ごく一般の方にはアップルコンピュータのブースに限らず、各企
業のブースは一見同じようなものに見えたことと思います。パソ
コンのモニタ上にビデオ映像が表示されている様は魅力的には写
るのでしょうが、その延長線上に何があり、どのような応用が可
能なのかということが明確になっているブースはやはりアップル
でした。でも大手の展示にもMacintoshがかなり使われていたこと
も事実で、時代の流れを感じました。

それからスカリー会長が姿を見せましたが、私個人の意見ですが
各デベロッパーにお世辞でもよいから挨拶の一声でもかけてくれる
といいのにね。今回のような展示では大した数の出展社ではないの
ですから...。あまり興味のないような様で、各ブースを早足で通り
抜けて行きましたっけ。
ともかく私共は舞浜のホテルに泊り込みでしたが、搬入日を含め
終日雨、雨、雨にはまいりました。でもこの雨の中でもあれだけ
の来場者があるのですからマルチメディア、そしてアップルに対す
る関心の高さがうかがえます。
このフォーラムでおなじみの方達もお見えになりました。全部の
方達にご挨拶ができなかったと思いますが、ありがとうございまし
た。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

204/512 SDI00116 松田 純一    ありがとうございました
(10) 91/10/13 11:08 203へのコメント

あらた さん、あの雨の中を大変だったろうと思います。
最近のMacintosh環境は一昔前のようにフロッピー数枚を
持ち込めばデモができるものではなくなりましたので用意
が大変なんですよね。
グラン・ミュゼを初めとする当社の製品をご用意いただい
たようで嬉しいかぎりですが、ご苦労も見えるようです。
なかなか他者にこちらの意図を正確にくみ取っていただく
ことは至難の技だと私なんかも毎日苦悶(笑)しています。
先日のマルチメディア'91でもお客様の中には画像、イメー
ジのデータベースということは理解しているにも関わらず
「何に使うんですか?」と質問をされる方もかなりおりま
した。やはり説明を聞かれる方も問題意識を持たれている
と話しは早いですね。
私共も次の新製品企画を計画していますが、よりユニーク
で実用的そして夢のあるソフトウェアを提供し続けられる
ようにがんばります。そしてこれからどのようなソフトが
あったら良いか...等ということにもご意見をいただければ
幸いです。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

205/512 SDI00116 松田 純一    わざわざのご来場ありがとうございました
(10) 91/10/13 16:21 200へのコメント

川森さん、わざわざのお越しありがとうございました。
学園祭を思い出していただけたように楽しくやっているような
感じに見受けられたのなら私共も本望であります(笑)。
いつもは椅子に座っていることが多い仕事ですから、3日間
ずっと立ちっぱなしとなりますと辛いものもあります。それに
3人とも風邪ぎみでしたしね。
ともあれ明日からは札幌での学園祭(笑、プログラマ3人展)の
準備にかからなければなりません。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

207/512 SDI00116 松田 純一    鏡の中はEriちゃん自身かな!?
(10) 91/10/14 19:41 206へのコメント

Eriちゃんの作品をMacIIギャラリーに登録しましたので皆さん!
見てくださいまし!!。
問題は鏡に写っているのは、はたしてEriちゃん自身なのでしょうか。
楽しみだぞ...。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

222/512 SDI00116 松田 純一    社外秘ですけどね!
(10) 91/11/07 21:17 221へのコメント コメント数:1

VideoMagicianIIをご愛用?いただきましてありがとうございます。
この世界もQuickTimeの正式リリースと共に何やら混戦状態となり
そうですが本家(Apple)より一年以上も前からデジタルムービーと
してのビデマジ(VideoMagicianIIの愛称です?)を開発販売してきた
当社ですから、これからもより有益で楽しいものにしていきます。
ご支援くださいませ。
ところでビデマジのユーザー数ですが社外秘ですから正確な人数
をお知らせできません。しかし百何セット...ということはありま
せん。嬉しいことに...!!

SYSOP 松田純一(SDI00116)

224/512 SDI00116 松田 純一    鵜沢さんのfxは特別休暇?!
(10) 91/11/08 07:26 223へのコメント コメント数:1

ありゃまあ、それは大変でした。たぶんSystem7と6.07をSwitcher1.1
で切り変えたのが原因ではないでしょうか。同じボリュームにあっては
いけないようですから。
私も実は一昨日自宅のIIfx(20MB実装)をGomTalk1.1にしてみました。
ただしFEPとしてMacVJEを使っていたのですが、これはバッティングする
ようで32bitアドレッシングをONにすると起動途中でフリーズしてしまい
まして失敗。次にこのVJEを外してEGBridgeにしてみたら無事にOK!!!
System7.0の世界をColorMagicianIII, Photoshop2.0そしてグランミュゼ
をマルチ(System7だから当然)で起動し使える環境になりました。これは
とても快適です。
まだ一日程度しか使っていませんから子細な点は判りませんがかなり安定
しているようで4時間程度いろいろなグラフィックソフトを同時にあるいは
単独に起動してみましたが爆弾は一回も出ませんでした。
さて、これで日本語のATMが出れば鬼に金棒です!

SYSOP 松田純一(SDI00116)

229/512 SDI00116 松田 純一    Director3.0はディスク14枚だぞ!
(10) 91/11/09 11:36 コメント数:1

今日やっと8月のボストンで買ってきたDirector3.0を
インストールしました。
まあまあ14枚のディスケットですからそのインストー
ルにも時間がかかります。ともかく大変なのは全部を
インストールすると16MB以上にもなるその容量です。
勿論全部のインストールは不必要ですが...。
なんでいまさら?インストールする気になったのかと
言いますと、11月21日と22日の二日間札幌にて当社の
プライベートショウ「Macintoshの匠たち」が開催され
るため、そのデモ用のアニメでも作ろうかと考えたわ
けです。
しばらくぶりでDirectorと向き合ったのですが、あまり
感動するものではなくなりましたね。ものすごいオバケ
ソフトになってしまった感があります。
さあ、愚痴を言っていないでやっつけましょうか...。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

231/512 SDI00116 松田 純一    ColorMagicianIIIとSystem7
(10) 91/11/10 14:23 228へのコメント コメント数:2

ColorMagicianIIIですが、時期が来たら正式にご案内をいたしますが
System7に対応することはもちろん、QuickTimeに対応すべく予定を
たてています。もうしばらくお待ちいただきたいと思います。
仕様などに関してはこの場では詳しく触れることはできませんが例え
ばQuickTimeに対応となれば特別なハードウェアが無くてもJPEG準
拠の圧縮・伸張を行うことができるようにもなるはずです。
イメージスキャニングソフトの"本家"、"老舗"としてふさわしいもの
をお届けできるように頑張りますのでよろしくお願いします。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

236/512 SDI00116 松田 純一    言うは易し、されど行いは難し
(10) 91/11/13 21:11 235へのコメント コメント数:1

けんちんさん(おいしそうなハンドルネームですね)、ビデマジご愛用
ありがとうございます。ところで音声との同期ですが作られたデータ
はいわゆるサンプリングした時の時間情報を持っていますので例えば
音声と映像を同時に録画したソースを使用する場合には基本的にズレ
は出ないはずなのですが...。
考えられることは再生時にサンプリングした設定に基づくスピードが
ハードディスクのアクセスタイムなどの関係で出ないということがあ
ります。またデータを作られたマックとデータを使用するマックが
違う場合にも同じ意味でハードディスクのスピードやマック自身の能
力差があって再生できないことも有り得ます。
まずはお使いのMacintoshとハードディスクのスピードがご指定のフレ
ームの大きさで秒何コマ、再生能力があるかをテストしてください。
この辺の説明はご承知でしょうがUSER'S GUIDEの20から21ページに出て
います。

MediaTimeとかVideoSpigotなど魅力のあるハードや関連のソフトなどが
アナウンスされてきますが、早く実際の製品を出して欲しいとつくづく
感じます。SuperMAC社の製品群だってSuperVideoのコンセプトを発表
してから(昨年の秋のマルチメディア国際会議)一年経っても事実上出て
こないわけで、こりゃあユーザーをばかにしていますよね。
私共もVideoMagicianIIの将来に関わる良い製品なら一番に対応したい
と首を長〜くして待っているのにどうも今年中には登場しないようです。
「言うは易し、されど行いは難し」の典型的な例ですね。

圧縮も専用ボードを付けるのも良し、またQuickTimeを待つのも良しで
いろいろとあるのですがともかく実際にこうしたデジタルムービーを
手軽に作れるのはいまだにビデマジしかないのですから変ですよねぇ。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

240/512 SDI00116 松田 純一    帯広へ行ってきた
(10) 91/11/17 14:09

札幌のウォーミングアップのため?昨日まで帯広に行ってきました。
皆に寒いぞ!と脅かされていたわりには快適でした。と言ってもほと
んど夜は車以外では外にでませんでしたが.....。
それと札幌などと比較すると降雪量もとても少ないとのことで雪は
まったくなく、これも帯広初めての私には意外でした。
本当は時間的余裕があれば六花亭という有名なお菓子屋を初め、いろ
いろな所へ行ってみたかったのですがホテルとセミナー会場以外に
は移動できず残念でした。しかし十勝はものすごく広く雄大でとて
も結構なところですね。
白樺が青空に映えてきれいでした。

既に札幌支店の高橋そして本社の村松から「Macintoshの匠たち」の
お知らせがありましたとおり21日と22日の両日のためにまたまた20
日に札幌へ立つことになります。

ところでその帯広で伺った(株)曾我というトータルオフィス関連機器
を販売されている会社の新社屋がとてもステキでした。規模は大きな
ものではありませんが(3階建て)単なる立方体の建物ではなく一階と二
階はちょうどルービックキューブを45度ひねった形になっていて、そ
の角の分をテラスとする形式でした。また全館禁煙のため一部の部屋
以外、タバコを吸いたい人はこのテラスに出て吸うことになります。
中央には楕円の吹抜け、トレイは大理石でウオッシュレット形式そし
てBGMが流れています。
社員の方達の憩いの場となるバーや体力作りのため小さなトレーニン
グルームもあり、いたれりつくせりです。
ビルのエントランスは床暖房、中央にはデザイン処理された置き石か
ら水が流れ出ていてそのせせらぎの音が心地よく響いています。もち
ろんオフィスの家具などにも本職のノウハウが豊富に生かされていま
した。
将来私達も1/10でも良いからそうした良い環境のオフィスを実現した
いものです。

目の保養をした  SYSOP 松田純一(SDI00116)

251/512 SDI00116 松田 純一    無事終了しました
(10) 91/11/24 22:18

20日から札幌での「プログラマ三人展」のため留守にして
ましたが本日無事にもどることができました。

fmaccglog10_011.jpg

※「プログラマ三人展〜Macintoshの匠たち」受付


お蔭様で既に高橋からの報告のとおり北海道新聞に二日に
渡りかなり大きく取り上げていただいたこともあり大成功
でした。もともと小さな個展会場ですから一度に多くの方
が入場できないのですが小池のQuickTimeに関するミニセ
ミナー時には身動きができないほどになりました。

fmaccglog10_021.jpg

fmaccglog10_031.jpg

※セミナーは人気でした。写真下はアップルジャパンのセミナーだったこともあり、混雑しほとんどの来場者は立ち見という有様でした


ともかく忙しくも楽しい数日でしたし計画どおり?旨い物も
たらふくたべましたので満足です。
ご来場いただきました方には改めて御礼を申し上げます。
さて、明日からは2月のMacWorldExpo準備にかからなけれ
ばならないんでありますが.....。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

254/512 SDI00116 松田 純一    私も一般市民だぞ
(10) 91/11/25 08:06 253へのコメント

永田先生、私も連載楽しみにしています。
今月号の記事に出ている写真は奥様とお子さんなのでしょうね。

>私もふつーの一般市民だと、思ってるんですが、、、

私も一般市民だと思っていますが、問題なのは皆自分のことは
ノーマルなユーザーだと思っていることかな(笑)。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

258/512 SDI00116 松田 純一    プロテクトが心配じゃあ
(10) 91/11/25 22:27 257へのコメント

Nakazawaさん、私もATM日本語版を頼んでいるのですがプロテクトが
問題ですね。実際に今のご時世はSYSTEM6.07からSYSTEM7.0に移行する
時でもあり(現在は勿論7.0は漢字Talkが正式には使えませんが)ハード
ディスクをあれこれとフォーマットし直すことなどがありがちですから
万一が心配です。
私共もソフトハウスのはしくれとしてプロテクトを施す気持ちは分から
ないわけではありませんが、正当なユーザーが不便を強いられることは
大いに問題だと思います。
何か良い方法はないものでしょうかねぇ...

SYSOP 松田純一(SDI00116)

271/512 SDI00116 松田 純一    一般市民から離脱!
(10) 91/12/07 09:57 267へのコメント

永田先生は、一般市民ではありません!!(笑)
自覚が足りないのでありまする(笑)

SYSOP 松田純一(SDI00116)

272/512 SDI00116 松田 純一    宝石のデータベース...
(10) 91/12/07 10:07 270へのコメント コメント数:1

私の妹がミキモトのデザイナーをやっていたことがあるので宝石…の
のことは多少理解できるつもりですがDirectorでは難しいのでは
ありませんか。
理想的にはまずデータベース機能を使って石を選択し、同様に台とか
の金属をピックアップしてからそれらを組み合わせた場合のシュミ
レーションが必要なんでしょうね。
データベース機能はグラン・ミュゼでできますが問題は石と台類を
組み合わせてシュミレートすることですね。これは台などの角度とか
もあるし難しいかな...。
でもどうでしょ、基本的な組み合わせパターンを数百あらかじめ
作って置くのも解決の一手段かも...。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

276/512 SDI00116 松田 純一    タッチスクリーン搭載モニタ
(10) 91/12/10 07:36 274へのコメント

そうですね、メニューバーとかマウスはある種の専用使用
すなわち不特定多数の人が利用するような場合には不適当
でしょうね。
ところでソニーからGVM-1411の系列商品としてGVM-1416TS
というタッチスクリーンを搭載したモデルが出るそうです。
こうしたものをサポートしたやつがベストなんでしょうね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

289/512 SDI00116 松田 純一    QuickTime Movieアップロードま近か!?
(10) 91/12/25 07:38 コメント数:1

昨日、クリスマスイブだと言うのに紙袋にソニーCVD-1000とその
リモコン、そして小池が開発したテスト版QuickTimeムービー作成
ソフトを大切に自宅に持って帰りました。一緒にPowerBook100も
かついでいたので混雑していた電車の中では大変でしたが...。

fmaccglog10_091.jpg

※VISCA対応SONY CVD-1000と付属リモコン


で、何でこのような物を自宅に持っていったかと言うと、勿論それ
はQuickTimeムービーを沢山作るためです。
この正月休みに、トラブルがなければ(これが問題だ)いくつかの
QuickTimeムービーをデータライブラリにアップロードしたいと考え
たからにほかなりません(きっぱり!!)。そろそろ他のフォーラムで
はQuickTime自身がアップされるようですからね。
しかしQuickTimeはあっても現状でデータを作れる人はほとんどいな
いわけだし、何とか環境が揃っている私共としては提供したいと考え
ています。しかしその容量やソースに何を使うかが頭を悩まします。
年開けまでには数個(無理かなぁ)アップする予定てぜすからお楽しみ
にどうぞ!!

SYSOP 松田純一 (SDI00116)

クリス・エガートン作 6コース・ルネサンスリュート幻想

今回ご紹介する6コースのルネサンス・リュートはイギリスの製作家で弦楽器研究ならびに修復の専門家クリス・エガートン(Chris Egerton)により1984年に作られたものというから、その誕生年は何とMacintosh 128Kリリースと一緒である(笑)。無論中古を入手したものだがすでに28年も経っている計算になり私自身は何か因縁を感じる...。


私の6コースのルネサンス・リュートには確かに表面版には細かな弾き傷があるしシェルボディにはいくつか修理の痕が見える。無論それは素人によるものではなく再塗装もきちんとなされ全体的にはよい状態を保っており、大切にされていたという感じが漂う逸品だ。
古いことは確かだがネックの反りもなく大変弾きやすい。まあこの6コース・ルネサンス・リュートには気の毒だが、余生は私のへっぽこ演奏で送ることになる(笑)。

ChrisEgerton_00.jpg

※共に1984年に生まれた同期生である(笑)


さて、これまで中古楽器を手にすることはあまり経験なかったが、やはり気になるのは以前の所有者がどのような人であったかだ…。このリュートは舞台などで使われ華々しい経歴があるのか、それともケースにしまわれたままの時期が長かったのか…。それは単なる興味の問題だけでなく、楽器は良い弾き手に出会うとより良い音で鳴るようになるからだ。
よくスピーカーやヘッドフォン類の新品を買うとエージングと称して長時間鳴らした後で評価をすることがあるが楽器、特に弦楽器はそれが著しいと思う。
そんなわけで製作者名のクリス・エガートンおよび6コース・リュートという点などをキーワードにしてネットであれこれ調べて見たら確証はないものの元の持ち主らしいと思われる情報を見つけた…。

ChrisEgerton_02.jpg

※クリス・エガートン作の6コースリュートのペグボックス


そのインターネットへの書込ページは著名なプロの古楽器/ギター演奏家によるもので「2003年7月に大改修に出した、クリス・エガートン作の6コースリュートが戻ってきた」と書かれ、私の手元のリュートと合致する状況証拠がいくつか紹介されていたのである。
それらを要約すると「表面板の総取り替え」「ローズはレオナルド・ダ・ヴィンチの結び目と呼ばれるデザインになった」「裏板の割れの補修」そして「表面板上に木製フレット採用」といった件が書かれている。そして写真も掲載されていたのでそれとも比較してみたが私には同じ楽器に見える…。

ChrisEgerton_05.jpg

※ローズの模様はレオナルド・ダ・ヴィンチの結び目をモチーフにしたもの


実は手元の楽器にも裏板(シェル)割れの補修痕が確認できるし、ローズの模様は確かにレオナルド・ダ・ヴィンチの結び目をモチーフにした精密な彫りになっているし表面板上には木製フレットが採用されている。さらに1984年製としては表面版が綺麗すぎる。やはりリペアされているからこその現在の色合いではないだろうか…。
その他掲載されていた写真で分かる範囲だが、指板やブリッジのデザインも同じだし指板と表面版のつなぎにポイントがないタイプというのも一緒だ。無論作者が同一とすれば同じようなデザインであっても不思議ではないが状況証拠としては揃いすぎている。

ChrisEgerton_03.jpg

ChrisEgerton_07.jpg

※指板と表面版はポイントのないタイプ(上)。シェルも再塗装されている(下)


私の推理が正しいとしての話しだが、当該演奏家はリペアしたリュートに対し、「結果はとてもうまくいった!」「音色が生き生きとしている」「それぞれのコースがレガートに歌い、バランスも良い」そして「潤いもある。そしてとても弾きやすい」と評価されているのは嬉しい。
そのリペアから早くも9年の歳月が過ぎた計算になるが、その間に演奏家の手元で愛用されたのか、あるいは別の方に使われたのかは不明だが、前記したように取り替えた表面版にその後細かい傷(爪痕)が認められることから考えてかなり使い込まれたに違いない。

ChrisEgerton_04.jpg

※ブリッジ付近


手元に届いたクリス・エガートン作 6コース・ルネサンスリュートを調弦して早速練習中のレスピーギで有名な「シチリアーナ」を弾いてみると開放弦自体…音の輝きが素晴らしい!
私の指使いはまだまだ歴史的奏法にはほど遠いものの、それでも格段に艶というか輝きのある良い音…それも大きな音も出る。そしてなによりも大変弾きやすい。ネックの厚みは勿論、弦高、コース間の弦幅が絶妙で特に1コース側でも指板に余裕があり押さえやすい。
弦長は595mmほどだが、6コースなのでペグボックスが小型だからしてとても可愛い。これは本当の意味で持つ喜びを与えてくれるリュートに出会った気がして感激している…。
材質などのデータについては添付されているような資料がないので詳細は不明だが、11枚のリブで構成されているシェルはメープル、表面版はスプルース単板、ナットは黒檀、指板は黒檀をフレームにあしらったローズウッド、ペグとブリッジもローズウッド、そしてネックとペグボックスはよく分からないがブラックチェリーあたりか…。

個人的にはリュートでバッハを…といった目標はなく、小品で綺麗な曲をいくつかレパートリーにしたいと思っている程度だからこの6コースのルネサンスリュート一本あれば済む理屈なので長い付き合いをしたいと願っている。

【追伸】その後、縁あって当のプロ演奏家の方に確認したところ、やはり当時お手元にあった楽器だそうである。その後講演会に参加された方にお譲りしたものだというが「良い楽器だから大切に」というアドバイスをいただいた。

ラテ飼育格闘日記(293)

ワンコの飼い主なら愛犬が日々どんなことを考えているのか…に思いを巡らせたことがあるに違いない。オトーサンもラテが出窓のタタキから外を見ているとき、あるいはオトーサンがラテの食事の用意をしているときにじっとこちらを観察しているそのとき、その小さな頭脳にはどんな思いが駆け巡っているのかを知りたいと思ってきた…。                                                                                            
哲学者デカルトはワンコには思考力も判断力も無いと断言した一人である。デカルトはワンコを歯車や滑車を搭載した機械と同じとみなし、考える力は無いが、ある種のことを実行することはできると…考えたという。ただしこの説には裏があり、当時のキリスト教の教義を考慮したからだという話もあるという…。
さて、これまでの研究によれば、ワンコの脳内の神経細胞は人間のそれと同じような働きをすることが立証されているというし、両者は同じ化学物質で成り立っており、刺激に対する反応も似ているしその構造も大体が一致しているという。

とはいえ誰もワンコが我々とまったく同様な意識体系を持ち、同じような思考を行うとは考えていないだろう。
何しろ我々人類は言語で物事を考えるように出来ている。「始めにことばありき」である。お腹が空いたとき無意識に「ああ、腹減った」と言語で認識するはずだし時計を見ながら「いま何時だろう」という意識はそのまま言葉として心の中で反復しているに違いない。しかしワンコだって空腹を感じることは間違いないが言葉を持たないワンコは我々とまったく同じ認識ではないはずだ。

Latte293_05.jpg

※座り込んで動こうとしないラテ...


獣医の野村潤一郎氏は著書「犬に関する100問 100答」の中で「暇なとき、犬は何を考えているのですか?」という問いに対して「90%は飼い主と一緒に行く散歩のことで後が食べ物のこと」と答え、続けて「後はほとんど何も考えていないでしょうね」としている。確かにラテの場合を考えても散歩中は良し悪しを別にして多くの刺激を受ける。
嫌いなワンコに吠えたり、逆に吠えられたり、オトーサンに叱られたり抱っこしてもらったり、大好きな友達ワンコの飼い主さんに撫でられたり、あるいはお気に入りの女子の足を鼻先でツンとやったりとエピソード記憶に残る様々な刺激を受けているはずだから、ぼーっとしているときにそうしたあれこれを思い出しているのかも知れない。

Latte293_01.jpg

※ねぇねぇ、アタシと遊ぼうよ!


しかし「後はほとんど何も考えていないでしょうね」には些か異論がある。
ラテの日常を観察していると「この小さな頭はいま何を考えているのか」という疑問がわいてくる。
毎日出窓から遊歩道を行き交う人たちやワンコなどに向かって吠え、鳴き、呼びかけたりあるいはオトーサンたちに遊びを要求したりオヤツをねだったりする感情豊かなラテが、何も考えていないなどとは納得がいかないからだ。
どうにもオトーサンたちは自分たちを基準にして地球が回っているものと思い込んでいるフシがあるが、ワンコにはオトーサンたちが想像もつかないワンコ独自の世界があるように思えてならないのである。

ラテが窓際で外を眺めているとき、よく見るとそれなりの意識が働いていることがわかる。
一見ボケ〜ッとしているようでも時に耳が動きその黒光りした鼻が小さく左右に動いている。そして尻尾も時折軽く振られたり位置が変わったりしている。無論それらはラテが何かを感じ、あるいは情報を得ようとしている証拠に違いない。
言葉こそ発しはしないが、人間の数百倍以上も敏感だというその鼻は刻々と変化する窓の空気取りから入ってくる何かを敏感に感じ取っているに違いないしオトーサンたち人間には到底分からない世界を認識していることになろうか。
無論その両耳も…人が20Hzから20,000Hzあたりまでしか聞こえない音域が、ワンコは45,000Hzまでのいわゆる超音波まで認識できるわけで、これまたオトーサンが知らない音の世界に浸っているのかも知れない。

Latte293_04.jpg

※ボストンテリアの飼い主さんに甘えるラテ


よくワンコが何もない壁や空間に向かって鼻を動かしたり吠えたりすると、人間には見えない何かをワンコは見えるのか? と考えるが、それは視覚中心で生きているオトーサンたちの判断であり、ワンコはその一見何も無い空間に漂う臭いや音を感じているに違いないのだ。
したがって窓辺でボケ〜ッとしているからといって何も考えていないと思うのはまったくの誤りではないかとオトーサンは思う。
やはり寝ている時は別としても、そのじっとしている間、ある種の知識活動が行われていると考えた方が自然なのではないだろうか。

例えばラテがリビングの床に腹ばいになっているその瞬間「ワウッ」と小さく声を発して数メートル先の出窓のタタキに駆け上がりカーテンを鼻面で器用にかき分けて猛烈に吠え始めるときがある。
最近では何が起こったのかが分かるようになったが、最初は訳がわからなかった…。
出窓の向こうにある遊歩道をラテが出会う毎に異様に吠えるワンコが通っているのだ。他のワンコへの吠え方とは違うので分かるようになったが、問題は何故そのワンコが遊歩道を通過することをラテが察知できるのだろうか…。

そのワンコが声高らかに吠えながら、いや例え小さくても唸りながらでも通るのならそれは分かる。しかしオトーサンがこの数年の間、観察している範囲では当のワンコが吠えたということはない。
また出窓にある窓枠には小さな空気取りがあって開けてある場合もあるが、天気の悪いときには閉めている。したがって人間の感覚では遊歩道から窓まで10メートルほど離れているだけでなく、さらに窓にはレースと遮光のためのカーテンが二重に付けてある。無論ラテは室内にいるわけで視覚的にそのワンコを認識しているわけではない。
それでもラテはそのワンコが「いま、通過している」という事実を知ることができるのはどうしてなのだろうかといつも不思議に思うのだ。
当然その遊歩道は日中は多くの人たちはもとよりワンコ連れの人たちも通る道だが、ラテが大げさに騒ぐワンコは特定できるのだから訳がわからない。やはりオトーサンには不思議でも嗅覚で知るのか、あるいはオトーサンの耳には聞こえない足音や息づかいなどで判断するのか…とにかくミステリーなのである。

Latte293_02.jpg

※空気清浄機の吐き出し口に鼻先を突き出しているラテ。空気が美味いのだろうか(笑)


ともかくその人間には到底理解で消えない優れた感覚を総動員してラテはオトーサンたちをも観察している。どんなものを食べたのかは勿論、オトーサンの体調や機嫌といったことまでラテは “知っている” はずだとすれば、愛犬への見方も随分と変わってくるのではないだろうか。
そう考えればオトーサンたちには原因が不明だとしてもラテが吠えるにはその意味があるわけだし「無駄吠え」と一刀両断に判断しては気の毒だ。その吠え声だってよくよく聞き耳を立てれば微妙にピッチと揺れ、長さや回数などが違うわけで、何らかのコミュニケーションであることは間違いないと思われる。
どうやらラテがオトーサンたちのことを知っているほどオトーサンたちはラテのことをまだまだ知らないに違いない。

FMACCG:談話室【9】1991年5月5日〜1991年8月21日

NIFTY-ServeのFMACCGフォーラム・ログ公開第9弾である。会員数も膨大に増え、そしてフォーラム常連の方々も多数生まれた。その象徴として第1回の「ビール付きオフライン」をドイツレストランで開催したのも良い思い出である。またMacworld Expo/BOSTONの報告もお楽しみに!                                                                                                                      
FMACCG:談話室【9】1991年5月5日〜1991年8月21日

001/512 SDI00116 松田 純一    MacCG 談話室Part3.オープンです
(10) 91/05/05 11:30

MacCG 談話室Part2.が満杯になりましたので変わりにこの
MacCG 談話室Part3.をオープンいたします。
どうぞ楽しい話題の場としてご利用ください。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

002/512 SDI00116 松田 純一    最初からごみですな!こりゃ
(10) 91/05/05 19:42

あまりMacintoshに関係のない話しですが...先ほど古いミュージカル
ビデオを借りてきたのを見ました(「パリの恋人」F.アステア&O.ヘッ
プバーン主演で1957年作だそうですが)。
その中でアステア扮する写真家が哲学者のフロストル教授に「Public
domeins?」と尋ねる会話があったので耳につきました。この場面は
ヘップバーンが信奉するフロストル教授に対してやきもちをやくアス
テアが皮肉を交え、「あなたの唱える共感主義(何かのパロディですね)
はPublic domeinか......と尋ねるところなのです。
これはヘップバーンと教授に対し、その共感主義はヘップバーン独占の
ものではないのでしょう? 自分達も信奉していいんでしょう?とちゃか
して言う場面です。
字幕の訳は「一般用」と訳していましたがPDSうんぬんを知っている
者にとっては何かしっくりいかない訳でしたが、さしずめ「公共的」
とか「大衆的」と言った方が良いのにと妙に気になりました。

ごみだな、こりゃ...

SYSOP 松田純一(SDI00116)

003/512 SDI00116 松田 純一    メディアを牛耳る?サブリミナル・テクニックの本
(10) 91/05/06 20:49

このGWは皆さんどのようにお過ごしでしたか。
私は女房孝行?や原稿書きの合間に数冊買ってきた本を楽しみに
読み始めましたがそれらの中で印象的な本が一冊ありました。
その名も「メディア・レイプ」という過激的な書名の単行本です
が随分と前にも話題にのぼったサブリミナル・テクニックすな
わち潜在意識をコントロールすることで主に公告メディアを見る
我々をコントロールするというものです。
...大衆の中で誰が一番メディアに支配されやすいかといえば、そ
れは、いつも自分は自分の力で批判的かつ明晰に思考しており、
真実と虚偽、事実と幻想の区別を容易につけられる、と信じて
いる人達だ... とあるくだりには寒気がしましたね。
リブロポート社発行、定価2575円とちと高いですがメディアに
感心がある人は読んでも損はないかも知れません。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

006/512 SDI00116 松田 純一    お疲れ様、ご自愛のほどを!!
(10) 91/05/07 23:38 005へのコメント

菅原恵利子さん、GWは大変だったようですね。

>マルチメディアの制作って、なんだかトライアスロンのようなだぁ...

おおせのとおり、まったくマルチメディアと言われるメディアを作り
上げるにはおよそマルチメディアらしからぬ原始的な作業の繰り返し
になりがちでして...おかしな話しですね。
マルチメディアは体力から!!

>今後、映像が限りなく実写に近づいていったら、

これは逆に3Dなどの映像が本当に実写に近付いたら、それこそ普通
の作品ではクライアントが満足してくれないし、より大変なことに
なりますよ。
第一、実写できる部分は実写の方が金と時間がかからない.....という変
なことにもなりかねませんしね。

>役者心も必要だなぁ。

これはまったくそのとおりだと思います。いろいろな所に私も書いた
けど、例えばDirectorで作品を作ることは、それこそディレクタだ
けでなく、照明、大道具、小道具、衣装、記録、振付けなどなどを
全部やることになるわけで、ほんとに大変なことですよね。

ともかくお疲れ様でした。無事よいお仕事が完成いたしますことを
お祈りいたします。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

010/512 SDI00116 松田 純一    それはそれは.....
(10) 91/05/10 07:16 009へのコメント

原さん、それに類することは私も随分経験しています。
一番自分で笑ったのは、食べていた煎餅を一生懸命
フロッピーディスクドライブに差し込もうとしている
自分を発見したときかな。
既に入っているのにもう一枚入れようとして「あれっ」
なんて思うことはしばしばです。
メディアもこういろいろなものが出て使うようになると
面倒ですねえ。

SYSOP 松田純一(SDI001160

013/512 SDI00116 松田 純一    ようこそ!!
(10) 91/05/13 23:11 012へのコメント

喜納政雄さん、Macintoshのグラフィックス泥沼世界にようこそ!!
一度この世界に入ると二度と抜けられませんぞ(うふふ...)。
これからいろいろと感想などをお聞かせください。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

016/512 SDI00116 松田 純一    ロス情報、楽しみにしていますよ
(10) 91/05/18 10:03 015へのコメント コメント数:1

MONSIEURさん、貴重な情報ありがとうございました。今後も楽しみに
していますので宜しくお願いします。
ロスと言えば随分と前にSIGGRAPHに行っただけでしたがこれが私の
アメリカ行の最初の旅行でしたので印象の深いものでした。しかし
最近は治安も良くないという話しを聞きますがいかがなんでしょうか。
ところでSuperMAC社のPDQボード交換は日本ではどうなんでしょうか
月曜日にでも調べてみます。では...。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

017/512 SDI00116 松田 純一    ビデオMacLife誌の取材
(10) 91/05/21 16:35

この15日に当社の狭いプレゼンルーム兼応接室にテレビカメラ
や照明がところ狭しと入り込みました。これはすでに御存知の
方も多いと思いますがBNNから発行されているMacLife誌のビデ
オ版「ビデオMacLife」の第一号取材のためなのです。
取材の対象は当社のVideoMagicianII Vboxバージョンと現在開発
の最終段階に入っている画像データベース「ミュゼ」ですがいや
はやビデオ収録というのは大変なものですね。
朝の9時から1時近くまでカメラ撮りからスキャンコンバータによ
るMacintoshの画面撮影が休みなく続きました。この他に前日に
別途収録の打ち合せにスタッフの方々がお見えになっているので
すから大変です。35mmカメラなどによる取材には随分となれた
私でしたがこれにはいささか「ビデオ、ビデオと簡単に言うけど
こりゃあ...なかなか時間もかかるし設備も大変なんだ」と思い知
らされました。
結果としてどのような編集となるかは知る由もありませんがなか
なか映像に関わるソフトウェアの中身を活字だけの紙面では分か
らないことが多かったと思いますので「ミュゼ」や「VideoMagi-
cianII」を知りたい方には有効な媒体となると思います。
MacLife本誌にも「ミュゼ」を中心にした解説記事が出るはずです
から興味のある方は是非ご覧ください。
創刊は7月18日発売号です。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

019/512 SDI00116 松田 純一    バージョンアップ案内発送済です
(10) 91/05/24 15:45 018へのコメント コメント数:1

中山さん、PrintMagicianIIからIIIへのバージョンアップ案内は
今週半ばに遅ればせながら完了いたしましたが確認をしたとこ
を中山さんの分は5月22日に送付済ですので一両日中に到着す
ると思います。
ご案内が全ユーザー様に対して一度に発送できず、準備が整っ
た順にお送り申し上げました。ご容赦ください。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

024/512 SDI00116 松田 純一    素敵なアニメ
(10) 91/05/29 17:20 023へのコメント

毛利さん、早速...と言っても私がダウンロードして登録しないことには
はじまらないのですが...拝見しました。かわいくできていますね。
5匹もかわいいけど、一つをなるべく大きくしていろいろな動作をさせて
みると、これまた面白いですね。
またまた素敵なアニメができましたらUPしてください。楽しみにしています。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

034/512 SDI00116 松田 純一    フォローしてください
(10) 91/06/10 07:40 033へのコメント コメント数:1

Directorのデータに関するアップですが、私は日本語版を持って
おりませんのでその契約うんぬんについては分かりません。
もしお持ちの方がおられましたらフォローしていただければ助かり
ます。ただし普通に考えればデータファイルの扱いに契約うんぬん
というのはおかしいと思いますがねぇ。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

038/512 SDI00116 松田 純一    ご指摘ありがとうございます
(10) 91/06/11 15:55 037へのコメント

OLEOさん、コメントありがとうございました。確かにいろいろと
誤解を生みやすい昨今ですから注意は必要ですね。
そうした問題は双方が悪意を持っていないだけにこんがらかると
厄介なことになるようです。お互いに誤解を生まないように努力
しなければなりませんね。
ご指摘ありがとうございます。

FMACCG & FKOSHING SYSOP 松田純一(SDI00116)

044/512 SDI00116 松田 純一    ビール付きオフラインについて
(10) 91/07/10 19:29

えー...ビール付きオフラインですが今月の26日(金曜日)と
させていただきたいと思います。
取り合えず、第一回オフライン参加申込専用の会議室を
応募期間中に設定しますので、そちらに参加を表明して
いただきたいと思います。まずご参加いただける人数が
概略でも分からないと場所が決められませんのでご協力
ください。
もし5人とか10人程度なら当社で行い、新製品を見てい
ただくのも良いと思いますが万一(笑)20名とか50名にな
るとそうもいきませんので...。
子細は専用の会議室に書き込みますが場所は当社に近い
ところになると思いますので新宿区となります。
大勢のご参加をお待ちしています(ちょっと恐い感じも
いたしますなぁ)。

FMACCG & FKOSHING SYSOP 松田純一(SDI00116)

049/512 SDI00116 松田 純一    VideoMacLifeを見ました
(10) 91/07/15 23:19

MacLifeの別冊として7/18日に発売されるVideoMacLifeを見ました。
今回は「映像のハンドリング特集」ということで多くの関連する
ハードウェアやソフトウェアが紹介されていますので興味のある方
は是非ご覧になるとよいと思います。
やはり紙という媒体では表現できない部類の情報は、この種の工夫が
必要なのでしょうね。またなかなか実際に動いているシステムなどを
見る機会の無い方も多いわけですから、このVideoMacLifeは意義が
あると思います。
そうそう...当社のVideoMagicianIIとGRAND MUSEE(グラン・ミュゼ)も
かなりの時間を使って記録されていますので機会がありましたらご覧
いただきたいと思います。勿論全容を記録しているわけではありません
が、ポイントをつかんでいただくのには十分だと思います。しかし、
「グラン・ミュゼ」は随分と以前のベータバージョンだと言うことは
ご容赦ください。製品版はもっともっと進化しています。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

051/512 SDI00116 松田 純一    VideoMacLife
(10) 91/07/16 23:24 050へのコメント

もうすぐ、CD-ROM MacLifeの方がビデオテープより安くできるように
なるのでしょうね。
確かに映像で確認できることは大変理解を早めますが、あのテープ
を一通り見るのはシンドイですね。まさかビデオウォークマンを電車
の中まで持ち込んで見るわけにもいかないし、かなり時間をとられた
ような気がしました。これはこれで有意義ですが、反対に紙のメディア
も捨てたものではないことを改めて感じました。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

052/512 SDI00116 松田 純一    ビール付きオフラインについて
(10) 91/07/21 12:06

第一回ビール付きオフラインへ予約された方は当フォーラムの掲示板
をご覧下さい。当日の会場、時間などが書き込まれています。
なおこのオフラインは既に参加者が決っており、会場の予約の都合上
飛び入りは一切お断りいたしますのでご了承ください。またこうした
オフラインを定期的に開催するようなことも企画いたしますので次回
の企画にも大勢の方のご出席をお待ちしています。

FMACCG & FKOSHING SYSOP 松田純一(SDI00116)

055/512 SDI00116 松田 純一    楽しみですねぇ
(10) 91/07/24 07:49 054へのコメント

藤本さん、ビデオ楽しみにしています。
QuickTime は現在当社の小池も研究中...と言っても我々にはVideo
MagicianIIがあるので基本的には難しいことはないそうですが...
で、別途ご案内することになる9月のプライベートショウには成果
をお見せできると思います。例えばVideoMagicianIIやグラン・ミュゼ
とQuickTimeの美味しい関係(笑)みたいな実例をです。
では、藤本さんご持参のビデオ、そしてグラン・ミュゼや「たまづさ」
Vboxコントロール用のXCMDなど盛りだくさんのビール付きオフライン
も間近!! お楽しみに。

FMACCG & FKOSHING SYSOP 松田純一(SDI00116)

057/512 SDI00116 松田 純一    まずは良かったですね
(10) 91/07/26 07:18 056へのコメント

堀さん、それは冷汗もんでしたね。
私は会社ではテキストの扱いがどうしても多いのですが、自宅では
やはりグラフィックの扱いが主となります。したがってデータの
バックアップには気を使っており、ステップ・ステップで2つのHD
にSAVEしながら仕事を進めています。そしてシステムはMOに常に
(だいたい常に)最新の…ものをバックアップしていますから、HDの
クラッシュ程度ではうろたえません(ホントカナ)。
原因うんぬんを調べているだけでかなりの時間がかかりますから、
そういう時は「えいやっ!」とフォーマットし直すことにしています。
システムがおかしくなりと、精神衛生上よくありませんしね。
そして...くよくよするのはMacintoshに似合わないですからねぇ。
で.....本日お待ちしていまーす。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

060/512 SDI00116 松田 純一    第一回オフライン大成功
(10) 91/07/27 10:56

昨日の第一回オフラインはお蔭様で、お申込された方は一人も欠席者
無しという大変力の入った楽しい会となりました。これも出席いただ
きました方々のおかげと感謝しています。
山川さんが書かれていたように、普段こうして多くのアップロードさ
れているご意見やお話の裏に、ビールをのみながらわいわい楽しくや
っている笑顔が見えるというのは嬉しいものです。
結局私共会社の参加を含めて24名となりましたが、まあまあ大変な騒ぎ
(うそうそ...)で、声を枯らした人もいるのでは??
ともかく、また機会を作りまして、より楽しいオフラインをやりましょう。
今回のきっかけを作っていただいた鵜沢さんに...感謝...拍手パチパチパチ!
それから皆さんありがとうございました。
今回ご出席できなかった方も、次回は是非ご出席いただけたらと思います。

FMACCG &FKOSHING SYSOP 松田純一(SDI00116)

061/512 SDI00116 松田 純一    8時50分の書き込みとは...
(10) 91/07/27 11:04 059へのコメント コメント数:1

藤本さん、お疲れさまでした。沢山飲んでいただけました?
しかし...書き込みの時間が朝の8時50分とは、あれから
二次会、三次会だったのですかぁぁぁ。
暑いですから、くれぐれもご自愛くださいね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

075/512 SDI00116 松田 純一    でも、ご自愛を
(10) 91/07/28 10:13 072へのコメント コメント数:1

いやいや、だいたい多くの人は自分は丈夫な体を持っていると思う
ものですよ。自愛は健康なうちにしなくては意味がありませんので
やはり...ご自愛くださいマセ。
「ボストンに恋して」という本は小説なんですか?
捜してみます。でも今日は在宅勤務でマニュアル書きという使命が
残っているのであまり面白い本だと、そちらに気がいっていけませ
んがねぇ。しかしボストンもあと一週間で出発です。
天候はどうなのでしょうかね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

078/512 SDI00116 松田 純一    おめでとうございます
(10) 91/07/28 16:54 077へのコメント

Sundayさん、お疲れさまでした。
二世誕生予定のニュース、これはこれはおめでとうございます。
うーん、確かにMacintoshどころではないかも知れませんが、しば
らく経てば、息子さんか娘さんと一緒にMacintoshで遊べますよ。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

085/512 SDI00116 松田 純一    小池のタキシード姿もあるよ
(10) 91/07/30 08:13 083へのコメント コメント数:1

小池のタキシード姿をアップしましょうかぁ...
(冗談だってばぁぁぁぁぁ)

SYSOP 松田純一(SDI00116)

090/512 SDI00116 松田 純一    BOSTON EXPOへ行ってきます
(10) 91/08/04 22:44 コメント数:1

明日からBOSTON MacWorldExpo視察のため出かけます。帰りに3日
サンフランシスコに寄れるので楽しみですが、Expoで買って帰り
たい新製品がどれだけあるのかが問題です。
この2,3回くらいのEXPOは本当に欲しいものが少なくて興味が半減
でしたから、期待しています。
楽しい話題を集めてきますのでご期待ください。
ではしばらく御無沙汰です。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

095/512 SDI00116 松田 純一    ただいま帰りました
(10) 91/08/15 20:31

さきほど、ボストン経由サンフランシスコから帰りました。
いゃー疲れました。
ボストンExpo道中記は頭が少しはっきりするであろう、明日
当りからご報告申し上げますが、今回は予想したとおりSYS
TEM7.0やQuickTime以外に新しいニュースがなく、盛り上が
のないExpoとなりました。だいいちいつもある初日のスカリー
会長基調講演も無いって言うんだからね。
スカリーさんは会場を暇そうに?散歩していたそうです。
ただし各ソフトウェアはシステム7.0対応一色でしたが、どこの
レベルまで対応しているのかが当然のこと、まちまちなので
焦点がボケる結果になったような印象を受けました。
ともかく、特に目玉は無くてもMacExpoはMacExpoでして...
何かと収穫は多いものです。
その辺をまた逐次ご報告いたします。
お楽しみに!!

MACCG SYSOP 松田純一(SDI00116)

096/512 SDI00116 松田 純一    MacWorld Expo in BOSTON '91報告-1
(10) 91/08/16 08:26 コメント数:1

Macintoshの前に座るのが懐かしいほどです。Expo視察に行く
時くらいしか1週間とか10日間、マックから離れる時はない私
にとって、この期間はよりやる気を起こさせるマック休暇なの
です。
ところで今回のBOSTON Expoは6日から9日の4日間ですが、
いつもある初日のスカリー会長基調講演がないこと、新しい
ハードウェアが見られないことなどで盛り上がりに欠けるもの
だったと言えます。
この点ではタワーとかノートといった新製品が並びそうな来年
1月のサンフランシスコExpoに期待が持てそうです。
しかし、...BOSTONは遠いですね。例によりSFで乗り換え、そ
れから5時間ほどかけてBOSTONに付くのですが体調を壊さな
かったのが不思議なほどです。
今回は札幌支店の小森と高橋が初めての海外、そしてMacWorld
Expoということでもあり気持ちも新たに出発しました。小池や
村松は今回留守番組みとなりました。

BOSTONでのホテルは由緒があるというPARK PLAZA HOTEL
に泊まりましたが正直言って最低のホテル。なにしろ部屋まで
運び込んでくれるはずの荷物がエレベータホールに置かれてい
て、黒人のポータから「自分の荷物を持っていけ」と言われる
始末。なにやらチップをもらえる、もらえないとの勘違いがあ
ったとの言い訳でしたがアメリカの由緒なんてこんなものです。
それから部屋のエアコンが止まらなく(ストップするスイッチが
ない)寒い一夜を過ごしましたが翌日クレームを付けたら係りが
飛んできて部屋の窓際に設置してあるエアコンの下部の奥にあ
る小さなノブを示し、「ここを廻すと止まるんだ」と得意そう
に説明するわけ。そんなの客が知るわけないよねぇ。
またドアミラーに何かが詰めたままになっていて見えない、部
屋の照明のスイッチが二つとも取れているなど不満が多いホテ
ルでした。
立地条件はボストンコモンというアメリカ最古の公園の近所で
最高なんだけど、疲れて泊まったホテルがこれでは、これから
の数日間が思いやられる一日となりました。
- 続く -

SYSOP 松田純一(SDI00116)

098/512 SDI00116 松田 純一    ありがとうございます。
(10) 91/08/16 18:40 097へのコメント

藤本さん、向こうではご一緒に食事もできないで残念でした。
ところでColor Itは私も押えに?買ってきました。なかなか機能的にも
優秀だしマスキングも優秀なようですね。まだまだ頭がぼやけてて
十分なテストをする気が起こらないのが困りものです。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

099/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOTON '91報告2
(10) 91/08/16 18:41 コメント数:1

Expo初日はまず小さくてもアップルコンピュータのブースがある
ワールドトレードセンターの方に向かいました。私は今回でボスト
ンは3回目なので多少土地感ができましたが初日はツアーの方で用
意されたバスに乗り会場に行きました。

Apple1991Boston1.jpg

※Apple Computer社のブース


10時会場の少し前に付いたこともあり、入場を待つ多くの人達を見
ると盛り上がりのないExpoでも気分はだんだん高揚してきます。
まず初日はこの会場を概略確認するということで、会場の端から端
までをくまなく見て回りました。
SuperMAC社のReelTimeはやはり評判で多くの人を集めていました
し、ビデオ・ポストカードというコンセブトでその場で客の姿をキ
ャプチャーしディスケットにセーブしてプレゼントしてくれるデモ
も行っていました。
MacroMind社はMediaMakerやThree-Dで相変わらずの気炎を上げて
いましたが今回MacroMind社とParacomp社とが合併するというニュ
ースがありそんな話題で盛り上がりを増していたようです。新しい
社名はMacroMind/Paracomp社となるようです。
この日私はこの会場でDirector3.0を購入しました。

今年のサンフランシスコに続きVideo Toasterのブースも大勢の人が
いましたが、これまた一月と同じ女性が相変わらず自分をモデルに
して淀みの無い見事なプレゼンテーションょ行っていました。
ただし...彼女の魅力的な足に誘われたという客も多かったようでした
がね。

それからMORE AfterDarkという例のスクリーンセイバーの追加版が
出ていたので、これも買いにしました。ひれから後日このBERKELEY
のブースで販売していたフライングトースターのネクタイを3本買い
ました。これは昨年のニコニコマック(別の会社からでしたが)のネク
タイに続くものでなかなか人気がありました。

- 続く -
SYSOP 松田純一(SDI00116)

101/512 SDI00116 松田 純一    ううむ...これは恐い
(10) 91/08/16 23:20

ううん...完全に読まれている(笑)。
しかし、他に面白いものが特に少なかったしねぇ(いいわけ)。
では3勝目を読んでみてくださいな。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

102/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOSTON '91報告4
(10) 91/08/16 23:21 コメント数:1

そうそう、このワールドトレードセンタでは藤本さんや
石崎さん、そしてマックステーションの河合さんなどの
周知の方々とお会いしました。
私達は昼にスワイヤトランステックの長谷川さんと待ち
合わせて昼食をご一緒することになっていたのでこれら
の方々とは「じゃあ...また」という事になりました。
ところで昼はワールドトレードセンター隣にあるピア4と
いうシーフードのお店に行ったのですが、随分と味が落ち
たようであまりお勧めできなくなりました。
昨年食べたボイルドしたロブスターはなかなか旨かった
のですが、今年は全然だめ。小森が洒落?で頼んだサシミ
などは最初からひからびているようで、やはり食える代物
ではなかったようです。後で小森は薬を飲んでおりました。
ワールドトレードセンターを一回りした私達は食後の運動
ということでホテルまで歩いて帰りましたが、かなりの
距離があるんですよこれは。
ボストンは最近殺人の発生率などがかなり上がっていて
安心な街ではなくなったようですが、快晴に近い澄んだ
空気を吸いながらボストンの街中を歩くのは気持ちのよい
ものです。ただし危険だと言われている地域には入らない
ようにするべきです。

夜はツアー主催の食事会でしたが、やはり(ごめん!)旨くない
もので、明日からは絶対高くても和食を食べようと固く心に
誓った我々でありました。

- 続く -
SYSOP 松田純一(SDI00116)

103/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOSTON '91報告5
(10) 91/08/16 23:22 コメント数:1

7日の二日目はベイサイドExpoセンターを午前中に、そして
午後は再びワールドトレードセンターと歩き回りました。
SONYがVBOXを内蔵した8mmビデオデッキを展示 ※2 しており
ましたが、これは日本では12月に発売予定だそうです。
なかなかシンプルなデザインで周知の方々がデモをされてお
りました。私などは発売が楽しみなものの一つです。

sony_cvd10001.jpg

※机上のモニター右のSONY CVD-1000を確認する筆者


この日はPhotoshop2.0、OASIS1.0などを購入しました。どち
らもショウプライスということで確か$499でした。安いもの
です。特にOASISは会社の村松に是非とも買ってこいと言われ
ていた代物ですしユニークなペインソフトとして評価も高い
ので早速購入しておきました。
この日はワールドトレードセンタからバスでサウトステーショ
ンまで出て、そこから地下鉄でホテルまで帰りました。ひと休
みしてからCopley Placeのマリオット・ホテルなどに入りティ
ファニーなどの店を冷やかしながらウィンドウショッピング。
高橋の調子がいまイチなのが心配。
夕食はボストンでの和食所としては有名な牛浜を予約してから
出かけましたが案の定かなりの混雑で飛び入りでは入れない
様子でした。
ここではまずまずの刺身や天ぷらなどが食べられたので一息
入れることができました。
私も持病の神経痛で足がかなり痛むのが辛かったのですがなん
とか歩き続けました。
明日はExpo視察は一日お休みということにしてボストン美術館
に行くことにしました。なにしろボストン美術館やニューヨーク
の近代美術館などを見ている時に「グラン・ミュゼ」のアイデア
が出たわけで、我々にとってはこれもマジで仕事の内なのであ
ります。ほんとだよ!

- 続く -
SYSOP 松田純一(SDI00116)

106/512 SDI00116 松田 純一    完敗ですな
(10) 91/08/17 11:09 104へのコメント

うーん、コメントがだんぜんしにくくなってしまった。
立吉も行ったし、源氏にもいったし(笑)...完敗?ですな、こりゃあ。
これから順次レポートしていこうと思っているけど、食事に関しては
やはりサンフランシスコの方が断然美味いですね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

107/512 SDI00116 松田 純一    MacWorld Expo in BOSTON '91報告6
(10) 91/08/17 11:10

Expoも既に7,8回ともなると見て回る要領というものが分かって
きます。
会場に入ったらまず、持ちやすく手ごろな大きさの手提袋を配っ
ているブースを捜し、まずそれを手に入れます。もちろんそれら
はただでもらえますが、もらうときにはやはり一言「May I have
this ?」くらいの簡単な挨拶と「Thanks!」はいうようにしたいも
のですね。
ともかく、この紙(ビニールのものも多い)に必要なカタログやら
あちこちでやはりもらえるブリキバッチなどを詰め込んで歩く
わけです。今回はPLIというリムーバブルハードディスクのブース
ではサングラスを配っておりましたっけ。
そして会場をまず蛇行しながら落しのないように一通り見て歩きま
す。一日目は特に重要と思ったものや予め聞くことがあるブース
以外は確認だけでとにかく全体を落しのないように見て歩くことが
大切です。そして一端ホテルに帰ってから、会場入り口に置いてあ
る案内ガイドブックを見ながら、自分にとってより必要なハード
ソフト、そして購入するものなどを検討し改めて出かけるのが賢明
なようです。衝動買いも多少は少なくなるかも。
最近は大手のショップもボストンには出なくなりましたが、相変わ
らず多くの製品はExpo特価を設定してありますからソフトなども英
語版でよければ絶対にお買い特です。ただしハードは万一故障など
ということも考え、リスクは自分で負うことも覚悟しなければなり
ません。ただし一昔前と違い、最近は日本に入ってくるのもスピー
ディになりましたし、どうしても会場で買わないと入手できない物
は少なくなりましたがやはりその価格が最大の魅力です。

- 続く -
SYSOP 松田純一(SDI00116)

108/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOSTON '91報告7
(10) 91/08/17 16:46

8日の9時30分にホテルを出てボストン美術館に向かいました。
ボストン美術館は私は今回で3回目ですが、何度行っても新鮮
な場所です。
足は地下鉄のグリーンライン(E)に乗り、Museum駅下車です。
地下から地上に出て二つ目の駅です。
館内に入り、まずインフォメーションで日本語版の館内マップ
を入手し、ぼちぼちと歩き始めます。2回の経験からあまり興
味のないアメリカ美術などは飛ばして見ることにします。
丁度歩き疲れたころが昼になっていましたので館内にあるレス
トランで昼食をとりました。なかなか広々としたこうした設備
やその一階にはミュージアム・ショップもありお土産を捜すに
は最適の場所です。
私は特別展の記念として販売していたTシャツとかレプリカの
ピアスなどを購入しました。
食事をしてから3時半頃まで見学を続け、皆で待ち合わせてホテ
ルに帰りましたが、その後ホテルで小森と新製品開発の打ち合
せです。なかなか真面目にやっているのでありますよ!
ミュージアムの中では幼児を数人連れた幼稚園の先生らしき人
が床に座り込んで工作をしたり、お話しをしている光景を良く
見ましたが、日本の美術館では許可してくれないでしょうね。

ところでこの朝、ホテルの朝食時に面白いことがありました。
一緒に食事をした連れの方が、昨日の朝に「ティーを欲しい」
と言ったら気をきかしてグリーンティーを持ってきてくれた
ので今日もグリーンティーを頼もう...ということで注文をしま
した。しかし昨日と違う店の人はグリーンティーが分からず
散々奥を捜した後に言うことがふるっています。
「このホテル最後のグリーンティーだ」と言うわけ。いったい
いつ頃のお茶なんでしょうかねぇ。
そして傑作なのが一緒にレモン持ってきたこと。どうせそんな
程度の認識しかされていないのですよ。

- 続く -
SYSOP 松田純一(SDI00116)

109/512 SDI00116 松田 純一    OKIプリンタフェアで「たまづさ」が見れる!!
(10) 91/08/17 20:27

【催し物のお知らせ】
'91 OKIプリンタフェアで当社の新製品であります推敲型
縦型原稿用紙ワープロ「たまづさ」が出展されます。

tamazusa-19911.jpg

※推敲型縦型原稿用紙ワープロ「たまづさ」サンプル画面


開発者の札幌支店・高橋がブースにてご説明させていただき
ますので興味のある方は是非お越しいただきたいと思います。
なお開催の子細は下記の要領にて行いますが、招待状が50枚
ありますので必要な方はシスオペまでメールにて、郵便番号、
ご住所、お名前そしてお電話番号を明記の上「OKIプリンタフ
ェア」の招待状送れと、ご請求ください。
先着50名様に早速お送り申し上げます。



○会期: 1991年8月27日(火)から29日(水)の3日間
○公開時間: 8月27日,28日は午前9時30分から午後17時30分
8月29日は午前9時30分から午後17時
○会場: 青山TEPIA 3階エクビジションホール
以上

SYSOP 松田純一

110/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOSTON '91報告8
(10) 91/08/18 08:49

さて、9日は再びワールドトレードセンターへと出向きました。
この場では65ドルのフルカラーペイントColor It!を買いました。
このソフトについては既に藤本さんが書いてますが、なかなか
よく出来ていてマスキングなども強力のようです。
パッケージが飾ってあったので「これひとつくださいな」と
言ったら、そこにいた女性が葉書らしいものを出し、そこに
必要事項を書いてくれという訳。よく見たらそれはレジストレ
ーションの葉書なのでした。
後は茶色の袋にマニュアルとディスクを2枚ほおりこんで、渡す
訳。珍しくMacWorldExpoらしい?光景でありました。

買ったといえば、MORE AfterDarkも一つ押さえておきました。
これはAfterDark2.0に対応するパターン増強版で25個以上の新し
いものが入っているというものです。これはなかなか楽しいで
すよ。
リアルなネコが画面上を蝶を追って走り回るもの、ドミノのパタ
ーン、3D的な雨の波紋などこれまでにも増して愉快なものばかり
です。そしてついでと言ってはなんですが、AfterDarkのネクタイ
があったので3本購入。一本くらいはフォーラムのお土産にでき
るかも知れません。

ハードで興味があったのはSuperMACが発表したThunderシリー
ズの新しいビデオカード。何と従来のものより18倍も速いとの
ことで19インチモニタ用が約$5,000のようです。発売は確か9月
とか書いてありました。
- 続く -
SYSOP 松田純一(SDI00116)

111/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOSTON '91報告9
(10) 91/08/18 08:50

9日の昼はワールドトレードセンターに向って右側にある
JIMMYSというシーフードレストランにでも入ろうかと思い
あるき出したらその向い側に海湾酒家というチャイニーズ
レストランが出来ていたのでそこに入りました。
チャイニーズと言ってもマリンブルーのテーブルクロスな
ど、あくまでもアメリカナイズされた感じの店で、外から
見るよりずっと感じのよい店でもありました。
問題は、その量です。アメリカの食事の量が我々日本人には
多すぎるものであることは日々厭というほど知らされてい
ましたが、ここの店はすごい。
私はいわゆるエビ・チャーハン、小森や高橋は焼きそばをた
のんだのですが、その量が本当に3人前以上あるんです。

boston1991jm1.jpg

※食べても食べてもなかなか減らないチャーハンに苦笑する筆者


味はなかなかいけるのですが、食べても食べても減らない
チャーハンというのは精神衛生上よくないですね。この店に
入ってこれらのものを注文する機会がある人は是非3人で
一人前を頼むことをお薦めします。

腹ごなしも兼ねて、ワールドトレードセンターを後にした
我々はクインシーマーケットへと向いました。ここはボスト
ンで一番賑やかな所といわれる場所で多くのブティク、アク
セサリー店、Tシャツの店、インテリアや雑貨などがひしめき
合っている所です。

QMArket_011.jpg

QMArket_021.jpg

※賑やかなクインシーマーケット風景


本当は照明が付く頃にくると、本当に美しい場所になるのです
が、日を改めてまた出直すことにしました。ここでは土産用
として斬新なデザインのスカーフを一つ購入。

地下鉄でホテルに帰り、夕食は源氏という和食レストランへ

またまた地下鉄で行きましたが、ボストンに来てから初めて
の雨がパラパラと降り出しました。ここでは向こう流幕の内
弁当を日本のビールを飲みながら美味しくいただきました。

- 続く -
SYSOP 松田純一(SDI00116)

112/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOSTON '91報告10
(10) 91/08/18 08:51

食事から帰り、今日の最後のExpoの感想などを話し合い
ながら11月に行う予定の札幌でのプライベートショウの
打ち合せを行いました。
札幌支店には小森と高橋の二人のプログラマが常駐してい
るのですが、今般めでたい?ことに女性が一人入社すること
になっているのでそうした件に付いてもあれこれと相談す
ることが多い一日でした。

11月のプライベートショウは9月に行う東京のものとは勿論
別のもので札幌市内で行う予定です。子細なことはまだお知
らせできないのが残念ですが、これまでのプライベートショ
ウとは趣向を変え、切口を変えた物を企画しています。
札幌市内の方は無論のこと、是非お出かけいただけるチャンス
のある方はご来場いただきたいと思います。
この頃になると北海道はますます食べ物が美味しいそうで...
わざと仕事を作ってですね、東京から来てくれる人も出そう
ですよ。貴方もいかが??

今回のExpoも今日で終了。冒頭に記したように何かと盛り上が
りに欠けるものでありましたが、それなりに勉強になるものも
あったExpoでした。本場のExpo自身、最初の頃のような熱い
お祭り気分も消え、ビジネス一色のものになりつつあるような
のが残念ですが、これも時代の流れというものでしょうかね。
規模的には来年のExpo東京の方が大きなものになるかも知れな
いことを考えつつ、感無量のExpoでもありました。
細かな感想はまた、ちょいちょいこの後のレポートにも書き込む
予定です。

- 続く -
SYSOP 松田純一(SDI00116)

113/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOSTON '91報告11
(10) 91/08/18 10:30

8月10日の朝は昨晩からの雨がかなり激しく、風も強いようです。
ボストンも今日一日で明日はサンフランシスコにたたなければ
ならないので本当は市内散策がしたかったのですがこの雨では。
ということで、取り合えず午前中はお土産捜しも兼ねて先日も
少し覗いたマリオット・ホテルのショッピング・モールあたり
を歩くことにしました。
ここではTシャツとかCDが安いので購入しました。
昼は以前に入ったこともあるチリのファーストフードを食べさす
店Chilisに入りましたが、オーダーをとりにきた黒人の女性の何と
愛想のよいこと、よいこと。
「私、○○です」。○は勿論名前が入るのですが、忘れてしまった。
ともかく日本語で書くとなにやら安キャバレーみたいな雰囲気と
なりますが、とても感じのよい人で思わずチップを多い目に置いて
きました。
サムエルアダムスというボストンのビールとクラムチャウダとチリ
・タコスを私は頼みましたが、なかな美味しいものでした。

帰りに外に出ると雨はすっかり上がっていて、良い天気になりそう
です。そこで近くにあるJohn Hancockビルの60階にある展望台に
登りボストン市内を一望することになりましたが、入口が分かりま
せん。あれこれと捜していると老夫婦?が話しかけてくれ、入口は
あちらだよ...と親切に教えてくれました。何やら自分達も少し前に
登ったのですが、とても良かったとのこと。

JohnHancock1.jpg

※John Hancockビルのエントランスで記念撮影。中央が筆者


ボストンも安全な場所ではなくなったと言いますが、概して親切な
人が多いようにも感じます。この他にも地下鉄で目的の駅で降りた
ところ、駅名が違っていたので迷っていると、若い人が近付いて来
て、どうしたの?と聞いてくれます。何とその場所は最近駅名の表示
が変ったとのことで、降りた場所は間違いではありませんでした。

JohnHancock_021.jpg

※John Hancockの展望台からボストン市内を眺める


ともかくJohn Hancockビルを登るとMacintoshユーザーとしても
良く知られている方にも会いました。まあお名前は伏せておきまし
ょうか。
ホテルに戻った我々は立吉という日本食レストランに行くため再び
クインシーマーケットへと向いました。
- 続く -
SYSOP 松田純一(SDI00116)

114/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOSTON '91報告12
(10) 91/08/18 10:34

立吉というお店はクインシーマーケットの近所にあります。
なめこ汁やら、冷やっこやらを食べ、寿司を食べていると
自分達がどこにいるのかが分からなくなります。
日本にウY…「るときは特別和食通ではありませんが、なにしろ
向こうの食事は口に合いませんので必然的にこういうことに
なってしまうのです。

食事を終え外に出ると、やっと灯りがつき始め奇麗に飾られ
た店、店のショーウィンドが浮き上がってきます。この光景
はとても美しくビデオネタ、スキャンネタに最高です。

QMArket_032.jpg

※日が落ちる頃、照明が点灯しモールのショーウィンドがより美しく輝く


明日は朝早くに起き、サンフランシスコに向うわけで、ボス
トン最後の夜になるわけです。
また6時間弱も国内線の狭い座席に座るのは苦痛ですが、これ
ばかりはどうしようもありませんので体力をつけておくしか
方法がないわけで、良く食べ、良く眠り、リラックスするよ
うに心がけるべきです。
ボストンにくるための飛行時間などを考えると決して楽なも
のではないのですが、過ぎてしまうと辛いことは忘れてしま
い、また来年こようかな...などと思ってしまいます。しかし
来年のボストンはパスしましょうかねぇ。

相変わらずここは大勢の人が出ています。大道芸人も出てい
て賑やかなことはピカイチです。
帰りはまたまたま地下鉄で帰りましたが、ニューヨークなど
と違い、なるべく人のいる場所にいるようにすれば特に危険
は感じません。ただし奇麗ではありませんけれど.....。

- 続く -
SYSOP 松田純一(SDI00116)

115/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOSTON '91報告13
(10) 91/08/18 13:47

ボストンの和食と言えば、有名だったサントリーが閉店しました。
今年の一月だそうですが、ホテルの部屋から見えるため、予約の
電話をかけたのですが通じず、念のためと直接行ったら貼紙がし
てありました。
そういえばどなたがが、京都という店も閉店したと言ってました
が何故なんでしょうかねぇ。他のお店、例えば牛浜、源氏そして
立吉などのお客の入りを見た範囲では、十分やっていけそうな気
もするのですが、いろいろな事情があるのでしょうね。
クインシーマーケットにはもう一つ日本食レストランがあります。
Gyosaiというお店ですが、牛浜系のお店だそうでマーケットの奥
の建物のブックストアーの二階にあります。

クインシーマーケットでは随分と写真を撮ってきました。それら
の仕上がりを見るのも大変楽しみです。それと今回は小森がSONY
のTR-705というHi-8のハンディカムを持参したので帰国して早速
見てみましたが、まあまあ美しいこと。やはりHi-8は違いますね。
それから驚いたのはTR-55はもちろんのこと、私の持っているTR-
75と比較してもオートフォーカスのスピードがメチャ早いこと。
CCD-CV800よりも早いという気がします。
夜景も随分と奇麗に撮れました。

- 続く -
SYSOP 松田純一(SDI00116)

116/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOSTON '91報告14
(10) 91/08/18 13:48

8月11日は5時30分にモーニングコール。東海岸と西海外の時差
もあるので昼にサンフランシスコに付きます。サンフランシスコ
に行くのは楽しみなんだけど、国内線にまたまたゆられるのは
本当にいやですね。
サンフランシスコは今年の一月にも行ったし5回目くらいになるの
で方向音痴の私でも随分と土地感ができているので楽しいのです。
ツアーの人達と昼はピア39のシーフードレストランで蟹などを食
べましたが、北海道でこうした新鮮なものを食べている小森・高橋
両人が、ボストンよりこちらの方が旨い!と言うんですから確かな
ことなんでしょう。
ホテルはこれもおなじみのヒルトンホテル。由緒はともかく近代
的で明るいので私にはこちらの方が好みです。それからここの
朝食のバイキングはその品数がなかなかなんですよね。
ともかくその夜はツアー主催の食事会で中華を食べましたが、中華
もボストンよりは数段旨かったようです。ただし3時間ほどの時差
の関係上、とっくにおやすみの時間に夕食をとり、ビールなぞを
飲んでいるのですから眠くて仕方ありません。
幸に明日も天気がよさそうなのでひと安心です。
オヤスミナサイ.....
- 続く -

SYSOP 松田純一(SDI00116)

117/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOSTON '91報告15
(10) 91/08/18 20:22

8月12日、疲れていても朝はおなかが減る...今日も元気。
朝食は和食にすることにしました。ミールクーポンは
一ブロック後ろにあるPARK FIFTY FIVEホテルの利休
でも使えるので早速。

PARK-FIFTY-FIVE1.jpg

※PARK FIFTY FIVEホテルと筆者


ここは普通の和風朝食の他に朝粥定食とうどん定食が
あり選べるのがステキなんですぞ。ヒルトンホテル自身
は前にも書いたように好きなんだけど、そこに入ってる
菊of東京という店は旨くないし、店が掃除していなかっ
たりで数回入ったけど嫌いになりました。
もう一つ隣にあるホテル日航の最上階に弁慶というお店
があり、旨い朝食を食べさせてくれたんですが、最近は
朝食をやめてしまったみたいで残念です。

ところでこの利休、ミールクーポンが使えることを数回
前のExpoの時、MacLife誌の高木編集長に教えてもらった
んですが、やはり...その日もいらっしゃいました3。
どうも食い物の話しが多くなりますが、あちらに行くと
まず健康が本当に第一。したがって金を出してまずい物
を食べて食欲を無くするよりは、少々高くても好きなそ
して旨いものを食するべきです。だいたい長くて10日間
くらいですからね。
当社の小森は2日目、いや、2回目の食事でいわゆるアメ
リカ的食事にアゴを出していましたっけ。したがって自分
の好きな物を食べさせる店を知っておくのも旅を楽しい
ものにしてくれる大切な要素なんですな。

午前中にユニオンスクエア付近を散策、誰かが「この風景
ビデオマジシャンのスタックと同じだ!」。そりゃあそうだ。
今朝はどうもケーブルカーが事故で止まっているようで
あちこちに警察官がいる。そんな中をいくつかの店を見な
がらアメリカ最大のチャイナタウンへと足を向けました。

- 続く -
SYSOP 松田純一(SDI00116)

119/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOSTON '91報告16
(10) 91/08/21 07:26

チャイナタウンとしてアメリカ最大のものがこのサンフランシスコ
にあるわけですが、あのマグドナルドの店もチャイニーズ風、バンク
オブ・アメリカもチャイニーズ風と徹底しています。
私達は昨年寄って旨かった店に入り、早速ヤム茶をはじめました。
朝食からたいして時間が経っていないのですが、どうして食べられる
のでしょうか。次々にワゴンで運ばれてくる魅力のある?食べ物を選び
そして食べながらお茶を飲む...。うーん、天国天国。
お茶は相手の器が少しでも減ったようなら、すぐに注ぐのが礼儀だそ
うで、まあまあよく飲み、よく食べました。
食事が終った後はチャイナタウンを横切り、パウエルストリートに出て
ホテルので歩くことにしました。途中にあの有名なフェアモント・ホテル
があるのですが、得意先の方が泊まったんですがサービスの悪いのには
びっくりしたと言っていましたっけ。
ところでホテルに帰る途中に、昨年の一月でしたか、画廊に入ってベティ
ちやんの版画を買ったということをご報告しました店があります。そこ
でちょっと除いてみようと思い店の地下に下りてびっくり。私が購入した
ものと同じものがなんとUS$3,950(ちょっと正確でないかも)もするのです。
私が購入したのは確かUS$1,000ドルを切っていましたから、作者が亡くな
ったのでしょうかねぇ。
- 続く -

SYSOP 松田純一(SDI00116)

120/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo in BOSTON '91報告17
(10) 91/08/21 21:14

ホテルに戻ってから、熱いカプチーノコーヒーを飲んで休憩。
夕刻からスワイヤトランステック社の長谷川さんの車でサンフ
ランシスコの市内をあちこち案内していただいた。しかしやは
りExpoの感想やMacintoshの話しになってしまうのは私達の性
のようで仕方がありませんね。
季節的、そしてサマータイムのせいでしょうか、7時くらいに
なってもまだまだ明るいのです。そこで美味しいディナーを
ゆっくり食べてから、今度はベイブリッジからサンフランシス
コの夜景を一望できる場所へ行き、しばしその美しい夜景に
みとれていました。
よくありますよねぇ、クリップアート集やスクリーンセーバー
のAfterDarkの中にあるビル群の夜景っていうやつ...。まったく
あんな感じの美しい眺めでありました。
こうしてリラックスしている中にもたまに割り込みが入り、帰国
してからの仕事の段取りなどが気になってきます。そういえば
サンフランシスコも明日の一日だけで、明後日は帰国の途につか
なければなりません。
ボストンもいいけど、なんか...こう...ノウテンキになれるサンフ
ランシスコはとてもいい所です。東京のコンクリートの中が好き
な私でも、ふと「住んでもいいかなぁ?!」などと考えてしまうほ
どの街なんですよね。
ボストンなどに比べても、ここサンフランシスコは犯罪の発生率
は少なく比較的安全な街です。ただし最近はホームレスの人達も
かなり多くなり、なにかと問題も多いように聞きます。
そろそろお土産の事を考えなくてはならない時期にも来ているの
で明日は落しのないようにリストでも作ろうなどということを
考えながら...心地よいベットに入るのでありました。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

「リュートを弾く娘」の油絵模写が届く

先般注文した「オラツィオ・ジェンティレスキ『リュートを弾く娘』模写絵がやっと届いた。もともとオーダーと決済を受けてから制作を始めるわけで、最低3週間はかかることになっていたからまずまず予定どおりだったが問題はその出来だ…。ともあれ良心的なシステムで送付の前にその写真が送られてきて気に入らなければ描き直すという…。


完成し送られてきた模写の腕は当然のことながら私などよりはるかに上だ(笑)。それは間違いないが、オリジナル絵画の写真をそれこそ穴の空くほど見てきたことでもあり、比較して見るまでもなくその違いは明白に思える…。
あくまでオリジナルの写真との比較を試みれば、まず模写は全体のトーンにシャープさが不足しているように思えた。無論原画そのものを見たわけではないが、模写は筆遣いが些か柔らかいため、衣装の皺などのディテールやその質感も違う。ただしかなり忠実に描かれていることは間違いない。
その難しい要因のひとつは絵のサイズにあるのかも知れない。
ワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵の原画は144×130cmの大きさだが、私が今回依頼したサイズは飾りやすいことを第1に考えたため F10号( 53x45.5cm) ほどだ。したがって元サイズの縦横1/3 以上も面積が小さなキャンバスに細部まで描き込むのは難しいに違いない。第一模写した人が参考にした写真もどれほど精巧なものを使ったかは心許ないし、私が見てきたウェブの写真と同等ならそれこそルーペを使ったところで本当の意味の細部まではわからない…。

LutePlayer_07.jpg

※別途オーダーした額に納まった「リュートを弾く娘」


だからあまり重箱の隅をつつくようなことは意味がないものの例えば机上に置かれた楽譜をとっても原画では譜面が読めるほど描き込まれているようだが、模写ではそれらしいだけで正確に描かれてはいない。
まあ、もっと言ってしまえばいくら模写の腕が上手とはいえ、巨匠オラツィオ・ジェンティレスキの筆遣いをそのままに期待するのは些か無理な相談だろう(笑)。

LutePlayer_08.jpg

※模写絵の衣装部位。なかなかよく描かれている


さて一番気にしていた主人公の顔だが、これまた模写だけを見ていれば気にならないものの比較すると僅かに印象が違う。言葉で違いを説明するとすればパース、特に眼の位置がわずかに違っているといえばよいのか…。
他の部位はまずまず間違いの無い模写となっているから欲をいえば気になるが、私は迷わず現状の出来でOKを出した。

生意気な言い方になるが、経験則から判断するとこの種のことは描き直すほど粗が目立ち、結局最初が一番良かったという事になりかねないからだ。
模写は模写であり、私自身多くの模写をやった経験もあって写真のように寸分違わず同じということは最初から期待していなかったからだ。特に風景画などでは粗が目立たないものだが人の顔は難しいもので、どこまで似せることが出来るかに興味があった。もし私に気力があれば自分なりに気になる箇所を手直しできればベストだと思うが、反対に失敗する可能性も大である…(笑)。

それにこれを言ってしまえば身も蓋も無いものの、今回出会ったこの模写絵購入の機会はeBayオークションだったわけだが、価格がメチャ安かったのである。
国内のネットショップにも人物写真や名画から模写をしてくれるというサービスが存在するが一般的な肖像画で6万円以上の価格(額付き)がついている。正直いまの懐具合でその額を出して冒険できるほど余裕はないので依頼の機会を失っていたが、今回私の支払った額はそれと比較して微々たるものだった。したがって正直画学生がアルバイトで請け負うとしても気の毒に考えていたほどである。
どうやら作画は中国のようだが、日本国内や米国ではちょっとしたキャンバス代や絵の具代で終わってしまうような価格だったからトライアルの気楽な気持ちでお願いした次第である。事実…別途購入した額の方が高いのである(笑)。

ただし現物が届いて驚いたのは、てっきりキャンバスは木枠に張られているのかと思ったらキャンバス布だけが丸めて送られてきた。多分に送料を含めてコストを考えた仕組みだと思うが、これを木枠に張り、それなりの額を用意するとなると手間と費用がかかってくる。まあ望んだことなので仕方がない。
というわけで数十年ぶりにキャンバス張りをやってみたわけだが、これはこれでなかなか面白かった。そして少々大げさとは思ったが見かけ 豪華な額も到着。まさしく「馬子にも衣装」である。

LutePlayer_021-500x375.jpg

LutePlayer_06.jpg

※別途用意したキャンバス用木枠とキャンバス張りを実践するための道具(上)と結果は皺もなくキャンバスが張れた(下)


ともあれミクロ的な視点を別にすれば良くできていると言ってよい。そして繰り返すがこれはキャンバスに印刷したものではないし写真やカラーコピーでもなく、実際に人がキャンバスに描いた油絵であり、額装して飾っておけば私の目的は十分達せられるレベルだと考えた。
私のリュートの腕があがり、足腰がまだ丈夫で、それこそ機会があったら是非ワシントン・ナショナル・ギャラリーにあるという原画に逢いに行きたいと願っているが…まあ心細い望みである(笑)。

ラテ飼育格闘日記(292)

6歳になったからといったこともないのだろうが、気温の上昇と共にラテはどうにも活動が鈍くなってきた。先日の健康診断の結果から見ても体調が悪いわけではないはずだが、朝夕の散歩も出たくないときが多いようだし日常の行動にも変化が出ているように思えてオトーサンはその対応に頭を悩ませている。



ラテの友達ワンコを観察していると分かることは、その時に家族の中でリードを持っている飼い主さんにより随分とワンコの態度や行動に違いが出ていることだ。そこがワンコの面白いところだし利口だというひとつの証明にもなるのかも知れない。
例えばマキちゃんという♂の雑種ワンコはラテが好きなわワンコの代表格だが、オカーサンに連れられて散歩に出ているときはノビノビとしていてやんちゃな面を多々見せてくれる。
オヤツをくれそうな他の飼い主さんを見つければ突進して営業活動に邁進するし、とにかく快活でとても良いワンコなのだ。

Latte292_02.jpg

※出窓のたたきに横になり、窓の外を観察するのがラテの日課でもある


公園などでオトーサンや女房の姿を見つけると嬉々として突進してくるその姿は大きなワンコだとしてもとても愛らしい。しかしそのマキちゃんがオトーサン(ご主人)に連れられているときに出会うと様子は一変するのだ(笑)。
まずこちらの姿を認識してもオカーサンのときのようにリードを引き、駆け出そうとはまったくしない。
こちらを認識していることは間違いないが、チラッと識別しただけで視線をそらし、さも何も見なかった…会わなかったといった風に我々の脇を通り過ぎるのだ(笑)。
その姿はまるで別人…いや別犬のようなのが面白い。

その理由は多分にマキちゃんにとって飼い主さんのご家族を…お子さんも含めて自分なりにランク付けしているに違いない。オトーサンはやはり別格で多分にある意味怖い存在だけど、オカーサンは優しいということを毎日の体験の中で学習しているから、オトーサンとの散歩時に我が儘は出ないのかも知れない。しかし違いすぎるのだ(爆)。

Latte292_03.jpg

※オトーサンはこの表情に弱いのだ(笑)


であれば、ラテはどうなのだろうか。
多分、他の方から見ればオトーサンがリードを引いているときと女房の時とはマキちゃんと同様にかなり違った印象を受けるのかも知れない。ただし現実問題として女房がラテのリードを引く機会はほとんどない…。ウィークディは勿論、女房と共に散歩に出る土曜日や日曜日もオトーサンがほとんどリードを引いているからだ。
たまに女房と一緒の時にリードを託すが、ラテの力は馬鹿に出来ずヘタをすると腕や足腰に響くので慣れているオトーサンがどうしてもやってしまう…。ましてや自分たちではラテがオートサンと女房とでどのように態度が変わるのかはどうにもよく分からないが状況を判断しながら行動する術を持っているワンコだからしてラテもかなり違ってくるものと思う。

Latte292_011.jpg

※やはりダッコはラクチンなんでしょうか...


女房がリードを引き、その後ろや前をオトーサンが歩く…といった場合、やはりオトーサンの姿が見えているうちはある種安心しているらしい。わざとオトーサンが姿を隠したりするとイソイソと小走りに走ってきて探す様はなかなか可愛いがそもそもオトーサンにはベタベタしないのがラテの特長でもある(笑)。
ともかくオトーサンのところに寄ってきて身体を寄せる…といった行動はほとんどしないから嫌われていると思った時期もあった(笑)。
例えば夜寝る際にオトーサンの隣にラテの寝床を用意してあるのだが、ラテは2階に上がってくると自分の場所をよく理解しているのでその小振りのスペースに横になる。それは良いが、最初オトーサンと頭の方向を一緒に並んで横になるものの、どうやらオトーサンと顔を合わせるのが嫌なようですぐに頭をオトーサンの足元方向にして寝るのだ(笑)。

その上に、たまに横で寝ているオトーサンがラテの肉球を軽く握ってみたりすると、「嫌っ!」とでもいう感じで邪険にオトーサンの手を振り払ったりするのだから…悲しいではないか。やはりあからさまにやられるとオトーサンだって気を悪くする…。
確かにオトーサンはこの娘のことを考え、五月蠅く躾けてきた。だから「オトーサンなんか嫌い」と言われてもそれは仕方がないのかも知れないが、それでも地震があると必ずオトーサンの足元に飛びついてくるし、散歩時も何か怖いことがあったりすればダッコを要求するのだからどうにもよく分からない…。まあ、オトーサンの弱みをきちんと掴んで利用されているのかも知れない(笑)。

Latte292_04.jpg

※散歩から戻り、時に赤くなっている肉球を洗ってから消毒し、暫く包帯を巻いておくのもオトーサンの役目だ


それでも散歩時に興が乗れば頻繁にアイコンタクトをするし、オトーサンの脹ら脛あたりをツンツンと鼻で突っついてアピールしたりもする。
ワンコをいたずらに擬人化するつもりはないが、その一瞬一瞬は確かに同じ世界、同じ時間を共有し、同じ空気を心地よいと感じているのかと思うとオトーサンも思わず笑みがこぼれる。
しかし室内だとどうしてもラテの視線は女房に向く。女房の一挙一動に注視し、女房が奇声を発したりすればすぐに近寄ってチューをしにいくがオトーサンにはそんな素振りは絶対に見せない…。しびれを切らしてオトーサンの方からラテに近づき、チューを迫るとこれまたあからさまに嫌がり、それでもオトーサンが無理にチューをするとさも仕方がないとでもいうように「フウ〜ッ」と長いため息をつく。
あのなあ、ラテ…ラテちゃん! もう少し愛想良くして欲しいぞ…。

FMACCG:談話室【8】1991年1月19日〜1991年5月5日

NIFTY-ServeのFMACCGフォーラムで交わされたログ公開、第8弾。この頃、札幌支店も始動し我々の小さな組織は大分会社らしくなっていく。Macworld Expo/SFへの参加や国内のイベントをこなしながら新しい業界の風を心地よく感じ始めていた...。                                                                                                

FMACCG:談話室【8】1991年1月19日〜1991年5月5日

389/512 SDI00116 松田 純一    PIXAR Showplaceなどについて
( 2) 91/01/19 14:02 385へのコメント コメント数:1

永田さん、御無沙汰しております。
今度また是非サンフランシスコExpo、ご一緒しましょう。
Expo/Tokyoも何度か書いているとおり、単にマッキントッシュ
のビジネスショーにはなって欲しくないと思うのですが、大手
さんはやはりコンパニオンを置いて...というようなことになる
んでしょうかねぇ。
私共はお客様に失礼とならない程度に遊びの感覚でブース運営
を行いたいと思いますし、すでにオリジナルのTシャツやこれ
またオリジナルなディスク・ラベルなどを用意し全社を挙げて
(と言っても6名 ※1 ですが...)取り組む予定です(子細はまたアップ
します)。

※1 前年の年末に札幌支店を開設し2人のプログラマーが常勤することになった

結局ピーク時にはたまたまそこにいる?永田さんみたいなパワー
ユーザーさんらに手伝っていただく場面も出てくるかも知れま
せんね。
他のブースでお疲れに?なりました来場者の方々は是非当社の
#218のブースにお立ちよりくださいませ!! グラフィックス大好
きユーザーの憩いの場所?とかご友人達との待合せの場所にも
なれば幸です。
ところでPIXAR Showplaceですが実際の品物は当日受け取れず
会場特価ということでカードで支払いだけしましたので実際
にまだ到着していません。

showplace.jpg

※PIXAR SHOW PLACEのCDパッケージ


どうやらShadingとClipObjectが含まれているもののようです
が以下パンフレットに記述されている部分を書いてみますの
でご参考にしてください。なおこの説明にもあるとおり、製品
群には他にPIXAR LooksとPIXAR ClipObjectsがありこの両者
を合わせたもののようです。

PIXAR SHOWPLACE

Pixar Showplace lets you compose 3-D scenes just the way you
would arrange objects on a table of a stage.
To make a Showplace picture, you simply select the objects you
want, place them where you want them in the scene, set the
lighting and then ask Showplace to show you a draft of the image.
For a different effect you might select a new appearence for an
object from the Pixar Looks library-make a brick object in to gold,
for example.
Or you might look at your scene from another direction or light it
differently. You'll be amazed at how many different pictures you
can make from a single set of objects!
Showplace comes with a starter kit of ClipObjects and appearances
(Pixar Looks) so you can make pictures as soon as you open the box.

PIXAR Looks

Pixar Looks are libralies of realistic appearances built with the powerful
RenderMan Shading Language.
Brick, marble, knurked wood, steel, graniti-all the materials from the
world around you are at your finger tips in the Pixar Looks libraries.
Just browse through the librarian until you find the Look you like.
Choose it and apply it to an object within Showplace or in any RenderMan
compatible modeler.

PIXAR CLIP-OBJECTS

Pixar ClipObjects are libraries of accurately designed 3-D objects which
can be used to create impressive image. With ClipObjects you can create

a scene or decorate all kinds of visual presentations.
Pixar ClipObject libraries will include: shapes, furniture, tools, symbols,
vehicles, animals and lots of other interesting things.

SYSOP 松田純一(SDI00116)

393/512 SDI00116 松田 純一    楽しみです
( 2) 91/01/19 22:49 390へのコメント

はいっ、会場でお会いしましょう。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

397/512 SDI00116 松田 純一    札幌も暖かかった!
( 2) 91/01/26 18:52 396へのコメント

札幌ポラリスさんでの3日間のショウはおかげさまで予想を上回る
ご来場者数で関係者一同、大いに喜んでいました。ご来場いただいた
方にはあらためて御礼申し上げます。

polaris_02.jpg

polaris_01.jpg

※札幌にあったPolarisというショップで展示と講演を行った


私達のブースはMacが2台にもかかわらず、VideoMagicianII、Profe-
ssional FP、Professional FV、そしてPICTROBRAINの展示を行いまし
たのでなかなか忙しかったです。
札幌ではVideoMagicianIIが初お目見栄ということもあり、多くの方
に喜んでいただけたと思います。
石黒さん、ありがとうございました。
さあ、今度は来週からExpo/Tokyoの準備をしないと...大変だ!!

SYSOP 松田純一(SDI00116)

399/512 SDI00116 松田 純一    お大事にしてください
( 2) 91/01/31 07:23 398へのコメント コメント数:1

鵜沢さん、ご入院されていたとは大変でしたね。どうぞお大事に
してください。
またExpo/Tokyoの会場でお会いできるのを楽しみにしていますよ!!
それから鵜沢さんは地元とのことですからこのNiftyには実況
中継していただく最適の方かもしれませんね。
ともかく風邪がはやく治ることをお祈りいたします。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

401/512 SDI00116 松田 純一    お大事に!!
( 2) 91/02/06 08:19 400へのコメント

uzawaさん、どうぞお大事にしてください。期間中は私ども
全員泊り込みなのでフォーラムのメンテもろくにできなくなる
と思います。是非実況中継をここでしていただけると助かり
ます。
私どものブースでの展示内容等は今日の夜にでもアップロード
するつもりです。
ではExpo会場でお会いしましょう。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

402/512 SDI00116 松田 純一    MacWorldExpo/Tokyoでの当社ブース案内
( 2) 91/02/06 23:21 コメント数:1

フォーラムの冒頭にも記しましたがいよいよこの14日から
MacWorldExpo/Tokyoが始まりますね。私共もそうですが
これにブースを出す各社はその準備でテンテコマイしてい
ると思いますが我々も同じく大変です。
ところで当社のブースで何が見られるかの一部をここでご
紹介してみたいと思います。

【長文ご注意】
1)ColorMagicianIII コンプレッション・マスターサポート版。
これは従来RAM容量の制限から不可能だった大容量の
スキャニングが可能になるもので、スキャニングしなが
ら圧縮しハードディスクにファイルを作成します。圧縮
率はもちろん設定可能です。
このため例えばA4を300DPIでスキャニングするような
ことも物理的に可能となります。またスキャニングした
圧縮データファイルはPhotoshopで伸張(解凍)し通常通り
のレタッチが可能で、編集・加工後再度Photoshopから
圧縮しファイルの保存が可能です。
ただしこの環境を実現するには別途クボタ・シーキュー
ブ社の「コンプレッションマスター」という専用NuBus
カードが必要です。
それから同ColorMagicianIIIのコンプレッション・マスタ
ーサポート版の発売時期は未定です。
同ソフトウェアは当社のブースの他、クボタシーキューブ
(株)及びスリースカンパニー(株)のブースでもご覧になれ
ます。

2)PrintMagicianIII v1.0登場
すでに多くのユーザーにご使用いただいています低価格
のカラープリンタを有効利用するカラー印刷ソフトウェア
が華麗にそして強力にバージョンアップします。
ImageWriterII、IILQ、NEC 、EPSONの他、今回新たに
SHARP製インクジェットカラープリンタのIO-735をサポ
ートしました。このプリンタをご使用になれば最高B3版
用紙がご利用になれますのでインパクトの強い大きなカ
ラー印刷物作成が可能です。
その他、さらに使いやすい機能を満載しての新登場です
が特にスキャニングしたカラー画像をImageWriterIIでカ
ラー印刷したものはなかなか素晴らしく、特にカラーシス
テムでファイル化したものをMacintosh Plusなどのモノクロ
システムに渡してもImageWriterIIでカラー印刷ができるな
どローコストシステムでのカラー化も強力です。
既存のユーザー各位には別途バージョンアップのご案内を
申し上げます(有償)。

3)Professional FV
キヤノン製FV-540スチル・カメラフロッピードライブを
コントロールするソフトウェアです。これはQ-PICやRC-
470という2インチのフロッピーを利用したスチルカメラ
で撮影したカラー画像をSCSIでMacintoshと接続したFV-
540ドライブを使ってMacintoshで利用できるカラー画像
ファイルを作成するソフトウェアです。特にRC-470カメラ
を使ったフルカラー画像は実用上十分な画質ですから手軽
に取材したカラー画像をMacintoshに渡すことができるよ
うになりました。

QPIC.jpg

Canon-RC-470_1.jpg

※記録はアナログだったスチルカメラの普及機 Q-PIC(上)と上位機種のRC-470(下)。共にキヤノン製


さらにRC-470カメラは秒間20コマの連写も可能なため
Professioanl FVを使えばこれをPICSデータにしDirectorや
VideoMagicianIIで自然画像アニメーションとして利用す
ることもできます。
Macintoshに画像を渡した後のフロッピーは当然のこと、
ソフトウェアから消去することができ何回でも再利用でき
るので経済的です。

4)VideoMagicianII v1.1
バージョンアップ版VideoMagicianIIおよび一層便利になり
パワーアップしたHyperCard XCMDをご覧いただけます。
ユーザーご自身のマルチメディア環境を実現するツールは
やはりVideoMagicianIIに始まり、VideoMagicianIIに終る!?
その強力な動画像ハードディスク・レコーディングシステム
と他に類を見ない編集能力そして本体メモリの制約に左右さ
れずに大きな動画データも休むことなくプレイし続けるこ
とができるなど、やはりピカイチですね。
同ソフトウェアはスワイヤ トランステック(株)のブースに
おいてもご覧いただけます。

5)その他Professional FP、ColorDiffusion、Professional Print
S-340、PICTROBRAINなど...特に低価格なものからPixelDio
にいたるまでのカラープリンタ数機種による同一データの
印刷結果比較ができるような企画も行う予定です。
ImageWriterII、Epson、スター精密、SHARP IO-735、
CANON FP-510SPA、三菱S-340、PICTROGRAPHYそして
CANONのPixelDio ※2 などです。

PixelDio.jpg

※2 PixelDio キヤノン製フルカラーコピー機で本体価格が5,550,000円だった


6)それから当日のお楽しみですが、新製品の発表を行うことが
できるかも知れません。
現在急ピッチで開発を進めているプロダクトがいくつかあり
その内のいくつかをご案内出来る予定です。ただ内容は内緒!
当日をお楽しみに!!!

7)当社オリジナルTシャツ、オリジナル・ディスケットラベル
などをご用意し(Expo特価にて販売)お祭り気分を盛り上げ
ます。もちろんVideoMagicianIIを始めとする当社のソフトウ
ェアもExpo特価を設定します。

TShirt.jpg

FLabel.jpg

※Expo/Tokyoでの販売用として用意したTシャツとフロッピーディスクラベル


ブースにお寄りいただきましたらまずプライスリストをご覧
ください。

以上MacWorldExpo/Tokyoのご案内でした。

FKOSHING & FMACCG SYSOP 松田純一(SDI00116)

413/512 SDI00116 松田 純一    感謝感謝の3日間でした
( 2) 91/02/17 14:00 412へのコメント

鵜沢さん、いろいろご報告いただきありがとうございます。またその上に
スタッフに「豆大福」まで差入れていただき感謝感謝でした。
疲れた体には甘い物がしみいります。
とにかくEXPOの入場者数はかなりのものだったですね。私はまだ正式の
人数を聞いてはおりませんが大成功だったのではないでしょうか。
私どものブースにもそれはそれは多くのお客様がお越しになり一時は
パニック状態でした。

expotokyo_02.jpg

※第1回Macworld Expo/Tokyoオープンニングセレモニーでのテープカット。テープ前に並んでいるのがジョン・スカリー氏とアップルジャパンの武内社長


まあ一日があんなに短く感じたのも珍しかったです。
今、私は搬出した荷物を会社に運び込んだ後久しぶりにNiftyにはいって
コメントを書いているところなのでまた落ち着いたらエピソードなども
ご報告したいと考えています。ともかく当社のブースにお越しいただきま
した大勢のお客様にお礼を申し上げます。

expotokyo_01.jpg

expotokyo_03.jpg

※小さな、そして貧弱なブースに大勢の人がひしめく(上)。その自社ブースでポーズを取る筆者(下)


ありがとうございました。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

414/512 SDI00116 松田 純一    ミュゼとは?
( 2) 91/02/17 14:13 411へのコメント

ミュゼ...は英語でミュージアムすなわち美術館というほどの意味です。
この製品はこのExpoに間に合わせるようにと小池が力を入れて開発した
ものでご覧いただいたものはそのプロトタイプです。
ミュゼの発想は私達がニューヨークやボストンの美術館を見ている時に
産まれました。すなわち美術館で作品を見るようにそして家庭のアルバム
に写真を整理するような気楽で簡単なアプローチでグラフィックデータの
管理ができると良いなというものでした。
画像データベースには違いありませんが、そこはマックのそして当社が
開発する製品ですから楽しくも実用的で有用なものでなくてはいけません。
実際には8ビットカラーはもちろん、フルカラーの静止画そして動画をも
そのデータ対象として利用可能な使いやすいものになります。さらに本格
的な利用にはコンプレッションボードもサポートする予定です。
よく考えるまでもなく手軽にそして本格的に使えるカラー画像データベース
は皆無という状態ですからExpoの反応もものすごいものがありました。
徐々にこの「ミュゼ」の等全貌もご報告していたきたいと考えています。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

415/512 SDI00116 松田 純一    グッドアイデア!!
( 2) 91/02/17 14:16 410へのコメント

なるほど、なるほど...Tシャツに登録カードですか、それは本当に
面白い発想ですね。ついでに取扱説明書も付けて..なんて良いですね。
次には考えさせていただきます。
おかげさまであのシャツも好評でした。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

416/512 SDI00116 松田 純一    それは楽しいアイディアです
( 2) 91/02/17 14:19 409へのコメント

湯浅さん、Tシャツをお買い求めいただきありがとうございました。
うーん...シャツに登録保証書とは楽しいですね。
Tシャツのバージョンアップがあったりして!?
どうも皆さん!ありがとうございました。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

418/512 SDI00116 松田 純一    いやぁ、すごい人出でしたね
( 2) 91/02/18 07:49 417へのコメント

原さん、大変お疲れさまでした。本当にあの人、人、人にはびっくり
でした。しかし半面「マック一つでこれだけお客様が呼べる世界にな
ったんだなあ...」としみじみ感激に咽んでもおりました。
そんなわけで沢山のお客様一人一人にまともなお話ができなかったこ
とは残念でした。それでも声をからし、一日中立ちっぱなしの3日間
で、マルチタスク人間と化したひとときでした。
それから私どものブースは不法コピー防止にドライブ口に鍵付のフタ
を付けておりましたので対策?には万全でした。コピーされることは
別にしても、それでは正規にお買い求めいただいたユーザー様に申し訳
ありませんからね。しかしアメリカではああいったショウにはかなり
不法コピーの実例があり、お話しのとおりフロッピードライブを外して
おくと一日に数枚落ちている...ようですね。まさか「俺のフロッピー
返してくれ」とは言えないでしょうし。
ともあれ多くの常連さん、お客様とお会いすることができ大変有意義で
楽しい3日間でした。
おさい銭を投げていただけなかった?のは残念!!

SYSOP 松田純一(SDI00116)

420/512 SDI00116 松田 純一    本場のExpoはあんなものですよねぇ...
( 2) 91/02/18 16:34 419へのコメント コメント数:1

永田さん、MacExpoの雰囲気...とのお言葉をいただき
ありがとうございました。私達は実際小さな会社ですし
ブースに金をかけるよりホテルに泊まって旨い物を食べ
た方が良い...というスタッフばかりですからあんな感じ
にしかなりませんでした。
しかし面白かったのはある女性のお客様がおっしゃるの
には「製品のイメージと比較してブースの造作がミジメ
」といったご意見を私に言われた方がおりまして、これ
には苦笑せざるを得ませんでした。
まあ本場のExpoに行かれたことのない人の中にはやはり
他のブースのように数千万も造作に金をかけた方がイメー
ジがよいのでしょうねぇ。また聞きですが、ある大手の
ブースはその造作に9千万かかったそうです。
私達なら、もしその予算があったら一年間こまごました
仕事をしないで開発に力を入れますけどね。
それはそうと、永田先生は当社の「MUSEE」(ミュゼ)は
ご覧になりましたでしょうか。
今度機会がありましたら是非ご紹介したいと考えており
ます。
コンプレッション版のColorMagicianIIIはなるべく早々に
発売するように頑張りますのでご意見等をいただけたら
幸です。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

423/512 SDI00116 松田 純一    ありがとうございました
( 2) 91/02/20 08:15 422へのコメント

前浜さん、私どものブースを面白いといっていただきうれしいです。
閉店まぎわにハードディスクのお話しをさせていただいたことはよく
覚えております。
お客様とこうして直接お会いしてお話しをうかがえることは私どもに
とってもなによりの刺激と勉強になります。またなにかご不明のこと
などがございましたらお問い合わせください。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

424/512 SDI00116 松田 純一    つれづれは人気でした
( 2) 91/02/20 08:26 421へのコメント

そうそう、一日も早くヨウコチャンをデビューさせなければねぇ。
まあ会社で一番忙しい人ですからなかなか機会がなくて困りますね。
ところで「つれづれ」にも沢山のご質問、お問い合わせをいただいて
いますが、今までになかったものだけに説明もなかなか難しいものが
あります。
札幌支店の高橋が記したように大量の文書を作成するというより文章
の推敲支援といいますか、よりよい文章を作成するためのツールをと
考えています。ともかくユニークで実用になるそして遊び心がある
ような製品にするよう今担当の高橋ががんばっています。
もしこんな機能があったら便利だ...なんていうご希望がありましたら
アップしてください。

※"つれづれ" 商標の関係から正式な製品名は「たまづさ」となった。
これは1991年度のアップル・ベストプロダクト賞を受賞した縦書原稿
用紙ワープロの誕生であるがリリースは大分遅れた

SYSOP 松田純一(SDI00116)

426/512 SDI00116 松田 純一    難しいですねぇ
( 2) 91/02/20 20:51 425へのコメント

本田さん、こんばんは。
VideoMagicianIIに関するお問い合わせですが、結論を先に申せば
コンプレッションを使っても秒30フレームのフルカラーデジタル
ビデオは残念ながら難しいのです。
当然ですが現在のシステムはいわば既製品というかあり合わせの
機器類を使って私どものコンセプトを実現しているわけですが、
ご指摘のようなものを実現するには是非ともその目的に合った設計
によるビデオカード&キャプチャー機能&コンプレッション機能を
有効的に組み合わせたボードが必要です。
今年あたりどこからか出るかも知れませんがそれはともかく現実的
には今現在のマック環境では難しいと言わざるをえません。
VideoMagicianII方式でもう少し詳しく申せば、再生に関してハード
ディスクのスピードがかなり速いものが登場していますので小さめの
フレームでは秒20コマあたりまでは可能だと思われます。ただしデータ
作成時には物理的にメモリないしはハードディスクにフルカラーデータ
を書き込むことを考えると秒あたりのコマ数は少なくならざるを得ません。
MacWorldExpo/Tokyoではクボタシーキューブ社のブースにおいて実験
的に圧縮を使ったフルカラーモーションデータのデモをやりましたが
圧縮ボードに関わるドライバの制限などであれが限界のようです。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

428/512 SDI00116 松田 純一    「ミュゼ」で家庭のアルバム整理を!
( 2) 91/02/21 07:42 427へのコメント コメント数:1

永田先生、おかげさまで「ミュゼ」はその後かなりのお問い合わせ
をいただいています。実際回りを眺めてもグラフィックを手軽に
扱えるデータベースはありませんからねぇ。
小池自身早く「ミュゼ」を完成させたいと気が入っています。また
おっしゃるように家庭にある写真を是非整理していただくようなこ
とに使っていただきたいと言うのが私どものコンセプトです。どうも
データベース...というと必要以上にものすごい期待をする悪い癖が
私達にはあるようです。
もっと気楽にデータというものの整理学を実戦で学んでみるのも
楽しいのではないかと考えています。それからこの「ミュゼ」は動画
も扱えますのでまさしく「ビデオアルバム」も作ることが可能です。
それから製品版にはまだまだ楽しいそして有用な機能を企画しています
のでご支援ください。そして「こんな機能があると便利!」というような
ご意見も是非お聞かせください。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

431/512 SDI00116 松田 純一    これからも宜しくお願いします。
( 2) 91/02/21 21:01 430へのコメント コメント数:1

本田さん、アメリカの情報などよろしくお願いします。
私はアメリカに行きだしたのもパソコン関連(CG)なら一月と八月
に行っているのもMacWorldExpoが目当てというMac三昧ですが
アメリカにいると開放的になり気持ちもハイになるのか面白い
アイデアも浮かびます。
今年の八月もボストンでのExpoがあるわけですが湾岸問題が解決
しないとチト危ないですし、どうなりますやら。
これからもよろしくどうぞ。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

432/512 SDI00116 松田 純一    @、白紙です
( 2) 91/02/21 21:11 429へのコメント コメント数:1

河野さん、今晩は。
ミュゼですが今のところピクチャープレスのサポートは未定です。
ご高察のとおりハードウェアのサポートをするにはそれなりの
情報がなければ不可能です。現在のところピクチャープレスの
ハード&ソフト自体は使う機会を得ていますが開発に関わる問題に
ついてのことは別問題となります。
先日のExpoでは販売元の方と開発元のStorm Technology社、社長
にお会いしましたとき私共のこのボードに対する期待と問題点など
を申し上げておきました。
何等かのコンタクトがあるかも知れませんがこれからのことは残念
ながら全く未定で白紙です。こうしたボードも実際の利用にはアプリ
ケーション側からのサポートが必須だと思うのですがねぇ。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

436/512 SDI00116 松田 純一    困ったことです
( 2) 91/02/22 07:39 433へのコメント コメント数:1

河野さんどうも。
>統一規格の意味がない...とお書きになっていますが正しくそのとおりです。
なぜならJPEGと銘うっていますがCOMPRESSIONMASTERとPICTUREPRESSの

ファイルには直接の互換はないのです。より具体的に申せばPICTUREPRESSで圧縮した
ファイルはCOMPRESSIONMASTERで直接オープンできないのです。
2,3日前にMacLife誌の依頼で書いた原稿にも記したのですが、私達一般のユーザー
はJPEGというオダイモクを求めているのではなく真の互換を求めているわけで
その辺を先日お会いしたPicturePress社の方に申し上げたわけです。
私どものようなソフトウェアでハードをサポートする企業にとっても、こうした
ことは好ましいものではないですし困ったことです。
こうしたボードがビデオテープでいうVHSとベータみたいな関係になり、どちらか
が淘汰されないと決着がつかないということなら一番貧乏クジを引くのはユーザー
ですからね。
ともかくPICTUREPRESSに限らず、私どもでその仕様を入手できサポートすることが
環境全体にとって良いものだと判断できれば進んでサポートしていくよう努力する
ことは常に考えています。
またご意見をお聞かせください。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

437/512 SDI00116 松田 純一    見てみたい!
( 2) 91/02/22 07:41 434へのコメント コメント数:1

ふふふ...髭をそった藤本さんを見たいもんです。
しかしボストンのエクスポもまた行ってみたいし、地上戦は
どうやら始まりそうだしいろいろな所に影響が出てきますね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

440/512 SDI00116 松田 純一    方法はある!?
( 2) 91/02/23 11:06 439へのコメント コメント数:1

髭を剃るとかヘアースタイルを変えるというのはなかなか出来ない
んですよね。
それでは...と、温存している藤本さんの顔をPhotoshopを使って
髭の無い顔にしてしまうか??

SYSOP 松田純一(SDI00116)

443/512 SDI00116 松田 純一    実は.....
( 2) 91/02/23 17:52 442へのコメント コメント数:1

いやあ...実は温存してあるはずなんですがさっき捜したんだけど
見つからないんですよ。
今度また撮影させてください(笑)

SYSOP 松田純一(SDI00116)

446/512 SDI00116 松田 純一    お疲れさまでした
( 2) 91/02/26 22:10 445へのコメント

PARAさんもお疲れさまでした。私共は仕事とは言え、なんだかんだと
自分達の納得のいく範囲で楽しく?過ごしていましたがPARAさんは
そうは行きませんものね。
そうそう、PixelDioで打ち出したブースデザイン?図面?を持って
おられたのが印象的でしたよ。
今後ともよろしくお願いします。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

449/512 SDI00116 松田 純一    わざわざどうも...
( 2) 91/03/08 23:07 448へのコメント

山川さん、わざわざありがとうございます。そのネクタイはこの一月の
サンフランシスコEXPOで最初に買ったものです。お土産用のものとして
はまともな価格でしたがもう少し生地が良いとよいのですが、まあ機会
がありましたらご愛用いただければ嬉しいです。
それから32歳のお誕生日、おめでとうございます。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

452/512 SDI00116 松田 純一    届いていない当選者の方、しばらくお待ちを
( 2) 91/03/09 11:51 451へのコメント

けいめいさん、わざわざありがとうございます。
奈良からおいでになったのですか、それは大変でしたね。あのExpoも
早くも来年をどうする...という話しがあちこちで聴こえ、事務局か
らの正式案内も早々に届くようなことらしいです。
私共も来年もまたがんばって出展し、多くのお客様タ羔やユーザー様
のお声をお聞きしたいと考えています。
今後ともよろしくお願いします。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

P.S.プレゼント品はその形状などにより梱包が遅れ、まだ発送して
ないものがあります。届いていらっしゃらない方はもうしばらくお
待ちください。お願いします。

454/512 SDI00116 松田 純一    プレゼント届きましたか
( 2) 91/03/10 18:24 453へのコメント

森本さんプレゼントが届きましたか、おめでとうございます。
プレゼントと言えばもう少しで当フォーラムの会員数が7000名
になりますので冒頭のメッセージにも書いたとおり7000名に
近い方達に当社のオリジナル3.5インチ・ディスケットラベル
をプレゼントしようと考えています。またついでですから7000名
には関係無い、既にいろいろと書き込みをしていただいている
方達にもプレゼントしましょうかね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

466/512 SDI00116 松田 純一    Video Toaster私はSFで見ました
( 2) 91/03/24 22:19 465へのコメント

Video Toasterは一月のサンフランシスコEXPOで見ました。その時は
デモを行っている女性がMacintoshのキーボードとマウスを操作して
おりました。
私はその機能はもとより、デモをしている女性に見とれておりまして
...いや、なかなか美しい女性だったのですが長い足を組んだままで
それは見事な説明をよどみなく行う様は圧巻でした。

1991ExpoSF_13.jpg

※魅力的なプレゼンをするVideo Toasterブースの女性


その様子を8mmビデオに撮影してきましたので数回は繰り返し見ました
がなかなかの機能のようですね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

469/512 SDI00116 松田 純一    VBoxははまりますよ!
( 2) 91/04/01 22:28 468へのコメント

堀さん、どうも...。
書きたいこと、お知らせしたいことは山ほどあるのですが
なかなか立場上難しいことが多く、ついブレーキがかかって
しまいます。
当社でいま一番ホットな話題はやはりSONYのVBoxでしょうね。

VboxCI10001.jpg

※ソニー製VBox


今度あらためて書きたいと思いますがこれで8mmビデオ機器を
Macintoshで自由にコントロールすることができるわけで
今社内ではテスト的にVideoMagicianIIにこのVBoxコントロール
を付けてあれこれとやっています。
とにかく今まではビデオ機器のスタートやストップそしてポーズ
などは当然自分でそれぞれのボタンを押していたのですが今度
のVideoMagicianIIではそれらが全てMacintosh側でコントロール
できるわけです。
これははまってしまいますよ!!

SYSOP 松田純一(SDI00116)

470/512 SDI00116 松田 純一    CAI ショウ '91出展予定
( 2) 91/04/01 22:34

この4月17日から20日までの4日間、池袋のサンシャイン・コンベ
ンションホールにおいて「CAIショウ '91」が開催されます。
当社もアップルコンピュータジャパンのブースにおいて教育利用
にと「ミュゼ」というフルカラー画像データベース、そしてVBox
対応版のVideoMagicianIIを展示する予定です。
興味のある方は是非おたちよりください。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

473/512 SDI00116 松田 純一    やはりね...
( 2) 91/04/03 07:31 472へのコメント コメント数:1

NAGAさん、4月1日発表の新製品(笑)はどんな製品だったのですか?
たぶんどこかでやると思ってましたが、やはりね....(笑)

SYSOP 松田純一(SDI00116)

479/512 SDI00116 松田 純一    HDのクラッシュは恐い
( 2) 91/04/09 08:29 478へのコメント コメント数:1

あらあら...ハードディスクが駄目になりましたか。
当社でもついこの間、顧客管理用のハードディスクがクラッシュ
してしまいました。まあなんとか復旧いたしましたが、画像関連
で使っているものは330MBありますから、これがオシャカになると
とんでもないことになりますのでバックアップはまめにやってい
ます。
A.Nagaさんのはハード自体がダメになったのかな?

SYSOP 松田純一(SDI00116)

484/512 SDI00116 松田 純一    私も時間があれば拝見したい
( 2) 91/04/13 11:23 483へのコメント

練馬のワトソンさん、こうした催しものをUPしていただくことは
特別な場合(SYSOPの判断となりますが)を除き問題はありません。
私も時間があれば拝見したいほどです。
まあ、できれば一作品くらい、Macintoshによるものが展示され
るとなお嬉しいんですが(笑)。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

485/512 SDI00116 松田 純一    新しいマック関連の出版案内
( 2) 91/04/14 12:22 コメント数:2

新しいMacintosh関連の出版案内です。

この度アトリエ出版社から別冊アトリエNo.148「Macintosh
グラフィックデザイン入門-クリエイターのための基礎知識」
と題する雑誌が出版されます(定価1980円)。

MacGDBook.jpg

※アトリエ出版社刊「Macintoshグラフィックデザイン入門-クリエイターのための基礎知識」表紙


一応私が冒頭の「Macintoshグラフィックスの可能性」を執
筆しSupervisorとして全体に目を通しアドバイスをした本と
なりました。
127ページほどにMacintoshの基礎操作から実際にポストカー
ドを作成しライノトロニックで4色分解、そして著名な猪股
裕一氏による「MacintoshのDTPと印刷」というMacintoshを
製版まで利用するために必要な知識が解説されているなど盛
り沢山な内容です。このため少々ピントが甘くなった傾向が
あるかも知れませんがデザインを本職にされている方だけで
なく初心者の方も目を通していただいて損はないものだと思
います。
書店で是非確認してください。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

487/512 SDI00116 松田 純一    他の分野から見たマックの出版物
( 2) 91/04/14 22:11 486へのコメント

Tsukagoshiさん、コメントありがとうございます。
おっしゃるようにMacintoshというハードウェアに無縁な
世界からアプローチするような出版物が少しづつ出てきた
ことは評価できると思います。
しかしこの手の出版物はパソコンの世界のそれと数倍時間
がかかっていることも事実のようです。その理由のひとつ
には編集者自体があまりMacintoshのことをご存じないこと
が挙げられますが反面だからこそ、Macintoshの関連雑誌
ばかり見ている我々には見えないものも表現できるのかも
知れません。
先に美術出版社から出た「デザインの現場VOL.7 NO.45」も
そうですがそれぞれの分野から見たMacintoshの利用世界を
意識していきたいと思っています。

Designersworkshopbook.jpg

※美術出版社刊「デザインの現場 VOL.7 NO.45」表紙


SYSOP 松田純一(SDI00116)

489/512 SDI00116 松田 純一    「画像情報v誌4月号
( 2) 91/04/15 23:40 488へのコメント

>今年はハードまでふくめて開発グループと遊ぶ予定です。

なんとまあ、羨ましいことです。
雑誌と言えば今日会社に「映像情報」4月号が届きましたが
今月号の特集が「マルチメディアパソコンMacにみるイメージ処理の世界」
でして、その冒頭に当社のVideoMagicianIIの記事が(私が書いた
んですが)記載されています。

ImageInfoBook.jpg

※「映像情報」4月号表紙


その他の記事としてはMass MicrosystemのColorSpaceII/FXの
活用事例、Radius TVシステムの機能と活用法、Macの画像医学
への応用などです。
Macintoshに関する記事がホント増えましたね。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

495/512 SDI00116 松田 純一    CAI & 教育メディアショウが終った
( 2) 91/04/20 21:12 コメント数:1

いやはや...やっと池袋サンシャインのCAI&教育メディアショウが
終りました。サンシャインは近くていいけど4日間というのは少々
辛いものがあります。
ともかくブースにお寄りいただきました方々には御礼申し上げます。
ところで会場では当社の新製品(6月発売予定)の「ミュゼ」を中心に
デモりましたが、お蔭様で多くの方々に支持をいただきました。
うれしかったのは4日間で一度も爆弾が出なかったことです(笑)。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

500/512 SDI00116 松田 純一    元データは変えられないようにしないと
( 2) 91/04/22 23:04 499へのコメント コメント数:1

川森さん、先日はブースにお寄りいただきましてありがとう
ございました。
ところでミュゼでPersonalVisionをサポート...と言うのは
NTSCソースをVboxでコントロールしてMacintoshのモニタに
表示する場合、RasterOps364はフルカラーに適してますが
8bitカラーはPersonalVisionをそういった意味でサポート
するということです。
それからミュゼのデータの階層を変えたら...と言うご質問
ですが申すまでもなくデータベースのデータを可変状態に
置いておくことは非常に危険ですし、元データは変更すべき
ではないことはあきらかです。
したがって何等かのデータ書き換えを防止する手段を施す
ことを考えています。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

506/512 SDI00116 松田 純一    楽しい絵をありがとうございます
( 2) 91/04/29 21:48 505へのコメント コメント数:1

ひめたろうさん、いつも楽しいそして素敵な絵をアップロードしていただき
ありがとうございます。私自身、楽しみながらダウンロードし確認をさせて
いただいてます。
これからも宜しくお願いします。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

512/512 SDI00116 松田 純一    満員御礼となりました
( 2) 91/05/05 11:24

当MacCG 談話室Part2はおかげさまで既定の512の発言に
至りましたので終了させていただきます。引き続き
MacCG 談話室Part3.をオープンいたしますのでよろしく
お願いいたします。
なおMacCG 談話室Part2.のLogFileは準備が出来次第
データライブラリの方へアップロードしておきます。

SYSOP 松田純一(SDI00116)

E. G. バロン著「リュート ー 神々の楽器 ー」を読了

エルンスト・ゴットリープ・バロン (Ernst Gottlieb Baron = 1696~1760)というリュート奏者が1727年に出版した「Historisch = Theoretisch Practische Untersuchung des Instruments der Lauten」すなわち「楽器リュートに関する歴史的・理論的・実践的研究」の全訳と巻末にヴァイスの書簡の翻訳を載せた本書はリュート演奏やその歴史を志す人には垂涎の一冊なのだ...。                                                                         

本書はリュートという実に優雅で完成された楽器が歴史上最後の光を放っていた1700年代も四半世紀ほど過ぎた1727年に出版された。
内容はそのタイトル「楽器リュートに関する歴史的・理論的・実践的研究」が示すようにリュートの歴史的考察から理論と実践までに至る大著である。
そこには古代から近代および現代(当時として)に至るリュートの発展に貢献した音楽家や著名なリュート製作家、リュート演奏家の名前がぞろぞろと登場する。そしてリュートという楽器が如何に優れた楽器であるかは勿論、この楽器に向けられた偏見への反論、リュートの記譜法から演奏法に至るまでが熱く語られている。

本書の翻訳者である菊池賞氏の「訳者まえがき」によれば、本著者バロンはリュート演奏家であり、もともとこれだけの文章をそつなく書き上げるには経験不足だからして「その心あまりて言葉足らず」の感があると評している。なにしろ本書は当時の音楽界で今までになかった形の文筆活動を華々しく展開し、1722年にはドイツで最初の音楽雑誌を創刊するという時代に敏感な音楽家であり外交官、そして希有のジャーナリストでもあった、ヨハン・マッテゾン(Johann Mattheson)への反論のために起こした文章なのだという。

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※E. G. バロン著「リュート ー 神々の楽器 ー」(菊池賞訳)の表紙


時代の風に敏感なマッテゾンは新しきものには好奇と敬愛の念で取り上げるものの、古きものには冷酷なまでに攻撃の手を加えると言った人物だったらしい。無論その攻撃の餌食になったのはリュートでもあった。
マッテゾンは「猫なで声のリュート」「80歳のリュート奏者は60年を調弦に費やす」といった悪たれ口から出発し、リュートが存在意義のない古い楽器であるとこき下ろした訳だが、バロンにしてみれば自分の天職であるリュートを侮蔑されたことになるわけで怒り心頭…。
何しろマッテゾンはリュートの名手の演奏もまともに聴いた形跡がないことを知ったバロンは本書において猛烈な反論を展開したというわけだ。バロン31歳のときの出版である。

InstrumentsderLauten_02.jpg

※原著の扉 (リュート ー 神々の楽器 ーより)


あくまでバロンの主張を正義と捉えれば、マッテゾンのような時代に敏感で世渡りの巧い人物はいつの世にも存在する(笑)。
彼らは常に新しきものを時代の風と捉えて賞賛を惜しまないが、それらの基礎…踏み台になってきたはずの歴史というものには無関心であり、逆に否定を試みる感もある。とはいえマッテゾンはドイツ人にもかかわらず英語に堪能、すでに実績もある世に知られた著名人であり、かつ優れた論客であったからバロンの反論がどれほど世間に注目されたかは非常に心許ない。
その上、マッテゾンは大の親友だったヘンデルと歌劇の上演中にいさかいを起こし、危うくヘンデルを刺し殺すところだったというエピソードもあるからして血の気も多かったのかも知れない…。
しかし菊池賞氏の「訳者まえがき」を読みつつ、すでに私はバロンに同情している自身を発見し、現在の IT業界もさほど変わらず、マッテゾンのような人たちも見受けられると考え、苦笑を禁じ得なかった(笑)。
ともあれ、こうして反論のために書き上げた本書は図らずも歴史に残された唯一のリュート解説書(菊池賞氏評)となり、二百数十年後に珍重される貴重な資料となったのだから面白い。
いわばマッテゾンという人物がいなければバロンは本書のような書物を残すことはなかったのかも知れないわけで世の中は実に不可解である…。

なにしろリュートという楽器は18世紀の中頃以降歴史から忘れられた楽器であり、今世紀に入って数人の名手たちや学者たちの努力によって再構築された楽器なのだ。古楽器と言われる所以でもある。それだけに現在の視点から眺めると1700年代およびそれ以前のリュートに関する情報満載の本書はリュートを学ぼうとする人々はもとより中世の音楽の歴史を探る人たちには垂涎の的なのだ。

というわけで具体的な内容については記さないが、前記したように本書には膨大な人名が登場する。バロンが自説の権威付けのためにギリシャの神々から哲学者の言葉などを多々引用しているからだが、ホラーティウス、ホイヘンス、デカルト、キルヒャー、プラトン、アリストテレス、ホメーロスなどはともかく、私などには見聞きしたことのない多くの人のあれこれが次から次へと紹介される。
その記述がどれほど当を得ているのか、私などには知る由もないものの、それらに目を通しているとどこかあのジョルジョ・ヴァザーリの「画家・彫刻家・建築家列伝」でも見ているような気がしてきた。

なお巻末には稀代のリュートの巨匠、S.L. ヴァイスがマッテゾンに宛てた書簡が収録されているのも興味深い。
ともあれ過日ご紹介した「フロニモ」同様、この種の資料が日本語で読めるというそのことが嬉しいではないか。

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リュート - 神々の楽器 -」改訂版

2001年7月10日 初版発行
2009年8月26日 改訂版発行

著者:E. G. バロン
訳者:菊池 賞
監修・水戸茂雄
発行所:東京コレギウム
コード:ISBN978-4-924541-90-0 C0073
価 格:3,000円(税別)
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強力なスタビライザー機能を持つMovie Toolbox「Elasty」レポート

個人的な趣味趣向ではあるが、デジタルカメラによる写真と比較すると動画データの扱いは私にとってまだまだ面倒という感覚から抜け出せない類のアイテムだからしてその取扱に時間を割くことは多くない。そんな私でもデジカメの動画撮影機能で撮ったデータは膨大になるし、時にそれらの活用をする機会にも恵まれるがどうにもiMovieのインターフェースは好きになれないのだ(笑)。                                                                                                                          

動画の変更加工といっても静止画同様さまざまな目的があるし、目的に合った多様なツールも存在するが昨今のアプリケーションは機能が多く久しぶりに起動してみると戸惑うことになる。
まず動画のフォーマット変換や複数ムービーをひとつに編集する、あるいは不要なフレームを削除する、動画にウォーターマークを入れる…といった作業は「究極動画変換 6」というアプリケーションを愛用している。これは現在当サイトのスポンサーでもあるXilisoft社の製品だが、ゴマすりではなく私は同社が当サイトにバナー広告を出す前に製品を購入してそのレポートをご紹介して以来のユーザーだ。とても安定した作業ができているし様々なフォーマットの動画をあれこれと整理するにはうってつけのアプリケーションだが無論万能ではない。

今回手元の動画に対して主に2つの作業を行いたい事例が発生した。
ひとつは撮影済みの動画が手ぶれで気になる箇所があるので補正したいこと、そして一部人の顔をぼかしたいと考えたことだ。
手ブレ補正機能は現在のデジタルカメラやビデオカメラの多くに搭載されていることもあるが、撮り直しがきかない動画を手にしてため息をつくより、まずは補正できるものならソフトウェア的にやってみようと考えた。無論最新の iMovieにもこの手ブレ補正機能が搭載されていてなかなか強力であることはテスト済みだが前記したようにアップデートを繰り返すうちに私はiMovieのインターフェースが鼻につくようになってしまった(笑)。しかしやらなければならない締切は刻々と迫ってくるわけで、不本意ではあるがiMovieの機能を復習しているとき「Elasty」というソフトウェアを知った。

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※「Elasty」のアプリケーションアイコン


モーショントラッキング技術を基礎にした単独のアプリケーションなのだが、「Stabilization」すなわち手ブレ補正機能を主として「Adjustments」「Motion Tracking」「Special Effects」そして「Retiming」の機能を有している製品である。機能が限定されている分、その操作性やインターフェースも分かりやすいだけでなく確かにその機能も強力である。
ともかくこの「Elasty」のメイン機能の概要をご紹介してみよう。

起動した「Elasty」の画面に目的の動画データをドロップすることから始めるが、ちょうどQuickTime Playerのようなシンプルなウィンドウに動画データが表示される。無論再生やストップあるいは早送りなどはQuickTimeそのままだから難しいことはない。
なおiSight カメラがアクティブであれば、カメラから動画や静止画をキャプチャーすることもできる。

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※「Elasty」を起動するとこのウィンドウが表示する


ここでもしインスペクタが表示されていない場合はコマンドキー+ “I” で表示させる。
そのインスペクタの上部に呼び名は些か違うものの前記した6つの機能に切り替えるアイコンが並んでいるのがおわかりだろう。ちなみに左から「Focus Mode」「Track Mode」「Effects Mode」「Stabilization Mode」そして「Retiming Mode」と名付けられている。早速左から確認してみよう…。

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※「Elasty」に動画をドロップして読み込ませた例。右のインスペクタに注目


「Focus Mode」は映像の回転と反転機能およびメインはクロッピング機能である。動画の不要な部位を外した指定領域を抜き出す機能だがインスペクタの「Crop」にチェックを入れると実画面に左右上下中央に点が付いた矩形が表示され、その範囲外は映像がダークとなる。この4つの点をマウスで移動し任意の範囲を指定するだけだがそのポジションとサイズはインスペクタにリアルタイムに表示される。映像を最後まで送りながらクロップする範囲に間違いがないことを確認し「Export processed movie」ボタンをクリックする。ここで表示するダイアログでファイルの書き込み場所や保存のオプションを選択し「Export」ボタンのクリックでレンダリングが始まる。

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※動画をクロッピング指定し「Export」するための設定ダイアログ


「Track Mode」は動画上の任意の部分、例えば特定の人の顔などを追従させる機能。これは動画上の各フレームにProbe(プローブ)という位置情報検出ポイントを置くことで機能が働くが、これらの機能を使うことで走る車のナンバープレートをぼかしたり、特定の人の顔をぼかして認識できないようにすることもできる。
「Elasty」のサンプルにはアシカの映像に別途用意したボールをその鼻に載せるといった例があるが、動画上の特定部位を追従して矢印マークを付けるといった使い方にも通じる。

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※右の白いワンコの額にプローブを設定(上)とプローブに後述するEffect 機能のハートマークを置いた例。ワンコが動いてもハートは額から大きくずれない(下)


ここでは画面右側の白い犬の顔にプローブを設定してみた。方法は簡単で、インスペクタを「Track Mode」モードにし、動画の任意のフレーム(最初からでも)でマウスをダブルクリックすると四角い大きめの点が表れる。これがプローブだ。このプローブをマウスで犬の頭の位置に置き、スライダーを操作してフレームを送る…。そうすると当然のことながら動画上の犬は移動しプローブが頭から外れているはずだが、そこでプローブを犬の頭の位置に戻す。ということを必要な尺まで繰り返す。そしてインスペクタの「TRACK」ボタンをクリックすればレンダリングされ、プローブの追従機能が動画上に形成される。
問題はどれほど精緻にフレーム上のプローブを指定するかだが、最初は粗めにテストしてみればその効果は理解できるだろう。

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※こちらはより実用的な利用例。プローブ指定位置にBlurでぼかしを指定。映像が動いても対象人物の顔にはぼかしがかかる


無論プローブの指定だけでは何の面白味もないわけで、続いてインスペクタを「Effects Mode」モードにしてプローブ設定した位置に例えばハートマークとかBlurでぼかしの領域を置き、動画をExportすればプローブ指定のフレームは犬が動いてもそれを追従し、ハートマークやぼかしの領域が置かれるはずだ。
なお「Effects Mode」自体は特に珍しいものではないから一例を示して省略する(笑)。

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※「Effects Mode」で動画に加工を加えた例


次に真打ちの機能「Stabilization Mode」だ。スタビライザーとは要するに手ブレで見難い映像を補正してくれる機能である。まずは百聞は一見にしかずだからして、次の動画をご覧いただきたい。
前半は揺れに揺れる画面だが、後半の繰り返し部分からは「Elasty」の「Stabilization Mode」で補正ごの映像だ。同じソースなのにこれだけ違うことがお分かりだろう。
「Stabilization Mode」には「Auto」と「Manual」があるが、ここでオートでテストしてみた。



※「Elasty」のスタビライザー機能テスト例。前半はオリジナルで後半は同じソースを「Stabilization Mode」で補正した例


インスペクタを「Stabilization Mode」にし、その Stabilize をONにする。その下にある左右・上下および回転のアイコンは手ブレの方向を示すが、一般的にはすべてをONにしておけばよい。そしてモードが「Auto」になっていることを確認後「Analyze」ボタンをクリックするとレンダリングが開始される。このモード時は動画の左上にサムネイル画像が表示され、補正過程が確認できる。

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※「Stabilization Mode」画面例(上)とインスペクタの補正機能をマニュアルモードにした例(下)


ただ注意としては動画の揺れと正比例して補正後の映像には左右上下に黒い部位ができる可能性がある。補正後のゴミと考えれば良いが、その部位は全フレームを確認しつつ前記した「Focus Mode」のクロップ機能で残す映像のエリアを指定して作り直せば良い。

最後に「Retiming Mode」だが、動画の全体は勿論、任意のフレーム間の再生スピードを調整する機能だ。ゆっくり見せたいシーンや逆に早送りするシーンなどを「Speed Editor」で視覚的に編集ができる。
まずはインスペクタを「Retiming Mode」し「Enable Retiming」をONにする。そして「Edit Speed」をクリックすると「Speed Editor」が表示する。

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※「Retiming Mode」による「Speed Editor」表示


動画を送りながら任意のフレームで「Speed Editor」の「Add Key」をクリックするとフレームを示す時間軸にキーポイントが置かれる。その速度変化のポイントをマウスドラッグし、上に移動すれば再生スピードが速まり、下に位置させれば再生スピードは遅くなるという理屈だ。そして「Export processed movie」ボタンを押せばレンダリングモードに入る。

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※「Speed Editor」の編集例


こうした「Elasty」の機能の内、私が常用するのはクロッピングは勿論としても「Stabilization Mode」によるブレ補正、そして「Track Mode」によるぼかしの挿入だろうか。
そうそうこの「Elasty」に限らないが、Mac App Storeでダウンロードできるが、メーカーサイトからの直接の方が安価の場合やその逆もあるので購入の歳は確認されることをお勧めしたい。
「Elasty」… 私はお気に入りのアプリケーションとなりそうだ。

Elasty - Creaceed

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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員