富士通株式会社は1月31日、ニフティ株式会社のISPを中心とするコンシューマ向け事業を、2017年4月1日を効力発生日として吸収分割の手法により、富士通が新設する100%子会社に継承させる。これによりニフティを、クラウドを中心とするエンタープライズ向け事業会社(以下、クラウド事業会社)と、ISPを中心とするコンシューマ向け事業会社(以下、コンシューマ事業会社)に再編すると発表。 富士通は、新たな経営方針の下、つながるサービスへのシフトを進めながら、持続的成長に向けたビジネスモデル変革に取り組んでいる。今回の再編を機に、富士通、およびクラウド事業会社の連携を強化することで、両社がもつ顧客基盤やノウハウを共有し、グループ一丸となって、つながるサービスの中核となるクラウド事業を強化していく。 一方、コンシューマ事業会社については、ニフティが培ってきたノウハウや資産を有効活用しつつ、企業価値をさらに高めるため、2017年4月1日に富士通が持つ同社の全株式を株式会社ノジマ(本社:神奈川県横浜市、代表執行役社長:野島 廣司)に譲渡する。 ■プレスリリース
冬だから寒いのは当然だが、ラテが元気に歩きたがるのは些か困りものだ。先日はマイナス4度の朝、オトーサンは完全武装にもかかわらず冷たい北風に煽られて一分でも早く帰りたいのにラテはいたって元気でせっかく自宅マンション前に戻ったと思ったらそのまま強くリードを引いて通過してしまった…。 そういえば新年早々、お馴染みのファミリーからケーキと肉まんをいただいた。いや、オトーサンたちにではなくなんとワンコ用…ラテ用にとわざわざ買い求めてくださったとのこと。オトーサンたちもワンコ用のケーキが販売されていることは承知していたがこれまで一度も買ったことはなかった。※ラテはこの新年、はじめてワンコ用ケーキと肉まんを食しました 3日前にファミリーの母親とお会いしたばかりだというのにその日のラテは母親の膝に飛び乗り顔中を嬉々として舐め回していた。※ファミリーの母親に飛びついて舐め回すラテ オトーサンは恐縮しながらもケーキだという包みをありがたく頂戴したが、ケーキは食べる数時間前に冷蔵庫から出して常温でしばらく置くとよいとのこと。そして肉まんは人間用のものと同様、電子レンジでチンできるというので当日の夕食時にまずは肉まんからいただくことにした。いつもの主食の量を減らし、人間用のものより小ぶりな肉まんを温めてから4つほどに割り少し冷ました後にラテに与えた。※ファミリーのオカーサンからいただいたワンコ用ケーキと肉まん はじめてだったからか一瞬臭いを嗅いだ後、あっと言う間に平らげて食器を洗ったみたいに舐め回した。ありがたいことに大変美味しかったようだ。その翌日にはケーキをいただき、ふたつ入りだった肉まんも3日目に完食となった。ラテには文字通り新年のおせち料理だったに違いない。感謝! そういえば寒さには強いラテだが、オトーサンたちと同じ部屋で寝ているとき夏場と違い丸くなっていることが多い。また当然ラテ専用の大型クッションが寝床として用意してあるが、オトーサンの掛け布団の上で寝始めることが多くなった。やはり寝るときには程度はともかく暖かい方がよいのかも知れない。 まあ、人間様の羽布団の感触の方が心地よいのだろうが、オトーサンが布団に入るまではそのまま寝かせてあげることにしている。なんたって寝顔は一番可愛いのだ(笑)。※オトーサンの掛け布団の上で爆睡。寝顔はなんとも可愛い そしてオトーサンが布団に入ろうとするとスゴスゴと自分の寝床に移動するというのがいつものことだが、この前はオトーサンが掛け布団をめくり足を入れても動こうとしない…。よほど心地よかったのだろうがそのままではオトーサンが寝られないので強制退去させてもらった。そして掛け布団に足を入れたオトーサンは思わず「暖か〜い!」と声をだしてしまった。 ラテの体温が掛け布団を伝わりわずかではあるものの敷き布団にも伝わり、この時期特有の冷たさを感じないで済んだのだ。したがって大人しくオトーサンの掛け布団に寝るのはよいのだが、我が娘は布団の上で穴掘りというか心地よい位置を探ろうとするのか、前足で布団を掻きむしりベッドメイキングする。これでは布団カバーがあっというまに擦り切れてしまう。 そうして翌朝、オトーサンたちが起きだしてもラテはまだ床を離れないことが多くなった。起きがけに惰眠をむさぼる心地よさといったところなのかも知れないが、点灯した照明が明るいからか頭の向きを変えてじっとしている。オトーサンは思いつきで脱いでまだ温もりが残ってているパジャマの上着をラテの背にかけてやる。 本来ならラテは身になにか纏うのはレインコートは勿論、ハーネスも大嫌いなはずだがやはり暖かくて気持ちが良いのか、朝食の用意を始めるまで微動だにしないことも…。※ファミリーの小学生女子に遊びを要求 オカーサンが飲み水を取り替え、オトーサンが用意した朝食を出しながら「ラテ、ご飯だよ!」と声をかけるとのっそりと起き上がり伸びをしてから食器にマズルを突っ込む。 我が家ではラテが一番早く食事を取るし当然とはいえ我が娘は上げ膳据え膳だ(笑)。ラテが食べ終わり舌なめずりしながらオトーサンがいるキッチンに顔を出すころ、我々の朝食の準備が佳境に入るといった毎日である。 今日もまた楽しい出会いがあるといいね、ラテ!
フォーカルポイント株式会社は1月27日、米国Zagg社と代理店契約を締結、同社が展開するiFrogzブランドのBluetoothイヤホン 2製品の販売開始し、オンライン直販において数量限定の発売記念価格で販売を開始した。【iFrogz summit wireless Bluetooth イヤホン】 iFrogz summit wireless(アイフロッグズ サミット ワイヤレス)は、Bluetoothによるワイヤレス接続で音楽を楽しめるイヤホン。 1)Bluetooth ワイヤレス 本製品は、Bluetoothによるワイヤレスにより、iPhoneやスマートフォン、携帯オーディオプレーヤーなどで音楽をストレスなく楽しむことができる。 2)8mmダイナミックドライバ搭載 本製品は、大口径の8mmダイナミックドライバを搭載。コンパクトな製品デザインでありながら、心地の良いサウンドを実現。 3)マグネティッククリップ型リモコン 本製品には、音楽の再生・一時停止、ボリューム操作や選曲操作が行えるリモコンを搭載。リモコン部分は、磁石を搭載したマグネティッククリップにより、洋服の襟やカバンのストラップなどに簡単に取り付けることが可能。 4)セキュアフィットイヤー 本製品には、シリコン製のセキュアフィットイヤーを搭載し、激しい運動でもイヤホンが耳から外れにくく安定して使用できる。ジョギングなどのアクティブなシーンでも使用できる。 5)安心して使用できるIPX2防滴仕様 IPX2の防滴仕様により、汗や水滴などにも強い設計のため、セキュアフィットイヤーと同じくアクティブなシーンでも安心して使用できる。 6)選べる2つのカラーラインナップ 本製品は、どんなファッションにもマッチするブラックモデルと個性的でアクティブな印象のレッドモデルの2色のラインナップ。ファッションやアクティビティに合わせて選択することができる。[製品仕様] バッテリー駆動時間:5時間 充電時間:60分 ドライバ:8mm ダイナミックドライバ 最大入力:100mW 感度:102dB +/- 3dB インピーダンス:16Ω 周波数特性:20Hz - 25,000Hz リモコン:3ボタン搭載マイク付きリモコン ケーブル長:35cm[同梱品] ・iFrogz summit wireless Bluetooth イヤホン本体 ・micro USBケーブル ・イヤーチップ S/M/L サイズ 各1ペア ・セキュアフィットイヤー S/M/L サイズ 各1ペア[対応モデル] ・iPhone ・iPad ・スマートフォン ・Bluetoothを搭載した携帯オーディオプレーヤー 発売記念限定価格:各2,980円(税込み)※数量限定 Amazonのみ 通常定価:各3,980円(税抜き) 発売時期/型番:MOP-EP-000001 ブラック 2月上旬発売 MOP-EP-000002 レッド 2月上旬発売 ■ iFrogz summit wireless Bluetoothイヤホン
NTTコミュニケーションズは1月27日、050 plusのMacPC用/Windows Modern UI用アプリケーションのサポートを、2017年5月31日をもって終了すると発表。 MacPC用/Windows Modern UI用アプリケーションは2014年4月に提供開始したが、当初予定していた利用者数に至っておらず、今後、品質を維持することが困難となる見込みであることから、今般サポートを終了することらなったという。 2017年6月1日以降はMac App Store及びWindowsストアよりMacPC用/Windows Modern UI用アプリケーションをダウンロードすることができなくなる。 また、MacPC用/Windows Modern UI用アプリケーションについて、既にユーザーの端末にインストール済アプリケーションは2017年6月1日以降、同社通信設備等において通話等の規制は行わないものの、万が一不具合が生じてもサポートをおこなうことができないという。 今後の利用については動作確認済みの端末にて利用するよう案内している。 なお最新の050 plus動作確認済み機種につきましては、以下を確認のこと。 ■050 plus動作確認済み機種一覧
トリニティ株式会社は1月27日、衝撃吸収ガードセットなど、iPhone 7/7 Plusに対応した製品を全国の家電量販店、一部雑貨店を通じて本日より販売すると発表。また、本製品はTrinity Online Storeでも取り扱いする。【iPhone 7】 △アルミノシリケートガラス (光沢/反射防止) ・『極薄極堅』薄くて硬いアルミノシリケートガラス ・極薄ガラス0.2mm、超軽量 ・フレキシブルで割れにくい最薄仕様 △Dragontrail X アルミノシリケートガラス (光沢/反射防止) ・日本製の素材、旭硝子『Dragontrail X』採用 ・『極薄極堅』薄くて硬いアルミノシリケートガラス ・極薄ガラス、超軽量 △[NUNO] バックカバーケース ・すぐに使える防磁シート付き ・iPhone背面をしっかりと包み込む、バックカバースタイル ・ケース内側にカードポケットを装備 △[Turtle Hard] 高硬度クリアケース ・背面のPC素材と、側面のブラスト加工で密着痕が付かない ・薄くクリアに守るハードプラスチック ・背面は傷が付きにくい、日本製特殊素材を採用 △[Aegis+] 衝撃吸収ガードセット 衝撃吸収フィルム (光沢/反射防止)+ TPU ケース ・側面/背面のカバー率、驚異の98.8% ・電源/ボリュームボタンを保護 ・割れない、柔軟素材【iPhone 7 Plus】 △[Fablex] 衝撃吸収ケース ・4角のバンパーとケース内側の高度なリブシステムで衝撃を吸収 ・日本のメーカー「クラレ」の技術により実現した特殊素材を使用 ・すぐに使える防磁シート付き ■Trinity Online Store
写真のフォトレタッチを目的とするソフトウェア「Smart photo editor」紹介の第三回目は、EffectsツールにあるSelect Area機能についてだ。このエフェクトを有効に使うと1枚の写真から多様な色彩の写真が生まれる。何にも増してオペレーションは基本的に簡単なことが素敵だ。 これまで「Smart photo editor」では前景と背景2枚の写真を合成する、あるいは一枚の写真にさまざまなエフェクトを加えて全体の色調を変えることは勿論、雨や雪を降らせたりといった加工ができることをご紹介した。 第三回目の今回は一枚の写真からそれこそ多様なカラーシミュレーションを生む例をSelect Area機能を使ってお見せしたい。 写真合成というと初回でお見せしたように背景を変える...といった使い方が多いが、今回はある意味で至極実用的な機能でもある。 まずここに女性のポートレイトをお見せする。濃い目のイエローのジャケットを着てカラフルなマフラーを巻いている。しかしこの女性のポートレイトで色調を多々変えてみたいという要求は結構ありうるのではないか。※まずは女性のポートレイトを例にしてみよう【クリックで拡大】 強引な例かも知れないが、本来はピンク系あるいはグリーン系のジャケットを着せたいと思ったが同じデザインでそうしたバリエーションがなかったり、予算の関係上あるいは時間的制約の中で黄色しか手に入らなかった...ということもありうる。 同じ事はマフラーのカラーリングについてもいえるし、細かなことになるがマフラーやジャケットの色を違えると今度は口紅の色も変えたくなるかも知れない。無論色味だけ変えればよいはずもなく、ジャケットやマフラーあるいは唇の質感は損なってはならない。 そうした際に「Smart photo editor」のSelect Area機能は強い味方となる。 具体的には編修加工する写真を読み込みまずはSelect Areaをクリックする。すると「What area do you want to select?」すなわち「どんな領域を選択しますか?」というウィンドウが出るのでここでは「The Subject」を選んでみるが続いて表示する確認のウィンドウはOKをクリックして先に進む。※領域選択の種類を聞いてくるがここでは「The Subject」を選んでみる これで必要なオペレーションをするためのツールが左側に表示する。よく見ればお分かりのとおり、最初に背景を合成する際に使ったインターフェースと同じものが表示する。要はブラシのサイズと効果範囲を決めて編集する場所を塗りつぶすことが必要となる。 まずはジャケットの範囲を処理してみよう。丁寧にジャケット部分のみを塗りつぶすが、細密な部分では写真をズームしてみるのもよい結果を生むだろう。「Smart photo editor」のブラシはサイズおよび効果範囲の組合せを間違えなければ目的の領域を塗りやすいからあまり苦労はしないはずだ。勿論塗り間違えたら修正機能で簡単に元に戻すことが出来るのは合成の時の説明と同様だ。※ジャケット部位をブラシで塗りつぶしたところ【クリックで拡大】 塗り終わったらツールエリア下の「Confirm Selection And Browse Effexts」ボタンをクリックする。少し待たされるかも知れないがこれでいわゆるジャケット部位のバリエーションが数百種もギャラリーとして表示されるはずだ。※ジャケット部分のバリエーションがギャラリーとして並ぶ【クリックで拡大】 無論中には役に立たないパターンが上塗りされるような例もあるが、濃い目の黄色だったジャケットが質感はそのままにブルー、オレンジ、赤、黒、グリーン、ピンク、ホワイト、グレー、パープルなどなどといったバリエーションが表示しサムネイル画像での比較もできる。※ギャラリーから印象的なものをいくつかピックアップした例【クリックで拡大】 勿論そのひとつを選択した後でもカラーはEffect Controlsのスライドバーで微細な色調を可変できるのも素晴らしい。 納得出来たカラーができれば「OK」ボタンで固定するわけだが、同じ要領でマフラーはもとよりモデルの口紅の色までカラーシミュレーションできる。※マフラーのカラーシミュレーション【クリックで拡大】 ※口紅のカラーを変えてみた例【クリックで拡大】 したがって例えば一枚の写真でカラーが違う服の写真を必要とする場合がよくあるが、実物を多々用意するのではなくSmart photo editorでモデルの姿勢は勿論、当該アイテムの質感を変えずに様々な色合いのバリエーションを持つ写真を簡単に作ることが可能なのだ。 そして最後はオマケだが、同じ要領・理屈でこれまたこんなことも可能だ。※iPhoneのカラーリングシミュレーション例【クリックで拡大】 ※Apple Watchのバンドカラーのシミュレーション例【クリックで拡大】 「Smart photo editor」は操作が容易で奥が深い、実に味わいがあるアプリケーションである。
ファイルメーカー株式会社は1月25日 、「FileMakerカスタム App利用状況調査2017」を発表した。この報告書は、カスタム Appを作成することで直面しているビジネス課題を解決し、仕事に対する満足感を高めているシチズンデベロッパー (一般人開発者) の実態を調査した結果をまとめたもの。北米、日本、および欧州において、FileMakerユーザのシチズンデベロッパー数百名を対象とした調査に基づいている。 この報告書から、シチズンデベロッパーがより優れた成果を引き出すためにカスタム Appをどのように使用しているかを伺い知ることができる。調査対象者は自身をITプロフェッショナルとは考えておらず、専任のカスタム App開発者ではないと回答している。 調査報告書のダウンロードはこちら: FileMakerカスタム App利用状況調査2017 ▲主な調査結果: <シチズンデベロッパーは積極的な問題解決者> 83%がより効率的に作業ができる環境を整えたかったと回答 48%が職場での満足感の向上を実感 <カスタム Appは短期間で開発でき、多様なビジネス課題を解決することができる> 82%が非効率的なタスクの軽減を実感 46%のカスタム Appが4週間未満で稼動開始 <カスタム Appはあらゆる規模の企業で作成され、活用されている> 25%が大企業 (従業員1000名以上) 23%が中企業 (従業員100~999名) 52%が小企業 (従業員5~99名) ■ファイルメーカー株式会社
株式会社フラッシュバックジャパンは1月24日、シェイプレイヤーを自動で生成して自在にアニメーションさせるAfter Effects用スクリプト「ShapeMonkey」の販売を開始致したと発表。 ShapeMonkey は、シェイプレイヤーを自動で生成して自在にアニメーションさせる After Effects用スクリプト。 TypeMonkey や LayerMonkey、CircusMonkey などモンキースクリプトと同様、スクリプトパネルで設定を施したら Do It! これでだけでコンポジション上にアニメーションが自動生成される。もちろん今までのモンキースクリプト同様、キーフレーム不要でアニメーションが可能。 アニメーション作成後、タイムライン上のマーカー位置を調整することで、自在にコントロールすることができる。 また、今回のスクリプトは、30種類のアニメーションプリセットを収録。パネル上の PRESETS内の Animation からプリセットを選択し、Do It! をクリックすると瞬時にアニメーションが完成。もちろん微調整にも対応。アニメーション作成後、エフェクトコントロールからパラメーター調整を行うことができる。 …………………………………………………………………………………… ■ ShapeMonkey 製品仕様 ──────────────────────────────── ・製品名 :ShapeMonkey ・製品名ヨミ:シェイプモンキー ・効果 :アニメーション ・種類 :After Effects スクリプト ・販売価格 :12,740円(税込) ・動作環境 :対応アプリケーション: - Adobe After Effects CS6 / CC / CC2014 / CC2015 CC2015.3 / CC2017 対応OS/ハードウェア - 対応アプリケーションが動作する環境 ・製品詳細ページ : ・販売形態 :ダウンロード ・開発元 :aescripts + aeplugins ・販売元 :株式会社フラッシュバックジャパン
elago製 Apple Watch Series1/2対応充電スタンド「W3 Stand」を手に入れた。今更の充電スタンドでは買う気もしないが、本製品は初代Macintosh 128Kのデザインなのだ。その可愛らしさに惹かれ充電スタンドはすでにいくつもあるのに買ってしまった...。 本体はシリコン製でサイズは約 6.6cm × 4.56cm × 6.3cm、重さが約90gと当然ながら実に小さい。他の充電スタンド同様にApple純正品の充電ケーブルをセットした上で上部の切り込みからApple Watchを差し入れると充電モードになるという具合だ。※Macintosh 128K実機とサイズ比較(笑) その切り込みにApple Watchを横にして装着するとApple WatchのディスプレイがMacintoshのモニター然となっていわゆるナイトモードとしても使える。※elago W3 Stand Macintosh型スタンドは正面から見るとフロッピーディスクの挿入口や強制的にフロッピーを取り出すための穴もリアルに出来ていて嬉しくなってくるが、無論アップルロゴは付いていないしキーボードとかマウスもない。※Apple純正充電ケーブルをセットしたelago W3 Stand また細かなことを言えば本物のMacintoshのディスプレイモニターサイズとApple Watchのディスプレイの縦横比が違うために文字通り本物そっくりの比率で作られているわけではないことは承知しておかなければならない。 まあそんなことを気にするのはそれこそ本物のMacintosh 128Kを使ったことがある人たちだけだろうが...。※Apple Watchに本物のMacPaint画面の写真を橫にして転送表示してみた また充電スタンドはシリコン製のためApple Watchを装着する際に傷を付ける心配もないので安心して使えるし、充電ケーブルの取り回しの設計もよく使い勝手はよい。 そんな「W3 Stand」だから普通にApple Watchを置き、ナイトモード云々だけでは面白くない。ふと思いついてApple Watchに本物のMacPaint画面の写真を橫にしてから転送し充電スタンドにセットしてみた。ナイトモードはともかく、表示もすぐに消えるもののせっかくのデザインだからこうして飾って見るのも愉快ではないか。
正月気分もあっと言う間に終わってしまったが、朝晩は寒い。暑いよりは寒い方がいいと豪語しているオトーサンも一時間も零度の、それも北風が吹くなかを歩き回るのはやはり辛い。しかしラテはマイナス2℃の朝でも路面に腹ばいになって一休みするし、まあまあよく歩く。歩けるのは元気な印でもあるから歓迎すべき事なのだが限度というものがある…。 そんなある日の夕方、オトーサンとラテはいつものように馴染みの公園に足を向けた。知り合いの子供がいるといいけどなあ…と考えながら公園入り口のスロープに入った途端に聞き慣れた声が響いた。 「ラテのオトーサン、ひとつ凄いお願いがあります!」と馴染みの女の子が公園フェンス外側斜面から声をかけた。 ※ラテは劇寒の中も元気いっぱいだ 凄いお願い…っていうのが気になったが(笑)、「なんでしょうか!」と応じると後ろの茂みの上を指さして「あそこにボールが引っかかったのを取って欲しいの」という。どうやら「凄いお願い」というのは「重要なお願い」ということなのだろう。 どこだろうかとフェンス外側下から見上げるが逆光でボールが止まっている場所が分からない。再度女の子の指先を回り込みながらボールの場所を特定しようとフェンス近くまで、すなわち木々が植わっている場所に登ろうと決心する。しかしラテを連れて斜面を登るわけにも行かない。 一応公園に入り、頑丈なフェンスにラテをつなぎ、散歩用バッグを肩から外してラテの脇に置き身軽になって女の子に「ラテ見ていてくれるかな」とお願いしボールのある場所に戻った。 ボールが乗ってしまった木は大木といったものではないが、根元から揺らせるほど柔なものではなく、これはともかく木に登らないと問題の枝を揺することもできないことを知る。 そういえば木に登るなどという行為はここ何十年とやったことはない。いや何十年というよりオトーサンが少年の頃を別にすれば木登りなどその目的がどうであれやったことはなかった。 しかしいつもラテが世話になっている女子の頼みとあらば無下にことわるわけにはいかないし、ここはやはりラテのオトーサンとして時には役に立つというところを見せておきたいと思う(笑)。 幸いというか該当の木は斜面に生えているため斜面の上からだと最初の枝分かれの位置に比較的簡単に足をかけることができそうだしオトーサンの体重では折れる心配のない太さだった。※まずは足がかりとなる位置に乗る その最初の足がかりに乗るとアドレナリンが出てきたのか、なんだか楽しくなってくる。無論落ちて怪我でもすれば厄介なことになる年齢でもあるので無理をしないように気を付けろと自分を励ます。 そしてツーステップ目もしっかりした足がかりがあったのでそこまで登ると木登りらしくなってきた。ただしまだまだボールまでの距離は2メートル以上離れている。もうワンステップ登らないとボールが乗っている枝を揺することはできないことも分かったので体を安定させるために左手で太めの枝を握りながら右手で枝に手を伸ばす。※まだまだ登らないとボールが乗っている枝に手が届かない どうやら揺らすことができそうな太さの枝まで右手が伸びたので揺すってみるがやはりまだ太いからか思ったより揺れない。それにボールは子供が遊ぶサッカーボールだったが、見事というかピッタリと枝枝の間に収まっていて少々揺らしたぐらいでは落ちてこない。 長い棒でも持っていれば突き上げることができる距離だが無論そんなものはないからこことはもう数十センチ登らないとらちがあかない。ふと下を見ると公園側から女の子が心配そうにオトーサンの挙動を見ている。※ボールが見えた。もう少しだ! 安全だと思われる足がかりを探って片足を乗せたまま右手を問題の枝に置くと大分揺さぶることができそうだった。ここで決めたいとオトーサンは足元を確かめつつボールが乗っている枝を大きく揺すってみた。 何度か揺すった結果、幸いボールが枝から外れ、公園側に転がったのを確認してオトーサンは木から下り少し息を切らしながらラテのところに戻った。ラテは何が起こったのかわからないからか真ん丸な目をして心配そうな表情だった。 ※ラテは心配そうな顔で待っていた さてミッションはなんとか終わったのでオトーサンはラテに「散歩を続けようね」と声をかけてフェンスに縛ったリードを外していると女の子は向こうでそのサッカーボールを蹴り出した同年配の男の子2人に近づき「ねぇねぇ、ありがとうございましたといわないと」と言ってる。 どうやらボールはその男の子たちのボールだったらしい。※ボールの持ち主ら男の子2人がお礼を言いに来てくれた 男の子2人がオトーサンのところまで来て「ありがとうございました」と丁寧に頭を下げてくれた。皆良い子たちだ! ともかく子供たちの期待を裏切らなくて済んだオトーサンは気持ちを新たに北風の中、ラテと散歩を続けたが何故か爽やかな気持ちだった。しばらく歩くと夕日でシルエットになった富士山が「ご苦労さん」と言ってくれているように思えた。※ラテとの帰り道、夕焼けをバックにした富士山が美しかった
トリニティ株式会社は1月20日、KATHARINE HAMNETT LONDON(キャサリンハムネット・ロンドン)とのコラボモデルとなる、iPhone 7/6s/6用「ファブリックケース(バックケース/背面バンド/ツートーン)」と「フリップノートケース」の4種をコンピューター周辺機器取扱店、および全国の家電量販店を通じて本日より販売すると発表。また、本製品はTrinity Online Storeでも取り扱いする。▼ラインナップ▼ 1)ファブリックケース(バックケース/背面バンド/ツートーン) ・日本製オーガニックデニム素材を使用(バックケース/背面バンド) ・片手操作も安心な背面バンドタイプ(背面バンド) ・Suica、PASMOなどのICカードを入れられるカードポケット ・ハンドストラップ、防磁シート、ケーブルマネージャー付属 オーガニック素材やKATHARINE HAMNETT LONDONのシーズンカラーに連動したパターングラフィックを採用したファッショナブルなデザインのハードケース。 2)フリップノートケース ・SimplismオリジナルPUレザー『Premium Skin』を使用 ・閉じるだけで固定できる簡単マグネットロック機構 ・表に大型ポケット、内側にもカードポケット搭載 ・フタを閉じたまま通話ができるスピーカーホール ・動画視聴に最適なスタンド機構 ・ハンドストラップ、ケーブルマネージャー付属 新幹線の切符や映画のチケットなどを収納できる大型ポケットと内側にもカードスロットを搭載したマグネットタイプの横開きフリップスタイルのケース。シーズンカラー連動のパターングラフィックをポイントとして使用している。
Vintage Computerは、Macノート用の純正バッテリーの取り扱いを拡充している。Retinaモデル以外のLate 2008以降全機種用を取り揃えて現在販売中。 純正バッテリ/MacBook 13インチ Late 2008用、純正バッテリ/MacBook Pro 15インチ Late 2008 - Early 2009用、純正バッテリ/MacBook シロ 13インチ初代 - Mid 2009、純正バッテリ/MacBook 13インチ Late 2009/Mid 2010用、純正バッテリ/MacBook Air 11インチ Late 2010など各9,800円。ただし純正バッテリ/MacBook Pro 17インチ Early 2011 Late 2011用は12,800円。 ■Vintage Computer, Inc.
写真のフォトレタッチを目的とするソフトウェア「Smart photo editor」紹介の第二回目は、Effects Gallery 機能についてだ。ギャラリーといえば美術品を展示する場所や画廊を意味するが、「Smart photo editor」のそれは読み込んだ写真を元にした数多くのエフェクト付加のビジュアルがずらりと並ぶ。 余談ながら、例えば本当に自分が気に入っている美味しい店もそうだが、効果的なアプリケーションも他人には教えたくない場合がある。正直「Smart photo editor」は私にとってそうした部類に入るソフトウェアだといえるほどお気に入りなのだ。 さてアプリに何の変哲もない写真を一枚ドラッグ&ドロップし、右サイドにある Effectsツールの一番上にあるEffects Galleryをクリックしてみよう。しばらく待たされた後、メインウィンドウにウィンドウサイズに基づいて縦横ずらりとイメージが並ぶはずだ。※1枚の写真を登録後、Effects Galleryをクリック。この場合は626種ものエフェクト例がずらりと並ぶ【クリックで拡大】 それらのイメージはそれぞれが何らかのEffect処理されたイメージである。ただし初期設定ではすべてのEffectsが表示されるものの目的別のメニューやそのポップアップから例えば「絵画のゴッホ的なもの」といった選択肢を指定することも出来る。 それにしてもまず最初に圧倒されるのはその数の多さだ。これはユーザーらがコミュニティにアップロードしたエフェクトをネット経由でロードできるので次第に増えていくが、この時点では一枚の元写真から600種以上ものエフェクトイメージが形成されていることがわかる。※エフェクトの種類も圧倒的な数とバリエーションが期待できる それらのエフェクトは写真の色合いや明暗を変えたり、フレームを加えたり、雨や雪といった現象を合成させたり、あるいは写真を水彩画風にしたりアンディ・ウォーホルやゴッホ風にしたりとバリエーションも豊富である。そして任意のイメージを選んだからといってそれで完成・終わりというわけではない。 Effects Galleryで示されるエフェクトはそれぞれのパラメーターをユーザーが可変できるようになっている。したがって程度や風合い、位置といったあれこれを思うがままに編集した後に思った一枚を作りだすことができるのだ。※選択したエフェクトの多くはさらに詳細なパラメーターを使い編集効果を確認しながら詳細な変化を楽しめる【クリックで拡大】 こうした説明をすると「いくら数が多くても出来合のエフェクトでは限界があるだろう」という声も聞こえそうだ。申し上げたいことはなにもEffects Galleryだけで目的のイメージを作り出そうというのではない。このEffects Galleryの一番貴重なことはユーザーのクリエイティプな感性に閃きを与えることだと考える。 我々の多くは残念ながら天才であるはずもなく、作り出そうとする最終イメージがいまいち浮かばないことも多いに違いない。そうしたときにEffects Galleryを起動してみることで自身のやりたいこと、考えていたイメージの一端を見いだせるかも知れないということなのだ。要はアイデアツールとして活用すべきだと思う。ともあれ以下は少々変わったエフェクト例の一部である。 無論目的が明確になっている場合ならEffects Galleryはより強力でイージーなフォトレタッチツールとなる。ここでは早朝に撮った写真に自然現象の類のエフェクトを加味した数例を見ていただきたい。こうしたことなら実に簡単で強力なツールになる。※クリックし拡大の上、GIF画像をご覧いただきたい。最初の画像にEffects Galleryから選んだ数種の効果を加えた例をご覧になれます また自分が選んだエフェクトは "Favourites Resent Shortlists" に加えられるので再度最初から探す必要はない。 なおこのギャラリーの機能は膨大なエフェクトを次から次へと見せてくれるが、ユーザーが写真編集の方向性を明確に持っている場合はもっとストレートにSmart photo editorの妙を活用する方法もあるが、それはまた別の機会にご報告することにしよう。 参考:強力な写真編集ソフト「Smart photo editor」の合成機能
株式会社フラッシュバックジャパンは、2017年1月19日(木)、レイヤーのクローンを作成して自在にアニメーションさせるAfter Effectsスクリプト「Cloners+Effectors」の販売を開始したと発表。 Cloners+Effectors は、テキストやシェイプなどのクローンを生成し、アニメーションを実現する After Effects用のスクリプト。 収録するツールは、クローンの生成とアニメーション機能を担うCloners+Effectors、シェイプのアンカーポイントを設定するClonersShapeSplit、テキストのアンカーポイントを調整するClonersTextSplit の計3種類。Cloners+Effectors を利用する場合、まずクローンのもととなるレイヤーのアンカーポイントを設定し、その後Cloners+Effectors でクローンを生成、アニメーションのワークフローになる。 アニメーションは、Cloners+Effectors の Falloff機能を利用して行う。ポジションやスケール、回転、方向、アンカーポイント、不透明度、色、タイムリマップなどをアクティブ化し、パラメーターを調整のうえ Falloffを動かすことでアニメーションさせる。また、複数のレイヤーを持つイラストレーターファイルを読み込み、CloneShapeSplit を利用してレイヤーごとに分解、アンカーポイントを調整して Cloner+Effectors でアニメーションさせることもできる。対象となるすべてのレイヤーを一つずつ調整するのではなく、Falloff を利用して一括でアニメーションさせるため、少ないキーフレーム数とパラメーター調整だけでアニメーションが可能。 ………………………………………………………………………………………… ■ Cloners+Effectors 製品仕様 ────────────────────────────────── ・製品名 :Cloners+Effectors ・製品名ヨミ:クローナー+エフェクター ・販売価格 :通常価格 12,520円(税込) ・動作環境 : 対応アプリケーション: - Adobe After Effects CS6 / CC / CC2014 / CC2015 CC2015.3 / CC2017 対応OS/ハードウェア - 対応アプリケーションが動作する環境 ・販売形態 :ダウンロード ・開発元 :aescripts + aeplugins ・販売元 :株式会社フラッシュバックジャパン ■Cloners+Effectors 製品詳細ページ
インスタグラムは2017年1月17日(米国時間)、日本国内の利用者に向けて「インスタグラム ストーリーズ(Instagram Stories)」のライブ動画を導入開始したことを発表した。現在、毎日1.5億人以上がインスタグラム ストーリーズを利用しており(2017年1月時点)、昨年11月に機能追加を発表したライブ動画によって、より気軽に友人やコミュニティとリアルタイムでつながることが可能になる。 ライブ動画を配信するには、ストーリーズ専用カメラを選択したのち、撮影画面からライブモードを選んで「ライブ配信を開始」をタップする。ライブ動画は終了後に自動的に消去されるため、利用者はいつでも気軽にライブ動画をシェアすることができる。 また、Exploreページには、そのとき配信されているライブ動画の中から人気のアカウントが「おすすめのライブ動画」として表示される。 ライブ動画は本日から日本国内で導入され、今後世界各国でも徐々に展開される予定。 ■インスタグラム 日本語版公式アカウント(日本語)
フォーカルポイント株式会社は1月17日、米mophie社の「おくだけで充電」を実現する画期的なバッテリーケース「mophie juice pack air for iPhone 7」と「mophie juice pack air for iPhone 7 Plus」、「mophie charge force ワイヤレス充電ベース」を全国の家電量販店、雑貨店舗などを通じて発売する。同社の運営するオンラインストアでも予約受付を開始した。 【mophie juice pack air for iPhone 7 ワイヤレス充電付きバッテリーケース】 mophie juice pack air for iPhone 7 ワイヤレス充電付きバッテリーケースは、ワイヤレス充電機能を搭載した画期的なiPhone 7用バッテリーケース。mophie社から発売されている「CHARGE FORCE」規格対応してワイヤレス充電器、またはQiワイヤレス充電器を使ったワイヤレス充電が可能。製品の特徴 ・ワイヤレス充電「CHARGE FORCE」対応 ・ワイヤレス充電「Qi」規格準拠 ・Qiとバッテリーを内蔵しつつ薄型・軽量を実現 ・iPhoneの利用可能時間をパワフルに延長 ・iPhoneの為にデザインされた「MFi」認定製品 ・同期と優先充電機能 ・安心の衝撃分散システム ・安心かつ先進的なmophie社のバッテリー技術[製品仕様] バッテリー容量:2,525mAh 充電ポート:Micro USB端子(メス) 入出力電流:1.8 A 入力 / 1.0 A 出力 ワイヤレス充電:CHARGE FORCE または Qiに対応 製品サイズ:約71(W)×149(H)×16(D)mm 重量:約99.5g パッケージサイズ:約105(W)×200(H)×30(D)mm パッケージ重量:約252g[同梱品] ・mophie juice pack air for iPhone 7本体 ・Micro USBケーブル[対応モデル] ・iPhone 7 通常定価:各12,800円(税抜) 発売時期/型番:MOP-PH-000145 ブラック 2月初旬発売 MOP-PH-000146 ゴールド 2月中旬発売 MOP-PH-000147 ローズゴールド 2月中旬発売 MOP-PH-000148 PRODUCT RED 2月中旬発売 MOP-PH-000149 ネイビー 2月初旬発売 ■製品ページ
すでに年が改まってしまったが、年末ぎりぎりにスチームクリーナーを買った。無論あれこれの掃除のためだが、アイリスオーヤマ製のコンパクトな製品(STM-304)だ。スチームクリーナーを使うのは初めてなのでその効果は勿論だが気になったのは安全性だった。 購入したスチームクリーナー(STM-304)は本体寸法が約31 × 13 × 24cmほどで重量が2.0kg(水を含まず)という非常にコンパクトな製品だ。主に室内で使うつもりだったから大型のものでは場所も含めて使い勝手が悪いとこの製品にした次第。 本体に水を最大0.3リットル入れ、電源を入れると5分ほどで最大噴射圧力が約3気圧のスチーム(温度約100℃)をノズル先端から噴射することができる。※アイリスオーヤマ製コンパクトスチームクリーナー(STM-304)パッケージ キッチン周りや換気扇、窓のサッシや風呂場などなど油汚れを浮かせヌメリを落とし、掃除をしやすくすると共に殺菌もできるという代物だ。噴射はお湯だから拭き掃除も楽だし、本体が丁度小型の電気ポット程度のサイズだしホースは120cmあるので置いたまま作業ができる。 連続使用時間は約12分ほどだというが、通常そんなに長く連続使用することはないので十分だろう。 ただしこの手の製品を初めて使う身として安全面が心配だった。やはり100℃のスチームが噴射するわけで火傷でも負っては元も子もない。しかしこのSTM-304はダブルアクションのチャイルドロック方式であり、スチームガンのサイドボタンを押しながらメインロックをスライドさせないと噴射ができない仕組みになっている。 子供ならずともついうっかり噴射ボタンを押してしまうこともあり得るが、そうした単純なミスを防いでくれるので多少の面倒さは我慢だ(笑)。※スチーム本体とスチームガン(上)。スチームガンにはダブルアクションのチャイルドロックが採用されている(下) また本体はキャップを回して外し水を規定量入れてからキャップで締め付けるが、圧力がかかりすぎると蒸気を放出して圧力を解法する他、内圧が高いとキャップは空回りして外せないような安全設計がなされている。為にうっかりとキャップを外した途端に本体側から熱湯が吹き出るといった危険性を排除しているわけだ。 基本的な仕様上の注意としては本体に規定以上の水を入れないこと、水以外のものを入れたり混ぜたりしないことだ。そして汚れや場所によりノズルから直接噴射ではなく小型のブラシ(コンパクトブラシ)が3つと床や絨毯といった掃除に向くコンパクトノズルおよび布カバーが2枚付属しているので適材適所でこうした付属品を活用することになる。※付属品一覧 取り急ぎ製品の初期不良がないかどうか、使い勝手はどうかといったことを確かめるためキッチン周りのタイル壁面の一端を掃除してみることにした。スチームの落下や拭き取りのための雑巾と台所洗剤を用意し飛び散りを想定して目には保護めがねをかけて事に挑んだ。 相手はタイルなので遠慮なく噴射を続けた。結果油汚れの軽い場所はそのまま乾拭きすればそれだけで結構綺麗になったが汚れが酷い場所は噴射後、薄めた洗剤をスポンジなどで拭き掃除し、その後に再度スチームクリーナーを使うと綺麗になった。ただし実用上の注意は電源コードの取り回しはもとよりだが、120cmのホースを使いやすいように向けておかないと本体が動いたり最悪引っ張ったりして台所から落としてしまうという可能性もありうるのであらかじめ安全な位置を確認しておくべきだ。※テストということで網戸にスチームをかけてみた 後は取扱説明書にも書かれているが、高温のスチーム故に使ってはいけないものがあることに注視することだ。熱に弱いプラスチックは変型するし意外と盲点かも知れないが冬場のガラス窓などは割れる恐れもあるという。 ということでアイリスオーヤマ製コンパクトなスチームクリーナー(STM-304)は安価でもあり、1台あると何かと便利だという気がする。もう少し早めに入手しておくべきだった…。
一月元旦、我が家はいつになくスローな時間が流れていた。介護職なので休日が不定期なオカーサンだが、今年は幸い元旦と二日が休みだったのでとにかくよく寝て少しでも日頃の疲れを解き放とうと思っていた。だから本来なら元旦は昔住んでいた近所の大きな公園で日の出を拝むというのが恒例だったが、今年は(も)サボってしまうことに…。 日の出前にその公園に出向けば、もしかしたらハリーちゃん、マキちゃん、クロちゃんたちおよびその飼い主さんたちに会えるかも知れないという期待があった。それぞれ1年以上もお会いしてない方々もいるから本音は是非行きたかったが体が動かなかった(笑)。 そんなわけでゆっくり寝坊し、オカーサンが支度してくれたお雑煮とおせち料理を食してラテと朝の散歩に出たのはすでに9時を過ぎていた。※元旦はラテと共に寝正月だ! その日は気温も極端に低くなかったし風がなかったからか、日向にいると暖かく感じる朝だった。とはいえラテも正月だからというわけでもないのだろうが、遠出する気配はなかった。ただしすぐ家に帰るのは嫌だったようで一度自宅マンション前を通過してお馴染みの小さな公園に向かった。 たぶんそこに行けば好きな子供たちでもいるのではないかとラテは考えたのかも知れないが、道路にも人がいない。無論公園にも人の気配はなく少々がっかりした感じのラテは40分程度で我が家に戻った。 元旦の夕方もまたまた近所の公園に向かった。しかしさすがに正月だというべきか、普段なら排気ガスが気になるほどの国道にも自動車が少なく歩いている人もほとんどいない状態。やはりというか…公園にも人っ子ひとりいなかった。 ただしラテはなにを思ったのか路面に座り込んで誰かを待つポーズに落ち着いた。しばらくすると先に買い物に出たオカーサンが公園内に入ってきた。ラテは大げさと思うほど喜んで雄叫びを上げ始めた。なに…10分程離れただけなのに実にオーバーな奴だ(笑)。 ※10分程しか離れてないのにオカーサンが公園に顔を出すと大はしゃぎ しばらくオカーサンと遊んでいると「ラテちゃ~ん!」の声が…。13日ぶりにファミリーの女の子がラテの吠え声を聞いたのか駆けつけてくれた。そして「はい、年賀状!」とオトーサンに年賀ハガキを差し出した。 宛名面には「ラテちゃんへ」とあり、通信面にはご家族用として作られた賀状に「いつもあそんでくれてありがとう。大すきだよ♡」と手書きしてあった。オトーサンはうれし泣きだ(笑)。※お馴染みの女の子からラテ宛に年賀状をいただいた その後ファミリーの母親と3歳の弟も来てくださって新年のご挨拶。ラテは早速母親の顔を嬉々として舐めている。 帰り際、まだ感激しているオトーサンはオカーサンから「年賀状の大好きというのはラテにであってオトーサンではないからね」と釘をさされた(爆)。 ラテに取ってもオトーサンたちにとってもお陰様で幸先の良い新年の散歩であった。※ラテにとって本命はファミリーの母親だ(笑) 二日は近隣の諏訪神社に初詣に行くことにした。ここの数年初詣はしなかったが、昨日お会いしたファミリーから諏訪神社に行かれたと聞いたこともでありオカーサンと久しぶりにラテを連れて行ってみることにした…。 歩いて、それもワンコ連れで気楽に行ける神社というのも良いものだが一昔前には正月と言えばオトーサンの両親を連れオカーサンと4人で京都で新年を迎えることが多かった。 諏訪神社に向かい歩きながらオトーサンはフトそんなときの一コマを思い出していたが、15分ほど歩くと参道にあたる道に提灯が見えた。※ラテとオカーサンとで目前の諏訪神社境内に入る 「謹賀新年」と書かれた扁額を仰ぎながら石造りの鳥居をくぐると正面に社殿、右側には御神酒を飲ませたりお守りや破魔矢などを売る建物がある。まあ、街中の一角にある神社だから風情はないし当然のことながら京都の名刹や歴史ある神社と比べるとローカル色満載だ(笑)。※オトーサンとオカーサンは交代で社殿にお参りをした また京都の八坂神社などに足を向ければこの時期、思うように歩けないほどの人出だろうが、ここは実に空いていて寂しいくらいで気持ちが良い(爆)。※ラテは待ちくたびれて飽きたのか大あくびだ 社殿までラテを連れてはいけないと思い、オトーサンとオカーサンは交代でお参りした後、破魔矢とお守りを購って諏訪神社を後にした。 オトーサンは思わずオカーサンに「破魔矢、いくらだった?」と聞いた。その価格は京都の有名神社の半額以下だった。思わず「ローカルはいいなあ」と呟いたオトーサンだったが果たして…御利益はあるのだろうか(笑)。
先日の2017年1月9日はiPhoneが発表されてからちょうど10年となる日。つきなみだが長いようでもあり一瞬のことだったようにも思えるが、iPhone成功の秘密をあらためて当時に立ち帰って眺めてみるとなかなかに面白い。私自身は日本では発売されなかった初代 iPhoneの情報に接したとき本当に心がときめいたものだ。 ということで今回は当時そのiPhoneに関して書いた記事を読み返しながらどんな反応があったのかを振り返ってみたい。なおここでご紹介するアーティクルは現在でも当時のまま、お読みいただくことができる。 私がニュース記事を別にして、iPhoneに関する記事を当Macテクノロジー研究所ブログに掲載した最初は発表から2日経った2007年1月11日だった。それは「Apple iPhoneの素直な印象~写真だけではその凄さは分からない! 」と題した記事だったが、自身まだ実機を手にしてはいなかったし「iPhoneの凄さは一般的なウェブサイトのニュースなどで、その紹介されたスペックを追っても実態は分からないのではないか」としながらも「iPhoneと現在我々が手にしている携帯電話を比べて見ると、スペック以上にその違いがよく分かると同時に、iPhoneの素晴らしさが理解できると思う。そして『なぜ、iPhoneの機能の一部でもいいから、使いやすく魅力的な製品がこれまで出来なかったのか…』を思い、Appleという企業の特殊性と技術力の高さをあらためて痛感した」と書いている。 そして「現在のiPodがそうであるように、街中で…電車の中で…人々が集まるとき、iPhoneを使う多くの人たちとすれ違うようになることを夢見つつ、じっくりと情報を集めながら待つことにしようではないか」と結んでいるのが我ながら興味深い。※初代iPhone (当研究所所有) 続いて1月24日に「『iPhone』にも酷評があるようだが...いつものことだ! 」と題した記事を掲載した。 これはiPhone発表を受けて世界中のメディアがその反応を挙げ始めたからである。そうした中には意味のないべた褒めの記事もあったが、見るからに情報を精査していない否定的な意見も多かったことを思い出す。 当時の原稿をお読みいただければお分かりの通り、私自身は iPhoneに関して大いに賞賛を惜しまない一人だったが、アナリストの一部や業界関係者、専門家と称する人たちの中には様々な酷評を唱える人もいた。 例えば「iPhoneの技術は目新しいものではない」という批評は大いに笑えた。そして確かマイクロソフトのお偉いさんの「500ドルもするバカ高い携帯など誰が買うか?」といった批判もいまだに記憶に残っている。 特に「iPhoneの技術は目新しいものではない」だから「一週間で飽きる」といった批判を繰り返す人たちはそもそもテクノロジーの進化・進歩とはどういうことかを理解していない。いみじくもスティーブ・ジョブズは発表時にiPhoneを「携帯電話の再発明」といったが、いま思えばかなり控えめないい方だったとも思える。 ともあれ個人的にはこのiPhoneのニュースに接した際、前記アーティクルの本文にもあるとおり、スティーブ・ジョブズがあのゼロックス・パロアルト研究所(PARC)を訪れ、Lisa開発のヒントを得たという歴史的現実が甦ってくる。 それは例えiPhoneに採用されているテクノロジーの一部が、過去に存在していたとしても、誰もそうしたものを活かすすべを知らなかったことを証明しているともいえる。 「iPhoneの技術は目新しいものではない」というのなら、なぜA社もB社も、そしてC社からも1970年代からの30年間、iPhoneに匹敵するエキサイティングな製品をただの一度も出せなかったのか。メーカー各社はこれまで何をやっていたのか…少しは反省して欲しいと思う…」と書いているが、残念ながらその思いはいまだほとんど変わっていない。 その後、iPhone 3Gが登場した後でも国内メーカーやキャリアの代表者たちがさまざまな発言を繰り返していたが、iPhone 3Gと比較して自社製品のデキの悪さを認識していないのが笑えた。なぜ iPhone 3Gの登場に多くの人たちがこれだけ騒ぐのか、それは一昔前とは違い ”彼ら彼女らがアップルフリークだから” ではなく、iPhone 3Gにそれだけの魅力を感じる様々な要因があるからだ。 ましてや…とある企業の代表者が自社新機種リリースの際に「これでiPhone独壇場の時代は終わった」などと発言するに至っては身内へのリップサービスだとしても状況判断がきちんとなされていないことを暴露しているとしか思えなかった。そして「iPhone 3Gに対抗してタッチパネルを採用すればそれで勝てると思っているのであれば返す言葉もない」と書いたが…結果10年経った現状は申し上げるまでもない…。 iPhoneの優れた利便性は決してiPhone本体だけから生まれたものではないことも再認識すべきだろう。iTunesやMobile Me(当時)の存在、App Storeなどなどデバイスの使い勝手を最大限に生かす努力をAppleは独自で切り開いてきたのだ。 残念ながら他のキャリアやメーカーが一夜にして同等な魅力ある環境を作り出すことは無理なのである。 さて、そのiPhoneも勢いが鈍化したという情報もあるもののAppleが余程のヘマをしない限りスマートフォン市場において世界市場での優位を続けることは間違いないだろう。【参考】 初代 iPhoneは2007年1月9日に開催されたMacworld ExpoにてAppleのCEO スティーブ・ジョブズにより「携帯電話の再発明」と発表された。同社デジタルオーディオプレーヤーのiPod、携帯電話、インターネットや電子メールの送受信等が行えるという3つの機能を併せ持ち、マルチタッチスクリーンによる操作性を謳った携帯情報端末。 カラーはシルバーのみで、発売当初は容量4GBと8GBの2通りだったが後に16GBモデルがリリースされる。 発売は同年6月29日よりアメリカ合衆国にて発売されたが通信方式にGSMを採用していない日本などでは発売されていないため、iPhone 1st Generationは染みが薄い。しかし本機はまぎれもなくAppleのその後の命運を左右するにふさわしい記念すべき製品である。
フォーカルポイントは1月11日、TUNEWEARブランドのすべてがつながるオールマイティなUSB C ドック「ALMIGHTY DOCK シリーズ」の新製品として、「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK CM1」を販売開始し、オンライン直販において数量・期間限定の発売記念価格で販売することを発表。 【TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK CM1について】 TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK CM1(チューンウェア オールマイティ ドック シーエム ワン)は、MacBook 12インチや最新のMacBook Pro (Late 2016)などで、採用されたUSB Cコネクタを拡張することができるオールマイティなUSB ドック。 1)すべてがつながるオールマイティな拡張性 ALMIGHTY DOCK CM1は、MacBookを拡張するために必要なポートやスロットを搭載。iPhoneやUSB機器を接続するためのUSB Aコネクタを2ポート、デジタルカメラの撮影データなどを読み込むためのSDカードスロット、micro SDカードスロットをそれぞれ1つ、そして電源供給するためのUSB Cポートを1つ搭載しており、MacBookに必要な各種のアクセサリを接続することが出来る。 2)アルミニウムを削り出して作られたユニボディ筐体 ALMIGHTY DOCK CM1の筐体は、1つの塊から削り出して作られた高精度のアルミニウムユニボディ筐体が採用されている。アルミニウムは、その見た目だけでなく、鉄の約2.8倍、一般的なABS樹脂の約400倍の熱伝導率をほこり、優れた冷却性と美しい筐体の2つを兼ね備えた理想の素材。 3)最先端の高性能チップを採用 ALMIGHTY DOCK CM1には、VIA Technologies社製の高性能なチップを本体に採用。たくさんの周辺機器を同時に接続しても、安定して高速な通信を実現。 4)軽量コンパクトなオールマイティデザイン ALMIGHTY DOCK CM1は、超小型でコンパクトなボディにオールマイティな機能が凝縮されている。44グラムと本体重量も非常に軽量なため、カバンやポーチに入れても邪魔にならずに持ち運ぶことができる。 5)ドングルの手軽さとブレークアウトボックスの利便性 ALMIGHTY DOCK CM1なら、MacBookに必要なアクセサリをつなぐことができるので、ケーブルをあらかじめ接続した状態でブレークアウトボックスのようにして持ち運び、必要な時に接続すれば、変換アダプタのよう感覚で使用することも可能。 6)MacBookに合わせて選べるオールマイティカラー ALMIGHTY DOCK CM1は、すべてのMacBookユーザーのために作られた製品。MacBookの筐体カラーに合わせた2色の展開で、シームレスなカラーマッチングを楽しむことができるので、純正アクセサリのような感覚で使用できるのも魅力のひとつ。 7)Macのためのアクセサリを提供し続ける理由 当社のMac用のアクセサリの歴史は古く、1988年に発売したMicronet社のSCSI(スカジー)接続のハードディスクから始まり、PCI接続のTruvision社のキャプチャカード、1998年のADBをUSBに変換する大ヒット商品「iMate」など、時代とMacの変化とともにユーザーが求めるアクセサリを販売してきた。新しく登場したUSB Cコネクタは、拡張性の高い規格だが、既存のMacユーザーが求める多彩な外部デバイスとの接続性能を満たすため、TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK C1が販売開始された。[製品仕様] インターフェイス:USB C(オス USB 3.0準拠) ポート・スロット:USB A ✕ 2(メス) :USB C ✕ 1(メス) :SDカードスロット ✕ 1 :micro SDカードスロット ✕ 1 製品サイズ:約27(W)×108(H)×10(D)mm 重量:約44g[対応モデル] ・MacBook 12インチ ・MacBook Pro 13インチ (Late 2016) ・MacBook Pro 15インチ (Late 2016)[対応OS] ・OS X El Capitan ・macOS Sierra[対応アクセサリ] ・各種USB 機器※ ・SD カード ・micro SD カード ※ Apple USB SuperDriveなど、1A以上をバスパワーで必要とするデバイスには対応していない。 数量限定特別価格:各3,980円(税込み)※Amazonのみ 発売記念特別価格:各4,280円(税込み) 通常定価:各4,980円(税込み) 発売時期/型番:TUN-OT-000031 シルバー 2月 6日出荷開始 TUN-OT-000032 スペースグレイ 2月 6日出荷開始 ■製品ページ
新年明けましておめでとうごさいます。今年最初の「ラテ飼育格闘日記」ですが本年もどうぞご贔屓に! さて、ラテも新年を迎えるにあたり、綺麗にしてやろうと12月30日に美容室を予約した。以前は今日の今日…といったことも出来たのだが昨今はやはりペットブームなのか思うような日程および時間帯の予約を取るのがなかなか難しい。 体毛も伸びたし特に足先がボウボウ状態になってきた。また同時に爪も伸びたし年末中に是非美容室に連れて行き、綺麗になって新年を迎えさせようという親心ではあるが、ラテはこの美容室行き、動物病院より嫌いのようなのが困りものだ。 現在は数分で連れて行くことができる距離だが、以前の住居のときには片道20分以上かかった。それはともかくそこへ向かう途中でどこに連れて行かれるかを早くも察したラテはリードを引いて抵抗するに留まらず、一番酷い時には3回も脱糞してオトーサンを困らせたりした。※穏やかな表情のラテ 近くなったいまはそういう暇も与えずサッと美容室に連れ込むことを画策するが、時間帯といいオトーサンの態度といい身支度の程度といったもので通常の散歩ではないと判断するのか途中で早くも尻尾が下がってくる。 そしてなによりも困るのが美容室に入ってからだ。オトーサンに抱っこを要求するのはまだしも見るからにブルブルと震えているのを見るとどうにも罪悪感を感じるしそれ以上に困るのは美容室の床にオシッコを漏らしてしまうことがこれまでに2度あったことだ。 美容室ではよくあることのようでオネーサンが「大丈夫ですよ」と手際よく片付けてくださるが、普段そんなことは微塵もしたことのないラテなのだからオトーサンとしては恐縮するしかない。 ということで12月30日の2時に予約を取ったオトーサンは作戦を変更した。それは直接ラテを美容室へ連れて行くのではなく10分程度早めに出て近所の公園あたりを回って偽装工作をすると共にオシッコをさせてから向かおうと考えた。これなら美容室でオシッコすることもないのではないか…と。※寒い朝、久しぶりにお気に入りのワンコと鼻面をツンツン オトーサンはいつものような散歩の身支度をしてラテと家を出たが、向かった方角は美容室とは違う公園の方だった。これならラテも怖がらないだろうと思ったし、思惑通り公園近くになって早速オシッコをしてくれた。これまた思った通りなので、後は戻りの過程で美容室前を通る振りをしてサッと連れ込んでしまおうと頭でシミュレーションを繰り返す(笑)。 しかし家を出て数分でオトーサンはいつものラテではないことに気がついた。 ラテだけではないがワンコの散歩はとにもかくにもあちらこちらと臭いを嗅ぎ回るのに時間がかかるものだ。例えば数メートルおきに電信柱とか街路樹があったとすればその一本一本毎に立ち止まり、放っておけば数分ずつ臭いを嗅ぎ回ることになる。そんなことをされては散歩にならないし寒さもよりこたえてくるから「ラテ、せめて一本おきにしろ!」などと馬鹿なことをいいながらラテのリードをひくオトーサンなのだ。 それがである…。公園に向かい早くも途中でオシッコをしたからと脇道に入ったが、そこは通い慣れた道であり、いつもなら早速電柱に近寄りツイートを読むラテなのだが今日はスルーなのだ。※オトーサンの偽装工作も見破られたようで早くも尻尾が下がっている 最初はたまたまだろうと思いつつ先に進むが、次の電柱もまたその次の電柱もスルーした。ラテはと見るとアイコンタクトを返したものの真顔である(笑)。早くも尻尾が下がっているし、これは明らかに不審を抱いていることは確かのようだった。 あれだけ普段臭いを嗅ぐのを使命だというようなラテが続いて行きすぎる数本の電柱に一度も見向きもしないのはやはり平常心でない証拠だといえる。 まあ、ばれてしまえば仕方がない(笑)。オトーサンは予定より5分ほど早かったがそのままゆっくりと美容室に向かいラテを連れて入った。※ペット美容室へ...いざ! ドアを開けると素直に入ったものの後ろ足というか腰が見るからに震えている。そのうちいつものように抱っこの要求だ。受付が済む僅かな時間だけラテを抱きしめてあげた。幸い今回はお店内でオシッコしなかったので助かった…。 店の奥へと連れて行かれるラテとなるべく視線を合わせないようにオトーサンは「よろしくお願いします」と受付のオネーサンに言ってから店を出たが、この瞬間いつものことだが後ろ髪を引かれる思いをする。 2時間ほど経ってお店から「終わりました」との連絡をもらったので早速引取に向かう。カウンターで精算していると満面の笑顔でラテが出てきた。※3か月前より体重が1.5kg減量になっていた お店の方から渡されたレシート兼報告のメモに寄れば体重は19Kgだったという。3か月前に来たときには20.5kgだったから1.5kgの減量に成功したことになる。確かにオトーサンの努力目標は達成したわけだが、最近ラテの機嫌が悪いときがあるのはお腹が空いているのかと思いこれまた心が痛むが10歳になって20kgを越えては足腰にも支障がくるからという医者のアドバイスもあったので頑張ってみた結果だが、ラテにはえらい迷惑なのかも知れない(笑)。※美容室からの帰り道、初対面の母子から「触ってもいいですか?」と声をかけられた。ラテは子供にはフレンドリーだ ともかくこれでラテは綺麗になって新しい年を迎えることが出来た。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
当ブログ連載「[小説]未来を垣間見たカリスマ 〜 スティーブ・ジョブズ」でAppleが株式公開する話しを書いていたとき、構想の概要を友人に話したところ「ところでお前はAppleの株、何株持ってるんだ」という話しになった。株の所有は即いまの価値がどうのとか金額がどうのこうのという話しになるので嫌だが、まあ正月ということであらためて調べてみた。 まず私がAppleの株を購入したのは2000年8月と2003年8月であり、それぞれ一株ずつだ。いや間違いではなくそれぞれ一株だから合わせてもたったの二株ということになる。 そもそも私には株で儲けようとする才覚がないことは自覚しているので本格的に株を買って云々するつもりはまったくなかった。ただし一般的には株を購入しても株券の不発行が当たり前だからAppleの株主だったにせよ株券そのものを所持している人は少ないに違いない。※2000年8月に初めてAppleの株を購入(株券は本物) それは有価証券だから盗まれたり紛失すればそれまでだし管理も面倒だからだ。私はといえばそのApple社の株券そのものが欲しかったのでその本物が手に入るなら一株で良かったのだ。 当時はネットでそうした有名企業の株券を代理購入してくれる企業があったことでもあり気楽に購入しそれを額に入れて飾ってきた。だからそもそも株価が高騰しても売る気はないし(売れるかどうかも知らない)、暴落して紙くず同然になってもこれまたどうということはなかった。※2003年8月には株券のデザインが変わったのでさらに一株購入(株券は本物) さてそのAppleはこれまで4回株式分割を実施している。株式分割とは、資本金は変えないで一株を細かく分割することで、株式会社が発行する株式の流通量を増加させたいときなどに利用される新株発行の一種である。 現実問題としては、単元単価が高値をつけておりその為に市場流動性が低下しているなどの状況がある場合、株式分割によって単元あたりの単価を縮小させることで市場流動性を向上させる効果を狙ったものだという。 例えば 1 : 3 で実施された場合、1株に対して2株が無償で株主名簿に記載された株主に対し配られることになる。したがって持株数は3倍になるが、理論的に株価は1/3になるので、資産の総額自体は変わらないしすべての株主の持株数が均等に増加するので持分比率の変動もないという理屈になる。無論分割後の株価の変動はそのまま株主の損得に直結する (ウィキベディアを参考)。 繰り返すがAppleの株式分割は以下のように4回実施されている。 ・1987年6月 株式1株を2株に ・2000年6月 株式1株を2株に ・2005年2月 株式1株を2株に ・2014年6月 株式1株を7株に 前記したとおり、私が購入した時期、タイミングからして1987年と2000年6月の株式分割は関係ない。2000年8月と2003年8月に一株ずつ買った計2株がまず2005年2月に実施された1: 2の株式分割に関係する。 この株式分割により私の持ち株数は4株となったことになる。さらに2014年6月9日に実施の1: 7の株式分割時には28株の持ち株になった理屈だ。これが現在のところ、私の総持ち株数である。 ついでに野暮な話しを続けるがAppleの株価を調べると2016年12月30日現在、115.82 USD だというから持ち株の総額は3,242.96 USD となり、2017年1月2日現在の1米ドル = 117.302053円 というレートで計算すれば 380,399円という結果だ。 まあまあそれぞれ一株を買った時期に例えば100株ずつでも手に入れていたら今頃はバラ色の人生だったかも知れないが(笑)、そもそも株で儲けようという才覚と意欲がないのだから私にはあり得ない話しで "たられば" そのものが成立しない。 その他、株券と言えば同じ要領で PIXAR社の株券も一株持っている。これもご承知のようにディズニーに併合したが、私には貴重な資料なのだ。※2005年11月に購入したPIXARの株券。これも一株だ(株券は本物)。これにはスティーブ・ジョブズのサインがある ※なお以前Twitterでツイートした際には上記より多い額を記したが計算間違いだったのであしからず。