3Dプリンター「FLASHFORGE Inventor」を嬉々として使い始めているが、今回はセットアップに関してお話ししてみようと思う。この製品は組立完成品だが、エクストルーダーとターボファンのダクトそしてフィラメントの取付が必要だ。事前に日本語マニュアルのダウンロードだけでなくYouTubeに動画も載っているので予習しておくと戸惑わないで済む。 「FLASHFORGE Inventor(インベンター)」はPDFの日本語マニュアルがサイトに用意されているが90ページほどのマニュアルでは細かな点は分からないかも知れないし明らかに間違っている部分もある。 3DプリンターはFLASHFORGE Inventorが初めてというユーザーは事前にインターネットで情報を集めて予習しておくことをお勧めする。※ハードウェアのセットアップを完了した「FLASHFORGE Inventor」 私自身は丸2か月、BIQU-Magicianという3Dプリンターを使ってきたがさまざまなトラブルに遭遇したおかげで3Dプリンターの基本構造やポイントといったことを理解できたからFLASHFORGE Inventorのセットアップにも迷うことはほとんどなかった。 YouTubeに載っていたダンボールの開封ビデオも大変参考になった。 同梱されているアイテムも大きな物からネジのような小さな物まであるので丁寧に無理をせずに取り出す必要がある。特に注意を要するのがエクストルーダーと一番奥下、プラットフォーム下に押しつぶされるように固定されている二つのフィラメントの取り出しだ。※エクストルーダーの取り出し 重いものをバランス良く、そして安全に同梱するための策なのだろうがフィラメントを取り出すにはプラットフォームを手で力を加えて押し上げなければならない。※二つのフィラメントはプラットフォームに固定される形で収まっている そういえば同梱されている2つのフィラメントだが、マニュアルやメーカーのウェブサイトによるとPLAとABSが一本ずつということになっている。しかし入っていたのは両方共にPLAだった。 明らかに間違いだろうが、しばらくABSは使う予定がないのでそのまま利用することにする。 エクストルーダーのX軸上への取付は付属のネジ2本で、そしてターボファンのダクトはネジ1本を使う。後はフィラメントを左右のラウンジトラフに設置し、付属の補助用軸で固定してリールがスムーズに回るように確認。そしてフィラメントをリールの下から奥にあるガイドチューブへ通しエクストルーダーのヘッドフィラメント固定レバーを押しながら引き込み穴に押し込む。※フィラメントリールの取付 ※フィラメントをリールの下から奥にあるガイドチューブへ通し、エクストルーダーのヘッドフィラメント固定レバーを押しながら引き込み穴に押し込む。 さらにプラットフォームにビルドシートを貼ることになっていたがあらかじめ貼られていたのでそのまま使うことにする。別途交換用のビルドシートが2枚同梱されていた。 また重要なアイテムとしてブルーのハガキ大ほどの薄い水平出しシートが一枚付いているのでなくさないようにする。最後に本体両サイドに換気用パネルをはめ込み、天板を設置してハードウェアのセットアップは完了した。 なおその他、電源ケーブル、USBケーブル、ユーザーガイドとツールボックスが用意されておりツールボックスにはSDカードや六角レンチやヘラなどのメンテおよび実用上必要な道具が納まっている。※同梱品一覧(上)とツールボックスに入っているアイテム類(下) ということで後は電源を入れ、プリンターが正常に動作するか、初期不良はないかを確認するため実際に簡単なプリントを行った。その予備動作としてデュアルヘッドのフィラメント押し出しを実行し、問題なくノズルが機能していることを確認。※ノズルへのフィラメント押し出しをテストする ところでこのFLASHFORGE Inventorとこれまで使ってきたBIQU-Magicianとは大きな違いがいくつかあり、それらをきちんと把握しておくことが重要に思った。 繰り返すが私自身、思ったよりスムーズにFLASHFORGE Inventorのセットアップができた背景にはBIQU-Magicianで培った3Dプリンターの基本中の基本を身をもって体験したことが大きい。 BIQU-Magicianはデルタ型の縦型でプラットフォームもエクストルーダーもむき出しだがFLASHFORGE Inventorは箱形の中に納められている。 これはBIQU-MagicianがPLAフィラメント専用機であり温度管理が単純であるがために可能な仕様である。対してFLASHFORGE InventorはPLAは勿論だがABSをはじめ多様なフィラメントを使うことが出来る。そのABSの場合を例にすれば溶解温度もPLAより高いしプラットフォームの温度を上げないと積層の一層目の定着が悪かったり、造形物が反ってしまったりする。したがって温度管理がPLAよりシビアであるため箱形の囲いの中できちんとした温度管理が重要となってくる。 事実FLASHFORGE Inventorには庫内温度自動調整センサーが装備されている。 したがってBIQU-Magicianは溶解したフィラメントの第一層目をプラットフォームに定着させるためにPVP仕様のスティック糊を塗ることになっている。対してFLASHFORGE Inventorはプラットフォーム自体の表面温度を120℃までの指定温度にすることができ、あわせてフィラメントの食いつきをよくするビルドシートという特殊なシートを貼ることで一層目の定着を確実なものにしている。 それから水平出しの方法もまったく違う。3Dプリンターの中には自動水平出し機能を持つものもあるがそれらは比較的高価な製品であることやその結果に些か問題がある場合もあり、結局手動で微調整を必要とすることになるケースもあるという。 ただしこの水平出しは正確なプリントを考える上で不可欠なステップであり疎かにすれば必ず失敗すると考えなければならない。 ちなみにBIQU-Magicianは付属のセンサーをノズル先端に取り付け、自動調整ボタンを押すとエクストルーダーが数回プラットフォームに接触し水平出しを行ってくれる。 対してFLASHFORGE Inventorは専用の水平出しシートを使いマニュアルでプラットフォームとノズルとの距離を三箇所計測していく方法だ。なんともアナログ的で面倒に思えるが慣れれば難しくは無いし確実な方法に思えてくる。※水平出しの一コマ ※プラットフォーム下にある三つのネジで水平出しの調整を行う またフィラメントの交換もFLASHFORGE Inventorの方が容易だ。フィラメントをガイドチューブに通してエクストルーダーに送り込む理屈は同じだが、BIQU-Magicianは押出機とエクストルーダーに距離があることがフィラメント交換やトラブルの際に対処を難しくしている。 対してFLASHFORGE Inventorは大型のエクストルーダー内部に引込機構があり、交換が容易なのもありがたい。 最後にプリントに関することだが、BIQU-MagicianはSDカード経由かUSBケーブルでパソコンと接続する方法が選べる。FLASHFORGE InventorもSDカードとUSBケーブル接続は同じだが加えてWi-Fi接続もサポートしているが私はもっぱら3Dプリンターをスタンドアローンで使う事を望んでいるためSDカードを活用することにしている。 なおFLASHFORGE Inventorのオペレーションはタッチ式のカラー液晶画面により行うが、設定で言語を日本語にすることができるのも気に入っている。※操作も日本語で可能 次回は実際にプリントの経過などについてお話ししたい。
相変わらずのグダグダ散歩が続いているものの、なんとかラテの健康を損なわないように続けなければならない。オトーサンが今日は少し遠出してあげようかと思っても途中でUターンし、自宅近くで腹ばいになって散歩が進まないという日々が続く。 ともかくただただ歩くというのでは面白くないらしい。したがってオトーサンはウィークディで時間的な都合が許せば小学生たちの通学時間帯に合わせて朝は家を出るようにしている。 そうであれば知り合いの子供たち数人に会えるからだ。子供たちに「ラテちゃ~ん」と声を掛けられ、頭を撫でられたりすればその表情が生き生きとしてくるのだから現金なものだ。※今日も一日、機嫌良く過ごしたいものですが… 先日、近所に住む柴犬とその飼い主さん(奥さん)に出会った。そのワンコはラテにとって数少ない好意を見せ合うワンコなので安心して鼻ツンをさせることができる。 その奥さんは本当にワンコ好きの方なのだとお見受けするが、それを本能で察するのかラテはすでに5年ほど前に初めてお会いしたときにも珍しく吠えずに大人しく近づいた。またそのワンコも非常に大人しくフレンドリーなワンコだからかラテも吠えなかった。※ご近所の柴犬と飼い主さんにはフレンドリーなラテ その日も腰を落として下さった奥さんの膝にラテは両前足を駆けて口元を舐めにいった。大人が苦手なラテとしてはそうした行為を向ける数少ない方のうちのお一人である。 今更ではあるがラテはかなり臆病なワンコなのかも知れない。 幸いに雷や消防車の音などなどでパニックになることはないが、ワンコはもとより見知らぬ大人に対しては慎重にも慎重といった感じだ。※さあ、これから散歩に出発だ! 音で一番嫌いなのは流しなどで大量の水を一度に流すとときにゴボゴボと音がしたりマンションが古いからか上階で一斉に排水すると(想像)これまた特別な音がするときがあるが、そのときにはオトーサンが座っている椅子や膝に前脚をかけ哀願するようなポーズをする。 尻尾が下がり場合によっては少し震えていたりしてそんなときにオヤツを差し出しても食べない。 散歩途中で嫌なのは蚊やアブに付きまとわれること。この場合は大概後ろ足立ちして両前足を立っているオトーサンに預ける姿勢を取るが、これは「抱っこ」の要求なのだ。※久しぶりに抱っこの要求が 普段砂場などで「ラテちゃんの抱っこ姿可愛いですね。やってみてくれませんか」とリクエストがあったとしてもラテは容易に協力はしてくれない。オトーサンが両手を差し出すと逃げるのだから(笑)。 そんなラテが怯えた顔して抱っこを要求するのを拒むオトーサンではない。ホイホイ待ってましたとばかり20Kg弱もあるラテを抱き上げると慣れたもので両手をオトーサンの両肩に置いて抱きついてくる。 すぐに降ろそうとすると肩に置かれた前足の爪が伸びて食い込み「もっと抱いていて」と意思表示する。※子供たちに囲まれてご機嫌 ラテを抱き上げているとき、ラテがどのような表情をしているかは残念ながらオトーサン自身には分からないがたまたま女房が一緒のときやその時の姿をスマホで撮ってくれる方がいるので後で知ることが出来るわけだが、概してご機嫌な顔をしている。 普段はオトーサンに好んでは近づいて来ないし、口元を舐めに来ることなどないラテだが、怖いときにはやはり頼りにしてくれるのかと思うと足腰は辛いけどラテを抱いているオトーサンの口元は少し緩むのでありました(笑)。
Instagramは5月22日(米国時間)、Instagramフィードに表示する投稿を管理できる新機能「ミュート」を導入したと発表。ミュート機能を使用することで、特定のアカウントをフォローしたままフィード投稿を非表示にでき、フィードをさらにパーソナライズできる。使い方は以下の通り: ・ フィード投稿の右上から [...] をタップし、[ミュート]を選択 ・ 特定のアカウントのプロフィールページ右上から[...]をタップし、[ミュート]を選択 ・ フィード上部にあるストーリーズトレーの丸いアイコンを長押しし、[ミュート]を選択すると、ストーリーズのみをミュート可能 Instagramでは今年3月、フィードの使いやすさを改善するために表示方法を一部変更し、新しい投稿が優先的に表示されるようにした。また、フィードの仕組みを知りたいという意見をもとに、ヘルプセンター で投稿の表示順について紹介している。 ミュート機能は数週間かけて順次展開される予定。詳しくはヘルプセンター を参照のこと。
AmazonのFire 7 タブレット (7インチディスプレイ) 8GBを買った。理由はタイムセールで一日限定42%OFFで販売されていたからだ。特に興味も無かったし個人的にタブレットは自分には合わないと考えているのであくまで興味本位であった。 通常の販売価格5,980円でも驚きだがタイムセール中の価格はなんと3,480円だった。特別タブレットを欲しいとも必要だとも思っていなかったが玩具感覚で買ってみた。※パッケージは簡易包装といった感じ 個人的な興味と趣味の問題だが、私はパソコン派それもデスクトップ派のユーザーであり、ノートパソコンはもとよりタブレットはどうにも肌に合わない。 iPadは初代から数台購入したし直近ではPencilを使ってみたくてiPad Proも買ったが数ヶ月で手放した。したがってFire 7 タブレットにしても自身が活用しようなどとは夢にも思っていない…。※同梱品一覧 しかしである。確かにiPadと比べれば外装はプラスチックで安っぽいし液晶もRetenaではない。またタイムセールの激安モデルは8GBタイプでしかない。またソフトウェア面でも一日以上の長があるAppleのiPadと比べれば出来ることは狭いが何しろ3,480円である(笑)。 メモリも少ないがmicroSDカード(256GBまで)を使えるので事実上の不便はない。それにAmazonいわく丈夫さにおいてもApple iPad mini4の2倍あると主張している。※microSDカードは 256GBまで使える ちなみにiPad mini4のWi-Fi モデルは税込みで49,464円である。くどいようだがAmazon Fire 7は通常価格で5,980円なのだ。 この違いを知りたいと思って当然だろう(笑)。 AmazonのFire 7にもVGA仕様のフロントカメラと2メガピクセルHD仕様のリアカメラが内蔵されている。Wi-Fi対応だしブラウザ、Eメール、ビデオ、kindle、ミュージック、ゲームはもとより各種アプリが楽しめる。 本体にはモノラルマイクロフォンとモノラルスピーカーが内蔵されているが、A2DPステレオヘッドホンに対応したBluetoothのイヤフォンジャックも備わっている。 液晶だって繰り返すがRetinaではないものの、解像度1024 x 600 (171 ppi)のIPSディスプレイは眼の悪い私でも十分認識できるクオリティを持っている。また指紋認証とか顔認識といった機能はないが画面のタッチのレスポンスも悪くない。※液晶もiPadとあえて比較しなければ実用的に何の問題もない もう少しスペックを記せば、Wi-Fi はデュアルバンドで a/b/g/n をサポート。入出力はUSB2.0ポート(マイクロB コネクタ)でフル充電8時間バッテリーが持つという。 そうそうプロセッサはクアッドコア1.3GHzである。 したがって日常、メールやブラウジングを活用し、SNSを楽しみ、ビデオを堪能し音楽を聴く、そして写真を撮り溜めゲームを楽しむといった一般的(断定するのが難しいが)な使い方なら不足はない。※テキストも実用的なレベルの表示だ【クリックで拡大】 それにAmazonのデバイスだけにAmazon Prime会員なら膨大な映画や音楽を無料で楽しむことが出来るし、電子書籍(kindle)もしかりである。 私はkindleペーパーホワイトのユーザーだが、カラーであることも含め、自著の確認などはこれからこのFire 7 を使おうかと考えている。※左がKindle,右がFire 7 「所有する喜び」といったどこかあやふやな選択肢も重要かも知れないが、100%実用と考えた場合の超高コスパタブレットFire 7 は戦略的な価格設定だとはいえ iPadも含め他のタブレット市場の脅威には違いない。
今年3月、初めて「BIQU-Magician 」というコンシューマー向け3Dプリンターを手に入れた。右も左も分からなかったことでもあり、自分にとって必要な物なのか、使いこなせるものなのかを検証する意味も含めて組立済みとしては一番安価な製品を選んだ。 それから2カ月間、自分でいうのも恥ずかしいが猛烈に勉強した(笑)。そして40年ほど前に初めて個人用コンピュータを手にした時のような好奇心に包まれ、幾多のトラブルもあったものの3Dプリンターとはどういうものなのか、その可能性と限界も自分なりに理解したつもりである。 結果、今後も積極的に物作りに生かすことは勿論、知的好奇心を満足させてくれるアイテムとして使い続けたいとより本格的な製品を手に入れることにした。※大きな荷物が届いた それが「FLASHFORGE Inventor(インベンター)」という製品である。 サイズは485mm×402mm×344mmと少し大きめの電子レンジといった感じにも見える箱形である。 現在3Dプリンターの種類は多種多様な製品が選べるまでになっているが、様々な情報を自分なりに精査し予算や目的といったものをすり合わせて出した結論がこの製品となった。 実は当初同じメーカーの「FLASHFORGE Dreamer(ドリーマー)」という製品を考えていたもののこれから述べる理由から「FLASHFORGE Inventor」に決めた。※ハードウェアセットアップを終了した「FLASHFORGE Inventor」 「Inventor」と「Dreamer」とでは実売価格で約3万円ほど「Inventor」の方が高い。念のためメーカーに電話で問い合わせてみたが、基本的なスペック、すなわち基本的な仕様や精度は同じだと考えてよいとのことだった。 正直いまの私にとって3万円は小さな金額では無い。しかしよほどのことがない限り今後3Dプリンターの買い換えはないだろうとも思い少し無理をした。 「Inventor」と「Dreamer」はモデル名が別だが「Inventor」は「Dreamer」のアップデート版だと考えられる。サイズもほぼ同じだし、本体カラーは違うものの同じデザインだ。 プリントタイプも同じFDM(熱溶解積層法)だしデュアルヘッドでプラットフォームも120℃まで加熱可能なホットプレートを装備し、対応するフィラメントも同様と考えて良いとのメーカーの話しだったし精度も同じだという。 仕様的に違う点を上げるなら「Inventor」は本体内部にカメラを搭載しており、離れた場所からスマートフォンで造形中のプリントの様子が確認できることだ。またプリント中に何らかの操作ミスや停電などで電源が切れた場合でも再起動することによって引き続きプリントを実行できる停電回復機能を持っている点だ。※フロントから見て内部はこんな感じ 明らかに違う点はこの2つだがもうひとつ私にとって重要な違いがあった。それはプリントの最大サイズである。 「Dreamer」が横幅225×奥行150×高さ140mm なのに対して「Inventor」は横幅230×奥行150×高さ160mmなのである。 たかが横幅で5mm、高さで2cmの違いだ。それに個人的にはカメラのモニター機能にしても停電回復機能にしても無くてはならないという機能ではなかった。 であるなら安価な「Dreamer」で良いではないかと自分を納得させようとしたが、高さ2cmのプリントサイズの差は無視出来なかった。 それにもうひとつの決め手だが、メーカーサイトの製品紹介ページには明確な情報がなかったもののリリース時期の違いである。 「Dreamer」が2014年3月にリリースされた製品であるのに対して「Inventor」は2017年発売らしい。だとすればスペック的には同じでも(共通部品が多いと思われる)3年の開きはハウジングはもとよりアーキテクチャーというかコンストラクション、ストラクチャーといった細かな点において差がでているのではないかと考えた。 例えばウェブページの記述をそのまま信じれば「Inventor」は本体の仕組みの強度が上がっているようだし目に見える点ではエクストルーダー左右にある2つの冷却ファンのフロント側に「Inventor」はファンガードが付いているものの「Dreamer」にはないようだ。 ということで思い切って「Inventor」に決めた。 おさらいを含めてこの「Inventor」の特長を確認すると、FDM方式であること。BIQU-MagicianはPLAフィラメントしか扱えなかったが「Inventor」ではヒーター付き成形テーブルが備わっているためABS/PLA/HIPS/PVA/PP/PET/TPU/高耐熱性PLAなど多彩な材質のフィラメントを扱える。 そして造形精度が0.05mm~0.3mmと熱溶解積層方式のパーソナル3Dプリンターでは最高クラスであること。またデュアルヘッドを備えているため、2色のフィラメントを混在してプリントできるだけでなく一方に溶解性フィラメントをサポード材とすることでプリント後にサポートを取り除くことが容易になる理屈でもある。 さらに、直感的に操作ができる日本語スライスエンジンFlashPrint(フラッシュプリント)を標準装備していること、日本語対応液晶タッチパネル、日本語マニュアルがあること、そしてSDカードによりパソコンと接続しなくてもスタンドアローンでプリント可能なこと、さらに日本国内アフターサポートと日本国内修理サービスが受けられることが大きい。※液晶パネルも日本語で使える これまで3Dプリンターはまだまだトラブルが多い部類の製品であることを実感してきた。業務用の高価な製品はともかく2, 30万の製品でも完全無欠のものはなく、調整を含めボタンを押したらすべてが自動で完璧な造形モデルが出来上がるといった環境にはなっていなし消耗部品も含まれている。それだけにパソコン以上に日本語によるきちんとしたサポートが大切であることも身にしみた。 またデザイン面を優先するなら他にも魅力的な製品はあり、「FLASHFORGE Inventor」のデザイン面は正直見るべき点はない。しかしフロントのドアは勿論、天板がすっぽりと外せるので内部へのアクセスは容易で掃除もやりやすい。 そして個人的嗜好だが、変に曲線を使ったデザインは好みでないこともあって些か面白味の無いデザインではあるが実用本位を優先したつもり。※テストプリントとしてNuAns NEO [Reloaded] のトップカバーと二色プリントをやってみた さてこれから「FLASHFORGE Inventor」のセットアップをはじめ個別な使い勝手や特長について少しずつご紹介できたらと考えているがセットアップも終わり、初期不良などがないかどうかの確認の意味を含めていくつかのテストプリントをやってみた。 詳細は続編をお楽しみに :-)
気温差が激しい。冬に逆戻りかと思えば熱中症患者がでたりする日もある。ラテも文句こそ言わないが気温には敏感だけにオトーサンも気を付けてあげなければならない。すでにラテのために冷房を入れる日も出てきている。 ものの本よれば毎回ワンコとの散歩は30分程度は必要とある。オトーサンもラテが幼犬時代には天気が悪い日は別にして30分で戻ったことなどほとんどなかった。 1時間とか1時間半は毎回歩いていたからだ。その上、馴染みの公園に行けば多いときには十数匹もの知り合いワンコと顔を合わせることになったり、小学生女子らが勇んで遊んでくれるものだからリードを持っているオトーサンもマジで駆けずり回っていたものだ。※石畳の上でご機嫌 それに比べれば最近の散歩は随分と楽だ。いや、楽なはずだが忘れてはならないのがオトーサンもこの10年で体力がかなり落ちていることだ(笑)。 到底あの頃のように子供たちと全速力で走り回ることは無理だし、ラテも瞬発力はまだあるにしても持久力は衰えている。 そもそもこれからの時期は歩かなくなるので冬場の散歩とは違うことを承知の上で出かけなければならないが、距離を歩くのも辛いが同じ場所で腹ばいになって動かなくなるのもオトーサンにとっては辛い。※絶対動かないわよ ! とにかくラテは気分屋というか喜怒哀楽が激しいように思うので、楽しい嬉しいと思えば表情に現れるし動きも活発になる。まあまあ大げさといってもよいほどだ。 なにしろ散歩に出てオトーサンとラテは公園に、女房は近所のコンビニで買い物してから合流するからといって出かけたとする。そして10分とか15分後に女房の姿を認めるとそれまでグータラだったラテが俄然女房に向かって走り出すのだ。※10分前に別れたばかりなのに喜び勇んで女房に駆け寄る そして声を上げ顔を舐めたりする。なにしろものの10分程前に別れたばかりだというのにその大げさなこと…。しか女房にとっては嬉しい対応に違いないが相変わらずオトーサンには無愛想だ(笑)。 相手によって態度をコロリと変える様は見事というしかない。 実は先日、いつも公園でラテを可愛がってくれる小学生Aちゃんが遊びに来てくれた。名目は3Dプリンターを使ってみたいということだったが、一時期ラテが喜びまとわりつくのでなかなかミッションが遂行できなかったほど…。※遊びに来てくれたAちゃんから離れないラテ(笑) そうした好きな相手(人間)には敏感に反応するが、反面嫌いなというか警戒もまた敏感だ。 散歩途中で「あら、いい子ねぇ」などと声を掛けてくれる見知らぬ人には必ず吠え掛かる。視線を合わしただけでも吠える。ただし子供の場合は別だが…。 この場合の吠えるという行為は怒ったり威嚇したりというのではなく「あんた誰よ?」と言っているような気がする。要は怖がりというか人見知りなのかも(笑)。しかし吠えられた方は決して気持ちが良くないに違いない。※ファミリーのご主人には勇んでご機嫌伺い(笑) 我々人間は危険だとか嫌な相手といった場合は近づかず無視するという選択肢があるが、ラテもそうであればよいものの実際は不審な相手(あくまでラテがそう思う)といった人には向かって声高らかに吠え掛かるので飼い主のオトーサンの立場を悪くする(笑)。 嫌な相手、近づきたくない相手なら避ければよいと思うが、歩道の真ん中でスマホを操作して固まっている人、暗い場所で電話をしている人、申し訳ないが凄く太っている人、大荷物を持っている人、杖や棒きれを持っている人、腰の曲がったお年寄り、本当に見るからに怪しい人(笑)等などが近づくと吠えるのだ。※ファミリーのオカーサンには首を捻って口元を舐めに行く したがっていまではこちらに歩いてくる人でラテが吠えるであろう人物はあらかじめ分かるようになっているからオトーサンはそうした人が近づくとラテをオトーサンの反対側に寄せてリードを短くし、場合によってはその場に立ち尽くして過ぎ去るのを待つ。 しかしせっかくオトーサンが配慮してラテを固定しているのに近づいたお婆さんは「あら、どうしたの?」と声を掛けてくれる。無論ラテは勇んで吠えだし、お婆さんは「あら御免ね」と言って去って行く。 中には「わたしゃ犬好きで吠えられたことはないんだけどね」と嫌みを言われる場合もある。オトーサンはただただ「済みません」と謝るしかない。 これからは歩くより歩道などでも腹ばいになっていることが多くなる季節だからして様々な人が声をかけてくれる機会が増えるのだ。 オトーサンの憂鬱はしばらく続く…。
Instagramは5月17日(米国時間)、フィード投稿をストーリーズに簡単にシェアできる新しい機能を導入したと発表。友だちの投稿や好きなブランドの新作デザインなど、気に入ったフィード投稿を見つけたら、その投稿をスタンプとして簡単にストーリーズにシェアし、フォロワーと共有することができる。 使い方は以下の通り: § フィード投稿の下にある紙飛行機のアイコンをタップ § オプションの一番上に表示される [ストーリーズに投稿を追加]を選択 § フィード投稿がスタンプとして表示されるほか、カスタマイズされた背景も付くため、そのままストーリーズにシェア可能 § スタンプは回転したり、サイズを変えたり、移動できるほか、タップすると他のスタイルも楽しめる ストーリーズにシェアできるのは公開アカウントのフィード投稿のみ。自分の投稿を他の人のストーリーズにシェアされたくない場合は、設定で簡単にオフに設定ができる。 なおAndroidでは本日から利用可能。iOSは今後数日のうちに機能が導入される。 ■フィード投稿をストーリーズにシェアできる新しい機能
ファイルメーカー株式会社は本日、最新バージョン FileMaker 17 プラットフォームのリリースを発表した。ニーズに合わせてカスタマイズされたアプリケーション(カスタムApp)の開発をより容易にするための新機能、Starter App とマスタ/詳細レイアウトが追加されたほか、デザインを刷新したFileMaker Server Admin Console や、新しい FileMaker Admin API により、カスタムAppの管理も合理化できる。 スタートアップ企業からフォーチュン・グローバル500に選出される大企業まで、あらゆる規模の企業・組織がそれぞれのニーズに固有のビジネス課題を解決するためのカスタム App をFileMaker プラットフォーム上で迅速かつ簡単に作成し、ビジネス目標を達成している。 新バージョン FileMaker 17 プラットフォームでは、モビリティと開発環境における革新的な最新技術に重点を置いて機能拡張しており、多種多様なカスタム App をより簡単に作成できるようになった。作成したカスタムAppはオンプレミス、クラウドのどちらにも展開することができる。 ・FileMaker 17 プラットフォームの詳細:www.filemaker.com/jp/platform ・無料評価版のダウンロード:www.filemaker.com/jp/try FileMaker 17プラットフォームの新機能は次の通り。 ■開発: ・Starter App:6 つのStarter App の中から 1 つ選び、アドオンテーブルをつなげて機能を追加するだけで、チームのニーズにぴったり合ったカスタム App を迅速に作成することができる。 ・マスタ/詳細レイアウト:新たに強化されたポータルの機能を活用して、共通の設計パターンを作成できる。自己連結リレーションシップや追加のスクリプトを作成する必要がなくなり、開発が容易になるだけでなく時間も短縮される。 ・一新されたレイアウトモード:ドキュメントウインドウ内の便利なパネルにより、インスペクタやフィールドタブなどのレイアウトツールが見つけやすくなり、カスタム App をより簡単に作成することができる。 ■モビリティ: ・センサーのサポート:モバイルのカスタム Appでは、新機能の関数を使用して、iPad や iPhone デバイスの iOS センサーからさまざまな情報を取得することができる。 ・ローカル通知の構成:FileMaker Go が実行されていない場合やバックグラウンドで実行されている場合でも、 iPad や iPhone デバイスにローカル通知を表示できる。 ・ドラッグ & ドロップ:iOS 11.2 搭載の iPad デバイスでは、アプリケーション間でテキスト、写真およびファイルをドラッグ & ドロップできるので、ユーザが手早く作業できる。 ■管理と統合: ・FileMaker Server Admin Console:デザインの刷新により、さらに軽量化、合理化されたユーザインターフェースとなり、カスタム App を管理しやすくなった。 ・ FileMaker Admin API (Trial):このREST API アクセスを使用して、FileMaker Server を管理できる。トライアル期限は 2019 年 9 月 27 日。 ・FileMaker Data API:REST ベースの FileMaker Data API を使用して、他のアプリケーションやサービスで FileMaker のデータを利用できる。FileMaker Server スクリプト、オブジェクトフィールドへのファイルアップロード、より標準化された API 形式など、新しく機能を向上・拡張した。 FileMaker 17プラットフォームの新機能をサポートするFileMaker Cloud は、今後数週間のうちにリリースされる予定。
3Dプリンターを活用するための三種の神器といっても、当然のことながら3Dプリンターの消耗品類のことではない。ホットベッドに敷くシートだとかフィラメントやらのことではなく活用する上であると便利な道具を三つご紹介してみたいと思う。 無論多くの3Dプリンターユーザーにとっては当たり前のことかも知れないがこれから3Dプリンターをという方も多いに違いない。 しかしあらためて考えると私の考える三種の神器とは造形したオブジェクトモデルの仕上げに関するツールである。 それだけ3Dプリンターにとってサポートやバリといったものを綺麗に取り除くのが重要で大切であることが身にしみているからだ。 では先輩ユーザーからは「今更…」といわれるかも知れないが早速ご紹介してみたい。1)小型ニッパー あらためて記すが、3Dプリンターからプリントされたモデルがなんであれ、そのまま実用となることはまずあり得ない。 サポート材を取り除きバリをなるべく綺麗に、それも本体を傷つけないように取り除く必要があるからだ。 そうしたことの第一ステップに重宝するのが小型のニッパーである。※小型のニッパー 特に固いPLAによる造形では指や爪では取りにくいサポートの痕やバリをなるべく綺麗に取り除くにはニッパーが一番効率がよいと思う。 ただし大きめのニッパーだと造形物の凹凸に対応しきれない場合もあるのでなるべく小型で申し上げるまでもないが切れ味のよい道具が必要だ。 これひとつで切断は勿論掻きだしなどにも有効だ。2)交換コテ先付きハンダごて 以前「Modifi3D : 3D Print Finishing Too l」というUSB接続で使える製品をご紹介したが、米国から直接購入したものだったが二週間で壊れた。したがってすぐにそれに変わるものとして安物だが5種の交換コテ先を使える本製品を手に入れて使っている。※SEALODY はんだごてセット。こては温度調節が可能 PLAにしてもABSにしても余分なバリなどを目立たなくする際にヤスリ類では適さないときもある。また時に穴を開け、一部を切断するといった場合に熱処理できるこの種のツールは便利なのだ。 なお本製品は本来はその名の通りハンダごてであり温度調節も可能。3)ミニルーター ちょっとしたバリ程度なら一般的な棒ヤスリでも済むが、前記した通りPLAはかなり固く後処理にも苦労する。そうした場合には電動のミニルーターに適切なビットを交換することで削る・磨くが大変楽に行える。 これがあると無しでは効率が全然違うのでお勧めである。私はそんなにパワーを必要としないこともあってUSB充電式のワイヤレスで使える小型製品を使っている。※Bigmanコードレス!/充電式ミニルーター ビット31点セット HR-DX アルミケース入り 以上3種類の有用なツールをご紹介したが、あえて一番使っているものはといえばニッパーである(笑)。
雨が続くし九日の朝など外気温が九度と寒い。それでも散歩を中止するわけにはいかないのでオトーサンはラテにレインコートを着せ、フル装備でお出かけとなるが今朝のラテは些か元気がない。 いや、別に体調が悪いと言うことではない。 昨晩ラテは女房の口元にまたまた傷を負わせてしまったのだ。そのため大好きな女房からかまって貰えず無視されているのでしょんぼりなのである。 程度問題犬猫は自分で自分の体というか毛並みなどをメンテナンスする。 具体的には舌を使って舐め回し、時には歯を立てて肉球をガシガシと囓ったりもする。※ちょっとしょんぼり? その上にラテはアトピーなので自分の肉球を囓って血を出したり、顔を後ろ足の爪で掻き壊して内出血させたりと随分と苦労してきた経緯がある。 ということで現在も朝夕にアトピー緩和の薬を飲ませているが完治は難しく時々ガシガシに夢中となり止めようとするオトーサンにも「ウッ」と歯を向けるときがある。※相変わらずのストライキが続く(笑) 勿論噛みつくことはないが,人間で言うなら「五月蠅いわね!」とでもいいながら手で相手を振り払おうとする行為なのだろうがそこはワンコだ。歯が当たれば痛いし時に出血もする。 女房にもガシガシと夢になっているときには顔を近づけるなと言っているが、そこはオトーサンより優しいというか甘いというかこれまでにも何度かやられている(笑)。 ラテもやった後で「しまった」と思うようだ。人間の思いとは違うだろうが、罪の意識と言うよりやってはいけないことをやってしまった後ろめたさみたいなことを感じているように思う。 女房は意識的にラテと視線を合わさず言葉も掛けないで寝てしまったが、翌朝オトーサンが気がつくとラテはオカーサンの蒲団の脇に体を乗せて添い寝しているではないか(笑)。そしてその表情はどこか心配そうな顔をしているようにオトーサンには思えた。※女房の枕元で心配そうな表情のラテ そんなラテだが実に外面はよい。当たり前ではあるが、散歩中に出会う子供たちに歯を向くようなことは一度もない。だからでもあるが登校途中の子供たちはラテの姿を見ると「ラテちゃ〜ん」と声を張り上げて駆けてきてくれる。まあまあワンコ冥利というかオトーサンにしても飼い主冥利につきる。※「ラテちゃ〜ん」と声を張り上げて駆けてきてくれる学童たち そういえば先日、ラテを可愛がってくださるご近所のファミリーのご主人に初めてペロペロしたことを書いたがその後興味深いことがあった。 ゴールデンウィークだったことでもありファミリーのご主人もお休みだったからかオカーサンと一緒に公園にいらした。 オトーサンたちが公園に入っていくとラテを向かえるようにご主人とオカーサンとが並んでしゃがみ込んで下さった。ラテは尻尾をブルンブルンと振りながら口を開け、喜び勇んで近づいていく。 興味を持ったのは並んで座っておられるご夫婦のどちらにラテが先行するかだ。すでにご夫婦共にウェルカムのポーズを取って下さっていたが、当然のことながらご主人にも吠えなくなり先日初めて顔をペロペロしたラテとはいえオカーサンに向かうだろうと思っていた。 しかしどうしたことかラテは迷うことなくご主人の差し出す両手の中に顔を入れ、舌をチョロッと出した。 オカーサンは苦笑され、冗談に「ちょっと妬ける」と笑った。※ご夫婦並んで向かえて下さったが、驚いたことにラテはまずご主人に挨拶した! 勿論その後すぐラテはオカーサンの両手の中にいたが、ラテの心理…心理と言ったものがあるとすればどのような気持ちでまずご主人に向かったのだろうかを思うと興味深い。 本当の所は知る由もないが、ラテとしては旧知のオカーサンではなくまずは最近友達となったばかりのご主人に挨拶し、それからゆっくりとオカーサンに挨拶しようとでも思ったのだろうか。 いずれにしてもはやりの言葉でいえば、ラテにも何らかの忖度があったに違いない(笑)。
Instagramは本日より、いじめコメントを自動的にブロックし、非表示にするフィルターを導入したことを発表した。今回導入するコメントフィルターは、機械学習(マシンラーニング)を応用し、利用者が嫌がらせやハラスメントを目的としたコメントを目にする必要がないよう、自動的にブロックする。 また、問題が繰り返し発生した場合、この機能が警告を発し、いじめに関わっているアカウントに対してInstagramが対応策を講じることができる仕組みになっている。 今回のコメントフィルターは、昨年6月に導入した不適切なコメントを自動的に非表示にするフィルター(主に特定のグループを標的とした誹謗中傷など、悪質なコメントが削除対象)に更なる改善を加えたもの。特定の利用者の外見や人格を攻撃したり、心身の健康を脅かすコメントが非表示の対象となる。 ■Instagramプレスセンター
3Dプリンター「BIQU-Magician」が故障した。プリント中にどうしたわけかフィラメントホルダーが「BIQU-Magician」の頭上から落ち、その衝撃でフィラメントは折れ、押出機のユニット一部が破損しただけでなくフィラメントがチューブの途中で詰まった状態になってしまった。嗚呼… フィラメント(PLA樹脂)は本体購入時に同梱されていたものだし、設定通りに3Dプリンター頭上にセット済みで使っていた。これまで絡んだり取れたりしたことはなかったが運が悪いときにはそんなもので、時間がかかるからとプリントをスタートさせたまま愛犬と散歩に出た留守中の出来事だった…。※3Dプリンター BIQU-Magician 戻ってみるとフィラメントのリールごと床に落ちていたという次第。 プリント中は押出機がフィラメントを本体内に引っ張りながらチューブ内に自動で入れていくわけだが、フィラメントのリール内でフィラメントが絡み、引っ張り合うことになったに違いない。 当然プリントは途中で中断されたが問題はそれだけでは済まないことに気がついた。 確認の為に別途簡単なプリントをやってみようとしたが、まずフィラメントが押出機に入らない。もともとフィラメントのセットは慣れないと意外に難しいものだが、それにしても要領は分かったつもりだが入らない。強く押し込んだらチューブに入らず押出機の中に絡んでしまった。 また切れたフィラメントはすでにチューブ途中まで送られていて取り出せないしこのままでは新しいフィラメントを押し込めない。 初めてのトラブルだけにどこから手を付けてよいかが分からなかったから、まずはメーカーのサポートへ日本語で問い合わせてみた。メンテの方法があれば教えて欲しいしダメなら修理をお願いしたいと…。 ありがたいことに数時間後に返事を貰った。返事は確かに日本語ではあったが、肝心なところで何をどうすべきかが通じない。残念だがこれでは返事がないも同然(笑)。 ともかく知る限り、やらねばならないことは明白だ。 押出機というか、そこに繋がっているチューブ内で折れたフィラメントを抜くこと。そして新たにフィラメントをセットすべきことだ。 「BIQU-Magician」の構造というか仕組み自体はシンプルなので仕方なく押出機のフロントカバーを外してより詳しく問題を把握しようと試みた。※押出機のフロントカバーを外す 押出機のフロントカバーは前面に4本のネジで止めてあるだけだから簡単に外せる。 ともあれ実際に外して驚いたのは押出機の上部からフィラメントを押し込む際に自動送りのギアとチューブの間を繋ぐ樹脂製の部品が衝撃で欠けていたのだ。※押出機に納まっている部品が欠けている またチューブの素材が乳白色のところ、同梱されていたフィラメントがホワイトだったこともあり、チューブのどの辺までフィラメントが入っているのかがよく分からない。 そうした点をさらにサポートに問い合わせたところ、返事は早いもののやはり肝心なところで意味がわからない。しかしどうやら欠けた部品は特に重要でないためそのままでよいこと、押出機側のチューブを外して手で新しいフイラメントを押し込めということらしい。 なるほどやるべき事は大体分かった。「BIQU-Magician」の温度を200℃程度に熱し押出機側チューブから新たなフィラメントを押し込んで詰まっているホワイトのフィラメントを溶解し、ノズルから押し出せということらしい。 しかしバカバカしいことだが押出機側のチューブを取り外す方法が書いてないのでわからない(笑)。その旨をまたまた問い合わせると回答があったが、その通りにしてもチューブは外せない。 ここで無理して別のトラブルを作っては拙いと面倒ながらもう一度チューブの外し方を問い合わせると、前の回答で書き忘れたことがあると追加情報が。おいおい…。※やり方が分かればチューブは簡単に外せた ともかくチューブは外せたのでどの程度までフィラメントが入るかを分かりやすくと新たに購入しておいたピンクのフィラメントを手で差し込んでみた。これなら乳白色のチューブ内に入ってもどの位置まで入ったかが確認出来る。※判別しやすいピンクのフィラメントをチューブに押し込むとここまで入った。ということはこの先に元のフィラメントが残っていることになる 結果、押出機下から約十数センチのところまでホワイトのフィラメントが存在することが分かった。これは引っ張って抜くことができるはずもなく前記したように溶かして押し出すしかない。 ヘッドを熱したままにして無理のないようにかつ確実にピンクのフィラメントを手で押し込んでいく。 どうやらノズルに詰まりはなく少しずつながらホワイトの樹脂がノズルから出てきたが一気にというわけにはいかないので根気よく続けるしかない。※ヘッドを熱し手でピンクのフィラメントを少しずつ押し込んでいく ノズルが装着されているヘッドの構造は分からないが、ピンクのフィラメントがチューブ内一杯になったと思われるところで一端抜くことにした。ヘッドが熱されているためスムーズに抜けた。 ここでチューブを押出機に取り付けてカバーも元に戻し新しいフィラメントをセットしようとするもののチューブまで導いてくれる部品が欠けたため最初はなかなかフィラメント先端がチューブ内に向かわず押出機外へ出てしまう。 何度目かにやっとフィラメントがチューブ内に入ったので押し込むことにするがここでまたまた問題が発生していた。 フィラメントは必要な長さを自動で送り出してくれるが、それは二つのギアの間に挟まれフィラメントが通る形で行われる仕組みだがフィラメント・リールが落ち、フィラメントが折れる衝撃でギアとギアの隙間が必要以上に空いてしまったようでギア同士が絡まずフィラメントを送り出してくれないことが分かった。※フィラメントが押出機内二つのギアに挟まれチューブ内に送り出される 理屈はギア間の調節ネジを締めればよいが、機構上時計回りか反時計回りかを問い合わせたがこちらの意図が分からないようでこれまた二度目の質問で反時計回りに回すとギア間が狭くなるとの回答があった。メールの最後には常に「ご不明なところがございましたら、どうぞお問い合わせください。」と親切な一文が添えられているが実際にはなかなか意思の疎通が難しい。 こうなると根気の勝負だ(笑)。 やはり国内メーカー品であれば即交換とか欠損した部品を送って貰ったりが容易だがさすがに中国ともなればそう簡単に修理には応じられないのだろう。対応は至極親切だがなんとかユーザーレベルで問題解決させようとする意図が見えてくる。※チューブ内に残っていたフィラメントをすべてノズルから押し出した 結局かなりの時間がかかったが古いフィラメントは手動ですべてノズルから押し出すことに成功したし押出機のギア調整も試行錯誤で何とか問題を解決できた。 こうしたトラブルはできることならあって欲しくないが、結果良ければすべて良しとしようか。それにこれまた結果論だがトラブルのあれこれは私の3Dプリンターに関する知識を豊富にしたことも事実だった。
初夏まっただ中の季節になった。天気が良い日は少し暑いくらいだがオトーサンにとっては清々しくて良い時期なのだが相変わらず我が娘は外にはいたいものの歩きたくはないという態度が続き散歩の体をしない毎日になっている。それを何とか騙しだまし、時には強制的に歩かせる訳だが体力も必要だ。 強制的に…と言っても伏せているラテをハーネスを引き上げて立たせることは出来ても歩かせるのは難しいしオトーサンの腕には体重と反発力が加算された重さがかかわるわけで実にしんどい。※暑いの嫌いです ! 確かにラテも来月には満12歳になるわけで幼犬時代のようなスピードでは歩かなくなっているし無理強いをしたくはない。しかし家を出てものの5分も経たないのにコンクリート面に腹ばいになり、大きな橋を渡ろうとするのに真ん中でエンストを起こし、ファッションセンターしまむらの石造りのエントランスで腹ばいになり、市立競技場の階段上でまたまたお休みとなる。 >※ラテ御用達のお休み所(笑) おっ、なかなかスムーズに歩いているなと感心していると馴染みのベンチにスタスタと向かい、飛び乗ってご休憩と相成る。 絶対に歩いている時間より止まっている時間の方が多いはずだ。 それでも散歩は必要だからとオトーサンは今日もリードを手にしてラテを連れ出すが、これまたゴールデンウィークに突入する関係上子供たちと出会う機会が少なくなるし少しでもラテを満足させるためにいろいろと工夫が必要になる。※大好きなファミリーのオカーサンとご挨拶 そういえばこれからの季節の散歩は外気温に注視し、なるべく高い時間帯の散歩は避けなければならない。真夏にはまだ間があるが一般的なワンコは路面にお腹が近いこともあり、我々人間が感じている温度より暑く感じているからだ。 もうひとつは冬期と比較して水を飲む機会を増やしてあげたい。 人間だって喉が渇くわけで、ワンコもある意味同じだと思うが、ラテが散歩中に「水飲みたい」と要求する様は三種ある。 ひとつは歩きながらオトーサンの脹ら脛をマズルでツンツンと突くことだ。これには水の要求だけでなくオヤツを欲しいとか気を引きたいときなどもあるがアイコンタクトすると舌を舐める仕草をするときは水が飲みたいというサインである。したがって安全な場所に移動し散歩用バッグに携帯しているペットボトルの水を飲ますことになる。 2つ目は散歩中に自動販売機の前で座り込むことだ。 ラテはこの機械は願えば水が出てくる事を知っている(笑)。それは幼犬時代からオトーサンが自動販売機で水を飲む残りをラテに飲ませていたからに違いない。特に散歩ルートにある数個の自動販売機は水購入の機会が多いからか、道路の反対側を歩いていてもスタスタと横断し、販売機の前にちょこんと座りオトーサンにアイコンタクトする。 3つ目も要求は明白である。なぜなら、公園などに設置されている水飲み場にオトーサンを引き、そこでアイコンタクトする。※水飲み場にオトーサンを引っ張っていく… オトーサンは下向きの蛇口をラテが飲みやすい角度に変え、水の勢いも強からず弱からずに整え、かつ十数秒水を出しっぱなしにしてから「ラテ、いいよ」と勧める。 容器から飲んだり、ペットボトルから直接飲むのとは違った感触を楽しんでいるかのようにしばしマズルを水浸しにしながら水を噛むようにしている様は面白い。 こうした水の飲ませ方をいつつ、散歩から戻り体を綺麗にする際には冷蔵庫で冷やしてある冷たい水を飲む飲まないは別にしてラテの前に置いて上げる。 あれほど外で飲んだのに…と思うほどがぶ飲みすることもあれば、ペチャペチャ舌を動かすが水はほとんど減らないときもある。何だかグジュグジュして口中を濯いでいるだけの時もあるようだ。 ラテが歩かないのは大変だが、初夏の散歩を十分に楽しみたいものだ。
Appleは本日、2018年3月31日を末日とする2018年度第2四半期の業績を発表した。当四半期の売上高は611億ドルと、前年同期と比べて16%増大、希薄化後の1株当たり利益は2.73ドルと、30%アップ。当四半期の米国市場以外の売上比率は65%だった。 Appleは2018年度第3四半期の業績について、以下の予想を提供している。 ・売上高として515億ドルから535億ドル ・売上総利益率として38%から38.5% ・営業費用として77億ドルから78億ドル ・その他の収入/(費用)として4億ドル ・税率14.5% Appleはまた2018年度第2四半期業績発表のカンファレンスコールのライブストリーミングを、2018年5月1日14時00分(米国西部時間)より、Appleのウェブサイト(https://www.apple.com/investor/earnings-call/ )で配信する。このウェブキャストは、配信開始後約2週間にわたり再生が可能。 ■Newsroom