コンデジ、Cannon PowerShot SX720 HSに買い換えた理由

ラテとの散歩時には必ずウェアラブルカメラと共にコンパクトデジカメを携帯する。生後6ヶ月の子犬を我が家に迎えたその日から毎日といってよいほど写真を撮り続けてきたが、女房が一緒のときはともかく一人の場合はフルサイズのカメラは持ち運べない。


デジタルカメラは他にも数機種持ってはいるが、愛犬との散歩はある意味実に過酷である。飲み水や排泄処理の袋などなど一式を入れたバッグを肩から掛け、そしてハーネスに付けたリードを手に持つ。したがって天気の日でも基本空くのは片手だけだ。
ちなみにウェアラブルカメラはドライブレコーダーならぬ散歩レコーダーなので撮っているという感覚はない。あくまで写真はコンデジでというのが基本である。

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※Canon PowerShot SX720 HSのフロント側(上)と背面などの操作系(下)


とは言っても回りに誰もいない、かつ車や自転車も通らない場所ならともかく、写真を撮りたいからといって撮影に集中しては危険でもあり撮影はなるべく短い時間で終わらせる。
まあ、そもそも散歩時に撮る対象はラテそのものであったり、景色や季節の草花、そして野鳥などなどだが芸術作品を狙っているわけでもなくあくまでスナップ感覚だ。なにしろ撮影のほとんどは片手撮りだし…。

したがって一眼レフなど持って歩くわけにはいかず、掌に乗るような小型のコンデジを愛用してきた。それがCanon PowerShot SX610 HSだった。
一眼レフに比べれば質感というか、深みのある絵は撮れないが私はこの色味や簡便な操作系が好きなのだ。さらに光学18倍ズームは散歩カメラとして重要で、そこそこの距離にある草花やときに野鳥あるいは残月などなどが綺麗に撮れる。しかし先日手に取った瞬間、カメラの筐体がパカッと開いて細かい部品がいくつか飛び散った…。

これまで何度も地面に落としたりもしたもののトラブルには見舞われずにいたが、あらためてよく見るとなんと…筐体を支えるはずの小さなネジが4本も無い(笑)。ネジは見当たらないので筐体を閉じて透明なテープで外れないようにしてみたが、電源は入るもののシャッターボタンを押してもなかなかシャッターが切れない。これでは使い物にならない訳で買い換えるしかない…。

予想外の散財になったが、同類の機種を探してみると新品で価格的にもなんとか買える機種がCanon デジタルカメラ PowerShot SX720 HSだった。無論型落ちだが(2016年発売)、長く使いたいので中古は論外なものの最新の機種に近づくほど当然ながら価格は高い。
また他メーカーの製品は端から度外視しているので "これしかない" とPowerShot SX720 HSに決めた。これならサイズは勿論操作系もPowerShot SX610 HSとほとんど違わないようなので即使えるとも考えた。

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※35mm換算で24mm撮影のフレーミング(上)を光学40倍の望遠960mmにして撮った(下)例


またPowerShot SX720 HSは散歩カメラとしてスペックも文句ない。概要を列記すると焦点距離は35mm換算で24(W)~960mm(T)、有効画素数は2030万画素、連続撮影は最高約5.9枚/秒、動画撮影はフルHD(60fps)で音声はステレオ録音、映像素子は1/2.3型高感度CMOSといったところだ。

さらに動画記録に優れた映像エンジンDIGIC 6 と、光学式と電子式を併用する5軸の手ブレ補正。広角24mmから望遠960mm相当までの幅広い撮影領域に対応する光学40倍ズームレンズを搭載などを始め、被写体(人物)の年代を検知し適切なサイズにフレーミングするオートズーム機能などという目新しい機能もある…。そしてオートで1cmまで寄れるわけで道端に咲く小さな花々を撮るのも楽しみだ。

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※片手撮りで道端の花を撮ってみた…


実際に散歩時に持ち出して片手による撮影を試みているが、期待通りの絵作りができている。私はデジタルズームはOFFにしているが手ブレに注意さえすれば光学40倍ズームの威力が満喫できるし、これまでは単一の色味の花々などは概して潰れてしまいがちだったが、PowerShot SX720 HSはディテールがはっきりと撮れている。
ともあれ前機種は些か雑に使いすぎたかと反省し、別途PowerShot SX720 HS用のケースを手に入れてみた。

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※別途フェイクレザーのケースを買ってみた…









5段階の温度設定を備えたカップウォーマーレポート

温かくなってきたから少々時節外れかも知れないがカップウォーマーを買った。それはこれまで二年ほどスマートセラミックマグ「Ember 10 oz.Temperature Control Mug 2」という製品を愛用していたが接触不良で使えなくなったからだ。この製品はカップ自体にバッテリーを内蔵している逸品だったが安くはない製品なのでリピートは止めた…。



私はコーヒーを一日に最低三杯は飲む。まあ回数はともかく好きなのでいわゆるテレワークといった際にも机上の脇に置いておくのだが、つい画面に夢中になるとコーヒーが冷めているといった羽目になる。それを回避するためスマートセラミックマグを愛用していたが、壊れたものは仕方がない。
そこで色々と調べて見たら手頃な価格のカップウォーマーがあることを知った。

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※Coffee Mug Warmer S-001


それはUSB仕様ではなく家庭用コンセントから電源供給するタイプの製品だが(110V:200W)、為にカップを置くことで最高100°Cまですばやく加熱できるという。USB仕様でもう少し安価なものもあるが、こちらはせいぜい50℃程度までだというので本製品を選んだ。

届いた品を早速開封し実際に陶器製のカップでコーヒーを煎れてカップウォーマーに乗せてみた。ちなみに電源コードは約140cmほどだから設置場所によっては短いかも。ただし本体はもとより熱い液体を乗せている訳だからコードに引っかけてこぼしたりすれば火傷を負う可能性もあるので十分設置場所には注意が必要だ。

このカップウォーマーのサイズだが157mm×130mm×25mmほどの円形で厚さは約25mmほどだ。通常はカップを置いて加熱程度を選択することになるが、電源を押しLEDが点滅している状態では加熱していない。カップを乗せると電源が入る仕組みだ。そしてカップを持ち上げると加熱を停止する 。そして 5分経過してもカップが置かれない場合、カップウォーマーは自動的に電源をシャットダウンするし、8時間継続して使用するとこれまた自動的に電源がオフになる。

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※電源および温度調節ボタン


とういうことでカップウォーマーの中央部分が発熱帯域なので触らないよう注意しながら使うが、その部位にカップの底が触れるわけで、糸尻の高いカップより平たい底の方が熱伝導がよい理屈だが、実際にはあまり気にする必要はなく、金属・陶器・磁器・耐熱ガラス製のカップなら十分実用になる。ただしプラスチック製のカップは使用してはいけない…。また金属製の場合は取っ手部位が何らかの耐熱処理されたものでないと火傷を負う。

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※背面の様子。矢印部が圧ボタンになっていてカップを置かれると加熱が始まる


早速コーヒーを煎れ、テストの意味も含め底の平たいウェッジウッドのカップに注いでカップウォーマーの中央に置いた。
ちなみにコーヒーを楽しむ適温は60度~70度だというがまずは設定を5にして数分おいておくとコーヒーの温度は煎れた直後よりかなり熱くなってていた。季節や室温にも影響を受けるだろうが、最高温度が100℃、最低が50℃との仕様だからして設定を5にすれば沸騰する理屈だ。したがって実際にコーヒーを楽しむには3(約70℃)あたりが適当かも知れない。ま、好みもあるし加熱のロスもあるだろうから適温はこれから使いながら探っていきたいが、ゆっくりと楽しみながらコーヒーを楽しむという目的は十分果たせることが分かった。

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※磁器製コーヒーカップで試してみたが十分実用となる


コーヒーの実地テストの後、金属製の計量カップに200ccの水を入れカップウォーマーの設定を5にして置いてみた。
その結果、約10分後に非接触温度計で水の温度を測ってみるとすでに90℃に達し、さらに数分で93.6℃を示した。これはウォーマーというより小さなクッキングヒーターである。

最後に、コーヒー…コーヒーと記してきたが無論緑茶だったり紅茶あるいはミルクなどなど温かい飲み物を楽しむのにも最適なアイテムであることは申し上げるまでもない。




スティーブ・ジョブズが見届けた最後のiPhoneがアートフレームに!

過日Twitterで @goando 氏のツィートに目が釘付けになった…。それは数種のiPhone旧機種をバラシ、各部品を美しく配置し一枚のアートフレームに仕上げた製品購入の話しだった。早速当該ウェブサイト(GridStudio)を覗いてみたら珍しく物欲が刺激され思わずその「アートフレームGRID 4S」を買ってしまった(笑)。


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※「アートフレームGRID 4S」【クリックで拡大】


今更だが…2007年1月9日のこと、初代iPhoneがAppleのCEO スティーブ・ジョブズにより「電話を再発明する」として発表されたときには世界が沸き立ったものだが相変わらず酷評も目立った。しかし今やその存在は世界的に揺るぎないものとなっておりすでに我々の生活を一変させライフラインの一端をも担っている。

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※包装も他に類を見ない素晴らしいものだった


その iPhoneも年を追うごとに新製品が登場し現在に至っているが、これまで使ってきた旧機種も多くは下取りに出したりしたものの、いくつかはいまでも手元に残している。
そうした iPhoneの中でもとりわけ印象深い製品が存在するが、名機とされる機種のひとつにiPhone 4sがある…。

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※筆者所有のiPhone 4sだが完動品


iPhone4sはRetinaディスプレイの搭載、自社開発AppleA5プロセッサの搭載、800万画素カメラ、SiriやiCloudなども搭載された。そして日本ではそれまでキャリアはソフトバンクのみだったがこのiPhone 4sからau版も登場した。
そういえば iPhone 4sの "s" は一般的にはsiriを意味するとも言われているが、私は是非ともSteve Jobsの "s" だと思いたい。なぜならiPhone 4sが発表されたまさにその翌日の2011年10月5日にアップル創業者のスティーブ・ジョブズが死去しており、iPhone 4sはスティーブ・ジョブズが見届けた最後のiPhoneといえるからだ。まさしくジョブズの遺作といえるプロダクトであろう。

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※iPhone 4sは2011年10月4日、iPhone 4sがフィル・シラーにより発表されたが、このときスティーブ・ジョブズは死の床にあった。発表時、スティーブ・ジョブズの席ということでティム・クックの横が空席だったのが印象深い


2011年10月4日、iPhone 4sがフィル・シラーにより発表されたとき、新しくCEOになったティム・クックが座す右隣の席が “Reserved” と表記の上で空席になっていたことは忘れがたい。それは間違いなく死の床にあったスティーブ・ジョブズのための席だったに違いないからだ。
それらを意識したからか、このアートフレームの左下側にはスティーブ・ジョブズのサイン(無論コピー)が配され、2005年スタンフォード大学の卒業式でジョブズが講演した「点と点を繋げる」の一節が記されている。
“You can't connect the dots looking forward; you can only connect them lookng backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.”

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※アートフレーム左下側にはスティーブ・ジョブズのサインが配され、2005年スタンフォード大学の卒業式でジョブズが講演した「点と点を繋げる」の一節が記されている。


さて、そもそもiPhoneは…というよりApple製品はクローズなプロダクトがほとんとでユーザーが筐体を開けてバッテリー交換するようには設計されていない。無論開けたところで素人に何かが分かるはずもないが、雑誌(例えば枻出版社刊「iPhone 10周年完全図鑑」)などでiPhoneの内部構造を見れば「魂は細部に宿る」の通り、文字通り細部に至るまで綺麗に…というか美しく各部品が配置されていることに驚く。

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※枻出版社刊「iPhone 10周年完全図鑑」には数種のiPhoneの解体写真が載っている


「アートフレームGRID 4S」はその事実を…その美しさをあらためて見るものに気づかせ訴える…。そもそも工業製品を分解した姿を「美しい」と思わせるものなどこれまでほとんど無かったことにも気づかされる。

これからもiPhoneは進歩進化を続けていくに違いないが、個人的にスティーブ・ジョブズ亡き後のプロダクトには実用機としてはともかくあまり興味が湧かないのだ。
だからこそ、スティーブ・ジョブズが完成品を見たであろう最後のプロダクトしてのiPhone 4sは私にとって特別なプロダクトでもあり、その実機も処分せず手元に保存してきただけにこの「アートフレームGRID 4S」は是非共Appleの…いや、スティーブ・ジョブズのコンセプトを示すよき一例として常に眼前に掲げておきたい。なにしろフレームに収められた各パーツはまぎれもない本物なのだから…。

なおこの「アートフレームGRID 4S」が手元に届いたのが何と…2月24日、スティーブ・ジョブズの誕生日だったことも偶然とは言え嬉しい出来事だった。


Iwatani カセットガス ストーブ マイ暖 ホワイト(CB-STV-MYD)レポート

この劇寒の中、当然のことながら電力需要が増え供給が逼迫しているというニュースが流れている。中には大規模停電に備えろという記事さえあり、西日本を中心に全国7エリアで最大需要が10年に1度と想定される規模を上回ったという情報もある。これらの情報がどこまで正確なのかは分からないができうる限りの対策は必要なのかも知れない…。


今回の電力需給逼迫とは関係なく、私の所もほんの気持ち程度の防災に対しての備えをしているがその中にカセット式のガスコンロがある。これで万一の場合は煮炊きができる訳だが、暖房には適さない。これは電気は勿論、ガスの供給に問題が生じた場合のためにと念のため用意してあるものだが幸い1度も使っていない。
災害は季節に関係なくやってくるものだが、特にこの寒さの中で電気が止まることを想定すると絶望感しかない…。エアコンをはじめ電気を使う暖房器具類は役に立たなくなる。

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※軽量・コンパクトを謳うIwatani カセットガス ストーブ マイ暖(CB-STV-MYD)


我が家はオール電化を目指しているわけではないが、やはり普段電気製品はクリーンで安全なのでどうしても頼らざるを得ない。炎が見えるような暖房器はやはり使いたくないと考えてきた。したがって我が家には石油ストーブ類はなく、もしいま電気がストッフすれば暖房の術は無くなってしまう。
夜間の補助照明程度なら一日ほどは持つであろうポータブルバッテリーを準備しているが消費電力の高い暖房器具はそう簡単にいかない。

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※マイ暖(CB-STV-MYD)の前面


とはいえいまさら平時には使わないであろう石油ストーブを買う気にもならない…と考えた末に、小さなカセットガスで使うストーブ(CB-STV-MYD)を買うことにした。ちなみにそのカセットガス一本は150円〜200円程度である。
購入したのはイワタニの製品だが、製品サイズが31.2 x 22.2 x 29 cmと大変コンパクトである。無論そのパワーはコンクリ―ト集合住宅の場合でも4畳までという製品だが、ないよりはましだしAmazonの評価などによればなかなか実用的のようだ。

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※マイ暖(CB-STV-MYD)の背面側


取扱説明書によればイワタニカセットガス一本で約200分程度使えるとのことだしカセットガスは7年ほど保管が出来るとのことなので石油などと違い備蓄も容易である。
そして同種の製品もあったがここは安全第一ということで、転倒時消火装置・不完全燃焼防止措置・立ち消え安全装置・圧力感知安全装置ときちんと安全装置が付いているイワタニ製品を選んだ。

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※操作部は向かって右側面に揃っている


ということで早速使ってみた…。使い方もこの種のカセットガスを使ったことがあれば何ら難しい事はない。ストーブの背面の蓋を開け、ガスボンベをセットするだけだ。後は向かって右側面にある「器具せんつまみ」を回して着火するだけだ。勿論着火に電池などは不要である。
またバーナーの燃焼の強弱を「運転モードつまみ」でセットすればよい。

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※カセットガスをセットした例


広い部屋ではパワー不足だが、後元などを即温めるには十分な能力をもっており、実用的な製品だといえる。実用上問題があるとすればランニングコストくらいなものだ。しかしそれも日常日々使うので無ければ大きく気になる問題ではない…。

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※燃焼中!


なにしろ電池も電源も不要だしハンドルが付いていることもあり、カセットガスさえあれば暖が必要な場所へ移動して即利用することが出来る。ただし注意点としては換気が不可欠なこと、そしてカセットガスの性質上、使用する場所の気温が5℃以下になると着火しにくくなったり火力が極端に落ちることがあるという。
また保護のためのガードだが金属製のためもあってかなり高温になる。したがって幼児やペットが近づかないように注視することも大切だ。
ともあれ非常時用にと入手した本製品だったが、時と場所を選ぶにしても日々の生活の中でも活用したくなる逸品だと思う。最後に、もしこの種の製品を日常でも使おうという場合にはいま少し火力の強い製品や、カセットガスだけで発電しモーターを回すというファンヒーター仕様の製品もあるので用途に合った製品を選ぶことをお勧めする。




4K 60fps ウェアラブルビデオカメラ「Ordro EP7」特筆すべき点とは?

散歩用カメラとして新しく購入した4K 60fps ウェアラブルビデオカメラ「Ordro EP7」だが、実際に三週間ほど毎日朝夕と使い続けてきたが、スペックからだけでは分からない気がついたあれこれを記してみたい。


そもそもが愛犬との散歩カメラなので、これで大層な動画を撮影してYouTuberになろうと考えているわけではない。愛犬との散歩中をドライプレコーダーのように記録するためのガジェットのつもりだから基本は地面が映っていることがほとんどだ(笑)。

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※ウェアラブルビデオカメラ「Ordro EP7


それでも散歩中の出来事を己の視野に基づき記録してくれるわけで、出会う人たちやワンコたちの記録を豊かにできると考えている。
とはいってもWebカメラとしても使える機能があるしSONYの高感度センサーが搭載されていることもあってその4K画像はなかなかのものだ。
そんな「Ordro EP7」について現時点で気がついたことをご紹介してみようと思う…。

■画質とピントについて
散歩カメラとしてこの「Ordro EP7」は5台目になるが、これまでで一番良い画質だ。色味も自然だし例えば4K 30fps で撮った動画(3840×2160)はもとより写真の最高画質である5200×3900(20MB)は私にとって文句のないものだ。さらに二軸のジンバルの効果で歩きながらの撮影でも揺れが目立たない。
それはともかく確認したかったことはフォーカスだ。これまで使ってきたアクションカメラ類は皆かなりの広角で被写界深度が深くパンフォーカスだった。これらは近距離・中距離でのスナップ撮影を意識して設計されているため、ピント合わせができるカメラと比べると無限遠のピント精度は落ちるものが多かった。

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※通常の使用でフォーカスを考慮する必要はない【クリックで拡大】


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※この例はピントが近景だったからか遠景が少しボケている【クリックで拡大】


対して「Ordro EP7」はオートフォーカス機構を持っている。技術的な詳しいことは不明だが、オートフォーカス故に視野の中央付近の距離に焦点が合う理屈だ。したがって近景にカメラを向けると自然に遠景のピントがぼける。ただし普通の撮影時には気にすることはなく動画として見ている場合にはほとんど気づかないと思うが…。

■ファイル容量と画質との関係
「Ordro EP7」は最大4K画像を60fpsで撮ることが出来る。その他 4K 30fps をはじめ2.7K 30fpsやフルHDの1920×1080画素で60fpsなど全部で7種の動画解像度設定が可能だ。なお写真解像度は5200×3900(20MB)を最高に8種がある。
話しを動画に限定するが、上記のスペックであればやはり4K 60fpsで撮ってみたいし動画を残したい…。但しそのためにはU3規格のmicroSDXCカードが必要だ。

ということで4K 60fpsと4K 30fpsで動画を撮ってみたが、奇妙なことに気がついた。動画のデータは5分毎のクリップとして記録保存される仕組みだが、その5分のデータのファイル容量は4K 60fpsで約3GBだった。
であるなら計算上、一時間の記録は4K 60fpsで約36GBということになる…。私は今回128GBのmicroSDXCカードを購入したので3時間強は連続撮影が可能な理屈となる。
では4K 30fpsなら倍の時間、撮影ができることになる。まあバッテリーの問題を別にしてだが。
で、その4K 30fpsの動画データひとつ(5分)の容量を確認してみたら何と4K 60fpsと同じ3GBだったのだ。

個人的な使い方として私は動画から静止画をキャプチャーすることが多い。写真だといちいちシャッターを押さなければならず、いわゆるシャッターチャンスを逃しやすい。その点動画で撮りっぱなしであれば写ってさえいればその60fpsや30fpsの一枚を活用できる理屈だからだ。
特に動きの激しい被写体の場合は60fpsで撮った方が静止画として取り出せる可能性が拡がるわけだが通常はデータ容量が膨大になるからと30fpsで撮ってきた。それが「Ordro EP7」で余裕をもって60fpsで撮れるなら理想的だと考えたが、さて60fpsでも30fpsでも同じ5分のクリップのファイル容量が3GBだとすれば、60fpsによる撮影はコーデックの圧縮率が30fpsより倍近く高いことになる…。

このことが正しければ、「Ordro EP7」による撮影は4K 60fpsで撮るより4K 30fpsで撮った方が画質が綺麗だということになる。
特に動画で再生する場合はこの違いはあまり気づかないと思うが、前記したようにその一瞬を静止画としてキャプチャーするとなれば違いはある程度目立つのかも知れないと60fpsと30fpsで同じ場面を撮ったシーンを雑に比較して見た。

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※同じ場所を4K 60fps(上)と4K 30fps(下)で比較した例。どちらも画像を200%程度に拡大した【クリックで拡大】


同じといってもまったく同じフレームではないし日にちも天気も時間も違うので厳密なことは言えないが、いくつかの点で比較した限り高画質なのはやはり30fpsで撮った方であった。

■操作系について
「Ordro EP7」の操作ボタンは本体上面にある「Power」「カメラ」「ビデオ」の三つだけだ。この手の小さなデバイスは機能別に別れたそれぞれのボタンを配置するスペースがないこともあってひとつのボタンで数種の機能を有する設計になっていることが多い。
押し方としては大別して二種ある。ひとつは押してすぐ離す方法と長押しする方法だ。しかし電源ボタンを押して電源ONするには3秒間押す必要があるが、SDカードを始めて使う場合のフォーマット時は音声案内に従い5秒押し続ける必要がある。
そして二つ目は撮影に関することだが電源ONの上での待機状態の時に別のボタンを押す…という方法。

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※EP7本体上部にある操作ボタン類


また「Ordro EP7」にはパソコンと接続するモードがあるが、SDカードが装着した本体のまま電源を入れUSBケーブルを接続すると音声案内で「USBメモリーモードかWebカメラモードか」を選べという音声案内が…。このとき、録画ボタンを押すとUSBメモリーモードに入り、撮影ボタンを押すとWebカメラモードになる。
さらに電源が入り待機状態時に再度電源ボタンを短く一度押すことでWI-Fi接続モードに入る。

といった具合にひとつのボタンがいくつもの機能を有することになっているから複雑とまでは言わないものの、咄嗟に操作を間違いなくできるようになるまでは少し時間を有するだろう。
できるなら専用のリモコンを使うとよい。パッケージによっては最初からリモコンが同梱されているケースもあるようだが私は別途AliExpresから購入した。

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※専用リモコンはブレスレット型とペンダント型アダプター附属


あくまで本体が待機状態の場合だが、ビデオ撮影のON・OFFと写真撮影はリモコンで可能になり、直線本体のボタンを操作するより確実だ。

■煩わしいこと
使用する際の煩わしい点についての話しだが、前記した操作のことではない。
「Ordro EP7」はヘッドマウントのフレームを頭の後ろからメガネの逆方向のように耳に掛けて留める。それ自体は設計が良いのか、違和感はないし左右のツルの部位が前後に伸び縮み調節が可能なことでもあり装着感は悪くない。ただし…である。
昨今は外出時にはマスクは欠かせないし私はメガネも使っているわけで、耳にこの三種を違和感なく装着するのはなかなかに煩わしいのである。特に途中でメガネを…あるいはマスクを外したいなどと言う場合は元に戻すのも大変な場合がある。

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※メガネとマスクの併用は正直煩わしい…


さらに散歩時にはキャップを被るが、「Ordro EP7」の前後左右あるいは上下の位置とメガネやキャップの装着の仕方が悪いとキャップのツバの先端やメガネの端が映像に映り込むことがあるので注意する必要がある。

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※EP7の位置関係が悪くキャップのツバやメガネのフレーム端が映り込んだ例


これぱかりは装着しただけでは分からないので出来ればスマホとWi-Fiで接続し、カメラの映像に写り込みがないかを確認するとよい。

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※スマホとWi-Fi接続すれば映像をリアルタイムにモニター可能


■詳細設定の方法
「Ordro EP7」の本体は小型であることもあって撮影に特化しており本体で細かな設定はできない。しかしWi-Fiモードに入りiPhoneなどのスマホに接続(別途無料の「OD Cam」アプリをインストールする必要あり)しホーム画面より歯車のアイコンをタップすれば、動画解像度のカスタマイズ、録音のON・OFF、タイムスタンプのON・OFF、写真解像度のカスタマイズ、メモリカードのフォーマット等々の設定ができる他、「Ordro EP7」のバッテリー残量を知ることが出来る。

■問題点
いまのところ特に強調すべき問題点はないが、ひとつだけ早く改善して欲しい点がある。それはiOSアプリ「OD Cam」の起動画面左上にある歯車アイコン、あるいは前ページに戻る矢印アイコンがシステムの時刻表示などに微妙に重なり非常にタップがし難い。

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※iOS向けアプリの出来がイマイチ…


それから現時点では問題点ではないがひとつ気になることがある。それはバッテリー寿命の問題だ。
「Ordro EP7」本体には1000mAhリチウムポリマーバッテリーが内蔵されているが、例えば4K 30fps で撮り続けてどほどの時間持つかを実際に確認してみないと長時間の撮影には別途モバイルバッテリーとケーブルの携帯が必要になるに違いない。ただし正確な計測はまだ出来ていないが、フル充電されておれば今のところ一時間半は有に撮影可能だと考えているが…。
そして先のことに気を患っても益はないが、「Ordro EP7」内蔵バッテリーは交換が利かない。私の場合は毎日使うことでもあり,バッテリーのへたり加減は気になる所だ。

以上現時点で気になったこと、思いついたことを書き連ねたが「Ordro EP7」そのものは大変気に入っている。引き続き使い勝手の向上および有効活用できるように注視していきたい。




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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
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