スティーブ・ジョブズが見届けた最後のiPhoneがアートフレームに!

過日Twitterで @goando 氏のツィートに目が釘付けになった…。それは数種のiPhone旧機種をバラシ、各部品を美しく配置し一枚のアートフレームに仕上げた製品購入の話しだった。早速当該ウェブサイト(GridStudio)を覗いてみたら珍しく物欲が刺激され思わずその「アートフレームGRID 4S」を買ってしまった(笑)。


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※「アートフレームGRID 4S」【クリックで拡大】


今更だが…2007年1月9日のこと、初代iPhoneがAppleのCEO スティーブ・ジョブズにより「電話を再発明する」として発表されたときには世界が沸き立ったものだが相変わらず酷評も目立った。しかし今やその存在は世界的に揺るぎないものとなっておりすでに我々の生活を一変させライフラインの一端をも担っている。

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※包装も他に類を見ない素晴らしいものだった


その iPhoneも年を追うごとに新製品が登場し現在に至っているが、これまで使ってきた旧機種も多くは下取りに出したりしたものの、いくつかはいまでも手元に残している。
そうした iPhoneの中でもとりわけ印象深い製品が存在するが、名機とされる機種のひとつにiPhone 4sがある…。

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※筆者所有のiPhone 4sだが完動品


iPhone4sはRetinaディスプレイの搭載、自社開発AppleA5プロセッサの搭載、800万画素カメラ、SiriやiCloudなども搭載された。そして日本ではそれまでキャリアはソフトバンクのみだったがこのiPhone 4sからau版も登場した。
そういえば iPhone 4sの "s" は一般的にはsiriを意味するとも言われているが、私は是非ともSteve Jobsの "s" だと思いたい。なぜならiPhone 4sが発表されたまさにその翌日の2011年10月5日にアップル創業者のスティーブ・ジョブズが死去しており、iPhone 4sはスティーブ・ジョブズが見届けた最後のiPhoneといえるからだ。まさしくジョブズの遺作といえるプロダクトであろう。

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※iPhone 4sは2011年10月4日、iPhone 4sがフィル・シラーにより発表されたが、このときスティーブ・ジョブズは死の床にあった。発表時、スティーブ・ジョブズの席ということでティム・クックの横が空席だったのが印象深い


2011年10月4日、iPhone 4sがフィル・シラーにより発表されたとき、新しくCEOになったティム・クックが座す右隣の席が “Reserved” と表記の上で空席になっていたことは忘れがたい。それは間違いなく死の床にあったスティーブ・ジョブズのための席だったに違いないからだ。
それらを意識したからか、このアートフレームの左下側にはスティーブ・ジョブズのサイン(無論コピー)が配され、2005年スタンフォード大学の卒業式でジョブズが講演した「点と点を繋げる」の一節が記されている。
“You can't connect the dots looking forward; you can only connect them lookng backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.”

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※アートフレーム左下側にはスティーブ・ジョブズのサインが配され、2005年スタンフォード大学の卒業式でジョブズが講演した「点と点を繋げる」の一節が記されている。


さて、そもそもiPhoneは…というよりApple製品はクローズなプロダクトがほとんとでユーザーが筐体を開けてバッテリー交換するようには設計されていない。無論開けたところで素人に何かが分かるはずもないが、雑誌(例えば枻出版社刊「iPhone 10周年完全図鑑」)などでiPhoneの内部構造を見れば「魂は細部に宿る」の通り、文字通り細部に至るまで綺麗に…というか美しく各部品が配置されていることに驚く。

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※枻出版社刊「iPhone 10周年完全図鑑」には数種のiPhoneの解体写真が載っている


「アートフレームGRID 4S」はその事実を…その美しさをあらためて見るものに気づかせ訴える…。そもそも工業製品を分解した姿を「美しい」と思わせるものなどこれまでほとんど無かったことにも気づかされる。

これからもiPhoneは進歩進化を続けていくに違いないが、個人的にスティーブ・ジョブズ亡き後のプロダクトには実用機としてはともかくあまり興味が湧かないのだ。
だからこそ、スティーブ・ジョブズが完成品を見たであろう最後のプロダクトしてのiPhone 4sは私にとって特別なプロダクトでもあり、その実機も処分せず手元に保存してきただけにこの「アートフレームGRID 4S」は是非共Appleの…いや、スティーブ・ジョブズのコンセプトを示すよき一例として常に眼前に掲げておきたい。なにしろフレームに収められた各パーツはまぎれもない本物なのだから…。

なおこの「アートフレームGRID 4S」が手元に届いたのが何と…2月24日、スティーブ・ジョブズの誕生日だったことも偶然とは言え嬉しい出来事だった。


Iwatani カセットガス ストーブ マイ暖 ホワイト(CB-STV-MYD)レポート

この劇寒の中、当然のことながら電力需要が増え供給が逼迫しているというニュースが流れている。中には大規模停電に備えろという記事さえあり、西日本を中心に全国7エリアで最大需要が10年に1度と想定される規模を上回ったという情報もある。これらの情報がどこまで正確なのかは分からないができうる限りの対策は必要なのかも知れない…。


今回の電力需給逼迫とは関係なく、私の所もほんの気持ち程度の防災に対しての備えをしているがその中にカセット式のガスコンロがある。これで万一の場合は煮炊きができる訳だが、暖房には適さない。これは電気は勿論、ガスの供給に問題が生じた場合のためにと念のため用意してあるものだが幸い1度も使っていない。
災害は季節に関係なくやってくるものだが、特にこの寒さの中で電気が止まることを想定すると絶望感しかない…。エアコンをはじめ電気を使う暖房器具類は役に立たなくなる。

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※軽量・コンパクトを謳うIwatani カセットガス ストーブ マイ暖(CB-STV-MYD)


我が家はオール電化を目指しているわけではないが、やはり普段電気製品はクリーンで安全なのでどうしても頼らざるを得ない。炎が見えるような暖房器はやはり使いたくないと考えてきた。したがって我が家には石油ストーブ類はなく、もしいま電気がストッフすれば暖房の術は無くなってしまう。
夜間の補助照明程度なら一日ほどは持つであろうポータブルバッテリーを準備しているが消費電力の高い暖房器具はそう簡単にいかない。

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※マイ暖(CB-STV-MYD)の前面


とはいえいまさら平時には使わないであろう石油ストーブを買う気にもならない…と考えた末に、小さなカセットガスで使うストーブ(CB-STV-MYD)を買うことにした。ちなみにそのカセットガス一本は150円〜200円程度である。
購入したのはイワタニの製品だが、製品サイズが31.2 x 22.2 x 29 cmと大変コンパクトである。無論そのパワーはコンクリ―ト集合住宅の場合でも4畳までという製品だが、ないよりはましだしAmazonの評価などによればなかなか実用的のようだ。

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※マイ暖(CB-STV-MYD)の背面側


取扱説明書によればイワタニカセットガス一本で約200分程度使えるとのことだしカセットガスは7年ほど保管が出来るとのことなので石油などと違い備蓄も容易である。
そして同種の製品もあったがここは安全第一ということで、転倒時消火装置・不完全燃焼防止措置・立ち消え安全装置・圧力感知安全装置ときちんと安全装置が付いているイワタニ製品を選んだ。

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※操作部は向かって右側面に揃っている


ということで早速使ってみた…。使い方もこの種のカセットガスを使ったことがあれば何ら難しい事はない。ストーブの背面の蓋を開け、ガスボンベをセットするだけだ。後は向かって右側面にある「器具せんつまみ」を回して着火するだけだ。勿論着火に電池などは不要である。
またバーナーの燃焼の強弱を「運転モードつまみ」でセットすればよい。

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※カセットガスをセットした例


広い部屋ではパワー不足だが、後元などを即温めるには十分な能力をもっており、実用的な製品だといえる。実用上問題があるとすればランニングコストくらいなものだ。しかしそれも日常日々使うので無ければ大きく気になる問題ではない…。

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※燃焼中!


なにしろ電池も電源も不要だしハンドルが付いていることもあり、カセットガスさえあれば暖が必要な場所へ移動して即利用することが出来る。ただし注意点としては換気が不可欠なこと、そしてカセットガスの性質上、使用する場所の気温が5℃以下になると着火しにくくなったり火力が極端に落ちることがあるという。
また保護のためのガードだが金属製のためもあってかなり高温になる。したがって幼児やペットが近づかないように注視することも大切だ。
ともあれ非常時用にと入手した本製品だったが、時と場所を選ぶにしても日々の生活の中でも活用したくなる逸品だと思う。最後に、もしこの種の製品を日常でも使おうという場合にはいま少し火力の強い製品や、カセットガスだけで発電しモーターを回すというファンヒーター仕様の製品もあるので用途に合った製品を選ぶことをお勧めする。




4K 60fps ウェアラブルビデオカメラ「Ordro EP7」特筆すべき点とは?

散歩用カメラとして新しく購入した4K 60fps ウェアラブルビデオカメラ「Ordro EP7」だが、実際に三週間ほど毎日朝夕と使い続けてきたが、スペックからだけでは分からない気がついたあれこれを記してみたい。


そもそもが愛犬との散歩カメラなので、これで大層な動画を撮影してYouTuberになろうと考えているわけではない。愛犬との散歩中をドライプレコーダーのように記録するためのガジェットのつもりだから基本は地面が映っていることがほとんどだ(笑)。

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※ウェアラブルビデオカメラ「Ordro EP7


それでも散歩中の出来事を己の視野に基づき記録してくれるわけで、出会う人たちやワンコたちの記録を豊かにできると考えている。
とはいってもWebカメラとしても使える機能があるしSONYの高感度センサーが搭載されていることもあってその4K画像はなかなかのものだ。
そんな「Ordro EP7」について現時点で気がついたことをご紹介してみようと思う…。

■画質とピントについて
散歩カメラとしてこの「Ordro EP7」は5台目になるが、これまでで一番良い画質だ。色味も自然だし例えば4K 30fps で撮った動画(3840×2160)はもとより写真の最高画質である5200×3900(20MB)は私にとって文句のないものだ。さらに二軸のジンバルの効果で歩きながらの撮影でも揺れが目立たない。
それはともかく確認したかったことはフォーカスだ。これまで使ってきたアクションカメラ類は皆かなりの広角で被写界深度が深くパンフォーカスだった。これらは近距離・中距離でのスナップ撮影を意識して設計されているため、ピント合わせができるカメラと比べると無限遠のピント精度は落ちるものが多かった。

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※通常の使用でフォーカスを考慮する必要はない【クリックで拡大】


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※この例はピントが近景だったからか遠景が少しボケている【クリックで拡大】


対して「Ordro EP7」はオートフォーカス機構を持っている。技術的な詳しいことは不明だが、オートフォーカス故に視野の中央付近の距離に焦点が合う理屈だ。したがって近景にカメラを向けると自然に遠景のピントがぼける。ただし普通の撮影時には気にすることはなく動画として見ている場合にはほとんど気づかないと思うが…。

■ファイル容量と画質との関係
「Ordro EP7」は最大4K画像を60fpsで撮ることが出来る。その他 4K 30fps をはじめ2.7K 30fpsやフルHDの1920×1080画素で60fpsなど全部で7種の動画解像度設定が可能だ。なお写真解像度は5200×3900(20MB)を最高に8種がある。
話しを動画に限定するが、上記のスペックであればやはり4K 60fpsで撮ってみたいし動画を残したい…。但しそのためにはU3規格のmicroSDXCカードが必要だ。

ということで4K 60fpsと4K 30fpsで動画を撮ってみたが、奇妙なことに気がついた。動画のデータは5分毎のクリップとして記録保存される仕組みだが、その5分のデータのファイル容量は4K 60fpsで約3GBだった。
であるなら計算上、一時間の記録は4K 60fpsで約36GBということになる…。私は今回128GBのmicroSDXCカードを購入したので3時間強は連続撮影が可能な理屈となる。
では4K 30fpsなら倍の時間、撮影ができることになる。まあバッテリーの問題を別にしてだが。
で、その4K 30fpsの動画データひとつ(5分)の容量を確認してみたら何と4K 60fpsと同じ3GBだったのだ。

個人的な使い方として私は動画から静止画をキャプチャーすることが多い。写真だといちいちシャッターを押さなければならず、いわゆるシャッターチャンスを逃しやすい。その点動画で撮りっぱなしであれば写ってさえいればその60fpsや30fpsの一枚を活用できる理屈だからだ。
特に動きの激しい被写体の場合は60fpsで撮った方が静止画として取り出せる可能性が拡がるわけだが通常はデータ容量が膨大になるからと30fpsで撮ってきた。それが「Ordro EP7」で余裕をもって60fpsで撮れるなら理想的だと考えたが、さて60fpsでも30fpsでも同じ5分のクリップのファイル容量が3GBだとすれば、60fpsによる撮影はコーデックの圧縮率が30fpsより倍近く高いことになる…。

このことが正しければ、「Ordro EP7」による撮影は4K 60fpsで撮るより4K 30fpsで撮った方が画質が綺麗だということになる。
特に動画で再生する場合はこの違いはあまり気づかないと思うが、前記したようにその一瞬を静止画としてキャプチャーするとなれば違いはある程度目立つのかも知れないと60fpsと30fpsで同じ場面を撮ったシーンを雑に比較して見た。

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※同じ場所を4K 60fps(上)と4K 30fps(下)で比較した例。どちらも画像を200%程度に拡大した【クリックで拡大】


同じといってもまったく同じフレームではないし日にちも天気も時間も違うので厳密なことは言えないが、いくつかの点で比較した限り高画質なのはやはり30fpsで撮った方であった。

■操作系について
「Ordro EP7」の操作ボタンは本体上面にある「Power」「カメラ」「ビデオ」の三つだけだ。この手の小さなデバイスは機能別に別れたそれぞれのボタンを配置するスペースがないこともあってひとつのボタンで数種の機能を有する設計になっていることが多い。
押し方としては大別して二種ある。ひとつは押してすぐ離す方法と長押しする方法だ。しかし電源ボタンを押して電源ONするには3秒間押す必要があるが、SDカードを始めて使う場合のフォーマット時は音声案内に従い5秒押し続ける必要がある。
そして二つ目は撮影に関することだが電源ONの上での待機状態の時に別のボタンを押す…という方法。

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※EP7本体上部にある操作ボタン類


また「Ordro EP7」にはパソコンと接続するモードがあるが、SDカードが装着した本体のまま電源を入れUSBケーブルを接続すると音声案内で「USBメモリーモードかWebカメラモードか」を選べという音声案内が…。このとき、録画ボタンを押すとUSBメモリーモードに入り、撮影ボタンを押すとWebカメラモードになる。
さらに電源が入り待機状態時に再度電源ボタンを短く一度押すことでWI-Fi接続モードに入る。

といった具合にひとつのボタンがいくつもの機能を有することになっているから複雑とまでは言わないものの、咄嗟に操作を間違いなくできるようになるまでは少し時間を有するだろう。
できるなら専用のリモコンを使うとよい。パッケージによっては最初からリモコンが同梱されているケースもあるようだが私は別途AliExpresから購入した。

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※専用リモコンはブレスレット型とペンダント型アダプター附属


あくまで本体が待機状態の場合だが、ビデオ撮影のON・OFFと写真撮影はリモコンで可能になり、直線本体のボタンを操作するより確実だ。

■煩わしいこと
使用する際の煩わしい点についての話しだが、前記した操作のことではない。
「Ordro EP7」はヘッドマウントのフレームを頭の後ろからメガネの逆方向のように耳に掛けて留める。それ自体は設計が良いのか、違和感はないし左右のツルの部位が前後に伸び縮み調節が可能なことでもあり装着感は悪くない。ただし…である。
昨今は外出時にはマスクは欠かせないし私はメガネも使っているわけで、耳にこの三種を違和感なく装着するのはなかなかに煩わしいのである。特に途中でメガネを…あるいはマスクを外したいなどと言う場合は元に戻すのも大変な場合がある。

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※メガネとマスクの併用は正直煩わしい…


さらに散歩時にはキャップを被るが、「Ordro EP7」の前後左右あるいは上下の位置とメガネやキャップの装着の仕方が悪いとキャップのツバの先端やメガネの端が映像に映り込むことがあるので注意する必要がある。

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※EP7の位置関係が悪くキャップのツバやメガネのフレーム端が映り込んだ例


これぱかりは装着しただけでは分からないので出来ればスマホとWi-Fiで接続し、カメラの映像に写り込みがないかを確認するとよい。

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※スマホとWi-Fi接続すれば映像をリアルタイムにモニター可能


■詳細設定の方法
「Ordro EP7」の本体は小型であることもあって撮影に特化しており本体で細かな設定はできない。しかしWi-Fiモードに入りiPhoneなどのスマホに接続(別途無料の「OD Cam」アプリをインストールする必要あり)しホーム画面より歯車のアイコンをタップすれば、動画解像度のカスタマイズ、録音のON・OFF、タイムスタンプのON・OFF、写真解像度のカスタマイズ、メモリカードのフォーマット等々の設定ができる他、「Ordro EP7」のバッテリー残量を知ることが出来る。

■問題点
いまのところ特に強調すべき問題点はないが、ひとつだけ早く改善して欲しい点がある。それはiOSアプリ「OD Cam」の起動画面左上にある歯車アイコン、あるいは前ページに戻る矢印アイコンがシステムの時刻表示などに微妙に重なり非常にタップがし難い。

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※iOS向けアプリの出来がイマイチ…


それから現時点では問題点ではないがひとつ気になることがある。それはバッテリー寿命の問題だ。
「Ordro EP7」本体には1000mAhリチウムポリマーバッテリーが内蔵されているが、例えば4K 30fps で撮り続けてどほどの時間持つかを実際に確認してみないと長時間の撮影には別途モバイルバッテリーとケーブルの携帯が必要になるに違いない。ただし正確な計測はまだ出来ていないが、フル充電されておれば今のところ一時間半は有に撮影可能だと考えているが…。
そして先のことに気を患っても益はないが、「Ordro EP7」内蔵バッテリーは交換が利かない。私の場合は毎日使うことでもあり,バッテリーのへたり加減は気になる所だ。

以上現時点で気になったこと、思いついたことを書き連ねたが「Ordro EP7」そのものは大変気に入っている。引き続き使い勝手の向上および有効活用できるように注視していきたい。




4K 60fps ウェアラブルビデオカメラ「Ordro EP7」ファーストインプレッション

これまで散歩用カメラとして使ってきた安価なアクションカメラに問題が生じた…。愛犬との散歩には必ずコンパクトカメラも持参するが、散歩中録りっぱなしのアクションカメラは通常のシャッターチャンスではとらえられないシーンが録れることがあるし、またドラレコならぬサンポレコとしても身に着けてきた…。


この種のカメラでよく知られているのはGoProがあるものの性能が良いことは分かる。しかしさすがに散歩用のサブカメラとしては予算的に厳しい。今度もこれまでと同じく安価な製品をと考えていたが、Amazonを調べていたら散歩用としてはうってつけなアイテムが見つかった。
それが「Ordro EP7」という4K 60fpsのスペックを持つウェアラブルビデオカメラだった。予算的には少々きつかったがこのカメラは附属のアームでヘッドサイドに装着して使う点が気に入った。

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※専用のヘッドマウントに取り付けたEP7


そもそも愛犬との散歩の記録を録ろうとして最初に(2014年)手に入れたのがパナソニックのHX-A100という、やはりヘッドマウント式のカメラだった…。その後すぐに画質の良いHX-A500に買い換えて使っていたがケーブルで本体とカメラ部が繋がっているのは煩わしく内臓バッテリーがヘタってからは同じ機種は諦めた経緯があった。
したがって「Ordro EP7」が本体のみでの撮影が可能なだけでなくSONY 13MP CMOSセンサーを搭載し、高画質の4K画像をサポートし、最大60fpsのビデオ撮影に対応できると知り飛びついたわけだ。なお重量は76gと軽量である。

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※操作ボタンは本体上面にある三つだけ


このタイプのカメラ最大の利点は常に目で見ている視野で撮れるという点だ。己の顔のちょうど右目横あたりにレンズが位置しているから、私が見ているシーンがほぼ撮れることになる。
このことは言うまでも無く重要で、視野にない意外なシーンが撮れることの面白さはないが、自分が撮りたいと思う視野にカメラを向けるにはそこを見れば良いという自然なアクションが取れる。

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※背面にはUSBケーブルポートとmicroSDXCカードポートがある


これまでのアクションカメラはGoProのようなデザインのため、散歩時に肩に斜めがけしたバッグのベルトに挟んで使っていた。丁度私の胸のあたりになるが、大人の方が隣接して立つと顔が映らなかったり、同然とはいえボディの正面と顔がいつも同じ方向を向いているわけではないため、素敵なシーンを多々逃していた…。

この「Ordro EP7」は本体に1000mAのバッテリーを持っており、それを充電して使うのが基本だが、モバイルバッテリーで充電しながら撮影することもできるので長時間の撮影でも電源切れを心配せずに動けるのも利点のひとつだ。
また実用的なスペックとして二軸防振機能及びオートフォーカス機能を搭載しており、手振れの影響を防止でき、鮮明な画面をスムーズに撮ることができること。そしてIP65レベルの防水能力を持っており雨水とか埃を心配する必要がないし特別な保護カーバもいらないことも天気にかかわらず散歩にでなければならないユーザーとしては嬉しい。
ただし画質や使い勝手についてはスペックだけでは分からず、実際に使ってみなければ分からない。
ということで早速愛犬との散歩で使ってみた…。

まず気になったのはヘッドアームが頭に合うかどうかだった。このアームは挟み具合の調節が出来ない点がいまいちだが、メガネで言うツルの部位が左右共に伸び縮みができ幸い私の頭にはフィットしているし、きつくも緩くもない。ただ私は常時メガネを着けているだけでなく昨今はマスクも手放せないので些か煩わしいがこれは慣れるしかない…。
なお、取扱説明書も日本語で同梱されていたので準備に迷うことは無かった。

早速フル充電の上でテスト撮影してみたが、面白いというか…気に入った点は電源をONにし待機状態にした際、録画ボタンを押すと「ビデオ撮影を開始します」という案内音声がヘッドマウントとカメラ本体の接合部にあるスピーカーから流れ、再度押すと「ビデオ撮影を停止します」と案内音声が出る。この部位が丁度耳の位置にあたるため、自然に音声によるオペレーションの確認ができる。

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※丸い部位がスピーカーになっている


本機はiPhoneなどのスマホをリモコンならびに画像確認しながらも利用可能だが、カメラ単体で使用する場合にボタンは押したが本当に録画開始されたかが不安になるものだ。しかし音声によるオペレーション確認が流れるのは間違いを無くす意味で実に嬉しい。なお購入後に知ったが、別途リモコンも販売されているようだ。
撮影は動画および静止画の撮影が本体上部にあるボタンで可能だが、iOS用またはAndroid用のアプリをインストールすればWi-Fiで「Ordro EP7」と接続でき、映像の確認をしながら録画および撮影が可能となる。

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※専用無料アプリを使えばiPhoneからの操作も可能


さて問題の画質だが、期待以上だった。これまで使ってきたアクションカメラも4Kを謳う製品だったが、試しに「Ordro EP7」を4K 30fpsで撮った映像は色味が自然で非常に綺麗だ。もともと散歩用として考えているカメラだからして多くを期待していなかったが、解像度3840 × 2160ピクセルの絵は5分毎の分割したクリップとして記録されている。そしてひとつのファイル容量は約3GBだった。

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※4K 30fps 解像度3840 × 2160ピクセルの動画から切り出した静止画例(縮小してある)【クリックで拡大】


ともあれこの「Ordro EP7」はWebカメラとしても使えるとのこと。作業中にも両手が空くので様々な活用が考えられるだろう。
私自身まだまだ手慣れていないため、少々ギクシャクした使い方になっているが、ひとつひとつ体験しながらより具体的なレポートをお届けしたいと考えている…。
なお購入の際にはパチモンも出回っているようなのでご注意を!



高精度の文字起こしが優越なAIボイスレコーダー翻訳機 Summit覚書

久しぶりにクラウドファンディングに参加した製品が届けられた。それが「Summit」と名付けられた104言語対応の強力な音声文字変換機能を備え、会話をリアルタイムで翻訳し文字起こしまでしてくれるというAI 翻訳機&ボイスレコーダーである。


正規購入のユーザーとして入手タイミングは遅くは無かったが、メーカーが評価を依頼した方々のテスト動画などがすでにYoouTubeに上がっている。
それらをざっと拝見したが、重々予測は出来たものの評価は様々だ。
確かに本製品の目的は世界104ヶ国の言葉を翻訳する…できるという点にある。そして私見ながらその精度は正確なほど良いに決まっているものの、いくらAI 云々を謳ったとしても文字通りのパーフェクトは今のところ望むべくもない…。しかし結論めくがSummitの翻訳精度は後述する話者側の注意点をカバーできれば十分実用のレベルだと思う。

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※Summitの裏表。背面には800万画素のカメラが搭載されている


さて、本機はまずスピーチをテキスト化し、それを翻訳してくれるわけだが、精度をより高く求めるならソースすなわちスピーチの精度にまずは注視しなければならない。
どういうことかというと、Summitは私が日本語で喋る…いわゆる話し言葉はほぼ問題なくテキスト化してくれる。そしてテキスト化の状態が間違いなければ翻訳もほぼ正確だ。

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※翻訳もほぼリアルタイムでやってくれる


しかし同じ私が喋った話しをYouTubeにアップしたデータで試すと認識率が確実に落ちる。ノイズも含め再生の環境にも影響するだろうが、このことをまず記憶に留めたい。
それから翻訳精度の問題だが、同時翻訳にしてもスマートレーディングにしても10点満点で○点といった評価をよく見かけるが、AIテクノロジーがどうのという前に、生身の同時通訳専門家だって後から原語をきちんと精査すれば決して完璧ではないことを知るべきだ。それほど翻訳というものは本来難しいものだ…。

いや、だからこその機械翻訳だ…という声も聞こえそうだが、私にとっては Summit の精度があれば本当に有り難い!後は使い方次第だ。
そして現実の問題として日本語に限って申し上げても、そもそも話者の日本語が日本語の文法に則した正しい日本語であるかどうかが翻訳結果に大きく反映されることは当然だ。いくらAI搭載といってもだ。それは英語でもフランス語でも一緒で、曖昧なスピーチがより良く翻訳されることはない…。

事実日本語の会話には主語が省かれることも多いし、そもそも我々日常の会話はそうそう分かりやすいものではない。しかし人と相対した会話は同時に表情やボディランゲージにより言葉の意味だけでなくニュアンスを捉えているから通じやすいが、言葉だけの翻訳は一筋縄ではいかない。
余談ながら私の若かりし頃、はじめてパソコンによる日英翻訳システム(テキスト翻訳)が開発されたとして発表された製品は大層な価格だった。そしてその説明会があるというので興味本位で参加したことがある。
しかし思わず笑ってしまったのは、日本語の文章を当該システムで翻訳する前提として、まずその日本語が正しい日本語で解りやすいものになっているかの検証を求められた…。

さて、話しをSummmit に戻すが、Summmit 一番の魅力は文字起こしの機能があることだと思っているので以下はその機能について説明してみたい。
私はこの機能が欲しくてSummitを購入したようなものだが、メーカーはもっともっと本機の機能・能力を分かりやすく解説すべきである。というか、同梱の取説もWebページに載っているより詳しいという取説も本製品の可能性を使えるにはあまりにも不十分である。
これでは手に入れたはよいが埃を被る…ということになりかねない。

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※「スマートレコーディング」によるボイスレコーダーのテキスト化テスト


ともあれこの文字起こしだが、機能により使い方がふたつに別れる。
ひとつは「講演の通訳」や「音声翻訳」で記録された会話はリアルタイムに指定言語に翻訳されテキスト化され、履歴として記録されるだけでなく、後でも喋った話しが録音されているので再生できる。こうしたテキスト化と共に音声による録音がなされるという強みは長時間のスピーチの記録とその文字起こしが可能な「スマートレコーディング」で特に活かされる。ちなみに「スマートレコーディング」はその名の通り指定した言語のボイスレコーダー機能であり翻訳の機能はない…。

こうしてテキスト化されたデータは Summit 内のみの活用だけでなくパソコンやスマホに転送できるため、編集はもとより二次活用ができるわけだが、基本機能として「講演の通訳」や「音声翻訳」による履歴はSummitの「設定」にある「翻訳履歴をエクスポートする」であらかじめ登録したメルアドへ転送される仕組みだ。

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※「設定」の中に「翻訳履歴をエクスポートする」機能がある


対して「スマートレコーディング」で録音したデータは別途Notta という専用ウェブページにユーザー登録し所有のSummitと紐付けをしておく必要があるが、そうするとそのNottaページにSummitの履歴がテキスト化されて表示される。
そのテキストはその場で編集が可能だし、エキスポートもできる。そしてテキストの正確性を正すとき元の音声を確認したい場合が多々あるが、当該ページで音声も再生できる。したがって音声を何度も確認しながらテキストを精査していくことが可能なのだ。さらにこのNottoページそのものでも話し言葉の文字起こしが可能な点も強調しておきたい。

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※Notta ページにテキスト化された一例。スピーチの確認やテキストの編集、エクスポートが可能【クリックで拡大】


ただしこの種の文字起こし機能を本格的に使おうとすると前記した基本機能では些か効率が悪く心許ない。で、文字起こし機能紹介の最後に裏技的なお話しをしておきたい。
これは私自身納得いかなかったことがありメーカーサポートに問い合わせて初めて分かったことだが、パソコンとSummitを同梱のType-C USBケーブルで繋げば前記した一連の「講演の通訳」や「音声翻訳」、「写真翻訳」、「スマートレーディング」で記録した音声データとテキストデータをすべてパソコンにコピーすることができるという話しだった。現時点で取説には一切その手の話しはなかったが…。

ともあれSummitはAndroidシステムなのでWindowsはともかくMacの場合、データをエクスポートするには、別途対応するソフトが必要となる。で、Mac用のアプリだが「Android File Transfer」というのがありそれをインストールすればケーブル一本でテキスト&音声がMacに転送可能になる。実際にやってみると非常に便利なので是非是非ご同輩、お試しあれ…。

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※Android File Transferを使いSummit内の音声ならごにテキストデータをMacで読み込めるよう一覧にした例【クリックで拡大】


今回は主にSummitの文字起こし機能をご紹介したが、Summitは高機能だけでなく多機能…。その全容を容易には説明できないが、興味のある方はここをご参照いただきたい。
一例を挙げれば前記した「同時通訳」の場合、左右完全独立型のBluetoothワイヤレスイヤホンを装着すれば話者互いの耳に装着したひとつのイヤホンで相手言語の翻訳を聞くことも出来るし、印刷物や看板などの言語を附属のカメラで撮影して翻訳する機能もあり、日常のさまざまなシーンで活用可能に違いない。

またボディは4インチのカラー画面搭載でサイズも12 x 6.05 x 1.3 cm、そして重さも164 gと携帯しやすいしその作りも安っぽくなく好感が持てる。なお、文字起こしは1年間無料だが、1年以後は1ヶ月の利用料金は7.99ドルかかることも承知しておきたい。
Summitはこの種の製品としてはいささか高価な方だが、それだけの価値は十分にあると思うのだが…。





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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中。ゆうMUG会員