個人的なゲーミング&オフィスチェアの選び方

久しぶりに仕事場の椅子を新調することにした。これまでの椅子は背もたれや座面がメッシュなので気に入ってはいたがいくつか問題が出て来たことに加え、利用環境も変わってきたので買い換えることにした。何しろ一日の多くの時間をこの椅子に座っているわけだから快適なものでなければならない。


さて、今般ゲーミングチェアを…と考えたのには大きな理由がある。それはまったく個人的なことだが日光アレルギーと共に服用していた薬の副作用で全身が痒く、結果掻き壊しも拡がって痒みで夜なかなか寝られないのである。それだけでなく喘息も加わり、布団に横になると咳が止まらないときがある。

gameing_chair_01.jpg

※梱包はかなり大きな物になるし重量も21Kgほど


さらに周期性四肢運動障害らしく睡眠中に脚が無自覚に勝手に動き目を覚ましてしまう。文字通り三重苦だ…。周期性四肢運動障害は薬で大分楽になったが眠れないのは実に辛い。
それに私がガサゴソと寝返りを打ち、咳が続けば同じ部屋に寝ている女房もワンコも目を覚ましてしまう。そんなときには仕方なく布団から出て仕事部屋に行き、一時パソコンの前で気分転換をするが、せめてこのまま少しでも眠れると良いな…と考えた。

gameing_chair_03.jpg

※組立完成後、オットマンを引きだしたところ


それまで使ってきた椅子も背もたれは頭をカバーするサイズだが、リクライニングは出来ても好きな角度で止めることはできない。
また私にとって重要な事だが、仮眠となれば両足も伸ばして寝たい。ということはある種のオットマンも必要だが嬉しいことにゲーミングチェアの中にはこのオットマンが収納されており、簡単に引きだして使える製品があることを知り、ゲームには縁遠いがゲーミングチェアを買ってみようと考えた。

gameing_chair_02.jpg

※組立中


ゲーミングチェアはその名の通り、もともとはオンラインゲームやeスポーツのためにつくられた製品だが、その快適さから、テレワークなどの在宅での仕事用に選ぶ人が増加中だという。
その為だろうか、多くの製品は体を包み込むようなデザインが多いが、その構成は頭の先まで包み込んでくれるチェアシート、首への負担軽減のためヘッドレスト附属、姿勢に合わせて快適な肘のポジションに調整可能なアームレスト、チェアシートの傾斜角度を変えられる、そして前記したオットマン装備、そして腰当てといったパーツが揃っているものが多い。

gameing_chair_04.jpg

※組立無事終了


そして実際に検索してみるとデザインやカラーリングはもとより様々な価格帯の製品がメジロ押しだ。とはいえ私が求める物は高級品である必要はないしそもそもが高価なものは買えない。低価格な製品でいくつかの要求を満たしてくれるものをと探してみた。
その内の重要な点について以下個別に検証してみたい。

gameing_chair_06.jpg

※背面から見た様子


●デザイン
 ゲーミングチェアだからか、原色を使った派手なカラーリングの製品も多いが、私の用途はオフィスチェアだ。したがって可能な限り落ち着いたイメージの製品が欲しい。

●座高
 これは以外と見落とされがちだ。例えばリアルな店舗で実際に座ってみると大変具合がよいから購入したものの、自宅でいざ使うとなると具合が悪いことに気づく…ことがある。それは座面の高さである。店内で座る場合我々は靴を履いているが室内ではせいぜいスリッパだ。したがってその数センチが気になり結局何らかの足台を使う…等と言うことにもなりかねない。
無論座高は調節可能な場合が普通だが、最低何センチまでの調整が可能なのかを自分の体型に合わせて確認しておく必要がある。

●枕と腰当て部位は高さ調整できるものを
 ゲーミングチェアにはヘッド枕と腰当てのクッションが付いているものが多い。確かにこれらがあると随分と楽だが、様々な姿勢を取ることを考えればそれらは高さ調節ができたり、場合よっては簡単に取り外せることが望ましい。
 
●オットマン収納型
 この点については前記したが、短い時間にしても仮眠となれば体を伸ばして寝たい。ということで今回の製品選びではオットマン収納型であることは必須であった。

gameing_chair_07.jpg

※オットマンが座部の下に収納できている


●リクライニングの角度と角度を付けてストップできるか
 ゲーミングチェアの殆どは160°とか180°までチェアシート(背もたれを)倒し固定できる。オットマンと共に体を真に伸ばして…ということなら180°が理想だが、ことはベッドや布団とは些か違い、水平より多少角度を付けた方が楽だという場合もある。

gameing_chair_08.jpg

※リクライニングレバーと座面の高さ調節レバーは右側に集中している


●布張りか革張りか
 ゲーミングチェアの表面素材にもさまざまな材質が使われているが、個人的には本革を含めてレザー張りはお勧めしない。確かに革製品は高級感があるし耐久性にも優れているが、私も以前に総革張りの椅子を使っていた時期があった。しかし座面が座ると滑るのである。
さらに長時間座っていると革は通気性が良くないからか、お尻に汗が溜まる…。ということで特に座面は布張りか滑らないメッシュ素材がお勧めだ。

●アームレスト
 アームレストが無いゲーミングチェアはそれこそ無いと思うが、角度調節が出来る製品もある。しかし個人的には高さが調節できれば文句は無い。

●サイズ感
 ゲーミングチェアは繰り返すが体を包み込むような形状が多い。それは座している時には大変心地よいがいざ寝てみると両腕の置き場に困る。両腕が背もたれの内側にカーブしている部位に当たり、腕を納めるスペースがほとんどないからだ。無論チェアシートを大きく倒せばアームレストが遠くなり腕は置けない。部屋が広くてスペースにも十分余裕があれば大きめの製品を選ぶのもありだろうが、今度は座面の奥行きも長くなったりして座りにくい場合もある。これはやはり標準的なサイズを選ぶのが無難なようだ。

●丈夫さ
 最後にやはり数年は故障無く使い続けることかが出来るかどうかだが、こればかりは時間を経過してみないことには分からない。

以上、ゲーミングチェア選択についてのポイントを述べたが、私の様にネットで購入する場合は当該説明や解説が適切であるかどうかも正直分からないわけで、リスクは当然あるもののそんな中でも比較検討し自分が求めているものに近い製品を探し出さなければならない。
ということで今回、ゲーミングチェア選びは価格も含めてDowinxのLS-666801F(グレー&ブルー)に決めた。

本製品は布張地であることを含め、前項で検討した要素もほぼサポートしている。したがって通気性にも優れ座面にはコイルスプリングククッションも採用されている。キャスターも大変スムーズだし背もたれも最大170°まで角度調節可能だし無論オットマンも座面部位の下に収納されており、簡単に引きだして使うことが出来る。
そして座面の高さ調節は42cmから50cmまで可能だが、スペックとして身長160cmから180cmの人が快適に使える設計だというがMaxは190cmまで、そして体重は60Kgから80Kgをカバーするが最大135kgまで使用可能だとしている。

なお商品重量は21Kgだというが、組み立てる際は可能な限り二人でやるとよい。一人でも何とかなるが、支えが必要な場合も多々あり、サイズ的にも大ぶりだし何よりも重いので怪我をしないように十分注意をされたい。
一応日本語の取説がきちんと付いているので全体像を把握できれば組立も難しいところはないと思う。
そういえばウェブの説明には簡単に記してあったが、取説には一切記述もないものの、腰当てのクッションからUSBケーブルが出ており、別途モバイルバッテリーなどに繋ぐとバイブレーションしマッサージ機能として働く。これはなかなかに嬉しい機能だ。

gameing_chair_05.jpg

※腰当てクッションはUSB通電すると振動しマッサージ機能が期待できる


後は現実問題としてこれからは仮眠が出来るか、長時間の使用でも快適か…などなどを検証していきたい。




デジタル顕微鏡(マイクロスコープ)レポート

デジタル顕微鏡を手に入れた。まあまあ厳密な意味でいうならこの製品は価格的にも玩具の部類に入るものかも知れないが、個人的なツールとしては十分役に立ってくれるものと思われる。なお顕微鏡と言えばプレパラートをセットし両眼を接眼レンズに…といったイメージがあるが、これは附属の液晶モニターはもとよりパソコンやiPhoneなどの画面で見ることが出来るし写真や映像として保続することも可能だ。


使用頻度はそんなに高くはないが、ときどきこの種の機器があったら…と思う場面に遭遇する。無論一般的な拡大鏡で用が足せるなら簡単だが、回路基板やらの確認やミクロの世界を覗きたい場面がある。ともあれ顕微鏡とはいうが、この「液晶デジタル顕微鏡」は一般的な顕微鏡のイメージからは良い意味で違う点が多い…。
分かりやすくと考え、まずはスペックをご紹介しながら感想などを紹介したい。

microscope_01_20210520004110467.jpg

※デジタル顕微鏡で10円硬貨を覗く


■1080P&4.3インチハイビジョン画面
まず一番の特徴は200万画素、4.3インチの液晶画面を備えていることだ。したがって伝統的な顕微鏡のように一人しか確認出来ないというものではなく多くの人が同時に確認出来る点が素晴らしい。
この4.3インチの液晶画面だけでは満足できない方も多いと思うが後述するようにパソコンの大画面に映し出すことも可能なので嬉しい…。

■最大拡大率は約1000倍
拡大率は最大1000倍と商品説明にあるが、現在液晶表示されている倍率をも確認出来るようにして欲しい。

microscope_02_20210520004112e8f.jpg

※1000円札の一部を拡大表示してみた


■Wi-Fi接続による撮影・録画
Wi-Fiを通じてスマホに接続でき、スマホの画面で映像を確認出来、撮影も可能。またUSBケーブルでパソコンと接続することで、より大きな画面で画像や動画を見ることができると共にSDカードでハイビジョン動画を撮影·保存したり、他者に転送することもできる。ただし例えばiPhoneに映像を映しても画質は綺麗なものの顕微鏡本体の液晶画面と比べて特にお大きいわけではないからiPadの方が実用的か…。
Wi-Fi接続する場合は本体のTFT/WiFi切替のスイッチをWi-Fi側にすることを忘れてはいけない。

microscope_03_20210520004113ccf.jpg

※WI-Fi機能を使いiPhoneに顕微鏡の画像を表示可能


microscope_04_20210520004115ed5.jpg

※USB接続でパソコンで画像を見ることも可能。例はZoomを使って表示


■8つ調整可能なLED照明内蔵および1800 mAh容量のバッテリー内蔵
明るさを調節することができ、暗い環境においても物体を鮮明に観察、撮影することができる。また1800 mAhのバッテリーを内蔵し、約5時間連続使用が可能で、付属のUSBケーブルで充電できる。

■調節可能な昇降レンズ
デジタル顕微鏡のレンズは上下に昇降でき、観察距離と観察倍数を調節することができる。そしてプレパラートをセットする仕組みはないが物体の観察も可能

■丈夫な金属構造
本体構造は金属製であり安定および耐久性がある

スペック概要はこんなところだが、コンパクトなサイズ 軽量、バッテリー内蔵だからどこへでも移動して使うことが出来る。具体的な活用はこれからだが、Android 4.4/iOS 9.0/Win/7/8/10/MacOSX 10.8またはそれ以上のバージョンに対応しているという。
植物や昆虫の観察はもとよりだが、DIY指向の方なら一台側にあると便利なだけでなく新しい興味の発見に繋がるのではないかと思っている。
とにかく肉眼では確認出来ない世界を覗き込めることはそれだけでワクワクしてくるではないか…。




コンデジ、Cannon PowerShot SX720 HSに買い換えた理由

ラテとの散歩時には必ずウェアラブルカメラと共にコンパクトデジカメを携帯する。生後6ヶ月の子犬を我が家に迎えたその日から毎日といってよいほど写真を撮り続けてきたが、女房が一緒のときはともかく一人の場合はフルサイズのカメラは持ち運べない。


デジタルカメラは他にも数機種持ってはいるが、愛犬との散歩はある意味実に過酷である。飲み水や排泄処理の袋などなど一式を入れたバッグを肩から掛け、そしてハーネスに付けたリードを手に持つ。したがって天気の日でも基本空くのは片手だけだ。
ちなみにウェアラブルカメラはドライブレコーダーならぬ散歩レコーダーなので撮っているという感覚はない。あくまで写真はコンデジでというのが基本である。

SX720HS_01.jpg

SX720HS_03.jpg

※Canon PowerShot SX720 HSのフロント側(上)と背面などの操作系(下)


とは言っても回りに誰もいない、かつ車や自転車も通らない場所ならともかく、写真を撮りたいからといって撮影に集中しては危険でもあり撮影はなるべく短い時間で終わらせる。
まあ、そもそも散歩時に撮る対象はラテそのものであったり、景色や季節の草花、そして野鳥などなどだが芸術作品を狙っているわけでもなくあくまでスナップ感覚だ。なにしろ撮影のほとんどは片手撮りだし…。

したがって一眼レフなど持って歩くわけにはいかず、掌に乗るような小型のコンデジを愛用してきた。それがCanon PowerShot SX610 HSだった。
一眼レフに比べれば質感というか、深みのある絵は撮れないが私はこの色味や簡便な操作系が好きなのだ。さらに光学18倍ズームは散歩カメラとして重要で、そこそこの距離にある草花やときに野鳥あるいは残月などなどが綺麗に撮れる。しかし先日手に取った瞬間、カメラの筐体がパカッと開いて細かい部品がいくつか飛び散った…。

これまで何度も地面に落としたりもしたもののトラブルには見舞われずにいたが、あらためてよく見るとなんと…筐体を支えるはずの小さなネジが4本も無い(笑)。ネジは見当たらないので筐体を閉じて透明なテープで外れないようにしてみたが、電源は入るもののシャッターボタンを押してもなかなかシャッターが切れない。これでは使い物にならない訳で買い換えるしかない…。

予想外の散財になったが、同類の機種を探してみると新品で価格的にもなんとか買える機種がCanon デジタルカメラ PowerShot SX720 HSだった。無論型落ちだが(2016年発売)、長く使いたいので中古は論外なものの最新の機種に近づくほど当然ながら価格は高い。
また他メーカーの製品は端から度外視しているので "これしかない" とPowerShot SX720 HSに決めた。これならサイズは勿論操作系もPowerShot SX610 HSとほとんど違わないようなので即使えるとも考えた。

SX720HS_05.jpg

SX720HS_06.jpg

※35mm換算で24mm撮影のフレーミング(上)を光学40倍の望遠960mmにして撮った(下)例


またPowerShot SX720 HSは散歩カメラとしてスペックも文句ない。概要を列記すると焦点距離は35mm換算で24(W)~960mm(T)、有効画素数は2030万画素、連続撮影は最高約5.9枚/秒、動画撮影はフルHD(60fps)で音声はステレオ録音、映像素子は1/2.3型高感度CMOSといったところだ。

さらに動画記録に優れた映像エンジンDIGIC 6 と、光学式と電子式を併用する5軸の手ブレ補正。広角24mmから望遠960mm相当までの幅広い撮影領域に対応する光学40倍ズームレンズを搭載などを始め、被写体(人物)の年代を検知し適切なサイズにフレーミングするオートズーム機能などという目新しい機能もある…。そしてオートで1cmまで寄れるわけで道端に咲く小さな花々を撮るのも楽しみだ。

SX720HS_04.jpg

※片手撮りで道端の花を撮ってみた…


実際に散歩時に持ち出して片手による撮影を試みているが、期待通りの絵作りができている。私はデジタルズームはOFFにしているが手ブレに注意さえすれば光学40倍ズームの威力が満喫できるし、これまでは単一の色味の花々などは概して潰れてしまいがちだったが、PowerShot SX720 HSはディテールがはっきりと撮れている。
ともあれ前機種は些か雑に使いすぎたかと反省し、別途PowerShot SX720 HS用のケースを手に入れてみた。

SX720HS_07.jpg

※別途フェイクレザーのケースを買ってみた…









5段階の温度設定を備えたカップウォーマーレポート

温かくなってきたから少々時節外れかも知れないがカップウォーマーを買った。それはこれまで二年ほどスマートセラミックマグ「Ember 10 oz.Temperature Control Mug 2」という製品を愛用していたが接触不良で使えなくなったからだ。この製品はカップ自体にバッテリーを内蔵している逸品だったが安くはない製品なのでリピートは止めた…。



私はコーヒーを一日に最低三杯は飲む。まあ回数はともかく好きなのでいわゆるテレワークといった際にも机上の脇に置いておくのだが、つい画面に夢中になるとコーヒーが冷めているといった羽目になる。それを回避するためスマートセラミックマグを愛用していたが、壊れたものは仕方がない。
そこで色々と調べて見たら手頃な価格のカップウォーマーがあることを知った。

Cupwarmer_01.jpg

※Coffee Mug Warmer S-001


それはUSB仕様ではなく家庭用コンセントから電源供給するタイプの製品だが(110V:200W)、為にカップを置くことで最高100°Cまですばやく加熱できるという。USB仕様でもう少し安価なものもあるが、こちらはせいぜい50℃程度までだというので本製品を選んだ。

届いた品を早速開封し実際に陶器製のカップでコーヒーを煎れてカップウォーマーに乗せてみた。ちなみに電源コードは約140cmほどだから設置場所によっては短いかも。ただし本体はもとより熱い液体を乗せている訳だからコードに引っかけてこぼしたりすれば火傷を負う可能性もあるので十分設置場所には注意が必要だ。

このカップウォーマーのサイズだが157mm×130mm×25mmほどの円形で厚さは約25mmほどだ。通常はカップを置いて加熱程度を選択することになるが、電源を押しLEDが点滅している状態では加熱していない。カップを乗せると電源が入る仕組みだ。そしてカップを持ち上げると加熱を停止する 。そして 5分経過してもカップが置かれない場合、カップウォーマーは自動的に電源をシャットダウンするし、8時間継続して使用するとこれまた自動的に電源がオフになる。

Cupwarmer_02.jpg

※電源および温度調節ボタン


とういうことでカップウォーマーの中央部分が発熱帯域なので触らないよう注意しながら使うが、その部位にカップの底が触れるわけで、糸尻の高いカップより平たい底の方が熱伝導がよい理屈だが、実際にはあまり気にする必要はなく、金属・陶器・磁器・耐熱ガラス製のカップなら十分実用になる。ただしプラスチック製のカップは使用してはいけない…。また金属製の場合は取っ手部位が何らかの耐熱処理されたものでないと火傷を負う。

Cupwarmer_03.jpg

※背面の様子。矢印部が圧ボタンになっていてカップを置かれると加熱が始まる


早速コーヒーを煎れ、テストの意味も含め底の平たいウェッジウッドのカップに注いでカップウォーマーの中央に置いた。
ちなみにコーヒーを楽しむ適温は60度~70度だというがまずは設定を5にして数分おいておくとコーヒーの温度は煎れた直後よりかなり熱くなってていた。季節や室温にも影響を受けるだろうが、最高温度が100℃、最低が50℃との仕様だからして設定を5にすれば沸騰する理屈だ。したがって実際にコーヒーを楽しむには3(約70℃)あたりが適当かも知れない。ま、好みもあるし加熱のロスもあるだろうから適温はこれから使いながら探っていきたいが、ゆっくりと楽しみながらコーヒーを楽しむという目的は十分果たせることが分かった。

Cupwarmer_04.jpg

※磁器製コーヒーカップで試してみたが十分実用となる


コーヒーの実地テストの後、金属製の計量カップに200ccの水を入れカップウォーマーの設定を5にして置いてみた。
その結果、約10分後に非接触温度計で水の温度を測ってみるとすでに90℃に達し、さらに数分で93.6℃を示した。これはウォーマーというより小さなクッキングヒーターである。

最後に、コーヒー…コーヒーと記してきたが無論緑茶だったり紅茶あるいはミルクなどなど温かい飲み物を楽しむのにも最適なアイテムであることは申し上げるまでもない。




スティーブ・ジョブズが見届けた最後のiPhoneがアートフレームに!

過日Twitterで @goando 氏のツィートに目が釘付けになった…。それは数種のiPhone旧機種をバラシ、各部品を美しく配置し一枚のアートフレームに仕上げた製品購入の話しだった。早速当該ウェブサイト(GridStudio)を覗いてみたら珍しく物欲が刺激され思わずその「アートフレームGRID 4S」を買ってしまった(笑)。


GRID_01.jpg

※「アートフレームGRID 4S」【クリックで拡大】


今更だが…2007年1月9日のこと、初代iPhoneがAppleのCEO スティーブ・ジョブズにより「電話を再発明する」として発表されたときには世界が沸き立ったものだが相変わらず酷評も目立った。しかし今やその存在は世界的に揺るぎないものとなっておりすでに我々の生活を一変させライフラインの一端をも担っている。

GRID_05.jpg

※包装も他に類を見ない素晴らしいものだった


その iPhoneも年を追うごとに新製品が登場し現在に至っているが、これまで使ってきた旧機種も多くは下取りに出したりしたものの、いくつかはいまでも手元に残している。
そうした iPhoneの中でもとりわけ印象深い製品が存在するが、名機とされる機種のひとつにiPhone 4sがある…。

GRID_02.jpg

※筆者所有のiPhone 4sだが完動品


iPhone4sはRetinaディスプレイの搭載、自社開発AppleA5プロセッサの搭載、800万画素カメラ、SiriやiCloudなども搭載された。そして日本ではそれまでキャリアはソフトバンクのみだったがこのiPhone 4sからau版も登場した。
そういえば iPhone 4sの "s" は一般的にはsiriを意味するとも言われているが、私は是非ともSteve Jobsの "s" だと思いたい。なぜならiPhone 4sが発表されたまさにその翌日の2011年10月5日にアップル創業者のスティーブ・ジョブズが死去しており、iPhone 4sはスティーブ・ジョブズが見届けた最後のiPhoneといえるからだ。まさしくジョブズの遺作といえるプロダクトであろう。

GRID_00.jpg

GRID_04.jpg

※iPhone 4sは2011年10月4日、iPhone 4sがフィル・シラーにより発表されたが、このときスティーブ・ジョブズは死の床にあった。発表時、スティーブ・ジョブズの席ということでティム・クックの横が空席だったのが印象深い


2011年10月4日、iPhone 4sがフィル・シラーにより発表されたとき、新しくCEOになったティム・クックが座す右隣の席が “Reserved” と表記の上で空席になっていたことは忘れがたい。それは間違いなく死の床にあったスティーブ・ジョブズのための席だったに違いないからだ。
それらを意識したからか、このアートフレームの左下側にはスティーブ・ジョブズのサイン(無論コピー)が配され、2005年スタンフォード大学の卒業式でジョブズが講演した「点と点を繋げる」の一節が記されている。
“You can't connect the dots looking forward; you can only connect them lookng backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.”

GRID_06.jpg

※アートフレーム左下側にはスティーブ・ジョブズのサインが配され、2005年スタンフォード大学の卒業式でジョブズが講演した「点と点を繋げる」の一節が記されている。


さて、そもそもiPhoneは…というよりApple製品はクローズなプロダクトがほとんとでユーザーが筐体を開けてバッテリー交換するようには設計されていない。無論開けたところで素人に何かが分かるはずもないが、雑誌(例えば枻出版社刊「iPhone 10周年完全図鑑」)などでiPhoneの内部構造を見れば「魂は細部に宿る」の通り、文字通り細部に至るまで綺麗に…というか美しく各部品が配置されていることに驚く。

GRID_03.jpg

※枻出版社刊「iPhone 10周年完全図鑑」には数種のiPhoneの解体写真が載っている


「アートフレームGRID 4S」はその事実を…その美しさをあらためて見るものに気づかせ訴える…。そもそも工業製品を分解した姿を「美しい」と思わせるものなどこれまでほとんど無かったことにも気づかされる。

これからもiPhoneは進歩進化を続けていくに違いないが、個人的にスティーブ・ジョブズ亡き後のプロダクトには実用機としてはともかくあまり興味が湧かないのだ。
だからこそ、スティーブ・ジョブズが完成品を見たであろう最後のプロダクトしてのiPhone 4sは私にとって特別なプロダクトでもあり、その実機も処分せず手元に保存してきただけにこの「アートフレームGRID 4S」は是非共Appleの…いや、スティーブ・ジョブズのコンセプトを示すよき一例として常に眼前に掲げておきたい。なにしろフレームに収められた各パーツはまぎれもない本物なのだから…。

なおこの「アートフレームGRID 4S」が手元に届いたのが何と…2月24日、スティーブ・ジョブズの誕生日だったことも偶然とは言え嬉しい出来事だった。


広告
ブログ内検索
Macの達人 無料公開
[小説]未来を垣間見た男 - スティーブ・ジョブズ公開
GUI を再発明する: ポスト・ウィンドウ・インターフェイス序論
オリジナル時代小説「首巻き春貞」一巻から外伝まで全完無料公開
ラテ飼育格闘日記
最新記事
カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

appletechlab

Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中。ゆうMUG会員