オートテープカッター「1Zcut」ファーストインプレッション

セロファンテープ、両面テープ、マスキングテープと日常この種のテープの使用頻度は高い。特にセロファンテープは専用のテープカッターを使っているが、マスキングテープはこれまでハサミで斬り口を綺麗に切断していたこともあり、今般安価なオートテープカッターを見つけたので騙されたと思って買ってみた。


テープ自動でカット…など、怠惰すぎると言われるかも知れないが、使用頻度が高いとそんな単純な作業でも面倒になってくるものだ。そりゃあ楽であれば越したことはない。
というわけでオートテープカッター「1Zcut」という製品を買ってみた…。

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※テープをセットする前の「1Zcut」


本体だが、単3電池2本(別売)を装着すること、そしてテープを装着するベースカセットは標準サイズのテープは勿論、小径サイズのテープもセットできるように三つのプーリーがある特殊形状だ。そしてそのためあってかデザイン的には無骨で期待はできない。
使用するテープは一般セロハンテープ、紙テープ、両面テープなど色々なテープが使用できるという謳い文句だ。

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※単3電池2本を別途用意する必要あり。まずは電源をONにする


まずは電池を装着し、テープベースカセットにテープをセットした後に電源を0Nにする。
一般のテープカッターと同様にテープの一端を引き出しカッターの溝を跨いで手前下にテープを導く。するとカッターが向かって左から右にスライドしてテープがカットされるという理屈だ。

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※テープ径の大小でプーリーを使い分ける


その際に大切な事はカッター前の小さな突起に圧を掛けるように、そしてカッター部手前のセンサープレートを押し下げるようにテープを導くことだ。この二つがカッターを動かすスイッチとして働く。したがってその加圧加減が小さいとカットされない。

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※切り口は直線的で綺麗


なおカットされた部位はテープの材質にもよるがギザギザではなく直線なので斬り口は綺麗だが、テープの材質や粘着性の強度などにより文字通りスパット切断されないときもある。

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※ときにこんな感じでカットが完全で無いときもある


さらに今のところセロファンテープでは失敗はないが、私のケースだとマスキングテープの場合にテープ幅の途中までしかカットできない、あるいはテープが縒れてしまうこともあった。
このテープオートカッターはその名の通り、テープのカットはオートのみである。一般のテープカッターのようにテープを捻るなどしてカットする刃は付いていないから、付属のオートカッターの性能に頼るしかない。

ちなみに交換用のテープカッターの刃が1本同梱されているが、Amazonで見た範囲では替え刃のみの販売告知はいまのところないようなのでそのサービスを早く開始して欲しい。
うまくカットできない場合、特に粘着性テープのカットは刃の切れ味が悪くなるのが早いに違いない。したがって切れ味が悪くなったなと感じたら刃の清掃を行うとよい。刃の取り外しと装着も簡単だが交換時には必ず電源をOFFにしてから行うこと。

というわけで私の場合はそんなにシビアな使い方を考えていたわけではなく、逆にテープベースカセットの幅が広いことを良いことにしてマスキングテープの色違いを二つセットして便利に使っている。

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※プーリー幅が広いことを利用して色違いのテープを2種セットして使っている


なおカッターは約1kgの重量があると同時に底全域に滑り止め処理されているので使用中に本体が不用意に動くことはない。
さて飽きずに使い続けることができるかは、これからの判断である(笑)。
なお ここ でメーカーが紹介した動画が確認出来るので興味のある方はご覧下さい。





プラス メモパッド クリーンノート Kaite(カイテ)とは?

この種の磁性メモパッド製品がどう言うわけか好きでこれまで様々な製品を使ってきた。当初は子供の玩具同然のものがほとんどだったが最近は日常のビジネスにも使えるものが登場しているが、今回ご紹介するのはそうした製品の進化型ともいえるPLUSのメモパッド クリーンノート「Kaite」である。


「Kaite」はほぼA4サイズで厚さはたったの3mmだ。紙とまではいわないが本体には突起もなく実にシンプルである。サイズはH297×W211×D3mm だがそのサイズの中の有効筆記面寸法がH253×W206mmである。筆記面は方眼タイプと無地の二種あるが私は無地を選んだ。そしてペンとイレーサーを含めた本体のトータル重量は230gだから実に軽い。

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※PLUSのメモパッド クリーンノート「Kaite」のパッケージ


特長だが、まず電池を必要としないこと。付属の専用ペンとイレーサーを無くさなければ消耗品はまったく不要である。またそのペンとイレーサーはメモ本体上部に取り付けることが出来、一体収納を考えられたデザインだ。

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※ペンとイレーサーはメモ本体上部に取り付けることが出来るので無くしにくい


まずはともあれ、専用ペンで書き込んでみる…。紙のように書き心地を目指したというだけあって自然な書き心地だし、なによりも背景がブラックで印字がグリーンといったものではなく、紙同様にパッド面はホワイトだし書いた文字や絵は黒なので違和感がない。ただし黒といっても些かコントラストが弱く実際はグレーといった感じ。

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※筆記のコントラストが低いが視力に難がある私でも十分な認識性はある


ペンの両端には2種類のペン先(磁石)を持っている。ひとつは少し先端が曲がった中字用だが手にすると自然にペン先がパッドに対して垂直になるというもの。そして反対側は小さなディスクが付いたペン先でどの角度でペンを持ってもペン先が垂直なるように出来ている細字用だが、細字用はペン先が正確に認識できないので人によっては多少の馴れが必要かも知れない。

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※中字用ペン先(上)と細字用ペン先(下)


無論例えば中字用ペン先でパッドに対して角度を持って書くと細く、あるいは擦れたような感じも出せるので絵を描くにも工夫次第で有効だと思う。

パッドに書いたものはこれまでの磁性メモパッドにあったように誤ってボタンを押したが為に一種で消えてしまう…ということはない。実は「Kaite」は一瞬でパッド全域を消す機能といったものはなく、いわゆる消しゴムあるいは黒板消しといったイメージで部分消しができるのが大きな特長なのだ。

なお広域を消すのは専用のイレーサーが良いが、ペンのキャップ先端に小さなイレーサーが仕込んであるので細かな部分消しも難無く可能にしているのは嬉しい。これまでの磁性メモパッドの多くが部分消しができなかったため、一部書き直しが出来ずに不便だったのだ。

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※部分消しができるので実用性が高い


書き味や携帯性に不満はないし、ホワイトボードのように消しクズも出ないから実にクリーンであり使い勝手はとてもよい。ただしひとつ不満が出ることが予想されるのは前記した筆跡のコントラストが弱いことだろうか。

また本体には書いた面をデータ保存する機能はないが、別途スマホ用の専用アプリが無料で用意されており「Kaite」の筆記面を撮影すると輪郭検出、斜めの画像も補正、コントラストを強く見やすく補正し保存や共有ができる。

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※薄くて軽いので扱い易い


個人的には別メーカーの “20型LCD MemoPad” は黒板・ホワイトボードのように壁面に設置してあるが、この「Kaite」は常に手元に置いて文字通りメモツールとして活用している。



空気清浄機「Pureplove」CF-8110Bレポート

我が家で三代目の空気清浄機が稼働し始めた。リビングではパナソニック製、私の仕事部屋はアイリス・オーヤマ製、そして今回は女房の部屋用として求めたのが「Pureplove」CF-8110Bという円筒型の製品だ。価格も手ごろだしデザインもよい。ということで早速使い始めた。


この製品は直径が約22cmで高さが39cmほどで重さは約3.4kgだ。そのホワイトカラーおよび円筒型というデザインもあるだろうが実際に部屋に置いてみると圧迫感はなくどこにでもフィットする感じだ。どこかゴミ箱がひとつ増えたといった程度の感覚である。

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※円筒形の空気清浄機「Pureplove」CF-8110B


そういえば昨今の空気清浄機はご多分に漏れず多機能化が進んでおり、加湿機能が付いているのは当たり前になってきた。しかし加湿器は別途あるし、空気清浄機にそんな機能があっても日々のメンテが面倒なだけだ。
その点本製品は加湿機能は付いておらず、紫外線ライトによる殺菌(UV-Cモード)とイオンによる洗浄(IONモード)によりひたすら室内の空気を綺麗にし、消臭効果も期待できるという代物だ。

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※上面にタッチパネルのスイッチが集約している


なおUV-CモードとIONモードは片方だけのONも可能だし両方のONおよびOFFもできる。また風量の強度は弱/中/強の3段階でボディ背面から空気を吸い込み、上部から排出する仕組みだが、中にHEPAフィルターとプレフィルターを組み合わせた円筒形のフィルターを通りUV-Cユニットを介して排出される。
適用面積は約15畳(25平方メートル)で消費電力は約40Wだという。

またタイマー機能があり、2時間/4時間/8時間に切り換えられるがタイマーをOFFにすることもできる。
こうしたコントロールおよび電源のON/OFFはすべて上面のパネルに集約されており、タッチパネルスイッチとなっている。
なお電源スイッチをONにした場合、あるいは各ボタンを押した場合はLEDおよびボディ前面にある三角形のLEDが点灯するが5分経つと自動で消灯する仕組みだ。したがって寝室に設置したとしても明るさが邪魔になることはないし、風力を弱にすれば動作音は30dBほどとなり睡眠を妨げることはないと思う。

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※三角のLEDやスイッチ類のLEDは触れた後5分経つと自動で消灯する。再度触れれば点灯


なお円筒形のフィルターだが、掃除や交換は本体底中央のネジを外せば簡単に取り外せる。そして掃除の場合、外側の黒いプレフィルターは掃除機で付着したゴミや埃を取り去ることになるが、水洗いは禁止だ。そしてHEPAフィルターは手入れ禁止だそうだ。

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※底の中央のネジを外すと円筒形のフィルターにアクセス出来る。写真下の中央部位は紫外線ランプユニット


ということで普段はタイマー無し、風量は中または弱で、そしてUV-CモードとIONモード共にONで使い、外出から帰った場合や特に臭いが気になるような場合には風量を強にして使っている。
特に女房の部屋には愛犬が好んで出入りするので「Pureplove」CF-8110Bへの期待は大なのだ。




Terra Master D2-310 2ベイHDDケース購入

外付けハードディスクが怪しくなってきたのでデータが取り出せるうちにと新しい製品を買った。現在ではクラウドも含め、NASやTimeMachineも活用しているが、今回は思うところあってRAID1が組めるケースと6TBの3.5インチ内蔵HDDを2台手に入れた。


予算に余裕があれば試してみたい製品は多々あるが、設置スペースはもとよりRAID1が組めてまずまずの製品をと探した結果「Terra Master D2-310 2ベイHDDケース USB3.1」を選んだ。

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※Terra Master D2-310 2ベイHDDケース USB3.1


特長としてはUSB3.1(10Gbps)プロトコルに対応し、伝送速度が速いこと。Type-Cポートの採用。データの読み書き速度は410MB/S(理論値)。そしてRAID0(ストライピング)/RAID1(ミラーリング)/シングルモードなどのモードをサポートしていること。さらに2.5インチ及び3.5インチSATAインタフェースのハードディスクに対応し、全体の最大保存容量は24TB(2X12TB)である。

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※付属品一覧


その他、デザインも気に入ったしアルミの筐体と大型で静かなファンだという評価も参考にした。
本体のサイズは11.9 x 13.3 x 22.5 cmほどだ。そして机上に置いてもiMacのボディや他の機器類と違和感のないカラーリングでもあり第一印象はよい。
また念のためだが信頼できそうなType-Cのケーブルを別途買っておいた。なぜならこれまでの幾多の体験で本体はともかく付属のケーブルが不良で十分な活用ができなかったことがあるからだ。

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※本体背面


さてセットアップだが、まずはケースにHDDを組み込むことから始める。これは付属のドライバーを使えばよいわけだが、けっこう柔いので焼き入れされている良質のドライバーがあればそちらを使った方がネジ山を壊さなくて済む。ともあれ基本は日本語のマニュアルが付いているので難しい事はない。

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※ケースを引出しHDDをネジ留めする


今回は6TBのHDDを2台セットしRAID1で稼働させることにする。
Macとの接続はType-Cケーブルを使ったが同梱のケーブルはTYpe-C/USB AだったのでType-C/Type-Cケーブルを別途用意した。

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※本体の奥までしっかりと押し込む


すべてのセットアップと接続を確認後電源を入れる。RAIDモードの設定は電源投入後に行わなければならない。
出荷時はシングルモードになっているので電源投入後にこれまた付属の小さなドライバーなどで背面のモードスイッチをRAID1にする。ただしこのままではまだモードは切り替わっていない。
付属のピンでRESTボタンを5秒ほど押すことでモードが切り替わる。
最後にディスクユーティリティでRAIDをフォーマットすれば利用が可能になる。

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※ディスクユーティリティでフォーマット完了


実際に机上に置いて数日使っているが、ファンの音も実に静かでありまったく苦にならない。
さて、もしRAID1で稼働させているHDDにトラブルが生じた場合はどうするのだろうか…。
正常に稼働している場合はフロント左あるHDD1およびHDD2のLEDは緑色に点灯あるいはアクセス注は点滅しているが、それぞれのHDDに問題が生じた場合はそのLEDは赤色になるという。
そうした場合の対処方法だが、マニュアルによると電源が入ったままで問題が生じたHDDを取り出し、同じ容量あるいはそれ以上の容量の同型HDDをセットすることで自動的にリカバリーされ正常に戻るということだ。

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※無事にセットアップが完了して稼働


近年大容量かつ重要なデータやファイルが多くなっている。勿論クラウドやらの活用ならびにTimeMachineの活用は不可欠だが、それはそれとして別途念のためRAID1によるミラーリングで常用しようという訳だ。
「転ばぬ先の杖」は留意し過ぎて悪い事はない。多くの失敗から学んでいるので念のためである。





フィラメント乾燥のためのPrintDry と eBOX比較

3Dプリンターで使うフィラメントの湿度を軽減する機器として知られている製品にPrintDry と eBOX がある。その両方を使っているからか、ここのところ友人・知人らから両者の違いに関して質問を受けることが重なった。それぞれの機能や注視すべき点についてはPrintDry eBOX それぞれの記事を参考にしていただきたいが、ここではいくつかの項目に関してその違いを箇条書きにしてみた。

(1)設置スペース 
   まずは設置面積だが eBOXはPrintDry の半分以下。PrintDryのサイズは直径370mm、eBOXは215 × 105mm。

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※PrintDry


(2)デザイン
   PrintDryはドライフードメーカーの改変品と思われるが、eBOXはオリジナルデザイン。

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※eBOX


(3)スプール回転機構
   eBOXはローラータイプのスプール台内蔵。前後二本のローラーはスムーズに回転するがフィラメントの自重もあり些か重い感じ。PrintDry は横置きで専用台には本格的なベアリングが装備されており回転は滑らかで場合によってはスプールが回転しすぎてフィラメントがばらける可能性も。

(4)タイマー   
   PrintDryはタイマーは内蔵していないが eBOXはタイマー内蔵。

(5)残量表示  
   eBOXは自重を計測することでフィラメントの残量を表示する機能あり。PrintDryは当該機能無し。

(6)一度に乾燥できるスプールの数 
   PrintDryは一般的な1kgタイプのスプールを上下に設置し同時に乾燥可能。というか本体内に入ればいくつでも可。eBOXはひとつのみ。

(7)ドライ風量 
   PrintDryはかなり強力だが、eBOXは弱い。

(8)液晶画面 
   eBOXはフロントにあるがPrintDryに液晶画面は無く、温度設定のダイアルのみ。

(9)電源スイッチ
   eBOXは背面、PrintDryは正面にシーソースイッチがある。

(10)密閉度 
   eBOXは比較的高い。PrintDryは熱風を効率よく通すためか隙間だらけ。

(11)電源仕様 
    PrintDryはAC120V/60Hz or 220V/50Hz, 245W。eBOXはAV100 - 240V 50/60Hz

(12)価格 
   PrintDry : US$ 129.99(PrintDry) eBOX : US$ 59.99(AliExpress)2019年3月7日現在

(13)その他
   どちらもプラスチック製なので頑丈とはいえないが、eBOXは全体的に作りが柔い感じ。

ということで、個人的な使い分けだが、スプールの数はともかく本格的にフィラメントの湿気を取ろうとする場合はPrintDryを使う。そもそもが短時間に湿度を軽減することを考えるとeBOXは少々頼りない…。
ただし、日常のスプールホルダーとしてeBOXは湿度が気になるとき乾燥を行いながら3Dプリンターにフィラメント供給している。さらに記すならeBOXは電源コードを外し単に埃除けといった意味合いのスプールホルダーとしても便利に使っている。
ともかく設置場所に余裕があればPrintDryが一番だが、繰り返すがeBOXは場所を多々移して都合の良い場所で手軽に使えるのが利点か…。







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プロフィール

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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。ゆうMUG会員