

Macintosh 128Kはその設計思想が高く評価されたが市場の反応は鈍く販売台数もAppleの予想を大きく下回った。その要因のひとつがメモリの少なさで、デベロッパー各社もアプリケーション開発に二の足を踏まざるを得なかった。
特にビジネス市場で成功するためにはメモリの増設が急務と考えたAppleは早くも1984年9月に128Kの4倍の512Kにメモリを増やしたMacintosh 512Kを発表した。
愛称はFatMac(ふとっちょマック)。
このメモリ増設の効果もあってその後、マイクロソフト社のExcelをはじめビジネスソフトやゲーム、そしてプログラミング言語など多彩でユニークなソフトウェアたちが登場した。