Macintosh生誕36周年記念〜Macintoshとは?

1月24日はMacintoshの誕生日。1984年1月24日にスティーブ・ジョブズにより発表された。ということでMac128Kに関係する過去記事の中から10撰をご紹介したい。まずは最初の記事にあるプロモーションビデオの動画二編をご覧になることをお勧めしたい(英語)。今となっては初めてご覧になる方も多いと思う…。パート2ではスティーブ・ジョブズも登場する。


こうして複数の資料を比べてみると当時AppleがMacintoshの販促活動に対してどのような戦略・姿勢で取り組んでいたのかという片鱗を俯瞰できて興味深い...。

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1983年 Apple Macintoshプロモーションビデオの再考


Macintosh 128KとPlusにおけるケース内部のサイン事情


Mac 128KとMac Plus 外観の違いについて


Macintoshの歴代コントロールパネル考


Macintosh 128K マニュアルの秘密!?


MACWORLD誌 1984年創刊号はビッグバン!?


Macintosh 最初期国内広告に見るミステリー?


Macintosh 128Kのモデムポートアイコンに秘められた秘密?


MacintoshとLisaのFont 秘話


Apple、"取っ手" の物語







2019年度、Macテクノロジー研究所的ベストプロダクト10

当ブログの「製品レポート」にはApple製品やIT機器だけでなくときに家庭用品や文具など実際に手に入れ使ってみたものをご紹介しているが、無論購入した全てを載せているわけではない。ともあれ今年もそうした中からMacテクノロジー研究所的ベストプロダクト10をご紹介してみたい。


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さて今年のMacテクノロジー研究所を振り返るなら昨年同様に3Dプリンターに始まり3Dプリンターに終わるといった感じか…。ただしiPhone XR入手を機会にScandyProという iOSと出会い、3Dスキャニングにものめり込んでいる。そして師走に入り予定より早めにXYZプリンティング社のカラー3Dプリンター「ダヴィンチColor mini」を買うことになった。したがってささやかな本年度の予算のほとんどは3Dプリンター関連に注ぎ込んだため、その他のラインナップは些か寂しいものとなっている。

① iPhone XR
  これまで使ってきたiPhoneがiPhone 6s Plusだったから4年間機種変更しなかったことになる。しかしさすがにバッテリーが持たなくなったのでiPhone XRにしたが、自分なりに考えた上で最新のiPhone 11にはしなかった。
ともあれ日常一番お世話になるわけで1位に相応しいといえる。

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② XYZプリンティング社 ダヴィンチColor mini
  自分への大きなクリスマスプレゼントになってしまったが、クリスマスセールの割引に加えCyber Mondayとタイムセールの合わせ技の魅力に負けた結果だ(笑)。ともあれ5台目の3Dプリンターは思いもかけずにカラー対応の機種になった。これから多々この魅力ある製品のあれこれについてご報告が増えるに違いない。

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③ ScandyPro
  iPhone XRを手にした経緯からiPhone X以降に搭載されたTrueDepth(トゥルーデプス)カメラをサポートしたiOSアプリと出会うことになった。それがiOS対応3DスキャンアプリのScandyProだ。結果それが2位のダヴィンチColor mini購入の引き金になったといえる。

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④ AZIO Retro Classic Keyboard
  別にApple純正品のキーボードで大きな不満があったわけではないが、一日の大半の時間をMacの前にいる者として常用のデバイスやアイテムはより楽しく使え、興味を持てるものでありたいとレトロなBluetooth対応の本製品を入手してみた。

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⑤ Terra Master D2-310 2ベイHDDケース
  今年Macの周辺機器といえばこの製品くらいか…(笑)。この外付けハードディスクをRAID1に組み、iCloudと併用しつつ重要なデータを保護しようという思いで使い始めた。

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⑥ 新型全自動エスプレッソマシン「デロンギESAM03110S」
  毎日世話になっている機器といえぱMacとiPhoneの次にこのエスプレッソマシンかも知れないと思うほどのお気に入りである。今年の夏はこれでカフェ・シェケラートなど新しい珈琲メニューにも挑戦した。

⑦ スマートセラミックマグ「Ember 10 oz.Temperature Control Mug 2」
  冬場は室温も低くなるから暖かい飲み物もすぐに冷めてしまう。確かに珈琲を楽しむマグカップに13,000円(税込)ほどをかけることは馬鹿げたことかも知れないが、iPhoneやAppleWatchからコントロールでき、飲み物の温度を1時間半ほど保てる機能は魅力的だ。さらにカップをソーサー型専用充電コースターにおいておけば一日中冷めることはないのである。素晴らしい!

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⑧ 電熱パンツ
  寄る年波には勝てず、昨年に電熱ベストなる製品で味をしめたので今年は電熱パンツなるものを買ってみたが、これがとても具合がよい。もともとアウトドア向けの製品だが底冷えする真冬は室内で使うのもありだ。事実穿いてしまうともう手放せない…いや足放せない(笑)。

⑨ LEDリングライト照明
  3Dスキャンを可能にするScandyProを3位にご紹介したが、正直よりよきクオリティでデータを作るのは至難の技でもある。特に重要なことのひとつに照明があるが一般的な写真撮影の場とは違い、理想的には全方向に影の無い均一な照明が必要となる。ということでその一助にとLEDリングライトを使うことにした。

⑩ Amazon Echo Show 5
  これはまだブログの記事にしていないが、日常多々役立っている。仕事中のBGMなど好きな音楽がタイミング良く流せるのが一番で、BGMの音質がどうのといった事は二の次でよい私にはピッタリかも知れない。思わずPrime Musicに加入してしまった。

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【番外編】
ベスト10プロダクトに加えるのには適切ではないと思うが、今年個人的に大いに刺激を受けたアイテムを番外編として記しておく。

日本世論調査研究所出版、国公立所蔵史料刊行会編「日本医学の夜明け」
 時代小説を執筆するなかで解体新書を著した杉田玄白や前野良沢の人物像はもとより、オランダ語の著書ターヘルアナトミア翻訳とは一体どういったことだったかに興味を持った。無論幾多の資料も読んだが解体新書やターヘルアナトミアの現物を手にしたいと思うものの博物館に収められているものでありおいそれと見られるものではない。
いろいろと調べる過程で1978年(昭和53年)に精巧なレプリカが発売されている事を知り探しに探した結果手に入れることが出来たのがこの国公立所蔵史料刊行会編「日本医学の夜明け」であった。
口幅ったい物言いになるが知への探求の楽しさを味わっているアイテムである。

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NeXT Computer発表記念の盾「Our Time has Come /我らの時きたり」
 この盾は1988年10月12日、スティーブ・ジョブズ率いるNeXT社がNeXT Cube を発表した際、感謝の意として関係者に配られたもので、そこにはNeXTのロゴと共に "Thanks to you Our Time has Come(おかげさまで 我らの時きたり)" と刻まれている。当時NeXT Computer社の全てプロダクトデザインをスティーブ・ジョブズから依頼されて行い、最初の製品となったNeXT Cube発表会にも立ち会ったfrogdesign関係者からお譲りいただいたものだ。

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カラー3Dプリンター、ダヴィンチColor miniで「造型サンプル出力サービス」を体験

現在愛用している3Dプリンターは4台目で一年前に手に入れたJ&T 3Dプリンター JT-28-004-Ⅱだ。最大造型サイズ 310 × 310 × 410mmの本製品はFDM方式の3Dプリンターとしては構造もシンプルでメンテも楽だし大変使いやすく気に入っている。しかしここのところ考えていることはなるべく早い時期にXYZ Printing社のダヴィンチColor miniを手に入れたいということだった…が、届いてしまった(笑)。


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※届いたばかりのXYZ Printing社のダヴィンチColor mini雄姿


カラーの3Dプリンターとして個人でなんとか手に入る製品はいまのところこのXYZ PrintingのColor miniでしかない。とはいっても気楽に買える価格でも無いが新しいMac購入を後回しにしても手に入れたいと考えていた…。時期としては来年の早い時期にと漠然と思っていたが、先日Amazonを覗いたのが運の尽き。なんとクリスマスセールとCyber Mondayそしてタイムセールの合わせ技で約21%ほどの大幅割引になっていたので思わずポチッてしまった ^^;

しかしそのダヴィンチColor miniはこれまで実機を手にしたことも無く情報はメーカーサイトか僅かなネット情報でしかない。とはいえこれまで少ない情報をかき集め、メーカーにも問い合わせてきたので概要は掴んでいるつもりである。
私がやりたい主なことは3Dスキャナーでスキャニングしたオブジェクトをカラー情報を持ったまま編集し、カラー3Dプリンターで出力することだ。したがってというか、一番確認したいことは色合いの問題である。
無論プリンターの仕様に従い、各種パラメーターのあれこれで変わってくるとは思うが、基本的なプリントで自分が創った3Dデーターがどのような色味でプリントされるのかを確認しないと闇雲に製品を買うわけにはいかない。

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※専用アプリ「XYZprint」で自作の3Dスキャニングデータを読み込んだ例。これをプリンターに出力した際の色味を確認したかった


しかしXYZ Printing社のサイトで「造型サンプル出力サービス」があることを知り、ポチるとは考えもしなかった先月のこと、お願いすることにした。ただし制約もあり、サイズが一辺50mmまで、そして積層ピッチが0.2mmでの出力となる。
ともかくiPhone XRとSandy Proでスキャニングしたデータを送った。

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※高さ約5cmのカラープリントサンプル(右)


ピッチも0.2mmと粗めだし非常に小さな胸像なので期待はしていなかったが、仕上がりの結果は概略考えていたとおりだった。このダヴィンチColor miniの最大プリントサイズは13cm立方なのでサイズを大きくすればデティールも良くなるように思うがそもそもデータの解像度が高くないので納得の範囲だった。ただし実用を考えると個人的には大きな問題が浮かび上がってきた。

その一番の問題はプリント…造型時間である。なぜなら「造型サンプル出力サービス」に使ったデータは手元の一般的な3Dプリンターなら1時間ほどでプリントができるものだが、ダヴィンチColor miniではなんと8.5時間かかるという。ちなみに親分格のダヴィンチColorなら2.5時間だという…。無論この造型の時間差はデータとプリント時のパラメーターによってかなりの幅で変わるはずだが…。

この辺はもっと情報を出してほしいものだが、時間がかかるのはダヴィンチColor miniの仕様だから仕方がない。カラーの3Dプリンターとして我々の手に入る範囲の製品をリリースしてくれたことには敬意を表するが、動作の基本が「積層→塗色」を繰り返す仕様なためであり、かつインクが三色一体なのでプリンタヘッドのクリーニングを頻繁にやらないと色が混じってしまうのだ。

二つ目はランニングコストの問題。ダヴィンチColor miniの使うフィラメント(PLA)は専用チップが乗った専用製品であり割高である。しかし問題はそこではない…。
ダヴィンチColor miniは前記したように3色一体型インク仕様のため、例えばシアン・マゼンタ・イエローのうちどれかひとつでも無くなればカートリッジ自体を交換しなければならない。そして今回サンプル出力していただいた作例でインク使用料はCMYそれぞれ約9.5%だという。

ということはこの作例程度のカラープリントを10回でカートリッジ交換となる計算だ。そしてメーカーサイトによればインクカートリッジの価格は10,780円(税込)というから一度のプリントでインク代が1,000円ほどかかるわけだ。
となればおいそれと闇雲に試行錯誤するわけにもいかない(笑)。ちなみにダヴィンチColor miniはCMYのインクがそれぞれ4.5ml(合計13.5ml)入っている。
このインクの4.5mlという量はいまいちピンとこないが、私が使っている目薬の新品容量が5mlだったので見当がついたが、プリンタメーカーの中にはカートリッジ内のインク量を非公開にしているケースも多いので正確には不明なものの4.5ml程度のものもあるようなので特に少ないというわけではないようだ。

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※ 各色4.5mlという量の感覚を掴みたいと医者から処方されている目薬と比べてみた。こちらは赤線部位まで5ml入っている


さて繰り返すができるだけ早い時期に何とか手に入れたいと考えてきたわけだが、こうしたあれこれを踏まえて考えるに個人の持ち物として十分に使い切ることが出来るのか…と正直一抹の不安が生じてきたのも事実。しかし結局手に入れてしまった(笑)。
プリント時間や稼働時の騒音(㏈)といった情報は時に販売にブレーキをかけることになる可能性もあるが、ダヴィンチColor miniに限らずメーカーは積極的に情報を提供すべきではないか。事実メーカーサイトはもとより製品紹介に関わるウェブサイトを検索してもダヴィンチColor miniのプリント時間が大幅にかかるという情報はほとんど見つからないのだ。この種のことは納得して購入するのと手にして初めて知るのとの間には大きな違いがある。

ともあれダヴィンチColor miniはカラーインクを使わない一般的な3Dプリンターとしても活用できるしオプションでレーザーモジュールも揃っている。
ということでカラーの3Dプリンター、それも何とか個人でも手の届く製品と考えれば今のところColor miniは他に選択肢がないユニークで魅力ある製品なのだ。
これから少しずつダヴィンチColor miniの実機を使いつつ、知り得たことをレポートしていきたい。




ScandyPro用新型スタビライザーを試作

iPhone XRとScandyProによる3Dスキャン。いかに使いやすく実用的なスキャニング手法が可能かと考察を続けてきたが、この度ScandyPro用新型スタビライザーを考案試作してみた。ローアングルのスキャンもやりやすく設計し、調光可能な簡易照明と手元にカメラシャッターも備わっている。


これまでiPhone2台を同時に保持できる簡易形のグリップやリングライトを備え究極とも言える照明設備を備えたスキャニングシステムを考案して使ってきた。
無論それぞれに長短あり、リングライトを備えたシステムはスキャニング結果はとても良いもののやはり保持するのがやや難がある感じだ。またどちらにせよ首の下をスキャンしたり、人間の全身像をスキャンしようとしたり、あるいはオブジェクトによってはどうしてもiPhoneをローアングルで保持しなけれぱならないケースがあるだけでなくトラッキングを外さない機動性が求められ、時に使いやすいとは言えなかった。

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※新たに試作した新型スタビライザーのシステム。2台のiPhoneと調光可能なLEDライト、そしてBluetooth対応カメラシャッターを備えている


ということで2台のiPhoneを同時に保持できることは基本ながら調光可能な簡易照明は勿論、手元にBluetooth対応のカメラシャッターも装備したスタビライザー型の新作を考案試作してみた。
ScandyProによる3Dスキャンを実施されている方々にはあらためての説明は必要ないと思うが、ベースの前後にスマホホルダーを付け、その全体を取り囲むような軽量小型のスタビライザー(輪)を3Dプリンターで作った。

この輪…スタビライザー上部手前にはL字型のハンドルがある。したがって通常はスタビライザーの縁を保持してスキャンするのもよいが、特にローアングルなスキャンなどにはこのハンドルを使うと具合がよい。
またローアングルスキャンの場合に2台のiPhoneが垂直平行に位置しているとモニターしづらいが、そんな場合はモニター側のiPhoneの角度も変えられるようになっている。

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※スタビライザーの骨組み


さらにモニター側のスペースにBluetooth対応のカメラシャッターを常備しているのでスキャンの開始と終了時にスキャン側のiPhoneを操作する必要がないのも使いやすい。
なおカメラシャッターは簡易的だが取りあえず両面テープでベースに貼り付けてあるだけなので電池交換も容易である。

なおスタビライザーの形状に改良の余地があるかも知れないし、両iPhoneの間のスペースにモバイルバッテリーをセットするスペースもある。実際に今回のデザインで何度もスキャンを繰り返して欠点があれば改良していきたい。
またいくつか実際にスキャンしてみたが、保持しやすさも相俟ってとても良い結果が出ているのが嬉しい。

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※新型スタビライザーによる3Dスキャン例。よりトラッキングが正確になってきた



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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
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