2023年度、MacTechnology Lab.的ベスト10プロダクトの紹介

最初に申し上げておくが、昨年の2022年度に大物はほとんど買い尽くしたので今年は買う物が無い(笑)。まあそれは冗談だが事実、M1 iMac 24"、M1 MacBook Air、10世代iPad、iPhone 14 Pro、AirPods ProといったApple製品はもとより、xTool M1 レーザー加工機、CREALITY 3Dスキャナ、ELEGOO 光造型3DプリンターMars 3/4Kなどなどと買い尽くした感じなので2023年の今年は予算も尽きたし欲しいものも限られてきた感も…。

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それでも以下ご覧いただくように自分なりに日々の生活を楽しく豊かにしてくれるアイテムを手に入れたのでそれらを「2023年度、MacTechnology Lab.的ベスト10プロダクト」として簡単にご紹介したい。
なおリンクが貼ってあるアイテムはブログで紹介したアイテムなので、より詳しいあれこれをご覧いただけます。

Apple Watch Ultra
 はやり1位はこのアイテムとなる…。4年ぶりにApple Watchを買った。今回はやはりというべきかApple Watch Ultra(GPS + Cellularモデル)- 49mmおよびオレンジアルパインループの組合せである。Apple Watch Ultraが登場したとき、アウトドアやスポーツユーザー向けを強調していたことでもあり私には無縁だと考えていたが、最近そのスペックやデザイン、認識性の良さを考えるとアップルのプロモーションの方が些か考えが偏っているように思い始めた…。

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Apple Watch Ultraの売りは確かにそのハード的な頑強・屈強さにある。100メートルの耐水性能、MIL-STD 810H準拠、IP6X等級の防塵性能などは山に登り、海に潜り、ランニングやトレーニングにも欠かせないスペックである。
しかしApple Watch Ultraには他にも見るべき点が多いのも事実だ。このApple Watch Ultraを日々左腕に巻いているが良き相棒である。

Donner 電子ピアノ 88鍵盤 ハンマーアクッション 3本ペダル付 ブラック DDP-90
 私は30歳代に一年半、ピアノ教室に通ったことがあったが、近年両手が腱鞘炎となりギターやリュートが思うように弾けない。

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しかし音楽は鑑賞するものではなく演奏するもの…とも考えている1人としてこの電子ピアノを手にした次第。人に聴かせるという目的がない分プレッシャーも気負いもないが、音楽は偉大だ。例え思うように弾くことができないにしても日々鍵盤を叩くのは実に楽しい。

XITの○□アイウェア
 タイトルだけ見ると何のことか分からないと思うが、これは眼鏡である。詳しいことはブログでご紹介してあるのでご一読いただきたいが奇をてらうという意味ではなく大げさにいえば己の意識改革でもある。視力の悪い者としては中学のときから眼鏡は手放せなくなったがいつもいつも同じようなデザインばかりで、有難味も感じないアイテムであった感がある。

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ということで人の目を気にせず、楽しいと思うものを使おうとする己を鼓舞する意味も含めフランス、マルセイユから取り寄せてもらった逸品なのだ。

Creality K1 600mm/s 爆速 3Dプリンター
 2018年に最初のFDM(FFF)式の3DプリンターBIQU-Magicianから数えて今回で9台目になる。同じようなものを買い換えても…とお考えの方もいらっしゃるかも知れないが、この種の製品は新しい物だけに未完成な部分も多かったものだが近年の進化・進歩はめざましいものがあるのだ。そしてFDM式3Dプリンターの最大の欠点といえばそれは造型に時間がかかることだと思うが本製品は私が所持していた製品と比較してスペック比較すれば何と10倍ほどもプリント時間が短縮できる。

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したがってこれまで24時間造型に時間が必要なプリントが文字通りの1/10はともかく5時間とかで完成するわけでこれは凄いことなのだ。ただしそれだけに新しいトラブルにも見舞われると覚悟をしているがそれさえも知的好奇心をくすぐる製品だといえる。
本製品、実用となるまでには些かトラブルもあったが、現在ではよき相棒である。

Atmoph Window 2
 これはメチャ乱暴に言えば液晶モニターを窓に見立て、そこに世界中の魅力的な景色(動画)を映し出すという製品で「世界中の風景を見せてくれる窓」なのである。そのサイズが638 x 372 x 57mmとちょっとした小窓サイズなのでリアル感満載なのだ。

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壁に掛けたりデスクに置くだけで、美しい4Kで撮影された繊細な風景と臨場感あふれるサウンドで、一瞬にしてその場にいるかのような気分になれるという製品である。
しかし単なるスマートディスプレイでなく、例えば画面に窓を開けたような…まさしく窓から覗いているような窓枠まで表示するデコレーション機能もある。
とかく日中は一室に籠もりがちな生活を送っている一人の私にしてもAtmoph Window 2は風景を楽しむだけでなく雑踏や人の声、波の音、鳥の声といったリアルな世界を感じさせてくれるアイテムでもあり癒やしにもなっている。

PULWTOP M1 iMac 24インチ・ドッキングステーション
 Apple M1 iMac 24インチは素敵だしM1チップの搭載で動作も実用的だが問題があるとすれば拡張性であろうか…。無論現代では外付けSSDは勿論、さまざまなHUB類も存在するが、できることならM1 iMac 24インチのミニマムなデザインを壊さずに拡張ができたらと考えていたとき本製品に出会った。

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PULWTOP M1 iMac 24インチ・ドッキングステーションはiMacのスタンド下にシームレスにおける20mmほどの台だが、その中に最大2TBのSSDがセットできる。さらにその右サイドにはUSB-Aタイプが3つとCタイプが1つの拡張コネクタおよびSDカードとマイクロSDカードスロットがあるという製品だ。そしてなによりもそのカラーがM1 iMac 24インチのそれと同色なのが素敵なのだ。

⑦EPSON A3版インクジェットカラー複合機EP-982A3
 インクジェットカラープリンタはそうそう毎日使う物ではないが、私にとって必要不可欠の機器でもある。しかしこれまで使ってきた製品はA4版専用機であり、時にA3版のプリントが必要となった場合も対処できなかった。とはいえいつもいつもA3を必要とするわけではなく図体が大きなA3版プリンタを購入するのは憚れていたが、「いつもはA4、時々A3」を謳う本機を知り早速手に入れた次第。

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それに新製品ではないので安価だったものの、それ以前に使っていた同メーカーの製品よりは進化していたので大変気に入っている。そしてスキャナしたデータのプリント結果の色味が正確なことは特筆すべきだ。

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契約&工事不要な買い切り型フルプリペイド「リチャージWi-Fi」
 少々怪しい…大丈夫かと疑いつつも気になっていた「リチャージWiFi」なるフルプリペイド型モバイルポケットWi-Fiを買った。現役時代は出張や外出も多かった為にいわゆるポケットWi-Fiにお世話になった。しかし現在は出張はないしそもそも外出する機会も減ったもののゼロな訳ではないのが悩ましい…。
なにしろ買い切り型なので契約も必要なく月額料金も不要。そして使わなくなったとしても返却も解約も不要という夢のようなポケットWi-Fiなのだ。したがって手にした後は即設定すれば使える…。

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当初の100ギガもなんと1年間使える。したがって使用頻度が低い私のようなユーザーも使いきらずに残したデータ容量のまま期限切れとなってしまうことは少ないと考えられるし無論使い切ったら有料で30ギガとか50ギガといった感じで追加購入も可能だ。
回線は物理SIMも使えるが、今回私が使うのは物理SIMが不用ないわゆるクラウドSIMという奴…。そしてマルチキャリアとかで、docomo・au・Softbank・Rakutenをサポートしその場所で一番適切な回線に自動接続だというが現実はほぼソフトバンクのようだ。
幸いいまのところ問題なく使え、先月の京都旅行の際にも大活躍してくれた。

TORRAS「COOLIFY 3 ネッククーラー」
 今年の夏はホント、このTORRAS「COOLIFY 3 ネッククーラー」にお世話になった。この種の首掛け扇風機あるいはネッククラーと呼ばれる製品群としてはトップクラスのもの。必然的に価格も高い。ただし安価な製品はそれこそ扇風機そのもので風を吹き出すだけであり、例えば35℃といった炎天下に持ち出してもまず効果はないが本製品はマジで冷える。

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また特筆すべきは夏場だけでなくこれからの季節はなんと、ネックウォーマーにもなるという優れものなのだ。

⑩ logocoolのPOP KEYSキーボード & ロジクール POP MOUSE
 logocoolのPOP KEYSキーボード(K730YL)というメカニカル・ワイヤレスキーボードは正直興味本機で手に入れた。日常のテキスト入力はAppleの純正キーボードで問題なく可能だが、いまいち面白味がない。
その点、logocoolのPOP KEYSはカラフルだけでなくキートップがタイプライターを彷彿とさせる円形だし、そのメカニカルキーは打鍵時のカチカチとしてレトロ感溢れる音も魅力的で、手応えといったものを感じさせてくれる。またすぐに絵文字が送れるカスタマイズ可能な4個の絵文字ショートカットキーと絵文字メニューキー装備も楽しい。

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ということでキーボードに続き、同色のロジクール POP MOUSEも手に入れて楽しんでいる。

【番外編】
トーマス・マックナイトのリトグラフ作品「Ca'D'Oro カ・ドーロ~館~」
若い時から私はシャガールとかホアン・ミロ、キース・ヘリングあるいはアンディ・ウォーホルらの作品が好きだったが、何故かトーマス・マックナイトの作品は特別で、一時期はわざわざ新作発表会まで出かけて作品を購入したこともあった。そして起業してからは十点ほどの作品を所持していた時代もあったものの、その後会社を整理する過程でトーマス・マックナイトだけではないがすべての絵を処分し現在に至るが、どうしても一点でよいからマックナイトの気に入った作品を飾りたいという希望を持ってきた。
と言うわけで大げさになるが今般偶然が重なって念願のトーマス・マックナイトのシルクスクリーン作品「Ca'D'Oro」~カ・ドーロの館~と名付けられた1991年製作のリトグラフ作品を手に入れる事が出来た。

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マックナイトの作品数はそれこそ膨大な数になるが、それらの中でもこの「Ca'D'Oro」はピカイチだと思う。無論真作であり作者のサインはもとより作品証明書付の作品だ。
トーマス・マックナイトのことを「幸福を描く画家」と称賛する声もあったが、彼のほどよい抽象的・シンボリックな画風は正しく私をして至福のひとときに誘ってくれるのである。

②ギネス認定書
 昨年11月22日、実業家前澤友作氏らと共にMZDAOのコミュティ・オンライン会議に臨んだ際にその参加者数が33,819人に達したことでギネス認定を申請していたとのこと。参加者の1人としてギネス正式な認定書をいただいたわけだが、そもそものMZDAOコミュティは残念ながら私の意図するというか望む方向性とは違ってきたと考え入会一年を前に退会している。それはともあれ、ギネス認定書など普通ならまず縁がないから貴重品です👍

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【終わりに】
今年2023年という一年は本当に早かった。それだけ歳を取るのも早いということなのだがともあれ、幸いなことにコロナにもかからず、寝込むこともなく済んだので𠮷としようか…。
ともあれ本年も当ブログにお付き合いいただきありがとうございました。


トーマス・マックナイトのリトグラフ作品「Ca'D'Oro カ・ドーロ~館~」入手

若い時から私はシャガールとかホアン・ミロ、キース・ヘリングあるいはアンディ・ウォーホルらの作品が好きだったが、何故かトーマス・マックナイトの作品は特別で、一時期はわざわざ新作発表会まで出かけて作品を購入したこともあった。そして起業してからは十点ほどの作品を所持していた時代もあったものの、その後会社を整理する過程でトーマス・マックナイトだけではないがすべての絵を処分し現在に至るが、どうしても一点でよいからマックナイトの気に入った作品を飾りたいという希望を持ってきた。


そういえば1997年リリースされたCD-ROM版「マックナイト作品集~The Art of THOMAS McKNIGHT」なども未だに手元に置いてある…。

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と言うわけで大げさになるが今般偶然が重なって念願のトーマス・マックナイトのシルクスクリーン作品「Ca'D'Oro」~カ・ドーロの館~と名付けられた1991年製作のリトグラフ作品を手に入れる事が出来た。マックナイトの作品数はそれこそ膨大な数になるが、それらの中でもこの「Ca'D'Oro」はピカイチだと思う。無論真作であり作者のサインはもとより作品証明書付の作品だ。

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さて、作品のタイトル「Ca'D'Oro」~カ・ドーロの館~とはサンタ・ソフィア宮殿とも言われ、北イタリア、ヴェネツィアの大運河沿い(カナル・グランデ)にある実在の宮殿の名である。
かつて金箔と多色刷りの外壁装飾が施されていたことから、「黄金の家」を意味するそうだ。
で、作品を見てみるとカナル・グランデを挟んで前方中央に見える白い建物が「Ca'D'Oro」だが、ちなみにこの館は1927年以来、美術館として使用されているという。

「Ca'D'Oro」は、ヴェネチアン・ゴシック建築の中で、現存する最も優れたパラッツォ(大きな建築物)として長い間評価されてきた。ファサード(建築物正面部デザイン)には、ロッジアのような小円柱の間隔が狭い窓があり、その上にクアトレフォイルの開口部を持つ重厚な装飾が施されている。
ちなみにロッジアとは、イタリアで生まれた建築意匠の一種を指す言葉で、ファサードに一方の側が外に開かれた廊下を配し、一定間隔の柱で支持するか、単に壁に開口部を設けた形状のものを意味する。開廊、涼み廊下とも呼ばれる。また、クアトレフォイルとはイギリス、フランス、イタリアのゴシック建築の教会や、大聖堂の窓の装飾に頻繁に使われる様式で「四つ葉」の意味だそうだ。

トーマス・マックナイト(Thomas McKnight、1941年~ )は、米国の画家だが、彼の作品はニューヨークのメトロポリタン美術館、およびスミソニアン協会の常設展示に加えられている。また彼は日本にも縁が深い作家であり、これまで各地で何度も来日展を開催してきただけでなく1995年には神戸市復興のため、美しい神戸の街並みを描き神戸市に寄贈している。
彼の作風はまるで夢の中の楽園を彷彿とさせるもので、室内から外の風景を描く描写が多い。

そしてギリシャ・ミコノス島で本格的な絵画を描き始めたという彼の絵はリゾート感に満ちており、部屋に飾るとたとえ窓のない部屋であってもマックナイトの絵が窓となり、窓の向こうの素敵な理想郷へと誘ってくれる。
私は残念ながらイタリアはもとよりヴェニスを訪れたことはないが、ヴェニスはどこを眺めても絵になる風景であり大好きな場所なのだが、「Ca'D'Oro」を眺めているとリアルな写真を眺める以上にイマジネーションが膨らんで来る。
カナル・グランデには何艘ものゴンドラが行き来し、その一艘にはマックナイト作品には珍しく人物…漕ぎ手(ゴンドリエーラ)が1人描かれている。

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そもそも彼の絵には登場人物がほとんどなく人の姿がないというのも特長のひとつである。といって寂しさや陰気な雰囲気はまったくなく、それは「絵の中の主人公はあなた(鑑賞者)だけ」と言われているような気がしてこれまた心地よい。
そして対岸には前記したカ・ドーロの館があり、空を仰ぎ見ればこれまたマックナイトの定番ともいえる細い三日月がうっすらと輝いていることもあってか、どこからかセレナータ(セレナーデ)が聞こえてくるような気すらする。

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そもそもマックナイトがどの辺りからこの絵を描いたかを知りたくて地図を参照してみた。アートに理屈や正確性を求めるわけではないが「Ca'D'Oro」の対岸にホテル ロロロージョ ヴェネチアという四つ星ホテルがある。この辺りからスケッチあるいは写真を撮ったのかも知れない…。

ともあれ鑑賞者側の開放的な建物には花が飾られ、魚はもとよりスイカやオレンジ?など豊富な果物などが置かれ、カラフルで豊かさを感じさせてくれる。
トーマス・マックナイトのことを「幸福を描く画家」と称賛することがあったが、彼のほどよい抽象的・シンボリックな画風は正しく私をして至福のひとときに誘ってくれるのである。


小学校で講義してきました!

これまで北は北海道、南は広島・山口あたりまでを飛び回り多くのセミナーや展示会に参加すると同時に大学も含めて講義・講演をしてきた。多摩美術大学や東北芸術工科大学での講演はいまだに記憶に残っているが、なんと今回小学6年生を前にして話しをすることになった…。


1月27日の昼過ぎ、私は都内のとある小学校の校門を潜った。98名の小学6年生に講義をするためだ。講義という表現はいささか固く子供たち相手には相応しくないと思うが、まあそうした心意気でその場に臨んだのである。

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実はしばらく前の事だがiPhoneに非通知電話が入った。出て見るとOさんだったが電話をいただくのは初めてだった。
Oさんが小学校の先生をされていることはご家族から随分と以前に知らされていたが、このOさん…O先生と初めて出会ったのは2007年の春先だった…。そのときOさんは小学生で、広い公園に沢山のワンコたちに囲まれていた。

幸いなことにOさんのご家族が飼っていたワンコと私が飼っていたワンコは仲が良く、必然的に飼い主同士もお話しする機会が増え、現在でもOさんのお母様とは時々情報交換している仲となったのである。
いわばワンコが取り持つご縁だということになるか…。

電話でのご依頼は小学6年生98名に将来職業選択する際参考になるであろう私の経歴を話して貰えないだろうかということだった。
私の経歴がそのまま子供たちに役に立つとは思わなかったが、小学6年生の子供たちという点に興味を持った。個人的に私は現在の情勢は子供たちの将来にとって決して望ましい方向では無いと考えているし、ある意味でその将来を心配している一人でもある。

ともあれ役に立つかどうかは分からないものの私にとっても新しい挑戦になるに違いないとその場で快諾させていただいた。
しかし冷静に考えると大人に対してとは違った難しさを感じるし限られた45分間で多少なりとも心に残る話しができるだろうか…には些か自信が持てない。

ともかく早速Keynoteで簡単なプレゼン資料作りを始めた。言葉だけでなく多少でもビジュアルを見せた方が印象も深く飽きないだろうと考えたからだ。
問題は私のApple M1 MacBook Airにデータを作って持ち込んだとして、果たして教室・会場にある設備で間違いなく大型モニターとかプロジェクターに接続できるものかについては心配だった。M1 MacBook Airはご承知のように外部ポートはThunderbolt(Type-c)のポートしか無い。

ちなみに時代が違うとは言え私の現役時代はこの機材の合う合わない、あるいは足りないということでせっかく遠出してきた現地で思うようなプレゼンが出来なかったことが多々あった。事前にメモリは最低何メガ、カラーのグラフィックボードが必要、あるいはプロジェクターなどへの接続はこれこれこのようなポートを持つ変換アダプタが必要ですと電話し念のためFAXしておいたにも関わらず揃っていなかったり、そもそもSCSIやらADBポートと言っても相手に通じないこともしばしばだった。

そんな不安が頭をよぎったし一度は簡単な打ち合わせをとO先生とFaceTimeでお話しする機会をいただいた。しかし時代が変わったとはいえ、O先生はMacBook Airを所持しており私の持つ不安を払拭させてくれた。ありがたいことである。
話しをする当事者の不安は話しの内容ではなかった。限られた45分間に用意した内容をきちんと伝えることができ、最後の質問コーナーも含めて時間延長にならないようにと練習も繰り返した。

O先生に導かれて校舎に入ったが、当然のことながら先生であろう人々が行き交っていたし、入り口には事務室があり職員の方もいる。その姿を見て一瞬私はおかしな感覚に捕らわれた…。
私の記憶の底にあるこうした風景だと事務職の方はもとより教師らも皆オジサンやオバサンだった。しかし目の前にいらっしゃる方々は若く、私には一瞬子供のように見えたのだ(笑)。無論これは自身が爺さんになっていることを忘れているからなのだろうが楽しい違和感であった。

さて、五時間目の授業ということで広い教室に98名の生徒さんが床に膝を抱えるようにして集まり私の講義が始まった…。

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テーマは3つに分けてある。ひとつは「なぜ私はパソコンのソフトウェア開発を仕事にしたのか」。二つ目は「パイオニアの心得」。そして「なぜ人は仕事をするのか」であり、これらはO先生からの指定であった。

私自身の話のやり方は事前にKeynoteで作ったスライドのみであり、別途レジュメとか話す内容が書かれたメモなどは一切用意しない。
事前に1枚のスライドにどの程度の時間をかけるか、どのような話しをするかについては練習と確認をしたが、後は現場の反応や雰囲気を感じながら話しの順番や詳細な部分は適宜変えていく。だからハンドマイクを持ちながらの話しはすべて生徒たちに視線を向けられる。

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この辺は自分でいうのも烏滸がましいが、プレゼンとか説明に関しては用意周到な準備はするものの、本番は臨機応変でできる自負もあり、経験も豊富なので萎縮やあがるといったこともない。

子供たちの反応は思っていた以上に良かったように思う。生徒は話が終わった後下校だったが数人の男子女子が私の所に集まってくれて雑談になった。
「その眼鏡ってどこの眼鏡?」といった質問から「松田先生のiPhone、私と同じです」とか「また来ないの?」といった言葉も聞かれた。

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そして帰りには副校長先生が校門まで送ってくださった。
まあまあ、結果としてO先生のご尽力のお陰で無事に役目を果たすことが出来たが、実は学校に向かうとき迷子になった事は…なかったことにしたい(笑)。



2022年度、MacTechnology Lab.的ベスト10プロダクトの紹介

2022年は例年になく金遣いが荒かった(笑)。M1 iMac 24インチを皮切りにM1 MacBook Air、iPhone 14 ProそしてApple AirPods Proおよび第10世代無印 iPadとこの数年購入を控えていたアップル製品が一気に揃った感がある…。無論無駄なモノを購入したつもりはないが、円安の影響もありアップル製品は軒並み大幅に値上がりしたのは辛い。
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その他、念願だったELEGOO 光造型3DプリンターMars 3/4KやCREALITY 3Dスキャナ、そしてxTool M1 レーザー彫刻機の入手は私が DIY 三種の神器と考えている製品らであり、これで自分なりに一応のレベルの製品が揃ったことになる。
さらに振り返ればその他、いくつかのソフトウェアを揃えただけでなく数々の…といってよいだろう…モバイルバッテリーやiPhoneケース、MugSafe関連製品、そして3Dプリンター用のフィラメントやレジン等々も購入しているわけで自分なりに大きな散財をした一年だったとも言える。

ということで今年もあと僅かになったが、例年通り@mactech的ベスト10プロダクトの紹介をさせていただこう…。
それにしてもxTool M1 レーザー彫刻機とCREALITY 3Dスキャナは衝撃的な製品だった!
以下簡単なガイドを記しておくが、詳しくは各リンク先のブログ記事があるものはそれを参照いただきたい。

① Apple M1 iMac 24インチ(イエロー)1TB SSD/16GBメモリ
やはりM1 iMac 24インチは日々文字通りに私の思考を拡張してくれる相棒であり1位に相応しいプロダクトだ。2017年7月に27インチ iMac Retina 5Kディスプレイモデルを購入して以来だから5年ぶりにメインマシンを買い換えたわけだが、モニター領域は狭くなったものの実際に使ってみるとまったく不自由はなくM1チップのおかげで随分と快適になった。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3002.html


② iPhone 14 Pro
2019年9月にiPhone XRを購入以来3年ぶりに新製品を手に入れた。それがiPhone 14 Proである。iPhoneは身に着けている点においてはメインマシンのM1 iMac 24インチ以上だから1位を争うプロダクトには違いない。ただし個人的にはiPhoneで複雑な…重い作業はしないこともあって今のところはそのカメラの高性能化に驚いているに留まっているが、ZOOMなどで外付け高性能カメラとしても使えるようになりその存在感は日増しに高まっている。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3024.html

③ Apple 第10世代無印 iPad(イエロー)
年末ぎりぎりになって購入したのが新製品の第10世代無印 iPadである。カラーはこれまた今年手に入れたM1 iMac 24インチのイエローと同じくイエローを選んだ。ともかくiPadを購入したのはほんと久しぶりで調べたら6年ぶりだった。
これまで初代iPadはもとより iPad mini、iPad Proと使ってきたがいずれも手に馴染まず手放すことになった。ではなぜいまiPadなのか…。
それは一重にA14 BionicチップとiOS 16.2のコンビネーションによる大幅なパワーアップをベースに新しい「フリーボード」といったアプリケーションの魅力による。そしてホームボタンがなくベゼルも細いスマートさにも惚れたというべきか。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3038.html

④ xTool M1 レーザー加工機(ブレード切断可能) 出力10W
この製品はいわゆるレーザー彫刻機、レーザー切断機だがそれだけでなくブレードカッティングの機能も内蔵している優れもので、私レベルとしてはこれまでで最高・最良のレーザー加工機を手にしたと思っている。そして本体のみならず、ライザーベース(本体を嵩上げする台)や筒状の物体をも刻印可能にするRA2 Pro ローラー機器、そしてエアーアシストなど…このレーザー機器には費用を注ぎ込んだ…。
ともあれすでに3Dプリンター、3Dスキャナと合わせてDIYにとっての三種の神器と考えている素晴らしいプロダクトである。そして一言付け加えるならメーカーのサポートも抜群によい!

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3026.html
https://www.youtube.com/watch?v=9CJRdKdSR10


⑤ Apple M1 MacBook Air(スペースグレイ)
デスクトップ派を自認している私が珍しくMacBook Airを手に入れた。実はそもそも本機は第5位にランクインしている3Dスキャナーのコントロール用として手に入れたプロタクトだった…。時には戸外でもスキャニングをしたいとすればデスクトップ機ではどうにもならないからだ。しかし実際に手にしてみるとこれまたM1チップのお陰かとても使い勝手が良く、実際にはサブマシンとしての環境を揃えつつある…。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3012.html


⑥ CREALITY 3Dスキャナ(カラーキット)
これまで3DスキャナといえばiPhoneとそのためのアプリで試行錯誤していたがやはり専用機が欲しかったのでクラウドファンディングで手に入れた。なかなか使いこなすには熟練技も必要だが、ここに載せたオブジェの複製が精緻に作り得たことをご覧になればその能力は十分推察していただけるに違いない。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3008.html
https://appletechlab.jp/blog-entry-3011.html


⑦ ELEGOO 光造型3DプリンターMars 3/4K モノクロLCD
これまで3DプリンタといえばFDM方式の製品を使い続けてきたが、細かな造型作りとなると光造型方式には叶わない。また機会があれば是非光造型3Dプリンタも体験したいと考えていたこともあって手に入れた次第。まだ使用頻度は多くないが今後の出番は大幅に拡大するに違いない。ただ現在水洗レジンを使っているにしてもFDM方式と比べて後片付けが面倒なのは…慣れるしかないか(笑)。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3006.html


⑧ Apple AirPods Pro(第2世代)
これは熟考して買ったと言うより衝動買いに近い…。AirPods MAXを所有していたので特別に空間オーディオとかノイズキャンセリングが目新しい訳ではなかったが、やはり手軽さというか身に着けた感覚がAirPods MAXよりAirPodsの方が軽くてウェアラブル感覚で楽しめるとAirPods MAXを処分してこのApple AirPods Pro 2 を購入した。事実日々とても素晴らしい体験をしている。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3023.html


⑨ ELEGOO MERCURY X BUNDLE
このプロダクトは6位のELEGOO 光造型3DプリンターMars 3/4K モノクロLCDの周辺機器といった立場にあるものだ。バンドル…とあるが、二次硬化マシンと洗浄マシンの2つが別々のプロダクトとして用意されていたので光造型方式の3Dプリンタを使うには不可欠のアイテムだと同時に購入した次第。

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⑩ ポータブル電源 Anker PowerHouse II 400 & ソーラーパネルPowerSola 3-Port 100W
これだけ電気を必要とする生活を送っているとやはり心配は電力不足による停電だ。また今年は地震はもとより台風も目立ち雨も多く、実際に災害を引き起こしてきた。幸い私が住んでいる地域は今のところ今年も停電を経験しないで済んでいるが、災害時はもとより普段の大型モバイルバッテリーとしても活用させようと専用のソーラーパネルと共に手に入れた。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-2986.html


■■番外編■■
さて、本選にはピックアップしなかったアイテムでも私的な日々を豊かにしてくれるものも多い。ここではふたつのプロダクトを番外編と称してご紹介してみる。

① Keenstone 電動ミルクフォーマー
 私はコーヒー好きを自認している一人だ。日々2~3杯のコーヒーを愛用のコーヒーマシンで煎れて楽しんでいる。特にカプチーノが好きだが好みの濃さのエスプレッソはともかくミルクフォームがなかなか均一にできない。そこで初めてだが電動ミルクフォーマーを買ってみた。
いやはやこれは完璧なミルクフォームを作ってくれる。電源ボタンは一つしかないものの、このボタンを1回押すとマッキアート、2回でカプチーノ、3回でホットミルク、そして4回でアイスコーヒーに最適な常温のフォームを作ってくれる。すでに手放せないアイテムになっている。

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【関連情報】
https://appletechlab.jp/blog-entry-3021.html

② 熱転写プレス機
前記xTool M1 レーザー彫刻機はブレードカッティング機能も備わっている。私にとって目新しいものであるからしてここの所、本家のレーザー加工よりブレード機能を多く使っている(笑)。となればこ精緻なカッティングマシンを使ってオリジナルTシャツでも作ってみようかと好奇心が頭を擡げた…。
カッティングした熱転写シート、あるいはインクジェットプリンターで印刷可能なアイロンプリント用紙などをTシャツに転写するのはアイロンでもよい訳だが、面積が狭い、圧が不均等、圧の時間管理が楽などの利点を考慮して小型の熱転写プレス機を手に入れた。
これを使い、オリジナルTシャツを作ってみたがとても綺麗に仕上がっている。

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【終わりに】
2022年度は私にとってこうした新しいプロダクトを手にする喜びもあったが、愛犬ラテを3月に亡くした悲しみはなによりも大きく、もしかしたら例年にない散財はその悲しみを少しでも和らげようとする無意識の行動だったのかも知れない…。
ともあれ、本年も当ブログにお付き合いいただきありがとうございました。喪中の意味で新年のご挨拶はご遠慮しますが、来年も皆様方にとってよりよい一年でありますように!


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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員