ラテ飼育格闘日記(343)

雨の日が続く…。梅雨時だから仕方がないものの何とか快適にラテとの散歩を続けたいとオトーサンは常々考えている…。そんな一環として今年の梅雨入りに備えて買ったのは半径70センチと大判のビニール傘である。少々重めではあるが透明な点は周囲を確認できるのが安全だしラテと共になるべく濡れないで歩きたいという主旨である。


今年は空梅雨かと思ったが、そこは降るときには降る…。しかも朝夕の散歩は大きく時間を外せないから「雨が止んでから出ようか」というわけにもなかなかいかないのだ。
しかしiPhone 5にインストールしてあるアプリのおかげで現在この地域にかかっている雨雲が後どれ程の時間で去るのか、あるいは近づいて来る雨雲が後どれほどの時間かかるのかがだいたい推測できるのは便利である。
したがって長い傘が必要なのか、あるいはラテにレインコートを着させた方がよいのかといった判断がある程度可能だからである。

Latte343_02.jpg

※ラテ魅惑の表情!


しかしレインコートを着せるのもラテが嫌がるからなかなか大変だ。レインコートをオトーサンが手に持っていることを知るとラテは逃げ回る(笑)。
なぜラテは…ワンコはレインコートといったものを嫌うのか。それは単に窮屈だからということもあるだろうが物の本によれば身体を覆われるのは何かに支配される感覚をよみがえらせることであり不快だから…という。確かにレインコートを着せると尻尾は下がってしまうしオヤツを差し出しても食べないときもあるくらいだ。

しかしこの支配感といった説もそのまま信用して良いのか、オトーサンは少々疑問に思っている。
狼などでは上位の奴が下位の狼の上に身体を乗せたり、頭を乗せたりするという。確かにそうした行動はワンコたちにもあり、友達ワンコの間でもそうした行為はたまたま見られるが狼はともかくラテがそうした相手の行為で自分の行動を大きく左右されるということはないように見える。
そもそもオトーサンはラテと遊ぶひとつの方法として伏せているラテの上にオトーサンが完全に覆い被さるということをする。本来ワンコはこうしたことを嫌うというが、幼犬時代から続けてきたことなので慣れもあるのか、オトーサンの腹の下敷きになっているラテは結構リラックスしているように思える(笑)。

Latte343_03.jpg

※気になる若いニャンコを発見!


したがってレインコートを着せた程度で「支配されている」と感じて大人しくなる…というのも素直に信用できないし、むしろ単純に「嫌いだ」という感情と考えて良いのではないだろうか。たまにブルブルと身体を振り、出来ればレインコートを振り切ろうとしながらも時間が経つほどに尻尾も上がり、結構普通に活動しているからだ。
それにラテは着せられているものが雨よけだということを認識しているかは不明だが、自宅に帰ればオトーサンが外してくれるものだということは分かっているはずだ。

事実自宅の玄関に入ると、普通は即叩きから上がってシートに腹ばいになるラテだが、レインコートを着せられていると濡れているからか、あるいは単に嫌なのか、叩きに座ったままオトーサンたちがレインコートを脱がしてくれるのを待っている。
そうした日常を観察しているとレインコートは支配感を与えるアイテムというだけでは納得出来ないあれこれを感じるが、無論雨に濡れさせたくないからとレインコートを着せるのは我々飼い主側の理屈であり、ラテは雨であろうがレインコートなど不要と思っているに違いない。
そもそも湿度が高いとラテはよく眠る。オトーサンが「ラテ散歩にいくよ」と声をかけてもなかなか出窓のタタキから下りてこない。こうした天気の時はレインコートを着せられるかも知れないことを察しているからいつものように喜んで降りて来ないのだ。

Latte343_04.jpg

※フィニッシュはやはりオトーサンに抱っこだね(笑)


やはりレインコートとかハーネスを着けられると前脚の脇の下などの動きが多少制約され動きづらいというのが本当のところではないだろうか。
例えばハーネスを付けるとラテはお座りをあまりしないのだ。これはオトーサンたちが使っているハーネスの構造にもよるのかも知れないが、緩めに着けても前脚の脇の下の周りが不自由な感じだからと思われる。
ともかくそのレインコートだって初めて着せるわけでもなく我が家に来てからすぐに体験しているわけで、それがいかに具合がよくないとしても、実害があるものではないことぐらいとっくに知っているはずだ…。

Latte343_01.jpg

※そろそろこうした感じで「動きたくない!」の意志表示が多くなる季節なのだ


もうしばらくの間、散歩にレインコートが欠かせない時期が続くが、それが終われば真夏でありこれまたラテが動かなくなる季節となる。
なかなかオトーサンたちは楽ができないようになっているらしい(笑)。




Lightningコネクター用充電ステーション「MiniDock Lightning」発売

トリニティ株式会社は6月28日、米Bluelounge(ブルーラウンジ)社のiPhone/iPod対応 Lightning用充電ステーション「MiniDock Lightning(ミニドック)」を全国の家電量販店、インテリア雑貨店を通じて7月5日(金)より販売すると発表。なお、本製品はTrinity Online Storeでも取り扱いする。


本製品は、アップル社製のUSB電源アダプター(別売)に挿し込み、壁のコンセントでiPhoneやiPodを充電することができるデバイス。
通常、デスク上や床などに直接平置きで充電されることの多いiPhoneだが、その際に必要なケーブルは接続や掃除の際に絡まったりと邪魔な存在だった。
MiniDock LightningはiPhone/iPodを安全で清潔な状態に保ち、邪魔なケーブルを消し去り、壁のコンセントに直接挿し込むだけで、簡単に充電することができるウォールマウント充電ステーションになる。

・iPhone/iPod用充電ステーション
・ケーブル不要なシンプルデザイン
・iPhone/iPodを浮かせて安全で清潔に
・コンパクト&軽量なポケットサイズ
・各種サイズに対応するスペーサー付属
・スタンドとしても使用可能
・MiniDock単体でのUSB充電も可能

価格はオープン価格だが、市場予想価格は4,980円(税込)。

MiniDock Lightning

FMACCG : 談話室【57】1997年12月15日〜1998年1月4日

大阪ドームで開催したMac Fan Expoも大成功だったし私の会社のちゃちなブースも押し倒されるのではないかと心配になるほどお客様が押し寄せた(笑)。そして土曜日の夜は地元の美味しいお好み焼き屋とたこ焼き屋事情に詳しい佐古さんに案内していただいたこと鮮明に覚えている。しかしその佐古さんはすでに若くして亡くなられた…。


FMACCG : 談話室【57】1997年12月15日~1998年1月4日

341/512 SDI00116 松田 純一    大阪から戻りました
(15) 97/12/15 20:48 コメント数:3

本日大阪のExpoから戻ってきました。
いゃ~ぁ、もう...疲れましたが大変有意義なExpoとなりました(^_^)。
沢山のお客様が私どものブースにお越しいただき、あらためて御礼
申し上げます。

MacFanExpo_02.jpg

MacFanExpo_03_20130624141735.jpg

MacFanExpo_04.jpg

※狭いブースは大変な混雑ぶりとなり、ブース内の売上げも歴代Expoで最高となった


とにかく大変な人出となりました。3日間の総入場者数は確か58,000
人を越えたということです(^_^)。そしてその半分が女性ではないかと
思うほど女性の姿が多かったのも特徴ではないでしょうか。
私どものブースでもそうですが、大半のブースで一日目にカタログ等
が不足しはじめたほどです。そして最終日にはついに(笑)大入り袋が
事務局より出たほど大成功だったExpoでした。

MacFanExpo_01_20130624141736.jpg

※大阪ドームという球場でのイベントは最初違和感もあったが多くの来場者で各ブースは埋め尽くされた


関西地区でこれだけの規模のマックのイベントを開催するのは始めて
でしたから正直言って腰が多少引ける感覚で参加を決めたのですが昨
今のパソコン業界の不振を払拭するほどのパワーを感じました。
なんだかんだと言ってもこれだけのお客様がお集まりいただけるので
すからアップルもいっそう頑張って欲しいものですね。

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SKOSHING SYSOP 松田純一(SDI00116)
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342/512 SDI00116 松田 純一    法善寺物語(^_^;)
(15) 97/12/15 20:50 コメント数:1

13日の土曜日の夜は佐古さんに案内していただき大阪のミニツアーを
体験させていただきました(^_^)。
法善寺の水かけ不動様にジャンボ宝くじが当たりますようにと願をかけ
たのは私です(笑)。ちなみにお賽銭は150円でした...(^_^;)。

MacFanExpo_05_20130624141734.jpg

※大阪一に美味いというお好み焼き屋で宴会。左奥が筆者で隣の白いパーカーを着ているのが佐古さん


ともかく念願の美味しいお好み焼きやたこ焼きが食べられました。佐古
さんの焼きそばを焼く手つきにはホトホト感心しました(^_^)。そしてそ
の味付けにも!!
疲れが吹っ飛ぶひとときでしたね。

あらためて...ありがとうございました(^_^)。

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SKOSHING SYSOP 松田純一(SDI00116)
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354/512 SDI00116 松田 純一    RE:大阪から戻りました
(15) 97/12/16 07:57 351へのコメント コメント数:1

猫描き/足立 光隆さん

>>お目に掛かれて嬉しかったです。

こちらこそ!(^_^)。

>>Appleもますますユーザに応えて欲しいものです。

ほんとですよねぇ。
私が感じたのはビジネスユーザーではなく一般の個人ユーザー
のパワーとその意欲です。
確かにPerformaシリーズなどでAppleは損失を出し、その結果
というか反省から今度はハイエンドユーザーをターゲット...。
という至極単純で短絡的な発想で利益を確保しようとしていま
す。これはこれでがんばって欲しいですが、一般のコンシュー
マユーザーも大切にして欲しいと思いますし、大阪のExpoに来
られたお客様の多くはコンシューマユーザーだったような気が
します。

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SKOSHING SYSOP 松田純一(SDI00116)
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366/512 SDI00116 松田 純一    RE:RE^4:大阪から戻りました
(15) 97/12/17 09:14 365へのコメント コメント数:1

Neonさん、こんにちは。

>>>>>>途中、松田さんがメガホンを使い始めた
>>>>>>そ、それは見たかったなぁ(^_^;)。

>>む、松田さんの英語の肩書は Director であったのか :-P

これって...あれでしょ(笑)。皆さん、分っかるかなあ~(^_^;)。

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SKOSHING SYSOP 松田純一(SDI00116)
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367/512 SDI00116 松田 純一    Mac Fan Expo'97アルバム登録!
(15) 97/12/17 09:19 コメント数:1

データライブラリの#7に Mac Fan Expo'97アルバム を登録
しました。
過日の大阪ドームで開催されたExpoのコーシンブースの混みよ
うとMac Fan Expoのオープニングパーティ...そしてお好み焼
きとたこ焼きに立ち向かっている様子などが収録されています。

今回は荷物が多かったのでデジカメはDS-20ひとつしか持参し
ませんでしたが、この程度に縮小するとまずまずですね(^_^)。
データは当社製品キューティアルバム2.0で1MB程度にまとめ
てあります。

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SKOSHING SYSOP 松田純一(SDI00116)
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381/512 SDI00116 松田 純一    RE:RE^2:大阪から戻りました
(15) 97/12/18 10:15 379へのコメント コメント数:1

有田さん

プロシューマ...ですが、コンシューマとプロフェッショナルとの
合成のようですよ(^_^;)。
いわゆる一般のユーザーが力を付けてさらにマシンパワーを必要と
するゆうになった層を意味しているようです。

                SKOSHING SYSOP 松田純一

383/512 SDI00116 松田 純一    RE:RE^2:大阪から戻りました
(15) 97/12/18 13:22 382へのコメント コメント数:1

有田さん

>>松田さん、やっぱしそうですか。ひどい造語ですね、それ。

18日発売のMACLIFE誌の中にG3機の記事があるのですが、その中で
も106ページに「コンシューマーとプロフェッショナルの中間層
"プロシューマー"に照準を合わせたG3の...」という記述があり
ます(^_^;)。
言葉は生きているとは言いますが、業界にいる我々でも新しい
言葉を覚えるのって努力いりますもの(笑)。

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SKOSHING SYSOP 松田 純一
SDI00116
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389/512 SDI00116 松田 純一    RE:Mac Fan Expo'97アルバム登録!
(15) 97/12/19 07:28 387へのコメント コメント数:2

Zakさん、こんにちは。

>>#口がパニックになっている光景がありありと(^_^;)

ええ...(^_^;)熱いだろうな...と分かってはいたのですがハフハフでした(笑)。
しかし、二件並んでいるあのたこ焼き屋は面白いですね。何しろその一軒の看
板には「隣の店とは一切関係ありません」って書いてある!(^_^;)。
スゲーなぁ...と思ってしまいました。

>>改めてお疲れさまでした。

ありがとうございます。
昨日MOSAの理事会と忘年会があり、Mac Fanの滝口さんらとお会いしたのですが
話題はやはり「人、人、人」の事ばかり(笑)。
ホント、いま写真をあらためて見ても凄い人出でした。

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SKOSHING SYSOP 松田純一
SDI00116
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394/512 SDI00116 松田 純一    RE:RE^2:Mac Fan Expo'97アルバム登録!
(15) 97/12/21 07:19 393へのコメント

こ~らさん、こんにちは(^_^)

>>この店なんですが、グループで2つに別れて、両店のを買おうとすると
>>怒られます。

あら...そうなんですか。私たちはやってはいけない事を堂々とやってし
まいました(笑)。

>>しかし、今回はホント、人が多かったですね。

出展した我々はホント充実した気持ちで大阪を後にすることができまし
た(^_^)。最近、どんな展示会をやっても満足した気持ちで後かたづけ
することなど、ほとんどありませんでしたから…(^_^;)。

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SKOSHING SYSOP 松田純一
SDI00116
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399/512 SDI00116 松田 純一    良い新年をお迎えください
(15) 97/12/31 12:03

いよいよ大晦日、今年も最後の一日となりました(^_^)。

本年も当、コーシングラフィックシステムズのステーションをご利用
いただきありがとうございましたm(_ _)m。
つきなみですが私にとっては本当に短い一年と感じましたが皆さん方
にとってはどのような一年だったのでしょうか。

歳を重ねるにつれ、大晦日とか正月といった雰囲気は薄れてきますが
だいたいコンビニをはじめとして正月元旦からお店をオープンしてい
る所も多く、おせち料理を用意する意味もあまりなくなりました(^_^;)。
近所のイトーヨーカドーも元旦の11時からオープンとのこと。これでは
買い置きする必要はありません。
しかし大晦日は年越し蕎麦、そして元旦の朝はやはり雑煮などをいただ
きたいものですね(^_^)。

そうした中、半日秋葉原に出かけ一年世話になったハードディスクの
整理をしようとバックアップ(HDの大掃除)用に幾ばくかのMOとCD-R
メディアなどを買ってきました。CD-Rは一枚190円のものが多々あり
ました!

ついでにAladdin SystemsのSPRING CLEANINGというユーティリティ
を購入。これはマックのHDの中身を掃除してくれるというソフトなの
です。しかし、取説もろくに読まずに鼻歌を歌いながら…ふんふん…と
やっていたら間違った操作をしたらしく、大切ないくつかのアプリケー
ションを消してしまうはめとなりました(;_;)。やはり取説はしっかり
読まないとダメですね(笑)。

ともかく慌ただしい締めくくりの一日ですが、良い新年をお迎えくださ
い。<---ALL

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SKOSHING SYSOP 松田純一
SDI00116@niftyserve.or.jp
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400/512 SDI00116 松田 純一    RE:良いお年を
(15) 97/12/31 12:10 398へのコメント コメント数:1


>> 新年サンフランシスコ・エキスポ組は座席ベルト!
>> 忘れずに。

ほとんに...(^_^;)。しかし102人ですか...重軽傷者とひとり
亡くなられたとのこと...。
シートベルト着用サインの有無に関わらず、席にいるときは
締めているに越したことはありませんね。

その新年5日からサンフランシスコに出向くのは松田、渡邊そ
して山本です。また今年(まだ今年なんだ...)もご一緒した
鵜沢さんと秋谷さんもご同行いただくことになってます(^_^)。
できれば恒例になってますMACWORLD Expoの現地ビジュアル
レポートをアップし続けたいと思います!

しかし...体力が...(笑)。

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SKOSHING SYSOP 松田純一
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402/512 SDI00116 松田 純一    新年おめでとうございます
(15) 98/01/01 00:35

新年明けましておめでとうございます。
何だかんだと言いながら、紅白とクイズ番組をながめつつSMAPの
ドミノ倒しで新年を迎えてしまいました(笑)。

私個人は明日から家族と京都に行ってきます。寒い京都なのでし
ょうが大原まで足をのばす予定...。
デジカメの用意と...そうそう電池も沢山持ったし準備万端!!

皆さんもよい正月をお過ごしくださ~い(^_^)。
そして本年もどうぞ宜しくお願いいたしますm(- -)m

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SKOSHING SYSOP 松田純一
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405/512 SDI00116 松田 純一    私の正月家族旅行記
(15) 98/01/04 16:48

元旦に家族と二泊で京都に行ってきました。
80歳を越す父の体調を考えて楽ができるだろうと初めてツアーに参加
したのですが、ばかにしていたツアー体験(^_^;)...なかなか面白いもの
でした(^_^)。
まず我々参加者にとって良かったのは14人という人数。旅行社側にし
ては採算が合わないのかも知れませんが大型バスに14人だけとはとて
も楽な旅でした。バス車内で抽選会もあったりして...(笑)。

ガイド付きのバスがまず私にとって新鮮でありました!
一日目は若くて可愛いバスガイドさん(^_^)。だけど乗客から見た左右
をよく間違えるというまだ新米の部類のガイドでしたが、可愛いから
許しちゃいました(笑)。
二日目は年輩(たぶんね)のガイドさんでしたがキャリアはなかなかの
人と見ました(^_^)。しかし風邪気味とかでせき込みながらのトークは
気の毒。それも微熱でもあるんでしょうか、顔が赤い感じでしたがガ
イドはしっかりと努めてくれたのはさすがです。

もうひとつ東京駅からずっと添乗員が付くのですが、若い男性でした。
この方もたぶんまだ経験が少ない人のようです。
誠実で熱意が感じられるのですが集合時間を言うのを忘れ、我々から
「で、何時に集まるの?」と突っ込まれる場面もチラホラ(^_^;)。

最終日、新幹線に乗る前に市内の西利という有名な漬け物屋の本店に
バスは横付け。ま、よくある土産物屋へ連れ込まれるというアレです
ね(^_^;)。
店の前には次々と横付けする観光バスをさばくため、トランシーバー
を持った番頭さんが手際よく各添乗員たちと話して我々を案内する様
はなかなか!!
近代的なそれでいて由緒を感じさせる店舗に入った瞬間に別の番頭サ
ンに「どうぞどうぞ二階へ…」と促…一同二階へ。ちょっとびっ
くりしたのはそこに試食のための漬け物、赤カブの漬け物や千枚漬け
などと一緒に白ワインが置いてあるんです(^_^)。
騙されたと思って(笑)千枚漬けと一緒にいただいたのですが、これが
意外と漬け物とワインが合うし、またこのワイン…なかな…味しい
んです! そしてまたまた驚いたのはバスに乗り込んだら添乗員いわく
「西利さんから皆さんにお土産をいただきましたので配ります」との
事。漬け物が一袋入っておりました(^_^)。
「どうせ料金に入っているんでしょ」などという意地悪はともかく(^_^;)
至れり尽くせりの感。そして従業員のお姉さんたちも感じがいいのに
は感心した次第。

そうそう、宿泊先のホテルは八条口の新都ホテルでしたが豪華さはない
ものの部屋も狭くないしモジュラージャックが装備、そしてズボンプレ
ッサーもあって気に入りました。
朝食時、洋食の店に入ったのですが最初に雑煮が出てきたのは好きな私
としては嬉しいもてなしでした。

旅行自体は初日の雨の中を大原まで行き、寂光院と三千院。二日目は
自由行動なので東寺から清水寺まで行き、そこから産寧坂と二年坂を
通って円山公園へと続く私たち定番のコースを歩きましたが、いやは
やすごい人出でした。
父の足が悪いからとバスツアーにしたのですが結局かなりの距離を歩
かせるはめになってしまったのは少々誤算でしたが…。
その後…再び専用バスで北野天満宮、大徳寺、嵯峨野散策の後で龍安
寺を回りましたが概して食事などもまずまずでツアー旅行を見直した
今回の家族旅行でした。

おっと….次はサンフランシスコだ!! (^_^;)。

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SKOSHING SYSOP 松田純一
SDI00116@niftyserve.or.jp
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USB3.0対応Gigabit Ethernetアダプタ+3ポートハブ「Kanex DualRole」発売

フォーカルポイント株式会社は6月26日、米Kanex社のGigabit EthernetアダプタとUSBハブがひとつになった、USB3.0対応Gigabit Ethernetアダプタ + 3ポートハブ「Kanex DualRole」を全国の家電量販店および雑貨店舗などを通じて発売し、同社の運営するオンラインストアでも8,980円(税込)で予約受付中と発表。


Kanex DualRoleは、Gigabit EthernetアダプタとUSBハブがひとつになった、USB3.0対応Gigabit Ethernetアダプタ + 3ポートハブ。ひとつでGigabit Ethernet変換アダプタとUSBハブの機能を併せ持った画期的なアクセサリ。
Kanex DualRoleを使えば、1つのUSBポートを3つに拡張することができる。MacBook AirなどUSBポート数の少ないマシンでも、複数台のUSB機器を同時に接続することが可能になる。

Kanex DualRoleを使えば、Ethernet端子を持たないMacBook AirやMacBook Pro(Retina)で、安定した有線接続が可能。USB3.0とGigabitに対応しているので、高速で安定したネット環境を構築できる。
Kanex DualRoleは、MacとPCどちらにも対応し、MacBook AirだけでなくEthernet端子を持たないUltrabookでも使用することが可能。
※専用ドライバのインストールが必要。

発売時期:7月上旬。価格はオープンプライスだが、オンライン直販価格:8,980円(税込)。

Kanex DualRole

サイト攻撃を受け情報発信をブログに変更する顛末記

すでにMacテクノロジー研究所のサイトにご訪問いただいている方々にご迷惑とご心配をおかけしているとおり、5年ぶりに本格的なサイト攻撃を受け残念ながら多大な被害を被った。どうにも割り切れず怒りで数日は安眠できなかったが現実を受け止めて先に進まなければならないと考え、これまでの過程と今後の方針をご報告しておきたい。


6月7日の朝にアクセス解析を確認したところ最近では最高のヒット数で169,237Hitsを記録していた。無論ヒット数は当該記事の構成にもよるから一概に喜べないが、ここの所お陰様でアクセスが多くなってきていることを実感していた。
その日の夕刻だったが、いつものようにメンテのつもりでMacテクノロジー研究所のサイトにアクセスしたとき、フレームが壊れたような感じでテキストだけの表示になった。しかしその後再読込で正常に戻ったことでもあり気にしなかった...。
それは言い訳めくものの、例えば私はNHKのオンデマンドサイトを利用しているが、時にアクセス数が多く重なりデータベースが正常に読み込めなかったと推察されるが、正常なサイトデザインではなくCSSが無視された表示になることがある…。したがってたまたまアクセスが重なったのだろうか?と思いつつその日はMacの電源を落として寝た。

翌朝早朝に再びアクセスするとやはり変でCSS及びデータベースが正しく機能していない…。取り急ぎ調べ始めると身体が凍っていくような衝撃を受けた。
これは単にサイトが重いのではなく確実におかしい。無論記事を投稿したりしている過程で謝って設定を壊してしまう可能性はゼロではないが思い当たることもないしと当該ウェブサイトを設計製作しベース部分で支えてくれている友人に連絡をとった…。
結論としてまずはサイトへのアクセスを急遽停止することにした。

こうした事象に詳しい友人の解析によれば明らかに脆弱性を突かれた意図的な攻撃であり、システムファイル全てのヘッダーに不正な書き込みがあるらしいことが判明し、より調べていくとWordpressとは関係ないすべての .php 拡張子がついたファイルまで文字列が書き込まれ改竄されていた。
なお不正に書き込まれた文字列は php のプログラム開始宣言から始まり"Zend Framework" の記述と続くかなり膨大なものでエンコードされているようだが、それがどのような意味を持つのかは解析できず不明だ。ただしGoogleのセーフ ブラウジング他いくつかのサイトやツールで調査した範囲では幸い当該サイトからマルウェアの検出はなかった。

Jobs20130624.jpg

※憂さ晴らしに不正書込コードを使って若かりし頃のスティーブ・ジョブズ氏のラスターイメージを作ってみた(笑)


ところでMacテクノロジー研究所のサイト開設は2003年からであり今年で丸10年を迎える。サイトは一貫して前記した友人が設計構築してくれたものだが、2004年1月に古いMacintosh G3機をサーバーに仕立てて我が家で自宅サーバーを構築することになった。
当時サイト構築は私の勉強を含めてラピッドウィーバーというツールで行ったが、公開直後Vintage Computer社をはじめ3社からバナー広告契約をいただき幸先の良いスタートをきった…。回線はNTT ADSLモア III で下りの理論値は12Mの時代だった。その後の経緯を簡単に記すと以下のようなものになる。

・2005年の5月に自宅サーバーをMac miniに変更。
・2007年1月にフレッツ光に変更
・2008年8月 Mac miniのサーバーが攻撃されトップ画面を書き換えられる
・2008年12月 レンタルサーバーを契約しホームページをWordpressで立ち上げ

したがって細かな事を別として今回本格的な攻撃を受けたのは2008年にレンタルルサーバーにしてから初めてのことだった。
さてこれまで運営してきたサーバだが、万一のことを考えミラーサイトを作ってきた。したがって細部はともかく一応直近までのデータは保持しているがシステムはメインサイトと同一条件でもあり、これをこのまま公開してはすぐに同じ徹を踏み、それこそデータを失いかねない。
また攻撃されたメインサイトにしても不正に書き込まれたコードは完全に駆逐し調査した範囲でマルウェアの痕跡はなかったが、ご承知のように不可視ファイルや同一IPでは1度しか認識できないマルウェアといったものまであるわけで素人の判断には限界があるしそのままの再開は論外と判断した。
無論一番留意すべきは多くの方々に安心してアクセスしていただける環境であることだ。万一にでも当該サイトからマルウェアなどに感染して問題を生じたり、情報漏洩の踏み台にならないよう留意しなければならない。

そうしたあれこれを考えつつ再開の方策を考え、友人と相談した結果、これまでのレンタルサーバーによるサイト運営を本ブログに移行しようと決めた…。
決断のひとつには、まずMacテクノロジー研究所程度の情報ならアクセスして下さる方にとってサイトであろうがブログであろうがそんなことはどうでも良いに違いない(笑)。中身…コンテンツが問題ということだろう。

2つには比較の問題ではあるが、レンタルサーバー上にWordPressなどで構築したものよりブログ運営会社のページを間借りした方がセキュリティの脆弱性が少ないだろうという判断だ。そもそもFC2といったブログはオープンソースではないからWordPressやプラグインなどで構築したサイトより脆弱性を突くのは容易ではないと思う。いや気休めかも知れないが...(笑)。そして3つ目の問題だが、これが今回一番考えたことなのだ。
それはブログであれば現時点で不明なあれこれもあるものの、私自身でそれこそ100%基本的運営管理ができるだろうという判断だし万一の場合のフットワークも素早く対処可能に違いない。

余談になるが、よく私の経歴をご覧いただいた方からパソコンのことならオールマイティの知識と実力を持っているに違いないと過大評価をいただく場合がある(笑)。しかし当然のことながら私の知識マップは穴だらけで、一部の得意分野以外はそれこそ知らないことだらけである。
コンピュータ関連知識に限っても自身がプログラマとしての勉強をしてこなかったからいわゆる最新のプログラミング事情には疎いし、特にウェブ関連の知識に関しては大いに欠如している部分がある。
というのもアマチュアから企業時代まで確かにニフティのシステムオペレータを歴任してきたしパソコン通信といったものを当時の人たちより早くに体験した1人だが、それはあくまでオペレーションであってテクノロジーの作り手ではなかった。また企業時代も本職が忙し過ぎたこともあってサイトの構築は知識と経験が豊富な友人がずっと勤めてくれたので頼りっきりなのである。

とはいえ昨今友人との会話には「もしお互い自分になにかあったら…」といった類の話題が登場する年代となった(笑)。その友人は笑いながら言う…。
仕事でサイト管理を任されてきたいくつかの会社に対し、これまでは信頼され頼まれからこそパスワードも自分が管理してきたが、もし自身が急病で倒れたときにはメンテのため当該サイトに入ることすらできない会社がいくつかある…と(笑)。
したがって他者への依存率が高いと万一の場合は運営が継続できないことになるから、そうした点も考慮する必要があるということになった。

ということで今回の再スタートは本ブログに完全移行して情報発信を続けようということにした。
またこれを機会にブログ名を「Appleテクノロジー研究所」に変更することも決めた。奇しくもちょうど2年前に「Apple テクノロジー研究所」が 始動!」というアーティクルを書いたとおり、昨今の状況を考えればすでに「Mac」という冠より「Apple」と間口を広げた方が時勢に合うと考えたからに他ならない。

無論すでに appletechlab.com というドメインは2年前に取得済みだしブログも昨年の10月に ID を取得していた。ただしドメイン移管はしばらく後のことにしてまずやらなければならないのはコンテンツの移動だ。問題はこればかりは自動で引っ越しできるものではないので基本的にはひとつひとつ手動で移していかなければならない。
計ってみると写真が4枚ある既存のアーティクルを新しいブログに移す作業は一篇移動するのに約3分30秒ほどかかる。したがってこれまで4,000を超えるアーティクルをそのまま全部移動するのはまず無理であり、セレクトした上で再構築するつもりだ。

ともあれご覧いただければお分かりの通り、すでに過去記事もかなりの数を移したがまだまだ時間はかかる...。
またブログの仕組みや機能についての概要は急遽理解したつもりだが、まだまだ慣れないこともありしばらくはご覧になりにくいケースやリンク切れなどでご迷惑をおかけすることになるかも知れない。順次勉強しながら改良し修正していくつもりなのでご理解ご支援をいただければ幸いである。



「FileMaker カンファレンス 2013」の開催を発表

ファイルメーカー株式会社は 6月25日、「FileMaker カンファレンス 2013」を2013年11月27日(水)〜29日(金)に開催すると発表した。今年で5回目となる本カンファレンスはFileMakerに関する総合イベントで、今回は東京駅より徒歩5分という好立地の「東京コンベンションホール」を会場として開催される。


本カンファレンスでは、FileMakerプラットフォームを用いたiPad/iPhoneカスタム・ビジネスソリューションの設計・構築・展開について最新のベストプラクティスを数多く学ぶことができる。今年は、会期3日間でこれまで最大規模の50以上のセッションを予定。
展示エリアでは、20社を超える展示パートナー企業がブース出展し、iPad/iPhoneを活用してビジネスに変革を起こした成功事例のデモンストレーション、開発アプリケーション、FileMaker 関連パッケージ製品の紹介などを行う予定。

このカンファレンスはFileMakerの最新の動向、FileMaker製品による開発手法や導入事例を提供するだけでなく、ファイルメーカー社員、開発パートナー、エンドユーザーが、お互いに情報共有する交流の場として、また、開発パートナーとユーザー企業のマッチングの場としても、例年、参加者から高く評価されている。

参加費無料の事前登録制だが、技術トレーニングのテクニカルトラックなど一部有料のセッションもある。事前登録の申し込みはファイルメーカー社の公式サイト内のカンファレンス情報ページ www.filemaker.co.jp/conference にて、2013年9月中旬より開始の予定。事前にこのページでメールアドレスを登録しておくと、事前登録の開始や詳細情報をメールで通知してくれる。

ファイルメーカー株式会社


個人的なフラッシュ・デバイス物語

先日引き出しの中から忘れ去られたメディアカードが出て来た。一瞬何かと思ったが、それはAppleの純正デジカメQuickTake 200で使ったSSFDC(ソリッドステート・フロッピーディスクカード)とも呼ばれたSuper Filing Chip(スマートメディア)とそのPCMCIAカードアダプタだった。


現在、フラッシュドストレージといえばSSDを思い浮かべる人が多いと思うが、一般的にフラッシュストレージといえばUSBメモリを代表格にSDメモリカードあるいはコンパクトフラッシュといったデバイスを連想する方も多いと思う。
ということで思いついた時は吉日…と手元にある関連デバイスを引っ張り出して並べてみたが、時代の推移を俯瞰できて面白い。覚書のつもりで自身のフラッシュメモリ仕様歴を記憶の隅から引き出してみたい。

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※引き出しの奥から出て来たスマートメディアとPCMCIAカードアダプタ


ただしここではUSBメモリとかFireWireのフラッシュドライブといった製品たちだけでなくデジタルカメラやデジタルガジェットの記録媒体としてのフラッシュメモリについて思い出してみたい。とはいっても技術的な話は私の専門外でもあるからしてあくまで個人の体験に基づくお話しである。

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※現在も便利に活用しているUSBメモリ(左の二種)とFireWire仕様のフラッシュメモリ(右)


さてマイコンとかパソコンの最初期からその種のデバイスを使ってきた1人として振り返って見ると、コンピュータで動作させるプログラムやユーザーが書き込んだ情報を保存し、再度読み込ませて使う...いわゆるストレージで最初に使ったのは音楽用のカセットテープだった。
いまから考えるとその300 ボーレートという超遅いスピードとエラーが多い不安定な点は使うに値しないものに思えるかも知れない。しかしこのカンサスシティ・スタンダードと呼ばれた書き込みおよび読み出しのシステムがなければ一般ユーザーはその都度プログラムを入力しなければならなかったのだから大いに存在する意味があったのである。
私自身、ワンボードマイコンのFACOM Lkit-8を皮切りにコモドール社PET 2001およびApple IIなどでカセットレコーダーを活用していたが、特にコモドール社PET 2001では本体内蔵のカセットレコーダーと別途外付けのカセットレコーダーの2台をサポートしていた。

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※左のPET 2001のキーボード左に装備されているのがカセットレコーダー。また写真右の自作ケースに納まっているワンボード・マイコンの上に置かれているのはまさしくカセットテープ・レコーダーだ (1978年当時の筆者仕様のシステム)


その後にフロッピーディスクが実用化され、ご承知のように8インチ、5インチのフロッピーディスケットから始まり1984年1月に登場したMacintoshで3.5インチのフロッピーディスケットを使うようになる。
このフロッピーやハードディスクに関して今回詳しい話は避けるが、しばらく一般ユーザーの前にフラッシュメモリの類は登場しなかった。
なにしろ1989年に手にしたキヤノン製Q-PICやその上位機種RC-470というデジカメの元祖のような製品でさえ、実はその記録はアナログであり、撮影データは Still Video Floppy Disk と呼ばれた2.5インチの小型フロッピーディスクに保存する時代だった。

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※キヤノン製Q-PIC(上)および上位機種RC-470(中)。それらで使う記録メディアは2.5インチの小型フロッピーディスクだった(下)


最初期のデジタルカメラとして手にしたApple純正のQuickTake 100 (1994年2月発売)とかカシオのQV-10(1995年3月発売)などは現在のように抜き差しできるメモリデバイスは採用されておらず、電源を供給しなくても記憶を保持する不発揮性メモリを内蔵していたがその容量は大変小さかった。

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※Apple最初の純正デジタルカメラ QuickTake 100


例えばQuickTake 100のメモリは1MBであり、640x480ピクセル(VGA)の高画質モードでは8枚しか記録できないありさまだった。また撮影したデータをパソコン側に転送するにはケーブルをつなぎ、専用のソフトウェアを使うことになる。
この時期、本格的デジタルカメラとして手に入れたのは発売したばかりのリコー DC-1(1955年4月発売)だった。比較すればQV-10などはオモチャ同然の製品だったのに対しこのDC-1は普及型デジタルカメラとして初めて機械式シャッターを採用し有効38万画素の写真は当時として素晴らしいものだったし、確かSRAMカード(PCMCIA 2.1準拠)のカードを記録メディアとして使っていた…。また余談ながらこの製品が縁で私の会社はリコーと親密な取引をさせていただくことになった…。

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※バッテリーの持ちは良くなかったが当時としては本格的なデジカメだったリコー DC-1


ところでさらに外部記録メデイアとしてのフラッシュストレージを身近に感じた最初のものはAppleのNewton MessagePad (1993年発売)だっと思う。ちなみに現在も間違った認識をされている場合が多いようだが、Newton MessagePadの”Newton”は本来商品名ではない。「ニュートンテクノロジーに基づいたメッセージパッドという製品」といった意味合いになる...。 
ともかくNewtonではPCMCIA規格のコネクターを持っていたし、いまもNewton用2MBのフラッシュストレージカードが手元に残っている。そしてこの種のPCMCIAカードスロットは1995年11月に登場したPowerBook 190/66にも標準装備された。しかし互換性はいまいちであまり実用性は感じられなかった。

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※Newton MessagePadで利用した2MBのフラッシュストレージカード


現在のSDカードのような感覚でフラッシュメディアを使い始めたのは “スマートメディア” と呼ばれた製品が最初だった。これは東芝・オリンパス・富士写真フイルム・東京エレクトロン・セガの5社で結成したSSFDCフォーラムによって規格化されたもので1995年から市販された。
正式名称はSSFDCだからして “Solid State Floppy Disk Card” という。

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※Apple QuickTake 200とスマートメディア


このメディアを使った印象的な製品といえばAppleのデジカメ QuickTake 200だろうか…。このカメラは富士写真フイルム(当時)のOEM製品だったことでもありスマートメディアがサポートされたわけだが、そのサイズである縦45.0mm×横37.0mm×厚さ0.76mmはいま見ると異様に大きく感じる。

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※関連メデイアを並べてみた。左からNewton用Flash Storage Card、スマートメディア、コンパクトフラッシュ、xD ピクチャーカード、メモリースティックPRO Duo、SDHDカードそしてmicroSDカード


このスマートメディアはデジタルカメラだけでなく例えばiPodが登場する以前のデジタル音楽プレーヤー「JazPiper」などの記録メデイアとしても使われていた。

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※iPodが登場する以前に全盛を誇ったデジタル音楽プレイヤーのひとつ「JazPiper」もスマートメディアを採用していた


また1994年に開発された “コンパクトフラッシュ(CF)” は一時期デジタルカメラなどに積極的に採用されたがサイズ的に大きめなだけにSDカードに押され気味だった。しかしその大容量で扱い易い仕様を買われてか現在も使われている。

他にはソニーが1997年から独自規 格で採用した “メモリースティック” がある。これは同社のデジタルカメラやパソコンだけでなく例えば犬型ロボットAIBOなどにも広く使われたがSDカードなど他のメディアとの互換性がなく現在では低迷してしまった。
そして現在一番ポピュラーなフラッシュメディアといえばやはりSDカードだろう…。
SDメモリーカードは、1999年に松下電器産業(当時)、サンディスク、東芝による共同開発規格として発表されたもので比較的新しい規格である。
現在SDHCやSDXCカードという新規格や標準サイズの他、miniSDカードおよびmicroSDカードと極小サイズ製品も登場し携帯電話や小型デバイスの記録メデイアとして多々使われていることはご承知のとおりだ。

私はといえば現在デジタルカメラ用にはSDHCカードとメモリスティック Pro HG Duoを、microSDカードをULTRA WiFi 4G を代表する小型ガジェットで、そして意外かも知れないが Lisa やオールドMacの起動用デバイスすなわちハードディスクの代用…シリコン化としてコンパクトフラッシュは現役であり、System 6.0.7をインストールしてある。

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古く不安定なハードディスクをコンパクトフラッシュに取り替えシリコン化した製品例


コンパクトフラッシュは、汎用拡張カードの小型化を目指したカードだからしていわゆるPCカード規格の一部として仕様が定められているため、単純なアダプタを使用する事でPCカードスロットでも利用することができる。これらの利点を生かし、不安定なオールド・ハードディスクをコンパクトフラッシュで置き換えたものは私にとって安定性を含めて大切なアイテムとなっている。

ともあれこの種のフラッシュメディアも小型化と大容量化、そして読み出し書き込みスピードの高速化を目標に進化してきたわけだが、あらためて振り返ってみると実用化されたのはそこそこ20年といった所なのにはちょっと驚いた次第である。そしてこれからも益々お世話になるデバイスに違いない…。

ラテ飼育格闘日記(342)

梅雨時の散歩は実に嫌だし辛いものがある。ラテがいるからこそ使命感もあって毎日外に出るけど、もしラテがいなかったらオトーサンは家の中に閉じこもりカビでも生えているかも知れない(笑)。ラテも土砂降りの雨は嫌いだが、小雨の場合は興が乗ると歩くこと歩くこと…。オトーサンは汗だくだ。


昨年と較べれば今のところアトピーも大分和らいでいるように思える。食事や環境に気を遣い、散歩に出てもなるべく検査で悪影響と診断された雑草類には近づけない努力をしつつ毎日薬を飲んでいることが少しずつ効いているのかも知れない。とはいえ現実問題として公園の草むらに絶対入れないなどということは難しいことだ…。
公園に入れば、友達ワンコがいるときならそれなりに歩き回るし、時には草むらに腹ばいになって休んでしまうこともある。オトーサンにできることといえば、なるべく短時間に引き上げるよう努力しつつ、家に戻ったら足は勿論お腹や全身を綺麗に洗い、拭くことだ。

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※雨の日の散歩は特にラテの身体は汚れるから後始末が大変だ


特に土日の朝は天気が良ければいつもの公園に足を向けるようにしている。時間帯を選ぶ必要はあるものの、そこに行けばお仲間のワンコたちが数匹、時には10匹ほども集まっていることもあるからで、仲が良いとか好き嫌いはあってもワンコはワンコ同士の刺激を受ける必要があると思っているからだ。
友達ワンコと駆けずり回れば良し、しかし唸り合ったり威嚇し合ったとしてもそれもまたコミュニケーションのひとつだと思うし、ワンコの生き様として不必要なことではないとオトーサンは考えているからだ。

だから本当なら土日の朝は寝坊してゆっくりしたいところだが、お仲間達がいるうちにと出かけるのを常にしている。特にその小さな公園の脇にはこれまた小さな砂地のエリアがあり、ラテはそこが大好きなのだ。やはり足への負担が少なくいわゆる肌触りが良いからなのだろうか、その場に入るとオトーサンに対しても遊びを誘うポーズをして駆けずり回るだけでなく砂地を両前足で堀り嬉々として遊び回る。
オトーサンもラテの誘いに乗って声を出したり追いかけたりするとラテは一時の間、息を切らせながらも駆けずり回るしそうした運動をした後、自宅に戻っても変に肉球を噛んだりしないで爆睡することが多いので喜ばしいのである。

ともあれ「犬も歩けば棒にあたる」ではないが、ラテとの散歩はた単に時間を費やすというだけでなくオトーサンたちにとっても良くも悪くも新しい刺激を提供してくれる。
散歩の道すがら、ワンコ連れであるかを別にしても様々な人たちに出会いすれ違う。
例えば、カフェに向かう道すがら、時々出会うお婆さんはラテを見ると近づいて来て「おや元気か?どう…私のうちにくるかい。こっちおいで!」と手招きする(笑)。
無論知らない人間、それも年寄りが嫌いなラテは猛烈に吠えるが、お婆さんは吠えられるそのことを楽しんでいるようで、次に会ったときにも「おいで、おばちゃんのところにおいで」と手招きを忘れないし、かなり離れてからも名残惜しそうにこちらを振り返っている...。

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※雨の日の散歩から戻ったラテは玄関で早くレインコートを脱がせて欲しいとオトーサンに哀願(笑)


だと思うとこれまた近所に住むお婆さんはワンコが大嫌いというだけでなく怖いという。無論そうした人の存在を否定するわけではないがこのお婆さんの行動は些か常軌を逸しているのだ…。
なぜならお婆さんはピーカンの天気のときにも傘を携えて駅前まで買い物にでかけるが、傘は日傘として持参しているわけではないのだ。それはラテに限らずワンコと出会ったときに傘を開きそこに隠れてワンコを見ないようにすれ違うための道具なのである(笑)。
正直、最初のうちはオトーサンもやり過ぎではないかと気分を害したが、別にラテだけの話でなく小型犬と出会ったときにも同様なのだから仕方がない。過去に相当怖い思いをしたのであれば気の毒というしかない…。

さらに詳しくは記さないがそうして日々出会う人たちの中でマナーを守らなかったり、異常とも思える言動をしている人のかなりのパーセンテージが残念ながらオトーサンと同じかそれ以上の年寄りたちである点はとても悲しいし異様な世情になったものだと嘆かわしい…。まさかそれらの人たちが皆惚けているわけではないだろうに(笑)。
本来若い人たちの指針となるべき年代の人たちがマナーやルールを守らず自分のことだけに凝り固まり、他人を思いやれないのを見ていると悲しくなってくる。
無論年配者たちだって立派な方達もいるわけだが、オトーサンの日常では悲しいかな若い人たちの方が圧倒的に素敵な人たちが多いように思える。

先日、前記した公園に出向いたところ先週の朝もその場でテニスの練習をしていた女子中学生2人の姿があった。
どうやらすぐ近所にある中学校の生徒のようだが、最初は遠慮がちに数匹いるワンコたちに近づき観察していたが人なつこいワンコたちに囲まれ嬉々とし、次第にワンコたちに触れるようになっていた。特に中型犬はラテとボーダーコリーのボーちゃん程度しかいないから目立ったのだろうが、ラテにも近づいて毛並みの柔らかさを誉めつつ「立派だね」「犬を飼うなら大きいのがいいな」等と2人で話し合っている。
ラテもこうした年代の女の子はウェルカムだから、大人しいしその学生さんたちの生足をペロリと舐めたりして愛嬌を振りまいた(笑)。

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※身体を掻くことはあっても今のところ傷つけるまでには至らない。昨年よりだいぶ楽なのか表情も明るい


その中学生2人が次の土曜日にも近づいてきたのでオトーサンは「おはようございます」と挨拶をした。
少々驚いたことにその女の子達は無論立ったままだが両手を両膝に付けて丁寧に「おはようございます!」と軽く頭を下げながら挨拶を返してくれたのだ。
多分にご両親たちも立派な方達なのだろうし部活指導の先生たちの教育の成果なのかも知れないが、オトーサンは2人の学生さんたちを眩しく眺めながら、日本もまだまだ捨てたものではないかな…と嬉しくなったのである。

MACCG : 談話室【56】1997年10月30日~1997年12月10日

この時期も大変忙しかったことを今でも覚えている。その中で印象が深いことはといえば長年大阪地域でMac Expoができないかと言われ続けていたことが毎日コミュニケーションズ(現マイナビ)の肝いりでMac Fan Expo in Kansaiという形で実現したことだ。                                                                                         

FMACCG : 談話室【56】1997年10月30日~1997年12月10日

154/512 SDI00116 松田 純一    夢のレコードプレーヤー?
(15) 97/10/30 20:52 コメント数:3

自宅に送られてきたDMの中で非常に面白そうなものがありました。
それは針のない光学式のアナログ・レコードプレーヤーで「レーザー
ターンテーブル」というのがその製品名。
「本機は7年の歳月と2千万ドルもの巨額の開発費をかけて作り上げ
られた世紀末の大発明品」というたい文句。ただし日本製と記されて
いますが...。
これだけ見ると何だか胡散臭く見えてきますが(笑)、まともな会社か
らの通販カタログに収録されていたものです。
なにしろレコードを磨耗することなく、そったレコードや針飛びす
るレコードも再生可能という夢のようなプレーヤーなんですね(^_^)。
針の変わりに5本のレーザー光線を駆使し、空気感から余韻にいたる
まで限りなく原音に近いアナログ音源再生を可能にしたとあります。

私も数枚売らないで残してある自分にとって貴重な、そしてCDになっ
ていないレコード盤が十数枚ありますが、これまで出たレコード盤の
総数を考えるまでもなくこのスペックがホントなら、これは素晴らし
いものに違いありませんよねぇ...。

カタログによれば納入実績も国立劇場、国立文楽劇場、都立東京文化
会館、カナダ国立図書館、東京外国語大学、京都外国語大学、武蔵野
音楽大学、金沢工業大学そしてNHKなどなどすら~っと有名どころが
ならんでいます。

問題は価格。タイプが二種類あってAタイプが1,350,000円、そして
78回転のSP盤をもサポートしたBタイプが2,050,000円ですと(^_^;)。

実物をご覧になった方、いらっしゃいますか?

SKOSHING SYSOP 松田純一

158/512 SDI00116 松田 純一    RE:夢のレコードプレーヤー?
(15) 97/10/31 07:20 156へのコメント コメント数:1

Zakさんこんにちは

>>ありゃ、まだあったんですねぇ。

数年前に販売していたんですか? なにか、エジソン生誕120年の
今年に...だなんていうコピーがありましたので新製品かなと思い
ましたが(^_^;)。

>>もう少し安くならないとねぇ....

まさしく。これがせめて50万くらいならねぇ(笑)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

159/512 SDI00116 松田 純一    RE:夢のレコードプレーヤー?
(15) 97/10/31 07:28 157へのコメント コメント数:1

RELHAMさんこんにちは。

>>この手のプレーヤーは確かに数年前から発売されていますね。

知りませんでした(^_^;)。品質はうたい文句通りの確かなものな
んでしょうねぇ(^_^;)。
ま、欲しい人には高くないのかも。何しろLaserWriterNTX-J買っ
た時も120万程度はしましたからねぇ(笑)。ムリニコジツケテイルカナ...!?

ブラームスの番組、私も偶然に見ました。ただ後半しか見られな
かったのが残念ですが蝋管をデジタルに修復したのはこの種の
技術だったんですか...。
ブラームスが自身の演奏技術の衰えに気づき...云々のくだりは
悲しいものがありました(^_^;)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

P.S.あの番組の後、数枚ブラームスのCDを買いました(笑)。

161/512 SDI00116 松田 純一    RE:夢のレコードプレーヤー?
(15) 97/10/31 15:55 160へのコメント

Neonさん

詳しい解説ありがとうございます(^_^)。単に私が知らなかっただけの
ようです(笑)。

>>まさに松田さんのコレクションに相応しい :-)

いやいや、いくら自分にとって貴重なレコードとはいえ、十数枚のレ
コードを聞くためにあの値段は出せませんよねぇ(^_^;)。
モニターを募集していないかしら...(笑)

SKOSHING SYSOP 松田純一

164/512 SDI00116 松田 純一    RE:RE^2:夢のレコードプレーヤー?
(15) 97/11/01 12:50 163へのコメント

RELHAMさんこんにちは(^_^)

>>そう言えば渋いブラームスの合う季節になりましたねぇ…。

まさしくそうですね(^_^)。先日もチェロソナタ(原曲はヴァイオリン・ソナタ)
第一番(雨の歌)とかピアノ四重奏曲などを買ってきました。ついでにと言って
はなんですが、久しぶりにラヴェルのボレロも求めてきましたが音楽っていい
ですよねぇ(^_^)。

>>もし再放送されるようなことがあったら是非チェックされることをお勧めし
>>ます。

あの番組が再放送されたら私もビデオ撮りしておこうと思います。

SKOSHING SYSOP 松田純一

165/512 SDI00116 松田 純一    RE:RE^2:夢のレコードプレーヤー?
(15) 97/11/01 12:52 162へのコメント コメント数:1

Zakさん、こんにちは。

>>#5万ならと思ってた奴>わし(^_^;)

そりゃあ、私だって5万の方がいいですよぉ(笑)。
しかしDMの写真を見るとそのデザインはお世辞にも良いは言えない
代物ですね(^_^;)。何か手作りで組み立てているみたいな無骨な格
好をしていますが...。

SKOHSHING SYSOP 松田純一

167/512 SDI00116 松田 純一    レコードみたいなCD
(15) 97/11/03 22:08 コメント数:1

今日、近所に出たついでにとCDを数枚GETしてきました。その中に
グレン・グールド弾くブラームスのRhapsodyも入っています(^_^)。

ところで同じグールドが弾くブラームスの間奏曲集(SRCR1935)とい
うCD.....何かいつものCDとは違うと思ったらプラケースではなく説明
によると「厳選したLPを復刻した紙ジャケット、オリジナル・カッ
プリング、ライナーノートを復元しマスターサウンドで.....」というも
の。
CDを紙ケースから出すとレコードのようにフィルムの封筒みたいな例
の袋に入っている(^_^)。
ごく最近出たCDのようですが、昔のレコードに慣れ親しんだ私みたい
な者にとっては懐かしいだけでなく扱いやすい感じ。

これからもこのシリーズが増えるとよいと思います。

SKOSHING SYSOP 松田純一

169/512 SDI00116 松田 純一    RE:レコードみたいなCD
(15) 97/11/04 07:20 168へのコメント コメント数:1

RELHAMさん、こんにちは。

そうですソニーのレーベルです(^_^)。

>>そこまで行くと傷がちょっと怖いなぁ(^^;)。

確かに(^_^;)。しかしまあ、あの傷が付きやすいレコードがこの
ビニール袋だったのですから、まず普通に使っているなら大丈夫
ではないでしょうかね。

>>で、音の方は如何でしょう?(^_^)

デジタル盤とはいえ、録音が随分と古いものですからね...(^_^;)。
だけど相変わらずグールド自身のハミングというかうなり声ははっ
きり聞こえます(笑)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

175/512 SDI00116 松田 純一    RE:RE^2:レコードみたいなCD
(15) 97/11/07 07:38 174へのコメント

RELHAMさん

>>何だかLPのミニチュアを見ているような(^^;)。

まさしく!(^_^)。これってオリジナルのLPと一緒に集めたくなるよう
な気にさせますね。

SKOSHING SYSOP 松田純一

177/512 SDI00116 松田 純一    小坂一也さん亡くなる
(15) 97/11/07 23:12

昨日から札幌に来ていますが今日の昼、北風の強くふく中に出かけました
がその帰り道...あの小坂一也さんが亡くなったニュースを知りました。
若い方は存知ないでしょうがウエスタンカーニバルなどで一世を風靡し
半端でない人気を得ていた方でした。
最近は入れ歯の洗浄剤などのコマーシャルやドラマなどで活躍していま
したね。

ご冥福をお祈りします。

松田純一

184/512 SDI00116 松田 純一    RE:大山鳴動爺さん商売
(15) 97/11/11 15:19 183へのコメント コメント数:1

有田さん

ホントに何か肩すかし...っていう感じですかねぇ(笑)。何か恐いもの
見たさでもっともっと過激な発表を期待していたのですが…(^_^;)。23
ま、しかしご指摘のように変な事の発表がなかっただけ良しとしなけ
ればならないのかも...。

でもWebでのオーダーを受けるうんぬんも結局USAだけでは、毎度の言い
ぐさであります「日本の市場は大変重要で...」などと言い続けてきた
お偉いさんたちも舌でも抜いてもらわないとねぇ(^_^;)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

253/512 SDI00116 松田 純一    オランダですか(^_^)
(15) 97/11/24 10:56 コメント数:1

藤本さん、オランダですか...(^_^)。

もちろん行ったことはないけど(イバルナッテバ... ^^;)、その昔...イブ・モ
ンタンとキャディス・バーゲンの映画...「パリのめぐり逢い」だった
か...で確かアムステルダムの風景がとても印象的でした。
橋の上のシーンなんかがあったように記憶しています。

映画のシーンを見て「行きた~い」と思うことは少ないのですが主役
の二人に感情移入したせいか、行ってみたいと思ったことも思い出し
ました。
キャディス・バーゲン...綺麗だったなぁ!(笑)。

お気をつけてくださいね。

SKOSHING SYSOP 松田純一

254/512 SDI00116 松田 純一    ダブルのtwentieth anniversary
(15) 97/11/24 11:06 コメント数:1

ところでまったくプライベートな話題で恐縮ですが今年はtwentieth
anniversaryが重なりました。もちろんひとつはスパルタカスですが
もうひとつはこの11月のwedding anniversary.....結婚記念日なんで
すね(^_^)。
最近G3機などの登場に際して従来の○○機の10倍くらいのスピード
になる!......なんていう比較がありますが、Macintoshではなく、人間
も20年ともなりますと交換したいところも沢山出てきて困ります(笑)。

ともかく、この20年...右手にApple、左手に女房(^_^;)と、よくもまあ
なかよくやってこられたものだと思います。
この後の20年は、さてどんな時代になるのだろうか...(^_^;)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

256/512 SDI00116 松田 純一    RE:ダブルのtwentieth anniversary
(15) 97/11/24 12:15 255へのコメント コメント数:1

RELHAMさん、こんにちは。

>>あ、どうもおめでとうございます(^_^)。

ありがとうございます。20周年って何婚式なんでしょうかねぇ(笑)。
そっちはなかなか関心が向きませんで...(^_^;)。

>>奥様には記念に何を贈られるんでしょう?
>>Appleの方にかけた予算と比較されたらちょっと怖いような(^^;)。

痛いところを...(笑)。
まあ形...形だけということで一応記念品は渡しましたが、女房から
は何もありませんでした(^_^;)。この事実が力関係を端的に表して
いますねぇ...。

SKOSHING SYSOP 松田純一

257/512 SDI00116 松田 純一    今年の私的Mac関連製品10大?ニュース
(15) 97/11/24 12:16 コメント数:1

毎年年末になると「今年の10大ニュース」というのが話題になりますが
今年は(も)よくもまあ...悪いニュースが多かったことか!

とりあえず、その話題はちょいと向こうに置いて...。
話題はMacintoshおよびその周辺機器、それも今年私自身が個人的に入手
した中でとても良いと思った製品をちょっと取り上げてみたいと思います。
なお自社製品やソフトウェア単体の話題は別途といたします。
みなさんご自身のご意見と比較してみてください(^_^)。

1)MN128-SOHO
2)PowerBook2400c
3)パルディオ321S(PHS)+ホームアンテナ(HA-2S)
4)Twentieth anniversary Macintosh(スパルタカス)
5)YAMAHA CDR400+Toast
6)富士写真フィルム DS-300
7)インタウェア Booster604/200
8)2400用特注鞄

10個に満たないのが残念ですが(笑)。こんなものでしょうか...。
もちろん個人的な思い入れや偏った意見ですが、なんと言ってもMN128-
SOHOは感激的でした。インターネット利用がほんとに楽になったし自宅の
三台のMacがEthernetでつながっている便利さは格別のものです。特にPPP
とのトラブルから解放されたのは一番でした。
でも昨今、電池の液漏れに関係するトラブルで私のも交換しなくては...(^_^;)。

PowerBook2400cはモバイルうんぬん...といった構えた問題だけでなく私
にとって大変ビジネスにも貢献してくれている製品で、これなくして3)と
かデジタルカメラの使い勝手も生きてこないものでした。

その3)のパルディオ321S(PHS)は2400cの携帯性と相まって素晴らしい
環境を実現してくれました。ホームアンテナと一緒に携帯すれば全国どこに
いようとインターネットやNIFTYにアクセスできる安心感は特別のものがあ
ります。特にパルディオ321S(PHS)のPCカード仕様はケーブルでつなぐと
いう煩わしさがなくなりスマートでもあります。

4)のスパルタカスは私にとって、やはりいろいろな意味でも意義がある製
品ということになります。現在は主にインターネットマシンとして日常活躍
してくれています(^_^)。

YAMAHA CDR400+Toastも今年大変お世話になった製品です。機種交換時
ならずとも、日常のバックアップは勿論のこと、プレゼン用やGMとして気楽
にそして確実にCD-ROM化できるこのシステムは頼りになります。
ここ2ヶ月でも40枚ほど焼いたでしょうか...(^_^)。

DS-300というデジカメは、これまでの製品とこれからの製品を見切ること
ができる製品だという気がします。1986年のQ-PICから十数台のデジカメ
と付き合ってきましたが、このDS-300を使ってみると他の新製品やらを改
めて購入する気も必要もなくなりました(^_^;)。

Boosterは750(G3)の新製品が登場していますが、確実にスピードの向上を
もたらしてくれましたね。
そして2400c用の鞄は...まあ数合わせってとこでしょうか(笑)。

こうしてあらためて眺めると私にとってネットワーク絡みというのがキーワ
ードのような気がします。
そしてもうひとつのキーワードがこの8つの製品から見え隠れします(^_^)。
それは3)と5)は鵜沢さんの紹介(誘惑)によるものだということです(笑)。
さらに8)の鞄は秋谷さんの紹介で実現しました。
やっぱし人と人とのネットワークが一番大切だというのが今年の結論という
ことでした(^_^)。
チャンチャン!!

さて、皆さんにとっての10大製品って何でしょうか?

SKOSHING SYSOP 松田純一

273/512 SDI00116 松田 純一    こりゃあヒドイぞ本(^_^;)
(15) 97/11/28 19:20 コメント数:1

たまに面白い本があるとご紹介してきたが、今回は初めて×印の本を。

帰りがけに読み物をきらしたのでKioskによった。小さな棚を見ると
「ビル・ゲイツに勝つ成功と戦いの方程式」という妙なタイトルの新
書が目に付いた。別にゲイツに戦いを挑むわけではないけど時間つぶ
しに面白いかもしれないと800円を投下(^_^;)。
スタート早々に著者はマイクロソフト社が「.....当面の敵であったアッ
プルコンピュータを実質的に傘下におさめ、全面勝利をした。」とある。

あらら...相変わらずよく見るパターンの文章だな(笑)と思いながら笑い
飛ばしてしばらくページをめくっていったのですが...こりゃいけない!!
イケマセン!!!!!
27ページに「アップル社を傘下におさめた次のターゲットは」という
項に続き「.....そして1997年にはいり、アップル社はついにOSとして
ウィンドウズを採用することを決定し、提携することになった。」と
ある(^_^;)。

これってちょっと、だいぶ、メチャひどくないですかねぇ(^_^;)。
いつアップル社はウィンドウをOSとして採用しましたっけ(笑)。

カバー折りにある筆者の経歴を見ると...「糸川英夫博士のロケット開発
に参加した科学技術センスをもとに、技術情報に詳しいコンサルタント
として.....」と著書も他に数冊あるようです。

そりゃ...原稿を書くときに後で冷や汗をかくような間違いをするのは人
間ゆえにあっても仕方がない部分がありますが...こりゃあひどいと思い
ません!!
駅のくずかごに捨てようと思ったけど、話の種として家まで持ち帰った
次第。
ごま書房から出ている本で新刊のようです。

SKOSHING SYSOP 松田純一

2275/512 SDI00116 松田 純一    RE:こりゃあヒドイぞ本(^_^;)
(15) 97/11/28 21:36 274へのコメント コメント数:1

有田さん、どうもです(^_^)。

>>でも、すぐわかる間違いは可愛いもんですわ。

うん(笑)。でもねぇ...極々一般の単にニュースとしてアップル
の動向などを眺めている人(まだまだ多くがこの範疇に?)にとっ
て、書籍に書いてあることは"事実"と受け取られてしまいかねな
いのが心配です(^_^;)。
業界(好きな言葉ではありませんが)の中だってご承知のように変
に斜にかまえた受け取り方をしている人もいるし...(^_^;)。

800円...返せぇ~(笑)。

たこ焼きでも買ったほうがマシだったな...反省。

SKOSHING SYSOP 松田純一

276/512 SDI00116 松田 純一    Mac Fan誌12月1日売り必見!?
(15) 97/11/28 22:05 コメント数:2

Mac Fan誌12月1日売り(12/15号)はいよいよMac Fan Expo in Kansai'97
の特集号ですが、この288~289ページに10月24日と25日の両日、札幌で
開催した当社のプライベートショー「第7回Macintoshの匠たち」が見開き
で紹介されています(^_^)。
今年で三回目になった北海道文教短期大学の学生さんたちとのジョイントで
すが、何と総勢34名の発表者(WonderCubeの作品発表をした)全員の写真と
その作品が載ってること。これはお手伝いいただきました滝口編集長が気張っ
ていただいた結果だと喜んでいます(^_^)。

勿論(笑)、私のデジカメセミナーも小さく載っていますし(^_^)、立野康一さん
や当社の女性スタッフ、紀田順一郎先生を筆頭にパネルディスカッション時の
パネラーの方々などなどビジュアルも豊富です。
またアップルコンピュータ社の小林衛さんによるRhapsodyのセミナーの写真
もあります。

是非ご一読くださいませ。

SKOSHING SYSOP 松田純一

283/512 SDI00116 松田 純一    RE:今年の私的Mac関連製品10大?ニュース
(15) 97/11/29 10:27 280へのコメント

有田さん(^_^)

>>11月の時点で「今年の私的Mac関連製品10大?ニュース」って

12月も明後日からになってしまいましたが...(^_^;)。
私の書き込みは"私的"ですし(笑)、12月に買いたいものがあるか
も分かりませんので忘れないうちにご披露したまでのことです(^_^)。

私もG3機の早さは実際に体験してますので欲しいですが、すでに
スピードだけの追いかけっこには興味が薄れていますし...。しかし
3Dやページレイアウト、デザインをやられる方々にはやっぱし
重要なことですし「何が売れるか」についても良い意味で多様化
せざるを得ないのでしょうね。

さて、来月...自分自身にクリスマスプレゼントをしたくなるよう
な製品が登場するでしょうか...(^_^)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

284/512 SDI00116 松田 純一    RE:パソコン通信は「利用の場」か
(15) 97/11/29 10:40 279へのコメント

有田さん

ご指摘のような人ってけっこういるみたい(^_^;)。パソコンやネットワーク
以前の問題ですけどねぇ...。

>>人と人とのつき合いを即物的機械的にしかみれない人とはオツキアイしたく
>>ないもんです、はい。

まったく同感です(^_^)。

しかしこの手の人はとうざ必要なことを人に聞くだけですから、結局何も身に
つかないのではないでしょうか!

SKOSHING SYSOP 松田純一

290/512 SDI00116 松田 純一  RE:RE^2:今年の私的Mac関連製品10大?ニュース
(15) 97/11/29 23:22 288へのコメント コメント数:1

RELHAMさん

お上手!(^_^)。座布団10枚...(笑)。
シカシ、ホント...欲しい製品、あまりないんですよ(^_^;)。
ソフトなどもけっこうGETしていまして、フォントとか今更
ですが(笑)クラリスメールなども試しています。年賀状ソフ
トも...。
eMate300なども欲しいと思わないし(^_^;)、Newtonもねぇ...。

ま、今度はソフトウェアの「今年の10本」てのをやってみま
しょうかね。

SKOSHING SYSOP 松田純一

298/512 SDI00116 松田 純一    RE:RE^2:聞いたきり雀(長文レス)
(15) 97/12/01 15:08 296へのコメント コメント数:1

尾込さん、こんにちは。

>>「通信人格」という奴でしょうか。

これについてはネットワークは勿論ですが通常の電話でもすごく
感じることがあります。
例えば電話での印象がものすご~く悪い人に面と向かって会うと
以外に感じが悪くなかったりという経験ありますよねぇ(^_^;)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

303/512 SDI00116 松田 純一    今年のソフトウェアで気になった製品
(15) 97/12/02 06:25 コメント数:2

今度は今年一年間のソフトウェアにおける私的な10大ニュース...と
いうか、自分なりに評価したアプリケーションをリストアップして
みます。
ただし残念ながら自社製品と会社で日常使うものは外します(^_^)。
また.....今年はまだ一ヶ月もあるので勇み足かもしれませんが...(笑)。
しかし自分の使っているというか気に入ったものを書き連ねるって
何だか人間性を覗かれているみたいで少し抵抗ありますね(^_^;)。

1)Band-In-A-Box7.0
楽しんだソフトの筆頭はこれですね...たぶん。とにかく簡単で
面白い音楽ソフトです。和音をほうりこめば自動で指定したス
タイルでメロディを形成してくれる優れもの。
そのインターフェースはV1.0の時代からまったくといって良い
ほど変わらず素っ気なくよい出来ではないけど機能は素敵。
2)Adaptec Toast 3.5.1J
ハードウェアの10大ニュースにYAMAHA CDR400tXを記しま
したが、使っているソフトはこれ!
取り扱いの代理店が変わり、バージョンアップが面倒そうなの
で新しい製品を買ってしまいました(^_^)。今年はかなりお世話
になりました。
3)TransLand
ブラザー工業から発売している日英機械翻訳ソフト。通常私は
インターネットなどの英文の概略をつかむためにE to J Pro4.0
というアプリを使っていますが、このTransLandはその逆で日
本語を英語にしてくれるソフト(^_^;)。
驚いたのはかなり使えるということ。勿論"使える"という感覚は
人それぞれでしょうが、私は日英機械翻訳がここまでできること
を知らなかったので新鮮な驚きでした。
4)アイデアストーム
確か6,000円弱でGETしたアウトラインプロセッサ。しばらくぶ
りでこの手のソフトを買ったのですが結局これを使って書籍を一
冊書き上げてしまいました(^_^)。
正直いって特に何が優れていた...というのではなくトラブル無く
安定して使えたというのが評価のポイント。
5)辞典盤97
マイペディア97、知恵蔵1997、新英和・和英中辞、岩波国語辞
典が一枚のCD-ROMになっている製品。
辞書類はもとよりだが、検索ソフトのWorldEngine2というのが
なかなか使いやすい。
6)クラリスメール
札幌支店へ出張に行ったおりに買ってみたものだが、思ったより
便利そう...。"そう"というのはまだ全部の機能を把握していないた
め(^_^;)。インターネットだけでなくNIFTYも使えるのが魅力。
7)Painter 4.0
新宿のT-ZONEでバージョンアップのはぐれ品?として販売してい
た。ひとつひとつの機能はなかなかのものだが、残念ながら日常
はおいそれと使う気になれない(笑)。
8)Form・Z
日常この種の3Dソフトを使う機会はほとんどないが、必要な時に
は私のもっとも感覚的に合うソフトのひとつになった。
9)駅すぱあと全国版
ほんとはもっと上位であるべき製品。会社でも使っているが個人
的にも年間サポートをお願いしている製品。
大変便利に使わせていただいている。
10)Shade Personal R1
その昔、V1.0リリース間際にShadeを雑誌(MACLIFE)に紹介した
当人として懐かしさも手伝いGETしてみた。
リリース間際に当時の販売会社から意見を聞きたいと...呼ばれて伺
ったことを思い出しました(^_^)。
残念ながらβバージョン以来、Shadeを本格的に使う機会はなかっ
たが随分と進化したものだと感心した(^_^)。そして当時150万円も
した価格が今では...(^_^;)こちらも感慨深いものがあります。

※番外編
・Poser2
単機能に特化した大変ユニークでマックらしいアプリだと評価!!
ただすぐに飽きてしまった(笑)。
・DETAILER
今年のサンフランシスコExpoで気に入って会場で買い込んだソフト
のひとつ。帰ってからインストールし数回使ったがそれっきり(^_^;)。
・Expression
同上(笑)
・Mac書道Pro.
最初のモノクロバージョンが出た時にはそのマニュアルの一部を書か
せていただいた経過がある懐かしい製品。これは買ったのではなく演
算星組からいただいたもの(^_^)。
・NORTON Utilities v3.5
Mac OS対応ということでGETしたがすぐにMac OS8にしてしまった
ので活用できないでいる。早くMac OS8対応の製品が欲しいですね。
・スーパー大辞林
大辞林第2版、デイリーコンサイス英和・和英、漢字辞典を収録した
実用的な辞書CD。
・DynaFont お宝パック(TrueType版)
TrueTypeフォントもお安くなったものです(^_^;)。54書体の日本語
フォントが収録されている製品。個人的な年賀状にも利用しました。
昔、昔...ビットマップフォントを集めていた頃が懐かしいですねぇ(笑)。

以上
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SKOSHING SYSOP 松田純一
SDI00116@niftyserve.or.jp
---------------------------------

305/512 SDI00116 松田 純一    RE:今年のソフトウェアで気になった製品
(15) 97/12/02 12:26 304へのコメント コメント数:1

佐古さん、ありがとうございます(^_^)。早速シマンテックのサイト
に行ってみます。
Mac Fan Expo in Kansai'97...ご来場の節はどうぞ私共のブースにも
寄ってください(^_^)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

310/512 SDI00116 松田 純一    RE:RE^2:今年のソフトウェアで気になった製
(15) 97/12/03 07:11 306へのコメント

SAKOさん(^_^)

>>コーシングラフィックスのブースを根城にしようと思っております(笑)。

おっと...ありがとうございます(^_^)。
お手伝いさん...お一人様ご案~内っ(笑)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

313/512 SDI00116 松田 純一    RE:コーシンの特売
(15) 97/12/03 16:11 312へのコメント コメント数:1

有田さん(^_^)。

>> 優遇された関西コーシンユーザーは喜びましょう。

ありがとうございます。
私共の第一の目的はきれい事を言わせていただくなら3日間の
EXPOをお客様と共に楽しみたい...ということに尽きます(^_^)。
今回が関西でのEXPO一回目になるわけですが、昨今の暗い世相
などはとりあえず脇に置いておいて、お祭り騒ぎをしましょう
ということです(笑)。

実際、MascotWorldという製品はこの大阪Expoのために開発し
たものです。
是非多くのお客様とわいわいがやがやと交流したいと思います
ので私共のブースにお立ち寄りください。

SKOSHING SYSOP 松田純一

319/512 SDI00116 松田 純一    Expo当社ブースでデジカメが当たるチャンス!!
(15) 97/12/10 15:05 コメント数:1

「お知らせの部屋」に告知しましたが、Mac Fan Expo in Kansai'97
の当社ブース(A-12)で魅力的な三日間限定販売などのご案内をいたし
ておりますが、さらにデジタルカメラが当たるチャンスが増えました!!!

MacFanExpo_05.jpg

※Mac Fan Expo in Kansai'97の出展ガイドカタログ


なにしろアップルコンピュータ社が太っ腹にもQuickTake200を三台
提供してくれました\(^_^)/ したがって社内で搾取せず(笑)お客様に
還元する方法をと考えた次第です(^_^)。

MacFanExpo_06.jpg

※Apple QuickTake 200 (FUJIフィルムDS-7のOEM)


詳しくは「お知らせの部屋」をご一読の上、Expo当日に当社ブースで
お問い合せください。

いよいよ明日は搬入のため担当スタッフは大阪入りです(^_^)。

ではExpoのコーシングラフィックシステムズ・ブースでお会いしましょ
う!

SKOSHING SYSOP 松田 純一

321/512 SDI00116 松田 純一    RE:Expo当社ブースでデジカメが当たるチャンス!!
(15) 97/12/10 21:34 320へのコメント コメント数:1

Zakさん

>>電車でいこうかなぁ、単車にしようかなぁ....

会場内に単車で乗り込もうとしないようにね(^_^;)。ではでは...

SKOSHING SYSOP 松田純一

トリニティ、軽量なラップトップ/タブレット用アルミスタンド「Mika」発売

トリニティ株式会社は6月20日、Blueloungeのラップトップ&タブレットスタンド「Mika(マイカ)」を全国の家電量販店およびデザインインテリア雑貨店を通じて本日より販売すると発表。なお、本製品はTrinity Online Storeでも取り扱いする。


Blueloungeのラップトップ&タブレットスタンド「Mika(マイカ)」は、シンプルで無駄のないエレガントなフォルムで、ユニバーサル仕様にデザインされた万能スタンド。
安定感のあるアルミニウム本体と、先端のTPU素材がデバイスを支える。MacBookなどのラップトップからiPad mini、iPadなどのタブレットまでスタンド可能。
Mikaはタブレットを重量ではなく、バランスで支える。そのため本体は210gと軽量で、楽に移動できる。
価格はオープン価格だが、市場予想価格は4,980円(税込)。

ラップトップ&タブレットスタンド「Mika」

ねこじゃらし、「CoreDrive」新機能「Edition」提供開始

クラウドストレージ事業、アプリ開発事業を展開する株式会社ねこじゃらしは6月19日、同社が開発・運営するファイル共有サービス「CoreDrive」のサービス強化に伴うアップデート(新機能追加)を行ったと発表。


CoreDriveは、クリエイションやビジネスの現場で、日常的に行われるファイルのやりとりを簡単かつ安全に実現する、新しいファイル共有サービス。ファイルはサムネイルのように可視化され、見たまま、すぐに共有することができる。今回のバージョンアップにより、以下の変更を行った。

【新機能】
1.Edition(エディション)機能の追加
 CoreDriveにファイルを追加した後、そのファイルに対して任意のファイルをドラッグ&ドロップすることにより、1版・2版といったようにファイルをエディション(版)で管理することが可能になる。
エディションは追加された日時順に並び、拡大プレビューの画面でそれぞれを参照することができるため、任意のものを選び取ってダウンロード・削除することが可能となる。

【強化項目】
2.Preview(プレビュー)機能の強化
 拡大プレビュー画面での利便性がさらに向上した。
ファイルをより拡大表示することが可能になり、プレビュー対象ファイルのページ数も表示されるようになった。また、ブラウザ上でファイル名の変更が可能となった。

CoreDrive プレスリリース

Ziggi HDの利点を再考する

USB書画カメラ「Ziggi HD」を日々机上に置いて使っているが,旧製品とくらべて画質が大幅に向上しマイクロフォンも内蔵されたこともあり実用性も格段に上がった。今回は「Ziggi HD」ならではの使い勝手を3例ご紹介してみたい。


USB書画カメラといってもこれまでご紹介してきたとおり、立体スキャナにもなればウェブカメラにもなるし、それらは一般的なドキュメントスキャナやフラットベッドスキャナあるいはデジタルカメラで代用できると考えるかも知れない。
確かに理屈はそうだが、手軽さの良し悪しは勿論、「Ziggi HD」なら苦もなく可能なことも他の機器では一手間多かったり極端な例ではなかなか旨くいかないという可能性もあるのだ...。

ZiggiHD2_01.jpg

※ユーザーの工夫次第で様々な用途に使えるUSB書画カメラ「Ziggi HD」


「Ziggi HD」はUSB接続の書画カメラであり、別途電源は不用なので別売の専用ケースで持ち運べばMacBookなどと接続してどこでも活用が可能だ。また私のように机上に常設していれば必要な場合、専用アプリあるいは目的に応じたアプリを起動すれば即映像取り込みを可能とする。そしてくどいようだが「Ziggi HD」はMacにUSBで接続されているからして、その画像や画質あるいはピントといった類の情報はリアルタイムにMac側でモニターでき、SDカードといったメディアを介することなく静止画あるいは動画を取り込むことができる。

そうした基本を知っていただいた上で「Ziggi HD」の効用をいくつかご紹介してみるが、まず書籍でも印刷物でも金銀などを使ったデザイン部分は一般的なドキュメントスキャナやフラットベッドスキャナでスキャニングすると強い光を当てるために反射し、その部位は本来の質感を失った形になる。

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※一般的なフラットベッド型スキャナでは金銀のような部位は質感が正しく表現できない


しかし「Ziggi HD」なら撮影はデジタルカメラのそれと基本的には同じだ。照明と「Ziggi HD」自体の影などに注意を払う必要はあるものの、金銀の質感を保ったままきちんと再現できる。

ZiggiHD2_05.jpg

※前記した書籍表紙を「Ziggi HD」で撮影した例。こちらは金色の具合がきちんと再現できている


2つ目は前記したように「Ziggi HD」を活用できるのは付属の専用アプリケーション「IPEV Presenter」だけではない。私はカメラユーティリティツール「iGlasses」を使ったりしてより使い勝手の向上を目指すと共に、例えば動画撮影なら「iMovie」を使う…といった形で目的に従いカメラ入力を切替て普通では大変やりにくい撮影をこなしている。
例えば最近ライフログリストバンド「UP」という魅力的な製品を手にしたが、この使い方を画像で説明するとき「Ziggi HD」の利点を再認識した…。
「UP」はボタンを長押しすることでモードを切替ることができるが、その切り換えた事を示すアイコンが表示する一瞬を撮影するのに「Ziggi HD」が役に立った。

ZiggiHD2_08.jpg

※両手が塞がったり、一瞬を捉えなければならない撮影にも「Ziggi HD」は便利だ


ボタンは物理的に片手で押すことができるが、普通のデジタルカメラでは三脚や何らかのアームを使ってデジタルカメラを固定し、対象にフレーミングとピントを合わせることが必要でそのためにはかなり前準備が大変だ。そして画像をモニターしながら瞬間しか表示しないアイコンをシャッターチャンスを逃さずに撮影することはなかなか難しいし面倒である。

しかし「Ziggi HD」なら基本的にそのカメラの前(下)に「UP」をかざしオートフォーカスモードにすればピントは常に合うし、例え両手を使って「UP」を操作したとしても「Ziggi HD」のタイマーを使い3秒あるいは10秒の設定にすればそれに合わせ「UP」の操作をすればシャッターチャンスは逃しにくい。
またどうしてもタイミングが合わないのなら「iMovie」を使い、一連の過程を「Ziggi HD」で動画撮影し、必要なフレームだけ取り出せば間違いはない。

ZiggiHD2_12.jpg

※iMovieで入力カメラを「Ziggi HD」に切り換えて使ってみたが具合がよい


さて3つ目だが,私は「Ziggi HD」とテキスト入力と原稿を一括管理できる「MacJournal」というソフトウェアを使い、思いついたアイデアを逃さないために動画と音声でクリップ的な記録を続けている。
実は「MacJournal」はテキスト入力ツールながら音声や画像入力とその録音再生機能を持っているため、こうした使い方も苦もなくできるわけだ。

ZiggiHD2_09.jpg

※「MacJournal」のレコーディングオプションで「Ziggi HD」を指定する


ただしこれまで動画は「Ziggi」で収録できるものの音声ラインはMacの内蔵マイクなどを使うしかなかったが「Ziggi HD」には前記したようにマイクが内蔵されたため音声だけのクリップ利用も含めてこれ1台で完結した使い方ができる。

ZiggiHD2_11.jpg

※「MacJournal」の録画機能で「Ziggi HD」を使った例


「Ziggi HD」は私のMacライフにとって、ますますなくてはならないアイテムとなっていく…。



シンプルで必要十分な機能を持つラスターイメージツール「Wordify」

以前に写真からラスターイメージを作る「Vectoraster 5」というアプリケーションのレポートをしたことがあったが今回ご紹介する「Wordify」はその名称からも推察されるとおり、任意の文字列を使うことに特化したMac用のツールであり、機能はシンプルで基本的に4つのステップで結果を確認することが出来る。



さておさらいだが、ラスターイメージとは画像の色合いや濃淡を効果的に生かし…カラーあるいはモノクロの点(ドット)やフォントの羅列として表現するデータのことである。こうして文字で説明すると難しい事のように思えるかも知れないが、ともかく「Wordify」を起動して実践してみれば一目瞭然に違いない。

wordify_001.jpg

※「Wordify」のアバウト画面


アプリを起動すると小振りなウィンドウが開く。このウィンドウにこれからラスターイメージを作る写真や画像をドロップするわけだが、ちなみに「TEMPLATES…」というボタンをクリックすると用意されている図形一覧が表示し、取り急ぎ試すことができる。しかしここでは用意した絵をドロップしてみよう…。
ドロップしたイメージはウィンドウ内に表示するが、ウィンドウのサイズは変更できないので念のため。

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※アプリ起動後のウィンドウ(上)とラスターイメージを作るための元絵をドロップした例(下)


使い方だが、画像領域の上に3種類のアイコン(ボタン)があることに注目していただきたい。何しろ「Wordify」ではこの3つの設定が基本だからである。いや、左のゴミ箱アイコンはドロップしたイメージを消去するための機能だから多用するものではない。また中央のプレイボタンは後述するように設定したパラメータに従いラスターイメージに変換するためのスタートボタンだ。
問題は右にある歯車アイコンだが、これをクリックするとイメージ領域の一部が隠され、パラメータ設定の画面が下がってくる。

ここでは「Words…」「Font…」「Color…」「Count & Size…」という4つの画面が左右にスクロールして機能するが、移動は下にある4つの小さな○をクリックするか、Imageメニューから選ぶ、あるいはショートカットを利用することになる。

wordify_006.jpg

※パラメータ機能を切り替えるためのImageメニューをオープンした例


まず「Words…」だが初期値のまますでに文章(英文)が入力されている。Appleユーザーならすぐ分かると思うが、それはThink different.のCMで使われたナレーションの文句(一部)なのだ。無論ここには任意のワードを入力あるいは別の箇所からコピーしたデータをペーストすることができるし漢字も利用可能だ。ただし英文の場合には大文字小文字の区別はできず全てが大文字となる。

wordify_005.jpg

wordify_007.jpg

※ラスターイメージを構成するテキストを入力する。上は初期値で入力されていたもの。また日本語も入力可能だ(下)


続いて「Font…」だが文字通りラスターイメージで使うフォントを指定する。一般的には英文の場合ボールド体といったはっきりしたフォントが合っていると思う。

wordify_008.jpg

※フォントを指定


また「Surprise me」にチェックを入れるとシステムにインストールされているフォントをランダムに混ぜて使う指定になる。

wordify_014.jpg

※「Surprise me」にチェックを入れてラスターイメージを作った例


3番目は「Color…」だ。3つのスライドバーを使って任意のカラーを設定するが、それは上部に表示するフォントにリアルタイムに反映される。

wordify_009.jpg

※カラー指定は単色しか使えない


そして最後は「Count & Size…」だ。スライドバーで「More & Smaller」と「Less & Bigger」の間を指定するが、ラスターイメージとして使われる大きなフォントの出現率が変更でき、例えばスライドバーを一番左にすると全体が小さなサイズのフォントで埋め尽くされる。

wordify_010.jpg

※「Count & Size…」はスライドバーで指定する


これらのパラメータをどう変えたら気に入るイメージができるかは色々とテストをしてみればわかるはずだ。無論ラスタイメージに変換するのはプレイボタンをクリックするだけだ。

ただしワードのどの単語をイメージのどこに使われるかは元イメージのコントラスト領域に関わってくるだけでなくランダムでありユーザーが指定することはできない。したがって同じパラメータ設定であってもラスターイメージ化のつど、ワードの列びなどは違ってくる。

wordify_012.jpg

※ラスターイメージ作例


ともかくラスターイメージボタンをクリックするとウィンドウ内でプレビューされた後、元イメージのサイズにラスターイメージが形成される。形成されたイメージは「プレビュー」アプリ上でPDFとして表示されるのでメニューから任意のフォーマットで書き出し保存すればよい。
余談ながらPDFなど背景を透明に保存すれば別のイメージと合成も簡単だ。

wordify_015.jpg

※「Wordify」で作ったイメージを別の背景イメージと合成した例


なおすでにお分かりだと思うがラスターイメージは元イメージを二値化し、その黒色の領域にワードを配置するわけで良い結果を生むためにはコントラストが明瞭な元絵を必要とする。ちなみにImageメニューにある「Toggle preview」を実行すればイメージの二値化の状態を確認することが出来るので、もし最適でなければ別途グラフィックツールで元絵をレタッチしておくとよいだろう。

Wordify_016.jpg

※Imageメニューにある「Toggle preview」で元絵のコントラストを確認


「Wordify」は比較的単純なツールではあるものの、実際に操作し始めるとあれやこれやと試したくなる魅力的なソフトウェアである。

Wordify - tgxmedia.com

ラテ飼育格闘日記(341)

先月末に実施したラテの健康診断結果が出たというのでオトーサンは自転車をすっ飛ばして受け取りに行った。どこか子供の通信簿でも渡されるみたいな気持ちで動物病院のドアを開けたが中性脂肪の値がメチャ高かった…。オトーサンとしては心当たりもあるわけでこれは急遽本日から是正しなければと決意…。


具体的な値はラテのプライバシーを侵害することになるので(笑)記さないが、蛋白や白血球、赤血球などはまったく問題なく腎機能なども正常だったものの中性脂肪の値が飛び抜けて高かった…。また総コレステロールは正常値だがいわゆる栄養過多という訳だ。
健康診断報告書のコメント欄に「中性脂肪は再検査済みです。」とあったので「何ですかこれは?」と聞いたところ、委託検査機関のコメントとして検査値が高すぎるので念のために再度検査したことを意味しているらしい。それほど高かったというわけ…。

Latte341_01.jpg
※オトーサン、アタシなにか問題あるの?

ここのところ、体重は気にしていたものの一時よりは減量に成功していたので少し気を抜いていた感もあるが医者曰く、肝臓や胆嚢など臓器そのものの働きは今のところ問題ないので即心配することはないが、年齢を重ねていくことでもあり食事の対応をすぐに始めるべきという。
体重といえば先日美容室へ連れて行った折にも体重を量られた。ここではシャンプーやトリミングをすることでもありハーネスや首輪そしてリードなどを全部外して体重計に乗せるようだが。結果は19.4 kgだったから病院での体重計測値からハーネスや首輪の重さを除けば理にかなった数値だったし一時よりは減量できているからと喜んでいたのだが…。

Latte341_02.jpg
※オカーサンと仲良く散歩中


まあ、ものは考えようでもしも今回の健康診断結果で即薬剤の投与とか手術が必要といった最悪の状況ではなかったことは喜ばなければならないし、改善の時間的猶予があるだけよかったと考えるべきだろう…。
それにしてもアトピーは付き合いながら対処していかなければならないし、食事の問題も毎日のことだし頭で考える以上に難しい点はあるが、何とか来年の健康診断のときに健康値に戻るように日々積み重ねの努力が必要である。そしてこればかりはラテのせいではなく飼い主であるオトーサンたちの責任なのだから…。

しかし困ったことはこの食事改善計画に当のラテが協力してくれないことだ(笑)。
これまでアトピー向けのドッグフードに牛肉と野菜が煮込んである缶詰(ドッグフード)を少しと一般の豚肉をフライパンで炙ったものをこれまた少々トッピングしていたが、取り急ぎ豚肉を朝晩の食事に乗せるのは止めることにした。ただし別途ニンジンやブロッコリーといった野菜を茹でた後、豚肉から出る微量の油で炙ることもやっていたから、豚肉を使わないとなれば野菜類は単に茹でただけになる。

Latte341_03.jpg
※散歩中になにを思ったのか、座り込んでじっと何かを待っている...。無論誰も来ませんでした


どうやらラテにとって豚肉がなくなったことはともかく、野菜に豚肉の香りがなくなったことが好みに大きく関わるようで食いつきがすこぶる悪くなった(笑)。
用意した食器を置き「ラテ、ご飯だよ」と呼んでも「フン…」といった感じでふて寝している。まあオトーサンも最近では一食や二食たべなくても慌てることはないから放っておくと知らないうちに食べ始めたりするが不満であることは間違いない。

ともあれオカーサンは優しいから(これが元凶なのだが…笑)、ラテが残した上に我々の食事の切れ端を乗せたりするため、それを期待して意図的にご飯を残したりするようだ。
ガツガツと食べ始めたから、これは良かったと思っていると「あっ、いけない!残さないとオプション貰えない」とでも思うのか、ドッグフードの最後の一粒を残し、したり顔でオトーサンたちに視線を送るラテのずる賢い表情はなかなかに可愛い(爆)。

Latte341_04.jpg
※ラテ7歳の誕生にと用意したケーキ。ラテにはスポンジ部分を少ししか上げません。本当です(笑)


理屈では人間向けの食べ物は一切あげないというのが理想なのは分かっている。しかし同じ生活空間でワンコと一緒に暮らしているわけで、オトーサンたちの食事中にラテをいちいち隔離しておくわけにもいかない。そして言い訳には違いないもののワンコを飼っている方なら頷いていただけると思うが、ワンコの目力というか物欲しそうに、期待と哀願を込めて我々を見上げるその…なんといったらよいか…この世の物とは思えない可愛い表情を無視できるのはそれこそ犬畜生にも劣る人間に違いない…などとオトーサンは思ってしまうからいけないのだ(笑)。
オトーサンたちの格闘は続く…。





米Quirky社のUSBポート内蔵充電スタンド「Converge」発売

トリニティ株式会社は6月14日、米Quirky(クァーキー)社のUSBポート内蔵充電スタンド「Converge(コンバージ)」を全国の家電量販店、インテリア雑貨店を通じて本日より販売すると発表。なお本製品はTrinity Online Storeでも取り扱いする。


Quirky(クァーキー)のConverge(コンバージ)は、4つのUSBポートを内蔵した充電スタンド。デスク上の煩わしいケーブルをConvergeに集約して前面から隠し、デスク周りをすっきりと見せる。
各種デバイスは、Convergeにスタンドさせた状態で充電が可能になっている。それぞれの充電ケーブルは、コンバージの後ろを通してスロットから引き出すことができ、スタンド部分はデバイスの操作がしやすいように傾斜がついている。

Convergeはまるでデバイス専用のベンチのような、なだらかな面が美しいシルエットにデザインされ、デバイスをつなげるコードが背面にすっきりと収まるので、見た目にもきれいに整頓ができる。
価格はオープン価格だが市場予想価格は5,980円(税込)。

Converge

FMACCG : 談話室【55】1997年9月23日〜1997年10月30日

この時期も催事で忙しかった。9月のWORLD PC EXPO 97ではアップル・パビリオンのスペースに出展したし、10月には札幌で恒例の「Macintoshの匠たち」というプライベートイベントを開催している。しかしプライベートイベントの撤収にMac FanとMACLIFEの両編集長そしてアップルの部長にまでお手伝いしていただく会社も珍しいと言われた(笑)。

FMACCG : 談話室【55】1997年9月23日~1997年10月30日


066/512 SDI00116 松田 純一    RE:20周年記念モデルレポート・コストパフォーマンス編
(15) 97/09/23 23:45 063へのコメント

曽我先生

>>ああ、貧乏は辛い( ^_^ ! )。

なにをおっしゃってるんだか(笑)。
確かに現在のスパルタカスのデザインでサブユニットがなくてもいいから
40万円くらい...というモデルもあってよいかも知れませんよね(^_^)。
スパルタカス・liteとかいっちゃって(笑)。

                 SKOSHING SYSOP 松田純一

067/512 SDI00116 松田 純一    RE:20周年記念モデルレポート
(15) 97/09/23 23:56 065へのコメント

えりりん

>>にまにましながらキーボードを打つ松田さんの姿を
>>想像しちゃっておかしかったです。(^^;

特ににまにまなんかしてませんよ~(笑)。冷静な判断に基づいてのレポート
ですってば...ホントカナ(^_^;)。
でも、面白いですね...よく何年も見慣れた場所が壊されて更地などになって
しまうと、前は何のお店があったのかが分からなくなっちゃいますよね。
私の机の上もこんな感じ(^_^;)。
スパルタカスが置いてあった場所がどんなだったか、数日ですっかり忘れて
しまいました(笑)。ただスパルタカスを少しでも使いやすく、綺麗に置こう
という気概があるからか、普段の私の机の上とは思われないほど整頓されて
います(^_^)。ま、いつまで保つかが問題ですけど(笑)。

                    SKOSHING SYSOP 松田純一

P.S.いま、幕張のホテルからです(^_^;)。


068/512 SDI00116 松田 純一    WORLD PC EXPO初日の様子?
(15) 97/09/24 23:35 コメント数:1

今日はWORLD PC EXPOの初日でした。私共が展示をしているのはAPPという
アップル・パブリッシング・パピリオンの中です。コンベンションセンター
の8ホール奥になります。
昨年とは違い初日もまあまあの人出が我々のAPPを取り囲みました(^_^)。
当初雨模様だと言われていた天気もまずまずで良かったです。

WorldPCExpo97_10.jpg

WorldPCExpo97_11.jpg
※会場エントランスの様子(上)とブース(一部)の様子(下)


本日の我々の様子を中心にしたデータ(デジカメデータ)をキューティアル
バムにしたものをデータライブラリ#7に登録しましたので興味のある方は
ご覧ください。
作者は札幌支店の山本有由実です(^_^)。

                   SKOSHING SYSOP 松田純一

072/512 SDI00116 松田 純一    WORLD PC EXPOレポート-1
(15) 97/09/26 09:32

WORLD PC EXPO 97レポート-1

MacOS8の発売もスターとしましたが、人気もまずまずのようですね(^_^)。
こちら、幕張のコンベンションセンターは雨です(^_^;)。WORLD PC EXPO
も今日で三日目、この雨がどのように集客に影響するのでしょうか...。

WorldPCExpo97_03.jpg
※アップルのブースは大人気

私達はAPPコーナーの一郭に自社ブースをかまえていますが、嬉しいことに
昨年は最初の二日間...閑古鳥でしたが今年はアップルも景品などを用意した
おかげ?か、かなりの混雑です。

WorldPCExpo97_02.jpg

WorldPCExpo97_07.jpg
※我々の小さなブースも忙しかった


景品といっても我々出展者がソフトなどを提供した以外、アップルの鞄一名
様が特賞というのですからま、たいしたことはありません(^_^;)。
当選を知らせる「カラン、カラン...」という鐘を鳴らしたので何が当たった
のかと見に行ったら...アップルのシール一枚...(笑)。

いやはや、大手のブースには相変わらずコンパンオンたちが目立ちますので
なんだか「コンパニオンEXPO」に来たみたい(^_^;)。普通のコンパニオンさ
んならともかく、かなり過激度を増しているような気がしたのは私だけでし
ょうか。
ずらっとノートパソコンが並んでいるその上で、超ミニのコンパニオンが歩
き回るブース。とある電機メーカーのコンパンオンは水着を通り越していた
し、一枚づつ脱いでいくという何考えているだか分からないブースもあった
とか(笑)。

WorldPCExpo97_04.jpg
※アップルのデモブースでキューティマスコットを解説する筆者

APPブースのアップルコーナーもコンパニオンがおり、へそ出しで頑張って
いますが、これなんか一番地味かも知れません(^_^;)。ただお腹や目元にアッ
プルマークを貼ったりしてどうやらご自分たちで工夫している模様...。
実際彼女たちは、邪魔になるくらい一生懸命働いています(笑)。これは誉めて
あげたいですね...ほんと。

ところでアップルコンピュータのブースは何だかんだと言っても嬉しいこと
に沢山の人出です。アップルの大型の紙袋をかついで歩いているお客様をあ
ちこちで沢山見受けます。
こうした様子を見ているとこれまでのネガティブな報道やらは最悪の影響を
与えてはいないように思えます。まだまだアップルは、Macintoshは人気が
あります(^_^)。

さてこれから会場に入りますが、今日はどんな風になりますやら.....

                  SKOSHING SYSOP 松田純一

079/512 SDI00116 松田 純一    WORLD PC EXPOレポート-2
(15) 97/09/28 11:13 コメント数:2

WORLD PC EXPOレポート-2

やっと4日間のイベントが昨日で終わりました。展示側としては4日間は
長いですが終わってしまうと...あっという間でもあります(^_^;)。

ところで、皆さんはMacOS 8は手に入れられましたか?
26日発売ということでしたが、午前中はブースも忙しくて手が離せなか
ったこともあり、午後に販売エリアのT-ZONEに行きましたが既に売り切
れでした(^_^;)。店員さんの話では明朝また入荷するとのこと.....人気があ
るのは嬉しい限りですが.....トホホ。

MacOS 8といえば、ブースでデモるマシンにMacOS 8をインストールす
るようにアップルから指示されていました。早速搬入日の23日夕刻に到
着した私たちはアップルから提供されたPowerMacintosh8500/180に
インストールを始めましたが、起動しファインが表示する直前にフリーズ
してしまいます(^_^;)。
試しに機能拡張を認識させないと起動します。
数回これを繰り返しても結果は同じなので、本体を別のPowerMacintosh
8500に取り替えてもらったら一発でOK。何なのでしょうかねぇ...。

で、そのOS 8...翌日はまたかなりの量が入荷していたようです。
またアップルが数台のバスをチャーターし、コンベンションセンターから
秋葉原へOS 8ツアー?をやっていましたがこれもかなり人気でした(^_^)。
確か20分おきに出発していたようです。
そしてその肝心のアップルブースですが、これまでのネガティブな報道や
らはどこへ行ったのか...と思われるほど人・人・人で埋まっていました。
特に最終日の混雑は大変なものでしたね(^_^)。

                 SKOSHING SYSOP 松田純一

089/512 SDI00116 松田 純一    RE:WORLD PC EXPOレポート-2
(15) 97/09/28 21:10 087へのコメント

曽我先生

>>しかし、盛況だったとのこと何よりです(^_^)。

ありがとうございます(^_^)。
特に渡邊と山本には良い勉強になったと思います。休憩時間に
山本が...「松田さん、いらっしゃいました、レクチャーの時に
お聞きしたパターンのお客様が...」と苦笑しながら報告をくれ
ました(^_^;)。
レクチャーというのは今回のEXPOでの展示にグランミュゼ3.0を
展示するにあたり、彼女たちに数回にわたりその説明の仕方や
何よりもお客様の質問のパターンを教えていたわけです。

で、そのレクチャーの通りのお客様というのは...
「あの~...この写真ね、どこで手にはいるの?」というパターン
なのでした(笑)。

この手の質問って、結構多いんですよ(^_^;)。
また今回は時期が時期だけにMacOS 8の質問がやたらに多かった
し...こりゃあアップルから報奨金でもいただかないとねぇ(笑)。

               SKOSHING SYSOP 松田純一

090/512 SDI00116 松田 純一    RE:ガルーダ落ちた
(15) 97/09/28 21:20 080へのコメント

えりりん

>>飛行機ばっかりは、命預けて乗るしかないのかな。(T_T)

ま、こればかりはねぇ(^_^;)。
私もまた木曜日に札幌行きですが、最初の頃は気が気でなかった
のですがやはり回数を重ねてくると度胸というか、諦めがついて
くるのでしょうか...心配しなくなりました(^_^;)。
別に運命論者のつもりはありませんが、そう考えると気持ちが楽
ですし...。

でも事故って確率では割り切れないし(笑)。新幹線で札幌まで
行けるようになったら新幹線にするかも(^_^;)。

                SKOSHING SYSOP 松田純一

101/512 SDI00116 松田 純一    RE:エノケンと東京コミックショー
(15) 97/09/29 23:33 095へのコメント

鵜沢さん

見つけるの早いなあ...(^_^)。私もEXPOから帰って翌日曜日に
近所のビデオおよびCD扱っている店、二件回ったけど見つから
なかったです(^_^;)。

実は今回私共の札幌支店の渡邊と山本がEXPO手伝いのために来
てくれていたのですが、鵜沢さんと私はオジサン組みとしてど
うしても古い話題に行ってしまう...(笑)。
で、古いものの中にも本物、メチャ面白い物があるよ...という
話題の中で東京コミックショーやエノケンの月光価千金などいう
歌の話になったわけでした(^_^)。

私も探してこないと...

                  SKOSHING SYSOP 松田純一

102/512 SDI00116 松田 純一    RE:エノケンと東京コミックショー
(15) 97/09/29 23:36 100へのコメント

Neonさん

>>元気の素です、もう一杯

あはは...(^_^)。
不思議なくらいに旨いんだ.....っとくらあ!

         SKOSHING SYSOP 松田純一

108/512 SDI00116 松田 純一    スパルタカスがグッド・デザイン金賞受賞
(15) 97/10/04 10:03

創立20周年記念モデル「twentieth anniversary Macintosh」グッド・
デザイン金賞を受賞

アップルコンピュータ株式会社は10月1日に発表された平成9年度グッド・
デザイン賞(選定:通商産業省)において、twentieth anniversary Mac-
intosh(スパルタカス)が、家庭用メディア機器部門で「グッド・デザイン
金賞」を受賞したことを発表しました。
サイトによりますとグッド・デザイン金賞は、グッド・デザイン賞に
おいて「グッド・デザイン大賞」に準ずる賞で、14の製品部門から、それぞ
れ1製品が選ばれたそうです。そして今回、twentieth anniversary Macin-
toshがグッド・デザイン金賞を受賞した家庭用メディア機器部門には74社
245点の応募があり、twentieth anniversary Macintoshはこの中で最も
高い評価を受けたものです。

                 SKOSHING SYSOP 松田純一

110/512 SDI00116 松田 純一    RE:スパルタカスの広告
(15) 97/10/05 13:13 109へのコメント コメント数:1

曽我先生

その広告を見たさに、NAVIを買ってきました(^_^;)。
確かにこの手の広告、他では見たことありませんねぇ...。なかなか
素敵な広告だし、もっとこの種の広告を他にも露出して欲しいです
ね。
そしてもっとマスコミもスペックとかゴシップだけでなく、この種の
製品を現実に出したアップルという企業をあらためて見直して欲しい
ものだと思います。

ただ細かなことですがキャプションのひとつに間違いがありました。
「紹介した以外の主なスペック」というキャプション部分の最後に「モデム:
33.6kbps(内蔵)」とありますが、実際は内蔵ではなくGeoPort Telecom
adapterIIが同梱されています。

               SKOSHING SYSOP 松田純一

113/512 SDI00116 松田 純一    第7回Macintoshの匠たちの見どころ(長文)
(15) 97/10/10 15:54 コメント数:1

すでに「お知らせの部屋」で告知したとおり、私共コーシングラフィ
ックシステムズでは恒例になったプライベートショウ...「第7回Mac-
intoshの匠たち~NOW OPEN! The Software-Toy Shop」を開催す
る事になりました(^_^)。
このイベントは札幌支店主催として10月24日(金)と25日(土)の両日
行われるもので大変バラエティのある楽しい企画です。
会場は札幌駅前の「アスティ45」4階にあるアスティホールです。

No7MacTakumi_06.jpg
※イベント会場エントランス

是非、北海道の方...札幌およびその近郊にお住みの方は是非お誘い合
わせの上、ご来場ください。スタッフ一同お待ちしています。
勿論本州その他、遠方からのお客様も大歓迎いたします(^_^)。

以下今回の見どころ、参加どころ?を列記しますと...

1)Rhapsodyのセミナーがある。
  これまで一部のデベロッパーでしかその実際を見ることができな
  かったRhapsodyがご覧になれます(^_^)。セミナーはアップルコ
  ンピュータ社のRhapsody Evangelist 小林衛氏にお願いして
  います。本セミナーのみ24日と25日の両日開催します。

No7MacTakumi_02.jpg
※デベロッパー向けのRhapsody CD 一式

2)twentieth anniversary Macintoshが展示
  アップルの20周年記念モデル(開発コードネーム、スパルタカス)
  が展示マシンとして会場に設置されます。
3)アップルグッズなどが当たる抽選あり!!
  今年もこのイベントはアップルコンピュータの協賛によるオフィ
  シャルなイベント。アップルから提供された魅力あるアップルグ
  ッズが当たる抽選に参加できます(^_^)。
  景品は...アップルロゴの入ったバッグ、ニューモデルのアップル
  腕時計、Tシャッ、アップルマークのマグネットなど。
  またMac Fan誌などの年間購読も当たります。
4)開催両日、各日ともそれぞれ先着200名様に当社オリジナルグッ
  ズをプレゼント。
  24日はオリジナルCD-ROM、25日は大好評のキューティマスコ
  ットのキャラクタ「黒猫ミーナ」をデザインしたマウスパッドで
  す。
5)両日共に魅力のあるセミナーが満載
  前記したRhapsodyのセミナーの他に「PowerBookによるモバ
  イルコンピューティング」、「音声認識テクノロジーに見る~
  AgentMaker」、「デジタルカメラの選び方からより良い活用法
  まで」、「お父さん朗報! Macintoshクリエイティブセミナー」
  など必見のセミナーが満載です。
  スピーカーの方々も当ステーションでお馴染みの鵜沢善久さん、
  有田一彦さん、そしてあの立野康一さんらと多彩な方々をお招き
  しています。
6)女子大生による3Dアニメーション発表会
  25日の午後1時から、会場は女子大生一色に染まり(^_^)一層華や
  かになります。当社新製品「WonderCube」を使い女子大生たち
  が製作した3Dアニメーションの発表と評価が行われます。
  コメンテータの代表として評論家、作家の紀田順一郎さんにご参
  加いただきます。
  また別途「北海道文教短期大学展示コーナー」を両日設置し学生
  たちによる作品の展示説明を行います。
7)Apple 20th anniversary~必見! パネルディスカッション開催
  25日最終日のフィナーレは「アップル...これまでの20年、これ
  からの20年」と題して各方面でご活躍のMacintoshユーザーによ
  るパネルディスカッションを行います。
  司会進行はMac Fan誌総編集長の滝口直樹さんです。
8)Macintoshなんでも相談室を両日開催
  Macintoshアドバイザー、立野康一さんによる相談コーナーを設
  けます。Macintoshのトラブル相談、新機種購入のご相談やMac-
  intoshとWindowsのどちらを買おうかと迷っている貴方! 是非
  ご相談ください(^_^;)。
9)コーシングラフィックシステムズ社の匠たちに会える
  会場はソフトウェア製品の展示コーナーとセミナーコーナーに分か
  れていますが、展示コーナーではグランミュゼ3.0やキューティマ
  スコットを開発した小池邦人、WonderCubeやMoviePaint2.0を
  開発した小森良隆、そしてAgentMaker、たまづさを開発した高橋
  政明のプログラマとワインやコーヒーでも飲みながらお話してく
  ださい(^_^)。
10)新しい時代を見通す新技術を駆使したアプリケーションを展示
  キューティマスコット、WonderCube、AgentMakerなどなど
  Macintoshのソフトウェア世界を常にリードし続ける当社のソフ
  トウェアたちを展示しご説明します。

詳しい内容、セミナースケジュールなどは#1の「お知らせの部屋」の
#41に掲載してあります。ご一読ください。

                 SKOSHING SYSOP 松田純一

117/512 SDI00116 松田 純一    ホームアンテナ悲哀?
(15) 97/10/13 22:06 コメント数:1

連休の初日、先週の10の朝...PHSホームアンテナが見つからない(^_^;)。
よくよく思い出して見ると2日と3日に札幌支店へ出張のおりに持参した
ので、持っていった鞄などを持ち出しては中をかき回したが...無し!
ふと「ホテルに置き忘れたかも...」と気を取り直して宿泊したホテルの
フロントに電話。
電話に出た担当者は「探して折り返し電話をお入れします」と丁寧に応
えてくれたのでまずは電話待ちと落ち着く。
しばらくして電話。受話器を取ると「ございました」との返事。

どうやら室内でPowerBook2400cとパルディオ32Sを使うためにと窓際に
置いたまま、カーテンの陰かなんかに隠れ、そのまま忘れてしまったよ
うだ...(^_^;)。

小型、バッテリー駆動、そして言い訳めくが、窓際に置いて使うことに
なるこのホームアンテナ。何だかこれからも忘れそうな気がします(笑)。

ご同輩もお気をつけあそばせ! ワタシダケカナァ...

                   SKOSHING SYSOP 松田純一

120/512 SDI00116 松田 純一    RE:ホームアンテナ悲哀?
(15) 97/10/14 07:17 119へのコメント

RELHAMさん、こんにちは(^_^)

>>ホームアンテナをご自慢の鞄に装着したまま使えるように
>>工夫するってのはどうでしょ?(^^)

問題は荷物の関係上、いつも同じ鞄とは限らないのが難点で
す(^_^)。

>>まさか鞄を置き忘れて行ってしまうなんてことはないだろうし…(^^;)。

いや~...私にはあり得ることなので恐い(笑)。


                    SKOSHING SYSOP 松田純一

122/512 SDI00116 松田 純一    12時間の長野往復
(15) 97/10/15 22:05

長野へ出張をしてきました(^_^)。あの脱線事故のあった路線を
使って...(^_^;)。

いやあ...アポの時間にちょうど良い足がなく、結局1時間20分
も前に駅に到着(笑)。だってその後の電車だと完全に遅刻...。
その上にメチャ混雑しているためグリーン車を使うはめになり
ました。

乗換に十分な時間がありましたが改札から出てゆっくりしてい
る時間はなく結局昼はホームで380円の立ち食いそばと相成り
ました。「おいしい信州そば」と銘打っていたけど...旨くはな
かった...(^_^;)。

で、時間前に目的の駅に着いたのですが駅前に時間をつぶす所
がありません(探せばあるのかも)。待合い室で本を読み、持参
したPowerBookで原稿をひと書きしてもまだ時間がある(笑)。
タクシーに乗れば5分程度のところだと言うことなので、ゆっ
くりと歩いて行くことにしました(^_^)。
天気はよく、所々に赤トンボの群が舞っています。紅葉にはま
だまだ早いようですが大型トラックなどが走り去る道路の歩道
をゆっくり、ゆっくりと歩きましたが15分程度で着いてしまい
ました(^_^;)。

結局30分くらい早めに目的の会社に入ることになりまして3時
ころまで打ち合わせ。帰りはタクシーを呼んでいただき歩いた
駅ではなく、新宿行きの電車がある駅まで直行しましたが、間
が悪いことに次の電車はまた後1時間30分後..(^_^;)。
こういう時には気持ちが焦るとろくなことはないので、気持ち
を落ちつけて回りを見渡すと小さなショッピングモールがあっ
たので入って見ると本屋が。
ここで今日15日発売のMac Fan誌があったのでこれで時間をつ
ぶすことになりました(^_^)。

やっと目的の時間になり電車が入ってきたら変なアナウンス!!
「1号車の座席指定券をお持ちの方は4号車へ.....9号車の座席指
定券をお持ちの方は6号車へ...」???。
例の衝突事故の影響とかで本来12両の電車が9両編成に急遽変
わったとか。そして古い電車(^_^;)。
「ま、座ってしまえばこっちのもの」と乗り込みましたがトラブ
ル時には重なるものでかなり遅れた上に国立で人身事故があった
様子(^_^;)。30分以上も遅れて新宿へ...。

朝9時からちょうど夜の9時まで、12時間の時間はこうしてゆっく
り、ゆっくり...実にユックリと過ぎたのでした(笑)。

               SKOSHING SYSOP 松田純一

123/512 SDI00116 松田 純一    Mac Fan誌をご覧あれ
(15) 97/10/15 22:06 コメント数:1

本日15日発売のMac Fan誌にはこの24日と25日に札幌で開催する
当社のプライベートイベント「第7回Macintoshの匠たち」の告知
記事がばっちり載っています(^_^)。
9月に取材をしていただいた北海道文教短期大学におけるWonder
Cubeの講座風景や同校の取材を交え、豊富な写真と共に堂々見開き
二ページであります(^_^)/
Mac Fan誌をお手にとったら是非ご覧になってください。

またソフトウェア紹介のページには新製品のAgentMakerの評価記
事も二ページ使って載っています。こちらも是非覗いていただけれ
ば幸いです(^_^)。

               SKOSHING SYSOP 松田純一

135/512 SDI00116 松田 純一    RE:サンフランシスコまであと75日
(15) 97/10/22 22:31 134へのコメント

堀泰幸さん、こんにちは(^_^)

>>早いものでまたまたサンフランシスコの季節ですね。

本当ですねぇ...(^_^;)。目標があるということは良いことなのでしょう
が、それだけ一年が短く感じて困ります。何か毎年ごとに加速度が付い
ている上に背中を押されているような気が...(笑)。

>>...12月のMAC FAN EXPO in KANSAIをレポートする予定です。
>>コーシンさんは出展されるのでしょうか?

はい。ささやかでそして地味なブースだと思いますが出展します。
明後日から始まる札幌のプライベートイベントが終わったら即そちらの
準備に入りますが、出し物はAgentMaker、WonderCubeそしてキューティマ
スコットを考えています。
私共もホームページなどにこれから展開していく予定ですが大阪はJ&Pさ
んなどで小さなセミナーしかやったことがありませんので勝手が分からず
ちょっと不安です(^_^;)。

                  SKOSHING SYSOP 松田純一

138/512 SDI00116 松田 純一    RE:ご来場ありがとうございます
(15) 97/10/25 07:27 137へのコメント コメント数:1

Macintoshの匠たちの1日目は支店の高橋から報告がありましたように
無事に過ぎました(^_^)。またRhapsodyのセミナも盛り上がりました(^_^)。
なおRhapsodyのセミナーは本日もございますのでお立ち寄りください。

No7MacTakumi_03.jpg
※アップルによるRhapsodyセミナー


ホテルから空を見ると曇りで道路は濡れています(^_^;)。念のため天気
予報を確認しましたが、曇りで時々雨で薄日もさす...という不透明な
天気のようです(笑)。
ま、たいした雨でもないようです。是非札幌の方はアスティ45の4階
展示会場までお越しいただければ幸いです。

今日の出し物は盛り沢山です(^_^)。Rhapsodyはあるは女子大生は沢山
来場するは(^_^)紀田順一郎先生をまじえたパネルディスカッションも
あります。

No7MacTakumi_01.jpg
※パネルディスカッションは大いに盛り上がった

そうそう、御前10時30分からは私自身によるデジカメのセミナーもあり
ます。

                 SKOSHING SYSOP 松田純一

140/512 SDI00116 松田 純一    第7回Macintoshの匠たち終わる!
(15) 97/10/27 10:46 コメント数:2

「第7回Macintoshの匠たち」無事に閉会!

先週の金曜日(24日)と土曜日(25日)に弊社札幌支店主催で開催しました
「第7回Macintoshの匠たち」はお陰様をもちまして盛大なフィナーレ
となったパネルディスカッションと共にお開きとなりました(^_^)。

土曜日の朝、雨模様だったこともありお客様のご来場に影響があるかと
心配をしていましたが開場前にすでにお待ちのお客様が数人いらっしゃ
るため少し早めにお入りいただいたくらいでした(^_^)。

No7MacTakumi_07.jpg

No7MacTakumi_13.jpg
※会場は来場者で混み合った


両日のプログラムだったRhapsodyのセミナーにも多くのお客様の関心
が伝わったものとなりました。何しろ一部のデベロッパーしか見たこと
のない開発途中の次世代OSの姿を...それもこのままの形で完成というわ
けではないということですが...かなり安定して動く実物をお見せできた
わけで、札幌はおろか、全国初の試みだったことになります。

その他のセミナーも好評で土曜日の朝10時30分から開催した私自身によ
るデジカメのセミナーも席がかなり埋まってしまいました。

北海道文教短期大学の学生さんによるWonderCube作品の発表会も熱気
をおびたものでした。評論家であり作家でもある紀田順一郎さんをはじ
めとする方々の暖かいコメントは発表者であった彼女たちのよき思い出
になるに違いありませんね(^_^)。
それから最後のプログラム、アップルの20周年をターゲットにして開催
したパネルディスカッションも予想以上に面白いものとなりました。最
初予定していた時間がもつのかな...などという心配顔もあったようですが
ディスカッションが始まったらとんでもないこと! 時間がいくらあって
も足りない熱気を帯びた内容となりました(^_^;)。

しかし何といっても話題が豊富で楽しい方々が集まったのですから本番
中は勿論、イベントの後先でも笑いの連続で顔の皺がかなり増えてしまっ
たような気がします。
Mac Fanの滝口編集長、MACLIFEの木藤編集長、立野康一さん、鵜沢善
久さん、有田一彦さん、そして曽我先生たちと私共のスタッフは顔を見
合わせば駄洒落の嵐とユーモアあふれるつっこみとボケの会話に笑い転
げる毎日でした。

そうそう会場でWonderCubeをデモした機材はあのスパルタカスでしたが
肝心のソフトウェアではなく、本体の質問が多かったのには苦笑の連続
でしたが...(笑)。
私共のソフトウェア製品のポイントがどれだけ伝わったかに関してはこれ
からお客様にいただいたアンケートを集計し分析する予定です。

ご来場いただきました多くのお客様、そしてイベントをお手伝いいただい
た方々に心から御礼を申し上げます。そして写真などの整理ができ次第
アルバム化してライブラリなどにご紹介したいと思います。

次は12月のMac Fan EXPOの準備に入らねば...!!!(^_^;)。

                   SKOSHING SYSOP 松田純一

142/512 SDI00116 松田 純一    RE:第7回Macintoshの匠たち終わる!
(15) 97/10/27 13:05 141へのコメント

有田さん

お疲れさまでした。そしてありがとうございました(^_^)。
紀田順一郎さんからも昨夜FAXが自宅に入ったのですが、ああしたコミ
ュニティはMacintoshだからこそ、そしてコーシングラフィックシステ
ムズだからこそという主旨のお誉めをいただきました(^_^)。
ま、こうしたイベントは主催者側の独りよがりではダメなのは当然の事
ですが反対に主催者自身が面白くもないことをやってお客様が面白いは
ずはないですよねぇ(^_^)。

>>なんとまぁ、MACLIFE誌やMacFun誌の編集長まで後片づけに引き込
>>むという巧みさは「匠」に繋がるかもしれません。

うーん(笑)。これって昨年もそうでした。しかし今年は段取りというか
「○○の撤収は木藤編集長」「△△は滝口編集長」そして「◇◇コーナー
はアップル内田部長にお願いしま~す」と言い切る我々ってメチャメチャ
ですね(笑)。
いやあ...あれだけ豪華キャストを集めたパネルディスカッションも凄いと
自画自賛していますが(^_^;).....東京でやっても入場料取れますもの..........
ご招待したMac Fan、MACLIFEの両誌編集長や立野さん、勿論有田さん
や鵜沢さん、そしてアップルの内田部長までが撤収作業をお手伝いくださ
っている姿はビデオ撮りしておけば良かったと思っているほどです(^_^;)。
まあまあ...遠慮のない会社で申し訳ないことですm(_ _)m(笑)。

>>どこまでがヒミツだったのか、よーわからん状態(苦笑)。

確かに!!(笑)。しかし何だかほとんどヒミツの話しばかりかも知れません
ね(^_^;)。

                  SKOSHING SYSOP 松田純一


148/512 SDI00116 松田 純一    RE:怖い体脂肪
(15) 97/10/29 16:02 147へのコメント コメント数:1

有田さん

>>先日、鵜沢さんが携帯していた体脂肪計なる、恐ろしい計測器で...

やはり気になりますぅ?(^_^;)。私なども体脂肪は何とかぎりぎりの
セーフでしたが健康診断では常に脂肪肝と診断されていますのであ
あいうシビアな機械を見ると落ちつかなくなりますね(笑)。

>>...あ~~ぁ、やっぱり早死なのか。

そうとは限りませんってば(笑)。

                 SKOSHING SYSOP 松田純一

150/512 SDI00116 松田 純一    RE:RE^2:怖い体脂肪
(15) 97/10/29 18:46 149へのコメント

鵜沢さん

>>次回は、携帯尿検査器、簡易採血器、あと血圧計など...

脳波計もリクエストします(^_^;)。

昔、商社に勤務していた時にアメリカ製だかの医療検査機器をMacintosh
でコントロールするものがありました。この種のものは一般の我々には
日常目に止まりませんがけっこうあるんでしょうね。
確かその機器の説明用スタックを作らされた覚えがあります(^_^;)。

>>えっ? 酒がまずくなるって。(笑)

飲み屋で一式取り出してみたら...もてるかもよ(笑)。いや、反対に叩き
出されるかなぁ...。

                     SKOSHING SYSOP 松田純一

152/512 SDI00116 松田 純一    RE:怖い体脂肪
(15) 97/10/30 07:14 151へのコメント コメント数:1

Zakさんこんにちは

塩...減塩ですか...(^_^;)。
しょっぱい物も好きだし、甘い物も好き。こりゃあダメです
かねぇ(笑)。

              SKOSHING SYSOP 松田純一

153/512 SDI00116 松田 純一    エクセル秘話
(15) 97/10/30 07:20

昨日聞いたホントの話し(^_^)。

とある一部上場の大企業にひとりの課長がおりましたとさ...。
数日前、机の上のパソコンを眺めている時「ひゃ~っ」「エク
セルって計算できるんだ!!」と思わず口に出したそうで...(^_^;)。
その課長、一年あまりもエクセル使っていたそうですがエクセル
って表を作るソフトだというので数値は入力するものの、その縦横
計算は算盤でやっていたんですと!!(^_^;)。

まだこういう人いるんだもの。パソコンもまだまだ売れますよ(笑)。

               SKOSHING SYSOP 松田純一

スティーブ・ジョブズがNeXT社を創業するまでの経緯考察

スティーブ・ジョブズがAppleを辞めた後、高等教育での使用をターゲットにした高性能パソコンを作ろうとNeXT社を設立したことはすでによく知られている。しかし実際の所、このNeXT社の設立およびスタートもすんなりとは行かなかった。今回はそうした時期のジョブズの動きを追ってみたい。


スティーブ・ジョブズは1985年9月17日、マイク・マークラに宛てた辞表の中で「私はまだ30歳で、貢献もしたいし目的も果たしたい」と記している。無論Appleを辞めたとしても隠遁するはずもなく、人々の注目はジョブズが次にどのようなことを始めるかにあった。しかし当然のことではあったが、ジョブズにとっても新しい世界への旅立ちは容易なことではなかった…。

ジョブズが経営権を剥奪されたときも「僕の頭の中には少なくともあと一つはすごいコンピュータがあるんだ。それなのにAppleはそれを作るチャンスを与えてくれないんだ」とメディアのインタビューに答えている。その言葉はそのままNeXTコンピュータの具体的なアイデアを意味したはずもないし最初は特に具体的なアイディアがあったわけでもないと思われるが、彼の頭の中には常に教育市場への興味があったようだ。

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※1985年10月14日付 FORTUNE誌には「ジョブズは新しいマシンの着想を得た」としながらも「Appleでの行為が新しい企業イメージに悪影響を与えかねない」と懸念を示している


本人も一時は政治の世界に入ろうか、あるいは宇宙飛行士に応募しようか…などなど頭をかすめたもののジョブズはやはりコンピュータが作りたかったに違いない。
そんなときスタンフォード大学の生化学者でありノーベル賞受賞者のポール・バーグ教授と知り合い、昼食を共にする機会を得る。そこで遺伝子組み替えなどのシミュレーションの話になったが、ポール・バーグ教授はそうした実験をやれるだけの強力なコンピュータを持っていないと愚痴をこぼす…。
このときジョブズはまだ漠然としてはいたものの大きな何かを掴んだようだ。

とはいえAppleの社員たちも経営権が剥奪されたとはいえジョブズを放っておいたわけではなかった。特に旧Macintosh事業部の連中、例えばアンディ・ハーツフェルドやバッド・トリブルらは新しい事業を始めてはどうかとジョブズを煽ったが、ジョブズはその気にはなれなかった。
さらにMacintosh事業部の会計監査役だったスーザン・バーンズ、Macintoshのアナログ関係技術者のジョージ・クロウなどがスティーブ・ジョブズのことを心配し、かつ自分たちがおかれた現状に対して愚痴を訴えるために電話をしてきた。

そんな時間を過ごしているとジョブズの中でポール・バーグ教授との会話が次第に膨らんできた。複雑で高度な生化学の実験をシミュレートできるほどに十分強力で、かつ大学や大学生が十分買えるほどの安い価格のコンピュータを作るのは自分の使命ではないかと考え始めていたからだ。
ふといま自分の周りにいる存在感ある人物を思い起こせば、その人たちだけで教育向け…大学向けの高性能マシンが作れるような気がしてきた。

アップル・フェローでLisaの主任設計者からMacintosh事業部技師のリッチ・ペイジがデジタル回路を担当し、アナログ技術者のジョージ・クロウがモニターおよび電源回路を設計。バッド・トリブルにソフトウェアを担当させ、スーザン・バーンズが経理を受け持つ…。とすればすでに新しい会社を興す中核の人材が揃っていることにジョブズは気がついた。無論まだまだ不足な点もある。マーケティングがそれだ…。それにはMacintosh事業部の教育マーケティング担当マネージャーであるダニエル・ルーインが適材だと思いついたジョブズはすぐ彼に電話をする...。

面白いといっては不謹慎だが、これらの人々は皆現行のApple体制に大きな不満を持っていた。そんな背景もあってか、彼らと何回かの話し合いでスティーブ・ジョブズの発案、すなわち高等教育向けの新しいコンピュータ開発を目的に新会社を設立するというそのことに皆興奮し賛同したのだった。
彼・彼女らは現状のAppleにあきあきしていたし、新たに起こす企業が例え大きなリスクがあってもジョブズと一緒に働けることに魅力を感じる人たちだった。それにここはシリコンバレーであり、新事業に加わることこそ喜びだと皆が考えた…。ちなみにすぐMacintoshの初期アイコンやフォントをデザインしたスーザン・ケアもクリエイティヴ・ディレクターとして参画することになる。

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※1985年9月30日付 NEWSWEEK誌より。Appleを辞めたジョブズと5人のスタッフたち


ただし問題はスティーブ・ジョブズがまだAppleの会長職にあることだった…。後にジョブズはAppleの会長職にありながらも就業中新しい会社設立のために時間を費やし、職を全うしていないという批難の的にもなったが、そもそもジョブズはAppleにとって不用な人物として閑職に追いやられたわけでそれは実におかしな批難でもあった。
9月初旬の取締役会でジョブズが辞意の意向を示し、新しい会社を設立するにあたり数人の社員を連れていくと報告した際、ジョン・スカリーらAppleの取締役たちは新しい会社がAppleと競合することがないのであれば投資する用意もあると答えたという。

ジョブズにも決めかねていたことがあった。それはジョージ、リッチ、スーザン、バッドそしてダニエルの5人がどのタイミングでAppleを離職するかだった。Apple側にパニックを感じさせないよう数週間にわたり皆がバラバラに辞めるべきという提案もあったがそれには反対意見も強かった。
バラバラに辞めていく方が、それがどこまで広がるのかという恐怖感をApple経営陣に与えるから…という理屈で結局ジョブズがジョン・スカリーに一緒に連れて行く人物の名をきちんと知らせるのが得策だという結論に至る。

しかし1985年9月13日の金曜日の朝に招集された取締役会で問題は勃発する。
ジョブズはAppleと競合しない新会社を設立するためにAppleを退社すると正式に宣言。その後のミーティングでスカリーは事務的な感じで次の5人がスティーブ・ジョブズと共に会社を辞めると5人の名を読み上げた。と同時に会議は怒りの渦と化し大混乱となった。
何故ならその5人はAppleのこれからにとっても重要な人物たちであり、ジョブズはAppleを破壊しようとしているのか…という怒りが会議に参加していたデル・ヨーカム、ジェイ・エリオットそしてジャン=ルイ・ガッセーたちに起こった。何よりも彼らが怒り心頭だったのはジョン・スカリーが楽観的でありことの重大さに気づいていない様子だったからだ。

そもそもスティーブ・ジョブズはAppleの全てを知っておりその技術を持ち去ることもできるだろうし、この後もどれだけAppleの技術者たちを引き抜くことを画策しているかも分からなかった。もしジョブズが本気になればAppleの本社ビルはガラガラになる可能性もあるのだ…。とデル・ヨーカムら経営幹部たちが考えたとしても無理はない。その危機感がどうやらジョン・スカリーにはなかったようである。

こうしたApple社内の混乱ぶりは当然のことメディアに大きく取り上げられることになる。
ジャーナリストたちはことの真相を知ろうと退職者も含めて知りうる限り手当たり次第に電話をかけまくった。しかし多くの人たちは沈黙を守ったこともあり推測だけが大きく膨らんでいく…。
噂が噂を呼び、スティーブ・ジョブズたちは新会社を作り、Appleがこれまで培ってきたユニークで高度な技術を盗むだけでなく優秀な人材を根こそぎ引き抜くに違いない…という話が蔓延していく。

その種の噂は新しい会社のスタートに暗い影を投げかけることにもなるし、ジョブズは誤解を糺そうと何人かの知り合いの記者たちに電話をした。
それらはニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、ビジネスウィーク、USAトゥディそしてサンフランシスコ・クロニクルなどだった…。そして記者会見をするから翌日時間をずらしてウッドサイドにあるジョブズの自宅まで来るようにと伝えた。

ここでもジョブズは気持ちが先行し、記者たちに電話をかけた際には大切な記者会見をどう行うべきかについては考えていなかったことに気がつき、PR会社の専門家に急遽来てもらう。
結局その手配に手間取り、時間が大幅に経過したこともあって締切に追われるジャーナリストたちは1度に話を聞きたいと申し出たため全員がジョブズの自宅のリビングルームに通されることになった。

余談ながら記者たちはソファと椅子、大きなステレオ装置の他にはなにもないだだっ広い簡素な部屋に驚き、これがAppleの取締役会会長の自宅かと言い合ったという。ただし彼らはこのウッドサイドにあるスペイン植民地風の邸宅はベットルームが14もあり、面積は約16,000平方メートルもある大邸宅ということを忘れていたようだ(笑)。
記者たちの前に現れたスティーブ・ジョブズは自分に対して報道されているいくつかの事柄は公正ではないといい「公然と泥棒と呼ばれたからにはそれに応えなければならない」と口火を切った。

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※ジョブズの自宅で行われた記者会見の様子を報道する1985年9月25日付けのニューヨーク・タイムズ紙(上)とサンフランシスコ・クロニクル紙(下)


「エデンの西」の著者フランク・ローズによればこのときのジョブズは魅力的で寛大、そして愛想がよかったと書いている。しかし前記したメディアらとは少し遅れてジョブズ宅に到着したというサンノゼ・マーキュリー・ニュース紙(1985年9月25日発行) の記事によればジョブズは疲れた様子で、その話しっぷりは単調、無表情だったと報道している。
ともあれ後にAppleが訴訟を起こしたことを受け、スティーブ・ジョブズはニューズウィークの記者に20億ドルの売上げと4300人の社員を抱える大企業(Apple)が、ジーンズを穿いた6人組と張り合えないなんてバカげている」という有名な台詞を残している…。

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※同じくジョブズ邸における記者会見の様子を報道するサンノゼ・マーキュリー・ニュース紙(1985年9月25日発行)

ところでジョブズはアップルコンピュータの株式売却で得たうちから700万ドルを出資し設立する会社の名前をNext (後にNeXT)社と決めた。そしてジョブズがApple社への辞表を出す際にスーザンの勧めもあってマイク・マークラに直接手渡すことに決め、最後の話し合いに臨むことになった。ジョブズとしても辞表を出す相手として自身がヘッドハンティングしたスカリーに渡すなどということはやりたくなかったに違いない。
スーザンとバッドはジョブズを車に乗せてマイクの自宅まで向かうが「話し合いはきっかり15分にすべき」とこれまたスーザンの意見だった。
話が長引けばジョブズはまた余計なことを話して事をより混乱させるかも知れないし、万一にでも策に長けたマイクに丸め込まれ、辞表を出すことができなかったら一大事だと考えたのだろう…。

マイク・マークラの話は予想できたもので「1年だけ目立たないように待つ気はないか?」というその場しのぎの提案だった。
あっという間に15分は経過していたしジョブズはマイクの物言いに怒っていた。これまでにも彼は隅っこに追いやられた経験があったし2度とそんなことを繰り返す気はなかった。
そのときスーザンはマイク邸のドアを叩き挨拶もほどほどに「失礼する時間です!」と言いながらジョブズの腕を掴みマイク・マークラ邸を後にする。
交渉決裂となったマイクは行き掛かり上とはいえその日の夕方、声明を発表しAppleの取締役会はAppleの技術と資産の保全を確保するためいかなる可能な行動をとるべきか、検討を継続すると表明。

結局論争は互いの弁護士同士が扱う問題となったが1986年1月、奇しくもサンフランシスコで開催されたMacworld Expo 最終日のその日、AppleとNeXTは和解に合意する。ジョブズが6ヶ月間はAppleの社員を雇わないなどいくつかの条件をのんだことでAppleは裁判になる前にひっそりと告訴を取り下げた。事実これら一連のトラブルで得をした者は誰もいなかった。

Appleが訴訟を取り下げた背景としてはAppleの業績が好転したことも大きい。これでジョブズがいなくてもやっていけると得心したのだろうが、業績向上の要点は1985年早々にリリースしたレーザーライターを中核にしたMacintosh Officeシステムがページメーカーというページレイアウトソフトと共にDTP、すなわちデスクトップ・パブリッシング市場を形成し始めたことによる。

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※1985年発行 Macintosh Officeカタログより抜粋

勿論これらの種を蒔き育ててきたのはスティーブ・ジョブズの力でありジョン・スカリーの功績ではなかった。したがってジョブズがもしマイク・マークラの勧めに従い1年だけシベリアのビルで目立たないように待っていたとすればジョブズの運命はもとより後のAppleは大きく変わっていたと思われる。

ともかくスティーブ・ジョブズの新しい会社、NeXT社はスタートした。ジョブズはNeXTで再び世界を変えようと考えたし、全力を尽くして最高のものを作ろうとする連帯感が皆に満ちあふれていた。
その日、NeXTの2階にあるジョブズのオフィスではAppleとの和解を祝おうとスタッフらがジョブズの到着を待っていた。
ジョブズが現れたとき皆は一斉に拍手しシャンペンを飲み、ジョブズの好きな寿司を注文して飛び跳ねていた。和解…NeXT社からいえば「Apple社訴訟取り下げ」のお祝いをしたかったのだ。何しろ新しいスタートに不確定要素の大きな裁判沙汰は暗い影を落とすからである。

しかし訴訟は取り下げられたがスティーブ・ジョブズの心の傷まで治ったわけではなかった。そして怒りが納まったわけでもなかった。なぜなら彼の新しいオフィスに置かれたデスクの上にはMacintoshが鎮座していたもののそのマシンの正面左下に本来あるべき6色のアップルロゴはジョブズの絶望と怒りを象徴するかのように外されたままだった…。

【主な参考資料】

・「エデンの西(下巻)」フランク・ローズ著/渡辺敏訳 サイマル出版会刊
・「アップルコンフィデンシャル」アスキー出版局刊


Apple、プロ向けデスクトップの新Mac Proをプレビュー

Appleは2013年6月11日、WWDCにおいて次世代のMac Proを初めて披露し、プロ向けデスクトップの未来の一端を紹介した。革新的なユニファイドサーマルコアを核としてデザインされているMac Proは、パフォーマンスのために内側も外側も最適化されたまったく新しいプロ向けデスクトップのアーキテクチャとデザインを採用。

次世代のXeonプロセッサ、デュアル仕様のワークステーションクラスのGPU、Thunderbolt 2、PCIeベースのフラッシュストレージ、超高速なECCメモリを備えながら、高さは9.9インチの新しいMac Proは、驚愕するほど大量の処理能力を、驚くほど小さな筐体に詰め込んでいる。
次世代のMac Proは、これまで作られたMacで最も拡張性に富むマシンとなる。接続した外部デバイスそれぞれに最大20Gbpsのバンド幅を提供する合計6基のThunderbolt 2ポートを擁するMac Proは、外部ストレージ、複数のPCI拡張シャーシ、オーディオ&ビデオのブレイクアウトボックス(入出力インターフェイス)、4Kデスクトップディスプレイを含む最新の外部ディスプレイにも完璧に接続可能。
6基のThunderbolt 2ポートの各々が最大6台のデバイスのデイジーチェーン接続をサポートするので、高性能な周辺機器を合計36台も接続する能力を備えることになる。Thunderbolt 2は完全な後方互換性で現行のThunderbolt周辺機器をサポートし、Mac間のデータ転送はかつてないほど高速で簡単なものになる。

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Apple、一日中使えるほどのバッテリーをMacBook Airに搭載

Appleは2013年6月11日、WWDCにおいて一日中使えるほどのバッテリー駆動時間、より高速なグラフィックス性能を持つ第4世代のIntel Coreプロセッサ、802.11ac Wi-Fiおよび前世代よりも最大45パーセント高速なフラッシュストレージを備えた新しいMacBook Airを発表。


この日常で使う究極のノートブックは11インチモデルでストレージ容量が2倍となり、さらに高い価値をもたらす。また、Appleは同日、完全に再設計されて従来より最大3倍も高速になった、802.11ac Wi-Fiを搭載したAirMac ExtremeおよびAirMac Time Capsuleベースステーションも発表した。

この新しいMacBook Airは、省電力性に優れた第4世代のIntel Core i5とCore i7プロセッサを特長とし、13インチMacBook Airで最長12時間ものバッテリー駆動、iTunesでは最長10時間もの動画の再生を実現。11インチMacBook Airではバッテリー駆動は最長9時間となり、iTunesによる動画の再生は最長8時間。MacBook Airは次世代の802.11ac Wi-Fiを新たにサポートし、802.11acベースステーションに接続した場合のワイヤレス性能は従来の最大3倍に達する。新登場のIntel HD Graphics 5000により、MacBook Airはゲームやグラフィックス性能を要求するアプリケーションで従来よりも最大40パーセントも処理能力が高まる。また、新しいフラッシュストレージは前世代より最大45パーセント、従来のハードディスクとの比較なら9倍も高速。

この驚くほどに薄くて軽いボディには、デュアルマイクロフォン、FaceTime HDカメラ、高速なThunderboltポート1基、そしてUSB 3.0ポート2基を装備。MacBook Airはまた本体のディスプレイで標準解像度をフルに表示しながら、同時に外部ディスプレイを使った、デュアルディスプレイとビデオミラーリングにも対応している。

Apple Press Info

Apple、iTunes Radioを発表

Appleは2013年6月11日、WWDCにおいて200以上のラジオステーションと、iTunes Storeで提供されている素晴らしい音楽のカタログをフィーチャーし、さらにiTunesだけが提供できる機能を組み合わせた、無料のインターネットラジオサービス、iTunes Radioを発表した。

iPhone、iPad、iPod touch、Mac、PCまたはApple TVでiTunes Radioをかけると、これまでに聴いている音楽にインスパイアされたステーションや、Appleが選んだFeatured Stationや、個々のリスナーの好みのジャンルに特に合わせたステーションにアクセスすることができる。iTunes Radioは楽曲を聴いたり、ダウンロードするのに合わせて進化しiTunes RadioとiTunesを使えば使うほど、リスナーの好みを把握し、よりパーソナライズされた体験を提供できるようになる。iTunes Radioはまた、トップアーティストのエクスクルーシブな「first listen」プレミアへのアクセスや、Siriとの統合、さらに聴いている曲をワンクリックだけでタグ付けしたり購入したりできる機能も提供される。

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Apple、OS X Mavericksのデベロッパプレビューをリリース

Appleは2013年6月11日、WWDCにおいて世界で最も先進的なオペレーティングシステムの10番目のメジャーリリースとなるOS X Mavericks(オーエステンマーベリックス)のデベロッパプレビューをリリースした。


200以上の新機能を搭載したOS X Mavericksは、Mac版のマップとiBooksを搭載するほか、Finderにタグとタブを導入、またパワーユーザ向けにマルチディスプレイのサポートを強化し、画期的なパワー効率とパフォーマンスを実現するための新しい技術を提供し、さらに全く新しくなったSafariを搭載している。
OS X Mavericksのプレビューリリースは本日よりMac Developer Programのメンバーに提供され、Macユーザはこの秋よりMac App StoreからMavericksをダウンロードすることができるようになる。

Apple Press Info

Apple、iOS 7を公開

Appleは2013年6月11日、WWDCにおいてiPhoneの登場以来、最大の変化をもたらすiOSのアップデートとなる、魅力的な新しいユーザーインターフェイスを備えたiOS 7を公開した。iOS 7は完全に再設計され、繊細な動作、エレガントなカラーパレット、明確に区別できる機能レイヤーを備えているのでさらなる躍動感が感じられる。

タイポグラフィはより明瞭でシンプルに見えるように洗練が尽くされ、透過性のあるデザインと動作を用いることで単純な作業も魅力的なものに変わる。iOS 7には、Control Center、通知センター、向上したマルチタスキング、AirDrop、より強化された写真機能、Safari、Siriなど何百もの素晴らしい新機能を備えると共に、iTunesで聴いている音楽をもとにした無料のインターネットラジオサービス、iTunes Radioを搭載している。

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ラテ飼育格闘日記(340)

6月10日でラテは7歳となる。無論推定ではあるがそれにしても生後6ヶ月ほどのラテが我が家に来てから6年と半年ほどになるのだから本当に月日の経つのは早い…。飼い主も歳をとるはずである(笑)。この飼育格闘日記という記録があるおかげでラテの成長と格闘ぶりがつぶさに分かるのが自画自賛ではあるものの…嬉しい。                                                                                                        

この「ラテ飼育格闘日記」はオトーサンにとって文字通り日記である。こうしてウェブページにアップするには当然のこと人の目を意識して書いてはいるものの、他の本筋アーティクルのように「同じことは極力書かないようにしよう」といった点にはまったく留意していない。
それは日記だからして毎週一回アップルする内容は実際に頭に浮かんだこと、考えたこと、反省したこと、そして反芻したことなのであり、以前同じような話題を書いたから今回は遠慮する…といったことはまったく考えていないのだ。

その代わりといっては変だが、日記だからして脚色はない。何年何月頃にはラテはどうしていたか、オトーサンたちはどんな思いでラテと対峙していたかを後から振り返り、文字通りアルバムをめくるように当時の様子がわかるようにと書いている。したがってそこにウソや脚色を加えてしまっては何にもならない…。ただし無論書かないこと、書けないことも多々あることはご想像いただけるものと思う(笑)。

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※オカーサンと一緒


さて本当に久しぶりになるがラテを美容室に連れて行った。理想として1ヶ月一回はともかくとしても2ヶ月に1度はトリミングと本格的なシャンプーをしつつ、爪切りや肛門腺絞りといったなかなか素人では難しいことをやってもらうのが良いのは分かってはいる。しかし予算的な問題もさることながら、なによりもラテの体調に問題があったのでなかなか連れていけなかったのである。
この格闘日記でも多々記しているとおりこの1年以上ラテはアトピーに悩まされ続けてきた。無論薬を一日2回飲ませているが、酷いときには前脚の肉球を噛んで出血し、後ろ脚の臑などは痒くて噛むのだろう…毛が毟られて抜け黒い地肌の面積が広がっていた。
さらに一番酷いときには顔にもおよび、目の周りは掻きむしったためか殴られたように黒くなり、マズルの左右も出血するといった散々なありさまだった。

そんなときは散歩から帰って四つ脚や身体を綺麗にしようとしても脚を触らせなかったり、酷く痛いときにはオトーサンに向かっても唸り歯をむく状態だった。
とはいってもオトーサンに向かって本気で攻撃しようとするはずもなく嫌だという意思表示に違いないが、そんなときに美容室などに連れて行ったところでこちらは良くても係の人たちが迷惑だと思い連れて行けなかったのだ。
万一にでも対処中美容師の人たちに歯でも当て怪我でもさせては申し訳ないからと可能なかぎり、オトーサンが騙しだまし小さなバリカンで伸びすぎた体毛を短くしつつこの数ヶ月を過ごしてきたのだった。

Latte340_02.jpg

※かなり体毛が伸びてうっとうしい感じなので病室に連れて行くことに...


そんなわけで現在も完全に傷一つ無いという状態では無いものの、一頃と比較すれば大分良くなったこの機会を逃さず美容室へ連れて行こうと思い立ったというわけなのだ…。
ただし現実的には予約を入れなければならないし雨の中を行き来するのも嫌だからと天気予報を眺めながら日にちを決めるわけだが、電話で確認したとき幸い空いていたので即連れて行くことにした。とはいえこれがまた一苦労なのだ(笑)。

ラテは動物病院へ連れて行くより美容室を嫌がるのである。確かに全身丸洗いされるし身体のあちらこちらを他人にいじくり回されるのだから嫌なのは分かるが、病院と違い基本的に痛い体験はないはずだ。しかしその尋常でない抵抗は連れて行くオトーサンの体力をも多いに消耗するほどである。
女房曰く、病院では時折注射など痛いことがあるもののオトーサンやオカーサンが身体を抱きつつその場に一緒にいる。しかし美容室は三時間から四時間のあいだ預けるしかなくオトーサンたちと離れることになるわけで、それが怖くて嫌なのだろうと…。

今回は空いていた時間帯が午後一時からだったため、炎天下では気温が27度とか28度もある中を歩かなければならなかった。それももの凄くリードを引き抵抗するラテを片道約30分、なだめながら美容室に向かうが、途中急な階段や起伏の多い道を大汗かきながら歩くことになった。
また織り込み済みとはいえ、大変緊張したラテは途中3度もウンチをする。別途朝の散歩できちんと済ませたにもかかわらずである。
ウンチをすればオトーサンが諦めて踵を返すとでも思っているのか、あるいは嫌がらせなのか(笑)。一昔前なら腹を立てるところだがオトーサンもラテの心情がわかるので黙々と処理をして先に進む…。というか3回はともかくあらかじめそうしたことを予測し、すぐにウンチを始末できるようにと準備をしてきたのである。

Latte340_03.jpg

※散歩から戻り身体を拭くときゲーム感覚でトレーニングを。オトーサンの膝にオヤツを乗せたまま待てをさせる。きちんと待つものの床には涎が...(笑)


しかし今回は最近では一番と思われる凄まじい抵抗だった。これまた首輪では可哀想だとハーネスを着けていったこともあり、地べたに這いつくばって動こうともしないラテと単純に引き合っては大変である。したがってオトーサンはそんなとき、まずはリードを左手に短く巻き付けてラテを持ち上げるのだ。引き合う力は凄くても上に持ち上げてしまえばラテもなすすべはない…。
とはいえ体重20 Kgのそれも嫌だと暴れるラテを一端持ち上げて歩かせるのは至難の業だ。

そしていつものように最後の角を曲がったとき、ラテは最後の抵抗のつもりなのか、あるいは諦めなのか、オトーサンにしがみついてくる(笑)。
場所はちょうどコンビニの前なのだが、大きなワンコが買い主にしがみつき、それを抱き上げて十数メートル歩くオトーサンたちはやはりどこか滑稽で変な人と犬なのだろう…若い女性数人が呆れて苦笑している…。
オトーサンはその視線を感じながも誇らしげにラテを抱きしめて美容室に入った(笑)。

それから約三時間半後、一端自宅に戻っているオトーサンの携帯が鳴る。無事に終わったとのことで一安心だが、またまたオトーサンは過酷な道を再度往復しなければならない。ただし時刻はすでに17時になっていたので夕方の散歩を兼ねることにする。
美容室に入り、精算しているとガラス戸の向こうでラテがゲージから出されハーネスにリードを付けてもらっているところだったが、オトーサンの存在を知ったのかメチャ良い顔をしている。
ドアを開けて満面の笑顔で出てきたラテと共にお店を出てから気がついたが、首に素敵なバンダナを巻いている。美容室で着けてもらったサービスのようだがラテにはよく似合うデザインだ。

行きとはまったく違う足取りで坂道を嬉しそうに上り、自動販売機が3台並んでいる前で足を止め座り込んだ。三時間半ほど緊張の連続で喉が渇いたのだ。オトーサンはペットボトルの水を買って自分が飲んだ後ラテに飲ます。
ペットボトルの口から上手に水を飲んでいる脇を帰社するOL数人が通りながら「ペットボトルから直接水飲んでるぅ…可愛い!」と声を上げた。オトーサンはかがみ込みながらも嬉しくてラテの頭を撫でてやった。
お嬢様のやりたい放題は自動販売機の前で水を要求しただけではない。駅上のコンコースに入ると帰り道には目もくれずにいつものカフェのテラスにスタスタと入っていく(笑)。仕方がないのでオトーサンも一休みし冷たい飲み物を注文してしばらく座り込む。

Latte340_04.jpg

※安心したのか、カフェのテラスに腹ばいになって笑顔を見せる


オトーサンはライフログリストバンドのUP by JawboneとiPhone 5の連携で毎日どれほど歩いているかを記録しているが、アイスコーヒーを飲みながら確認するとその時点ですでに16,000歩数を超えていた。疲れるはずである。
「お前のせいだぞ」とラテの方を振り向くと,安心したのかお嬢様はテラスの床に寝そべって目を閉じていた。

FMACCG : 談話室【54】1997年9月13日〜1997年9月23日

この時期、予約注文していたスパルタカス( 20周年記念モデル) が到着し話題の中心となる。その実売価格が85万円程という高価な点を鑑みればマシンのスペック的にはすでに注目すべき部分はないが、デザインはもとよりサウンドにBOSEスピーカーシステムを使ったりと話題性は抜群だった。今回はその20周年記念モデルのレポートが中心だ。


FMACCG : 談話室【54】1997年9月13日~1997年9月23日

001/512 SDI00116 松田 純一    MacCG 談話室Part-19オープン
(15) 97/09/13 17:39

MacCG 談話室Part-18が一杯になりましたので新たにPart-19
をオープンしました。ご利用ください。

SKOSHING SYSOP 松田純一

002/512 SDI00116 松田 純一    20th Macintoshアルバム登録
(15) 97/09/13 17:46

ハードウェアの部屋にも書き込みましたが本日、待ちに待った
20周年記念モデルが到着しました。
梱包を開ける都度にデジカメによる撮影をしたものをキューティ
アルバムでデジタルアルバムにしました(^_^)。データライブラ
リ#7にアップロードしましたので興味のある方はご覧になって
ください。

FMACCG54_03.jpg

※自宅にセットアップしたスパルタカス


アルバムではご紹介できませんが、インストールされている
Welcom Tourなどの作品なども流石によく出来ているので見てい
て飽きません(^_^)。

すでにハードのスペック的には見るべきものはありませんが机
の上が妙に片づき、きれいになりました(笑)。やはり占有する
スペースもいままで置いていた8500と比較すると全体的に少な
く、すっきりするみたいです。

SKOSHING SYSOP 松田純一

029/512 SDI00116 松田 純一    税務署とBeBOX
(15) 97/09/17 20:09 コメント数:1

先日個人的な用事で地元の税務署へ...(^_^;)。
待っている間に職員がいるスペースに目をやると、何と「BeBOX」
という文字がいくつか目に入りました!!
どうも私らはすぐ何でもかんでもパソコンに結びつけて考えるので
とかく「幽霊や...枯れ尾花」式に見えてしまうのです。しかし何度
見てもBeBOXの文字は間違いなし(^_^)。
ま、しかし常識で考えて税務署にあのBeが置いてある訳はないし
と回りをよく見たら、やっぱしプラスチック製の篭というか物入れ
の製品名のようでその篭の横にステッカーのように貼ってあるので
した(笑)。
チャンチャン!

SKOSHING SYSOP 松田純一

035/512 SDI00116 松田 純一    20周年記念モデルレポート
(15) 97/09/17 22:35

20周年記念モデルのレポートです。
まずは付属のソフトウェアを紹介しますと...
Welcom Tourというこの20周年記念モデルを紹介するソフトウェアが
インストールされており、最初に起動するといきなり「人生には魂をゆ
さぶる瞬間がある...」「デザインの先に未来が見える...」なんていうナレ
ーションに始まる3Dアニメーションがスタートします。
ま、20周年記念モデルのコマーシャルという所でしょう(^_^)。
ひととおり終わるとLaunch Welcom Tourというメニューに戻りますが、
ナレーションもすべて日本語になっており内容も大変優れた作品と呼ぶに
ふさわしいものだと思います。
このメニューからトラックパッド、CDプレイヤー、TV,FM,VIDEO等など
の紹介を見ることが出来ます。
後、クラリスワークス4.0もインストールされていました。

付属のCDケースには以下のCDがおさめられています。
・システムソフトウェア/その他のソフトウェア
・Twentieth anniversary Macintosh-welcom Tour日本語版
・MECH WARRIOR 2 日本語版
・ヴァーチャルパーク~theフィッシュ
・Hear The Diffence~Bose Corporation
・Twentieth anniversary Macintosh-welcom Tour
・QuickTime Showcase

上記の内、まだ「MECH WARRIOR 2 日本語版」と「ヴァーチャルパ
ーク~theフィッシュ」以外は一通り内容を確認しましたが良くできて
います(^_^)。

つづく...はず(^_^;)

SKOSHING SYSOP 松田純一

036/512 SDI00116 松田 純一    20周年記念モデルレポート
(15) 97/09/17 23:14 コメント数:1

20周年記念モデルのレポートの続きです。

今回は外観について!
本体は渋いメタリックな色合いの濃厚な樹脂で出来ていますが左右の
スピーカー部は前面だけ左右とも布が貼られています。そしてこの布
の部分は一般のスピーカーのフロントパネルのように取り外すことも
できますがあくまで修理をしやすくするのが目的のようで、取り外し
て使うことを前提としたデザインではありません。
前面上部には12.1インチのアクティブマトリックス方式の液晶ディス
プレイがあり480×640または800×600の解像度を選ぶことができ
32,000色までが利用できます。
しかしこの液晶モニタは机上に置き、その前でオペレーションすると
実際より感覚的には大きく見えるような気がします。
モニタがフラットのため、そして本体のデザインにより何だかモニタ
は凹面になっているような錯覚を覚えます。そして後ろに15度、前に
5度傾斜をつけることも可能です。

FMACCG54_01.jpg

FMACCG54_02.jpg

※スパルタカスのカタログ一例


前面下中央にはフロントローディング方式のCD-ROMドライブがあり
その蓋の中央にアップルマークが付いています。そしてその右上あた
りに蓋をオープンするボタンがありますが、このボタンは安っぽい作
りでCD-ROMドライブの蓋も閉めてある時はなかなか素敵なんですが
オープンすると今にも壊れそうなチャチな作りに見えます(^_^;)。
こんなんで大丈夫なのか.....っていう感じ(笑)。

前面にはモニタの明るさ、サウンドの音量、TVチャンネルの切替や
CDプレイヤーとしての使用時の曲送りと戻し、そしてポーズボタン
などが分かりやすく配置されています。ただし音量や曲送りなどにつ
いては付属のリモコンでも操作可能です。そうそう、前面左下の方に
はヘッドフォンのジャックもあります。

本体前面右下には「SOUND BY BOSE」と印刷されていますがMacin-
toshというような印刷はされていません。
私の場合、隣にバスユニットを置いてみたのですが、そこにも大きめ
に「BOSE」と印刷されているのでアップルマークを知らない人から
見たら、この機械はBOSE社の新型CDコンポ...のように見えるのでは
ないかと思いますけど(^_^;)。

このような本体が例のダイキャスト製のしっかりしたアームに3.7mm
程度下から浮いた形にとめられており、その隙間にキーボードがするり
と収納できることになります。
したがって一見机上から浮いているように見えることもあり圧迫感が
まったくありませんし事実机の上は一般のデスクトップ機と比較すると
かなり広く使えると思います。

キーボードは独立したもので何だかこれ単体でPowerBookみたいに見え
ますがキーボードもPowerBook3400のに近かったような気がします。
まだ現物を付き合わせていないから推測ですが...(^_^;)。
キートップは英数字・記号だけでカナの刻印はされていません。またマウ
スは付属しておらず(付けられますが)トラックパッドが標準になっていま
す。そしてパームレストの部分は革張りで、さらにトラックパッド部分
は取り外してキーボードとは別位置に置いて使うこともできます。
この皮のパームレストはなかなか感触がよいです(^_^)。
キーボードの背面には角度を付ける足が左右にあり、それを回転させて
使うことができます。

本体の次ぎに目立つのがバスユニットですが、これは電源とスピーカー
低音部とを兼ねた独特の設計になっており、このユニットの置場所で音
のリアル感がかなり違ってきます。通常は足下に置くことを想定したも
のだそうですが...。

ケーブル類もいたってシンプルな接続が出来、ごちゃごちゃしません。
なぜなら本体とバスユニットが太いケーブルで接続されますが電源はこ
のバスユニットからコンセントに繋ぎます。後本体に接続するにはキー
ボードとのケーブル一本だけです。

つづく...と思う(^_^;)

SKOSHING SYSOP 松田純一

038/512 SDI00116 松田 純一    RE:税務署とBeBOX
(15) 97/09/18 07:21 037へのコメント

Neonさん(^_^)

日用品などにもけっこう面白い名前が付いていますね。
だいたい私共が新製品を出す時にも商標登録をするのですが
ソフトのカテゴリーはかなり広く...というかいいかげん?
のようで現在の国際分類では詳しく分かりませんが、以前だ
と文房具や袋物の商標とバッティングして申請が受理されな
い場合がけっこうありましたね(^_^;)。

しかし、Unixとはね(^_^)。
そういえばシャープでしたか液晶ディスプレイの名がWindow
とかでしたからWindowsとトラブラないのかな...等と当時は
思いましたけど。

SKOSHING SYSOP 松田純一

040/512 SDI00116 松田 純一    MACLIFEの特集記事にご注目(^_^;)
(15) 97/09/18 10:23

MACLIFE誌10月号は同誌創刊10周年記念号となっていますが、特集は
「デジタルビデオ再入門!」。

FMACCG54_06.jpg

FMACCG54_07.jpg

※MACLIFE誌表紙と「MOMENTOを用いたリニア・ノンリニア ハイブリッド編集」が載ったページ


ここで「MOMENTOを用いたリニア・ノンリニア ハイブリッド編集」と
題して佐藤やすしさんが6ページに渡る記事を書いてくださいました(^_^)。
とかく、ビデオ編集というと"ノン・リニア"というのが主流のように思わ
れていますね。確かに今後パソコン側を含めて環境が整えばノン・リニア
に移行するのは確かなことだと思いますが、まだまだ弊社ソフトウェアの
MOMENTO 2.0を軸とするリニア編集の旨味が必要な現実も多いものです。
そして何よりもビデオ編集時に何がポイントなのかという事の本質を知っ
ている人が少ないのが常々残念だと感じていますが、筆者の佐藤さんは弊
社MOMENTOのユーザーさんでもあり、リニアとノン・リニアの双方を使
い込んでいらっしゃる方だけにとても分かりやすくポイントを掴んだ記事
になっています(^_^)。
MOMENTOならびにリニア編集を紹介した内容としてはピカイチのものだ
と思います!!
これからMacintoshでビデオ編集をやってみたいと考えている方は勿論、
ノン・リニアでお疲れのユーザーの方々も(笑)一度目を通していただくと
得るものが多いと思います...(^_^)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

041/512 SDI00116 松田 純一    RE:税務署とBeBOX
(15) 97/09/18 11:14 039へのコメント

藤本さん

>>もしかしたらhttp://www.unix.co.jpとかあったりして。

念のため、上記のURLにアクセスしたけどありませんでした(笑)。
タッパウェアの大手ねぇ...なるほど(^_^;)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

043/512 SDI00116 松田 純一    RE:20周年記念モデルレポート
(15) 97/09/18 14:46 042へのコメント コメント数:1

えりりん(^_^)

>> 今日、最終回のTVドラマ「こんな恋のはなし」の真田広之
>>ふんする「原島会長」が使ってますね。初回から出てきて
>>「んまぁ~、こんなしちゅえーしょんならピッタリだわね~」
>> …と思ってました。
>>広ぉーい会長室の奥のデスクの袖机に置いてありますの。

このドラマ、女房もずっと見てまして「あれが今度来るのね...ふんふん...
だけど随分とスペースも違うし第一使っている人が真田広之だから似合
うんだよね」と言われてしまいました(^_^;)。

>>さぁて、これで松田さんのデスクの上もスッキリ片付き
>>ますね。デスクトップもシンプルに整然と…?!(^^;

ええりんは会社における私の机の上の様子をよくご存知だから...(^_^;)。
この件についてはノーコメントにしておきましょうか(笑)。

>>Welcom Tour、商売柄すごく興味あります。
>>今度見せてくださいませ。m(_ _)m

はあ~い(^_^)/

SKOSHING SYSOP 松田純一

045/512 SDI00116 松田 純一    20周年記念モデルレポート~拡張編
(15) 97/09/18 21:11

20周年記念モデルレポート~周辺機器拡張編

スパルタカスはGeoportテレコムアダプタIIが付属しており、これは
33.6kbpsの通信が可能になっています。ただしEthernetのコネクタ
などはありません。
背面もさすがにきれいにデザインされておりバックパネルの中央にも
アップルマークが燦然と輝いています(^_^)。
ADBポート、モデムポート、プリンタポートそしてSビデオ入力ポート
オーディオ入力ポートもポートカバーで隠されてしまうようになって
います。そして細かなことですがポートカバーを外すと各種のポート
からのケーブルを整然と設置するためのケーブルガイドまで付いてい
る気の使いようなのです(^_^)。

基本的にはメモリの拡張なども簡単です。
なにしろ本体を液晶画面を下にして倒し、背面のバックパネルを取り
外すと基板がむき出し状態になってしまうからです。
メモリは最大128MBまでの拡張が可能ですがスロットは二つしか空い
ていません。拡張スロットとしてはPCI拡張スロットと通信用拡張スロ
ットが装備されており、双方共にカード類は直接装着するのではなく
本体に同梱されている拡張カードアダプタ経由で寝かせた状態...すなわ
ち本体基板と平行な状態でセッティングされることになります。
私は別途用意して置いたApple Ethernet CSII Cardを通信用拡張スロ
ットにセットし、BUG社のMN-128SOHOに内蔵されているハブに接続
して使っています。
こうした拡張スロットを装備すると標準のバックパネルでは収まらなく
なるため別途拡張スロット用のバックパネルも同梱されています。当然
4cmほどバックパネルが突き出る形になりますが背面のことでもあり純
正部品としてそれ用のバックパネルであることも含め、デザインを損ね
る感じではありません。

バックパネルの下部分にはTVおよびFMのアンテナポートとSCSIポート
そしてサウンド出力および入力ポートが並んでいます。

それからキーボードにはADBコネクタがひとつ用意されているため通常
は ? ここにマウスを接続することになるのでしょう。私もそうして利用
を始めています。

スパルタカスの本体の横幅は約42cmほど。したがって17インチモニタ
の横幅程度ということになります。また奥行きが30cm程度あればこの
本体を置くことが出来、さらに24, 5cmあればキーボードがその前に置く
ことができますから、よくある奥行き70cm程度の机の上であれば余裕の
感じで設置ができることになります。何しろ液晶モニタ自体が本体をも兼
ねているわけでバスユニットを別にするとデスクトップ機としては最良の
省スペース機ということになります。

つづく...かも。

SKOSHING SYSOP 松田純一

048/512 SDI00116 松田 純一    RE:RE^2:20周年記念モデルレポート
(15) 97/09/19 19:16 047へのコメント

えりりんへ

「うれぴ~っ」(^_^)。しかし...デスクの上が片付いていれば...ね(^_^;)。
うみゅ、これは難しいなあ(笑)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

051/512 SDI00116 松田 純一    20周年記念モデル サウンド編
(15) 97/09/19 23:12 コメント数:1

20周年記念モデルレポート~サウンド考察編

今回のレポートはかなり個人的な好みに偏ったものであります(^_^;)。
それは承知いただくとしてスパルタカスの特徴のひとつであるBOSE
社の"音"について手元にある数枚のCDをかたっぱしから聴いてみた
感想を書いてみます。
もともとBOSE社のスピーカーは小型のわりにはメリハリが効き低音
も聴かせるという特徴があるようですね。私もBOSEのアンプ付き小
型スピーカーシステムを日常愛用しているので、もともとBOSEの音
は好みなんです(^_^)。

一言でいうとスパルタカスのスピーカーシステムは本体両サイドにあ
る直径5cm程の小型スピーカーと電源を兼ねているバスユニットとで
構成されています。またバスユニットの性格上、その置場所でかなり
サウンドが違ってくる感じですが今回は足下ではなく本体の左サイド
に置いてテストしてみました。

まず目立つのがピアノの音がきれいだということでしょうか。それから
自然なステレオ感も私の好みですがメリハリの聴いた録音はまたそれな
りに聴かせてくれます(^_^)。
以下のCDを聴いた感じでは、ジャズ(曖昧ですが)やクラシックには大変
向いている音のような気がします。また曲によっては低音が効きすぎ
て少々絞りたくなる場合もありました(^_^;)。

《試聴CDリスト》ただし選曲などに特に意図はありません。

1)JACQUES LOUSSIER TRIOのViualdi-The Four Seasons
ピアノの音色とベースがとてもきれいに聞こえる。こういう音楽を聴
くには最高のシステムかも知れません。
2)DUKE JOADAN「NO PROBLEM」
やはりピアノの音が素晴らしい。
3)石原裕次郎全曲集から「北の旅人」(笑)
昔、昔...通ったキャバレーの音響を思い出す。エコーがかかった録音
だから、まこんなもんでしょ。
4)高橋竹山「津軽三味線」より津軽新じょんから節
幼少のころから高校1年頃まで三味線を習っていただけに津軽三味線
には興味有りなんです。ただしスピーカーから出てくる音そのものは
あまり面白味のある音ではなし。
5)山下和仁~J.S.BACH 無伴奏チェロ組曲(ギター版)
よくこの人のコンサートは上野の東京文化会館小ホールへ聴きにいっ
た。ちょっとエコーがかかり気味だがホールで聴いているような素敵
な雰囲気が出ている。
6)GLENN GOULD「ゴールドベルグ変奏曲」
名演奏中の名演奏の1枚。コントロールされたその音は心地よく、ピア
ノの音が自然に響く。でもやはり眠ってしまいそう(笑)。
7)PACO DE LUCIA「SOLO QUIERO CAMINAR」第9集
フラメンコギターの激しい高音が見事に出ていると思う。私はこのア
ルバムでは「チャネラ~ルンバ」が好き。「ピニョナーテ~ブレリア
ス」ではギターと手拍子の微妙なリズムが疲れた頭脳をリフレッシュ
してくれる。臨場感あふれる音。
8)山下和仁「VIVALDI/GIULIANIギター協奏曲集」
イタリアで録音したギター室内楽の一枚。あくまでも明るく軽快なク
ラシックギターの愛好家ならよく知っているお馴染みの曲が響きわた
る。室内楽のバランスとはかくありき...と感じさせるような音。
9)RACHMANINOV~ADAGIO「交響曲第2番ホ短調 作品27-第3楽章」
演奏はベルリン・フィル。指揮はロリン・マゼール。
ちょっと古い録音だがそれがかえってマシュマロのような包み込むよう
な印象を与える音になっている。バランスもよい。
10)EUGEN CICERO TRIO「CLASSICS IN RHYTHM」
リストのHUNGARIAN PHAPSODY NO.2を久しぶりに聴いた。ほぼ中
央にポジションされているキケロのピアノの妙技が冴える。スタンウェ
イのピアノ音とはかくありき!と思わせるようなリズミカルな中にも心
に沁み入るような高音がきれい。
11)SOUTHERN ALL STARS「Spiritual Message」
こう表記するとよく分からないが(笑)サザン・オールスターの「愛の言
霊」。私の持っている数少ないシングルCDの一枚。
ビンビンと低音が響く中、あの独特なフレーズが流れゆく。こういうメ
リハリが強い曲にもこのBOSEシステムは合っているような気がする。
でも低音を少ししぼりたい(^_^;)。

いまスパルタカスが置いてある場所には、元PowerMacintosh8500と、と
ある日本の音響メーカー製のパソコン用スピーカーを接続して使っていまし
た。その音と比較するとさすがにこのスパルタカスの音は魅力のあるものだ
と思います。音の抜けがいいと言うのか、音が前に迫り出してくる立体感が
あります(^_^)。
しかしこのスパルタカスを単なる高価なCDプレイヤーとして終わらせてしま
うのは本意ではありませんので、またMacintoshとしての内容に迫るレポー
トを続けたいと思います(笑)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

052/512 SDI00116 松田 純一    RE:20周年記念モデル サウンド編
(15) 97/09/19 23:16 051へのコメント

#051の中で JACQUES LOUSSIER TRIOのViualdi-The Four Seasons
は     JACQUES LOUSSIER TRIOのVivaldi-The Four Seasons
の間違いでした(^_^;)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

053/512 SDI00116 松田 純一    20周年記念モデルレポート~こだわり編
(15) 97/09/20 11:38 コメント数:1

20周年記念モデルレポート~こだわり編

今回は20周年記念モデルならではのこだわり部分の検証であります(^_^;)。
しかしこの本体の形、どこかで見た感じがするし親近感を感じると常々考
えていたのですが...分かりました。
本体をじ~っと見ているとそのフォルムはお馴染みの3.5インチフロッピー
ディスクみたいなんですな(笑)。フロッピーを立てた形そのまんまみたい
(笑)。

どうなんでしょ...パソコンやキーボードに布や皮をあしらった製品ってあ
ったでしょうかね。
スパルタカスの場合、スピーカー部分やパームレストは目立つのではなく
自然でいいですね。そして特に柔らかな本皮のパームレストは実用的見地
からも大変心地よいものです。

FMACCG54_05.jpg

※スパルタカスのパームレスト部とトラックパッド


マニュアルも一般のものとはその版形が違います。上下の寸法は例えば
PowerBook2400のユーザーズマニュアルと一緒ですが、幅は上下寸法
と同じで約23cm。したがって縦横同じ寸法の正方形なんですね。
そして表紙は墨一色とも見えるのですが、Twentieth anniversary Mac-
intoshという文字のanniversary部分だけが白抜きではなく金赤というか
黄土色っぽいカラーになっています。しかしよく見ないと分からない(笑)。
本文の印刷もこの黄土色っぽいカラーと墨の二色印刷で、この色部分は
ゴシックフォントを使っています(後は明朝体)。背表紙を見ると印刷は
アメリカのようですが勿論中身は日本語版です。
ページ数は340ページ、18.5mm程度の厚さがあります。

マニュアルの「はじめに」には.....
Dear Twentieth Anniversary Macintosh customer,
For twenty years, Apple design engineers have been building
bridges between what people dream about and the amazing new
technologies that can take them beyond those dreams.

で始まるDr. Gil Amelioのサイン(印刷です)が入ったメッセージが書かれ

It's our magnificent obsession.
It's about working and playing and listening and learning and
creating and communicating-sametimes all at the same time.
It's about the delight of doing things faster and better and easier.
It's about the joy of holding and handling and using things that
are well made.
It's about turning your back on conventional wisdom and finding
new ways.
.......と続きます。
アメリオ氏の直筆サインを持っている私には複雑な気持ちであります(笑)。

それからCDが7枚収録されているCDケースは本皮製ですが、特筆するよう
な作りではありません。Twentieth anniversary Macintoshおよびアップ
ルマークが刻印されていますがMADE IN CHINAです。

このCDケースと同じ皮製でペンシルケースが同梱されていました。一応こ
れもアップルマークが刻印されていますが...ま、おまけってところでしょう
か(^_^;)。中にはボールペンとシャープペンシルが1本づつ収納されており
それぞれTwentieth anniversary Macintoshとシルク印刷?されています。
ボールペンとシャープペンシルのメーカーを特定するような表記はありま
せんが特に珍しい製品ではなさそうです(笑)。

こだわりっていえば、私には本体を支えている金属製のアームが何か一番
ではないか...という気もします(^_^;)。正面から見てほぼ真四角の、それも
厚みのない本体をどのように固定させるかが、デザイナーの一番苦心した
部分だったのではないでしょうか。上から見ると半円になっているこのス
タンド部分はスパルタカスの影の立役者って感じですね。

つづく...かな

SKOSHING SYSOP 松田純一

056/512 SDI00116 松田 純一    RE:20周年記念モデルレポート~こだわり編
(15) 97/09/20 22:00 055へのコメント コメント数:1

Zakさん

>>やっぱり年に一回ぐらいはミンクオイルかなんかで手入れせんと
>>いかんのやろか...(^_^;)。

マニュアルに「パームレストの清掃」という記述がちゃんとありま
す(^_^;)。それによると一年に数回、柔らかい布に中性洗剤を溶か
した水を含ませ、固くしぼってから円を描くようにしながら軽く拭
く。
清掃を終えたら、レザーコンディショナーを塗り同じく円を描くよ
うに拭く.......。

などとあります(^_^)。
ま、不精な私は、日常手の油で拭いているようなものだという気が
するのですが...(笑)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

057/512 SDI00116 松田 純一    20周年記念モデル~総合評価編
(15) 97/09/21 18:47

20周年記念モデル~総合評価編

まず実際にこのスパルタカスを前にして思うことは、この製品企画
が登場した時はまだアップルはいろいろな面で余裕があった時期だ
ったと思うが、その後のネガティブな面ばかりの道筋でよくもまあ
発売中止にならなくて良かったと思うことしきり(^_^;)。
良くも悪くも、こうしたマシンを実際に作り販売する企業はやはり
アップルしかない! そんな意気込みを感じるのは私だけだろうか。

世界で1万2千台という限定生産においてこのマシンで大きな収益を
上げることは始めから考えなかったと思う。しかし日本市場で実売
価格約85,6万という価格がついているこのマシンは決して安いもの
ではない。
今年のサンフランシスコExpoでケースに納められて展示されていた
スパルタカスを顔がケースに着くまで近づいて熱心に見、そして写
真に納めていたのは日本人がやはり多かった。
当初日本に割り当てられた3,000台とかは早い時期に予約でさばけ
たようだが、米国などの販売が思わしくない部分もあり日本への割
り当てが増えたといった噂も聞いたことがある。
ともあれ現実に対スペックだけを考えたらかなり高価なマシンだが
これを買ってくれる顧客が存在するアップルの市場はまだまだ希望
があると確信する。
考えてもみよう。単に価格競争となり価格だけで勝負せざるを得な
い他のOSマシンにどれだけこの種の需要があるのかを。

アップルコンピュータはかつてその創立10周年記念のときにSo Far
~THE FIRST TEN YEARS OF A VISION という立派な本を作り
販売店や関係者に配布した。10周年を記念しこれまでの10周年を振
り返り、足下を確認しつつこれからのアップルの方向を暗に示した
ものと思うがアップルの20周年はいろいろなゴタゴタ続きで何らこ
の種のイベントや行動があったとは聞いていない。

FMACCG54_08.jpg

※Appleが創立10周年を記念し制作した「SoFae」表紙


ただひとつ、スパルタカスがアップルの記念すべき20年を背負い込
んでいるようにも思える。アップルの20周年としてアピールするも
のとしてはこのスパルタカスただひとつなのかも知れない。
そう考えるとスパルタカスの価値は我々の思い入れを含め益々大きな
ものになる。

So Farの最後には全社員の名が印刷され、冒頭には写真入りでジョン
スカリー、ミッシェル・スコット、マイク・マークラの経営陣が紹介
され最後にステーブ・ジョブズ、ステーブ・ウォズニアクがこれまた
素敵な写真で登場している。特にウォズニアクが照れたのか、セータ
姿で頭を掻いている写真がとても印象的だった。
しかし20周年モデルのマニュアルにはすでにご紹介したとおり当時
CEOだったギル・アメリオのメッセージとサインがあるが、願わくば
So Farの時のように全社員、全役員の名をその最後でもよいから記し
て欲しかったと思う。
またパックパネルを外してもその裏面には誰のサインも無かった(^_^;)。
これも記念モデルとしては少々残念である。
せめて起動したらアメリオの挨拶ムービーがあっても良いのではなか
ったか(笑)。

ともかくアップルは創立20周年にスパルタカスを販売できた!
さてアップルの30周年に何が登場するか、これまた楽しみである。

SKOSHING SYSOP 松田純一

059/512 SDI00116 松田 純一    20周年記念モデル~サービス編
(15) 97/09/21 20:22

20周年記念モデル~サービス編

スパルタカス、すなわち20周年記念モデルにはConcierge Service
という充実したサービス&サポートがついています。

まずは3年間の製品保証ですが、それだけでなく故障したマシンを引
き取りに来てくれ、修理後に届けてくれるサービスを期間内無償で行
ってくれます。

また3年間のフリーダイアルによるサポートと出張設置サービスが付
属しています。

.....とのことですが、ありがたいことにまだ故障などのトラブルもなく
設置も楽しみながら自身でした口ですからこのConcierge Service
とやらにお世話になったことはなくその充実ぶりは分かりません。し
かし自宅にまで取りに来てくれ、持参してくれる...というのは嬉しい
ですね。

私は自分の懐から出した金で購入したMacintoshを数えるとかなりの
数になりますが修理に出したのはあのPowerBook5300cとPower
Book2400だけなのでまだまだついているのかも知れません(^_^;)。
この20周年記念モデルもサービスセンターにお世話にならなければそ
れにこしたことはありません(^_^)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

061/512 SDI00116 松田 純一    WORLD PC EXPOに出展...明日から!
(15) 97/09/23 08:54

明日から幕張メッセでWORLD PC EXPO 97が開催されます。私共
コーシングラフィックシステムズもAPP(アップル・パブリッシ
ング・パビリオン)コーナーにブースを設け4日間の展示を行い
ます。

展示のソフトウェアは先頃リリースいたしましたグラン・ミュゼ
3.0です。
使いやすさと最新の機能を盛り込んだこの画像データベースに
ご興味のある方は是非私共のブースにもお立ち寄りください(^_^)。

APPはホール#8の奥に位置しています。

雨が上がるといいですねぇ(^_^;)。

SKOSHING SYSOP 松田純一

062/512 SDI00116 松田 純一    20周年記念モデルレポート・コストパフォーマンス編
(15) 97/09/23 10:24 コメント数:3

20周年記念モデルレポート~コストパフォーマンス編(長文注意)

80万以上もするこのスパルタカスにコストパフォーマンスの話をするの
はいささかおかしいのでは...とお考えの方もいるかも知れません(^_^;) 。
しかしここはあえて、コストパフォーマンス編を。

いうまでもなくコストパフォーマンスとは投入した費用とその効果の比
較分析です。したがってパソコンの場合はこの"効果"に対してかなり主
観的な要素が多く入ると思うけどその点はご容赦を(笑)。

まずPowerPC603e、250MHZを採用しHDは2GB、そして32MBのメモ
リを標準装備している。またPowerBook3400と同じ12.1インチのTFT
方式の液晶ディスプレイ、4倍速のCD-ROMドライブ、キーボードはこれ
またPowerBook3400のものと同じもののようだ。
キーボード自体の大きさ(上からの見た目)は正しくPowerBook3400と
ほぼ同じ大きさである。
したがって本体を乱暴に評価すれば、603evを搭載し240MHzのクロック
を持つPowerBook3400c/240と比較できるかも知れない。またEDOメ
モリ(Extended Data Out)が採用されて、256KBの二次キャッシュが搭
載されているのも同じだ。ただしPowerBook3400の標準搭載メモリは
16MBだが...。
またPowerBook3400には12倍速のCD-ROMがついている。
こうして見るとまさしくスパルタカスとPowerBook3400cは比較の対象
になるかも知れない(^_^;)。

さて高速を誇るこのPowerBook3400c/240は雑誌の広告面を見るとショ
ップによって485,000円から598,000円くらいまでの幅がある。これは
最新のMACLIFE誌の広告を参考にした金額である(随分と差があるものだ)。

ま、中間を取ってPowerBook3400c/240の価格を550,000円程度と考え
て見るとスパルタカスの実売とは約300,000円ということになる。
この差を勝手に検証してみよう(笑)。
まずスパルタカスにはPowerBook3400c/240にはないものが多い(^_^)。
米国の音響機器メーカーとして定評のあるボーズ社のサウンドシステムが
まず挙げられる。中高域再生用として2インチの小型ワイドレンジスピー
カーを本体内に採用し、ボーズ社の特許技術を採用した独特のバスユニット
により省スペースで迫力のあるサウンドを再生することができるという。
なお小型ワイドレンジスピーカーはそれぞれ独立した3Wのアンプで駆動す
る。

まずこのボーズ社の技術によるサウンド部分にどの程度の価値を見いだす
かが問題かも知れない(笑)。昨今はかなり良いコンポも随分と安価になって
きているしボーズ社のそれも例外ではない。
しかしこれだけのシステムを単独で購入するにしても100,000円という事
はないだろう(^_^;)。

まだPowerBook3400cに無いものもある。ATI 3D RAGEII 64ビットグラ
フィックス/マルチメディア・アクセラレータおよびQuickDrawを高速化
するアクセラレータとQuickTimeでのフルスクリーン/フルモーションビ
デオのハードウェア・アクセラレータも搭載されている。ただしPowerBook
3400cにもCT65550グラフィックアクセラレータがついている。
しかしマニュアルによけばスパルタカスには16ビットZバッファ(陰面消去)、
テクスチャマッピング関数6種、ビデオテクスチャ、テクスチャライティング、
フラットシェーディング、グーローシェーディング、アルファブレンディング、
トランスパレンシー、フォグイフェクトそしてQuickDraw 3D RAVEについ
ても専用のハードウェアを搭載しているという。

勿論これまでのレポートでも述べたようにスパルタカスはいろいろな面でこだ
わりの設計がなされている。12,000台の限定生産もそうだしそのデザインも
抜群のものだ。アップルの20周年記念というコンセプト自体もアップルを愛す
る者にとっては価値のあるものとなる。
また3年間のパーツ代金および技術料を含むハードの無償保証と無料サポート
などを考慮に入れるとこのスパルタカスの価格は単純に高価であるとは言いが
たいと思う。

こうして総合的に(メチャ主観だが)考えるとスパルタカスという機種はそんな
に高い製品ではないのではないだろうか。
迷えるアップルに自信をつけてもらう意味でも、ここはひとつまげてスパルタ
カスを一台でも多く買っていただくことをお薦めするものであります(笑)。

この項これでオシマイ...。

SKOSHING SYSOP 松田純一

スティーブ・ジョブズがAppleを辞職するに至る状況再考

スティーブ・ジョブズがAppleを辞職した原因と当時の状況をより深く知りたいと情報を集め続けているが、Appleにとってこの重大事は後から見ればAppleが大きく飛躍するために必要な犠牲だったようにも思う。ジョブズ自身、例のスタンフォード大学におけるスピーチで「当時は分からなかったが、Appleをクビになったことは私の人生にとってもっとも重要なことだったと今では思う」と発言している...。



ジョブズは「…クビになった」という言い方をしているが別項「スティーブ・ジョブズはAppleを首になったのか?」で考察したとおり、彼は決して文字通りのクビになったわけではないことは明らかだ。追い出した側のジョン・スカリーもまさかジョブズが辞めるとは考えていなかったことが伺える。
しかしジョブズが自身で「Appleを首になった」と振り返っていることは自身の人生にとって重要な事だったにしてもスピーチ当時決して快く思っていなかったことが現れているように思う(笑)。

さて、では改めて考えてみたいが1985年の9月、スティーブ・ジョブズはなぜ辞めなければならなくなったのだろうか。無論その原因を一言でいうならジョン・スカリーおよび当時の取締役会との確執にあり、その直接の要因はAppleの経営に危機的症状が現れてきたことによる。
Lisaは商業的に失敗、Macintoshも評価は高かったもののメモリの少なさと閉鎖的な設計のためか在庫が膨れあがり、Apple IIcは製品発表会では記録的なオーダーが舞い込んだがその後はピタリと注文が止まる。そして市場から求められたApple IIe は販売予測を誤り製造が追いつかないという結果となった。まるで歯車があちらこちらで噛み合わない状況になっていたのである。
今回はダイナミック・デュオと称されたスカリーとジョブズになにがあったのか...に焦点を当てて、2人の確執がどのようなものであったのかを追ってみたい。

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※スタンフォード大学におけるジョブズとスカリーのツーショット(1984年)。Report on Business Magazine 1986年5月号より


結論めくが、1985年9月にジョブズがAppleを辞めたことはいわゆるガレージからスタートしたと称されるベンチャー企業のAppleが良くも悪くも世間一般の大企業に変貌するきっかけとなったと考える事ができるだろう…。
なぜなら株式公開後、Appleには潤沢な資金が蓄えられたしスティーブ・ジョブズら創業者たちは勿論、ストックオプションを与えられた人たちは一夜にして億万長者となった。それらに伴い、従業員も大幅に増えたしプロダクトの数や製造ラインも増えた。

しかしAppleは1984年1月24日にMacintoshを発表したが、この前後の状況は勢いに任せてやりたい放題を続けてきたというのが現状だった。
例えば予算の概念はあったと思うが「ここまで…」というブレーキをかける機運はなかったし財務や経理業務が正確迅速に把握されず在庫管理も疎かだったようだ。したがって経営状態が良いときはともかく一度問題が生じても一体自分たちのどこが…何がいけないのか、どう改善すべきかもすぐには把握できなかったと思われる。

では会社が巧く機能していないとすれば誰の責任なのだろうか…。スティーブ・ジョブズにいわせればマーケティングの手腕を買われてAppleのCEOに就任したジョン・スカリーが思うように働いていないと感じるようになったし、ジョン・スカリーにしてみればやりたいことを皆ジョブズが邪魔しているか反対されていると考えていた。いわば責任のなすり合いである。

そもそもAppleという会社のコンセプト、すなわちジョブズのビジョンにも捻れが生じてきた。
Macintoshにしても単体で売れる時代ではなくネットワークが必要になってきたしLaserWriterの開発とPageMakerの登場でデスクトップ・パブリッシング(DTP)という概念が次のキラーシステムとなろうとしていた。Appleもそれらを敏感に感じMacintosh Officeと称するAppleTalkを使うローカルネットワークとファイルサーバーシステムを実現し売り込もうとしていた。

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※マッキントッシュ・オフィスのカタログ(1985年)


しかしそれらは概してApple社内で一部の人たちを別にすれば耳慣れないことばかりだった。なにしろAppleという会社は依然として「1人に一台ずつのコンピュータ」を普及させることを目指した企業だったからだ。
「エデンの西」の筆者、フランク・ローズはいう。「それはまるでニッサンに地下鉄輸送網の開発を頼もうとするようなものだった」と…。

もともと閃きで行動を決める類のスティーブ・ジョブズは歯車が噛み合わなくなるとどうしたらよいのか分からないはめとなる。その上でスカリーからはきちんと仕事をして欲しいと要求されるとジョブズはMacintoshの失敗をスカリーのせいにしはじめる。
その頃、ジョブズはウォズニアックともうまくいっていなかった。
ウォズニアックとしてはApple IIの開発以来、自分の居場所がなかったし、スティーブ・ジョブズはMacintoshのことしか頭になかった。Appleの稼ぎ頭が依然としてApple IIなのに…である。さらにジョブズの威光を笠にきた感のあるMacintosh開発陣たちもApple II事業部だけに留まらず現行のAppleそのものの体制を馬鹿にするような気配が充満していたという。
そんなときウォズニアックが特殊なリモコンを製品化すべくAppleを離脱すると宣言。これがまたAppleにとっては決定的に不利な材料になった。

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※スティーブ・ウォズニアックが新しくベンチャーを始めると報道する1985年2月7日付けThe Examiner紙


経営者たちは山積みする損失にどう対処すべきかを検討するため、ほとんど毎日会議を続けていた。対策はどうするのか? シンガポール工場閉鎖か? ダラス工場閉鎖か?
早急に何らかの結論を出さなければならないほど自体は逼迫していたもののジョブズをはじめ経営陣たちは皆自分の関係する組織の中での急激な削減には積極的でなかった。
そんな中、ジョブズの側近だったジェイ・エリオットの気配りで1985年の3月、疎遠になりつつあったスティーブ・ジョブズとジョン・スカリーが会談することになった。

ジョン・スカリーはMacintosh事業部とそのトップであるジョブズの能力を非常に心配していると切り出した。Appleとしてこの事業部には違った類の指導力を必要としているからとジョブズの事業部からの離脱を勧め、新しい役割を果たすように進言したという。さらにジョブズがスカリーに隠れてスカリーのあれやこれやを批判している事にショックを受けているとし、こうした2人の友情に対する反逆には耐えられないともいった...。
スティーブ・ジョブズは黙って聞いていたが、彼にとっては逆にスカリーの言葉が信じられなかった。

売上げは急激に落ち続け、費用は削減しなければならず、経営側として決断し始末をつけなければならないことは山ほどあった。しかしスカリーはなにもしていないではないか。まるで昨年末から休暇を取ってでもいたように閉じこもっていただけではないか…と心中を暴露しだした。
だから「ジョン・スカリー、貴方こそ問題の核心なのだ」といい、スカリーの役目は自分(ジョブズ)に協力し、上手に自分を管理し指導することではなかったのか…とジョブズの声は激しくなった。

ジョブズはスカリーが会社を指導するどころか恐るべき結果を招いた原因だとスカリーを批難する。その声を聞きながらスカリー自身も思うように手腕を奮えなかったことは認めざるを得ないが、それもこれもスティーブ・ジョブズが機会を与えてくれなかっただけでなく邪魔をしてきたと主張しここでも責任の押し付け合いとなった。
しかし客観的に見て、真の問題はAppleの事業戦略がいつも揺れ動くことだった。その要因は間違いなくスティーブ・ジョブズのあまりにも非現実で時間というものを度外視した指示だったことは間違いない…。
とはいえジョブズにしてみればジョン・スカリーと取締役会はビジネスマンであって、ビジョンを持つ人々ではなくコンピュータの持つ潜在能力やその市場あるいは未来について理解していないと考えていた。
それは確かに間違いのない事実ではあったが、ビジョンだけで売上げが好転するほどビジネスは甘いものではなくその場しのぎの思いつきの戦略は限界だったのである。

ともあれAppleの経営陣の間では日々水面下で責任のなすり合いと時に怒鳴り合いが続いていたものの幸いなことに社外にはこうした争いは気づかれなく済んでいた。
しかしジョン・スカリーの中国出張の機会を捉えスティーブ・ジョブズがスカリーを引きずり下ろす作戦を開始した事から問題はより大きくなっていった。スティーブ・ジョブズからの電話で作戦を知らされた上級副社長のデル・ヨーカムすら「ジョブズは正気を失った」と考えたという。
確かにデル・ヨーカムもジェイ・エリオットら幹部たちはスカリーの指導力に不満は持っていたがその要因のひとつはジョブズに譲歩し過ぎることだと感じていた。彼らはスカリーにジョブズの勝手なやり方を止めさせてほしかったのである。それはスカリーにしかできないことなのだから…。

同時期に社内立て直しのためにフランスから呼ばれたジャン=ルイ・ガッセーが5月のある日、夕食の席でスカリーに進言する。
「いうまでもありませんが、中国へは行ってはいけませんよ」と…。スカリーが「なぜ?」と聞く間もなくガッセーは「もしあなたが行けば、戻ってきたとき、あなたは多分職を失っています」と進言する。
ジャン=ルイ・ガッセーはたまたまジョブズから事の真相を打ち明けられた1人だったのである。この頃のジョブズは本来秘密裏に行わなければならないクーデター計画を呼び寄せたばかりのジャン=ルイ・ガッセーに漏らすほど心理状態は揺れ動いていた…。
ジョブズの側近中の側近、ジェイ・エリオットでさえジョブズからクーデター計画を知らされ加担するようにいわれたとき即座に「ノー!」と言い切ったほどその時のスティーブ・ジョブズは常軌を逸していた...。

ついにAppleの舵取りはスティーブ・ジョブズか、あるいはジョン・スカリーかを決めなければならくなった。2人がこれまでのように協力し合って会社を運営することはもはや考えられないまでになったからだ。
スカリーが招集した幹部会議の席でジョブズは「ジョンは去るべきだ」とストレートな物言いをする。ジョン・スカリーとしては最後のこのシーンで誰がジョブズを指示するのかを知る必要があった。
幹部たちの多くがジョブズを支持するなら自分は去らなければならないとスカリーはテーブル席に座った幹部たちに時計回りに1人ずつ、各人の信念を述べるように促した。

幹部たちは突然のことに苦悩する。こんなことになるはずではなかったからだ。
デル・ヨーカムは「私はスティーブ・ジョブズが好きです」といいつつ、ジョンを尊敬するし、彼の下した決定についてはすべて支持すると発言。
アル・ハイゼンスタットもヨーカムと同意見だった。

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※デル・ヨーカム(左)とアル・ハイゼンスタット(右) Apple Annual Report 1983より


ビル・キャンベルはジョブズの方を向きながらふるえる声でジョブズに役割を続けて欲しいという。続けて社外の人ではあったが口を開いたのはApple創業以来、アップルロゴのデザインや広報を一手に引き受けていたレジス・マッケンナだった。
彼ははっきりとジョン・スカリーを支持するといった。
デイブ・バーラムは着任して2ヶ月にもなっていなかったが、他の人たちと同意見だった。

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※レジス・マッケンナ InfoWorld誌 1984年3月5日号より


最後のジェイ・エリオットは「2人とも自分自身のことばかりに注視し会社のために働いている5000人の人々に気をつかっていない。馬鹿げている」といい、続けて「自分は2人のうちのどちらにも忠節は誓わない。自分が忠節を誓うのはApple社に対してだ」と言い切った。

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※ビル・キャンベル(左)とジェイ・エリオット(右) Apple Annual Report 1983より


その瞬間スティーブ・ジョブズは子供が戸惑ったような表情となり今にも泣き出しそうだった。ジョン・スカリーも気が抜けたように椅子へもたれ込んだ。
確かなことはジョブズとスカリーの関係がすでに修復不可能ということだった。

ジョン・スカリーはこの場では勝者となったが彼自身この困難を乗り切れる支持を得たとも思われなかった。彼の脳裏にはAppleを辞めようとの考えがちらつき、彼をジョブズに引き合わせたヘッドハンターのゲリー・ロッシュに電話をしていた…。
しかし翌日スカリーは思い直した。そして5月の最後の日、スカリーが新体制を発表し6月14日には従業員総数の1/5に相当する1200人もの一時解雇を発表した。こうした決定的な2人の破局は1985年の6月に入るとリストラのニュースと共に世間に知られることになり様々なメディアに報道され始めた。

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※New York Times紙は1985年6月1日付けでAppleのリストラを大きく報道


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※Appleの体制に亀裂が入ったことを報道するInfoWorld紙 (1985年7月24日付)表紙


この時期になってもApple一番の問題はスティーブ・ジョブズの処遇だった。
ジョブズはしばらくの間、モスクワに行ったりイタリアに飛んだりして亡命生活を過ごした後、自邸に閉じこもったりしていたが、Appleでの居場所は秘書とガードマンを別にすればジョブズ1人しかいないビルに通わなければならなかった。彼はそこをシベリアと呼んだ。

その7月中旬にAppleは四半期の決算報告を発表したが、1700万ドルの損失となった。その1週間後に開かれたアナリスト会議でジョン・スカリーはジャン=ルイ・ガッセーを紹介しつつ記者たちの質問に「今も今後もスティーブ・ジョブズには経営上の役割はない」と明言する。
スティーブ・ジョブズには何もすることが許されなくなったのだ…。

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※ "THE FALL OF STEVE JOBS" のテキストが踊る1985年8月5日付FORTUNE誌表紙


結局彼は1985年9月17日に辞表を出しAppleを去った。しかしジョブズは最後まで素直でなかった(笑)。それはマイク・マークラ宛てに提出した辞表とまったく同じものを報道関係者たちにも送りつけたからだ…。

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※公開されたスティーブ・ジョブズの辞表 (1985年9月17日付)


これは明らかに世間の同情を引こうとした最後っ屁的行為だったに違いないが、残念ながら世間の反応は彼が期待していたものとは違った。
なぜならジョブズ辞職の報道で世間は確かに反応したが、その日のAppleの株価は限度枠一杯まで上がったのである。

【主な参考資料】
・「エデンの西 (上・下)」サイマル出版会
・「アップルコンフィデンシャル」アスキー出版局


ラテ飼育格闘日記(339)

日曜日に女房と共にラテを動物病院へ連れて行った。その主な目的は年一回の血液検査による健康診断だが、今回はそれとは別にフィラリア検診も…。なぜなら昨年、毎月一回飲ませなければならなかったフィラリア予防薬を1度忘れてしまったからだ…。


動物病院により対応が違うらしいが、お仲間の飼い主さんらのお話しをお聞きしたところだとフィラリア予防の薬を約半年間きちんと飲ませたとしても翌年の時期に必ず陰性か陽性かを検査する病院が多いらしい。
しかしオトーサンたちがラテを連れて行く動物病院は予防薬を予定通り間違いなく投与していれば検査は不用だといわれてきた。
予防薬が文字通り100%効くのであればいちいち検査は必要ない理屈だし、その方が費用もかからず良心的だと考えてきたが1ヶ月分の薬を飲ませるのを忘れては感染の可能性もゼロではないからと今回あらためて検査することになった。同時にこれまた毎月1ヶ月分のアトピー抑制のための飲み薬も処方してもらうことに…。

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※今年も健康診断の時期がきた。いつまでも健康でこんな笑顔を見せて欲しい...


前々日に予約を入れ、日曜日の午前11時15分を目処に動物病院へと向かうことに。
ラテが途中で嫌がり、リードを強く引くことも予想して首輪ではなく別途ハーネスを付け、それにリードを付けて出かけた。これであればリードを強く引いても首に圧がかからないからである。そんな配慮をしなければと思うほど病院へ行く道すがらはなかなか大変なのである。

それでも今回はオカーサンのリードで家を出たからか、一時期の猛反発といったものはなかった。それに最近は病院の待合室に入っても無理矢理外に出たいと匍匐前進しながらドアに鼻面を付ける…といったこともなく、どちらかというと余裕のある態度に見える。しかし実際は緊張しているようで、病院に着くまでの約30分間で3度もウンチをした(笑)。

待合室に座っていると文字通りひっきりなしにワンコやニャンコが飼い主に連れられて入ってくる。この病院は繁盛しているようだ(笑)。
しばらくすると名前を呼ばれたので診察室に入り、まずはいつものように体重測定のため診察台へラテを抱き上げて乗せる。
少々危惧していたが、やはり…というか、前回は400gほど体重が減って安堵していたものの今回はそのリバウンドか、20 Kgは超えなかったがぎりぎりに増えていた。嗚呼!
まあ体重測定はハーネスとリードを付けたままの計測だったからオトーサンは帰宅してから気休めにそのハーネスとリードだけの重さを量ってみた(笑)。結果それは383 kgだったから正味この重量を差し引くべきなんだろうしこの値はワンコの体重にとって無視できるものではない。と考えてみたが、まあ…やはり気休めだ(笑)。

そう、今日はいつも診てくれる若い医者がお休みなので暫くぶりに院長先生のお出ましである。
オトーサンがラテをホールドしている間に後ろ足の静脈から採血を行う。人間の子供ではこう静かにしてはいられないと思うが、ワンコは我慢強いからかラテは微動だにせず声を上げることもなく静かにしている。
一時はこうしたとき、怖いからだろう…オトーサンにしがみつくのが普通だったが今回は診察台に静かに立ったままだし、医者に向かって悪たれ口のように吠えたこともあったが、今回は無言である。これも成長のひとつなのだろうか…。

一回の採血で健康診断とフィラリア検診をやってもらうことになるが、健康診断の各検査項目結果が出るのに約一週間ほどかかるとのこと。しかしフィラリア検診は待合室で待っている間に検査結果が出るというが、もし検査が陽性ならフィラリアを駆逐するための治療もやらなければならないと心配が膨らむ。しかし幸いなことにフィラリアの検査結果は陰性だった…。ああ、よかった!

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※幸いフィラリア検診は陰性でした!


オカーサンがアトピーの薬を受け取ると共に支払を済ます間、オトーサンはラテを病院の外に出して待つことにする。さすがにラテも一安心したのか、まだ尻尾は下がっているもののその表情は柔らかい。
オカーサンの精算が終わり、一同ホッとして帰途につくが覚悟はしていたものの支払総額は三万円を超えた…嗚呼。

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※病院の外に連れ出したらラテにも笑顔が戻ってきたが、まだ尻尾は下がっているしどこかへっぴり腰だ(笑)


それはともかく時刻はすでに昼過ぎ。オトーサンたちもお腹が空いてきたわけだが、オカーサンの提案でル・ジャルダン ブルーというフランス洋菓子店へと向かう。
このお店はこの地域屈指の美味しい洋菓子を作ると評判のお店で、パティシエはフランス・リヨンで行われた、クープ・ド・モンド ドゥラパティスリーに日本代表として出場し、総合準優勝を勝ち取った腕の持ち主という...。
実はラテを連れて動物病院に寄った帰りはこれまでにもかなりの確率でこのお店に寄っている。なぜなら美味しいだけでなく店先に小さなテラスが備え付けられており、そこはワンコ連れでも歓迎してくれるからだ。しかし人気のお店だからこそすでにテラスが使われていればテイクアウトするしかないんが、幸い小さなテラスはオトーサンたちを待っていてくれた(笑)。

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※テラス側の窓ガラスを通して店内がほんのりと見える(上)。ラテはル・ジャルダン ブルーのテラスでリラックス


というわけで美味しい…実に美味しい一時を過ごした我々はルンルンで帰宅を急いだ。とにかく本日中にまず5月分としてのフィラリアの薬(錠剤)を飲まさなければならない。後は12月まで毎月20日に飲ませるように指示があったので忘れないようにしなければならない。
問題はオトーサン自身が飲むべき薬でさえ忘れてしまいそうなのにラテの分、それも月一の薬投与を覚えておけるかという問題がある。しからばと...オトーサンは愛用のiPhone 5のリマインダーに登録し、毎月20日に知らせてくれるように設定しておいた。これでまずまず安心だろう…。
ラテはといえばさすがに気疲れしたのか、オカーサンに身体を拭きブラッシングをしてもらった早々に出窓のタタキで爆睡状態になっていた(笑)。
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プロフィール

mactechlab

Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員