スキンレタッチプラグイン、Beauty Box Video が超高速化

株式会社フラッシュバックジャパンは4月6日、After EffectsやPremiere Pro、Final Cut Pro X に対応のスキンレタッチプラグイン「Beauty Box Video 4」の販売を開始したと発表。


Beauty Box Video

Beauty Box Video は、クリップにフィルタを適用するだけで、人物の肌のしわや染みを自動除去し、美しい肌に修正する、 After Effects、Premiere Pro、Final Cut Pro X 対応のスキンレタッチプラグイン。肌のトーンを自動分析し、肌の領域にマスクを作成するので、素早く簡単にレタッチが行える。

新技術のスキンスムージング機能で、肌のしわや傷を取り除いても、大事なディテールを同時に失ってしまうことはない。また、シンプルかつ、自動化された作業をクリップ単位で行え、今までのようにフレーム単位で肌の修正を調整する必要がない。

バージョン4ではNVIDIAやAMDのグラフィックボードのサポートを強化。これにより、ほぼリアルタイムのレンダリングを実現した。手軽にスキンレタッチができる Beauty Box Video が、これまでの作業効率を一段とアップさせる。

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■ 製品仕様
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 ・製品名  :Beauty Box Video 4
 ・販売価格 :26,780円(税込)
        4月10日(金)までの特別価格 20,080円(税込)

 ・動作環境 :【対応アプリケーション】
        - Adobe After Effects CC2014 〜 CS3
        - Adobe Premiere Pro CC2014 〜 CS4
        - Final Cut Pro X

        【対応OS/ハードウェア】
        - Windows 7 (64-bit)
        - Windows 8 (64-bit)
        - Mac OS X 10.7
        - Mac OS X 10.8
        - Mac OS X 10.9
        - Mac OS X 10.10

 ・インターフェイス:英語
 ・販売形態 :ダウンロード
 ・開発元  :Digital Anarchy
 ・販売元  :(株)フラッシュバックジャパン

製品紹介




Apple Watchのケース素材考察

今週末はいよいよApple Watchの予約開始となる。ということで今回は腕時計の素材について考察してみた。Apple Watchのケース素材はご承知のようにアルミニウム、ステンレススチールそして18Kイエローゴールドおよび18Kローズゴールドとされているが、これらは一般的な腕時計の素材と類似性はあるのだろうか...。


腕時計のケースを形作る素材はその美的なこと、傷が付きにくいこと、そして加工のし易さやコストといった様々な条件によって選択されてきたが一般的にはいくつかの素材に決まっているともいえる。
その代表的な素材といえばやはりステンレススチールだろう。Apple Watch EDITIONシリーズを別にすれば磨き上げたApple Watchによるステンレススチールのフォルムは大変美しいとされている。

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※Apple Watchのステンレススチールモデルは磨き上げられた金属感が魅力


ステンレスはよく知られているように錆びにくく耐久性に優れ100%リサイクル可能な素材としてAppleがApple Watchのケース素材に使うのも自然なことだ。ただしステンレスといっても様々な種類があるという。
腕時計の素材としてよく使われるのはApple Watchもそうだが、316Lステンレススチールだ。多くの時計メーカーもこれを使っているものの例えば高級腕時計の代名詞の感もあるロレックスは904Lというより強度のあるステンレスを使っているという。強度があるということは傷が付きにくいので腕時計の素材としては都合がよいわけだが、強度のあるステンレスは加工が難しくコスト高にもなる。904Lステンレススチールの使用はそのノウハウとブランド力を持つロレックスだからこそなのかも知れない。

一方、Apple Watch SPORTはシルバーまたはスペースグレイの酸化皮膜処理されたアルミニウムが使われている。アルミニウムは軽量で耐腐食性が強く加工もしやすい金属であり製造コストもステンレスより安価なためにApple Watchコレクションの安価版素材に採用されたものと思われるが、仕上げが美しいのも特徴だ。
Apple Watchの場合、同じ38mmサイズで比べるとケースの重さはステンレスが40gなのに対してアルミニウムは25g と断然軽いことがわかる。無論軽さは身につけるアイテムとして重要なポイントである。

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※酸化皮膜処理されたアルミニウムのケースは美しさと軽さが売りだ


このアルミとステンレス素材の違いはコストは別にしてもApple Watchの見た目に大きく影響するので好みが分かれるところに違いない。
一言で言えばアルミがある種の艶消しのような感触なのに対してステンレスは鏡面のように磨き上げられたビジュアルが特長になっている。

まだ実物を比較したわけではないのであくまで想定の範囲だが、Apple Watchは一般的な腕時計とは違ってガラス面はもとよりデジタルクラウンやボタンを頻繁に操作するためケースに触れることが多い。したがってステンレスのケースは比較的指紋が目立ちやすいのではないか。最初期 iPodの裏面のように...。

さて、EDITIONシリーズでは18Kローズゴールドと18Kイエローゴールドケースがあるが、これらも高級腕時計のケースとして使われることは特別なことではない。
ローズゴールドはピンクゴールドと呼ばれることの方が多いかも知れないが、普通は金75%に銀と銅を25%混ぜた合金であり、銀よりも銅が多めに混入されると淡く赤みがかった色合いになる(パラジウムが混ざっている場合もあるという)。

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※EDITIONシリーズでは18Kローズゴールドはピンクゴールドとも呼ばれ淡く赤みがかった色合いが特長


イエローゴールドはゴールド類としては一般的に最もよく使われている色でやはり金75%に銀と銅を25%ずつ混ぜた合金で、柔軟で腐食しにくい性質を持つ高級素材である。
ただしAppleはそうした一般的なゴールド素材より最大2倍もの強度を持たせる技術を駆使しているというから詳細な素材スペックとしては特殊なのかも知れない。

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※EDITIONシリーズのイエローゴールドはローズゴールドと共にApple Watchシリーズの最高級素材


ということでApple Watchに使われている基本素材について見てきたが、Appleの素材選択は始まったばかりであり早くも比較的近いうちに新しいケース素材を使ったApple Watchがリリースされるのではないかという観測もある。
そのひとつを想像すると...それはやはりチタンではないだろうか。チタンは軽量でステンレスの2倍の強度があるだけでなく一番の特長は金属アレルギーを起こしにくい金属として知られているからだ。腕に装着するApple Watchとしては金属アレルギーを持つユーザーへの配慮を含めてより軽くて強度を持つチタン製のケースは魅力的に違いない。

後はセラミック系の素材を使い金属より軽く傷も付きにくく成型も容易といった新機軸もありかも…。無論セラミックなら金属アレルギーとも無縁だ。
また高級素材としてはやはりプラチナの採用だろうか。白金とも呼ばれるこの素材は美しいのは勿論だが加工もしやすく、耐錆性や耐蝕性にも優れているからしてEDITIONシリーズに加わるのは自然に思える。

その他、腕時計のケース素材としてはゴールドプレート(金メッキ)、金張りといったものがあるがすでに18K素材を使っていることでもあり今のところAppleがこれらの素材を使うとは考えられない…。
さてAppleとして特許関連はともかく腕時計の素材としてやはり美しさ、強度を考慮すれば必然的にこうした素材に行き着くわけだが、もしEDITIONシリーズが成功すれば高級志向のバリエーションは果てしがない(笑)。もしかしたら純金のApple Watchが数量限定でリリースされるかも知れないし一部にダイヤモンドなどの宝石を使った製品も登場するかも知れない。まあ、個人的にはAppleにそうした路線に向かって欲しくはないが…。

ともあれApple初のファッションアイテムを謳ったApple Watchが果たしてどのような方向に向かうかが楽しみである。


ラテ飼育格闘日記(435)

散歩に最適な季節となってきた。花粉症の方には気の毒だが、桜を始めとする花々が咲き、緑が濃くなってくるし厚手のダウンジャケットも必要なくなったし、日が長くなったことで懐中電灯もほとんど使わないで済むようになった。とはいえオトーサンの役目は朝夕2度の散歩をいかに安全に、そしてラテが納得するようにできるかにある訳だが、こればかりはまず歩くしかない…。


過日、久しぶりにオカーサンと共に土日は必ずといってよいほど朝の決まった時間帯に出向いていた公園に立ち寄ってみた。そこではかつて常に7,8匹のワンコが集まり、小ぶりの公園内を所狭しと駆けずり回っていたものだった。しかしその日は懐かしいワンコおよび飼い主さんはお一人と1匹だけで「最近はバラバラになってしまったようで皆さん一時には来られないようです」と残念そうに言われていた。

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※なにかもの言いたそうなラテです...


我々も引越しここまで来るのに時間がかかるようになったこともあって以前のように毎週というわけには行かなくなったし、それぞれの飼い主さんたちも子供さんの進学やら就職あるいはご家族の環境が変わったりと昔どおりにはいかなくなってきたに違いない。
それにしてもいま思うと、この公園へ幾多のワンコが集まったのはボーダーコリーのボーちゃんの人徳ならぬ犬徳だったとつくづく思う…。

ボーちゃんは昨年6月に11歳で星になってしまった。ボーダーコリーの性格もあってか常に動いていないと気が済まないワンコで実にアクティブだったし、ラテと身体をぶつけ合って遊んでくれる唯一のワンコだった。そして何よりも誰にも好かれるフレンドリーで優しいワンコだった。
ボーちゃんの家はその公園に近いこともあって土日に限らず朝夕の散歩はホームポジションといった感じでいつもそこで遊んでいたようだから、我々もその公園に行けばボーちゃんに会えるだろうと思いつつ足を向けたものだった。

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※野良猫を見つけたラテは少しでも接近しようと立ち上がる


しかし距離を長く…時間を多く歩いたからラテにとって嬉しいことがあるはずもないが、やはり他のワンコや人と出会うためにはまず歩かなくては始まらない。
事実先日金曜日の散歩では朝夕共にラテにとって嬉しいことがあった…。

オカーサンも一緒の朝は大体コースが決まっている。ラテも承知なのでぐずったり他の方向へリードを引くということもほとんどなく歩くが、リードはオトーサンが、そしてデジタルカメラはオカーサンが持ってラテは勿論、行き交う野鳥を撮ろうと散歩を続けるこになる。

その朝は特に刺激もなく帰り道を歩いていた。そろそろ自宅のマンションが見える所まで歩道を進んでいたところラテの歩き方が変わった。前方から一人の女性がこちらに歩いてくるのが目に入ったがマスクをされていたこともあってオトーサンはどなたか一瞬わからなかった。どうにもワンコ連れの場合にはワンコの姿に関連づけて飼い主さんがどなたかを判別する癖の付いたオトーサンと違い、ラテは直感で早くもその方がアンリちゃんという柴犬の飼い主さんであることを察知した。

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※大好きなアンリちゃんのオカーサンに笑顔を送る


雄叫びを上げるラテの前に膝を折ってくださったアンリちゃんのオカーサンはラテの満面の笑顔に笑顔で答えて下さった。まあまあラテの表情を見ればワンコが好きだ嫌いだは別にして、誰が見てもそれが満面の笑顔だということがわかるはずだ(笑)。とにかくラテは大好きな飼い主さんと出会え、その後の足取りも軽くなるといういたって分かりやすい性格なのだ…。

その日は夕方の散歩でも出会いがあった。少し遠くになった馴染みの公園に足を向けたオトーサンたちだったが、柴犬のハチちゃんと出会った。
ハチちゃんはラテより一歳ほど年上の雄のワンコで、ラテが公園デビューした当初から知り合ったワンコだが最近癌を患い一時はかなり痩せた姿に接していたので心配していたところだった。

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※闘病中のハチちゃんはまずまず元気そうに見えた...


暫くぶりに出会ったが、飼い主さんの暖かく最善最良の治療を受けているからだろうか、ハチちゃんは一見元気そうなのには一安心したが無論完治したわけでもなく、相変わらず抗癌剤の投与を続けているらしい。
確かに一回り小さくなった感もあるが、多分に看病疲れなのだろう…飼い主さんも心なしか痩せられたように思えたので僭越ながら心配である。

ラテはハチちゃんとは積極的に遊ばないものの、どこか一目置いているらしく唸ったり吠えたりしないのは相変わらずだ。ともかく鼻面を付き合わせただけとはいえ貴重な友達ワンコなのだ。
その日は帰りにも出会いがあった…というか、ラテの粘り勝ちだったが…。橋を渡り十字路にさしかかったもののオトーサンたちは直進するためにラテのリードを引いた。

ふと左右に気を配ったが、左の道の向こうから馴染みの飼い主さんがこちらに向かってくるのは分かったが、少し距離もあったからそのまま直進して失礼しようとしたオトーサンのリードをラテは強く阻み「アタシ待つわ!」とばかり座り込んだ。それはロビンちゃんというワンコと飼い主さんだった。

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※ロビンちゃんのオカーサンに歓喜の声を上げる


ロビンちゃんのオカーサンも笑いながら「待ってたの?」と座り込んでラテにオヤツを出して下さったが、近づくにつれ「ウォ~ン」と歓喜の遠吠えをするラテなのだった。
勿論…ありがたいことに、その後の帰り道、ラテの足取りはスムーズだった(笑)。



「Netatmo ウェザーステーション」レポート〜基本編

以前から気になっていた「Netatmo ウェザーステーション」を購入したので今回はその設置あたりまでの基本をレポートさせていただく。現在の気温や湿度を知るだけなら数百円の代物で事足りるだろうが、「Netatmo ウェザーステーション」は様々なデータを駆使して「温度」「湿度」「気圧」などから設置場所の正確な天気予測を知ることができ、室内のCO2濃度までモニタリングも可能な優れものなのだ。


「Netatmo ウェザーステーション」は、屋内と屋外にモジュールを設置して屋内環境や屋外の気象情報を計測できるパーソナル・ウェザーステーションだ。

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※「Netatmo ウェザーステーション」のパッケージ


基本パッケージには円筒形のモジュールが2つ同梱されているが、長い方が屋内用モジュールでステーションと呼ばれる。そして短い方が屋外用モジュールだ。なお別途屋内用のモジュールはオプションとして購入が出来、最大3つのモジュールを追加することが可能である。

なお屋外用モジュールで観測されたデータもステーションに送信されすべての測定データはメーカーのNetatmoサイトにアップロードされ、指定サイトをパソコンのブラウザやiOSの専用アプリで見るという仕組みである。したがって無論インターネット環境は不可欠である。なおMacで使うにしろiPhoneにせよ、それぞれ専用アプリ(無料)はダウンロードしてインストールすることが必要だ。

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※Mac用のセットアップソフトウェアをダウンロードしてみた


さて、まずちょっと驚いたのはApple Storeから届いたパッケージがスペックでサイズなどを確認してはいたものの、大変小さいのに驚いた。
早速セットアップのために設置場所をどこにしようかと考えたがこれが意外と難しい...。

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※パッケージの同梱品一覧。左手前はサイズ比較のために置いたApple Mouse


屋内用のモジュールは専用ACアダプタを使って電源を供給するが、屋外用モジュールは乾電池(単4×2本)で動作する。したがってステーション側は専用USBケーブルとACアダプタでコンセントに接続することになるからケーブルの長さとコンセント位置に置き場所は制約されるが、双方共に直射日光の当たらない場所へ置く必要がある。

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※右が屋内用ステーションで左が屋外用計測ユニット。思ったよりかなり小型だ


また屋外モジュールはバッテリー駆動なので設置場所の自由度はあるが、前記の通り直射日光を避け、かつ雨に当たらない場所に設置する必要がある。同梱の和文マニュアルには「無線LANの届く場所で雨が直接当たらない場所に設置する」と書かれているしウェブに載っていたいくつかの紹介レポートにも「防水でないから雨のかからない場所へ」とあるが、屋外ユニットの設置場所選定はなかなかに難しい。

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※屋内用ステーション・ユニットは専用USBケーブルとACアダプタで電源とつなぐ


なぜならマンション住まいの屋外といえば必然的にベランダということになるわけだが、一般的なベランダスペースで雨のかからない場所などそうそうないに違いない。
ただしよくよくパッケージ裏の仕様覧を見るとキット内容の箇所に「防水屋外モジュール×1」とある。肝心な点が分かりにくい。そして屋外ユニットの円筒ケースを外して単4電池を2本入れるときに気がついたが、バッテリーケース部はパッキンと2本のネジでしっかりと密閉する形になっている。完全防水であるかはともかく、これなら多少の雨に濡れても簡単に壊れはしないように思えるが確証はないので心配だ…。

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※屋外用ユニットは単4乾電池2本を密閉式のバッテリーケースに入れて使う


ところで「Netatmo ウェザーステーション」で測定できるデータは以下の通りだ。パッケージよれば屋内ユニットと屋外ユニットで測定する対象が違うという。

■室内ユニット
 温度、湿度、空気質、二酸化炭素濃度、騒音
■室外ユニット
 気温、湿度、空気質、気圧、天気予報

さらに様々なデータをリアルタイムで確認でき、「温度」「湿度」「気圧」などから算出し、設置場所の正確な天気予報を知ることができるという。特に私は一日のうちのほとんどを自分の仕事部屋で過ごすことが多い。隣のリビングには空気清浄機を設置しているが、それでも屋内の空気は大体が屋外のそれより汚れていると考えていい。したがって「Netatmo ウェザーステーション」があれば、屋内のCO2レベルをモニターし続け、換気が必要なレベルになれば警告をしてくれるという使い方もできる。

さらに犬の散歩に朝夕必ず出かけなければならないこともあって天気予報、特に温度と雨が降るか降らないか、もし降るなら時間帯は?は把握しておきたいところだ。特にこの時期は天気が激しく移り変わる可能性もある…。上着は必要か? 厚手の方がよいか?といった判断のデータとしても活用できるはずだ。

勿論これまでにもiPhoneのアプリで分かる範囲で天気の様子、雨雲の移動方向と時間などを確認してから出かけるようにしてきたが、「Netatmo ウェザーステーション」でよりピンポイントの気象状況がリアルタイムにわかる理屈なので大変期待しているのだが...。
次回はセットアップを中心にレポートを続けたい...。







最大2倍まで使用時間を延長可能な iPhone 6用耐落下バッテリーケース発売

フォーカルポイント株式会社は本日、ミルスペック準拠の耐落下性を持ち、最大2倍までiPhoneの使用可能時間を延長できる2,600mAhバッテリーを搭載したiPhone 6専用バッテリーケース「OtterBox Resurgence 耐落下バッテリーケース for iPhone 6」を全国の家電量販店および雑貨店舗などを通じて発売すると発表。同社の運営するオンラインストアでも11,800円(税抜)で本日より予約受付を開始。


OtterBox Resurgence

【OtterBox Resurgence 耐落下バッテリーケース for iPhone 6 について】
OtterBox Resurgence 耐落下バッテリーケース for iPhone 6 (オッターボックス リサージェンス 耐落下バッテリーケース フォー アイフォーン6)は、2つの素材を組み合わせた特殊構造による耐落下性と、最大2倍までiPhone 6の使用可能時間を延長できる2,600mAhバッテリーを搭載した、iPhone 6専用の耐落下バッテリー
ケース。

[製品の主な特徴]
1. ミルスペック「MIL-STD-810G」準拠
2. 使用時間は最大2倍延長、2,600mAhバッテリーを搭載
3. 充電もiPhoneの同期もケースのまま可能
4. 急速充電機能と過充電を防ぐオートストップ機能
5. 頑丈なポリカーボネート素材を採用
6. iPhoneの為にデザインされた「MFi」認定製品
7. バッテリー残量を4段階で素早く確認できるステータスLEDライト
8. イヤホンのクリップにもなるジャックコードが付属

[製品仕様]
本体サイズ: 約76(W)×154(H)×17(D)mm
   重さ: 約100g

  耐落下性能: MIL-STD-810G 516.6
バッテリー容量: 2,600mAh

[対応モデル]
・iPhone 6

定価はオープンプライスだが、オンライン直販価格: 各11,800円(税抜き)。発売時期は4月21日。
なおカラーバリエーションはブラック/ブラック (BLACK)、ホワイト/ガンメタルグレー (GLACIER)、スレートグレー/スカーレットレッド (CARDINAL)、ミントグリーン/ホワイト (MINT ICE)の4種。

OtterBox Resurgence 耐落下バッテリーケース for iPhone 6





「クレーの日記」「クレーの手紙」に思うデジタルの危うさを思う

先週は訳あって20世紀を代表する画家、パウル・クレーについて調べていた。そうした過程で思いついたあれこれは近々当ブログにも反映したいと考えているが、クレーが残した膨大な日記や手紙の存在を見るにつけ、ある意味言い尽くされた感もあるが、あらためて現在のメールやデジタルにした資料の危うさが見えるようで考えさせられてしまった。


あらためて申し上げるまでもなく手元の書籍はもとより、ビジネス文書、領収書、名刺あるいはマニュアル類などなど、そのまま残しておくには煩雑であり保管スペースも必要だということでスキャナでデジタル化することがトレンドであり推奨されている。
確かにデジタルなら物理的なスペースは不要だし、検索も可能、そして他のシステムやソフトウェアと連携して整理整頓だけでなく二次利用にも便利だとされているし、事実多くの方々がその恩恵を被っているに違いない。

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※「クレーの手紙 1893 ー 1940」南原実訳 (新潮社刊)


そうした利点について今更反論したり異論を唱えようとするものではないが、例えば残されている画家パウル・クレーの日記や手紙から彼の人生や人となり、あるいは芸術への思いと共に彼の内面世界をのぞき見ることができる有益さをひしひしと感じていると、昨今のデジタル化となったデータ類というものが果たして近未来において残り得るのかという不安に苛まれてくる。

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※「クレーの日記」南原実訳 (新潮社刊)


クレーの残した日記や手紙は本来プライベートなものであり、後に第三者に読まれることを意識したものではないというのが普通の見方だ。しかし彼のことばに「芸術とは、眼に見えるものを再現するのではなく、眼に見えるようにすることなのだ」という主張があるが、そういう彼がエクササイズを通して進化していく過程は膨大な彼の作品群から汲み取れる以上に日記や手紙から引き出すことができ、後世の我々が勉強の糧とすることができるように思う。

クレーは文章を書くのが好きだったようだが、昔の人の多くは現代の我々とは桁違いに筆まめだった。クレーが日記を付けていたのは自己省察のためだったが、彼の死後に遺された4冊のノートは息子であるフェリックスによって編集され、「クレーの日記」(1956)として刊行された。

そこから我々は彼の生い立ち、交友関係、絵画技法への取り組み、あるいは育児や軍隊生活に至るまで…文字通り画家となるまでの過程や数々の原体験を克明に読み取ることができる。まるでテキストによるひとつの大作を見るようだ...。
また「クレーの手紙」は13歳から死の直前にいたるまで家族にあてた手紙を中心に47年間にわたる書簡集であり膨大な量が集約されている。そこには当然のことながら彼の仕事や芸術に対する苦悩と喜びが、そして音楽、文学、交友関係についてなど、とりわけ「クレーの日記」以後、晩年の私的な生活を知り得る貴重な資料でもある。

今回は「クレーの日記」「クレーの手紙」の内容に触れるのが目的ではないので中身についてはスルーさせていただくが、クレーの息子が言うようにクレー自身が度を超した整理魔だったとしても、そして編集し後世の我々が読めるように努力をした息子の力があったとはいえ、そもそも現代の我々から見れば本人直筆の日記や手紙がよくぞこれだけ残っていたものだとまずは不思議に思うのではないだろうか...。
その理由は間違いなく日記や手紙の類が紙ベースの "物" として大切に保管されていたからに違いない。

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※大塚国際美術館にてパウル・クレーの作品コーナー部分


そうだとすれば、果たして現代の作家たちの残した手紙や日記がもしデジタルなら、残念ながら後世にこれだけ生々しく残りそして伝えることが可能だとは思えない...。
したがって例えば21世紀のクレーがいかに偉大だったとしても彼の偉業を後世に残したいとその息子が孤軍奮闘したとしてもそれは困難に違いない。

何故なら申し上げるまでもなく現実の「クレーの手紙」のように13歳から死の直前にいたるまでの電子メールが残っているとは到底思えない点があげられよう。

我々がそうであるように数十年の間には幾多パソコンの機種換えがあり、かつその記録メディアもフロッピーディスクやMO、ハードディスクやCD-RあるいはUSBメモリ、さらにクラウドなどと変わってきたし、その途中でパソコンだけでなくメディアの故障やトラブルに遭遇しなかったユーザーは珍しいのではないか。第一クラウドサービスだっていつまで続くか保証はない(笑)。

そうしたトラブルの際にそれまでのデータを失うことなど珍しいことではないことはほとんどの方が体験済みだ。これはCD-Rなどにバックアップを取っていたとしてもかなり神経質に取り扱わなければ数十年の間には読めなくなったりすることは十分想像できるから、21世紀のクレーもそれは当然同じに違いない。

そしてまた電子メールが妻はもとより息子や孫の手に渡り後世に語り継がれる…というのも現実味に欠ける。何故なら現代においてパソコンやスマホはそれぞれ個人の持ち物であるだけでなく息子や妻といった家族でさえもプライバシーの壁もあって扱うことは困難だ。例え親の iPhoneに残された多くのメッセージがあったとしても息子や家族にパスコードを知らせるとは思えない(笑)。ということは本人自身が生前にデータの整理は勿論、他者が扱える形にしてその存在を知らしめておくか、生きている内に出版するのでなければ世の中に公開するのは難しい…。
あっ、死人の指で指紋認証を解除する...ってのはナシにしての話しだけど(笑)。

さらに致命的なこととして電子メールなどをプリントアウトしたものだけではそれが本当に21世紀のクレーからの手紙なのかは第三者に分からないという現実がある。直筆による鑑定などできようもないからだ。
いや…そうした論議はもはや言い尽くされたものであり時代錯誤か。貴重なのは直筆であるかどうかではなくその内容であるはずだ…。という反論もあるに違いない。まさしくその通りだが、生身の人間が偉人や天才の功績を思うとき、そこには納得しうる "真実味" がなければならない。
真筆が残っていることの重要性は、それが活字になったとしても本物としての裏付けとなるからだ。

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※クレーの筆跡。前記「クレーの日記」より


Twitterで成りすましが可能なように、第三者があたかも21世紀のクレーとメールのやりとりをしていたようにでっち上げる可能性もあり得るだろう。したがって単に電子メールを集約し編集したところでどうにも信憑性に欠けるように思う。

ということで現代の天才たちの偉業が半世紀、1世紀後にリアルに残るかどうかは甚だ疑問であり難しいことのように思えるのだ。
とはいえ視点を変えれば、次の時代はテキストで何かを残すというより映像で自分たちの存在証明を記録していく時代なのだろうとは思うが、まあ…この話し…憂いは今更といった感があるだけでなく、私などが心配することではないということで…オチとしようか(笑)。



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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
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