防水高輝度LEDライト「T-Light」ファーストインプレッション

小物撮影時の補助照明ならびに停電や万が一の災害時などにも応用できるだろうとユニークなLEDライトを購入した。販売はサンワサプライだがパッケージにはTOPFIRE T-Lightとあり、パッケージはどこかAppleの製品を思わせるような作りだった。


この「T-Light」を気に入った第一の点はそのデザインだ。シンプルうんぬんは別にしても利用する場合の置き方が自在に考えられるからだ。

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※パッケージはどこかアップル製品みたいな作り...


本体はLEDライトおよび7800mAのバッテリー容量を持つ部分が厚さ約33mmほどの円筒形とそれを支えるコの字型のアームからなっている。なお筐体はアルミ製だ。

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※本体はアルミ製でデザインもシンプル


コの字型のアームに円筒形の直径部位左右が自由回転するように留められているというシンプルな作りだ。それだけに「T-Light」のセッティングならびに置き方は様々なやり方が考えられる。

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※様々な置き方が考えられる


ざっと記すなら、添え木などにぶら下げる、机上面などにアームを立てて置く、アームを寝かして置くなどが考えられるがその際にLED面をどの方向に回転させて固定するかで活用の仕方が変わってくる。さらにアームには三脚ネジに合う穴があるので文字通り三脚に取り付けて使うことも可能だ。勿論懐中電灯のように手に持って使うのもありだ。

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※ミニ三脚に取り付けた例


2つ目のポイントは明るさである。側面スイッチで明るさを70ルーメン、210ルーメン、420ルーメンそして720ルーメンの四段階に調節ができるがLEDの色温度は5000Kだという。ちなみにフル充電時の点灯持続時間だがそれぞれ30時間、10時間、5時間、3時間となっている。

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※LED面の拡大。中央のグリーンの光はステータスランプがスタンバイであることを示している


3つ目はIPX6の防水規格を取得している製品だということ。普段、この種の製品は室内で使うものだという先入観もあるが、雨天やアウトドアでも安心して使えるわけで、万一の災害時などには大いに役に立ちそうだ。
なお充電だが2A出力可能なACアダプタからで約10時間でフル充電ができパッテリー寿命も一般的なリチウム電池同様500回ほどの繰り返し充電ができるようだ。

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※70ルーメンの点灯例。均一な点灯が期待できる


電池残量もLED面中央にあるステータスLEDの色で「十分」「残量40%以下」「バッテリーがなくなった」が確認出来る。全体の重量も390gと持ち周りするのにも苦になる重さではないし最大輝度の720ルーメンでは直視が危険なほど明るい。
本体カラーはシルバーとブラックの2種類があるが、今回ご紹介したのはシルバーである。なお付属品は本体の他に充電用USBケーブル、三脚固定用ナット、そして取扱説明書(日本語)である。

ひとつあると何かと便利なLEDライトだと思う。





FileMaker 15プラットフォーム対応「FileMaker 関数・スクリプト ビギナーズガイド」発売

ファイルメーカー株式会社は9月27日、テキストブック「FileMaker 関数・スクリプト ビギナーズガイド」(FileMaker 15プラットフォーム対応)を発行したと発表。


書籍版は本日より公式オンラインストアFileMaker Storeや全国のFileMaker製品取扱店にて、1,800円(希望小売価格、税別)で購入できる。
ダウンロード版も本日より、iBooks Store(950円、税込)、およびFileMaker Store(900円、税別)で購入可能。

本書は、FileMaker プラットフォームを使用してカスタム Appを開発するユーザー向けのリファレンスガイド。スキルレベルが初級から中級の方を主な対象としている。この600ページを超えるテキストブックは、関数リファレンス編とスクリプトステップ編の二部で構成され、FileMaker Pro のオンラインヘルプをベースに、日本のビジネス現場を熟知したプロフェッショナルの FileMaker デベロッパーが内容を加筆・修正しているので、読者はわかりやすい解説を読みながら、実際の関数やスクリプトステップの使い方を学ぶことができる。

本書では、FileMaker 15プラットフォームの関数とスクリプトステップが全種類網羅されており、巻末には便利なエラーコード一覧を収録。初級編、中級編、上級編の3冊で構成されるトレーニング教材「FileMaker Master Book」と合わせて、いつでも手元において参照すると、学習効率および開発効率の向上に役立つ。

ファイルメーカー



Apple Watch Series 2 - ファーストインプレッション

9月7日のスペシャルイベントで発表され、同月16日から発売となったApple Watch Series 2 が予定よりかなり早く到着した。今回購入したのは38mmゴールドアルミニウムケースおよびコンクリートスポーツバンドの組合せである。早速そのファーストインプレッションを...。


これまで2つのApple Watchを楽しんできた。ひとつはアルミニウムケースのSportタイプともうひとつはApple WatchHermèsだ。
ちなみにスペシャルイベント以降、Series 1とSeries 2がアナウンスされているが、Series 1は私が持っている製品ではなく新しいデュアルコアプロセッサ(S1P)を搭載しているものだから、これまで販売されていたApple Watchは "オリジナルApple Watch" と呼ぶことにする。

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※同じスポーツタイプでもパッケージ構成が違ったため、サイズが大幅に変更になっている。右がSeries 2だ


ではなぜ38mmゴールドアルミニウムケースとコンクリートスポーツバンドの組合せなのか...だが、そんなに深い意図はない。アウトドア派ではないのでまずはNike+ は除外、無論Hermèsはひとつあればよいからこれまた除外、そしてEditionは当然論外となる(笑)。
そもそもSeries 2を買おうという気になったのはデュアルプロセッサ云々のことではなく、ひとつには50メートルまでの耐水性能がついたこと、二つ目に内蔵GPS、そしてApple Payに対応しているという点だ。

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※38mmゴールドアルミニウムケースとコンクリートスポーツバンド


さらに38mmと42mmの2種があるが、オリジナルのApple Watchで38mmの使い勝手を知ったので今回も38mmにした。ただしアルミニウムにしても同じカラーリングでは些か面白くないと考えゴールドアルミニウムケースにした。これならオリジナルApple Watch Sportsと間違えようがないし...。

実際にゴールドアルミニウムケースとコンクリートスポーツバンドのApple Watchを腕に着けてみたがゴールドといってもキンキラキンではなくかなり押さえた色合いなので照明によってはほとんど目立たない。意外と上品なカラーだと思う。

さて、前記したSeries 2で搭載された機能うんぬんの前に今回は外見について整理しておきたい。ここではオリジナルSportsとSeries 2 Sportsの比較ということで話しを進める。
まずサイズだが、両方共に38mm アルミニウム仕様であり本体の縦横サイズは変わっていない。この種のスペックデータはいくつかのサイトにアップされていたが一部で誤差とも思えない数値もあるので細かなことだが手元で計測した実際の数値を記しておきたい。

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※並べてみるとSeries 2の厚みが増しているのがわかる


なおサイズに関しては0.01mm単位で計測できるデジタルノギスおよびこちらも0.01g単位で量れるデジタル秤を使った。
ただし厚みは正確な意味におけるケースを計るのは難しいので、液晶面から背面のセンサー部突起まで全体の厚みを計った。ちなみにデジタルノギスもデジタル秤も工業用の製品ではないから誤差があり得るが、デジタル秤は事前に正確な重さが公表されている複数種硬貨の重さを計ったが計測値は合っていた。

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結局、縦横のサイズには変更がないものの、Apple Watch Series 2 Sport の厚みが0.86mmほど厚く、さらに重量は3.28gほど重くなっている。しかし実際に腕に着けてみると厚みも重さも全くといって良いほど気にならない。

もうひとつ実際に使ってみて嬉しいのはディスプレイの明るさだ。オリジナルApple Watch同様にRetinaディスプレイだが、その明るさは2倍になっているという。その恩恵は屋外の明るい場所で比較して見るとよくわかる。
オリジナルApple Watchは天気の良い屋外ではほとんど見えない場合もあるが、Apple Watch Series 2の場合は実用的な認識性を保っている。

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※薄日の差す屋外でディスプレイの差を比較。明らかにSeries 2(左)の方が明瞭だ


というわけで今回は外見、見栄えに拘ってご紹介したが、iOS 10と相俟って使い勝手も多々向上している。気になる点があったら別途ご報告したいと思っている。



ラテ飼育格闘日記(512)

一週間はオトーサンたちにとってそれこそあっと言う間に過ぎ去ってしまう時間だが、ラテはどのような感覚でとらえているのだろうか。それはよく分からないものの一週間前、1ヶ月前…いや数年前のこともよく覚えていると思われ驚かされることもある。その記憶…エピソード記憶の良し悪しで次の行動が変わるのは実に面白い。


前回(511)で、砂場の公園で会った子供たちのことをご紹介した。夏休みも終わり、学校が始まったからか夕方の公園にはしばしの間子供たちの黄色い声が響く。
そこにいけば、いつもというわけではないもののラテを知っている、ラテも好ましいと思っているであろう小学生女子たちに会えるかも知れないとオトーサンも意識的に足を向けるようにしている。

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※楽しいこと、あるといいなあ


というわけで雨も上がったからと夕方にその近くの公園へとラテのリードを引いた。近くまで来るとやはりというか、誰だかは分からないが子供たちの声が聞こえる。オトーサンはラテに刺激ができてよかったと思いながら公園に入ろうとしたら、あらら…ラテが嫌だという。

たまたまかと思い公園の外側を半回りすると別の入り口があるのでそこまではラテと付き合おうと散歩を続けたが、入り口にきても入りたくないと頑なな態度を示す。
ふと、気がついたがあれからも1,2度この公園に来たとき小学生女子たちはいなくて未就学児童に囲まれたことがあった。無論その時もラテは触られても大人しくしていたが尻尾が下がっていた。

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※この日は出会いがなくて少し錆びそうなラテ。オトーサンと一休み


想像するに「オトーサン、今日は疲れたから子供たちとは遊べないよ」と言っているように思えたので苦笑しながらも公園を後にした。
やはりラテ自身が好きな小学生女子たちに対する態度と未就学児童たちへの態度を思い出してみると明らかな違いがあることがわかる。

馴染みの小学生たちの場合、声をかけられたりあるいは近づかれたりすると尻尾を振るのは勿論だが、口を開けてどこか甘えるような笑顔で対峙する。そして子供が立っている場合は足や下がった手を舐めようとするし、もし子供がしゃがみ込んでくれた場合は間違いなくその口元や顔を舐めようとする。

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※公園に入ると「ラテちゃん!」と小学生の女子が駆けてくる。嬉しいことです


さらに、特にラテが好きな子供の場合は(大人でも)相手が立っていると大きな体をあずけるように両前足を上げて抱きつこうとするし、尻尾の振り方も激しくお尻ごとビュンビュンといった感じか(笑)。
この顔を舐めることはラテにとっては親愛を示す大切な行為のようで、相手がそれを許してくれるなら丁寧に舐めるし、もし子供が3人いる場合には順番にきちんと3人を1人ずつ舐める。その時のラテの目付きは大げさでなく慈愛に満ちている。そして1人だけを舐めるとか1人だけを無視するということはないのが凄いとオトーサンは常々感心している。

さらに初対面の子供の場合もこれに準じる。子供たちが友好的であれば一年も前から知ってる子供と変わらぬ親愛の情を示す。ただしそれは大好きな子供と出会ったときと比べれば緩慢な動きのようだ。

対して未就学児童、例えば三歳とか四歳といった幼児が「ワンワン!」といいながら近づいてくると尻尾を軽く振るが、特に歓迎の行動はとらないのが普通だ。

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※どうしたことか、ラテがオカーサンに抱っこを要求 :-)


表情も前記したような明らかに喜びの表情ではなく無表情でときに目を大きく見開くこともある。これは注視のサインだとオトーサンは考えているが、とはいっても唸るとか逃げようとするわけではない。ただしラテから幼児に歩み寄ったりすることはなく、顔を舐めようとすることもない。ただただなすがままに大人しくしている…どこか感情を押し殺して我慢しているようにも思える。

したがって分かりやすくいうなら、ラテは幼児と対峙すると気疲れするのではないか。尻尾が下がってしまうことが多いのもそれを表していると思うのだが。
これまた想像の域を出ないが、幼児はラテにとって敵ではないしそれが人間の赤ん坊だということは理解していると思うが、それこそどんな行動を起こすか分からない不安を持って接しているようだ。尻尾を引っ張ったり耳を引っ張ったり、あるいは体毛を引っ張ったりもする。時には怖いもの知らずだから頭や背をパンパンと叩く幼児もいる。

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※10日ほど前に会ったときには怖々手を出していた男の子が積極的になってきた


それとラテにとって小学生の子供と三歳、四歳の子供の1番の違いは、ラテから見て相手の気持ちが表情や行動、声などでわかるし、反対に犬好きな子供ならラテの表情を読み取ってくれるに違いない。要はコミュニケーションが取れるのだ。しかし幼児はラテにとって守らなければならない対象ではあっても喜びの対象ではないと思っているのではないか…。

子供たちの声と共に幼児の金切り声を聞きつつ、ラテはオトーサンの意に反して公園を離れていくのが可笑しかった。また来ようね、ラテ!




両差しタイプの MicroUSB端子はよく見極めて利用したい!

近年ガジェット類の小型化から充電やパソコンとの接続のためにMicroUSBタイプのコネクタを装備している製品が多くなっている。そしてコネクタにケーブルを接続するとき、その裏表を意識しなくても良いいわゆる両差しタイプの端子を持つケーブルも普及し出した...。しかし問題が!


ここの所、USB-Aタイプの端子およびMicroUSB端子を持つケーブルで両差しタイプの製品が増えてきた。両差しタイプというのは本来コネクタの形状から端子の差す向きが決まっているわけだが、それが裏表...すなわち両面どちらを向けても差し込むことができるタイプの製品だ。

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※左が標準タイプのMicroUSB端子、右が両差しタイプの端子


すなわち端子の向きを気にせずコネクタ端子を差し込むことができるので便利だという売りだ。いや、その点は確かに便利に違いないからこそこの両差しタイプのケーブルを私も一部で使ってきた。
しかしこの数週間で二つのガジェットのUSBコネクタが基板から外れ、壊れるというアクシデントを経験したが、その要因のひとつがこの両差しタイプのMicroUSB端子にある…というのが今回のテーマである。

まず最初に申し上げておきたいことはガジェットに使われているコネクタはともかくMicroUSBケーブルの端子は出来不出来が結構あるという事実だ。これまで多くのMicroUSBタイプのケーブルおよびガジェットを使ってきたが、精度や互換性に問題があるケースもままあったし、特に両差しタイプのMicroUSB端子にはそれが目立つ気がする。

数種の両差しタイプMicroUSB端子(オス)を特定のガジェットのコネクタに装着しようとするとスムーズにいかないことがある。本来両差しタイプは向きを気にせず使えることがメリットなはずだが、差し込むことができてもそれがかなりキツイ場合がある。そこで一般的なMicroUSBケーブルを使ってみるとスムーズに接続できる...。

今回ガジェットのMicroUSBコネクタが壊れたのはウェアブルカメラだったが、その撮影データ(動画)を消さないと次の撮影にメモリ容量が足りなくなる可能性があるからと朝夕使用の度にデータをパソコンに写し、カメラ側のデータを消すことを続けてきた。またパッテリーは内蔵リチウム電池なのでその充電も同じコネクタを使う。そしてこれまで8ヶ月ほどの間、何の問題もなかった…。

さて、使用頻度が高いものほど向きを気にせず接続できる両差しタイプのケーブルを使ってみようとわざわざ選んでみたが無論特に乱暴な使い方をした覚えはない。しかし前記したようにあらためて比較して見ると一般的なMicroUSBコネクタと比較して両差しタイプのMicroUSB端子は差し込みがキツイ場合が多く、ためにわずかにしても力を加えることになる。どうやらこれが今回コネクタが基板から外れた原因のようだ。なにしろこれで2度目なのだから...。無論2度とは別々の製品で起こった!

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※ウェアブルカメラのMicroUSBコネクタが基板から外れた(上)。写真下は同型製品の正常なコネクタ


最初はたまたまガジェット側の組み立てが柔かったのかと思った。そして超小型の基板にハンダ付けされている部品だからして柔なのはある程度は仕方がないと思ったりもするが壊れるのは困る。

これまでこうしたトラブルはなかったものの2度のMicroUSB端子が基板から外れた直接の原因を考えるとやはり装着時にどうしても力を入れざるを得ない両差しタイプのケーブルを使い始めてからなのだ。
繰り返すが決して雑に扱っているわけではないし両差しタイプのケーブルに気を遣いながら使うのならこれまでの一般的なMicroUSBの方が安全だという結論に達し、現在は特別なガジェット以外両差しタイプのMicroUSBは使わないことにした。

こうしたアクシデントや感想はあくまで私の環境下で起こったことだし個人的な体験ではあるが、両差しタイプのMicroUSB端子は数社のメーカーを比較してみても装着時にキツイと感じる場合があるのは確かだ。

したがって本来便利なはずのケーブルではあるが、使用時にはガジェットのMicroUSBコネクタとケーブル端子の相性や精度も含めてきちんと見極め、もし少しでもキツイと感じたら利用は止めた方がよいと思う。千数百円程度のケーブルが原因でガジェットが壊れては元も子もないし、接続が少しでもキツイ場合や接続しにくいケーブルは使わないようにしたいものだ…。



Apple、macOS Sierra 無料アップデートとして提供開始

Appleは9月21日、世界で最も先進的なデスクトップオペレーティングシステムの最新メジャーリリースとなるmacOS Sierraを、無料アップデートとして本日より提供することを発表した。macOS SierraにはSiriが搭載されるほか、iPhoneおよびiPadでお馴染みのインテリジェントかつ便利な機能と並んで、特にデスクトップ用として設計された、まったく新しい機能もMacで利用できるようになる。


ユニバーサルクリップボード、デスクトップと「書類」フォルダのファイルをiCloudに自動保存する機能、自動ロック解除、Apple Payのウェブ利用といった機能により、MacとほかのAppleデバイスの連係がいっそう向上する。また、写真アプリケーションには新機能の「メモリー」が追加され、お気に入りの写真やビデオのコレクションを自動的に作ることができる。

Macで利用できるSiriは、メッセージやメールを送信したり、書類を見つけたり、情報を探したり、フォトライブラリを検索したり、システム環境設定を調節したりと、様々な作業を手伝ってくれる。Siriの検索結果はドラッグ&ドロップで書類に追加したり、後から参照できるように通知センターの「今日」にピンで貼り付けておくことが可能。ユニバーサルクリップボードでは、あるAppleデバイス上のアプリケーションの内容をコピーして、別のAppleデバイス上の別のアプリケーションにペーストできる。デスクトップと「書類」フォルダのファイルをiCloudに自動で保存する機能では、iPhoneやiPadから、Macのデスクトップに置いたファイルにアクセスできる。そして、自動ロック解除では、認証済みのApple Watchを身に付けている時は、Macに自動的にログインできるようになる。

​macOS Sierraには以下のような優れた新機能も用意されている
 ●メッセージ:アプリケーション内でウェブリンクのプレビューやビデオクリップの再生、メッセージバブルに対してハートやサムズアップ(賛成や承認)などのTapbackを直接返信するなど、会話がより面白くなる。また、巨大な絵文字を使ってメッセージのインパクトを高めることができる。
 ●ウインドウのタブ機能:マルチウインドウに対応するMacアプリケーション全般(マップ、メール、Pages、Numbers、Keynote、テキストエディットをはじめ、サードパーティ製アプリケーションも含む)で有効になる。
 ●ピクチャ・イン・ピクチャ:SafariやiTunesのビデオウインドウを、デスクトップ上に表示できる。このウインドウは、サイズを変更したり、ドラッグで移動したり、画面の任意のコーナーにピンで固定したりすることで、別の作業を続けながらビデオを観ることができる。
 ●最適化されたストレージ:Mac本体の空き領域に余裕がなくなってきた時に、あまり使わないファイルをクラウドに保管したり、使わなくなったアプリケーションやファイルを削除するように利用者に促すことで、本体ストレージの空き容量を増やす。
 ●iTunesの中にあるApple Music:新しいミュージックを発見したり、独占配信から最新リリースを閲覧するのがこれまで以上に簡単になる。

Apple Press Info




「スティーブ・ジョブズ 無謀な男が新のリーダーになるまで」(上巻)読了の感想

待ちに待ったブレント・シュナイダーおよびリック・テッツェリ著「Becoming Steve Job」の訳本が出版された。日本語訳はお馴染みの井口耕二さんである。待ちきれずに英語の原著も開いていたが、やはり気軽に読めるのは翻訳者のおかげであり実にありがたい!感謝。


ということで本書は上下巻2冊で出版されているが、2冊はかなりのボリュームなので今回は上巻のみの感想をお届けしてみたい。
さて「Becoming Steve Job」の原著はウォルター・アイザックソンの公式伝記と同じサイズの1冊だが、日本語版は前記のとおり上下巻で出版されたものの訳本のタイトルが長すぎる(笑)。

繰り返すが原題は「Becoming Steve Job」といたってシンプルだが、日本語版は「スティーブ・ジョブズ 無謀な男が新のリーダーになるまで」と長い。本書だけではないが近年の翻訳本はタイトル/サブタイトルが長すぎる...。
この日本語版も例えば「真のスティーブ・ジョブズになるまで」程度で良いのではないか。事実下巻の帯には「こうして、彼は『スティーブ・ジョブズ』になった。」とあるではないか。

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※ブレント・シュナイダーおよびリック・テッツェリ著/井口耕二訳「Becoming Steve Job」日本経済新聞出版社刊の上下巻


さて、スティーブ・ジョブズという人間をより知りたいと思う場合にはご存じだと思うが公式伝記という存在がある。前記したウォルター・アイザックソン著だがジョブズが願った通りに描かれたかはともかく、とかく批判も多い1冊で、特にジョブズを知る人たちからは真のスティーブ・ジョブズが描けていないという声も多いという。

そうした背景もあるのか、本書にはジョブズの真の姿を描いてほしいということからジョブズ夫人のローリーンやティム・クック、ジョニー・アイブといったスティーブ・ジョブズに最も身近だった人たちのインタビューも含まれ、公式伝記にはない話し、これまでのスティーブ・ジョブズの印象とは少し違った面をも浮き彫りにしている点が評価されているようだ。

本書の中で語られるスティーブ・ジョブズは、これまで我々がイメージしてきた...イメージを植え付けられた感もあるが、感情にまかせて相手を罵倒することが多いというイメージとはかなり違ったジョブズがいる。
例えばジョブズの生涯のメンターの1人、レジス・マッケンナの証言によれば、マッケンナの社員が1度電話でスティーブ・ジョブズに口汚く罵られたことがあった。それを知ったマッケンナは「2度とやるな」とジョブズに注意したそうだが、次に来訪時にその部下のところまで行き、誤ったという。このようなジョブズは我々のイメージとはかなり違う...。

NeXTとピクサー時代にそれまで閃きの変人だったジョブズがビジョナリーおよびCEOに相応しい人間に変貌していったというのが本書のテーマのようだが、我々はなぜApple復帰後にあのような満塁ホームランを打てたのかに興味があるわけだが、本書のページをめくっていくと、ジョブズもジョブズなりに苦悩し、学ぼうと努力している様が伺える。
最高の製品を作りたい。そのためにはAクラスの人材だけを採用したい。そう考える中で妥協とか限界を簡単に口にする相手を許せなかったジョブズの姿が浮かんでくる。

というわけで期待を裏切らない著作だが、重箱の隅を突くつもりはないし、粗探しのつもりでもないもののやはりいくつかの点で気になる部分がある。ここでは上巻の2箇所についてご紹介しておくが、実際の記録という面ではいずれも蔑ろにしてはならない点だと思う。

まず最初は82ページにある「1,295ドルのアップルIIは、1977年4月に発売されるとすぐ大ヒット商品となる」という記述だ。
しかしApple II が "発売" されたのは4月ではなく6月だ。いちおう原書を確認してみると「the $1,295 Apple II was an immediate hit upon its April 1977 introduction.」とある。"introduction" は一般的に考えてもこの場合は「紹介」とか「発表」の意であり販売ではない。

事実Apple II は1977年4月16日〜17日に開催された第1回ウエストコースト・コンピュータ・フェア(WCCF)でお披露目されたのでありここは「1,295ドルのアップルIIは、1977年4月に発表されるとすぐ大ヒット商品となる」とすべきだろう。
さらにいうなら原著にもこの時の販売価格は1,295ドルと書かれているが、当時Apple自身がBYTE誌に掲載した広告によれば4K RAM仕様の価格は1,298ドルとなっている。

2つ目だが、ここの訳も誤解を生みやすいかも知れない。内容だが、同じく上巻の79ページに以下の文がある。

「法人となったアップルは (中略) スコッティとマークラが人を雇い、会社としての体裁を整えていく。最初の数ヶ月、スティーブは、自分が一番得意とすることに専念した。少人数を集めて、なにかすばらしいものを作るのだ。このとき作ったのはアップルII 〜パーソナルコンピュータというものを世に知らしめたマシンである。」

日本語版を素直に読めば、まずスティーブたちはマイク・マークラらの支援を受けて会社を法人化する(1977年1月3日)。2月に入りCEOとしてマイケル・スコットを迎えるが、体勢が整ったところでスティーブ・ジョブズは「なにか素晴らしいものを作りたい、作るんだと決心し」Apple II の開発を始めた...と受け取れよう。少なくとも私にはそう読めた。だとすればそのニュアンスはまったくの間違いだ。

そもそもマイク・マークラはガレージ時代のAppleに出向きウォズニアクの作ったApple 1やより素晴らしい機能を盛り込んだApple II のプロトタイプ(1976年8月頃には存在していたようだ)に感動してアップルに参画することになった。第一法人となった1月から「なにを作ろうか」と考えたのではその3ヶ月後のWCCFにApple II をお披露目するなど出来ようもない。

念のため原文を参照すると該当部分は " For the first few months, Steve kept doing what he knew how to do best: rally a small crew to produce something wonderful. " となっている。したがって和訳の「少人数を集めて、なにかすばらしいものを作るのだ。」と言い切った表現が分かりにくいのではないか。

ここは「最初の数ヶ月の間、スティーブは、自分が一番得意とすることに専念する。そして素晴らしい "ある物" を開発するために、少人数の仲間を集結した。このとき完成させたのがアップルII 〜パーソナルコンピュータというものを世に知らしめたマシンだった。」でいかがだろうか...。

結果のみに興味があるという方ならこんな些細なことはどうでも良いに違いない。しかしこうしたポイントを蔑ろにすればスティーブ・ジョブズというヒッピー同然の男がいかに苦悩しつつ、ウォズニアクを代表する周りの人間を鼓舞し、ときにおだて、ときに怒鳴り、ときに感動させながら前へと進んでいったのかという姿...過程が見えてこなくなる。

あまり内容に深入りしすぎるとネタバレだらけになるので遠慮するが、本書上巻はスティーブ・ジョブズの出生やAppleを起業した時代から始まり、Appleを去った後にNeXTを立ち上げ、ピクサーを買収、そして古巣で瀕死のAppleに復帰したところまでが描かれている。

その一通りを俯瞰するならApple時代はもとよりNeXT時代もスティーブ・ジョブズは世間知らずの自惚れ野郎でありクソ野郎だった。しかしピクサーを支援する中でこれまでには気づかなかった大切な物を感じ取っていったように思う。ともあれこれまでスティーブ・ジョブズを好きだった人も、嫌いだった人も是非読んでいただきたい1冊である。
下巻もただいま楽しみながら読んでいるが、読み終わったらまた感想などをご紹介したい。




Apple Watch Series 2

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Apple Watch Series 2は、2016年9月16日から発売となった。
写真は38mmゴールドアルミニウムケースとコンクリートスポーツバンド



ラテ飼育格闘日記(511)

ある日の夕方、天気もまずまずだったので近所の砂場の公園にラテと向かった。近くに行くと子供の声が聞こえるから、ラテの知り合いがいるといいなとオトーサンは期待してスロープを通って公園に入った。公園中央にはボール遊びをしていた数人の子供たちがいたが残念ながら知ってる子はいなかった…。


ちょっとがっかりしていると「ラテちゃん!」と公園端にある遊具の上から声がかかった。それが知り合いの小学生女子だったからラテは早くも尻尾を大きく振って喜びを表している。
駆けてきた女子はいつものようにラテの顔を両手で挟んだり抱きついたりしている。ラテも盛んに女子の顔を舐めていた。
それをみていた親子…若い母親と未就学児童の男の子がラテに近づいて来た。

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※ラテと仲良しの小学生女子と遊んでいる時(上)、母親の手を引いて近づいて来た男の子がいた(下)


どうやら男の子はラテに触りたいらしいがなかなか決断がつかず母親の手を引いて一緒に行こうと意思表示している。
近づいた親子にオトーサンが「お子さんは大丈夫ですが大人には吠えるかも知れません」というと母親は一歩下がり息子の背を押した。

最初はどうしても正面から手を出すのが怖いのか、後ろに回ってラテの尻尾やお尻を触ろうとする。まあ、ラテは子供に尻尾を引っ張られたくらいでは怒らないが母親は気を遣って「尻尾はダメよ」と注意する。しかし子供はなぜ尻尾がダメなのかがわからないだろうからして忠告の効き目がない(笑)。

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※男の子は尻尾を軽く掴んでご満悦(笑)


この日は馴染みの女子がラテと正面切って相手をしていたのでラテも余程のことが無い限り腰やお尻を触られても気にしなかったに違いない。
男の子は以前小型犬に吠えられてワンコに近づけなくなったそうだ。しかし知り合いのおねーちゃん(小学生)がラテと仲良くしているのを見てチャレンジしたくなったらしい。もともとはワンコを触りたかったようなのだ。

子供がラテを触っている姿を見て母親の方が喜んでいる。
「この子、はじめてワンコに触ったんですよ」とニコニコしている姿を見ていると飼い主冥利につきる。しかし人間と同じくワンコにもいろいろな性格のワンコがいるし、ラテにしても機嫌が悪いときもあるだろうから今回のチャレンジで味をしめたとしても通りがかりのワンコ全てに手を出しては危険かも知れない。

親バカでなく、ラテは子供に限って寛容なことはこの足掛け10年日々体験していることなので確信を持っている。なにしろ女子とラテとで一本のポッキーの両端を咥えて食べ始め、最後はチューをするというオトーサンもビビった遊びを繰り返したのだから…。

抱きつかれ、跨がられ、尻尾を引っ張られても唸ったり怒ったことは1度もない。しかし前記したようにラテにも気分というものがあるに違いないし理由はともあれ苦手な子供もいるかも知れないとオトーサンは細心の注意をしつつリードを最短に保持していた。

その翌日のこと、前日のことを覚えていたのかラテはまたまたその公園に足を向けた。
公園について遊具のあるあたりを眺めるが、馴染みの女子はいないようなので早々に別の所に行こうかとリードを引いた。そのときラテは遊具のある方向に向かって「アウ、ウアン、ワンワン」と乾いた吠え声をあげた。オトーサンがあらためて見ると昨日ラテに近づいて来た母子がこちらに気づいて歩いてくるところだった。ラテは昨日のことをしっかりと覚えていたらしい。

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※翌日のこと、同じ公園で昨日の親子に声をかけるラテ(笑)


男の子は相変わらずへっぴり腰ではあるが、昨日よりは積極的にラテに近づき頭や背中を触っている。
オトーサンは思わず母親に「おいくつなんですか」と聞いた。
男の子は3歳だというが、そのとき別の親子が近づいて来た。想像するにその親子に「僕はワンコを触ってるよ」とアピールしたかったのだろうか男の子はラテを触りながら「ワンワン!」と声を上げた。

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※3歳だという男の子は昨日より積極的にラテに触れていた


「あっ、喋った!」といったのは男の子のオカーサンだった。
3歳になるがあまり積極的に喋らないので少々心配しているというお話しだった。それが「ワンワン!」と人前で声をあげたので母親が驚き喜んだということらしい。
なんということもないシーンだが、初めてワンコに触って満足そうに喜ぶ子供の顔、そして母親が「うちの子が初めてワンコに触れた!」「ワンコに触りながら喋った!」と感激している姿を見ているとオトーサンも嬉しくなってくる。

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※周りにいた親子も参加し3人の子供たちに触られたラテは尻尾が下がってしまった(笑)


しばらくしてラテを見ると尻尾が下がっている。そろそろ去り時だと判断したオトーサンは「さあ、ラテ帰ろうか」と声をかけた後、母親たちに「ご覧のように尻尾がさがってますが、小さいお子さんの場合はワンコも気遣いが違うようなんですよ」と笑いながら説明した。
「ありがとうございました。またね…」とラテのリードを引き、踵を返した途端にひとりの母親が「あっ尻尾があがった。ほんとだ」と感嘆の声をあげた(笑)。
ラテ、お疲れ様でした!!




iPhone 7 ローズゴールド

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2016年9月8日、iPhone 7はiPhone7 Plusと共に発表された。このiPhoneにはiOS 10が搭載され、新しい先進のカメラシステム、より多くのパワーとパフォーマンスを実現しながらもiPhone史上最長のバッテリー駆動時間、没入感を生み出すステレオスピーカー、そしてiPhoneで初めての耐水・防塵性を備えている。
iPhone 7とiPhone 7 Plusはシルバー、ゴールド、ローズゴールドそして新しいブラックフィニッシュが32GB、128GB、256GBのモデルに用意され、新しいジェットブラック仕上げは128GBと256GBのモデルだけに用意された。
iPhone 7とiPhone 7 Plus共に9月16日(金)から世界25カ国以上で販売された。

安価なクリップ型3DグラスとiPhoneで3Dムーピーを撮ってみた

VRグラス ヘッドマウント『VR SHINECON』を手にして」で暫くぶりに3D映像に接したが、結局は出来合のコンテンツより自分で3D動画、すなわちサイドバイサイドの3D動画を作ってみたいと思ったものの簡易的なコンバータソフトで2D映像を変換しただけでは効果は希薄なのでまずは安価なスマホ用3Dレンズを入手して実験を始めた。


手にしたのは「Ashbringer 携帯電話3Dレンズ」と「ELECOM 3D撮影レンズ for iPhone」いう製品だが、価格はELECOM製が約倍ほどする。ただしそれでも3,000円だ(笑)。
したがって大きな期待は望めないものの愛用のiPhone 6s Plusに取り付けて3D動画を撮り、3Dグラスで確認や工夫を試みている。当該アーティクルはそのファーストインプレッションである。

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※「Ashbringer 携帯電話3Dレンズ」(右)と「ELECOM 3D撮影レンズ for iPhone」(左)


本格的なサイドバイサイド3D映像を撮るにはカメラ自体が3D対応のものなど相応の機材がいる。ただし前にはFUJIFILM 3Dデジタルカメラ FinePix REAL 3D W1を買ったこともあるものの個人的に満足できなかったし出来ることならもっと手軽により効果的なコンテンツを撮りたいと考えてきた。

今回手に入れたスマホ用3Dレンズはそうした目的には一番合致したアイテムのように思えた。事実ペンタックスのデジタル一眼レフ *istDシリース用に同種の製品もあるが、スマホ用を調べて見ると同じようなものは複数あるもののどれもOEM製品みたいでどれが良品なのかは手にしてみなければわからない。ということで前記したように2種類をAmazonへ注文した次第..。

仕組み的にはこれでなかなかの効果が生まれることは間違いないはずだ。左右両眼の視差を生み出すため相応に離れた位置に左右別々の鏡を置き、その左右映像を同時にiPhoneカメラで撮影するという仕組みだ。単純だが最低限の精度があればそこそこの3D動画が撮れるはずだし、それを3Dグラスで見れば立体動画が楽しめるという理屈である。

届いた3Dレンズのうち最初に「Ashbringer 携帯電話3Dレンズ」を iPhone 6s Plusにセットして3D動画を撮ってみようとしたが、まずはがっかりした...。
光学精度は期待していなかったが、最初に戸惑ったのは「Ashbringer 携帯電話3Dレンズ」両眼からの映像を左右1つにまとめる境界、すなわち2枚の鏡が90度の角度で合わさっている部分に何の工夫もなされていないため、その鏡の合わせ目の厚みがケラレとして映像にかなり幅を利かしてしまうことだった。

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※「Ashbringer 携帯電話3Dレンズ」(上)の出来は雑で3D動画の中央にケラレの幅が目立ってしまう(下)


つぎに難しいのは iPhone 6s Plusのカメラレンズへ理想的な位置として挟み込むことだ。これがラフだと動画はどうにもならない。

対して「ELECOM 3D撮影レンズ for iPhone」の方は仕組みは同じでiPhoneへのセット位置は正確にやる必要があるが、鏡の厚みが「Ashbringer 携帯電話3Dレンズ」と比べてかなり薄く動画の左右境界にできるケラレの幅が狭いため実際の3D動画作りは「ELECOM 3D撮影レンズ for iPhone」を使うことにした。

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※iPhone 6s Plusに「ELECOM 3D撮影レンズ for iPhone」をセットした例(上)と3D動画撮影画面例(下)。こちらはケラレの幅はかなり狭い


しかし左右の良位置で撮った3D映像は意外なことに3Dグラスで観ればケラレの存在もあまり気にならないこともわかった。そして撮影したシーンによっては確かに3Dの効果は十分に確認でき、なかなか面白い…。

結論めくが、この「3D mini Lens」でビジネス向けのコンテンツ制作は望めないが、適切なVRグラスとの組合せで安価で手軽な3D映像を楽しんだり3D映像の理屈や要点を学ぶ初歩的な教育用ツールとしては面白いと思う…。ちなみに今回3D動画を立体視するVRグラスは冒頭に記した「VR SHINECON」ではなくもっと簡素で安価な「Baseus Virtual 3D Glasses」という折り畳み式の製品を使った。

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※折り畳み式の「Baseus Virtual 3D Glasses」


VRグラスに取り付けるiPhoneの位置調整やiPhone内の動画コンテンツの再生といったコントロールもVRグラスに完全な覆いがないため、いちいちカバーを開けて...といった面倒もなくとても扱い易い。
無論両眼位置の調整や上下ならびに前後の調整も可能なわけで、実用上はこれで十分だった。

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※「Baseus Virtual 3D Glasses」にiPhone 6s Plusをセット


まあ「ELECOM 3D撮影レンズ for iPhone」にしてもラフな作りの3DレンズだからしてiPhoneへのセットアップには十分気を遣うべきだが、立体的な映像を求めるなら撮影する対象も考える必要がある。何の変哲もない風景では立体感はあまり望めない。手前にも木があったり建物の端をフレームに入れるなど前後奥行き感のあるシーンを撮影しなければ効果は半減する。
他人事でなく、これらの簡易3Dセットでこれから様々なシーンを撮影してみようと思っている。さてご覧に入れることができるようなものが撮れるだろうか...(笑)。





MoneytreeのiMessageアプリケーション「ワリカン」登場!

マネーツリー株式会社は9月15日、iOS 10のリリースに伴い、MoneytreeのiMessageアプリケーション「ワリカン」をリリースしたと発表。


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Moneytreeの「ワリカン」を使うと、自動的に請求額を分けて、グループチャットでシェアできる。Moneytreeのチャーミングなステッカーを使ってシェアしたら、Moneytreeのダウンロードだけで、アカウントの登録なしに利用できる。必要なのは、iOS 10とMoneytreeの最新版だけ。今すぐダウンロードして、iMessageアプリケーションの管理設定で、「ワリカン」をオンにしよう。

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MacBook12インチのUSB-Cポートに接続可能な「USB-C Multiport Adapter」リリース

株式会社MJSOFTは、米moshiブランドの新商品、MacBook 12インチのUSB-Cポートに接続可能な「moshi USB-C Multiport Adapter」をリリースしたと発表。


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moshi USB-C Multiport Adapterは、アルミニウムユニボディデザインで、MacBookにクールにフィットする。さらに、moshiオリジナル設計のSmart LED 充電インジケーターを搭載し、MacBookの充電状況がわかる。

《特徴》
・外部モニターやテレビに USB-C または Thunderbolt 3 ラップトップを接続
・1080p (60 Hz) および 4K (30 Hz) 解像度の HDMI 出力。HDCP 対応
・データ転送:最高 5 Gbps の伝送速度で USB 3.1 (Gen 1) をサポート
・電源:60 W (20 V/3 A) までのラップトップ高速充電をサポート
・Smart LED 充電インジケーター搭載
・マルチチャンネル対応機器でマルチチャンネルデジタル音声出力をサポート
・耐久性を高めた応力緩和機能が付いたユニボディアルミニウム製筐体
・携帯性を向上した折りたたみ式ケーブルデザイン

《仕様》
・ポート:USB-C, HDMI, USB(Aコネクタメス)
・対応転送レート:最高 5 Gbps の伝送速度で USB 3.1 (Gen 1) をサポート
・対応電源:60 W (20 V/3 A) までの高速充電をサポート
・サイズ:10.1 x 5.4 x 1.6 cm

想定販売価格は8,500円(税別)。発売日は2016年9月21日、Satin Gold/ Golden Roseは10月〜11月出荷開始予定。

商品詳細




Swift Playgrounds、App Storeで提供開始

Apple Japanは9月14日、誰でも楽しく簡単にプログラムの記述方法を学べる、iPad向けの新しい革新的なアプリケーション、Swift Playgrounds(スウィフト・プレイグラウンド)がApp Storeで提供開始となったと発表。


Swift Playgroundsは、インタラクティブなインターフェイスを通じて本物のプログラミングのコンセプトを紹介し、生徒やプログラミング初心者でもSwiftを楽しく学べるように導くことができる。SwiftはAppleが開発した簡単に学べるプログラミング言語で、プロフェッショナルなデベロッパが最高水準のアプリケーションを作成する際に、実際に使われている。

Swift Playgroundsアプリケーションは、これまでにプログラミングの経験のない生徒が、プログラミングの主要な概念を探求するのに親しみやすく、すでにプログラミングを学んでいる生徒にもSwiftを使って実験したり彼らのクリエイティビティを表現したりすることができるパワフルさも持ち合わせている。

Swift Playgroundsは本日からApp Storeで無料で提供される。Swift Playgroundsは、iOS 10以降を搭載したすべてのiPad AirとiPad Proモデル、そしてiPad mini 2以降で利用することができる。

Apple Press Info



落下しづらいハンドルを背面に搭載したiPhone 7対応「Finger Grip」ケース発売

フォーカルポイント株式会社は9月13日、Appleより発表された最新のiPhone 7に対応する、片手であそぶスマホゲームのプレイでも落下しづらいハンドルを搭載したTUNEWEARの「Finger Grip for iPhone 7」を全国の家電量販店および雑貨店舗などを通じて発売すると発表。同社の運営するオンラインストアでも本日より予約受付を開始。


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【Finger Grip ハンドル付きケース for iPhone 7】
Finger Grip ハンドル付きケース for iPhone 7は、iPhone 7が持ちやすくなるハンドルを背面に搭載した、カードホルダー付きのPUレザー製保護ケース。ハンドルに指を通すことで、片手であそぶスマホゲームでも安定してプレイできる。

[製品の主な特徴]
・iPhoneが持ちやすくなるハンドル搭載
 ケースの背面にiPhoneを片手で持ちやすくするための収納式のハンドルを搭載。指を通すことで、力を使うことなく本体を持つことができる。左右どちらの手でも使いやすいように、ハンドルは中央に配置した。

・片手であそぶスマホゲームに最適
 iPhoneのスマホゲームを片手でプレイしていると不安定になり本体が落下する危険性があるが、背面の収納式ハンドルは、そうした際にも安定感が得られるようにデザインされている。

・優しく包み込む上質なPUレザー素材
 iPhoneを優しく包み込んで保護する上質なPUレザー素材を採用。一般的なケースのようにスナップ式で装着するので、簡単に着脱が可能。

・便利なカードホルダー
 背面にクレジットカードなどを1枚収納できるカードホルダーを搭載。市販の磁気干渉防止シートと組み合わせることで、ケースのままICカードでタッチ決済などを行うことができる。

・背面ハンドルを使ったスタンド機能
 ハンドルはキックスタンド機能も兼ね備えています。iPhoneを横向きに置くことができ、卓上で動画を視聴するときなどに便利。

定価はオープンプライス。オンライン直販価格は各2,980円(税別)。発売は9月下旬より順次発売予定。

製品ページ




インスタグラム、特定のキーワードを自動的に非表示にするコメントツールを発表

インスタグラムは 9月12日(米国時間)、インスタグラムを利用者にとって安全な場として保つための新たな試みとして、特定のキーワードを指定し、それらが含まれるコメントを自動的に非表示にする新しいコメントツールを発表した。


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この機能は、すべての利用者がプロフィール画面から設定することができる。不快である・不適切であると感じるキーワードを登録しておくと、その言葉を含むコメントは、あなたの投稿に対するコメント欄には表示されなくなる。インスタグラムが提供するデフォルトのキーワードリストは、現時点では英語のみの展開。また、自分で単語を登録できるカスタムキーワードは、単語の間にスペースがある英語などの言語に対応している。近い将来、日本語や韓国語などの言語にも対応していく予定だという。

インスタグラム 日本語版公式アカウント(日本語)




Apple Watchスポーツバンドの掃除は超音波洗浄機が効果的

Apple Watchは毎日腕につけているからこそ意味があるガジェットだが、だからこそバンドは汚れる...。軽い汚れなら拭き取るだけでほぼ綺麗になるだろうが、小穴やラグ部位などにこびりついた汚れを取るのは厄介だ。それにスポーツバンドならいざ知らずウーブンナイロンのバンドやミラネーゼループ、リンクブレスレットなど細部に入り込んだ汚れの掃除は難しい。


一般的な汚れに対するメンテナンスはバンドをApple Watchから外し、台所洗剤を1,2滴たらした水に浸し拭うことで済むに違いない。革製のバンドは論外だが…(笑)。しかし小穴やラグ部位などにへばりついた汚れを綺麗に取り去ることは意外と難しいし面倒だ。細い治具などで掻き出すのもよいが、下手をすれば傷を付けてしまう。

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※2ヶ月ほど使い続けたWatchスポーツバンドのホワイト。見るからに汚れている ^^;


それでもスポーツバンドならやりやすいが、細いナイロンを織り込んだウーブンナイロン製のバンドやステンレススチールメッシュを織り込んだミラネーゼループの汚れを除くのは手作業だけでは無理だ...。
特にウーブンナイロンのような編み込みのバンドは目視可能な汚れだけでなく汗などの付着を放置していると編み込みの奥まで雑菌まみれになる可能性もある。

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※ウーブンナイロン製やステンレス製のミラネーゼループバンドなどの汚れは簡単に取れない


そこでお勧めはメガネなどの洗浄に使う超音波洗浄機である。いまでは数千円で買える安価な製品もあるので1台備えておくとなにかと便利だと思う。
この超音波洗浄機は文字通り20~50kHz程度の超音波を用いて洗浄する器具だ。
超音波洗浄機に水を入れ、付属のカゴに洗浄するアイテムを入れて水に沈ませ、台所洗剤を1,2滴たらす。洗剤をたらすのは汚れ取りというより水の表面張力を打ち消すためだという。

一般的な家庭用製品は電源コードをコンセントにつなぎ、本体のスイッチを入れれば規定時間動作してから自動的に電源が切れるものがほとんどだ。
ともかくこの超音波洗浄機の実力は普段メガネの洗浄で明白なのでApple Watchのスポーツバンドやウーブンナイロンバンドにも効果を期待し試してみた。

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※ウーブンナイロンバンドを超音波洗浄機で洗浄中(撮影の為に蓋を外してある)


さて洗浄が終わり電源が切れたらバンドをカゴごと取り出し、十分に水で流し洗いする。そしてタオルやキッチンペーパーなどに包んで水気を取り十分な陰干しをすればOKだ。
もし頑固な汚れが残っているようなら再度洗浄するのもよいし湿らせた布などで拭けばすぐに取れるだろう。しかし多くは超音波洗浄機の1度の洗浄で綺麗になっているに違いない。そして超音波洗浄機の容器に残っている水に浮いている汚れを確認すればどれほど汚れていたかも分かるだろう。

陰干ししたバンドは傷はともかく金属部分もピカピカになっているし確かに綺麗になっている。特に夏場は普段でも汗をかくしそれだけApple Watchのバンドも汚れる理屈である。それだけに超音波洗浄機はありがたい存在だ。
小さな部分的な汚れは即拭き取れば良いが、1ヶ月に1度程度はこの超音波洗浄機でバンド全体のクリーニングをお勧めしたい。

ラテ飼育格闘日記(510)

まだまだ蒸し暑い日が続くが、季節の移り変わりをラテも敏感に感じているのだろうか。先日の雨の日は夕方の散歩としては最短記録の3分で戻ってしまったが、その一週間後には久しぶりに片道40分ほどもかかる馴染みだった公園に足を向けた。やはり帰り道はオトーサンの思うように歩かず苦労したが、そもそもかなりの距離を歩かなければならないことを知っているわけだからその意欲は買うことにしよう…。


夕方の散歩をしていると日が短くなったことを実感する。ラテがもたもたしていると日没となってしまう場合も多くなった。それでも先日は雨の予報もなかったしオトーサンの体力はともかく気力はまずまずだったからラテがリードを引くままに40分ほど歩いて久しぶりの広い公園にたどり着いた。

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※ちょっと夏バテ気味だけど元気です!


オトーサンはラテの決心を確かめるため、途中2回ほどUターンして戻るポーズをとってみたが、ラテはがんとして直進する姿勢を見せたのでそれでは久しぶりに広い公園に行ってみようと覚悟した。
湿度は高いが気温はさすがにピークを越えたのか風が吹けば多少は心地よい。ラテは意外といっては変だがオトーサンにアイコンタクトしながらスタスタと歩く。

公園に着いた頃には夕焼けがピークで木々の下を通るときには少し暗い感じになっていた。
久しぶりということもあるし、いつもより30分以上遅く到着したからもしかしたら馴染みのワンコやその飼い主さんと出会えるかも知れないと期待したが、広い公園のどこにもワンコの姿はなかった。それでも奥のベンチには一昨年だったか愛犬を亡くされた年配の男性を目にしたのでラテと近づいた…。

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※興が乗ればオトーサンと一緒に駆けもする


「ラテ、久しぶりだなあ」と手を出してくれたが、ラテはよく知っている方なので吠えもせずリラックスしている。「最近はこの公園もめっきりイヌの姿を見なくなった」といいつつ共通の知り合いのワンコたちの近況をお話ししている中で鈴木医院で飼われていたジャーマンシェパードのサラちゃんが2月に亡くなっていたことを知った。
ひととき亡くなったワンコたちの思い出話をし、薄暗くなった公園を後にした。ラテはまだまだ居残りたい様子だったが、少しでも懐中電灯に頼らず歩けるうちに戻りたいからとラテを引っ張りながら帰路を急いだ。

いつものことだが「行きはよいよい帰りは怖い」ではないが、来るときには期待があるからなのだろうスムーズに歩いたのに帰りは重しがついたように遅い(笑)。
オトーサンの膝や足首も時々痛みを感じるし、ラテも相応に疲れたに違いないが歩かなければ帰れない。ラテを鼓舞しながら進むがすでに懐中電灯が必要な場所が多くなっている。

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※馴染みの女の子と挨拶を交わす(笑)


途中座り込みがちなラテを引きつつ店舗橫に設置されている自動販売機の前に来るとラテの歩みがピタッと止まる。勿論水を飲みたいというサインだ。オトーサンも些か喉が渇いたのでペットボトルの水を買ってオトーサンが1/3ほど飲んだ後にラテにボトルの口を差し出す。やはり冷たい水は美味しいのだろう、喉を鳴らすように飲みときおりむせて「ゲフッ」とやったりする(笑)。

水を飲み終わったら休憩時間をとらずに歩みを再開する。一休みする場所はすでに決まっているからだ。本来なら暗くもなってきたしノンストップで進みたいところだが、オトーサンだけでなくラテも疲れたはずだ。数メートル先にはラテお気に入りの四角いベンチがあったので5分ほど休憩しようと近づいた。
ラテは心得たものでベンチに飛び乗り早速その上で腹ばいになった。

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※辺りは暗くなってきたがラテと一休み


やはりラテも10歳を過ぎるころから歩きのスピードも遅くなった。幸い興が乗ればオトーサンと一緒に走ったりもする。そして何よりもオカーサンに対する気遣いが日増しに強くなっているように思える。
リードを持ったオトーサンと歩いている時、オカーサンが何かにカメラを向けたりと遅くなると必ずそちらに向きを変え座り込んで待つのだ。そしてオトーサンの方に振り向き「ちょっと待ってあげようね。いいでしょう?」とでも言うように笑顔を見せる。

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※遅れたオカーサンを待つ


親バカと承知の上だが、我が娘は推定6ヶ月でオトーサンたちの家族となったが、幼犬時代より現在の方がその表情は明るく可愛いのだ(笑)。確かにマズルは白くなったし体毛も幼犬時代と比較すれば多少薄くなったような気がするが、幸いなことに足腰にはまだまだ問題はないようだし好奇心は衰えを見せない。

あと何年オトーサンたちと元気に散歩できるか分からないが、そう考えるとなかなかいうことを聞かないこの娘がより愛しくなってくる。
思わず日が落ちたベンチの上でラテを羽交い締めするように抱き寄せると、迷惑そうな目で睨まれた(笑)。



1979年Apple社カセットテープ版 BASICプログラム「Color Demosoft」

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Apple II 黎明期の外部記録メディアはカセットテープを使うのが一般的だった。これは1979年Appleが供給したBASICプログラムで片面は「Color Demosoft」、もう一方は「Little Brick Out」というブロック崩しのゲームが収録されていた。なお「Color Demosoft」にはApple II で使えるカラーのリストの他、KALEIDOSCOPE という万華鏡のアニメーションが入っている。

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※KALEIDOSCOPEの一画面例


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※ブロック崩し



マルチラインのテキストボックスアニメーション制作を簡単に実現する「MonkeyBars」

株式会社フラッシュバックジャパンは9月9日(金)、マルチラインのテキストボックスアニメーション制作を実現する After Effects用のスクリプト「MonkeyBars」の販売を開始致したと発表。


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MonkeyBars は、マルチラインのテキストボックスアニメーションを簡単に実現する After Effects用のスクリプト。
Ebberts + Zucker のスクリプト、TypeMonkey 同様にテキストボックスに任意の文字をタイプして、Do It! をクリック。これだけでテキストボックスアニメーションが完成する。
調整可能なパラメーターは、テキストとボックスのサイズやカラーをはじめ、ボックスのレイアウトやアライメント、トランジションやイーズまで多岐に渡る。また、チェックボックスオプションでモーションブラーの有無とテキストのステンシル化機能を実装するため、テロップ制作やモーションタイポグラフィーなど、様々な場面で活用することができる。

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 ■ MonkeyBars 製品仕様
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 ・製品名  :MonkeyBars
 ・製品ヨミ :モンキーバー
 ・効果   :テキストアニメーション
 ・製品紹介 :http://www.flashbackj.com/aescripts/monkeybars/

 ・動作環境  : 対応アプリケーション
        Adobe After Effects CC / CC2014 / CC2015 / CC2015.3

         対応 OS/ハードウェア
        対応アプリケーションが動作する環境

 ・販売価格 :通常版 8,420 円(税込)
        9月20日までのリリース記念価格 6,480 円(税込)

 ・販売形態 :ダウンロード
 ・開発元  :Ebberts + Zucker / aescripts + aeplugins
 ・販売元  :(株)フラッシュバックジャパン



FGP明治教科書明朝&ミライゴシックを使ってみた

4月にフリーフォント「ORADANO明朝フォント」をご紹介したが、今回は有料フォントだが明治期の教科書活字をもとに基本に忠実にレタリングし明治教科書明朝を現代流にアレンジし蘇らせたフォント「FGP明治教科書明朝&ミライゴシック」を買ってみた。新字を旧漢字へ置き換えることもできる...。


Adobe Cleative Cloudを使っているので魅力的な日本語フォントには事欠かない。しかし今回のような特殊なフォントはいまのところCleative Cloudには収録されていないからと購入してみた。

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※FGP明治教科書明朝&ミライゴシックのパッケージ


「FGP明治教科書明朝」はその名の通り、明治時代の教科書に使われた明朝日本語フォントを基にしている。そのフォントは普通に考えれば読みやすくバランスの取れたものだと思いがちだが、実際に現代の視点から見るとかなり癖がある活字のようだ。無論それが時代を感じさせ魅力に思えるのだが...。

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※パッケージにはインストールガイドとCD-ROM 1枚が同梱


さらに実際に変体仮名が混在している教科書に至っては解読不能な文字も多くなじみのない仮名も使用されているという。 「FGP明治教科書明朝」は、そんな明治期の教科書活字をもとに基本に忠実にレタリングし、かつ現代流にデザインして蘇らせたフォントだという。

また拡大して見ると明白だが、一般的なフォントがシャープに鋭角的な作りであるのに対し当該フォントは適度な墨溜(すみだまり)処理がされ全ての角が丸く柔らかく処理されている。為に微妙に滲んだような...明治時代の活版で刷ったインクのような雰囲気を演出してくれるのも特長だ。

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※上が一般的なシャープな明朝フォント例。下はFGP明治教科書明朝だが墨溜まりは全ての角が丸く柔らかく処理されている


ちなみに “墨溜まり” とは、毛筆や明朝体フォントにおいて起筆および終筆部分などに見られる、線が太くて墨が溜ったようになっている部分を指す。

実際にPhotoshop等のグラフィック系アプリで試してみたが、一般的なフォントでは望めないオールド感およびそのクオリティの高さは得がたいものだと思える。そして新字で入力したテキストを旧漢字で表示させることができるのも素晴らしい!

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※新字(右)と旧字に変換した例(左)【クリックで拡大】


なお認識性に優れ、映像の字幕などにも最適な「FGPミライゴシック」フォントも同梱されていた。「FGPミライゴシック」は未来をイメージして作られ斬新なデザインでかつレトロな雰囲気を持つJIS漢字第二水準収録のTTFフォントパックだ。仮名は独自のオリジナル意匠で右肩上がりのイタリック体との3書体がセットになっている。

私は本フォントパッケージをジャストシステムのユーザー優待販売で購入したが、対応OSはMac OS X 10.6~10.10以降の日本語版、WindowsはXP / Vista / 7 / 8 / 10日本語版をサポートしているという。
パッケージにはCD-ROM1枚とインストールガイドが同梱されていた。

Just my shop

Apple Pay、iPhone 7と共に日本に登場

Appleは9月8日、iPhone 7、iPhone 7 PlusそしてApple Watch Series 2の登場により、10月から日本のユーザーにApple Payを提供開始することを発表した。Apple Payは簡単に、クイックに、そして安心、安全に毎日の様々な支払いに利用することができる。


JR東日本のSuicaを通勤・通学や毎日の買い物に利用したり、クレジットカードやプリペイドカードを使って店舗やアプリケーション内、ウェブサイトで、個人情報を保護しながら、タッチ一つで便利に支払いが行えるようになる。また、iOS 10ではマップが日本国内の交通機関情報に対応するようになるため、運賃の内訳を含む乗車の詳細を簡単に調べられるようになるほか、Suicaの運賃が自動的にデバイスに表示されるようになり、交通機関を使った移動がこれまで以上にスムーズでシンプルになる。

Apple PayはSuicaが使えるところならどこでも利用できるので、毎日のちょっとした買い物を素早く済ませたり、Suicaカードや定期券を購入したりチャージすることも、すべてiPhoneで行うことができる。日本の主要な金融機関やカードブランドもApple Payに対応するため、日本国内で多くの大規模店舗や地元の商店、レストラン、そしてお気に入りのオンラインショップでの支払いにApple Payを利用することができる。

Apple Press Info



Apple Watch Hermèsに新しいスタイルとカラーが登場

AppleとHermèsは9月8日、Apple Watch Hermèsに新しいスタイルを追加したほか、バンドのラインナップを拡大した。これにより、Hermèsの特徴的なカラーパレットを取り入れたバンドだけでなく、大胆な新色を楽しむことができるようになる。


また新しいコレクションでは、Apple Watch Series 2と、Hermèsの特徴的なスタイルである手作りの精巧なレザーバンドとの完璧な組み合わせが実現。これは両社の共有する、究極の美しさ、そして実用性への大きな志を原動力にしたデザインプロセスによるもの。また、クリッパー、ケープコッド、エスパスというHermèsのアイコニックなモデルにインスパイアされた限定デザインの文字盤も楽しむことが出来る。Apple Watch Hermèsは巧みで洗練されたシンプルさと機能性を体現した、現代生活のための究極のツール。

Apple Press Info



AppleとNike、ランニングの完璧なパートナーとなるApple Watch Nike+を発表

AppleとNikiは9月8日、長期にわたって築き上げたパートナーシップの最新の成果となる、Apple Watch Nike+を発表した。専用のNike Sport BandとApple Watch Series 2を組み合わせたApple Watch Nike+は、ランニングを楽しむすべての人にぴったりの究極のツール。


GPS、2倍明るいディスプレイ、50メートルの耐水性能、パワフルなデュアルコアプロセッサ、そしてwatchOS 3を搭載したApple Watch Nike+には、専用のSiriコマンドやNikeの象徴的な文字盤が組み込まれており、新しいNike+ Run Clubアプリケーションと密接に統合されている。ランナーごとに異なるスケジュールや進捗に合わせてプランを調整したり、世界のトップレベルのコーチやアスリートからのガイダンスを受けたりでき、最高のモチベーションをキープできる。Apple Watch Nike+は、ランニング初心者からマラソンのベテランまで、ランニングへの情熱を持つ方の究極のパートナー。

Apple Press Info



Apple、AirPodsによってワイヤレスヘッドフォンを再発明

Appleは9月8日、音楽を聴いたり、電話をかけたり、テレビ番組や映画を楽しんだり、ゲームをプレイしたり、Siriとやり取りしたりする方法を高度なテクノロジーによって再発明し、これまで不可能だったワイヤレスオーディオ体験を実現する、革新的な新しいワイヤレスヘッドフォン、AirPods(エアポッズ)を発表した。


AirPodsは、ワイヤレスヘッドフォンに必要だった様々な設定の手間を解消する。革新的な充電ケースの蓋を開けて1回タップするだけで、設定が瞬時に完了し、お使いのiPhoneとApple Watchで使える準備が整う。高度なセンサーが、ユーザがいま音楽を聴いている状態であるかを検知し、自動的に音楽を再生したり一時停止したりする。Siriを使う時にも、AirPodsならダブルタップするだけで、お気に入りのパーソナルアシスタントにアクセスできる。この革新的な体験を可能にしているのが、超低電力の新しいAppleのW1チップです。W1チップによって、AirPodsはまったくのワイヤレス設計でありながら、高品質なオーディオ、業界をリードするバッテリー駆動時間を実現。AirPodsは、10月後半から提供が開始される予定。
なおAirPodsを使うには、iOS 10を搭載したApple製デバイス、watchOS 3、またはmacOS Sierraが必要。

Apple Press Info



Apple、健康的な生活を送るための究極のデバイス、Apple Watch Series 2を発表

Appleは9月8日、世界で最も人気のあるスマートウォッチの第2世代となるApple Watch® Series 2を発表した。Apple Watch Series 2は、水泳に適した50メートルの耐水性能に加え、内蔵GPSによりiPhoneなしでもランニングを計測できるなど、フィットネスと健康のための素晴らしい機能を満載している。


また、従来と比べて劇的に明るくなったディスプレイと、パワフルなデュアルコアプロセッサも特長。watchOS 3の強化されたパフォーマンスと組み合わせることで、Apple Watch Series 2ではサードパーティ製アプリケーションの利用や、通知の受信と応答が簡単になったほか、Apple Payもいっそう便利に使えるようになった。Apple Watch Series 2は、9月16日(金)より25を超える国と地域で購入できる。

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Apple、iPhone 7およびiPhone 7 Plusを発表

Appleは9月8日、iPhone 7およびiPhone 7 Plusを発表した。毎日使用されるiPhoneの使い勝手をさらに改善するユニークな革新技術満載の、iPhone史上最高かつ最も先進的なiPhone。


新しいiPhoneは、これまで撮れなかったような写真が撮れる新しい先進のカメラシステム、より多くのパワーとパフォーマンスを実現しながらもiPhone史上最長のバッテリー駆動時間、没入感を生み出すステレオスピーカー、カメラからディスプレイまで広色域なシステム、2種類の新しいフィニッシュを特長とし、iPhoneで初めての耐水・防塵性を備えている。iPhone 7とiPhone 7 Plusは9月16日(金)から世界25カ国以上で販売される。

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iPhone 7、iPhone 7 Plusに対応する Just Mobile社の自己修復機能付きクリアケース発売

フォーカルポイント株式会社は、Appleより発表された「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」にそれぞれ対応するJust Mobile社の自己修復機能搭載の薄型ハードケースを全国の家電量販店および雑貨店舗などを通じて発売すると発表。各製品は、同社の運営するオンラインストアでも本日より販売を開始する。


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【Just Mobile TENC 自己修復ケース for iPhone 7 シリーズ】
Just Mobile TENC 自己修復ケース for iPhone 7は、特殊素材を採用した自己修復機能搭載の画期的なiPhone 7シリーズ用保護ケース。ポリカーボネート製のハードケースを美しい状態に保ちつつ、iPhoneを綺麗に保護する。

[製品の主な特徴]
・先進的な自己修復機能搭載ケース
 本製品のポリカーボネート樹脂の表面には特殊素材を採用した自己修復機能が搭載されている。装着したケースが日常的に受ける擦り傷などのダメージを自然に修復し、綺麗な状態を保つ。

・薄型軽量の頑丈なポリカーボネート製
 iPhoneを守る強度と耐久性を兼ね備えた薄型ハードケースでiPhoneを保護。超軽量なので、着けていることを感じさせない。

・押しやすさに配慮した側面ボタン開放型ケース
 普段、最も多く使われるスリープボタンや音量調節ボタン部分が操作しやすいように、開放型デザインを採用。底面のスピーカー部分も開放されているので、ケースを装着しても音の劣化やゆがみが発生しない。

・クリスタルクリア、マットブラック、マットクリアの3色展開
 カラーラインナップは、iPhoneそのものが持つ美しさを損なわないクリアタイプの3色展開で、透き通る美しさのクリスタルクリアと、磨りガラスのような半透明のマットブラック、マットクリアから選択できる。

定価はオープンプライスだが、オンライン直販価格は各2,480円(税抜)。

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パット・シップマン著「ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた」読了

久しぶりに犬に関する本を買った。それもリアル本屋で...。犬好きでかつネアンデルタール人うんぬんといった考古学的な人類学全般に興味を持つ1人としては読まずにいられないタイトルだ。なにしろ本書の主張はネアンデルタール人は現生人類が家畜化に成功したイヌの存在で絶滅が加速化したというのだから…。


私たち現生人類の祖先は生物史上最も侵入的な生物だったという主張から本書は始まる。最初から刺激的ではあるがそれは間違いないだろう...。現生人類は約20万年程前に進化の一歩を踏み出して以来、地理的領域を次々と侵略し、新たな土地に定着しては生息地を開拓し世界中に広がった。

その過程で多くの種を絶滅に追い込んだことは議論の余地はないが、では現生人類とネアンデルタール人の関係はどうなのだろうか...という論が本書で学術的に紹介されていく。
ただしネアンデルタール人と現生人類とが重なって存在した時間枠もはっきりしていないようだし、ホモ・サピエンスがネアンデルタール人を駆逐したという明確な証拠もなく、これまでは気候変動がネアンデルタール人を絶滅させた直接の要因と考えられてきたようだ。

しかし気候変動ならそれ以前にもあったわけでそれだけがネアンデルタール人絶滅の直接原因と考えるのは矛盾があると筆者はいう…。

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※パット・シップマン著、河合信和[監訳]/柴田讓治[訳]「ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた」原書房刊


本書の論点はヨーロッパに進出した現生人類が、すでに衰退しつつあったネアンデルタール人を意図せざる結果として滅ぼしたとし、それにはこの頃にいち早く家畜化されるようになったイヌ(オオカミイヌ)の存在があったというのだ。
とはいえ個人的な興味はといえばネアンデルタール人と現生人類の考古学的検証ではなくあくまでヒトとイヌとの共生化・共進化にあり、かつそれがネアンデルタール人絶滅に関与したのかどうかに興味があったわけだが本書は決して読みやすい本ではなかった...。

本書の筆者パット・シップマンは、古人類学の専門家との立場からこれまで認められてきた考証と新しい学術証拠を駆使しながら現生人類とオオカミイヌとの接点やその時代考証を論じ、それらがネアンデルタール人の息の根を止めた事実を証明しようとしている。
ただし学者ゆえか、全15章でなりたつ本書の11章までがいわゆる状況証拠のパズル解きに費やしており12章になってやっと「イヌを相棒にする」が出てくるその構成は正直苦痛だった。

無論パット・シップマンの説は現在のところ仮設の域を出ていない。しかし狩りの手法や生活手法に違いがあったにせよネアンデルタール人と現生人類は似たもの同士だった。それなのに一方が気象変動で絶命し一方が生き残ったというのはやはりしっくりしない。そこにはなにか決定的な要因があるはずで、それが現生人類が家畜化したイヌが大きな役割を果たしたという展開は面白い。

現生人類もネアンデルタール人も他の生き物とは比較にならない知能があったにせよ文字通りの弱肉強食の世界においてはあまりに無力な生き物だったはずだ。現生人類もネアンデルタール人も主に肉食だったが、周りにはマンモス、バイソン、ノウマ、アカシカ、トナカイなどといった獲物がいたが、これらを狙っていたのは人類だけではなかった。

オオカミ、ハイエナ、ホラアナグマ、ハイイログマ、ホラアナライオンなどなど人類にとって危険な動物と獲物を取り合っていたからだ。
そのうえ我々の祖先は走るのも遅く、道具や武器を持ったにせよ腕力も非力だったから狩りをするにしても犠牲が多かったに違いない。そしてせっかく得た獲物を住居に持ち帰る前に他の動物たちに横取りされる可能性も大だったはずだ。

しかしイヌが…オオカミに準じる社会的な動物である大型のイヌが現生人類と共に狩りに参加していたとすれば状況はまったく違ってくる。それも複数頭ならより強力な助っ人になる。現代の猟犬の活躍を例にするまでもなく獲物を探し出す確率も大幅に向上するだろうし攻撃力も増し、現生人類のリスクも低くなると共に他の猛獣たちが近づけば警告を発したり守ってくれたりもしただろう。そして獲物を引きずって住居まで持ち運んでくれる労働力にもなるに違いないし残飯整理もしてくれる。さらに一緒に寝れば暖房効果も抜群だ...。

と...面白そうだと飛びついた本書だったが、前記したように大半は年代測定や発掘結果の詳細な検証あるいは再検証といった専門的な話しが続き正直飽きてしまう(笑)。無論こうしたことは自説を押し進めるための大切な理論武装なのはわかるが、本書は一般向けの出版なのだから今少し構成や表現方法に工夫が必要だと思う。

そういえば、本書の出版よりさかのぼること3年前の2012年、ヒトとイヌとの共進化を分かりやすく解説した1冊「ヒトはイヌのおかげで人間(ホモ・サピエンス)になった」ジェフリー・M・マッソン著(飛鳥新社刊)が出版されている。こちらも最新の考古学の成果を土台にヒトとイヌの共進化という大胆な仮説を提唱しているが、動物行動学や著者の愛犬の実話などを交えての内容は読みやすくわかりやすい。

「ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた」の帯には「世界のメディアが驚きと共に紹介!」と記されているが、ヒトとイヌが共進化し協力し合うことで現生人類に生存のための力を与え進化を促したことは先に「ヒトはイヌのおかげで人間(ホモ・サピエンス)になった」で詳しく論じられているし、現生人類が頂点捕食者である限り、時代をオーバーラップして共存していたとするネアンデルタール人にも大いなる脅威になったことは至極当然のことで帯のコピーは些か大げさだ(笑)。

それに頂点捕食者としての現生人類...というとらえ方にしてもパット・シップマンが最初に唱えたわけではない。すでにジェフリー・M・マッソンも同書のなかで我々の祖先の立場を頂点捕食者と明言している。無論こちらはネアンデルタール人との関係ではなくあくまでヒトとイヌとの関係に主軸を置いた考察だが、人類にとってイヌがどれほど特別な存在なのかについてあらためて目覚めさせてくれる。

したがって本書の役割は古人類学者の専門家の立場から、いかにイヌとヒトが近づき、人から見ればイヌ(オオカミイヌ)を家畜化する機会があったのか、その信憑性ある考古学的根拠を示す点にあるためどうしても詳しいデータの提示と詳細な解説にならざるを得なかったに違いない。
さらに何故ホモ・サピエンスとイヌがタッグを組んだようにネアンデルタール人にもそのチャンスがなかったのか...について知りたいものだが、読み飛ばしがなければ...この重要な点についての論評はなかった...。

ということで読みやすい1冊ではなかったが、本書「ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた」は確かにタイトルが刺激的でそそられるし、繰り返すがネアンデルタール人の絶滅とイヌの家畜化を絡ませた点は確かに面白い。

現生人類はオオカミイヌの家畜化に成功しこれまでにない新しい技術的進歩を遂げ、それが大きな武器となったもののネアンデルタール人はそうではなかった。そして気候変動も相俟って同じ獲物を取り合うなかで現生人類とオオカミイヌとのタッグが功を奏したというわけだ。それにしても犬は凄い、素晴らしい!


 


ラテ飼育格闘日記(509)

ここのところワンコ関連図書の新刊を読んだ勢いで、書棚に並べてある読書済みの数冊を再読した…。それぞれ学術的なものだったり気楽な読み物だったりと趣向は違うがあらためてワンコの凄さ、素晴らしさを再認識することになった。ラテとの生活も足掛け10年、少々当たり前といった感覚になっていたことを反省。


相変わらず台風の影響続きで天気が悪い日が多い。必然的に朝夕の散歩も形だけの短いものとなり、当然のことながらワンコや子供たちとの出会いのチャンスも少ないのでラテは面白くないようだ。まあ、この時期、子供たちにとっては夏休みの宿題を終わらせるために必死になっているからか、天候の悪さも手伝って夕刻に外へ出ても子供たちの姿をほとんど見ないのは寂しい。

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※夏休み中は子供たちとの出会いの機会が少なく、ラテも寂しそうだ


さてオカーサンが休みで家にいるときは些か違うものの、オトーサンとラテだけの日常は散歩の機会を別にすればラテはほとんど好き勝手な場所で寝ている。
朝の起床時間はオカーサンの仕事のシフトによりかなり違うものの、オカーサンが起きる気配を察するとラテはどこからかゆっくりと現れ、オトーサンの寝床を素通りしてまだ横になっているオカーサンの口元を舐め、尻尾をお尻ごとぶんぶん振りながら起床の挨拶をする。

そのついでで良いからオトーサンにもチューのおこぼれがあると嬉しいが、ラテはオトーサンと眼を合わせると太い身体をよじってまるで照れているようなポーズをとり誤魔化す(笑)。このとき掛け布団をマズルや頭でめくり上げながら「グハッ…」といった喉を鳴らす独特な声を出しながらお腹を見せることもあるものの、オトーサンにチューはしない…。

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※腹ばいになる機会が多いが、表情には大きな違いがあり同じワンコとは思えない(笑)


昼時になりオトーサンが食事をしていても欲しがって近づいて来ることはほとんどなく、フローリングの通り道に大きなツチノコがいるみたいに寝そべっているが、オトーサンが跨ごうとしても移動する気配もなくそのまま伸びている(笑)。実に怠惰な毎日でもある…。
またトーサンが近くのコンビニへ出かけようとしても追ってくることもなく「でかけてくるよ」と声をかけても顔も上げない(笑)。無論帰っても喜び勇んで駆けつけることもない。ただし空白の時間が数時間に及ぶとさすがに不安になるのか、オトーサンが鍵を開ける音でノソノソと迎えに出てくる。

そうはいっても寝てはいるもののオトーサンの行動は常に把握しているようで、臭覚はもとより聴覚によるパターン認識も鋭い。
例えばラテの食事を用意するときもそうだ。ドッグフードを指定量デジタル計量器で量って食器に入れ、ウエットの牛肉の缶詰をほんの少しトッピングするのが基本だ。後は別途容器に大さじ一杯程度のプレーンヨーグルトを幼犬時代から与えているが、オトーサンがこうしたいつもの手順で準備をするとき、ラテはオトーサンから見えない別の部屋にいることが多い。

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※公園で石造りのフェンスにオトーサンが片足を乗せたらラテも真似して両前足を乗せた。そして得意そうな顔を(笑)


キッチンは換気扇を回しているからいくら嗅覚が抜群に鋭いといっても別の部屋で感知できるとは思えないが、どうやら音による判別にも優れているようで、ラテの食事を用意する手順はほぼ決まっているとはいえその間に飲み水を取り替えたり、人間様の食事の準備を平行にやったりとキッチンで冷蔵庫を頻繁に開けつつ用意をするわけだが、希代にラテの分の準備ができると別の部屋から「できましたか?」とばかりにノソノソとやってくるのだから驚く。

冷蔵庫といえば当然のことながら色々な食品が収まっている。そのほとんどはオトーサンたちの食べ物であり飲み物だが、傷みやすいラテの袋入り牛肉のオヤツも入れてある。
凄いのはオトーサンたちの食品、それも同じようなチャック付きの袋入り食品を取り出す時、ラテはやってこないがオトーサンがラテにオヤツの一切れでもあげようかと同じ冷蔵庫を開け、袋から取り出そうとガサガサやっていると「アタシのオヤツでしょ?」といった顔してキッチンに現れる。タイミングとしても環境的にも嗅覚による判断というよりオヤツの袋を開ける音に反応しているように思えるのだが、そうだとするならこれまた凄い…。

そうした超能力級の能力も驚くが、そもそも種の違う生き物と狭い空間で24時間過ごせることこそ驚異ではないかとあらためて思う。これはワンコとニャンコくらいのものだが、ニャンコはヒトと共存することを拒否しないものの常にヒトの存在に気を遣ってその意を汲み取ることは餌をもらうときくらいではないだろうか。その点ワンコは見ていないようでも飼い主の一挙一動を観察しつつ、その行動パターンまで覚えてしまうのだから驚く。

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※一休み中だが、ラテとオトーサンの距離感は微妙だ(笑)


ともあれ、オトーサンたちとの共同生活が100%安心でき、信頼しうるものだと確信しているその態度を見ていると自然に頬が緩んでくる。この信頼はオトーサン側も同じだ。もし本気でその鋭い牙を剥いてかかってきたらオトーサンたちはひとたまりもないだろうが、そうした不安を抱いたことは1度もない。

アトピーが辛い時期に肉球を噛んで出血した際に消毒や包帯を巻こうとするオトーサンの腕に…痛いのだろう…「ガウ!」と歯を当てたことはあっても噛むことはなかった。またその瞬間「しまった!」と思ったのか、急に態度が変わりオトーサンの口元や腕をペロリと舐めてフォローする…。
そんな特別な時期もあったが、大きめの中型犬がときに一緒の寝床に横になったり、オトーサンに抱かれたまま歩いたりできるのは素敵としかいいようがない!まあ、いうことを聞かない娘でもあるのだが(笑)。

特にオカーサンの動向には特別気にしているようで前記した朝のセレモニーの他にもつきまとっている。そして何も遊ぶ物が無くなるとオカーサンのスリッパを咥えて取ったり、靴下を絶妙の前歯コントロールで脱がしたりして喜んだりもするが、おっとりとオカーサンにアイコンタクトするその眼差しは慈愛に満ちている。オトーサンはその表情を眺めているのが好きだ…。ワンコ万歳、ラテ万歳!



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Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
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