Wikipediaとネットだけでは役に立たない情報検索の難しさ

時代小説を書いていると当然のことながら舞台となる江戸時代のあれこれの描写をせざるを得ない。というかそれが魅力でなければ少しも面白くないだろう。問題はストーリーはフィクションだとしても時代背景やそこに登場する様々な事象はほとんど現代の我々には無縁のものばかりだからリアリティを追求すればするほど資料集めに苦労することになる。


最近発刊された話題の書籍が実はWikipediaのコピペが多いと批判されている。ともあれ私もWikipediaは大いに利用させてもらっているが、こちらは娯楽向けのフィクション、小説であるから気が楽だが、記述の出典が明記されていない情報の扱いは要注意に違いない。

確かに分野によるものの思想やら歴史の一部には利害関係者らによって故意に書き直しをされたような部位もあるようだし、もともと裏を取らなければ100%信頼できる情報ではないことは肝に命じておく必要がある。
ただしGoogleにしろWikipediaにしろ、調べ物の第一段階の取っかかりとしてはこれほど便利なツールはないのも事実。
したがって時代小説「首巻き春貞」の各巻末の「主な参考資料」リスト最後にはWikipediaと明記してある。

しかしである。インターネットが全てのような時代ではあるが、必要な情報がすべてインターネットで検索できるかといえばそれは非である。検索で引っかかった情報が正しいか間違っているかはともかく、少々時代を遡りマイナーというか忘れ去られた感のある情報を探そうとしても見つからない場合も多いことも知っておくべきだ。
しかし物書きならインターネットでWikipediaにないから諦めるというのも褒められたことではないし必要な情報はできるだけ追ってみることも大切に違いない。
したがって私の書棚の一郭はそのほとんどがコンピュータ関連図書だったが毎月数冊の書籍が増え、ちょとした「江戸時代コーナー」が形成されつつあるほどだ。

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※書棚の一郭は江戸時代コーナーができている。別途大型本のコーナーも冊数が増えつつある


具体例をひとつご紹介してみると、今回小説で箱根から三島に至る旅をしているシーンがあり、雲助に「箱根駕籠舁唄」を歌わせることにしたまではよかった。
登場人物に「よい唄ですね」と言わしめたもののその歌詞はもとより音源も聞きたくなった。
「箱根駕籠舁唄」とはその名の通り、箱根辺りを行き交う雲助と呼ばれる籠舁き人足らが歌ういわば労働歌であり客を楽しませる唄でもある。

早速「箱根駕籠舁唄」をGoogleで調べてみるとそれがなんであるかは数少ないものの検索に引っかかったが歌詞はない。
自分の責任で執筆する小説なのだから、雲助が「箱根駕籠舁唄」を歌い上げながら…で済ませてしまうことも出来るがここはどうしても歌詞が欲しかった。
そう思って検索を続けたが私の調べた範囲では見つからない。
しばらく執拗に検索を続けた結果、米国で製作された二枚組CD「V.A. / TRADITIONAL FOLK SONGS OF JAPAN」という物を見つけた。ちなみにV.A.とはオムニバス盤の事だが「 伝統的な日本の民謡集」といったところか。

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※米国で製作された二枚組CD「V.A. / TRADITIONAL FOLK SONGS OF JAPAN」


目が点になったのはその販売サイトに英文のライナーノートから訳したであろう曲目リストが記載されており、その中になんと「箱根駕籠舁唄」もあったのだ。であれぱ唄の文句は勿論音源があるのだから曲調や歌い回しも判明するわけで喜び勇んで早速取り寄せた。
届いたCDを聞いてみたが「箱根八里は 馬でも越すが 越すに越されぬ 大井川~」という唄だった…。これは「箱根駕籠舁唄」ではなく「箱根馬子唄」であり別物だ。

どうやら「V.A. / TRADITIONAL FOLK SONGS OF JAPAN」の販売サイトの誤訳だったようである。CDに含まれていたPDFのライナーノートには "The hack-driver's song of Hakone - Hakone man" とあり、 "hack" は "(馬を)貸し出す" とか "老いぼれ馬" といった意味もあるようだから明らかに間違いに違いない。
これで「箱根駕籠舁唄」の調査は振り出しに戻ってしまった…。

ネット検索が駄目なら民謡集といった音源(レコード/カセットテープ/CD)を探しまくったが「箱根馬子唄」はあるものの「箱根駕籠舁唄」は見つからない。
それでは音源はともかくせめてその唄の文句が欲しいと出版されている書籍をターゲットにして調べて見た。

もともとダイレクトに「箱根駕籠舁唄」では引っかからないので「民謡集」といった文字列で出版されているものを片っ端から当たったが、古書扱いの「日本民謡集(ワイド版岩波文庫)町田嘉章/浅野健二編集」と「日本民謡集―ふるさとの詩と心 (現代教養文庫)服部竜太郎著 」が良さそうだと見当をつけた。

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※「日本民謡集(ワイド版岩波文庫)」町田嘉章/浅野健二編


見当というのは両者ともに収録されている楽曲リストの記載がないのだから目的の「箱根駕籠舁唄」が入っているのかどうかは手にして見るまではまったく分からない。ただし前者は「江戸時代から今日にいたるまで国民に愛唱されてきた郷土民謡の中から代表曲を集成、これに歌詞と曲の発生・由来・曲態・歌唱法などの詳細な解説ならびに注解を加え、曲譜の一部を掲載し『津軽山唄』『さんさ時雨』『最上川舟唄』『越中おわら節』『灘酒屋唄』『よさこい節』『刈干切唄』など225篇を収める」と登録情報に記されていたこと。
そして後者は著者が前記した「V.A. / TRADITIONAL FOLK SONGS OF JAPAN」の編者でもある服部竜太郎だったので期待を持ってオーダーした次第。

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※「日本民謡集―ふるさとの詩と心 (現代教養文庫)」服部竜太郎著


結果、服部竜太郎著の方は「V.A. / TRADITIONAL FOLK SONGS OF JAPAN」と同様に「箱根馬子唄」は収録されていたが「箱根駕籠舁唄」はなく、「日本民謡集(ワイド版岩波文庫)町田嘉章/浅野健二編集」の方にやっと「箱根駕籠舁唄」の詩と解説を見つけることが出来た。

早速その唄は雲助に歌わせるべく引用させてもらったが、ことほど然様に一見どうということもない語句を調べるだけで数日かかったり、いくばくかの金が掛かったりするのが現実なのだ。
Wikipediaの検索は無料で手早いが、くどいようだが完全ではないし、ましてやノンフィクション作品にそのまま引用するには適さない(笑)。プロフェッショナルな物書きなら当然周知の事実である。
ということで、もし「箱根駕籠舁唄」の音源をご存じの方がいらっしゃれば入手方法などを教えていただきたい m(_ _)m


ラテ飼育格闘日記(626)

可も無く不可も無いラテとの散歩が続いている(笑)。散歩のコースもほぼ決まっているから後はラテとオトーサンの体調そして天気を考え歩く場所と距離を決めるだけだ。したがって単調ではあるが随分と歩みも遅くなったラテとアイコンタクトして歩くのは満更でもない…。


散歩中の意思表示はもっぱらマズルでオトーサンの足の脹ら脛あたりをツンツンと突く。突く目的はオヤツを強請るとき、水が欲しい時、そして気を引きたいときと大別して三種ある。
ツンツンするのは同じだがその表情が違う。オヤツが欲しい場合はシンプルな、そして執拗なツンツンだ。また水が欲しい場合は口を舐めているので分かる。

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※またちょっと太った ^^;


興味深いのは気を引きたいとき、甘えたいときはいかにもという可愛い顔をする(笑)。そうした時、オトーサンはちょっと立ち止まり、ラテの頭をオトーサンの足に寄せて掌で挟むように撫でてあげる。
普段はほとんどオトーサンに甘えないラテだからそうしたコンタクトされるとオトーサンもメチャ嬉しい。

勿論散歩中のコンタクトはこうしたマズルのツンツンだけではなく大半はふと視線を感じて見るとラテがオトーサンを見上げているということの方が多い。ただしそのときのラテは総じて笑みを浮かべている感じなのでオトーサンも笑顔を向けたり時に手を振ったりする(笑)。
しかし犬好きはともかく、連れているワンコに手を振る飼い主というのも見栄えの良いものではないかも…。

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※笑顔でアイコンタクト


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※オトーサンと一緒に小走り


そう、ほとんど甘えないと言ったが自宅で唯一ボール遊びをせがむときのラテは手練手管を使って甘えた声を出す。しかしオトーサンがそう躾けてしまったのだから文句もいえないが、このボール遊びは些か前準備もいるし本気でかからないとラテも喜ばないので面倒なのだ…。
ラテは食後などのリラックスしたとき急に要求が始まる。

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※可愛がってくださるオカーサンにご挨拶


パソコンに向かっているオトーサンの後ろに来て甲高い声で吠え始めるのだ。
それは夜のこともあれば午前中のこともある。何しろラテの気分次第なのだから(笑)。しかしオトーサンにも都合があるし疲れているときは動きたくないので無視を決め込むこともある…。
とはいえ我が娘は執念深いというか根気があるというか簡単には諦めない。椅子の後ろに座り込み、時には腹ばいになって待つ。それも時々哀願の声を出すかと思えば文句のような吠え声、そして催促の甲高い吠え声が断続的に続く。

思わず「うるさい!」と言いながら振り向くとラテはキラキラした顔で実に可愛らしい(笑)。問題は夜遅くにこの要望が始まるとオトーサンが根負けしてボールを取りにいくまで吠えるのだ。
これを続けられては近所迷惑なので仕方なくオトーサンはボールといくばしかのオヤツを手に和室でボール遊びに付き合う事に。

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※散歩途中でお馴染みの柴ワンコ二匹と出会う。遊ぶことはしないがラテもこのワンコたちには吠えない


しかし不思議というか、それほど好きなボール遊びだが一日に二回要求することはない…。別に1日1回と教えたわけでもないがその点はどういうわけか道理を分かっているのか、例えば午前中にボール遊びをしてかつまた夜に…という例はないのだ。
面白いがそうした習慣をわざわざオトーサンが壊す必要もないのでそのままにしているの…。
このボール遊び、実に面倒ではあるがオトーサンにしか要求しない遊びでもあり、ラテとの大切なコミュニケーションになっているし動体視力のチェックにも最適なのである。



ラテ飼育格闘日記(625)

すでに朝は涼しいというより寒いと感じるような季節になってきた。したがって気温の高い夏よりラテは体調が良いようで興が乗れば小一時間は喜んで歩く。しかしそこは歳なのかあるいは幼犬ほどの興味が無くなっているのか歩みが鈍いし時にエンストして止まってしまう。


長い距離を歩いたから一休み…というのなら分かるがものの10分も歩いていないのに路面などに腹ばいになって動かなくなる。
多分気になるワンコやニャンコでも通れば別だが、オトーサンがこのまま放置しているなら30分でも一時間でもそのままでいるような気がする。

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※相変わらず休憩モードが長い


それでは散歩にならないし人間さまにもいろいろとスケジュールもあるわけで、暫くはラテの気持ちを考えそのままにさせているものの途中でリードを引いて強制撤去をせざるを得ない。
特に腹ばいになってご休憩となるラテお気に入りの場所もある。極近所でいうならファッションセンターしまむらの店頭だ。

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※ファッションセンターしまむらのエントランスでラテとオトーサンの攻防戦が


ショーウィンドウの前に石造りのエントランスエリアがあるが、そこに座ったり腹ばいになるのが好きなようだ。
その店舗の前を通ると必ずと言ってよいほど実行するセレモニーがある(笑)。
ひとつは設置してある自動販売機でペットボトルの飲料水を買いオトーサンが半分のみ、後の半分をラテに飲ますことをやる。

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※しまむら設置の自動販売機は飲み物オール100円なのが嬉しい


なにしろ水は携帯しているもののラテは自動販売機に近づきオトーサンの足をマズルでツンツンと突いて「この水飲みたい」と催促するのだから。さらにいうならボルヴィックの500mlボトルがこの自動販売機なら100円なので他の自動販売機より格安なのもオトーサンのお気に入りだ。

水を飲み終えるとラテは明るい店内に入りたいのだろうか、それとも近づくと開く自動ドアが面白いのか自動ドアに近づいてドアが開くのを楽しんでいるように思える。
無論ワンコは店内に入れないのでドアが開くとそのままリードを引いて退散するが、その直後に前記した石造りのエントランスで一休みとなる。

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※大好きなファミリーのオカーサンと


店頭で一休みというと邪魔のようだが、このエントランスはまずまず広いし人の行き来も多くないからオトーサンは様子を見てしばしラテの気が済むようにとそのままにさせてみる。また幸いラテは自分が大切にしている場所で粗相はしないのでエントランスを汚す心配も無い。
問題は逆にお気に入りの場所でもあり車や自転車が通過する場所ではないのでラテの思い通りにさせておくとご休憩は長時間になる。

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※夕方の散歩に出たらちょうどAちゃんたちが学校から帰ってきたところに出くわした


そこで10分ほど経過したらオトーサンはリードを引くがラテは頑として動こうとはいない。
「おい、ラテ。しばし自由にさせたのだから帰るぞ」と説得するもラテはキラキラした眼で「まだここにいたい」と訴える。しかし最近は日の入りも早くなってきたから当たりは薄暗くなってくるしいつまでもここにいる訳にもいかない。

ふと腹ばいになっているラテの視線を追うと、店内でブラインドを上げようと窓際に近づいた店員さんがオトーサンとラテとの攻防戦を見ていたようで笑っている…。

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※ラテとの攻防戦を見たらしく、ファッションセンターしまむらの店員さんが笑ってた


ラテはともかく、リードを引き、色々とラテを説得していたところを見られたのだとすればオトーサンとしては些か恥ずかしい(笑)。
店員さんに会釈をしたオトーサンはラテをエントランスから強引に引き剥がして帰路を急いだ。





足元の冷えに、人感センサー付ぽかぽか足湯ヒートを買ってみた

我が家には一応エアコンもあれば各種暖房器具もあるが、こと仕事場においては暖房の場合、エアコンや温風ヒーター類は極力使っていない。電気代節約といった話し以前にまず温風が体に当たるのが苦手な事、そして皮膚や目、喉の乾燥が嫌だからだ。


ではどうしているか…。真冬の場合、部屋でも薄手のダウンジャケットを着て電気足温器と電気膝掛けを愛用してきた。このスタイルでこの10年間以上過ごしているが、ちなみに電気足温器と電気膝掛け共に消費電力はそれぞれ40Wと50Wであり、他の電気暖房器具と比べて電気代も僅かだ。

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※人感センサー付ぽかぽか足湯ヒート (CH-T1834 WH)パッケージ


さてその愛用の電気足温器が些か古くなったので新しい製品を買おうと考えたが、たまたま同じように足元を温める足専用の暖房器具が目についたので興味本位で買ってみた。それが「人感センサー付ぽかぽか足湯ヒート」である。
デザインは箱形で前面が空いており、ちょうど “かまくら” のような形だ。したがってヒーターの熱が逃げにくいという。
サイズは幅33 × 奥行き23 × 高さ20.6センチほどで重さは約2kgである。

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※ぽかぽか足湯ヒート本体


消費電力は前記した製品たちと比較すると130Wと些か高いが他の暖房器と比べればかなり経済的である。
使い方は電源を入れた「ぽかぽか足湯ヒート」に足先を突っ込むだけだが、ではマット式足温器とどう違うのか…。
無論お互いに決まった使い方があるわけでもないだろうが、足温器の場合はスリッパを脱いで靴下のままポケットに足を入れる。もしスリッパごと入れても足裏は温かく感じない。

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※正面上部の操作部。右から電源、オフタイマー、センサーON・OFF、送風の各ボタンと人感センサー


その点「ぽかぽか足湯ヒート」の場合はスリッパを履いたままでも温かみは全体を包んでくれるし基本は弱い温風ヒーターなので足先だけでなく足首あたりまで温めてくれる。無論スリッパを脱げばなお暖かい。

またモードとして「足湯モード」と「送風モード」があるが、「足湯モード」はほとんど送風は感じられずじわっと温めてくれる。まさに足湯のように。ただし温度調節はできない。
また「送風モード」にすればその名の通り送風が始まり、暖房の範囲は拡がる感じだ。とはいえ一般的な温風ヒーターの強さは無く、あくまで足先・足元を温めるのが目的なので広い範囲の暖房は当然望めない。
なお足を温めるというと気になるのは臭いではないだろうか。その点も本体内側天井部にある吸気口には活性炭フィルターがあり臭いを軽減してくれる。この活性炭フィルターは消耗品で別途購入可能だ。

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※内側上部に吸気口、正面にヒーター吹き出し口がある


さらにオフタイマーだけでなく人感センターを装備しているので場所を離れれば自動的に運転を停止し、約2メートル内に近づくと電源が入る。またオフタイマーの設定が1時間、2時間、4時間に設定できる。
なお、点灯時自動スイッチオフ機能、何らかの理由で温度が上昇し過ぎた場合はサーモスタットが作動し,自動的に運転が停止されるなど安全面もしっかりしている。

肝心の暖かさだが長時間足先を突っ込んでいたとしても熱く感じるまでには至らない暖かさといえばよいのだろうか。ただし床に置くわけで例えばフローリングに設置した場合、床の温度や室温にも関係してくる。

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※足先を入れる間口は幅約275mmほど


ということで一週間ほど使ってみた感想だが、これまでの足温器と違う点として本製品は基本温風ヒーターなので「足湯モード」時でも多少の音がすることだ。またこれが人によって長所にも短所にもなる点かと思うが、足を入れる幅が約275mmほどで、両足をスリッパのまま入れることが出来るものの、幅に大きな余裕は無く構造上足を入れるのは正面からのみであることなどから融通が効かず堅苦しいと考える方もいるかも知れない。また本体は高さがあるので邪魔に感じる場合もある…。
これから本格的な冬到来となるが、無くてはならないアイテムとなるかどうかはいま暫く足元に置いて試してみたい。





ラテ飼育格闘日記(624)

近隣でも紅葉が目立つようになった。オトーサンは紅葉や気になる草花などにカメラを向けるがラテはと言えば地面をクンクンするばかり(笑)。新しいハーネスの具合もよいので長距離を歩くようになったが相変わらず気まぐれの散歩が続いている。


ラテと四六時中一緒に暮らしているわけだが、始めから飼い主にさえベタベタするワンコでは無かった。YouTubeやらのネットには大型犬にしても飼い主が寝ていればそのベッドに上がり込み、体を寄せたりと飼い主さん大好きを目一杯表しているワンコが目立つが正直羨ましい…。

しかしこればかりは個性なのだろうから強要もできないし仕方のないことだが、ラテは「寂しがり屋の独り好き」といってよいワンコのようだ。

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※ご機嫌な表情


オトーサンに限って言っても、食べ物でも持っていなければまず寄ってこない。ましてや日常で体を寄せたり甘えに来るようなことはまずない…。
ただし何か怖いことがある時だけ、抱っこを要求したりオトーサンの仕事部屋に来て足元に蹲るといった程度だ。ましてや口元を舐めに来たり、オトーサンが寝ている橫に体を横たえるということもない。極々珍しく側で横になるかと思えばオトーサンの顔の前には奴のお尻があるといった感じ。
どうにもオトーサンと顔を突き合わせることを避けている。

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※近隣でも紅葉真っ盛


これが女房となれば些か対応が違う。朝などは顔を舐めて起こしにくることがあるし、そのまま横になってしまうこともあるが、この場合は頭は揃っている。
とにかく幼犬時代から見知らぬ人にはよく吠えるワンコだったからオトーサンは結構苦労したものだ。ただしそれは大人に限ってと言うのがまた面白いというか不思議である。

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※通学途中のAちゃんに会えて喜ぶ


子供はもとより高校生あたりまでは初対面でも自分から近寄りアピールしたりする。やはりこれは大人という存在になにかトラウマでもあったのかと思ってしまうがラテは黙して語らない(笑)。
なにしろ現在の場所に越してきてから丸5年になろうとしているが、大人でフレンドリーに近づくのは女性が三人、男性が一人だ。これはいかにも付き合いの良いワンコとはいえない。

そんなラテだが先日女性の方がお一人増えることになった。
ラテを可愛がってくださるファミリーのオカーサンはその姿を見つければ「ウォーン」と声を上げ、座り込んでくださればその口元を舐めにいくが、公園ではその顔見知りのオカーサン方も多々いらっしゃる。しかし近づけば吠えるので始末が悪いのだが先日そうしたお一人が公園にいらしたとき、その脇を通ったらラテは自ら近づこうとした。
ワンコ好きの方だとお聞きしていたので「これはもしかしたらと」リードを少し緩めると差しだして下さった手の臭いを舐め、さらに近づき笑顔で顔を見上げているではないか。

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※数日前まで吠えていた方にラテは自ら近づいて愛想を振りまいた


そのオカーサンも「あら、認めてくれたのね」と喜んでくださったが、そのお子さんも公園で遊んでいてラテを撫でてくれたりするし、ファミリーのオカーサンとご一緒のときも多いようなのでやっと気を許したのだろうがそれにしても時間が掛かりすぎる。
ともかく一般的には男性より女性が好きだし年寄りは嫌いなようだ(笑)。

先日も近隣のマンションから出てきた白髪の女性がにこにこしながら近づき挨拶していただいた。短い立ち話だが2匹目のワンコに死なれたということらしくワンコ好きとのこと。
手を出して臭いを嗅がせて安心させようとしてくださるがラテは終始吠えっばなしだ。初対面とはいえ飼い主の体面というものもあるから、もう少しフレンドリーな態度を取って欲しいものだが12歳になってもこうした傾向はまったく変わらない。

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※愛犬を亡くしたという初対面の女性が話しかけてくれたが、断固吠え続けるラテ ^^;


まあ、我々は一概に吠えると一括りしてしまうが、吠え方やそのボディランゲージには些かのバリエーションもあるから全て飛びかかって噛みつくぞということではないのは確かだ。
明らかにある種の挨拶と思われる吠え方もあるが、やはりラテは誰でにでも尻尾を振るタイプのワンコではなく慣れない大人の方を友達と認知するには長い時間がかかるのは確かなのだ。



一枚の写真から面白動画を作る「Mug Life」を検証

前に「顔写真を笑顔にする iOSアプリ「FaceApp」を検証」と題した記事をご紹介した。今回は私にとってその拡張版といった捉え方をしている同じくiOSアプリ「Mug Life」というソフトウェアをご紹介してみよう。これは一枚の顔写真に様々な表情の変化、それもリアルな動画を作ってくれるものだ。


「Mug Life」本来の目的は一枚の写真からしかめっ面、笑い顔、怒った顔などなどといった面白動画を形成するアプリだとすれば、私の求めている機能とは些か違う。しかし前記した「FaceApp」が表情としてのテンプレートが微笑と歯を見せた笑顔程度しか求めるバリエーションがないため苦肉の策で「Mug Life」を使ってみることにした。

個人的な用途というか目的は本来動かないマネキンモデルの顔に表情をつけたいのである。足掛け三年、なんだかんだと時間とお金をかけたお気に入りの専属モデルのポートレイトを微笑ませたり時にお茶目な表情をさせたいのだが「FaceApp」にはそうした気の利いたテンプレートはないようだ。
また「Mug Life」にしてもテンプレートとしてはウケを狙った可笑しな動画がほとんどで本来私の目的には適さないものがほとんどだ。しかしアプリ内課金をすればある程度表情を作れるというのでやってみた…。

「Mug Life」の使い勝手は UI が日本語でないことはともかくとしてもあまり使いやすいとは言えない。しかしこれだけの機能を持つソフトが他にないのだから背に腹は代えられないとまずはMacに貯め込んである写真の一枚をiCloud写真に転送して試すことに。
ともあれ「Mug Life」でどのような表現をしたいのか…によりアプローチは変わるが、ここではあくまで一枚のポートレイトに自然な表情をつけて動画を作り、そのワンフレームをキャプチャして再びポートレイトにしたいというのが目的だ。
また以下はすでにアプリの登録およびアプリ内課金が済んでいることを前提に話しを進めたい。

まずアプリを起動すると共有登録された数々の作例を見ることが出来る。どのようことができるかの概要はこれらを見ていくことで分かるに違いない。
さてここではトップ画面右上にあるカメラアイコンをタップする。すると元となる写真をカメラでリアルタイムに撮影するか、カメラロールにあるものを使うかの選択を迫られる。
ここではMacからiCloud写真にコピーした写真を使うのでカメラロールをタップする。そしてカメラロールから目的の写真をロードする。

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表示された写真はすでに何らかの動きを始めているはずだが、下にいくつかテンプレートが表示されており、それらをタップすることでロードした写真にそれに応じた表情の動きをさせることができるが、ここでは左下の「作成」ボタンをタップして先に進む。
すると顔の中央が矩形で囲まれ、その右上にスパナのアイコンがあるのでそれをタップする。そして続いて「顔のポーズをとる」をタップして次に進む。

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さて顔の各部位に青いマーカー(点)がついているのがわかる。これらが写真の顔の目鼻立ちを認識した位置情報である。アプローチは一様ではないが、例えば右下にある黄色い絵文字のようなアイコンをタップするといわゆる表情の基本とも言える様々なテンプレートとなるアイコンが表示し、それらを選択することで写真に表情を与えることが出来る。
さらに画面を拡大し、マーカーを移動すれば口元や目元の位置が変わり必然的に表情が違ってくる。
そして表情のバリエーションは複数のものを時間軸につないでいくことができる。

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ともかくこの辺の編集過程については奥が深いというか些か難しく例えばワイヤーフレーム機能からは各パーツをより詳細に編集が可能になったりする。

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さて、目的の表情をさせることができたとしようか。くどいようだがアプリ上は動画だが私の目的は一連の動画を作って楽しむのではなく、その動画から目的の表情の一フレームを取り出すのが目的なのだ。
それでは保存する前に「長さ」のアイコンタップし、文字通り動画のループ時間を設定する。デフォルトでは4秒になっているはずだが、ここは後で扱いやすさを考えて10秒とか15にしておくことをお勧めする。

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「変更を確定」ボタンをタップして元の画面に戻り、右上のチェックマークをタップすると最初の編集モード、すなわちスパナのアイコンがある矩形表示の写真に戻る。
ここで右上のフロッピーアイコンをタップしてすると保存の画面となる。「保存」ボタンを押すと共有先を選択する画面になる。

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自身でファイルを活用するのだから「カメラロール」を選択し続いて「ビデオループ」にするとか直接自身のメルアドに転送するなど活用しやすい方法で保存する。



※Mug Lifeによる一例


後は説明することもないだろうが動画を読み込めるアプリで表示した後、お気に入りのフレームをキャプチャするだけだ。

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※上の左がオリジナル写真。右はデジタルコスメチックソフトで化粧を施し、下はMug Lifeで表情を加えた動画からお気に入りのワンフレームを抜き出した例


ということで正直思うような表情を作り出すのはなかなか面倒だが、願わくばやはりMac版のアプリケーションが欲しい。しかし無いものねだりをしてるだけでは前に進めないから、まずは色々と活用して楽しんでみたい。


ラテ飼育格闘日記(623)

ラテのために先週は二つのアイテムを新たに購入した。ひとつはストラップ型のハーネス、もうひとつは食器台である。ハーネスはこれまで使っていたものは背から腹に被せる式だったためかラテが装着するのを嫌がったためと同時に不要な引きを軽減できるのではないかと思ったからだ。


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※よい季節になってきました


食器台はしばらく前から考えていたことだが、これまでは水の容器にしろ朝晩の食事の容器にしろ床に置いていた。勿論何の支障も無くこれまでそのやり方で過ごしてきたが、観察していると加齢も関係するのか些か首を下げるのが面倒な様子が見られたからだ。
とはいっても食事を残すといったことがあったわけではないが、ラテは中型犬としては背までの高さもあるしマズルを床近くにまで下げ続けるのは大変かな…と思った次第。

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※新たに食器台を購入


ネットで調べて見ると材質は何であれ、食器をある程度の高さに置くための台が多々あることに気づいた。
ということで早速女房が買ってくれたわけだが、確かに見ていると頭をほんの少し下げればよい高さに調節したので楽そうである。

なお高さは何段階か調節できるのでもしもっと低く、あるいは高い方が具合がよさそうならすぐに変更できる。
日中はこの上に大ぶりの容器で飲み水を入れておくようにしているが、朝夕の食事の際にはメインディッシュとプレーンヨーグルトの容器を置くと少々狭くなるものの食べやすいのが第一だ。

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※ハロウィンにAちゃんがゾンビメイクで来訪


さてもうひとつは散歩時に使うハーネスである。
これまでリードを引く際に首に負担がかからないようにと背中からお腹近くまでを覆う形のハーネスを使っていたが、装着の度にラテは嫌がり逃げ出すのが定番になっていた。また前回の日記に書いたが、リードを繋ぐD管が背にあり首に力が加わらないからと時にラテの引きはかなりの強さとなりオトーサンの手指が辛い場合があったのでそれの改善も期待してEasy Walk Harnessという製品を買ってみた。

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※ストラップ式ハーネスを着けてみました


メーカーの主張によれば、お散歩中のひっぱり防止に効果があるということだが、なによりも幅2.5センチのストラップなので装着した際にこれまでの物とは違い圧迫感がない。
特徴のひとつにリードを繋ぐD管が胸の前側にあり、リードをひっぱると胸部のストラップが締まるためワンコの肩甲骨と胸がおさえられて前に歩き出そうとする力を小さくしてくれるという(うむ、よく分からないが…笑)。その結果、ワンちゃんを自然と横に誘導することができ、ひっぱりを無理なくおさえる事ができるというのだが、さて…。

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※大好きなファミリーのオカーサンとご挨拶


ともかく装着しようとする際に以前より嫌がらないことは確かだ。ただし前記の通りリードの先は首でも背でも無く胸だという点に飼い主のオトーサン自身が慣れなければならない。
真っ直ぐ前に引っ張るときには何の問題もないが左右にリードを寄せる場合にまだ慣れないのでオトーサン自身に違和感があるものの全体的な印象としてはなかなか良さそうだ。
これから気温もより低くなりラテとの散歩時間が長くなるはずなのでお互いが少しでも楽になるのは嬉しい。


Apple、第4四半期の業績発表

2018年11月1日、Appleは2018年9月29日を末日とする2018年第4四半期の業績を発表した。当四半期の売上高は629億ドルと、前年同期と比べて20%増大、当四半期の希薄化後の一株当たり利益は2.91ドルと、41%アップとなった。当四半期の米国市場以外の売上比率は61%だった。


Apple第4四半期の業績発表

サービス部門の売上高は過去最高の100億ドルに達した。2017年第4四半期に評価された6億4000万ドルの一時的に有利な調整額を除くと、サービス部門の売上高は2017年第4四半期の79億ドルから2018年第4四半期には100億ドルに増え、27%の増大となった。
Appleの取締役会は、同社の普通株式一株当たり0.73ドルの現金による配当を宣言。配当金は2018年11月12日の市場取引終了時点で株主名簿に記載されている株主を対象に、2018年11月15日に支払われる。
なおAppleは、2018年度第4四半期業績発表のカンファレンスコールのライブストリーミングを、2018年11月1日14時00分(米国西部時間)より、Appleのウェブサイト( www.apple.com/investor/earnings-call/)で配信する。このウェブキャストは、配信開始後約2週間にわたり再生が可能。

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mactechlab

Author:mactechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中。ゆうMUG会員