ラテが寝る直前に女房の布団にオシッコをしてしまった。これまで12年と6ヶ月の間、幼犬時代は数回粗相はあったが今回のようなあからさまなことはほとんどなかった。これもまた加齢のせいなのかと心配したが、問題はこうしたことが習慣になっては困る…。 朝と夕方の散歩の他に夜にオシッコだけさせようと極々近所を一回りするようにしている。その日も21時頃だったか、外に連れ出し排泄をさせて戻った。 そういえば当日は女房の仕事が遅番で帰りが遅くなり、その後の夕食となったが、ラテはオトーサンだけと一緒にいるときには実に大人しいものの女房が帰ってくると甘えたいのかアクティブになる。※オトーサン、ちょっと疲れたよ 女房が食事しているテーブルの下に陣取り、いくばしかのおこぼれを貰って上機嫌のラテだったが今度はオトーサンにボール遊びを強請りはじめた。 これまた不思議なのだがオトーサンとだけのときにはこうした要求はしないのだ。要求は必ずと言ってよいほど女房がいるときなのが面白いところだが、オトーサンが無視するとラテはしつこく「ピーピー」と鳥のさえずりのような声を出したり、時には吠える。※散歩途中でお話し中 日中ならまだしも夜半近くになっての吠え声は近所迷惑だから結局オトーサンが負けてラテが大好きなゴムボールと数個の小さなオヤツを持って和室に向かうとラテは喜んで飛び上がりまたまた声を上げる。 オトーサンが本気で遊ぶ気持ちがないとラテも盛り上がらないのでほんの10分程度だがその場でラテを喜ばせるような演出をあれこれと工夫し、その日のボール遊びを終えた。※なにか不安なことがあったのか、尻尾が下がり女房の膝に両前足を掛けた オカーサンからの夕飯のおこぼれも貰い、ボール遊びにも満足したラテは冷たい水を置いてある場所に行き、猛烈に水を飲んでいる。それ自体は特に珍しいことではないしその後、好みの場所で眠りはじめるというのがいつもの行動なのだ。 ふとオトーサンがラテの様子をと覗いたとき、和室の一郭に寝る準備のために置いた女房用の布団(敷き布団と掛け布団を三つ折りにしてある)の上にラテが飛び乗った。 これまた珍しいことでもなく、ほんのひとときそこでベッドメイキングなのか前足で布団を引っかき回すときがあるが、すぐに自分のホームポジションに移動して横になるのが常なのだ。しかしラテはその日、その布団の山の上でしゃがみ込み、オシッコをし始めた! 「だめっ!」とオトーサンが飛び出したがすでに遅く、敷き布団はびしょ濡れ状態…。そのときのラテの顔が印象的だったが、実に気持ち良さそうな表情でしゃがみ込んでいた。ということはとっても満足し嬉しかったから "うれしょん" してしまったのかも…。※大好きなAちゃんなら跨がられても怒りません 無論その布団で寝るわけにはいかず、かといって室内に置いておけば臭いも気になるからと雨降りではなかったこともあって夜ではあったものの取りあえずはベランダに掛けて置くしかしなかった。 ともあれラテを張り倒したところで何の解決策にもならないから体罰はしないものの、問題はこうしたことが習慣となり度々同じことになっては困る…。 無論、布団でなくても畳の上だって困るわけだが、そのため翌朝の散歩まで持たそうと寝る前に排泄に出たというのにこの有様となった。 確かに気温も上昇し、喉が渇く季節となったから冬場と違い水をよく飲む。しかしこれまではこれほどあからさまな粗相はなかった。無論ラテは粗相とは思っていないのだろうが…。※じぶんの寝場所とは別に、オトーサンの布団の足元に脚を乗せて寝るときもある 室内にオシッコシートを敷いたところでラテはそこで済ませてくれなくなったのでわざわざ手間を掛けて外に連れ出すようになったのにこのざまだ。 きっと気持ち的に満足した上にふかふかの布団の山に登り、その肌触りが気持ち良かったので…ということなのだろうと思う。 とはいえまさか、水を飲ませないようにするというのも酷なことだしオトーサンたちのできることといえば寝る直前までオトーサンたちの寝具は置かないという注意くらいしかできないのが難しいところである。
室内での撮影は対象はともあれ何らか毎日といってよいほど行っているが、例え簡易的なスタジオ環境だとしても一番重要なのは照明だ。そのメインの照明が壊れたので新たに買い直したが、これまでは傘型ソフトボックスで蛍光灯(ネオボール)にデフューザーを取り付けたものだった。しかしよい機会だからと今回はLED…それもリングライトにしてみた。 届いたパッケージはかなり大きなサイズのダンボール箱だったが、開封してみるとリングライト本体、スタンドそして附属品という3種類の箱で収納されていた。 リングライトのサイズだが、外形が直径約48cmで内径が約36cmと眼前にするとかなり大きい。したがってライト部位の幅は約12cmとなるがこの程度のサイズがないと撮影対象に均等に照明が届かない。またこれだけ大きいと撮影するオブジェクトにもよるが陰を目立たなくするのも容易なので便利。※LEDライトは無段階で調光可能な240個のLEDで構成 ちなみにセット内容はLEDリングライト、アルミ製ライトスタンド、ホワイトフィルター、オレンジフィルター、ホットシューアダプター、回転式スマートフォンホルダー、電源アダプター、電源コードだ。 まずは早速組立てみるが、スタンドを立て、その先端にリングライトをセットする。そして電源アダプターと電源コードを取り付けてスイッチをいれるだけ。なおホワイトフィルターはディフォルトで取り付けられていた。※リング背面下部には電源スイッチを兼ねる調光ダイアル、電源コネクタ、そしてホットシューが リングライトは無段階で1%〜100%の広い調光範囲を持つ240個のLEDで構成されているが、色温度は5500Kで総照度は4800ルーメンだという。またホワイトの他にオレンジフィルターが付属しており、オレンジは色温度を3200Kに変更可能。なお総電力は55Wだ。 スタンドの高さは最小92cm、最長200cmに可変できる。※ホワイトおよびオレンジフィルターは簡単に交換可能 さて、リングライト最大の利点は何だろうか。それは撮影時に照明と同位置にカメラをセットしても光を遮らないですむこと…。何故ならリングの内側下部にホットシューがあり、そこにカメラやスマホをセッティングできるからだ。なおホットシューアダプターとスマートフォンホルダーは製品に同梱されている。※ホットシューにはデジカメは勿論スマホをセットできるアダプターも附属 実際に撮影をと試みたが、使い勝手はとてもよい。図体はでかいモノのリング状で薄型ということもあり、圧迫感が少ないのも利点だと思うし、明るさも均一だしリングの角度も調整可能なのでスタンドの高さ調節と共に様々なシチュエーションの撮影に活躍してくれるに違いない。※ホワイトフィルターとオレンジィルターの比較 勿論、ポートレイトにしろ静物撮影にしろ、このリングライトのみですべてが済むはずもないが別途常用している補助照明を効果的に使えば私の場合は十分期待に答えてくれるに違いない。
まだ梅雨明けには至っていないから雨模様の日も多いが、天気が良い日には空気が綺麗なのか見通しが効く。そして見馴れているはずの散歩道にしても緑が深くなった木々が雨に濡れ、それが太陽光に当たって輝いている様は実に美しい。 とはいえ気温はすでに高めだからラテの歩みは遅いだけでなく、そもそもが歩くのがしんどいようできちんと歩けば小一時間のコースも、歩き始めて10分もするとUターンすることが多く、後は涼しげな場所で腹ばいになるというまったく散歩になっていない日々が続く。※おーい、ラテ…歩こうよ! それでも朝の散歩では子供たちの登校時とかち合えば、嬉しいことにあちらこちらから「ラテ!」と声がかかる。 また初対面の子供でも中には「いつも公園にいるワンちゃんだよね」と近づいてくれる子供や「触っていいですか?」と聞いてくる女の子などなど、ラテにとっても良い意味で刺激の多いひとときになる。※散歩に出かけるときには意欲満々のときもあるが… 2,3年前なら子供たちと一緒にそのまま小学校の正門まで歩くといったケースもあったものの、そこは加齢なのか気温なのか、はてまたその両方なのか…適度なところでUターンしたり横断歩道を渡ったりして子供たちと別れるのが常だ。 まあ、ラテは子供にはフレンドリーだが、あまりベタベタした関係は特定の限られた子供だけで、後は意外にあっさりしているのも面白い。※やはり天気が良い日の散歩は気持ちが良い それから、これまた歳を重ねたせいなのかも知れないが、公園で出会う初対面の母親たちにあまり吠えなくなったようだ。昔は誰彼かまわず初対面の大人が近づくと吠えるモノと決まっていたが、やはり歳のせいで多少は温和になったのか…。 ただし、よくよく観察していると吠えない場合の条件というのがあるようだ。ひとつはラテがよく知っている方と一緒にいる場合、そしてオトーサンと挨拶程度だとしても会話を交わした方には警戒を解くのかも知れない。 それ以外のケースでは相変わらずのラテでもある。 最近、近隣の道路工事が続いているが、へルメットをかぶった工事にたずさわる人たちが多く行き来する。その人たちの側を通るときにはオトーサンがリードを短く持ったり、行き交う人たちとの間にオトーサンが入るようにして歩かないとラテは必ずといってよいほど吠える。※いつもの公園で大好きなオカーサンと! 他に行き交うワンコたちを見ると、ワンコ同士で吠え合うことはあるが、人間に対して吠えるワンコはあまりいないのでオトーサンの肩身が狭いところでもある。 また行き交う人たちの中でやはりワンコ好きの方は多々いるから、そうした方の中にはラテに視線を送り声をかけてくれる場合も多いが、黙って通り過ぎれば何ということもないものの、声をかけてくれたばかりに吠えられるというのも実に申し訳ない…。 しかしこの傾向は幼犬時代からであり大人に対して何らかのトラウマでも持っているのかも知れないが、ラテは語ってくれないので分からない…。 やはり見も知らずの大人に吠えるというのは何らかの危険というか脅威を感じるからだと思う。そもそもが臆病なワンコなのだ。※機嫌がよかったのか、オトーサンが手を出したらその上に前足と顎を乗せてくれた ただし単純に吠えるといってもラテの感情にはバリエーションがあるのも事実。知っている方に対して声を上げるのは決して威嚇とか拒否ではなく一種の挨拶だとオトーサンは思っている。 その吠え声はいささか乾いた感じだし、マズルに皺も作らず、ラテの表情にも緊迫感はないし尾を振っている場合が多い。 ともあれ、散歩はまず歩かなければ始まらない(笑)。
梅雨が明ければ例年通り…酷暑・猛暑の季節がやってくる。室内ではエアコンもあるが小型の冷風扇といった製品を効率よく使って暑さ対策、熱中症対策をしているつもり…。今般はその補助として首かけ・ハンズフリーの携帯扇風機なるものを買ってみた。 この製品はちょっと見、ヘッドフォンのような形をしているが実際のところはアームを首に掛け、両サイドにある小型の扇風機を顔や体に向けて風を送るという製品だ。※「Wearable Sports Fan」製品パッケージ Micro-USBで充電出来、2600mAhのリチウムイオン電池が内蔵されているためコードレスで最長(微風)16時間の連続使用が可能だ。したがって据え置き型とは違い、部屋を移動してもファンは付いてくるわけでアウトドアは勿論、清涼が必要などのような場所でも手軽に使えるのが特徴だ。※通常は首に掛けて使う ファン部分はフレキシブルで360℃の向きや角度調整が可能。風量は微風・弱風・強風の3段階に切り換えて使える。また重量も内蔵バッテリー込みで180gと軽量のため首に掛け続けても苦にならない。 勿論ファンアームの角度を調節すれば机上などに据え置いて使うことも出来る。※据え置いて使うことも可能 私が手にした製品は7枚羽であり、微風で使う場合には音はあまり気にならない。ただし音の感じ方は個人差も大きいしファンの向きにも関係する。またファンのガードは不用意に指が触れても回転している羽には届かない目の細かいガード仕様なので安全だと思うが、注意としては長い髪の方は後ろに束ねた方が良いし、首に掛けた細いチェーンなどが絡まないよう注意はすべきだろう。※ファンのガードは指が入らない細かさになっている 一見バカバカしくも思えたが、実際に使ってみると他人からの見栄えはともかく両手は空くし実用的なモバイル扇風機だといえる。エアコンが効かない環境や日射しの中での作業時などには大いに効果があるものと思う。※充電用のMicro USBコネクタと小さな突起が電源スイッチ なお例えばAmazonでこの種の製品を調べると同じような製品がワンサカと出ている。デザインやボディカラーはともかく、バッテリー容量やファンの枚数などの違いもあり、どれが最適の商品であるかは迷うが、あまり激安の製品には手を出さない方がよいと思っている。 ちなみにパッケージには本体とMicroUSB充電ケーブル一本、そして取扱説明書(日本語) が付属している。
梅雨の季節に入ったのだから仕方がないが、雨が続くと散歩が思うように出来ず実に困る。ラテが大嫌いなレインコートを着せて出ても頭や尻尾あるいはお尻と足元はびしょ濡れだから後始末にも時間と手間がかかって大変だ。そんな時期ではあるがこの6月10日はラテ13歳の誕生日であった。 保護犬に誕生日など…と思われる方がいるだろうが、まさしく雨の日にとある家屋の軒下で雨宿りしていた子犬の誕生日など分かるはずもないが、根拠がまったくないわけではない。※ラテは13歳の誕生日を迎えた 2006年9月に茨城県で保護されたとき、獣医の診断で生後3か月と推定され、それから3か月経った同年12月10日に我が家に迎えることになった。その為、誕生月は6月、誕生日は10日と決めたのだ。※女房が立派なバースディーケーキを用意してくれた 痩せていて最初の健康診断のとき、獣医から「少し太らせるようにしましょう」と言われたが、どうやら太らせ過ぎてしまった(笑)。またその表情はキツい感じだったがそれはオトーサンたちはもとより新しい環境に警戒をしていたからに違いない。※我が家に来て約2ヶ月ほどのラテ。とても細かった さて、ここのところNHKテレビ番組でもワンコと人の絆がなぜ強いのかといった事実を解明するような番組がいくつか続いたが、ワンコの飼い主ならワンコの賢さを日々見せつけられているに違いない。 言葉でワンコと語り合うことはできないが、どこか我々の言動のすべて…感情の起伏でさえ見通しているだけでなく己の置かれた立場をも理解しているように思えてならない。※ご近所のオカーサン方に愛嬌を振りまく 何故なら何度も同じことをご紹介しているが、2006年11月に横浜の動物病院で里親会という祭事があり飼い犬を求めてオトーサンと女房も初めて出向いたときにラテ(当時の仮の名は違っていたが)と出会った。 それまでワンコを飼ったことがないオトーサンとしては予備知識がほとんどなかったことでもあり、具体的にこうしたワンコが欲しいといった希望もなかった。 どこか「ワンコなんてどれも同じだろう」といった思いを持っていたに違いない。しかしそうした里親会といった場所に参加したのは初めてだったこともあり要領が悪かったのかオトーサンたちがいいなあと思うワンコはあっというまに里親の申込みが殺到して決まっていった。 そんな中に割り込んでは申し訳がないし別のワンコを探そうと漠然と思っていたとき、係の方から「すみませんがこの子のリードを持っていてくれませんか」と頼まれたワンコがラテだった。※雨の日の散歩は嫌いだからか、戻ったときに漫画のような笑顔を見せた 見るからに雑種のワンコはなかなか里親希望も出ずに取り残されていったが、オトーサンたちもワンコが決まらず取り残されていった(笑)。 その間の約2時間ほど、生後5か月だというそのワンコはメチャメチャフレンドリーだった。 頼みもしないのにオトーサンたちの顔を舐め、オトーサンのキャップで遊んで唾液まみれにしたが、お腹を触っても耳や尻尾を持っても怒る様子はなかった。またリードを引き他のワンコと走り回ろうということもなく、大人しく一度も吠えることなくオトーサンたちの脇に寄り添い続けた。 後から考えれば生後5ヶ月の幼犬には違いなかったが、この場が己の命を繋ぐために重要な “時” であることを本能で知っていたのではないかと思う。いや、こう言うと犬の擬人化だと否定する声もあるだろうが、同種の経験体験をしたという情報は他にもある。 例えばエリザベス・M・トーマス著/木村博江訳「犬たちの礼節ある社会生活」(草思社刊)に登場する問題行動で捨てられ、保護施設預かりになっていたジャーマン・シェパードに似たワンコの話しは印象的だ。 エリザベスがTV番組で出会ったとき、ケージから出されたそのワンコは嬉しくてたまらないようで笑みを浮かべ、その場に座り込むと後ろ足を開いて腹を見せた。 筆者の表現では「自分を気に入ってもらいたがっていることは、誰の目にも見て取れた。明らかに、できるだけ早く私たちに愛されようと最善をつくしていたのだ。自分にはあまり時間が残されていないのを、知っているかのように」。※手を合わせあうラテ・ファミリー ワンコは番組中も大変フレンドリーだったがプロデューサーがリードを持ってスタジオから連れ出そうとするとき、ワンコは新しい飼い主に引き取られるのだと思ったらしく踊るように飛び跳ね有頂天の様子だったが、すぐにまたケージに戻されるのを察知したとき、まるで明かりが消えたように呻きはじめたという。 その様子を観察していたエリザベスは思わずそのワンコを引き取ることにしたという。そのワンコは己の運命を知り、なんとか命を繋ぎたいと最善の努力をしていたのだ。 ワンコが我々人間と同じ思考を持つとはいえないが、喜怒哀楽は勿論、己が置かれている立場というものを敏感に感じ取っていることは間違いないように思える。 とにかく大げさで無く、オトーサンに対するラテのフレンドリーさというよりサービス精神はその里親会のときが一番だった(笑)。顔を…口元を舐め、体を押しつけ、お腹を出し、ぶつかると痛いほど振る尻尾をオトーサンに向けていた。 絶対にあのときのラテはワンコのくせに猫を被っていたのだ…。 そのラテも13歳になった。ときにしゃくに障ることもあるが、ある意味でとても “人間くさい” ワンコだともいえる。 あと何年オトーサンたちと元気で暮らせるかは分からないが、一日一日を大切にしたいものだ。 「お誕生日おめでとう!ラテ!」
ラテとの散歩は体力的にはキツいときもあるが、メンタル的にはとても嬉しい。ただし大平原を歩いているわけではなく街中や近隣の公園などを歩き回るわけで、それなりに注意をしなければならないこともあるし、マナーを守る必要がある。 オトーサン自身がラテを飼うために多摩に引っ越ししたわけで、都会の中心地と比べるまでもなく周りは緑が多いしワンコの散歩には最適な環境だといえる。そしてだからこそだろうか、最近は周りにもワンコを飼う人たちがかなり増えている。 それ自体は大いに歓迎したいが、中には最低限のマナーを守れない飼い主が確実にいるのが困りもの…。※日射しも強く気温も高くなってきたので健康管理に注意しなければならない ワンコによる…というよりその飼い主による迷惑行為の筆頭といえばフンの後始末をしないということだ。それは誰にとっても迷惑というより許しがたい行為だと思うが、詭弁でなくそれはワンコのせいではなく100%飼い主の問題だ。 オトーサンは毎日ラテとの散歩で近郊を歩き回っているが、本当にゴミが多い。その多くがコンビニ弁当の食べ残しやファーストフードの包装や飲み物の容器といったものだが、それらの次ぎにオトーサンが気になるのがワンコのフンである。※外気温31℃のとき、16時頃の路面温度は48℃を越えている 13年近くラテと日々散歩していると様々な経験をしつつ留意していることも多い。そのひとつはなるべく家やマンション、商店のエントランス側は通らないということだ。これは無論ラテがしゃがみこんでオシッコやフンをしないようにとの配慮である。 先日、ラテが店頭の石造りのエントランスで腹ばいになるのがお気に入りのファッションセンター「しまむら」店頭に困ったビラが貼られていた。 それはワンコのフン害に対する警告・告知であった。客商売のお店がこうしたことをやるのはよほどの事と思われる。 要は店の周りにワンコのフンが始末もせずに放置されているということへの怒りである。ただし念のため申し上げればラテも度々お店の前を通ったり前記したエントランスの石畳で一休みさせてもらってきたが一度も、たった一度も粗相をさせたことはない…。※ファッションセンター「しまむら」店頭に貼られた警告・告知 半年位前だったか、ワンコを飼い始めたという方に愛犬が「やたらとどこにでもフンをするので困っている」という話しを聞いた。要はリードを引いている飼い主が連れているワンコの便意に気がつかない、分からないということに尽きる。 確かに急にしゃがみ込まれることはあり得るし、ラテも幼犬時代に信号機のある横断歩道を渡りはじめたとき、その中央あたりで始めたときには慌てた…。 しかし飼い主が対処できないことばかりではない。ひとつには前記したように排泄させてはまずい場所は通らないことにつきるが現実はそうも言っていられない場所も多い。そうした場所はリードを上に引き、ラテを緊張状態というか座らせないようにして足早に通り過ぎるようにしている。 またワンコは他のワンコの臭いが残っている場所に上書きのように排泄する習性を持っているから、まずい場所・位置にもしオシッコの跡やフンの跡があったらそこを避けて通る。※ラテを美容室に連れて行った。約3時間後に引取に行ったときのラテの笑顔 さらに最初は分かりづらいかも知れないがよく観察していれば愛犬が便意を催したサインがまずまず分かるようになるはずだ。クンクンモードが激しくなるとか、歩き方が小股になってくる等といった動作で察知できるようになるし、そもそもが初めて通る場所ではいざ知らず、いつも通っている場所ではどの辺でフンをするかは次第に分かってくるはずだ。 そして前記したように例えばファッションセンター「しまむら」店頭で一休みするような場合、オトーサンは事前にオシッコは十分に済ませ、フンも済ませてからでないと店側は歩かないようにしている。 こうした基本中の基本を押さえるためには散歩中にスマホに夢中になっているような飼い主は失格なのだ。ましてやワンコのフンを片付けずにいる無神経さに怒りを覚える。※子供たちにはフレンドリーなラテだが、多くの小さな子供たちに囲まれるのは緊張するらしく尻尾が下がっている 前記のファッションセンター「しまむら」店頭に貼られたビラではないが、法的に問題がないなら防犯カメラの映像をバシバシ公開して欲しいと思う。そうでないと多々注意している飼い主も肩身の狭い思いをすることになる。 ワンコ先進国のドイツでは一匹目を買う場合、年間15,000円ほどの登録料がかかるそうだが、反面そうした資金でワンコのフンを捨てる専用のゴミ箱を多々街中に設置するといった策を実行しているという。また一定の訓練を終えたワンコならノーリードで歩くこともできるというが、そもそもが悲しいことに行政以前の問題としてワンコの飼い主の意識と責任感に関し日本はかなり後進国だと思わざるを得ない。
Appleは本日、デベロッパがパワフルな新しいアプリケーションをさらに簡単に、さらにすばやく開発できるようになる、いくつかの画期的なテクノロジーを発表した。SwiftUIは画期的な開発フレームワークで、パワフルなユーザーインターフェイスをこれまで以上に簡単に構築できる。 ARKit 3、RealityKit、そしてReality Composerはデベロッパのための先進的なツールです。これらを使えば、コンシューマー向けアプリケーションやビジネスアプリケーションのために魅力的なAR体験をさらに簡単に作成できるようになる。新しいツールとAPIは、iPadアプリケーションをMacに移行するプロセスをとてもシンプルにする。また、Core MLとCreate MLがアップデートされ、デバイス上の機械学習アプリケーションがさらにパワフルに、効率的になる。 Xcode 11に新しいグラフィカルUIデザインツールが組み込まれ、UIデザイナーはSwiftUIを使ってユーザーインターフェイスをすばやく簡単に作成でき、コードを記述する必要もない。Swiftコードが自動的に生成され、このコードが修正されると、UIの変更が即座にビジュアルデザインツールに表示される。デベロッパがコードの作成、テスト、微調整を行う時に、UIの外観や動作を自動的にリアルタイムでプレビューできるようになる。グラフィカルデザインとコード作成をスムーズに移動できるため、UI開発がさらに楽しく効率的になり、ソフトウェアデベロッパとUIデザイナーがさらに緊密にコラボレーションできるようになる。プレビューはiPhone、iPad、iPod touch、Apple Watch、Apple TVなど、接続されたAppleデバイスで直接実行でき、アプリケーションがマルチタッチにどのように反応するのか、カメラやオンボードセンサーと一緒にどのように機能するのかを、インターフェイスの作成中にリアルタイムで確認できる。 ARKit 3では、人物をARの中心に配置することができる。Motion Captureによって人の動きをアプリケーションに統合でき、People OcclusionでARのコンテンツが人の前後に自然に表示されるため、さらに臨場感のあるAR体験が可能になり、グリーンスクリーンのような楽しいアプリケーションを作成できる。また、ARKit 3ではフロントカメラで最大3人の顔を検出でき、フロントカメラとメインカメラが同時にサポートされる。共同セッションも可能になり、共有可能なAR体験をより速く提供できる。 新しいツールとAPIにより、iPadアプリケーションのMacへの移行がこれまで以上に簡単になりる。Xcodeでは、既存のiPadプロジェクトを開いて1つのチェックボックスをオンにするだけで、Macの基本機能とウインドウ管理機能が自動的に追加され、タッチ操作やキーボード、マウスなど、プラットフォーム固有のエレメントが調整されるため、Macバージョンのネイティブアプリケーション作成において大変有効なスタートを切ることができる。MacとiPadのアプリケーションが同じプロジェクトとソースコードを共有するため、コードに変更が加えられると、iPadOSバージョンとmacOSバージョンの両方のアプリケーションに変換される。1つのチームが両方のバージョンのアプリケーションに対応できるため、デベロッパの貴重な時間を節約できる。MacとiPadの両方のアプリケーションで、ユーザーはプラットフォーム独自の機能を楽しむことができ、Macのキーボード、マウス、トラックパッドやMacのユニークな機能であるTouch Barを使う時に、精度やスピードをコントロールできる。 ■Newsroom
Appleは本日、tvOS 13をプレビューした。tvOS 13は、家庭にある一番大きなスクリーンで、テレビ番組、映画、音楽、写真、ゲーム、アプリケーションをお楽しみいただけるように、Apple TV 4Kを自分だけの最高のエンターテインメント用デバイスに簡単に変えられるオペレーティングシステム。 tvOS 13では、Apple TV 4Kで、臨場感のある新しいホーム画面が利用できるようになる。また、複数のユーザーに対応し、それぞれのユーザーが自分向けのテレビ番組、映画、音楽、おすすめにアクセスできるようになった。Apple Arcadeのほか、さらに多くのゲームコントローラにも対応している。海中で撮影された新しい4K HDRスクリーンセーバーも追加されている。 ■Newsroom
Appleは本日、世界で最も先進的なデスクトップオペレーティングシステムの最新版、「macOS Catalina(カタリナ)」をプレビューした。macOS Catalinaには、洗練された新機能、これまでにない新しいアプリケーション、パワフルなデベロッパ向け新テクノロジーが数多く搭載されている。 macOS Catalinaでは、iTunesが人気の高い3つのエンターテインメントアプリケーション、Apple Music、Apple Podcasts、Apple TVアプリケーションに置き換わることになる。また、新機能の「Sidecar(サイドカー)」により、ユーザーはiPadを2台目のディスプレイまたは高精度の入力デバイスとして使用し、Macのデスクトップを拡張することができる。この機能はMacのクリエイティブアプリケーション全般で使用可能。さらに、新たなセキュリティ機能でユーザーを保護する性能が高まり、音声コントロールではMacの操作を音声だけで実行できるようになる。 macOS Catalinaでは、iTunesに代わる3つのアプリケーションが新登場し、Macユーザーが好きな音楽、テレビ番組、映画、Podcastをもっと探しやすく、楽しめるようになった。 新しいMac用ミュージックアプリケーションは、軽快に動き、楽しくて使いやすいアプリケーション。Apple Musicは、5千万以上の曲、プレイリスト、ミュージックビデオの中から素晴らしい新しい音楽を発見する手伝いをする。このアプリケーションで、楽曲をダウンロードしたか、購入したか、CDから取り込んだかどうかに関係なく、ミュージックライブラリの全体にアクセスできるようになる。音楽を手元に置いておきたい人は、クリック1つでiTunes Music Storeを開いて音楽を購入できる。 新しく生まれ変わったApple TVアプリケーションで、映画やテレビ番組の検索、視聴が1つのアプリケーションで実行できるようになった。Apple TVアプリケーションでは、Apple TVチャンネルや、パーソナライズされたおすすめコンテンツが利用でき、iTunesで提供されている10万以上の映画、テレビ番組を閲覧、購入、レンタルすることができる。そしてユーザーは、4K HDRおよびDolby Atmos対応の映画を楽しむことができる。 人気の高いApple Podcastsアプリケーションでは、70万を超えるポッドキャストが提供されている。このアプリケーションでは、新しいエピソードが公開されたらすぐに通知してくれるオプションも用意されている。また、このアプリケーションには新しいカテゴリが追加されており、世界中のエディターが厳選したコレクション、さらにはエピソードをホスト、ゲスト、話題となっているトピックで指定して検索できる高度な検索ツールも備えている。 またSidecarを使うと、iPadがMacの拡張ディスプレイになる。また、対応しているMacアプリケーションでは、iPadを高精度の描画タブレットとしても使用できる。Sidecarを使うことで拡張ディスプレイを簡単に使えるようになるので、外出中のユーザーはどこにいても2台のディスプレイを使って作業できるようになる。Apple Pencilと組み合わせると、スタイラスペンの入力に対応しているMacアプリケーションなら、iPadを使って描画、スケッチ、書き込みができる。Sidecarは、Final Cut Pro Xを使ったビデオ編集や、Adobe Illustratorを使った描画、iWork文書のマークアップにも役立つ。その他の連係機能と同じく、Sidecarはワイヤレス接続でも使えますので、ユーザーは自由に持ち運びして作業できるようになる。 ■Newsroom
Appleは本日、watchOS 6をプレビューした。watchOS 6により、Apple Watchユーザーは健康とフィットネスをさらに快適に管理できるようになる。ダイナミックな新しい文字盤が追加されたほか、Apple Watchから直接App Storeにアクセスすることも可能になった。 新たに搭載されたCycle Trackingアプリケーションを使うと、女性は月経周期に関する重要な情報を記録できる。Apple Watchの利便性を活用して、次の月経の時期や妊娠可能期間を予測できる。毎日の記録機能では、現在の周期、月経血、症状や兆候、排卵予測キットの結果や排卵周期の記録に関するその他の要素といった月経期間に関連する情報を簡単に追加できる。 新しいCycle Tracking機能は、iOS 13がインストールされたiPhoneでも使うことができる。 watchOS 6では、初めてApple WatchからApp Storeに直接アクセスできるようになる。他社製アプリケーションのインストールや、Siri、音声入力、指書き入力を使用してアプリケーションの検索が簡単にできるほか、Apple Watchの画面でも見やすいようにデザインされたアプリケーションの製品ページも用意されている。また、デベロッパは、iOSアプリケーションがなくてもApple Watch上で単独で動作する、Apple Watch専用アプリケーションを作成できるようになる。 ■Newsroom
Appleは本日、Macでできることの限界を押し広げていくプロのために完全に再設計された革新的なワークステーションとして、まったく新しい Mac Pro を披露すると共に、世界最高クラスのプロ仕様ディスプレイとして Apple Pro Display XDR を発表。 最高レベルの処理能力、拡張性、構成可能性を実現するために設計され、完全に新しくなったMac Proは、最大28コアまで拡張できるワークステーションクラスのXeonプロセッサ、1.5TBという膨大な容量もサポートする高性能なメモリシステム、8基のPCIe拡張スロット、世界最速レベルのグラフィックカードをサポートするグラフィックスアーキテクチャを特長とする。 これに併せて、8K ProRes RAWビデオストリームを3本まで同時再生できる画期的なアクセラレーターカード、Apple Afterburnerも発表した。 Pro Display XDRは、巨大な32インチRetina 6Kディスプレイで、鮮やかなP3広色域と10ビットカラー、ピーク輝度は極限レベルの1,600ニト、コントラスト比1,000,000:1、超ワイドな視野角を特長としつつも、これを画期的な価格で実現。新しいMac ProとPro Display XDRの組み合わせは、Appleがこれまでプロユーザー向けに提供してきた中で最もパワフルなツールで、プロのワークフローを完全に変えてしまう可能性を秘めている。 ■Newsroom
Appleは本日、iPadOSのプレビューを発表した。iPadOSは、iPadならではの体験を表す新しい名前を冠したパワフルなオペレーティングシステム。iPadOSはiOSと同じ基盤をもとに構築されているが、iPadならではの大きなディスプレイと汎用性を生かしたパワフルな新機能や直感的な機能が追加されている。 複数のウインドウでアプリケーションを操作する新しい方法、より多くの情報を一目で確認できるように新しくデザインされたホーム画面、より自然にApple Pencilを使いこなす機能を搭載したiPadOSは、iOS 13の優れた新しいアップデートも活用。これによりiPadは、一般のお客様にもクリエイティブプロにもぴったりのデバイスになる。 ホーム画面は新しくデザインされ、より多くのアプリケーションを各画面に表示する新しいレイアウトが採用されている。「今日の表示」をホーム画面に追加できるようになり、ウィジェットにすばやくアクセスしてヘッドライン、天気、カレンダー、イベント、ヒントなどの情報を一目で確認できる。 ■Newsroom
Appleは本日、iOS 13のプレビューを発表した。iOS 13には、iPhoneに新たな魅力をもたらすダークモード、写真のブラウズと編集を行う新しい方法、アプリケーションとウェブサイトへの新しいサインイン方法、世界を案内するまったく新しいマップなどが搭載される。システム全体が最適化されたiOS 13は、より高速に動作し、より機敏に反応。これにより、アプリケーションの起動速度が改善し、アプリケーションのダウンロードサイズが削減され、Face IDはさらに速くなる。 iPhoneの新しい魅力的な外観としてダークモードが加わる。ダークモードでは、システム全体とすべてのネイティブアプリケーションの外観が暗い色調になり、暗めの場所での見やすさが際立つ。ダークモードはサードパーティのアプリケーションデベロッパが独自のアプリケーションに組み込むことができ、日の出などの特定の時刻に合わせて自動的に有効にすることもできる。 またAppleは、プライバシーを保護しながらより簡単ですばやく、かつより安全にアプリケーションやウェブサイトにサインインするための新しい方法を発表した。SNSのアカウントの利用やフォームへの入力、Eメールアドレスの確認やパスワードの選択などの代わりに、ユーザーはApple IDだけを使って認証することができ、Appleはデベロッパに一意のランダムなIDを提供することでユーザーのプライバシーを保護する。 デベロッパがユーザーに名前とメールアドレスを求めることを選択した場合でも、ユーザーは代替となる一意のランダムなメールアドレスを提供して自分のEメールアドレスを非公開にすることができる。 Sign In with Appleは2ファクタ認証がセキュリティレイヤーとして追加されており、Face IDまたはTouch IDでユーザーが簡単に認証することができる。 Appleは、Sign In with Appleを利用してユーザーやユーザーのアプリケーション内でのアクティビティのプロフィールを作ることはない。 ■Newsroom
夏日が続くような季節になってきた。必然的に天気が良ければ日射しも強く、白内障を患い緑内障も治療している眼を持つ当人としてはサングラスが必須である。一応ネットショッピングした色の濃いものと透明のサングラスを用意してあるが共にUVカット率99%と謳っているもののこれら安物のサングラスは本当にUVカット効果があるのだろうか…。 というわけで、紫外線は大敵のため愛犬との散歩など比較的外にいる時間が長くなりがちなときにはサングラスをかけるようにしているわけだが、色の濃いサングラスは見やすいものの視力が弱いこともあり、少し薄暗い場所では見えにくいし愛犬とのアイコンタクトも思うようにいかない。※UVカット仕様を確認したいサングラスと「UVレベルチェック・リップミラー UV-004」 また紫外線カット機能のない、色の濃いサングラスは瞳孔を開かせてしまうために目を痛めてしまうとも聞くし、なんとか手持ちの透明レンズのサングラスが本当にUVカットの能力があるのかを確認したいと簡単なUVチェッカーを使ってみた。 紫外線の強度を測る計器は多々あるが総じて高価だ。しかし今回のミッションは紫外線の強度を精密に測ってどうのこうのというのではなく、紫外線が間違いなく届いている場所で所有しているサングラスがその紫外線をきちんと遮っているかどうかを確認したいわけで、それだけの為に数万も数千円も出せないと考えていたところ適当なアイテムを見つけた。 それが「UVレベルチェック・リップミラー UV-004」という商品でその名の通り背面側には小さなミラーが貼られており、チェーンが付いているのでキーホルダーやバッグなどに掛けておくこともできるし小型で薄いのでポケットに納めておくのも苦にならない。 なによりもAmazonで500円程度で買えたことだ。無論きちんと動作しなければ意味は無いが…。 このUVチェッカーは日射しに数秒当てるだけで上部の太陽のアイコンだけでなく全体が赤紫色に染まる。しかしスイッチやボタンはないし電池も不要だ。 ボディには4段階のUVレベルが表示されており、それが計測したUVレベルを表すというわけでまったく手間はいらない。一端染まったUVチェッカーはUV照射がない場所に置けばすぐに元のレベルに戻る。 要はこの4段階のレベルであれば誰もがUVカットが必要だということになる。※ベランダに出て、日向にUVチェッカーを置くとすぐに真っ赤に変色した さて私のミッションはUVレベルチェックをすることではなかった。手持ちの透明なサングラスが売り文句の通りUVカット効果があるのかどうかを確認したいと考えたわけだ。 したがって実験はいたって簡単。明らかに紫外線照射がある場所にUVチェッカーを置き、その前面に目的のサングラスのレンズ部位を置いて確認するだけだ。 サングラスのレンズにUVカットの能力があればチェッカーの色は変わらないか、変わっても僅かだが識別できるような濃さになったとすればUVカットの能力はないということになる。※前記の上に目的のサングラスのレンズ部位を重ねてみると数秒後に赤色は消えた いろいろと事前に調べた範囲ではそもそもプラスチックレンズにはUVカット効果があるようだ。ただし99%のカットを謳うためには何らかのコーティングを施している場合が多いらしい。 さて実験の結論だが、目的のサングラスはUVカット機能が間違いなくあることがわかった。レンズ越しのUVチェッカーは見事に反応しなかったからだ。 これで安心して手元のサングラスをこれからの季節に愛用することが出来る。
どのような分野でも専門家と称する人たちのアドバイスが常に正しいとは限らないが、特にワンコの飼い方やトレーニングについての情報には間違ったことや、古い学説がいまだにそのまま主張されているものが目立つ。少し前の日記にもご紹介したがTV番組でワンコのトレーナーと思われる人が「ワンコを人の目線より上に上げてはいけない」とアドバイスしていたのには驚いた。 ちなみにワンコの飼い方や育て方の本のほとんどは躾けインストラクター、ドッグトレーナーといった肩書きの人のようだ。それとは別に獣医の先生の場合もある。こうした方々が我々にとってワンコの専門家ということになる。そしてそうした人たちがその専門の立場から多くのワンコに関する本を書いてきたし、時にTVなどのメディアやホームページでアドバイスをしているのが現状だ。 正直、最初にワンコを飼った飼い主は不安だらけだ。オトーサンもそうだった。※散歩途中で早くもへたっているラテ ワンコは喋ってくれないしこちらの言動を理解しているのかも分からない。そしてやれ甘噛み、拾い食い、リードの引っ張り、トイレの失敗、分離不安、吠えるといったことなどで悩むことになる。 そうした時に役立つのは先に記した専門家のアドバイスのはずだが、オトーサンの13年の経験からいえば、一番有用なというか地に足がついたアドバイスをしてくれたのは散歩途中で知り合った既存の飼い主さんたちだった。※気温が低めだとラテはよく歩く 勿論、専門家と一言でいっても…申し訳ないが…いわゆるピンキリだ。我々は専門家の言だからと素直に信用しがちだが、正しくない場合もある事を知るべきなのだ。 例えば獣医師の方は当然のワンコの生理や病気、体の仕組みに深い造詣を持っているはずだ。いや、はずでなくそうでなければ困る(笑)。しかしそうした獣医師の人たちにしても特別犬猫が好きで獣医師になったとは限らないし、多くのワンコや病気あるいは怪我の症例を経験してはいるだろうが、犬語が理解できる特殊能力があるわけではない(笑)。 そしてそれらの専門家はいまだに「ワンコの祖先はオオカミであり、群れで行動し強いリーダーに統率される。しかるにワンコも同じだ」といった類の話しする人もいる。 ワンコの祖先はオオカミだということは知られている事実だが、もし言うとおりなら「人間の祖先はサルである。したがって…」という理屈になってしまうではないか。※一休み中のアイコンタクト またオトーサンがラテを飼ったときに10冊ほど飼育本の類を買って読みあさったが、その中には「真正面からワンコと目を合わせてはいけない」という話しがまことしやかに書かれていた。たぶん今でも一部の本には同じ類のことを主張しているものがあるに違いない。 なぜいけないのかという理由だが、目と目を合わせて対峙するのはオオカミは勿論ワンコにとって威嚇であり攻撃のサインだから…というもの。したがってワンコ次第では鼻先を噛みつかれることになるという。 しかし天の邪鬼なオトーサンは幼犬時代からラテの正面に座り込み、体を綺麗にする際に視線を合わすことを何度もやったし、現在でも続けている。また公園でよく会うようになった飼い主さんのワンコ…ビーグル犬、柴犬、コーギー犬、あるいはボーダーコリーといったワンコたちにも試みたが唸られたり噛みつかれたことは一度もなかった。 無論、ワンコに顔を向けるときには笑顔で接し言葉を掛ける。しかめ面したり、わざわざ威嚇の表情をしたことはないことも明言しておくが…。※可愛がってくださるファミリーのご夫婦と見つめ合い… さてそのワンコと視線を合わせると…いう話しだが、近年の研究によれば、飼い主とワンコが目線をあわせると双方で、愛情や信頼に影響するホルモン「オキシトシン」の濃度が上昇することがわかったという。 このことはNHKのTV番組「イヌと人 3万年の物語~絆が生んだ最強の友~」(2018年放送)内でも主張していたが、オオカミとかサルでは同じ事が起きないという。人対人を別にするとワンコだけだという点が興味深い。それだけワンコは我々にとって特別な存在なのだ。 そもそも人間の母親と子どもの間ではオキシトシンがお互いにの愛情を高め合うことがわかっているが、異なる動物間で同じような関係がわかったのは当該研究が初めてであり、例えばオオカミは飼いならされていても飼い主と目をあわせず、オキシトシン濃度の上昇は無縁だという。 要は視線を合わせるのはタブーどころか、ワンコと飼い主が見つめ合うと幸せホルモンとも言われる「オキシトシン」が我々人側は勿論ワンコ側にも分泌され、より人とワンコが幸せを感じ、良い絆づくりにつながるのだとか…。ということは皮肉なことに飼い主と犬の幸せや信頼関係は人間同様「見つめ合う」ことから始まるということになる。 「飼い犬にリーザーの座を奪われては駄目」だとか「ワンコの視線を人の視線より上にすると自分がリーダーだと思うから危険」といった話しは最近の研究で覆されているはずだが、いまだにTVや書籍はもとよりインターネットを始めとするメディアなどではこの種の「支配性の理論」の主張が見られるのでこれからワンコを飼う、あるいは飼い始めた飼い主さんは惑わされないようご注意いただきたいと願う。