ラテ飼育格闘日記(700)

タイトルをご覧の通り、当「ラテ飼育格闘日記」は今回で700回目となった。ラテを我が家に迎えた2006年の12月より、毎週土曜日に何らかの動向をアップしようと決心してから今日まで一度も中断せずにここまできたことは我ながら嬉しいが、昨今の世相を振り返れば「700回記念」どころではない…。


先日、ひとつの事件(大げさだけど)があった。夜9時半頃だったと思うが、いつものようにラテを寝かす前に排泄させようと外に連れ出したときのことだ…。

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※ラテは外の空気が気持ち良いのか、居座ることが多くなった


ラテも連れ出された目的を承知しているからオシッコすれば朝夕の散歩とは違って素直に戻る。
その日もすぐに用を足してマンションのエントランス近くに戻ると、そこに白いトイプードル?マルチーズ?か…小型犬が草むらの臭いを嗅いでいた。

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※新型インフルエンザの騒動がなければ新緑のよい季節なのだが…


ラテが吠えないようにとリードを短く持って近づいたが、驚いたことにそのワンコはノーリードなのだ。
オトーサンは「きっとリードが外れたりしたのだろう。すぐに飼い主が慌てて飛び出てくるだろう」と思い、その場で待つことにした。それに近づけばラテとの間でガウガウの喧嘩になるかも知れず、運が悪ければどちらかが怪我でもしかねない。

しかし、しばし待っても人が追ってくる気配はない…。とはいえこのまま立ち尽くしてそのワンコがどこかへ去るまで待つこともできないからとラテを連れたまま少し近づいた。
ラテはすでに警戒してか「ウ~」と低く唸っている。無論こちらに気がついたワンコも小型犬特有の高い声で吠えはじめた。

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※長い間工事をしていた多摩東公園回りも綺麗に一新され、散歩で通るのも気持ち良い


そのときオトーサンは確信した。これはリードが首輪から外れたとか逃げ出したということではなく、飼い主が意図的にワンコだけで排泄してこいとドアを開けたのではないかと…。
そういえば、数ヶ月前にマンションの通常立ち入り禁止エリアに小型犬の糞が落ちたままになっていたらしく、たまたまそれを上階から見ていた人から管理会社に連絡が入り、厳重注意の御触が出たことがあった。

そのときの目撃情報でも白い小型犬でどうやら○階のベランダから放したらしい。立ち入り禁止エリアにワンコを放つこともまずいが、ワンコの排泄を意図的にそのままにする神経は都会の集団生活には合わない部類の人に違いない。そして事実オトーサンもその2ヶ月ほど前か、エレベータホールに小型犬の糞を見つけ、仕方がないので片付けたことがあった。
当該マンションはペットを飼ってもよいことになっているが、こうしたトラブルが重なれば禁止になるかも知れず、笑って済ませられることではなく他の飼い主にも多大な迷惑がかかる。

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※久しぶりに公園で出会ったAちゃんに抱きつかれ、猛烈に尻尾を振るラテ


さて、オトーサンはこのまま睨み合っていては自宅に入れないからと意を決してさらに近づいてみると幸いというか、白いワンコは攻撃型というより怖がって吠えているようで後ずさりし始めた。オトーサンは注意をしつつ、ラテの自由を拘束しながらエントランスに入って行くと白いワンコは猛烈に吠えながらもエントランスから階段を登って館内に逃げていった。
そのワンコの吠え声は○階の室内においても十分に聞こえていたはずだが、飼い主は一向に姿を見せない。

普通なら外でワンコの吠え声や泣き声を耳にし、それが自分の飼い犬だと知れば慌てて飛び出すのがまともな人間だと思うが、一向に姿を見せない…。
オトーサンは次第に腹が立つというよりそのワンコが可哀想になってきた。
本来なら飼い主が連れ出すべきところ、面倒だから…放しても戻ってくるから…とワンコだけ外に出したのだろうが、言語道断だしノーリードは条例違反でもある。

そもそもワンコが、あの小型犬がマンションの鉄の扉を自分で開けて出てくるはずもなく、明らかに飼い主がドアを開けたのだ。ということはワンコがどこで粗相をしようが気にしない飼い主なのだろうが、もしガードレールを潜って車道に出れば車に撥ねられる可能性だってあるわけだ。
「嗚呼、大切にされていないのかなあ」とオトーサンは悲しくなったが、ともかくワンコが○階の通路へ走って行ったことを確認しつつ部屋に入った。

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※オトーサンとボール遊び中。普段は見せないキラキラした表情だ(笑)


するとすぐに泣き声が聞こえなくなった。きっと頃合いを見計らって部屋に入れたに違いない。
広大な牧場にでも住んでいるなら、ワンコを放しても誰も文句を言わないだろうし迷惑を被る人もいないだろうが、マンション生活でそれをやっては絶対にいけない!

ここは大きなマンションでもないのでオトーサンにもどの部屋の住人なのかは検討もついたし、もともと入居の際にはワンコを飼うには犬種などを登録した契約書を取り交わしているはずなので飼い主は分かるわけだが、住人同士のいがみ合いに巻き込まれたくはないので管理会社に任せることにした。
まあ、防犯カメラの映像を確認すればすぐにわかることだろう…。ともあれ二度と同じことがないようにと願うが、この数日、夜にラテを連れ出すときには周到に周りを注視する癖がついてしまった(笑)。



ラテ飼育格闘日記(699)

一向に新型インフルエンザの感染は治まりそうも無く、どう見てもこれは長引きそうだ。これまでオトーサンの住んでいる多摩市では感染者はいなかったが、あっと言う間に4月14日には7名に増えている。一般の我々にできることは知れているが、正しく他人事では無くなっている…。


三寒四温の季節だからか、雪が降ったと思ったら日中には21℃の気温になったり、ちょっとした台風なみの強い風を伴う雨が降ったりとラテとの散歩にも多々影響する不安定な天気が続く。
それでも雨だから、雪だからと散歩を休むわけにはいかないのが辛いところだが、こればかりは飼い主が責任を持ってワンコの健康管理をしなければならないのだから努力あるのみだ。

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※ラテとの散歩は体力的には辛いこともあるが総じて楽しい


無論、ラテとの散歩は多くの刺激をオトーサンに与えてくれる。その第一は当然のこと…ラテの一挙一動に笑ったり怒ったり、感心したりしながら歩くことだ。
それからオトーサンはラテとの散歩には必ずコンパクトカメラをポケットに忍ばせて出かけることにしている。そういえば、常にiPhoneを携帯していることでもあり、スナップ写真程度ならなにもわざわざ別途コンパクトカメラを持ち出すこともないだろうに…と思われる方もいるに違いない。

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※機嫌良く散歩開始


確かにスナップ写真なら今のiPhoneは少し暗いところでも綺麗に撮れる。しかしオトーサンは結構ズームを使いたいことが多いので光学18倍のズーム機能を持つコンデジは手放せないのだ。
勿論そのカメラでラテも撮るが、遠方の稜線、手の届かない離れた場所に咲く花や木々、そして近隣は野鳥が多いので運が良ければさまざまな野鳥も撮れる。

そうして撮った写真が思った以上の出来であれば嬉しいが、それ以前に「写真を撮るという意識で周りの世界を見つめる」ことの楽しさを知ったというべきか…。
これはラテと散歩を始めてからの意識変化だといえるが、そもそも一人で1時間も散歩をしようなどとは思わない(笑)。
ラテと散歩に出るようになってから、これまでほとんど意識しなかった周りの世界を美しいと思うようになった…。

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※女房に抱かれてご機嫌


桜が満開の木々を撮るにしても漠然と撮るのではなく、どう切りとったらより美しい1枚になるか…と考えて撮るようになった。そして道端に置かれている朽ちた道具類や工事のために置かれている重機などに対してもそこに「美」を見つけようとする意識が生まれたともいえる。
本当なら一眼レフを持ちたいところだが、それではいかにもラテとの散歩には邪魔である。といってもiPhoneでは物足りないということでコンデジを持ち歩く毎日なのだ。

そういえば先日、大きな橋の上でラテが一休みしているのでオトーサンは遠くの山々をカメラに収め、さて散歩を続けるぞ…と歩き始めた。そのとき前方から柴犬を連れた老人が場違いなほどに大声で連れの人と話しながら歩いて来た。
こうした大きな声で話す人は自身の耳が遠い場合が多いと聞いたことがあるが、朝の静かな場所でまったく不自然な爺さんだった。

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※風の強い雨の日はレインコートを着せてもずぶ濡れになる…


その爺さんがすれ違いざま、ラテを指さし「10歳は越えてるね!」と叫んだ。まさしく叫んだ(笑)。オトーサンは無視するのも大人げないと思い「今年で14歳です」と歩きながら応えると爺さんは「ふうん。太ってるね」とこれまた大声で言い放った。
連れの男もできれば関わりたくないと思ったのだろうか、そっぽを向いている(笑)。

まあまあ見知らぬ人間に挨拶もせず、いきなり言葉を発するのも礼儀知らずだが、例え相手がワンコだとは言えこれまたいきなり「太ってるね」とは失礼千万だ。オトーサンはムカッとしたがまさか殴りかかるわけにもいかず無視してそのまま歩いたが、その爺さんの声はその後もしばらく聞こえていた。

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※いきなり指さし「太ってるね」はないよね(怒)


もともとああいう男なのか、それともかなりの年配だからボケているのかは分からないが、ラテとの散歩はこうした無礼で気色の悪い人と出会うこともあるものの、大概は気持ちの良い人たちとの挨拶で始まることが多い。
その翌日、同じ場所に近いところを歩いていたら白髪のお婆さんが娘さんと思われる女性と我々の後ろから来て通り過ぎたと思ったら、お婆さんはふと立ち止まって腰を屈めラテの顔を覗き込んだ。
昨日のこともあったから、また「太ってるわね」と言われるのかとオトーサンはリードを引き締めたが(笑)、ラテは不思議に吠えない。
腰を伸ばしたお婆さんはにっこりとしながら「なんて可愛いんでしょ」と一言いって足を速めた。
オトーサンは嬉しくなり、ラテにオヤツをひとつ奮発した(笑)。




iPhone SE、人気のデザインがパワフルな新しいスマートフォンとして登場

Appleは4月15日、第2世代のiPhone SEを発表しました。このパワフルな新しいiPhoneは、4.7インチのRetina HDディスプレイと、業界最高レベルのセキュリティを誇るTouch IDを備えており、コンパクトなデザインで、全面的に刷新された最もお求めやすいiPhoneとなっています。

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新しいiPhone SEは、Appleが設計したスマートフォン史上最速のチップであるA13 Bionicにより最も要求の厳しい処理にも対応します。また、iPhone SEはiPhoneとしてこれまでで最高のシングルカメラシステムを搭載しているため、ポートレートモードのようなコンピュテーショナルフォトグラフィの利点を最大限に活用できます。さらに、耐水·防塵性能も備えています。
iPhone SEは、ブラック、ホワイト、(PRODUCT)REDの美しい3種類のカラーでお届けします。4月17日から予約注文を開始し、価格は44,800円(税別)からです。

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ハンドヘルドパーティクルカウンターHT9600によるマスクフィルター透過性能の測定

どうにも困った性格で、思い立ったら突きつめてみなければ気が済まない…。とはいっても無論できることとできないことがあるわけだが、未知のことに手足を突っ込む好奇心の強さは若い時と少しも変わっていない(笑)。今般大気質モニター「HT-9600」を手にしたのもそうした一環である。

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※ハンドヘルドパーティクルカウンターHT9600。上はサイズ比較のためにマウスを置いた


■概論
屋内にしろ屋外にせよ大気環境の良し悪しは健康に直結するわけだから、いま自分が多くの時間を過ごしている場所の環境がどのようなものであるかを知るのも決して無駄ではないだろう。しかし今般私がハンドヘルドパーティクルカウンター「HT-9600」を入手したのはそうした目的ではない。
目的は市販の不織布マスクは勿論のこと、3Dマスクに使うマスクフィルター類がそれなりの効果があるものなのかを検証したいということに尽きる…。

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※今回フィルター透過性能測定に使ったアイテム。左から不織布マスク、三層マスクフィルター、ティッシュペーパー、二層マスクフィルター、エアコンフィルターそしてキッチンペーパー


ところで4月14日のYahooニュースに寄れば「静岡県内で84店舗を展開する杏林堂薬局(浜松市中区)は13日までに、3Dプリンターを使ったマスク製作を始めた。洗って再利用できるマスクとして従業員が使用する。従業員に配布していた使い捨ての紙マスクを一般販売に回し、新型コロナウイルス感染症の影響で品不足が続く店舗での供給量を増やす。」とのこと。

要は「3Dプリンターでプラスチック製の型を作って布で覆い、耳用のゴムひもを付ける。」とあるが、一番の問題はこうして着用する3Dマスクが本当の意味で普及している不織布マスクと同等の性能があるかどうかではないか。無論3Dマスク自体は単なる樹脂製で呼吸穴が空いているだけだからウイルスはもとより花粉もダストの予防もできない。
3Dマスクがマスクとして効果を生むのはそこに着ける何らかのフィルターと口元への密着度の問題だといえる。ひとつでも店頭販売数を増やしたいとする企業の意志は立派だが、従業員の健康も守らなければならない。薬局だから何らかの効果の検証をしているのだろうが、闇雲に3Dマスクだから良しとするのは危ない…。
くどいようだが、肝心なのはフィルターなのだから。

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※筆者が3Dプリンターでプリントした3Dマスク(PITATT公開データによる


しかし、別に研究者でもなく、専門家でもない者がフィルターの検証に手を出したところで信憑性の高い意味のある正確なデータは取れないとは思うが、それでもこうした情報は極端に少ないばかりか、情報が交錯して素人には何が本当なのかということすらぼやけているのが現実だ。

それなら自分でできる範囲のことでも良いから実験し、納得してみようということがそもそもの発端であった。
ただし、大気というか空気中のパーティクル(粒子)を測るのは目視というわけにはいかず(笑)それなりの計測機器を必要とするが、研究者らが使うであろう専門の計測機器など素人が手を出せるものではなく、手に入れたところで使いこなせるはずもない。
しかしどのような製品においてもある種、コンシューマー向けというべき比較的安価な製品もあるはずだと色々と調べた結果、精度は落ちるだろうが操作が簡単そうな製品があったのでダメ元で手に入れた次第。

とはいえはじめに私のスタンスをお話ししておきたい。そもそもマスクって必要なのか…という話もあるではないか。しかしこれまたよく言われているように、新型コロナウイルス「COVID-19」はまず飛沫感染で移るといわれているが、飛沫そのものはマスクでブロックできるとしてもそれに含まれているウイルス自体は容易にマスクの繊維を通り抜けてしまうほど極小なので、受け身としての感染防止にはならないと言われている。
確かに医療関係者が使う医療用マスク(N95)はすごく息苦しいそうだが、これでさえ100%完全にウイルスから守れる保証はないという…。

ちなみに粒子のサイズを確認すると飛沫が3.0〜5.0μm/PM2.5が2.5μm以下/細菌が1.0μmそしてインフルエンザウイルスが0.1μmだという。なおμmは0.001 ミリメートルだ。
したがって理屈は市販のマスクなどでは花粉やPM2.5は防げてもインフルエンザウイルスは易々と通ってしまうことになる。

こうしたことからマスクは不要という話も出てくる。ただし今回の「COVID-19」に関してマスクは予防というよりすでに保菌者かも知れない自分の飛沫をまき散らさない為という大切な目的もある。
また感染はウイルスに触れた手指で口や鼻などに触れることからも起こるという。したがってマスクをしていればその間、口や鼻に触れないわけで、これまた消極的な話しだが、感染防止に役立つとも言える。
さらにそのマスクだが、装着の仕方が悪ければ意味が無く、隙間から空気の出入りが起こるから装着の方法も正しく顔に密着するようにしなければならない。

ということで、今回の主旨はマスクがコロナウイルス感染防止にどれほど役立つか…どうしたら効果的な使い方が出来るか…といったお話しではない。
例えマスクはウイルスを通してしまう不完全なアイテムだとしても肝心なのはマスクやマスクフィルターが飛沫飛散を防ぐ効果があるのかないのかにかかってくる。
また市販のマスクにしてもマスク不足の影響もあってどこで作られたのかも分からない正体不明のマスクを使わざるを得ない場合も出てくる。そうした場合、果たしてマスクとしての効果を期待できるのかどうかも我々には分からない。マスクの恰好をしてれば信用するしかないのである…。

またマスク不足の折、ありがたいことに3Dプリンターで作ることが可能な3Dマスク(マスクカバー)データが公開されているが、それを使うにしても重要なのはそこに使用するフィルターだ。
手軽なのはティッシュで代用可能という話しもあるし、キッチンペーパーも使えるという情報もある。そして私も試しているが高性能のエアコンフィルターを代用するというアイデアも捨てがたいが、それもこれも肝心なのはどれほどの効果が期待できるのかを我々は知らずに使っているのが問題ではないか。

しかし大げさで無くことは命に関わることだが、こうした情報は極めて少ない。であれば精度は期待できないが効果の傾向程度は知ることが出来るだろうと今般エアアナライザー「HT-9600」を手に入れて計測を始めたのが今回のレポートである。
そのスペックは0.3μm/2.5μm/10μmの粒子サイズを計測できるとされるが、機器の精度は±20%程度の誤差があることはともかく、テスト環境のいい加減さ、計測方法のアバウトさなどからどれほど機器の能力を活かした計測ができたかは心許ない。
とはいえくどいようだがフィルターとして計測してみたアイテムの効果の傾向はわかるのではないかと自負しているのだが…。

■計測の実
エアアナライザー「HT-9600」の計測は簡単だ。本体の電源を入れ、濃度単位を "Piece/L" にし「RUN」のボタンを押すだけだ。なお "Piece/L" とは計測時間中に計測されたパーティクルカウント数を換算し、カウント結果を1リットルあたりの個数に換算するものだ。
計測に必要な時間は50秒で、時間が経つと0.3μm/2.5μm/10μmの各パーティクル数を2.8インチのカラー液晶画面に表示してくれる。
なおバッテリーは同梱のMicro USBケーブルで内蔵バッテリーを充電して使う。

さて、まずは私が日々座している部屋の机上にエアアナライザー「HT-9600」を置く。その際に本体は背面に排気スリットがあるので塞がないように注意をする。そして本体上部のサンプリング空気入口部位を計測したいフィルターで覆って…ということになる。前記したように「RUN」を実行するとポンピングタイプすなわち吸引のサンプリングが始まる…。

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※サンプリング空気入口を目的のフィルターで塞いで計測する


勿論フィルターとして扱うアイテムは未使用のものだ。
まあまあ覆い方も輪ゴムで止める程度なので結果も知れたものだが、興味津々ではある。

まずはエアアナライザー「HT-9600」で当該場所の環境をフィルター無しで計測してみた。その結果だが…

            0.3μm     2.5μm   10μm 

室内 フィルター無装備  233000     410     5

という結果が出た。なお数値は三度計測した平均値である。この値はまずまずクリーンだというぎりぎりの範囲内に入っているが、計測したのが早朝でもあり、就寝時には室内の換気をしていなかったための値と考えられる。
ちなみに3時間後に同じ場所で計測してみると0.3μmは106000、2.5μmは150、10μmが1に下がっていた。

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※計測結果はこんな感じで表示される。ただし記事中と表示の値は関係ありません


次に市販のマスクをはじめ、3Dマスクのフィルターとなり得るのではないかと思われるアイテムをエアアナライザー「HT-9600」のサンプリング空気入口部位になるべく一重に巻き計測してみたのが以下の結果である。無論エアアナライザー「HT-9600」の置き場所は同じ場所だ。

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※各アイテムの透過性能結果


■結果の評価について
効果は数値をご覧いただければ説明の必要もないかも知れないが、フィルター無しの計測値よりパーティクル数が少ないほどフィルターとしての効果が優秀だということになる。しかし意外と言っては叱られようが市販の不織布マスクの優秀さには驚いた。
これは「立体型不織布マスク BFE PFE VFE 花粉99%カット」を謳ういわゆるメーカー品だが0.3μmの粒子もほぼ防御できている。

また買い置きしたマスクフィルターのうち、三層構造でPM2.5をブロックすると謳っている製品もかなり優秀なことが判明した。
対して期待した市販のティッシュペーパー(二つ折り)は少々期待外れだったが、飛沫が3.0〜5.0μmのサイズなら少なくとも飛沫は防げる理屈であり、頼り切るのはまずいがフィルターとしてはまずまずか…。で、試しに4重にしてみると0.3μmが9424、2.5μmが30、そして10μmが0という結果にはなったものの、これではマスクフィルターとしては呼吸が苦しくなるので実用的ではなくなる。

そしてこれまた期待していたエアコンフィルターはどういうわけかキッチンペーパーに負けている(笑)。この結果を見る限り、3Dマスクのフィルターとして適切なものは良質のマスクフィルターかキッチンペーパーということになる。勿論キッチンペーパーやティッシュもメーカーや製品によって製造過程や原材料も違うかも知れないことは留意しなければならないが…。

ということでメーカーの肩を持つわけではないが、きちんとしたメーカーの不織布マスクは相応の効果があることがわかった。まあ今回の結果が文字通りフィルターとしての性能としてそのまま評価できるかについては心許ないものの、こうした結果を踏まえ、呼吸が楽で効果があるものを探すことにしたい。ひとつ心残りは布マスクが手元にないので計測できなかったことだ。手に入ったらまた再度確認してみたい。




AppleとGoogle、 新型コロナウイルス対策として、 濃厚接触の可能性を検出する技術で協力

世界中の政府機関と保健当局は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックを抑えるソリューションを見つけ、人々を保護し、社会生活を維持するために協力しています。また、ソフトウェア開発者は、ウイルスと闘い命を救うために役立つツールの開発を通じ、感染症対策に貢献しています。このような助け合いの精神のもと、GoogleとApple は政府と保健機関による感染拡大を防ぐ活動を支援すべく、ユーザーのプライバシーとセキュリティを設計の中心に据えた Bluetooth テクノロジーの利用を可能にする共同の取り組みを発表しました。


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新型コロナウイルス感染症は感染者との接触により伝染する可能性があり、公衆衛生機関は、感染拡大を抑える上で濃厚接触の検出·追跡が役立つ貴重な手法であると提唱しています。世界で多数の主要な公衆衛生当局や大学、NGO が、オプトイン形式の濃厚接触を検出·追跡する技術を開発するという重要な仕事に注力しています。これらの取り組みを推進すべく、AppleとGoogle はアプリケーション プログラミング インターフェイス(API)とオペレーティング システム(OS)レベルのテクノロジーから成る包括的なソリューションを確立し、濃厚接触の可能性を検出します。強力なプライバシー保護を維持しながらも、事態の緊急性に鑑み、両社は以下の 2 つのステップで、同ソリューションの実装を計画しています。

まず、公衆衛生当局が提供するアプリを利用する Android及び iOS端末間で相互運用を実現するAPIを 5 月にリリースします。これらの公式アプリは、ユーザーがそれぞれのアプリストアからダウンロードできるようになります。
次に、今後数か月をかけAppleとGoogle は、基盤となるプラットフォームに、同機能を組み込むことで、より広範なBluetooth ベースの濃厚接触の可能性を検出するプラットフォームの実現を目指します。このようなアプローチは、API よりも堅牢なソリューションであり、ユーザーがオプトインすることを選択した場合、より多くの人が参加できるようになるだけでなく、アプリや政府の保健当局といったより広範なエコシステムとの協働が可能になります。本取り組みにおいては、プライバシー、透明性、そして同意が何よりも重要です。今後、様々な関係者の皆様と協議し、同機能の開発に注力してまいります。また、第三者による分析を可能にするために、本取り組みに関する情報は公開することを前提としています。

世界が直面する最も差し迫った問題を解決する上で、AppleとGoogle は力を合わせる必要性を痛切に感じています。開発者、政府機関、公衆衛生当局との緊密な協力と連携に基づき、テクノロジーの力を活用して、世界中の国々が新型コロナウイルス感染症の感染拡大を抑え、一日でも早く日常生活を取り戻せるよう支援していきます。
このパートナーシップの一環としてGoogleとAppleは、Bluetoothと暗号化の仕様およびフレームワーク資料 を含むドラフト版の技術資料をリリースする予定です。

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ラテ飼育格闘日記(698)

この原稿に手を染めていたちょうどその翌日、緊急事態宣言が発令された。無論新型コロナウイルスを押さえ込むためだが、この緊急事態宣言の発令も賛否両論があるし最近のマスコミは偏っているだけでなく平気で誤報や嘘も伝えるので何が真実か、判断が難しい…。


緊急事態宣言が発令されたからと言っても、コンビニやスーパーに買い物に出かけられるし無論病院やクリニックへの受診もこれまで通りできるという。そして物流にも影響が少ないよう各方面が努力されるというから理屈は買い占めは不要なのだが、不安心理が働くのかまたまたスーパーの棚からものが無くなったらしい。

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※人間界は騒然としているがワンコの世界はいつもと変わらない ^^;


また基本的に罰則規定がないというから緊急事態宣言後とこれまでの自粛要請とどの程度変わるのか、徹底できるのかも分からないが、とにかくこの有事を何とか乗り越えなくてはならない。
オトーサンも緊急事態宣言の有る無しにかかわらず、近所へ食品の買い物と通院、そしてラテの散歩以外ほとんど表に出ない生活が続いているからこの生活サイクルは変わらないと思う。

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※朝早い時間帯はさすがに人がいない


その散歩だが、朝は時間帯が早いこともありほとんど人に会わないというか立ち話するように相手もいないからマスクは使わない。愛用の3Dマスクの出番は買い物と夕方の散歩である。
しかしこれまた報道によれば動物園のトラがコロナウイルスに感染したという話もあり、ラテも些か心配だがまさかワンコ用のマスクを作ったところで大人しく付けるはずもないからどうしようもない。

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※お馴染みのオカーサンとご挨拶!


ともあれそもそも若い時のように長距離を歩いたり激しい駆けっこをするといったことはなく、ただただ近所をまわるだけだから気は楽だ。
しかしそうした反動は室内に向けられる。
室内でのボール遊びの催促が増えたような気がする。とにかく要求しだしたら我が娘は諦めない(笑)。執拗に吠え、奇妙な声を出し、何とも哀愁を讃えた眼で哀願する。オトーサンは仕方なく10分ほどオヤツとボールを持ち出してラテと遊ぶことに…。
このとき、ラテはさきほどのワンコと同じワンコとは思えないほど魅惑的な笑顔をするし、両眼を見開いてボールに飛びつく。

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※ボール遊びを迫るときの顔はとても魅力的だ(上)。オトーサンが投げたボールに飛びつく(下)


さて、その緊急事態宣言が発令された翌朝、オトーサンの体調にも非常事態が生じた。それはままあることなのだが起きがけに足が痙るのだ…。しかし今回のは残酷で左足の脹ら脛と太股の2箇所が激痙りとなった。
足が痙ったことのない方はあまりいらっしゃらないと思うからお分かりの通り、世の中にこれほど痛いというものがあるのか…と思うほど痛い。しかし悪戯に動いてはかえって長引くことになりかねないから転げ回るわけにもいかない。

悲鳴を上げると心配してかラテがのそのそとやってくるが、残念ながら慰めにもならない(笑)。とにかく姿勢を工夫し収まるのをじっと待つしかない。
ともかく少し収まってから着替えをはじめたが、ラテは早く散歩に出たいのだろう…すでにそわそわしている。
本来ならもう少し様子を見たいところだが、ラテの行動を見ていると排泄を我慢している限界のようだからとオトーサンは足を引きずりながら支度をして出かけることに…。

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※さて、早めに帰ろうよ!


声を大にして言うことではないが、緊急事態宣言もなんのその…というかこればかりは仕方がないものの、何とかいつもより散歩の時間を短くしたいとオトーサンは考えるがラテは知らん顔だ(笑)。
ふと周りを見るとまだ朝の早い時間帯ではあるが、オトーサン同様ワンコの散歩をしている人、通勤のため駅方面に向かう人、そして電車や自動車が走り…といつもの朝と変わりが無いように思える。
これでコロナウイルス、終息するのだろうか…。




ダヴィンチColor miniによるレーザー刻印の秘密

XYZプリンティング社、カラー3Dプリンター「ダヴィンチColor mini」用のレーザーモジュールを使い始めているが、色々と難しいことが目立つ。ダンボールは明瞭に刻印できるが薄い合板の木材では上手く行かない。いくらレーザー出力が専用機より弱いといってもスペックには木材も可能とあるわけで数種の合板を手に入れ、あれやこれやとテストを重ねてきたがやっと…刻印不調の原因が解明された!


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※ダヴィンチColor miniによるレーザー刻印は魅力だが…


確かにレーザー刻印は材料を選ばなければならない。特に「ダヴィンチColor mini」用のレーザーモジュールは例えば紙類でも白っぽいものはダメだ。したがってこれまで良い結果を得たのはダンボールとコルク材程度だった。
ところで、このレーザーモジュールによる刻印は「XYZengraver」というアプリケーションを使う。その基本操作はシンプルで簡単だから間違えようはない。

しいて言うなら刻印の方法はベクター方式とラスターモードに2種あるが、一般的に図柄を対象とするならラスターモードであるべきだ。そしてこのラスターモードでのパラメーターは「刻印スピード」と「色の濃淡測定の感度」の二つしか無い。
例えばその「XYZengraver」ウィンドウ内に刻印するJPGイメージを読み込み、サイズを調整するわけだが、最大で縦横13cmが限度となる。

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※「XYZengraver」アプリに刻印するJPGファイルを配置


テストとして縦横10cmの合板製コースターに合うよう「XYZengraver」ウィンドウ内のイメージサイズを縮小し、「ダヴィンチColor mini」本体のプリントベッド上にコースターを置く。
無論刻印位置と合わせなければプリントベッドにレーザー光が当たってしまう…。
そしてラスターモードにして刻印開始となるが、ちなみに使用したJPGのデータは白黒二値で縦横1300 pixel (144dpi)ほどのデータだ。

このサイズだと刻印にもかなり時間が掛かる。専用機としてのレーザー刻印機を使った経験が無いので比較のしようもないが2時間近くかかるのだからなかなか手軽にテストが進まない…。
ともかく問題は時間よりその刻印の結果だが、これは非常に良くない。

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※縦横10cmの木製の板へは無残な失敗。しかし縦横5cmの板へは綺麗に刻印された。何故!?


何度やっても結果は同じだったが、最初に考えたことは「材質がレーザー刻印に合っていないのではないか」ということだった。レーザー出力が弱いためにこうした結果になるのなら、コースターの位置を変えずに二度刻印を実施してみたらどうかもやってみたが変わらない…。
同じ環境下でダンボールになら綺麗に刻印できる事を確認した私はやはり木材の材質が堅いなどの理由でレーザー刻印に適していないのかも知れないと思った。

数日刻印を休んだ後、気を取り直し今度は何気なく四分の一のサイズの木片(5cm四方)に同じ事をやってみた。しかし今度は綺麗に刻印されているではないか…。
10cm角と5cm角の材質がちがうのだろうか?
しかし目視した限り違いは見受けられない。
ここでやっと閃いた!

「もしかしたら、画像データの解像度が小さいからではないか」と。
なぜ1300 pixel (144dpi)のデータを使ったかといえば特に意味は無く、一般的なインクジェットプリンターで紙に印刷することを考えれば、この程度の解像度でも10cm四方程度への出力なら問題なく綺麗に印刷出来ると経験上考えていたからだと思う。
それではと同じイメージで3900 pixelほどにしたJPGデータを使い、同じ事をやってみた…。
あらまあ、今度はバッチリ刻印されている。

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※縦横10cmのコースターがやっと完成。パターンは「アグリッパの魔法サークル」


「XYZengraver」と刻印モジュールがイメージをどのように処理しているかは分からないものの、この結果を見る限り、かなり解像度の高い…サイズの大きなイメージを必要とするようだ。
ことほど然様に新しいツールとの対面は多くの試行錯誤と時間を必要とするわけだが、同じ事でお悩みの方もいらっしゃるかな…と記事にしてみた次第。


ラテ飼育格闘日記(697)

コロナウィルスの脅威が世界を震撼させている。大好きだった志村けんもコロナウィルスに感染して亡くなった。まったく他人事ではないが自粛…自粛としか叫ばない政府役人たちは結局なにもしてくれないことが分かってきた。それだけでなく自衛のために身近なマスクでさえ店頭から姿を消してしまっている…。


とはいえ、自宅に100%閉じこもっていても余裕で生活できる人はともかく、一般の方々はテレワーク云々はともあれ働かなくてはならない。我が家も女房は介護福祉職でもあり通勤電車で働きに出ているわけで、ウィルスに感染するリスクを少しでも減らすためには自衛するしかない。

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※ラテは散歩に出ても馴染みの子供たちが少ないので機嫌が悪い


といってもよく言われるように手洗いとウガイ、そして外出時にはマスクを欠かさず正しく装着することぐらいしか出来ないのだが…。
そのマスクさえ好みのものが思うように買えないのだから何をか言わんやである。
ということでオトーサンはウェブに公開された3Dプリンター用データを自分なりに編集して自前の3Dプリンターでマスク(正しくはマスクカバー)を自作することにした。

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※3Dプリンターでマスクをプリント中。ひとつ4時間半ほどかかる…


ひとつ作るのにオトーサンの設定では四時間半ほどかかるので手軽に…とは言えないし、思った通りにプリントできるまでには幾多の失敗と試行錯誤も必要だが、とにかく実用レベルのものができるようになった。
これに市販のマスクフィルターといったもの(今のところマスク自体より買いやすい)を付けて日々マスクフィルターのみを交換すればマスクカバー自体は水洗いも出来るので常に清潔な形で使い続けることができる。

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※完成した3Dマスクを装着した例


とにかくオトーサンは喫煙もしなければ酒も飲まない。しかし高齢だからして自分で壮年期と比べても肺活量が少なくなったことも実感しているからウィルスに感染し発症したならひとたまりも無いと自覚している。
しかし大変な世の中になってしまったものだが、我々最大の不幸はこういう危機のときこそ良きリーダーシップを取るべき政治家たちがまったくの無能な奴らばかりということだ…。

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※桜が丘公園にて


さて、マスクやマスクフィルターと一緒にしてはまずいだろうが、ラテのトイレシートの消耗も激しくなっている…。オトーサンが排泄のための連れ出しの回数を増やしたこともあり、尿漏れは多少改善したようにも思えるが、それでも長時間寝た後にはやってしまっていることが多い。

まあ…散歩を含めて連れ出すのは良いとしても問題は天気である。晴れの日であれば数分で戻れば掃除は四つ脚とお尻程度で済むが、これが雨だったりすればレインコートを着せてもタオルだけでは簡単に乾かず、結局ドライヤーまで使う羽目になり、大層な手間となってしまう。

そんな折も折、先日は今年の冬初めての本格的な積雪となった。
「これは積もりそうだ…」という時間帯にちょうど散歩となったが、ラテにはレインコートを着せたことでもあり、早々に戻ってきた(笑)。そしてその日の午後は結構な積雪となってしまったが、ラテが喜ぶかと連れ出したものの以前のように積雪に頭を突っ込んだりと喜ばないので少しがっかり…。やはりお歳なのかも。

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※降り出した直前(上)と夕方に積もった雪の様子(下)


ともあれここのところ、一日四度外に連れ出すことが日課になってしまったオトーサンだがコロナだ尿漏れだ…などと言っている内に桜もあっと言う間に葉桜になっていた。
しかしこんな花見の自粛や不要不急の外出は控えろと叫ばれる昨今でも一日一日は確実に暮れそして明ける。オトーサンは手作りのマスクを装着し今日もラテと共に散歩に出かける。どうしても必要な日課だし実際に散歩に出てみると分かるが、当然のこととは言え子供はもとより人の姿が極端に少ないし車の数も少なめだ。皮肉なものだが散歩には最適な環境になっているように思える…。
しかし自然の猛威は簡単に収まらないのだろうが、ウィルスの被害が少しでも収束し、そして長引かないことを祈るばかりである。





緊急提言〜3Dマスク用高性能マスクフィルターの作り方

コロナウィルスが猛威を振るっていますが、マスク不足も深刻です。そこで先般株式会社イグアスという企業が3Dプリンターで自作可能な3Dマスク(正確にはマスクカバー)の.stl データを公開してくれましたので私も早速プリントして使い始めています。これなら消毒も洗浄も簡単で文字通り繰り返して使うことが出来ます。


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※3Dマスク装着例


ただし3Dマスク使用で重要なのは内側に装着するフィルター類です。これがあやふやでは何にもなりません。しかしマスク同様最近では専用のマスクフィルターなる製品類も入手し難くなりました。
そこで現段階で比較的手頃なのがティッシュとエアコンフィルターによる自作マスクフィルター作成です。

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※実際に我が家のエアコンに使っていた残り物


もともとティッシュは軍用品として開発されたもので、脱脂綿の代わりやガスマスクのフィルターとして使われていたと言いますからもともとの性能もまずまず。しかしそれだけではやはり心許ないのでエアコンフィルターを一枚、ティッシュ一枚(2枚組)を二つに折った中に入れるだけという手軽さでなかなかのものが出来上がります。

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※ティッシュ一枚を二つ折りし、その間に適当なサイズに切ったエアコンフィルターを挟むだけ


エアコンフィルターも製品により性能がまちまちでしょうが、私の手元にあった(まさしくエアコンに使った残りです)製品は「0.1μmより大きな微粒子をキャッチ&ホールド」が謳い文句の高性能製品です。
ちなみに粒子のサイズを確認すると飛沫が3.0〜5.0μm/PM2.5が2.5μm以下/細菌が1.0μmそしてインフルエンザウイルスが0.1μmだといいます。
※日本衛生材料工業連合会/全国マスク工業会「不織布マスクの性能と使用時の注意」による※
  
したがって私の手元にある残り物は立派に市販の不織布マスクと同等、それ以上の性能を期待できるというわけです。
その残り物の製品ですが、3Mの製品で幅が38cm・長さ270cmのロール状になっていますが、いまでは様々な製品が出ているようです。価格は高性能なものほど安くはないもののマスクフィルターとして使う場合は10cm×7cmほどに切って使いますから一枚当たりはとても安価です。
今後、この種の製品も入手がし難くなるような予感がしますが、3Dマスクを使う者にとっては重要な選択肢であると思えます。

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※エアコンフィルター入りのティッシュを折って3Dマスク内側に装着例


さて実際にティッシュ一枚を半分に折り、その内側に10cm×7cmほどに切ったエアコンフィルター一枚を挟み込んで3Dマスクにテープなどで仮止めして使ってみましたが、息苦しいこともなく快適でした。
布マスクはWHOも効果を疑問視しし、勧めないと明言しているとか…。ここは3Dマスクと自作フィルターでマスク不足を多少なりとも解消し自衛したいものです。



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Author:mactechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中。ゆうMUG会員