Appleは本日、2020年6月27日を末日とする2020年度第3四半期の業績を発表しました。当四半期の売上高は597億ドルと、前年同期から11%増大、当四半期の希薄化後の1株当たり利益は2.58ドルと、18%の増大となりました。当四半期の米国市場以外の売上比率は60%でした。 Appleの取締役会は、同社の普通株式一株当たり0.82ドルの現金による配当を宣言しました。配当金は2020年8月10日の市場取引終了時点で株主名簿に記載されている株主を対象に、2020年8月13日に支払われます。 取締役会はまた、より広範な投資家が株主となれるよう、現在の1株を4株に分割することを承認しました。2020年8月24日の市場取引終了時点で株主名簿に記載されている株主は、同日時点で保有する1株につき3株を受け取ることになり、2020年8月31日からは分割後の価格で取引されることになります。 Appleは、2020年度第3四半期業績発表のカンファレンスコールのライブストリーミングを、2020年7月30日14時00分(米国西部時間)より、Appleのウェブサイト(https://apple.com/investor/earnings-call/ )で配信します。このウェブキャストは、配信開始後約2週間にわたり再生が可能です。 ■Newsroom
はっきりしない天気が続くが、日が出ればさすが7月も後半だからか気温は32℃にもなる。雨も嫌だが暑いのも嫌では散歩にならないが、これはオトーサンだけでなくラテの本音でもある。 ここのところTwitterのタイムラインには犬猫の投稿が目立つようになってきた。子犬や子猫はその存在だけで頬が緩むが、様々な芸をするワンコ、特別な行動をするワンコ、あるいは飼い主との絶妙な仲をアピールするワンコなどなど思わず見とれてしまう写真や動画が多い。※果たしてラテはオトーサンをどう思っているのだろうか(笑 ) しかしふと気がつくと、それらのワンコとラテを心のどこかで比べている自分がいることに気がつく。ラテに限らずワンコも一匹一匹オンリーワンの存在だとは理屈で分かっているつもりだが「ラテはあのような行動はしない」とか「いいなあ…」などと思っているオトーサンがいる。※雨だから散歩に出たくない!と踏ん張る 飼い主の帰宅を玄関で待ち、ドアが開くと飛びつくようにして全身で喜びを表すワンコ。飼い主がベッドで寝ているとその隙間に大きな体を埋めるように抱きつくワンコ。実に羨ましい…。 ラテは子犬時代の最初期は愛想もよくオトーサンが外出のために玄関に向かうと心配そうについてきたし、戻ってドアを上げれば強烈な歓迎はしないまでも玄関まで出てきてきてアイコンタクトしてくれた。 当初オトーサンは分離不安とならないよう、飼育ガイドブックに載っていたやり方で玄関のドアを開けて外に出るもすぐに戻ることを何度も繰り返し、次に30秒ほど経ってから戻る…1分経って…ということで次第に外にいる時間を延ばしていきつつ、オトーサンは必ず帰ってくるから心配するなという事を教えたつもりである。※一時動かなかった右後ろ足もなんとか地に付けて歩いている それが生きたかどうか、いまでは「ラテ出かけてくるからね」と声をかけて玄関に向かうもラテは寝たまま頭も上げず尻尾も振らない(笑)。その後5, 6時間経って戻りドアを開けても床に寝そべったラテはそのままで動かない。 まあ、分離不安で留守中に暴れ回ってあちこちに害を及ぼすことを考えれば良いのだろうが、飼い主としては些か物足りないのも事実…。 コンビニへ10数分行って来ただけならまだしも朝出て夕方に戻ったときくらい、お帰りなさいの歓迎をしてもらいたいものだがラテはどこ吹く風だ…。 しかし女房が仕事から戻った時には反応は違い、のっそりと起き上がって玄関まで行き、女房の口元を舐めたりするわけだが、この違いは一体何なんなのだろうか(笑)。※何だかんだと言っても寝顔は可愛い(笑 ) 顔を舐めるといえば、ラテがオトーサンの顔をメチャメチャ舐めたのは里親会で初めて会ったときだ。それ以降はオトーサンに対して態度が実に硬い。 公園に行き、馴染みの子供やそのオカーサンだけでなくご主人に対してもラテは信頼しているのか正面に腰を落としてくださったときには喜んで口元を舐めにいく。※大好きなご近所のオカーサンと しかるになぜオトーサンには同じように接してくれないのか…。 恩に着せる訳ではないが、朝晩の食事の世話から散歩やその後のケアまで基本はオトーサンの担当だ。これを13年半も続けてきたというのに外で近所の子供たちには進んで顔を舐めにいくのにオトーサンが顔を近づけると「ぷいっ」と横を向いてしまうラテ。 もう少し感謝の気持ちでオトーサンに接して貰いたいと思うわけだが、贅沢な悩みだろうか…。
雨が多く蒸し暑い日が続く。お陰様でラテの右後ろ足は完全に元には戻っていないものの、地に足を付けて歩いている。なんとかこれ以上悪くならなければよいとオトーサンは願うばかりだが、ラテは雨降りでなければ喜んで散歩に出る。 さて、ここの所の問題はラテが食事を喉に詰まらせたことだ。結果的に問題なかったものの一時はオトーサンたちも狼狽えたほどだったし、後でネットなどで調べて見るとこうしたことで命を失っているワンコたちも多い事を知りあらためて背筋が寒くなった。※反対の歩道を歩くワンコに熱い視線を送る 一番の問題は食べ物で咽せる…ということはままあるからして窒息するに至る事故もいつでも起こり得るということだ。これまでたまたま無事だっただけで次の食事の際にはもしかしたら命取りになるかも知れない。 いや、大げさだと笑う人はお笑いになっても結構だが、実際に苦しむ愛犬の姿は二度と見たくないし、もしそれを防ぐ手立てがあるなら飼い主の責任において考えるべきことだと思う。※早食い防止容器で餌を食べる ということで先週から早食い防止の食器で食事を出すようにした。 食べる時間を計ってみると、これまで普通の容器の場合は約30秒ほどで完食していたものが、早食い防止食器だと5分程度かかる。無論それはラテにとってはかなり食べづらいからだと思うし、結果マズルや舌が届きにくい隅などにドッグフードが数粒残っていることもある。※問題の右後ろ足でなんとか階段も登れるように… それは後で食べやすい位置に移動してやればまたのこのこやってきて綺麗にしていく。 とはいえ一週間ほどでラテもコツを掴んだようで、容器の向こう側を食べる時には回り込んで食べたりと工夫しているのは面白い。 そして肝心なことだがまだ一週間程度と短い時間ではあるがその間、ラテが食事で少しでも咽せる気配を見せたことはなかった。※大好きなAちゃんを目の前にして顔舐め体勢に入るラテ(笑) 正直、オトーサンとしても意地悪しているようで心苦しいものがあるがラテの命には替えられない。多少食べづらくても安全安心に食べることができるのが特に老犬のラテにとっては重要な事だと信じてこのまま続けたいと考えている。 ただしこの早食い防止の食器だが、ふとラテが食べているのを見ていて気がついたのだが、これまでドッグフードなどを均等に配置してきたが、工夫の余地があるかも知れない…。※早食い防止容器はサイズが大きいのでこんな感じでフードを盛るのもありかも… 容器の直径(内径)は約165mmある。その全体に僅かな量の餌を撒けばイソップ童話集の「きつねとつる」ではないが平たい皿に乗ったスープを長いクチバシのつるが飲めなかったと同種の食べにくさとなる。無論それはわざとそう設計されているからこそ早食い防止になるわけだが、餌の量によっては容器の半分ほどの面積に積んでも喉に詰まらせるほどの量にはならないようなので、様子を見ながら工夫してみたいと思っている…。
なにげない毎日の中で突如大変な事が起こるものらしい。普段は何の問題もないシーンでも時に大きな心配の種が生じる…。実は先週の夕飯時のことだが一時ラテを動物病院へかつぎ込まないとならないかと思った出来事があった。 いつものようにオトーサンはラテの夕食を用意し、ヨーグルトと新鮮な水と共に食事の台に乗せた。無論ラテは事前にそろそろ夕食が出てくることを察して身構えていた。 食事の内容だが、低アレルゲンのドッグフードの上に缶詰の牛肉(勿論ワンコ用)を少量トッピングしたものでチーズを少量乗せるといったものだ。※穏やかな表情のラ テ これを当初床に置いていたが、ある程度高さがある台に乗せた方が食べやすいことを知り、専用の台を購入してその上に乗せている。 そのときもいつものように喜んで食器にマズルを突っ込んでいたが突如激しく咳き込み始めた。そもそもワンコは物をよく咀嚼して飲み込むということをやらない。少しは噛むがほとんどはいわゆる鵜呑みのようだ。※いつもの公園で大好きなファミリーのオカーサンやサッカー少年に撫でられてご機嫌なラテ それにお腹が空いてるとは言え食べるのが実に早い。文字通りあっと言う間に食べ終わるのがいつものことだ。したがって食事だけでは無く水を飲むときも急ぎすぎるのか咳き込むことはままあるが、今回の咳き込み方はいつもとは違って非常に苦しそうだった。 そして一旦胃に入ったものではなく、喉に詰まった餌だろう…を吐きだしていたが気管支にでも入る寸前だったのかゼイゼイと喘いでいる。 実はオトーサンも注意をしているつもりでも、話しながら食べたり、呼吸と食べ物を喉に通すタイミングが合わないと咳き込むことが多くなった。これらの原因の一つはやはり加齢だという。 高齢者は、加齢とともに歯が欠損するし、舌の運動機能が低下、咀嚼能力も低下するだけでなく唾液の分泌も低下、口腔感覚の鈍化、塩味に対する味覚の低下などが生じて、咽頭への食べものの送り込みが遅れるような問題が生じ易くなると言う。 こうした原因で摂食・嚥下(えんげ)機能に影響を及ぼし、誤嚥(ごえん)と呼ぶ食べものの一部あるいは全部が声門以下の気道に流入し、肺炎を起こすことになりやすいと言う。※嫌いなレインコートほ着せられ、ちょっとふて腐れ気味 ある意味ワンコも同じで高齢になればなるほど呑み込み時の事故が多くなるらしい。前記した誤嚥による肺炎も命取りになるが、もっと端的に食べ物が喉に詰まり窒息死するケースも十分あり得ると言い、飼い主がオロオロしている間に3分ほどで窒息死することもあるらしい。 ともあれ、苦しがっているラテをどうにかしてあげなければならない。オトーサンは人間で言うところの肩甲骨の間の少し下あたりをかなり強く掌で叩いた。以前こうしたこともあるかもといくつかネットで知識を得ていたことだが、拳ではなくなるべく手を広げ、叩く面積を広くするのがコツだそうだ。 そんなうろ覚えの知識だったが暫く叩き続けても改善しない…。これは病院へかつぎ込むべきかと一瞬考えたが、苦しがっている19kgほどのラテを抱き上げて運んでいる内に3分や5分は経ってしまうと判断し、背を叩き続けると共に喉を刺激してみた。 すると大きくゲエッと体を揺らして最後の詰まりを吐きだし咳き込みが緩くなった。この間、時間を計ったわけではないが有に3分は経っていたのではないか…。オトーサンにはもっと長く感じたが。 そして少し容器から遠ざけて様子を見ていたが、幸いなことにどうやら喉が通ったようで続けて残りを食べ始めた。ただしオトーサンは心配なので横に付いてまた咳き込まないかを見ていたが今度はスムーズに食べ終えた。※ご機嫌! 「ゆっくり食べろ」と諭すわけにもいかないから、何とか方法を講じようと調べた結果、早食い防止の食器があることを知ったので早速注文した。そうそう高い物ではないが、金のかかる娘であるが(笑)命には替えられない。 後は食器を置く台をいま少し高くし、俯かないようにと工夫したこと。そしてドッグフードをお湯で少しふやけるようにしてから与えることにした。※早食いを防止するための食器 その早食い防止の食器だが、要は一度に多くを食べられないよう食器に突起がついているわけだ。なんだか意地悪しているようで気もひけるがラテの為なのだから仕方がない。 だからといってこれで全面的に安心とは言えないかも知れず、食事の時は注意して見ていることにしたい。 で、この早食い防止の食器、良さそうだが難点は洗うのが少々面倒なのだ(笑)。
我が仕事部屋に3台目の3Dプリンターがやって来た。今度もFDM式のプリンターだが、まあ代わり映えしない選択かも知れないものの自分としてはいろいろと理由があってのことだ。ということで私が手にした3Dプリンターは通算6台目となる。 今回手に入れたものはこれまで愛用してきたJ&T Technology社のJT-28-004-II の新機能搭載最新版、JT-28-018 2020(JT-28-004-III)である。※新機種(JT-28-004-III)手前と旧機種の揃い踏み 最初にJT-28-004-I を手にしたのは2018年8月だから約2年の間に2度アップデートした製品を購入したことになる。 友人は「どうせ新製品を買うならまったく別の製品にしたらどうか。同じ型番のものでは面白味がないだろうに…」と言うが、ある意味これまでの経験上FDM式の3Dプリンターに関してはその仕組みや動作原理などを自分なりに習得できたと思っている。 それらの中にはデュアルヘッドの製品もあったし、フルカラー3Dプリンターも現在手元で動いている。したがって個人的な興味は3Dプリンター自体への興味より、いかにトラブルなく思った造型が綺麗に出来るかにある。 それにある意味、3Dプリンターの醍醐味を味わうにもこのJT-28-004 は最適な気がするのだ。なぜなら組立は基本容易だが、いわゆる完成品ではないこと。ボックス型ではなくオープン、すなわちフレーム型のために機構が把握しやすいこと。そしてメンテナンスも比較的容易なシンプルな作りであること。最後にメーカーのサポートも良いことなどが挙げられよう…。 さて、ここでは前バージョンのJT-28-004-II と比べてどこがアップデートされたのかをご紹介してみたいがその前にこのJT-28-004の特長をおさらいしてみると… ・最大造形サイズが310×310×410mmと大きな造型が可能なこと ・フィラメント切れ検出印刷継続機能 ・一時停止印刷継続機能 ・最高260℃まで可能なノズル ・最高100℃まで可能にホットベッド ・エクストルーダーはフィラメント供給がダイレクトタイプ ・ヘッドユニットにLED照明付き ・キャリブレーション補助機能 ・STL, OBJ, G-Code, JPGなど多種なファイルに対応 ・スライサーはCuraやSimplify3Dなどが使える ・制御基盤は工業級で200時間以上連続印刷することも可能 ・消音設計 とまあ、こんなところだが、それではJT-28-004-III はどの点が改良されているのか…。前記したJT-28-004の特長はそのままに新たに装備された点を見ていきたい。 ① まず特筆すべき機能として停電回復機能が搭載されたことだ。最新の3Dプリンター製品にはすでに珍しくはないがJT-28-004ユーザーとしては待望の機能だった。 ② エクストルーダーが全面的に改良されW放熱ファンとなり押出ユニットも一新 押出ユニットの内部圧力を減らし、均一に早く冷却ができ、ノズル詰まりが少なくなり造型精度もアップされたという。 ③ 一層目の定着力をアップし完成したモデルの取り外しを容易にしたBDGホットベッド採用 JT-28-004-II では強化ガラスのホットベッドだったし特に支障はなかったが、違いを確認するのが楽しみである。 ④ 消音効果を一層改良 ⑤ 操作システムのアップグレード。 コントローラーボックスの外観とオペレーションの刷新 そもそもT-28-004はフィラメントがPLA、ABS、HIPS、PC、Wood、PLA-CF炭素繊維、PLUS炭素繊維、PETG、Flexible PLA、T-PLA、HCPLAなど広範囲のものが使えるが今回のエクストルーダーの改良でTPUやNylonも安定した利用ができるとのことだ。 主な変更点はこんなところだが、実際に両機を比べてみるとまだまだ違いがある。 ・フレームの上に取り付けるフィラメントホルダーのデザインが新しい ・フィラメント検出器が新しくなった ・コントロールボックスからX軸フレームに沿ってエクストルーダーに至るケーブルのトラックチェーンを廃した。これは私も実際にトラックチェーン内のケーブルに断線を起こすトラブルに出くわしたので頻繁に急角度で折れ曲がるトラックチェーン採用を止めたに違いない。 ・コントロールボックスのデザイン、サイズが変更。またほとんど熱を持たなくなった ・ホットベッドが前後する際、ブレや振動・ノイズがほとんどなくなった ・ホットベッド裏のレベリング調節リングネジが回しやすいよう大きくなった などなどだが、組立は以前のバージョンより正直難しくなっている。というか、配線などの説明は日本語マニュアルには載っていないので附属SDカードに収録されているPDF(英語)を参照する必要がある。また図版(写真)が豊富に使われてはいるが小さいのとトリミングがぎりぎりで、どの方向から撮ったものなのかが分かりづらい…。 ということでともかく間違いの無いよう慎重に組み立てテストのプリントをやってみたが、驚いたのはプリンターの動作音がほとんどしないことだ。もともとJT-28-004-II は消音タイプの製品だったがこの最新版はWファンの音しか目立たない。そしてホットベッドの急速動作時にもガタつきがほとんど無くなっている。※冷却ファンの音しかせず、振動音もなくとても静かだ 夜間でも続けて造型がしたいと常々考えてきた一人だが、これならマンションでもOKに違いない。そして新しい3DプリンターJT-28-018 2020(JT-28-004-III)の威力をあらためて見せつけられてもいる。積層痕もほとんど目立たず調整が整ったプリンターはこれほど綺麗な造型ができるのだと…。 正直最新版に買い直しでどれほどのメリットがあるかを危惧していたが、静かでより安定・安全に物作りができるのは無性に嬉しい。 完成品であれば手間はいらないし確実だという点は否定しないが、それでも本製品は3Dプリンターという代物をより良くしるためにも有益な製品だといえる。そしてこのJT-28-018 2020(JT-28-004-III)はメジャーな製品ではないし初めての3Dプリンターとしてはお勧めしないが、2台目3台目としてはお勧めできる製品だと考えている。
ぐずついた天気が続いているが、お陰様でラテは何とか四つ脚で歩いている。ただし散歩に出ても嬉々として歩くことは歩くが、長距離となる道へは足を向けない。やはり長い時間の散歩は辛いのかも知れないが歩けるだけでオトーサンは嬉しい。 その散歩は近所を回ることになる。しかし少しでも変化をつけてやろうと歩く道を変えたりしているが時には短い階段を上り下りもするし坂道もある。ラテは多少体を揺らしながらも四つ脚で機嫌良く歩いてくれるが、一時休憩も多い(笑)。※機嫌の良いときの表情は可愛い(笑) しかしアイコンタクトしてくれるその表情は何とも可愛い…。 この調子で過ごしたいものだが、オトーサン自身も足の膝を痛めたり腰を痛めたりしながらの散歩なので時に辛いが、ラテの嬉しそうな表情を見ていると文字通り癒やされる思いだ。※調子の良い悪いはあるものの、問題の右後ろ足も地につけて歩いている そういえば先日柴犬の老犬に久しぶりに出会った。なかなかラテと性に合うワンコが周りにはいないのだが、そのワンコには初対面の時からラテは「クーン」と鼻を鳴らし、マズルを近づけた珍しいワンコなのだ。 そのワンコが体を大きく揺らしながらこちらに歩いてくるのを察知したラテは早くも動かざる事山の如し…で座り込む。相手の飼い主さんも苦笑しながら挨拶させてくださったが、あらためてお聞きしたところ何と19歳だという。※19歳だというワンコと出会った。何とか自力で歩いているのは凄い! ワンコの19歳といえば、人間の年齢に換算したら間違いなく有に100歳を超えた年齢に違いない。確かに歩き方はかなりおぼつかないものの自分の四つ脚できちんと歩いているのには感動した。 去って行くそのワンコの後ろ姿をしばし眺めていたオトーサンは思わず「ラテ、お前も頑張らないとな」と語りかけていた…。 その散歩、朝は時間帯も早いこともあってほとんど知り合いとは会えないが30分ほどの散歩を心がけている。それでもそのうちの5分10分は座り込んだり腹ばいになったりすることもあるが、排泄はその間に大体済ませてくれるのは有り難い。 夕方の散歩は雨が降らなければ子供たちやラテを可愛がってくださる方がいるかも知れないといつもの公園に足を向けるが、好きな子供さんや大人の方に出会うと現金なもので帰り道の足取りも良く機嫌が良い(笑)。 しかしお目当ての人たちがいないと待てば会えると思うのか、座り込んで待ちの姿勢に入り、少しリードを引いたくらいでは頑として動かない。※お馴染みの大好きなオカーサンに出会った後は機嫌良く帰る(笑) とはいっても同じ場所で20分も30分も立ちん坊ではオトーサンの足腰が持たないので強引にラテを引き剥がすようにして立ち去るが、公園を出ても後ろ髪を引かれるようにしばしばエンストを起こすのは困りものだ。 それでも弱々しいものの、問題の右後ろ足で踏ん張ろうとする姿にはつい応援したくなる(笑)。 しかしワンコとは不思議なものだ。確かにオトーサンはワンコを飼うことが子供時代からの夢だった。小学校以前にガキ大将らと近所を駆けずり回っていたときには必ず側に数匹のワンコがいた。無論当時の事だから皆飼い犬ではなく野良だったはずだ。 ともあれオトーサンは2006年12月にやっと一匹の雑種犬と暮らすことになったわけだが、当初は大層な目的や目標があったわけでもなく、ただただワンコと暮らす己を夢見ていた感がある。※「ラテ、もう一息頑張ろうぜ!」 それがどうしたことか、可愛がるのは当然としても日増しにラテと名付けたこの生意気な生後六ヶ月のワンコが愛しくて仕方がなくなった。そして毎日をただただ慌ただしく過ごしてた…と思ったらあっと言う間にラテは14歳を向かえていたのだ。 最近はいつも「ラテ…。元気に長生きしてくれよな」と声がけしながら、散歩から戻った足を洗いブラッシングをしているオトーサンなのだ。