Appleの世界開発者会議、 今年もすべてオンライン形式で開催

Appleは本日、毎年開催される世界開発者会議(以下、WWDC)を6月7日から11日まで、すべてオンライン形式で開催することを発表しました。すべての開発者が無料で参加できるWWDC21では、iOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSの今後について他に類を見ない展望を共有します。


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記録的な参加者数と成果が得られた昨年のオンライン会議に続き、WWDC21は開発者にとって、革新的でプラットフォームを差別化するアプリケーションやゲームを開発するために必要な新しいテクノロジー、ツール、フレームワークについて学ぶ機会となります。またAppleは、今年度のSwift Student Challengeの応募受付を開始することも発表しました。Swift Student Challengeは、若い開発者がSwift Playground作品を通じてコーディングスキルを披露できる機会です。

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Apple、 Independent Repair Provider プログラムを 全世界に拡大

3月30日、Appleは同社が提供する Independent Repair Provider プログラムが間もなく、Apple製品が販売されている世界200以上の国·地域の大半で利用できるようになると発表。


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2019年に米国で始まり、昨年には欧州とカナダに拡大された同プログラムは、事業規模を問わず修理業を営まれるサービスプロバイダーが、Appleより純正の部品、専用器具、修理マニュアル、診断プロセスの提供を受け、Apple製品に対する安心かつ信頼できる修理を実施するための取り組みです。現在、Independent Repair Provider プログラムを通じてAppleユーザーの皆様に修理サービスを提供している拠点の数は、米国、カナダ、欧州を合わせて1,500を超えるまでに拡大しています。

同プログラムに参加する修理サービス事業者の皆様は、Appleが提供する無料トレーニングと、純正部品、専用治具、修理マニュアル、Apple正規サービスプロバイダ(AASPs) およびApple直営店で実施されるのと同じ診断プロセスが提供されます。なお、特定の修理サービス事業者の同プログラムへの参加状況は support.apple.com/repair/verify-repair-provider で確認できます。

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アースデイ2021に先駆けドキュメンタリースペシャル「その年、地球が変わった」発表

3月29日、Appleはアースデイ2021を祝して、Apple TV+にて「その年、地球が変わった」を公開と発表。エミー賞と英国アカデミー賞を受賞したブロードキャスター、デイビッド·アッテンボローがナレーションを務めるオリジナルドキュメンタリースペシャルです。


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ドキュメンタリーシリーズ「小さな世界」と「カラーで見る夜の世界」のシーズン2も合わせて公開されます。2021年4月16日に世界100か国以上で配信開始されるこれらの画期的なオリジナル作品は、世界最大の年一回の環境保護運動「アースデイ」を前に、観る人を魅了し、気持ちを掻き立てる作品になっています。

未曽有の1年の後に撮影された世界中の独自映像を紹介する「その年、地球が変わった」は、世界的なロックダウンを新しいアプローチで捉えたタイムリーなドキュメンタリースペシャルで、そこから生まれたストーリーは私たちの気持ちを高めてくれます。
人がいなくなった街に響く鳥のさえずりから、新しい方法でコミュニケーションを取っているクジラ、南米の郊外に現れたカピバラまで、世界中の人がこれまでにはない形で自然と関わる機会を得ることになりました。
この1時間の特別番組の中で、視聴者は、人間の行動が変わること、例えばクルーズ船の往来を減らす、1年のうちに何日かビーチを閉鎖する、人と野生生物がもっと調和して共存できる方法を探すなどによって、自然にいかに大きな影響を与えられるかを目撃することになります。
デイビッド·アッテンボローがナレーションを務めるこのドキュメンタリーは、自然の回復力が私たちに未来への希望を抱かせてくれるということに焦点を当てた、地球という惑星へのラブレターです。
「その年、地球が変わった」はBBCの自然史班が制作を担当し、プロデューサーはトム·ビアード、エグゼクティブプロデューサーはマイク·ガントンとアリス·キーンズ·ソーパーが務めています。

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ラテ飼育格闘日記(748)

桜も咲き始めたと思ったら春の嵐のような雨風が…。この時期は天気も変わりやすいのだろうし時に雨も降らなければ困るわけだが、どうにも近年は極端な天候が多くなったように思える。特にオトーサン的に悪天候で困るのはやはりラテを排泄のために連れ出す必要があることだ。


雨の日はお馴染みの公園にも足を向けられないし、したがって子供たちとも会えない。そしてなによりもラテは大嫌いなレインコートを着せられるわけで機嫌がよくない。
それもオシッコだけなら場合にもよるものの極々短時間で終わるはずだが、大の方を目的とするとこれが厄介なことになる。

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※ラテは元気だが先週は天候が激変したので大変だった


天気の良い日ならいつものルーチンでありオトーサンも手慣れたものだ。何しろ一日一度だと仮定しても15年間にはすでに5,500回ほどもラテのウンチを拾っている計算だ(笑)。しかし雨ともなると雨で路面を始めとして既存の臭いが薄れてしまうことはもとより、ラテは水溜まりが嫌いだからしてしゃがみ込む場所の選定にとても時間がかかる。

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※場所によっては桜も咲き始めている…


オトーサンとしてはどこもかしこも水浸しなんだからどこでも同じだ…と思うがラテにはラテの拘りがあるようでなかなかこちらの思うようには用事を済ませてくれない。
無論雨だからしてラテはレインコートを着せるにしてもオトーサンは大ぶりの傘を差して出かけるが小降りならともかく本降り場合は完全に雨を防ぐことはできない。

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※この時は小雨で助かった。早めに帰れたので濡れが少なかった


そして雨に濡れると後始末が大変なラテも可能な限り濡らさないようにと傘の半分を差し掛けて歩くようにしているが、先日の嵐のような雨風ではなかなか防ぎようもない。ただひたすら少しでも早く用事を済ませて戻ることが少しでも濡れないであろう対策になるわけだが、我が娘は機嫌が良くないこともあってか素直に歩かない。

そもそもが天気とは関係なく歩くスピードはとても遅い。とはいってもヨボヨボ歩きではないがとにかく遅くて秒速50cm〜60cm程度ではないか…。その上にワンコだからして電信柱やガードレールの支柱はもとより、植え込みやらをクンクンしながら歩くわけでかなり足が弱っているオトーサンだからこそイライラしてくる。
それでも天気の良い日はよいのだが、これが小雨でも土砂降りでもラテのペースは基本変わらないのが憎たらしい(笑)。

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※馴染みの女子たちにモミクチャにされて幸せそうなラテ


例えレインコートを着せても頭と尻尾やお尻は濡れるわけだし水溜まりを歩けばお腹や足の付け根まで撥ねがあがり濡れてしまうのが常だ。
要は雨の日はいかに短時間で目的を達して一秒でも早く戻るかが後始末を軽減する良策である。そして濡れるのは勿論ラテだけではなくオトーサンだってなるべくラテを雨から保護しようと傘の半分を差し掛けるようにしているからオトーサンの半身はほぼびしょ濡れとなる。

ということで問題はウンチの方だ。確かにラテの身になれば「はいどうぞ」と言われて即排泄できるはずもないし場所や臭いに拘りがある上に路面は濡れており、不用意にしゃがみたくないようなのだ。したがって必然的に時間がかかる…。
なんとかやっと用が済み始末をするわけだが、リードを引きながら傘を差しての作業はなかなかに難しく結局短い間とはいえ後始末しているときにまたまた本格的に濡れてしまう。

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※起床後オトーサンの支度が終わるのを待っているラテ


「それ、帰るぞ」と踵を返してもラテは早足をしてくれない。駆けろとは言わないがいま少し早足で歩いてくれれば濡れる時間も短くて済むわけだがオトーサンがリードを強く引いてもラテはマイペース。それが加齢も含めて体力的に限度なのか、それともメンタル的なものなのかは不明だが、歩けないとすればイライラするだけオトーサンの負けだ。
と言うわけで結局オトーサンとラテは常にびしょ濡れの帰還となるのでありました。




ラテ飼育格闘日記(747)

少しずつだが春の気配を感じられるようになってきた。気温が高めになるのは勿論、散歩の途中で木蓮や沈丁花などの花々を目にすることも多くなった。そしてラテにとっては丁度良い季節だからかオトーサンが困るほどよく歩く…。


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※お陰様で足の調子は良いようだ


一時期、ラテは右後ろ足の不調でオトーサンたちは大いに心配し困惑した。ワンコとしてはすでに高齢の域に達していることでもありこのまま治らないのではないかと覚悟したこともあった。
しかし幸いなことに約6ヶ月ほど経つと足取りもしっかりしてきたので喜んでいたが、いまでは外見的には何の問題もないように思える。

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※魅惑のシッポ


ただし全体的にというか、腰も弱ってはいるようでお座りをあまりしたがらない。それは良いのだが最近オトーサンが「おいおい、大丈夫か」と思うほど歩くし歩きたがる…。

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※歩く速度は大変遅いがよく歩くこと歩くこと…


歩く気力があるということはやはり己の足に自信があるからだろうと喜んではいるが、オトーサンの足が限界を超えてしまったようで左足の膝関節が痛いというより力が入らないときが多々あるようになってしまった。

よく健康のためには歩け…と言われる。確かに有酸素運動にも通じるだろうから良いのだろうが何ごとも程度が肝心であろう。
ともかく中型犬や大型犬を飼われたことのある方は身をもってご存じだと思うが、ワンコの引く力は半端ではない。無論無闇にリードを引かないよう、飼い主主導の散歩ができるようにワンコを訓練すべきなのだがとにかく飼い主は大変である。

今でも忘れられないが、2006年の12月にラテを我が家に向かえたものの三日目あたりから右肩と左足関節が痛み出した。それまで普段は使った事のない筋肉を使い、力を入れるわけだし、そもそもラテはまだまだ飼い主との散歩の仕方も知らなかったわけだから引くこと引くこと…(笑)。

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※土砂降りの中、出かけた結果は当然こうなる(笑)


そして歩くだけでなく広い公園をリードを付けたまま走った走った。そんな訳だからたちまちオトーサンの足腰に支障がきてしまった。今回の膝関節も元を正せば最初期に痛めたのが何度か再発した結果だといえる。
無論逆をいえば、オトーサンはラテがいなければ散歩などする人間ではない(いばるな)。しかし散歩を続けてきたことが結果として体力温存に貢献してくれてきたともいえる。

しかし加齢も加わり、結局は歩き過ぎとリードを引く力の影響だろう、一番弱っていたところにさらに支障が出るようになってしまったに違いない。
天気が悪い日はともかく、好天気だとやはり朝夕ともに小一時間歩くことになる。とはいえ当然オトーサンもラテがリードを引くにまかせて歩き回っているわけではない。

己の体調に合わせ、今日は早めに戻ろうなどと算段しながら家を出るが、ラテはそんなオトーサンの思惑などどこ吹く風だ。このまま真っ直ぐ行けば小一時間はかかるから右に曲がって…とオトーサンがリードを引くとラテはがんとして拒否して踏ん張る。その力は半端なものではないがオトーサンが本気でやれば引きずることも出来るものの、
その際のラテの目付き、オトーサンを見上げる目付きに負けてしまいがちなのだ。

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※そっちには行かないよ!…


こんなことを言うとラテは何の訓練もせずの我が儘放題なワンコのように思えるかも知れないが、そうではない。歩く時はオトーサンの左右から離れず、そしてオトーサンより前には出ないで歩く。しかしそれでもオトーサンがリードを引かざるを得ないシーンは多々あるのだ。
排泄のタイミングを推し量り、そうした際には家屋が建ち並ぶ側を歩かせないとか、危ないものやバッチイものが散乱している路面を避けるなどなどはオトーサンの役割だからだ。そして最近では何よりも歩くスピードがメチャ遅い。

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※膝関節を痛めてしまったオトーサンはステッキを使う羽目に…


そんなこんなで結局オトーサンは「転ばぬ先の杖」の諺通り、ステッキを使うはめになった。ただし面白いと言っては変だが、今のところラテとの散歩中はステッキは使うつもりはない。ひとつには繰り返すがラテの歩きが非常に遅いこと、そしてラテのリードを引いていることがオトーサンの歩行のバランスを取っていると思われるからだ。しかし例えば買い物に出ようと一人で歩こうとすると足元が心許ないのだ。
いつもいつも膝の調子は同じではなく調子のよい時もあるが、臨機応変…調子が悪いときには躊躇わずステッキを使おうと思っている。





「転ばぬ先の杖」〜 仕方なくステッキを使うことに…

正直気が進まなかったが歩く際にステッキ(杖)を使うことにした。それも愛犬との散歩のときと言うより単独で歩く際に使いたいと考えた。左足の膝が痛いだけでなく力が入らないので万一転倒すれば歳でもあり大事になるかも知れないからだ。文字通り「転ばぬ先の杖」というわけだ。


ここで言う杖とは自立歩行をできる者がより安心に歩行するために歩行の補助として使用するものを意味する。そのため、例えば手すりなどに掴まらなければ歩けないとか自立歩行できない者には意味をなさないばかりか危険であろう。

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※GOOD DESIGN賞を受賞したデザイナーズステッキ「BONLABカーボンステッキ」のグリップ


改めて申し上げることでもないがステッキ…杖(walking stick)とは、体を支え、歩行の助けとするために用いられる細長くまっすぐな、手で持つのに適した道具の総称だ。普通それは長くても自分の足の長さ程度のもので、木製や竹製である場合が多かったが、近年ではアルミとかジュラルミンなど金属製の製品も増えている。
そもそも杖は歴史的にも権威の象徴とされたほか、蛇などを追い払う道具として、さらに武器としても使われてきた。

とはいえ現実に自分がそのステッキを使うとなれば正直心穏やかではない。己の体力の衰え…老いを公言するような気もしてできるなら使いたくないと考えてきた。
しかし諄いようだが「転ばぬ先の杖」の例え通り、転倒して骨折したりすれば大事になるだろうし見栄を張っている場合ではないと覚悟した…。

先入観だとは思うが、ステッキを…となればどうしても老人のアイテムといったイメージがついて回る。しかし同じステッキでも出来ることなら単に道具と言うだけでなく「持っていて楽しい」といったものがないかを探してみた。

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※一般的なステッキのグリップ。これは以前女房が肉離れを起こした際に使ったステッキ


しかし考え直せばステッキは本来決して年寄りだけのものではない。時代と文化の違いはあれど、イギリスのヴィクトリア調あたりでは紳士たるものこそステッキを手放さなかった。
あのシャーロック・ホームズやワトソン博士も外出時には愛用していたし、大好きな漫画「宗像教授伝奇考」「宗像教授異考録」の主人公、東亜文化大学教授・宗像伝奇も足が悪いわけではないが常にステッキを手放さない…。であるなら自分も様になる素敵なステッキ使いになろうと覚悟した(笑)。

そう覚悟はしたものの杖・ステッキという製品を検索してみると…当たり前だが…皆いかにも杖らしい作りであり、気が滅入ってきた。しかし一つ二つ近代的なデザインの製品を見つけたのでダメ元でもよいからと手に入れてみた。それが超軽量でデザイナーズステッキと銘打つBONLABカーボンステッキであった。
その名の通り本体のシャフトはカーボン素材のため丈夫で軽く195gという超軽量を実現している。

この製品の特長は手で「握る」から手を「乗せる」という新発想から生まれたステッキだという。グリップの形状はよく見る形では無く、自転車のサドルを細くしたようなデザインでポリカーボネイト製シェル(オーバーグリップ)が装着されている。このシェルはカラーバリエーション(レッド・パープル・モカ・ヒスイ・コハク)があり好みにより取り替えることが可能(別売)だ。
ただしステッキは1本杖仕様のため長さ調節ができない。数種の長さが揃っているので自分に合う長さを選ぶことになる…。

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※私は長さ85cmの「BONLABカーボンステッキ」を手に入れ


こうした工夫から上から押さえることで垂直に杖が出やすく、幅広の面で手を受けるシェル構造により握力の弱い人でも軽い持ち心地で地面を押して歩くことができ、グリップを強く握らないので手・腕・肩に余分な負担をかけることなく歩けるというのが謳い文句だ。
そして自転車のサドルのようなシェル構造のグリップは、テーブルなどの天板に安定して立て掛けられる。

さて、実際にBONLABカーボンステッキを使ってみたが、一般的には不自由な足と反対側の手にステッキを持つのが正しいとされているそうだ。ということは左足が悪い私は右手で杖を支えることになる。不自由な足が出るときはその反対の手が前に出るから、そちら側の手に持つことで歩く負担を軽減できる理屈だという。

勿論人によっては利き腕のほうが持ちやすいとか、不自由な足と同じ側の手に持つほうが痛くない等のケースがあるだろうが、こればかりは実際に試して見るしかない。
そしてステッキにはよくストラップが着いているが、このストラップは実用ではなくファッションストラップだから歩行時にストラップに手を通すことは止めるべきだという。何故なら転倒時などに素早く手をつけなくなる可能性があるからだ。

私が手に入れたBONLABカーボンステッキのシャフトはブラック色、そしてグリップのシェルとストラップのカラーはレッドを選んだ。ちなみに本製品は GOOD DESIGN賞を受賞している日本製である。
個人的には一般的なステッキよりは見栄えが良く気に入ったし実際の使い心地もよい。これで事故のないよう注意して…颯爽と歩きたいものだ。


ラテ飼育格闘日記(746)

「犬も歩けば…」の諺ではないが、歩き回ればそれだけ色々なことや様々に人に出くわす。無論不快なことであっては嫌だが興味深いのはやはり面識のない方達との一時の交流ではないだろうか。


時間帯にもよるもののオトーサンたちは基本人の歩かないような場所には足を踏み入れない。一昔前はともかくラテも力強かったしオトーサンも体力があったから実によく歩いたし、それまで足を踏み入れたことのない場所へ積極的にラテと出かけたものだ。したがって自宅を中心に半径2キロメートルの場所は一部地域を除いて皆歩き回った。

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※散歩から戻り、体を綺麗にしてブラッシング後の笑顔


半径2キロメートルというと大した距離に思えないがこれは地図上の直線距離だし、現実の地形は起伏が激しく回り道を強いられる場所も多いから中々に大変なのだ。
その途中途中には緑も多く、春は桜にむせ返るようだし秋には見事な紅葉を楽しむことが出来る。

その過程で多くのワンコたちとその飼い主さんたちと出会ってきたし、時にワンコ好きの方たちからは様々な声がかかった。しかし子供たちはともかく、初対面の大人が近づき、ましてや声をかけてくる状況はラテにとっては警戒すべきことのようで間違いないというほど吠え続け時には唸った。
したがって挨拶程度はともかくいつもオトーサンはラテに吠えられたそれらの方々に「すみません」と謝るしかなかったし、すれ違うワンコの頭を撫でようものならこれまたラテが嫉妬で吠え掛かるから我慢するしかなかった。

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※ラテはエレベータが好き!


それがこのところ、100%というわけではないいが初対面の大人が近づいても吠えなくなった。
吠える体力が無くなったのか、あるいは経験上大丈夫と思うようになったのか、またはその両方なのかは分からないが、ともかく初対面の人に近づき笑顔を見せるときさえある。

先日も印象的なことがあった。それは朝の散歩途中後ろから「ワンちゃん、おいくつ?」という声がかかった。振り向くと老齢のご婦人だったが、ラテの眼前に躊躇なく座り込んだのだ…。
聞けば昨年16歳の愛犬を看取ったのだという。いまでも辛くて他のワンコにもなかなか声をかけられなかったが今朝はどういうわけか声をかけてみる気になったという。

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※初対面にも関わらず座り込んだ方の手袋をペロリと舐めた


病気ではなく老衰だったそうだが、簡単にペットロスのひとことで片付けられないものを含んでいることは重々分かる。幸いラテは後3ヶ月で15歳になるが、今のところそうそう心配する点はないようだが、次々と同年配の友達ワンコが亡くなっていくのは実に辛いし、日常でもビーグル犬を見ればひとつの容器から一緒に水を飲んでたハリーのことを思い出すし、ボーダーコリーを見ればボーちゃんとラテが体をぶつけ合って走り回っている姿が目に浮かぶ。そして今でも涙ぐんでしまう…。

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※散歩途中のご機嫌な表情


ラテは少々難はあっても元気でいてくれるが歳であることは事実。そして考えたくはないが、いつかは別れの時がくるはずだがそのときオトーサンは正常な神経でいられるのだろううか…。
ラテの前に跪き、涙ぐみながら手袋のままの手をラテに向けたご婦人だったが、ラテは吠えないだけでなく初対面の人の手袋をペロリと舐めたのだ!
まるで慰めるように…。

その数日後、女房の仕事が休みだったこともあり久しぶりの道をラテと歩いた。そして女房が買い物をしている間、以前はよく乗っかったベンチにラテは飛び乗り上機嫌だったのでオトーサンもそのベンチの端に座り込んで休んでいた。
するとこれまた年配のご婦人がニコニコしながら近づいて来た。オトーサンは習性でラテのリードを手元に引いたがその方は「愛嬌のあるワンちゃんだこと。何犬ですか?」と聞いてきた。

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※これまた初対面の方を前にして笑顔のラテ


ラテはベンチに乗ったまま笑顔を続けている。無論そのご婦人も初対面の方だが、ラテは吠える気配は無く大人しい。
そのご婦人は長い間、野良猫の保護と飼い主を探すというボランティアを続けてきたのだという。性分で野良猫と出会うと放っておけないのだという。そして去り際に「犬猫はね、生き仏さまなのよ…」と言いつつ踵を返した。





初めてのシーリングワックスに挑戦

シーリングワックス(封蝋)をご存じでも実際に使ったことがある方は限られているかも…。と考えていたら、なにか今結構流行っていてTikTok等でも沢山アップされているそうな…。私自身もその存在はもとより使ってみたいとは若い頃から思っていたが、機会がなかった。しかし今般購入した品物の包装にシーリングワックス(蝋ではなく簡易なシール型だった)が使われており、それがとても素敵に感じたので遅ればせながら自分でも試してみることにした。


封蝋(ふうろう、シーリングワックス)とは、ヨーロッパにおいて手紙の封筒や文書に封印を施したり、ワインなどの瓶といった容器を密封した印とするために用いる蝋である。

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※直径30mmのスタンプを使ったシーリング例


溶かした蝋に紋章など、型押しをすることで例えば誰かが開ければ蝋は容易く壊れたり剥がれたりするから悪戯な覗き見防止、開封防止にもなる。そして家紋などをシーリングスタンプとして使えば差出人を示すことにもなる。とまた現代においてはラッピングやグリーティングカードの装飾として使われることも多い。

例えばヴィクトリア朝の時代を舞台とするコナン・ドイルの小説「シャーロック・ホームズ」にもこの封蝋は多々登場する。電子メールもSNSもそして電話(後期には登場するが)もなかった時代だから、伝言は封書に託す、あるいは電報しかなかったわけで、ちょっと調べて見ただけでも封蝋という言葉は「ノーウッドの建築士」に三度を皮切りに「金縁の鼻眼鏡」、「第二の汚点」、「ウィステリア荘」など枚挙にいとまもない。

さらに封蝋と明記されていなくとも「ボヘミアの醜聞」では「余の封印が用いてある…」といった台詞や「五粒のオレンジ種」や「花嫁失踪事件」などでも「封をきる」という言葉が多々登場する。したがって封筒 封書 開封といったシーンには必ずといってよいほど封蝋が使われていた理屈でもある。

ということで最低限必要なアイテムをと揃えた。それらはシーリングスタンプ、シーリングワックスそしてワックスを溶かす道具である。

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※感触をつかむため、最初はこうしたベーシックなセットを手に入れた


シーリングスタンプもオリジナルなものをオーダーできるが今回は “MacTechnology Lab.” と私の姓をも示す "M" の頭文字を象った既製品を用意した。なおスタンプの直径は30mmだ…。また別途直径25mmの魔方陣デザインのスタンプも手に入れた。

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※まずはこの小さなスプーンにワックスを入れ蝋燭で溶かす


やり方も基本難しいことはない。理屈はワックスを蝋燭などで適量溶かして封筒の封印箇所などに丸くなるように垂らし、柔らかなうちにシーリングスタンプを数秒押しつけるだけだ。

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※溶けたワックスを適量垂らしてスタンプを軽く押しつける


またシーリングワックス自体が蝋燭になっている製品もある。ただし実際にやってみるとワックスの量が少なく失敗したり、スタンプをワックスが柔らかすぎるうちに押しすぎたために封筒の紙質が透けて見えたりと意外に思うようにいかない。
また専用のスプーンとキャンドル溶かすのにこれほど時間がかかるものとは知らなかったし、反対に溶かしすぎると気泡が入ってしまったりとなかなかに難しくで経験の積み重ねが必要…。

そしてその結果は同じシーリングスタンプで封印してもワックスのはみ出た形がそれぞれ違うわけで、その時その時で同じものは2度とできない理屈にもなる。
なおワックスには金や赤、銅色といった様々なカラーがあるので好みによって楽しむことができるし複数色を混ぜても面白い。その結果は何の変哲も無い封筒がひと味違った趣を醸し出す…。

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※葉やリボンなどを挟み込む練習中



さてそのシーリングワックスだが本来の目的で使うにはご紹介したような具合にワックスをキャンドルの炎で溶かす必要がある。作業そのものはたいしたことはないが、火を扱うことで慎重にならざるを得ないし些か面倒だ。
ということで同じシーリングスタンプを使って今度はグルーガンとグルースティックを使い、グルーガンで溶かした適量のグルースティックにシーリングスタンプを押しつけシーリングスタンプを作ろうと試みた。

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※グルーガンとグルースティックでもシーリングワックス的なスタンプを作れる


勿論グルーガンも高温を必要とするので火傷に十分注意をしなければならないが、炎は扱わないので気が楽だしこちらは日常でも結構活用しているので扱いなれている。
また調べて見たら通常はホワイトのグルースティックを使っているもののシーリングワックスとしても最適な魅力的な多色製品もあることを知った。

作り方の要領は同じだがそもそもグルースティックは一般的にエチレン・ビニール・アセテートの共重合品で接着材だ。したがって金属製とはいえ押しつけたシーリングスタンプに貼り付いて取れなくなるのでは…と心配したが、少なくとも私が使ったスタンプでは剥がすのに苦労することはなかった。

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※グルーガンとグルースティックで作ったスタンプに油性のシルバーマーカーを仕上げに使ってみた


こうしてグルーガンで作ったシーリングワックスは樹脂製であるため、リボンや封書などに貼るには両面テープや別途接着材を必要とするし、一旦剥がしても本物のシーリングワックスとは違って壊れない。それだけに活用応用の範囲は拡がるかも知れないものの開封されないように…という目的には相応しくないがこちらは「作り置き」も可能だ。
今や封筒を…それもシーリーングスタンプを用いる封書などを差し出す機会はほとんどないが、アートやデザインそしてプレゼントなどの際に効果的に活用してみるつもりだ。



ラテ飼育格闘日記(745)

三月になった。とはいえすぐに温かくなるわけではないだろうが、見馴れている冬木立もどこか春めいているような気がする。また梅の花も咲き、確実に春の足音が聞こえるようだがまだまだ朝は寒いし油断は出来ない。体調を崩さないようにしないと…。


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※我が儘なラテ…


三月に入ってすぐの行事といえばひな祭りだが、実は我が家にも雛人形はある…。ただし近年は飾るのを忘れたりして秘仏ではないが拝めない数年が続いたものの今年は忘れずに飾った。
実はこの木目込み人形は二十五年ほども前にオトーサンが女房にプレゼントしたものなのだ。それがいまでは女房はもとよりだが、ラテの健康をも祈るためのアイテムにもなっている。

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※今年は忘れずに雛人形を飾りました


そもそも当時もマンション暮らし…。何段飾りといったセットは飾る場所がない。ただしガラスケースに入った飾りでは些か寂しいと選んだのがこの木目込みの内裏雛だった。
コンパクトであることは間違いないが、それでもこの一式を飾る場所がなかなかないのが現状。しかし今年は何とか玄関を整理して飾ることが出来た。

とはいえ女房はともかく、ラテが雛人形で喜ぶわけはないがラテも雌なのでオトーサンにとっては大切な娘だから共に三月三日を楽しもうというわけ。
でも正直言うと二月二十八日のスーパームーンを眺めた翌日に雛人形を出したのだからぎりぎりだ(笑)。

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※お陰様でラテの足も一見問題があったとは分からないほどに回復した


そんなラテは毎日よく寝てよく食べ、よく歩きそしてよく遊びをせがむ。特に女房が仕事から帰ってきたり休みの時は女房につきまとい、そして遊べと吠えることが多い。遊びと言っても室内でボールを投げたりして持ってきたらオヤツをあげる…といった程度のことだが、外で駆けずり回る事が無くなったからか家での要求が多くなった。

以前は同じ室内でのボール遊びは一日に1度の要求だったが、最近は2度3度と要求するので些か困っているが、きっと他にストレス発散や楽しみを味わう機会が激減しているからかとオトーサンたちはなるべく付き合って上げることにしている。
というか、こちらが遊びを始めないと吠え続けたりして五月蠅くてならないのだ。

要はかまって欲しいということに違いないが、それではと抱き上げたりしようとしても逃げるだけ(笑)。どうにも愛情表現は一方的過ぎる。遊んで欲しいがあまりベタベタしないで…ということらしい。
ともあれ公園を仲間のワンコと駆けずり回ってい際には多くの刺激もあり、楽しかっただろうしストレス発散にもなったに違いいない。しかし近隣にわんこ同士で遊べる友達はいないし、老犬の宿命かすでに全速力で駆け回る体力もない。

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※こんな長い階段もゆっくりとだが上り下りする


そんなラテの気持ちの一端は散歩から戻り道の歩き方や、家に帰って四つ脚などを綺麗にするときに分かる。公園で好きな子供やそのオカーサン方に出会ったり、お互い遊びはしないが近隣のワンコと鼻をつき合わせたりしたときは足取りが些か軽快だ。反して刺激が無く不満なときはマンションのエントランスの前に着いても「もっと散歩する」とリードを引いて駄々をこねる。

またワンコの表情なんていつも同じだろうと思っている方はいないだろうか…。それは大間違いで楽しいとき、興味津々のとき、そして嫌なときや怖いときで尻尾の状態はもとより顔の表情は大きく違う。
面白くないときは見るからにぶすっとした顔だし嬉しい時は満面の笑顔でこれが同じワンコかと思うほど違う。それだけにオトーサンはラテの笑顔が少しでも多くなるようにと努力をしているが、こちらもあっと言う間に年寄りになってしまったわけで無理はできない(笑)。

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※女房に体を綺麗にして貰っているときの顔


ということで遊びはどうしても室内になってくる。無論室内では多々制約もあるが、ラテが喜びそして少しでも好奇心を増すような工夫を織り交ぜながらオトーサンは日々辛い膝と腰をさすりながラテと睨み合っている。






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appletechlab

Author:appletechlab

主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。マネキン造形研究中。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中。ゆうMUG会員