ラテ飼育格闘日記(804)

※ 本原稿は本来先週末にアップするために用意したものです※

天気の良い日は自分にむち打って小一時間の散歩をするように心がけている。しかし女房が休みの時には散歩に付き合ってくれるものの、一人の散歩は実に味気なくつまらない。これでは長続きしそうもないと自覚しつつ、何とか続ける算段をしなければと考えているのだが…。

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※2013年3月撮影。まだまだパワー全開のラテでした


オトーサンが散歩をするコースはすべてと言ってよいほどラテと歩いた道だ。したがってどこになにがあるかは勿論、見栄えの良い桜の木は…木蓮が咲く場所は…などなどは記憶に収まっているから余計に新鮮味が薄れる。それならこれまで歩いたことのない道を歩けばと思われるだろうが、足元を含めて安全なコースをとなれば限られてくる。

ただしそんな見馴れた道を歩いていると思いつくことがある。それは大げさに聞こえるかも知れないが、これまでは歩いていても風景を堪能しつつということはまずなく、注視している多くは数メートル先の路面であったことだ。これはラテが危ないものやバッチイものに触れないようにとの配慮であり、事実散歩時に身に着けるアクションカメラの映像を振り返っても、その多くは地面が映っている(笑)。

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※オトーサンと一休み。2012年4月撮影


そんな訳で馴染んだコースを歩いていてもなるべく新たな発見をすべく目を光らせている…。事実近隣は緑が多く季節によるが花々も多いし野鳥にも頻繁に出会える。ラテと歩いていると余裕がなく見過ごすものも多かっただろうことは想像できるのであらためてというか新鮮な気持ちで散歩を楽しみたいと思っているのだが…。

とはいえやはりどうしても目が行ってしまうのは散歩で行き会うワンコたちの姿である。ラテのリードを持っている時にはいたずらに他のワンコに近づくことはなかったが、一人で歩いているとすれ違いざまワンコが足元に寄ってくることがままある…。
もしかしたらまだまだオトーサンの体というか足元にしてもラテの臭いが残っているのかも知れない。ともあれ相手の飼い主さんにもよるが、オトーサンはつい近づいたワンコの頭をなぜたり「何歳ですか?」と声をかけたりする。

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※友達ワンコのボーチャンと楽しそうに併走


そんな毎日を過ごしているわけだが、ここのところ印象深いことがあった。
桜を見に乞田川沿いを歩いていたとき、ベンチに小型犬を抱いて座っていた女性と目が合った。オトーサンは思わず「可愛いですね。おいくつなんですか?」と声をかけた。女性は軽く頭を下げつつ「9歳なんですが…」と含みのある物言いをなされた。オトーサンは「9歳ならまだまだお元気ですね」と口に出したその返事が「実は余命いくばくかしかないと医者に宣告されてしまいまして」とのこと…。

オトーサンは絶句したものの相手が言い出さない限り詳しく根掘り葉掘り問うことは失礼だと思うので「そうでしたか。それはご心配ですね」と返事をした後、先日私も15年以上連れ添った愛犬を亡くしまして…と慰めにもならない話しをした。その後数分ワンコとの出会いやらの話題になったがオトーサンの去り際に「なかなかこんな話しを聞いてくださる方はいないので今日は嬉しかったです」と言われ、思わず涙ぐんだ。

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※砂の冷たい感触が好きなのでしばし腹ばいに…。2012年6月撮影


またいつものコースを歩いていたとき、これまた元気そうな小型犬を連れた年配の女性に会った。会釈をしてくださったので「ワンちゃん元気そうですね」と声をかけたが返答は意外なものだった。ワンコは11歳だというが二ヶ月前に両眼を失明したのだという。怪我とかでは無く突発性の病気によるものだという。
みかけ、ワンコ自体はまだ嗅覚が生きているから自然な動きに見えたが、やはり室内では怪我をしないように回りの環境を整備したりとなかなか大変だったとのこと。また医者からは治る見込みはないと言われたので落ち込んでいるところなんです…と苦笑されていた。

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※大あくび(笑)。2012年5月撮影


オトーサンもラテを看取るまでの三ヶ月ほどは実に辛かったし大変な思いをしたのでこうした飼い主さんたちの悲しみを他人事ではなく受け取ることができるようになったが、辛い思い…悲しい思いをしつつワンコを慈しんでいる飼い主さんたちにお会い出来て、辛いのは自分だけでは無いのだと言い聞かせた出来事だった…。



ラテ飼育格闘日記(803)

オトーサンの心の中ではいまだにラテ中心の生活が抜けていない。というのは起床した瞬間に「あっ…ラテは?」と思ったり、自分たちの朝食を作る前にラテのご飯を…と意識が向いたりしているからだ。まあ15年も続けてきたのだから体が覚えてしまっているからすぐには忘れられないのも当然だ。


しかし、ラテ用の朝夕の食事とそこに混ぜるアトピーの薬の準備も慣れたとは言え実際に止めてみるとなかなか大変で時間がかかっていたことを認識せざるを得ない。そして何よりも雨であろうと雪であろうと、寒かろうが猛暑であろうが最低朝夕の散歩に連れ出していたことがいかに大変なことだったかにいま思いを馳せている。

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※真夏の散歩時には保冷剤を入れた服を着せるようにしていた(2021年7月)


さてこの「ラテ格闘日記」では何度もご紹介しているが、あらためて思い出してみてもオトーサンたちがラテを家族に向かえることは様々な意味で大きな覚悟と決心が必要だった。
「ワンコと暮らしたい」という思いは膨らむ一方だったが、それまでに経験したことはなかったから文字通り初めてのことだった。そしてよりよい環境でとも考え、埼玉からここ多摩市に引越をした。無論それはラテを飼うための引越だった。

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※幼犬時代は嬉しいとすぐお腹を出していた(2008年2月)


ともあれラテと名付けた生後(推定)6ヶ月の雌のワンコは2006年12月10日に引っ越したばかりでまだあちらこちらにダンボール箱が積んである我が家に連れて来られた。そしてその当日から一日三回の散歩が始まった。
それまで経験がなかっただけに、インターネットで情報を集め、「犬の飼い方」とか「はじめてのトレーニング」といった主旨のマニュアル本を7冊ほど買い込み頭に入れようとオトーサンは大変だった。

どうやら理想は適切な時期にプロのドッグトレーナーに預け、人間との生活の基本とあるべきワンコの姿というものを教育してもらうことだとそうした本には書いてあった。またワンコの祖先はオオカミで集団で暮らす生き物であり上下関係、主従関係をはっきりさせておくべきとの注意はほとんどの本に書いてあった。
したがってマズルコントロールを繰り返し、オトーサンの命にはきちんと従うことを教えようとやってはみたが、ラテはマズルコントロールには抵抗しないが終わるとそんなことなど無かったかのように振る舞う(笑)。

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※室内でのボール遊びも好きでした(2021年9月)


ともかく我々飼い主はともかく、散歩途中に子供を含む人間たちに例え本気では無いにせよ危害を与えたりしてはそれこそ大変な事になる。だからオトーサンの命には従うようにと散歩中のリードさばきや「止まれ」「よし」「待て」といったいわゆるコマンドを教え込みながらトレーニングはすべてオトーサンがやってみようと決心した。

しかしそもそもがひねくれ者?のオトーサンだから、ラテと接し始めてすぐ…そうした紋切り型の知識を押しつけるようなマニュアル本に疑問を持つようになった。
例えば「ワンコの祖先はオオカミだから…こうすべきだ」というようなことが繰り返し書いてある。これが正論なら我々の言動を論ずるとき「人間の祖先はサルだから…」と考えるに等しいではないか…。特別なオオカミ犬ならともかく、ワンコは決してオオカミではない。以前犬と狼を比較するテレビ番組があったが、ワンコはオオカミとは違い明らかに飼い主…人間を頼りにする生き物なのだ。

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※お気に入りのボールを加えたままオトーサンと走る!(2009年2月)


これはトレーナーの方や動物病院の医師ら、いわゆるワンコの専門家と称する方々の話にもいえることだ。いや、勘違いしないでいただきたい…。オトーサンはなにもこうした方々に喧嘩を売ろうとしいるわけではない(笑)。しかしそうした一般的な見解や考察を目の前にいるラテに当てはめようとすると強い違和感を感じたのだ。
ただし考えてみればそれも無理も無い。専門家の言われるワンコとは500種以上もいる(いた)と言われているワンコたちの最大公約数の話しなのだ。

これまでほとんど書かなかったが、この「ラテ飼育格闘日記」にしても最初の頃は随分とオトーサンの言動にお叱りというか、注意のメールをいただいたものだ。
「犬に衣服を着せてはいけない」とか「その遊び方は犬が増長する」あるいは「冷たい水を飲ますのは止めて」などなどだった…。
無論それぞれのことは…オトーサンにとってそれなりの理由がある。理由というのも固い言い方だが例えばラテの飲み水は最初から冷蔵庫で冷やした水をおいていたし、散歩の途中ではときに自動販売機で冷えた水を買って飲ませたからか、暖まって温くなった水は好まなくなったのだ。そしてなによりも冷たい水でラテがお腹を壊すと言ったことはなかった。

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※友達ワンコのボーチャンと力走するラテ(2009年2月)


事ほど然様に…目の前にいるラテはワンコであることは間違い無いものの、世界でただ一匹の… “Only one dog” なのであり本に載っているワンコでもなければ獣医のいう一般的なワンコでもないと思うようになった。
結果は…正直反省点もあるものの、ラテは総じてよい家犬として皆さんに愛されたオトーサン自慢の娘に育ったのである。



ラテ飼育格闘日記(802)

早いものでラテが亡くなって一ヶ月が過ぎた…。しかし時間が経つほどこれまでどれほど大切で可愛い存在と暮らしていたのかがあらためて身にしみる。そう言えば昔の事だがあまりに言うことを聞かないのでラテの横っ面を軽く平手打ちにしたこともあったが、ラテもオトーサンの腰に蹴りを入れたことがあるからお相子だ(笑)。


さて、オトーサンがあまりに落ち込んでいるからか、女房があらたにワンコを飼ってもよいと承諾してくれた。嬉しくありがたいもののやはり簡単には決断できない。
ひとつにはオトーサンたちの年齢・体力だ。50代や60代のようにワンコと一緒に駆けずり回ることはなかなかできない。

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※かなり太っていた時期のラテ。2015年10月撮影


それにワンコより飼い主が先に逝ってしまうようなことがあればワンコにとってこれほど不幸なことはない。そんなことを考えつつ「いや、子犬からは無理なら6歳・7歳ほどの成犬ならなんとかなるかも…」とか「老犬を引き取って可愛がろうか」などと勝手な思いも浮かぶがことは体力の問題だけではない。
体力だけのことなら散歩が不要なニャンコを飼う…という案も頭に浮かぶ(笑)。

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※疲れたり怖いことがあるとすぐに抱っこをせがんだ。2014年5月撮影


いや、ニャンコも可愛いがやはり飼える物ならワンコの方がよい。それに体力的な懸念であれば中型犬ではなく小型犬ならそうそう苦労をしなくても済むかも知れない…などという勝手な思いも膨らむがこれまでラテと過ごしてきた足掛け16年を冷静に振り返ればことはそんなに容易ではないことに気づく。

まずワンコを飼うことは相応の金がかかることを覚悟しなければならない。一般的には年1回の狂犬病予防接種や混合ワクチンの接種、フィラリア予防薬といったことだが、成犬ともなれば何らかの病気を抱えている可能性も高い。事実ラテも5歳を過ぎたころからアレルギーが発症し、米・チキン・マグロなどなどが食べられなくなっただけでなく肌に触れるタオルなども綿はダメで化繊のものを使わなければならなくなった。そしてアレルギーを抑制するためメインのドッグフードもそれまで食べていたものと比較して加水分解してある3倍ほど高いものに替えざるを得なかったし毎日朝晩2種類の薬を飲ませるはめになった。

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※アトピーが酷い時は目の周りまで掻きむしり紫色に変色してしまった。2012年9月撮影


その前後ではやれ血液検査だの…と保険が効かない医療費が嵩む。いやペット保険にも加入し月額数千円を支払っていたが、入院しなければ保険金は出ないというプランだったから動物病院へ通ったり薬などの治療を受けても保険料は一円も出なかった。
ただし幸いというべきか、ラテは大病を患うことはなかったが、もし癌にでもなり手術となれば数十万円の医療費は覚悟しなければならない。いやラテだって最後の三ヶ月程度は抗生物質はもとより点滴、酸素吸入、利尿剤、心臓の薬などなどでまとまった費用がかかった。さらにけち臭いことをあえて記すならおむつ代や排泄シート代もばかにならず、散歩用カートや酸素発生器の購入などなど必要に迫られて揃えなければならなかった。

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※大好きっ!…。2020年4月撮影


いやそうしたことをケチるということではないが、そもそもオトーサンは年金生活者だし現在仕事をしている女房だっていつまでも働けるわけではない。そうした現実を直視すればそうそう安易にワンコを飼うというわけにはいかないのだ。
また、ラテの場合は生後6ヶ月(推定)のときに家族として引き取ったわけだが、例えば7歳とか8歳のワンコを家族として向かえたとして我々に慣れ親しんでくれるだろうかという心配もある。こればかりはワンコの性格やこれまでの生き様が分からないことにはどうしようもないし、それこそ飼ってみないことには分からない。

ワンコは三日で恩を忘れないと言われるが、別に恩を売りたいわけではない。そうではないがときに懐かないワンコもいると聞くと正直腰が引けてしまう。
繰り返すがあと10歳も若ければ迷うこと無く子犬から。それも大型犬を飼いたいところだが(笑)。
そうしたあれこれを冷静に考えると寂しいからといって無責任にワンコやニャンコを飼うわけにはいかない。特にいまは世界情勢も不安定で一触即発の危機にあるという。

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※女房の横に並んでくつろぐラテ。2013年8月撮影


ということで今少し時間をかけて判断しなければならないと思っている。またブレーキのひとつには当然のことラテの存在がある。もし新たなワンコを飼ったとしてオトーサンの心の中にいつもラテとの比較みたいな感情がわくのであれば新しいワンコに可哀想だ。
動物病院の院長曰く、2匹目のワンコが最初のワンコより可愛く気に入った…という飼い主はいたって少ないという。これはワンコの良し悪しでは無く飼い主の勝手な思い入れだが、そんなことは覚悟しておくべきだと忠告された。

それに足掛け16年も一緒に暮らしたラテだからして新しく向かえたワンコにもつい「…ラテ」と呼んでしまいそうだ。そんなことを友人に愚痴ったら友人から「そんなこと簡単だ。新しいワンコの名もラテにすればいいんだ。清水の次郎長の女房のようにさ」と言われた(笑)。
しかし、それはともかくラテはとても嫉妬深いワンコだった。それを思うとやはりオトーサンの決断には強いブレーキがかかるのである。


ポータブル電源 Anker PowerHouse II 400とソーラーパネルPowerSola 3-Port 100W考

電力供給が逼迫しているといったニュースを横目で見ながら大容量のポータブル電源とソーラー充電パネルを買った。共にAnker製でそれぞれPowerHouse II 400およびPowerSola 3-Port 100Wという製品である。


■ポータブル電源PowerHouse II 400について
まずはポータブル電源PowerHouse II 400の話しから始めてみよう…。
申し上げるまでもないがこの種のポータブル電源は単にスマホやノートパソコンへの充電だけでなく制限の範囲内ではあるが一般家庭用電化製品も使うことが出来る。PowerHouse II 400には一般的なコンセントが装備されており最大300Wまでの機器なら繋ぐことができる。

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※Anker PowerHouse II 400のフロントとバッ


今回これらの製品を手に入れた大きな動機は無論停電や災害と言ったトラブルに備えるという意図もあるわけだが、非常時だけ活用するのではなく常用しようと考えたからだ。とはいえ私はアウトドア派人間ではないので野外で使うことは想定していないのであしからず…。

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※バックにはアンビエントライトと称する暖色系照明が、右サイドにはSOS発光機能を持つ非常用ライトが装備されている


さて理由のひとつには我が家は今風の新しいマンションではないからかコンセントの数が少ない…。となればたこ足配線になりがちだし、それはともかく日常様々な試みや作業時の電源確保に手間がかかったりコードが絡んだりして美しくないばかりか危険な場合も出てくる。

そうした雑多な電源利用のほとんどは消費電力が高いものではないし使用時間も短時間だからして最大300Wの機器を繋げるPowerHouse II 400が手元にあれば至極便利だしスマートに使えるのではないかと考えた。
では何故PowerHouse II 400という製品を選んだのかといえばひとつにはAnkerというブランドを信頼してのことだ。この種の製品もいまでは様々なものがあるが、使い勝手はもとより安全に注視する必要もある。
ということでAnkerの製品をと決めたがバッテリー容量も含めてこれまた幾多のバリエーションがあり選択に迷ったものの予算という壁もあり、PowerHouse II 400に決めた。それに本製品を充電しながら、別の接続機器へも同時に充電をする「パススルー充電」に対応してることも決め手になった(後述)。

もっと大容量の製品は当然ながら価格も高いがより大容量の家電も使えるしより長時間の利用も可能なことは確かだが、個人的にはPowerHouse II 400以上の大容量バッテリー製品を一台用意するよりPowerHouse II 400あたりの製品を複数台用意した方がいざとなった際には現実的ではないかとも考える。
非常時に消費電力が大きい電子レンジやらを多様するなどと言うこと自体、あまり考えられないからでもあるし消費電力が大きい機器を使えばいくら大容量のポータブル電源だとしてもあっと言う間に消耗してしまう。
今回は大げさにいうならそうした環境を作る布石…第1弾である。

さてここで製品の紹介をするとなればスペックを列記することになるが、煩雑になるので詳しくはメーカーの製品頁を参照願いたい。ということでここではあくまで使い勝手に注視した解説を進めてみたい。

PowerHouse II 400は正面左のラバーカバーを開けるとシガーソケットと2つのDC出力ポートが、右のラバーカバーを開けるとコンセントが装備され、中央上段には3つのUSB-Aポート、下にはUSB-Cポートとがあるが、このUSB-CポートはPowerHouse II 400本体への充電ポートにもなる。そしてその右にはDC入力ポートがあり、通常本体への給電は附属のACアダプターからのコネクタをここに接続して充電することになる。
そして入力・出力共に見やすいLCDスクリーンにその値をリアルタイムに表示してくれる。

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※各種ポートの様子およびスクリーン左にはインプット情報、中央にはバッテリー残量が表示される


したがってPowerHouse II 400一台あれば小型冷蔵庫、TV、ノートPCおよび小型ドローンなど、計8台の機器に合計最大516Wで同時充電 / 給電でき、純正弦波AC出力ポートは家庭用100Vと同じような滑らかな波形の交流電源だからしてノートPCやスピーカーなどほとんどの精密機器も安全に利用できる。
また例えばフル充電時10Wのランタンなら29時間、iPhoneだと23回充電、ラップトップパソコンは5回充電、CPAP機器(持続陽圧呼吸療法器)なら7~8時間使えるという。

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※スクリーン右にはアウトプットの状態が示される


いずれにせよ充電したバッテリーを消費すれば大容量バッテリーだとしても時間の問題で切れる理屈だが、使い方次第ではあるものの半日の停電程度であれば何とかしのぐことが出来るパワーを持っている。ただしこれだけ便利なアイテムを災害時のためだけに仕舞い込んでしまっては実にもったいない。キャンプなどに持参すればそれこそ大変重宝するだろうが前記したように私の頭の中にアウトドアの利用はない(笑)。

しかしである。PowerHouse II 400を常用電源として使うのは良いとしてもたまたまバッテリー容量を半分以下とかゼロに近く消費したタイミングで停電がきたら何にもならないではないか…。
こうした問題を回避するのはアウトプット利用時にも同時に本体充電を続けておくことが必要になる。いわゆるパススルー充電である。本製品は繰り返すがこうしたパススルー充電利用も問題なく使えるので安心だが、問題がないわけではない。
PowerHouse II 400のバッテリーはリチウムイオンバッテリー故に本来は放電(使い切って)してから充電を繰り返すことがバッテリーの寿命を延ばすことになる。パススルー充電は厳密な意味ではバッテリー寿命を縮めることになる理屈だがさてどうするか…。

私は迷わずパススルー充電で使うことにした。
ここで改めてパススルー充電とは…を説明すると、例えばACアダプタにポータブル電源をつなぎ充電し、ポータブル電源に充電したいスマートフォンなどをつないだとする。このときパススルー未対応の製品ではポータブル電源が満充電されるまでスマートフォンには給電されない。
しかしパススルー対応のポータブル電源であれば、スマートフォンの充電を優先しつつポータブル電源本体も充電してくれるわけだ。
無論アウトプットの消費電力がインプットの容量を超えれば当然PowerHouse II 400のバッテリー容量残は減っていくがそれでも消費だけに比べれば万一の場合でも役に立つ容量が蓄電されていくだろう。こうした利便性を考えるならバッテリー寿命が短くなっても仕方がないし、繰り返すが万一の場合に役に立たないのであれば意味がない。

■ソーラーパネルPowerSola 3-Port 100Wについて
というわけで我が研究所では通常PowerHouse II 400をDC-INへコネクタを挿し充電しながら様々なアウトプット利用を行っている。しかしあらためて記すが、ポータブル電源とて充電されていなければただの重石に過ぎない。
平穏な日常ならパススルー充電で快適にそして安心して使えるものの、万一大地震などで数日停電が続くような場合はどうすべきか…。

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※PowerSola 3-Port 100W(上)と2つに開いた状態(中)そしてさらに全開すると4枚のソーラーパネルが現れる(下)


そんな場合PowerHouse II 400ならソーラーパネルを使っての充電ができる!
現実問題として住居が倒壊すればどこかへ避難しなければならないだろうが、建物が無事ならどこか日当たりの良い場所にソーラーパネルを広げれば直接スマホなどへの充電はもとよりPowerHouse II 400の充電も可能だ。

ソーラー充電、太陽光発電と聞くと大層効率が悪くなかなか実用にならないイメージもあるが相手がPowerHouse II 400なら同じくAnker製のソーラーパネルPowerSola 3-Port 100Wがあれば充電…パススルー充電も実用レベルになるはずだ。
ということでソーラーパネルPowerSola 3-Port 100Wも手に入れた次第。

PowerSola 3-Port 100Wの出力はその名の通り100W仕様だが、実際にPowerHouse II 400に繋ぐとその入力は最大65Wだという。とはいえ例えばコンセントから直接充電しても59W程度が最大だ。したがってソーラーパネルで65W得られれば文句はないがこれまたそういう訳にはいかない。

ソーラーパネルは当然のことながら太陽の日射に大きく影響する。ということは日向だとしても朝夕とあるいは夏冬では大きく違う。さらにパネルの微妙な向きで出力容量が大きく変動するため、PowerSola 3-Port 100W附属の太陽位置測定機を使い、パネルの向きを正確に太陽に向けなければロスが多くなる。

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※太陽光とソーラーパネルの角度合わせが簡単にできる工夫もされている


無論太陽の位置は時間により移動するため常に最大のパワーを得るためには背面のキックスタンドで角度調整と共に適宜位置合わせを行う必要がある。

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※背面にはソーラーパネルを角度を付けて設置できるキックスタンドが両サイドに、そして中央位置にあるケーブルケースもキックスタンドとなる


では実際に使ってみた状況を解説したい…。この時期(3月)のまだ弱い日射の午前8時頃にPowerSola 3-Port 100Wを日が当たっている室内に広げてみた。広げると幅は折り畳み時の4倍となり幅146cm高さ52cmとなかなか大きいのでマンションのベランダ程度では最良のポジションを得るのがなかなか大変だ。
ともあれ結果は22Wから25W辺りを変動。それが日中ベランダに広げると何と…最大50Wを越えた!そして最大56Wを記録。ACコンセントからの充電にしても57W程度だからしてそれに匹敵するパワーが得られるわけだ。

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※午前10時頃、ベランダにPowerSola 3-Port 100Wを広げてみるとPowerHouse II 400への入力が54Wから56Wにも達した!


ということはソーラーパネル入力で50W程度得られればPowerHouse II 400の場合、容量(388.8Wh)÷ 50W = 7.7hと理屈では8時間弱でフル充電となる。しかし天気の日でも一日で連続7時間も50Wの出力をキープできるはずもないが、あらかじめフル充電したPowerHouse II 400を使いながらの充電なら実用レベルかと思う。

また50W程度の出力を確保できれば例えば…10000mAh/37WhのモバイルバッテリーならPowerSola 3-Port 100Wに直接接続すると一時間もかからずフル充電できる理屈。そしてiPhone 13 Pro(11.45Wh)なら当然30分以下!ただし安定した日射しがありくどいようだがパネルを理想的な向きにセットすることが必須なのだが…。

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※PowerSola 3-Port 100Wの接続ポートにはPowerHouse II 400へ繋ぐXT60ポートの他USB-AとUSB-Cポートが一つずつある。したがってスマホなどをここに直接繋いで充電も可能


以前玩具みたいなソーラーパネルを手に入れた時、これでは実用にはならないなと感じたがこのPowerSola 3-Port 100Wは災害時はもとより日常PowerHouse II 400をパススルーして使うための充電機器として実用レベルな製品だといえる。
ただしくどいようだがソーラーパネルが使えるのは晴れの日で日射時間帯に限られること、そして常に最良な向きにパネルをセッティングすることが求められることは忘れてはならない。
ともあれこれでPowerHouse II 400を常設しつつPowerSola 3-Port 100Wが使える日や時間帯はソーラーパネルで充電し、使えない日はコンセントからの充電を心がければ節電にも繋がる。

■総括
ということでPowerHouse II 400とPowerSola 3-Port 100Wを一週間ほど毎日時間を作ってあれこれと試してきた…。
まずPowerHouse II 400については満足こそすれ欠点は思い浮かばない。最初は邪魔か…と思ったハンドルもポータブル電源の名の通りであちらこちらに持ち運ぶとなれば実に具合がよろしい。

フラッシュライトもアンビエントライトも便利だ。そして何よりも操作が分かりやすいし、高望みをしなければ必要十分の機能と能力を備えている。
なにかひとつポータブル電源をとお考えならお勧めである。ただひとつ苦言を呈するなら取扱説明書だ…。数カ国語の列記と共に日本語の説明があるがこれは非常に読みにくいしパススルーといった説明も無い。

続いてPowerSola 3-Port 100Wだが、これまたよく考えられた製品だ。背面のスタンド収納をはじめパネルを左右にたたむのも広げるのもベルクロなので非常に簡便だし折りたたんだ際に両サイドの取っ手がマグネットで吸着するのも気持ちが良い。
また接続ケーブル収納ケースがこれまたベルクロでパネルに貼り付いているのも親切設計といえよう。そしてソーラーパネルとしての性能も最新の単結晶パネルを採用しているためこのクラスでは最良の発電効率の製品だ。
ただし、ポータブル電源PowerHouse II 400との接続コネクタが独自の規格(XT60ポート)であり、他社製のポータブル電源への接続や他社製ソーラーパネルをPowerHouse II 400に繋ぐのは難しいようだ。

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※PowerSola 3-Port 100Wに附属するXT60コネクタケーブル


あくまでPowerSola 3-Port 100WはPowerHouse II 400およびPowerHouse II 800専用ソーラーパネルと考えた方がよい。
以上最新ポータブル電源PowerHouse II 400とこれまた最新のソーラーパネルPowerSola 3-Port 100Wを日々活用することなったが、その中でまた発見があったら別途ご報告したいと考えている。



1969年製作映画「放浪の画家ピロスマニ」デジタルリマスター版の勧め

加藤登紀子のヒット曲「百万本のバラ」はご存じだろうか。貧しい画家が女優に恋をし、彼女が好きだという赤いバラを自分の家は勿論キャンバスや絵の具までをも売り払い街中で買い集め、彼女の宿泊している建物の庭を埋め尽くした。しかしそれを見た女優はどこかの金持ちがふざけたのだと思い、気にも留めず別の街へと去って行った…。


という意味の歌詞だが、その貧しい画家がグルジア(現:ジョージア)の画家ニコ・ピロスマニだという話しがあるという。しかしもともとの原曲はラトビア語の歌謡曲で歌詞がまったく違い大国にその運命を翻弄されてきたラトビアの苦難を暗示するものだったという。
それが後年ソビエト連邦時代にグルジア(現:ジョージア)の画家ニコ・ピロスマニがマルガリータという名の女優に恋したという逸話に基づき、ラトビアの作曲家が書いた曲にロシアの詩人が画家のロマンスを脚色して詞をつけ、モスクワ生まれの美人歌手が歌うということで人気を博した…。

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※ニコ・ピロスマニ(1916年)


我々が知る加藤登紀子の日本語訳詞および歌唱は1987年にシングル盤として発表されたものだが、近年の研究ではピロスマニにマルガリータという名の恋人がいたことは確からしいものの、彼女がバラの花を愛したとか画家が大量の赤いバラを贈ったといったエピソードは残念ながら創作のようだ。

さて、前置きが長くなったがそのピロスマニという画家と作品のいくつかについてはヘタウマの画家として(笑)知ってはいたが、先日YouTube「山田五郎 オトナの教養講座【ジョージアのアンリ・ルソー】泣ける!放浪の画家ピロスマニの悲劇【加藤登紀子・百万本のバラ】」を見て俄然興味を持った。

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※「女優マルガリータ」ピロスマニ作。グルジア国立美術館蔵


「山田五郎 オトナの教養講座」によればジョージアでは紙幣にもピロスマニの肖像が使われるほど国民的な画家だそうで、あのパブロ・ピカソが「私の絵はグルジアには必要ない。なぜならピロスマニがいるからだ」と言わしめたほどの画家だという。その画風は前記山田五郎氏のご指摘の通りどこかアンリ・ルソーに通ずるものを感じるがお国柄や文化も全く違う…。
そもそも情報が少ない画家ではあるが、1969年にギオルギ・シェンゲラヤ監督による映画「PIROSMANI (邦題:放浪の画家ピロスマニ)」が存在し現在そのデジタルリマスター版がDVDなどで手に入る事を知り早速Amazonから購入した。

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※「放浪の画家ピロスマニ」デジタルリマスター版DVD


この「放浪の画家ピロスマニ」はグルジア(ジョージア)の名匠ギオルギ・シェンゲラヤ監督が独学の天才画家ニコ・ピロスマニ(1862〜1918)の半生を描いた作品で、グルジアの風土や民族の心を見事に映像化したとして1973年英国映画協会サザーランド杯、1974年シカゴ国際映画祭ゴールデン・ヒューゴ賞、イタリア・アーゾロ国際映画祭最優秀伝記映画賞、そして1978年には文化庁芸術祭優秀賞/文部省特別選定優秀映画鑑賞会特別推薦を受けている。

ストーリーの概略だが、幼くして両親を亡くしたピロスマニは鉄道会社の車掌をやったり、友人と商売を始めたこともあったが身に入らず、貧しい人々に無償でミルクやパン、初蜜などを振るまい…商売は失敗。その後店の看板や壁に飾る絵を描きながら放浪の日々を送るようになる…。次第に人々に一目置かれるようになり誇り高い男として「伯爵」と呼ばれるようになるピロスマニだったが、酒場で見初めた踊り子マルガリータへの報われない愛が、画家を孤独な生活へと追い込んでいく…。しかし作品は悪戯にピロスマニの恋を劇的に扱わずに簡素に描いているしバラを送るシーンも無い。
一杯の酒、一日の食を得るため画材をかかえて街を渡り歩く生活を送っていたピロスマニだったが、1912年に作品がとある芸術家の眼にとまり中央の画壇に注目されるようになる。そして翌年3月モスクワの前衛美術展で4つの作品が展示され熱狂的な支持を受けた。

1916年グルジア芸術家協会が設立され、ピロスマニへの支援が決定され脚光を浴びるも地元新聞にピロスマニを揶揄する戯画が掲載され周囲から笑いものとなった彼は深く傷つき、再び孤独な生活に戻っていく。そして1918年の復活祭の日、階段裏の暗く狭い一郭に蹲っていたピロスマニを二頭立て馬車で乗り付けた使者らしい男が見つけ「何をしている」と問うとピロスマニは「死ぬところだと」と弱々しく答える…。
史実では隣に住んでいた靴職人の男が重病のピロスマニを見つけ、知人が病院へ運んだもののその一日半後に息を引き取ったといわれている。
しかし映画では直前に示される「昇天」と題された作品からして、馬車の男は天使の使いではないか…を暗示して終わる。
全編に渡る各シーンは決して豊かでは無い時代ではあるものの、どこを切りとっても一幅のピロスマニの絵と見間違うほどの美しさだ。
大変地味な作品だが、お勧めしたい作品である。





ラテ飼育格闘日記(801)

ラテがいない日常に慣れたいとは思わないが、自宅に閉じこもっているだけでは健康に悪い。足腰も大分弱っているからこそ歩かなければすぐに歩けなくなるかも知れないと一人散歩を始めた。胸にはラテの遺骨が入ったペンダントを下げているので気持ちはラテと一緒の散歩のつもりだ。


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※いまでも部屋のあちらこちらでラテの気配を感じる…

いつまでもめそめそしたい訳ではないが本当に辛いし寂しい。そういえば現代の我々は病院で生まれて病院で死ぬのが当たり前になっている。オトーサンの子供時代の出産は通常産婆が駆けつけ自宅で生んだものだ。オトーサンが七歳のとき妹が生まれたが、ある日母親が布団に横になっていて知らない小母さんが看病していた。どういうシチュエーションだったかは覚えてはいないが父親も弟もいた…。

時間帯がいつ頃だったか、親父が「さあ、俺たちは表に出ていよう」の声に促され、六畳一間の部屋からアパートのエントランスで結構な時間遊んでいたことを記憶している。無論そのときには何故外に出ていなければならないのかは知りようもなかったが母が出産するために我々は出されたのだ。

そしてその父母も病院で息を引き取ったし急だったことでもありその場にいることは叶わなかった。だからオトーサンは身内の人間を間近で看取ったことはないのだ…。だから、人間ではないもののラテという愛犬を初めて…大げさな表現をするなら…この腕の中に抱きしめ、撫でながら看取ることになっただけにどうにもその暖かさと体が冷えて硬直していく様が愛しく忘れられないのである。

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※亡くなる三日前(3月3日)にカートで馴染みの公園に連れて行ったのが散歩の最後となった


三月六日の未明、ラテが鳴くので以前にも書いたとおり10分ほどオトーサンは抱き上げて膝の上でその顔を見つめていた。嬉しかったのかとてもよい表情をしていたがその明け方の五時過ぎ、排泄したいというラテのサインを察知したオトーサンたちはラテを立たせようと抱えた。無論おむつ姿だからいつ排泄してもOKなのだが、ラテは💩の際には立って腰を落とさないと力が入らないのかヨタヨタで歩けないはずなのに玄関に向かい四つ脚で踏ん張った。思えばこれがラテ最後の四つ脚立ち姿となった。

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※息を引き取る二時間ほど前、💩をするため立ち上がったラテ。おむつをしているので寝たままでも良いのだが、綺麗好きというか律儀というか…。これが最後の四つ脚立ちとなった


そしてそれから二時間ほどでこれまでご報告したように危篤状態となり酸素吸入器のマスクにマズルを入れたまま息を引き取った。
動物病院の院長やご近所の方々もオトーサンたちが手厚い介護をしてきたことを認めてくれたし労ってくださったが、
精一杯やれることはやったと思う反面、あのときこうすれば…ああすればよかった…と反省することもあって尚更心が痛む。

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※亡くなる前日の夜はいつものご飯と牛乳を平らげたのだが…


すでに過ぎたことだからしてそんなことを考えても何の得にも益にもならないのは承知だが、看病だけでなく、もしもう一度2006年の12月10日からやり直せるなら、今少しラテとの接し方や暮らし方にも工夫ができ、よりよくラテのためにもできたのではないかとも思う。

育て方、飼い方にしてもあれで良かったのだろうかと思う点もなきにしもあらずだし、なによりもラテがより良い犬生だったと喜んでくれるかが心配だ。

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※柴犬ハチちゃんのオカーサンからアレンジメントの花束をいただいた!

そんな中、ラテの墓前にとまたまた素敵なアレンジメントをいただいた。七年ほど前に亡くなった柴犬ハチちゃんの飼い主さんからだった。オトーサンは丁度留守だったのでお会いする事はできず失礼してしまったが、本当に…ラテは幾多の方々に可愛がっていただき、なんとも幸せなワンコに違いない…。



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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員