ラテ飼育格闘日記_823
この「ラテ飼育格闘日記」は前回で毎週更新から随時思いついた時に…と変えてみたが15年間の習慣は恐ろしいもので原稿を書かないと落ち着かない(笑)。ともあれ一週休んでのお届け出である。
ところで今月9月6日でラテ6回目の月命日となった。早いものですでに半年が過ぎたことになる。15年間文字通りオトーサンは昼夜24時間ラテと一緒に暮らしていたわけで、いまだにラテの温もりや息づかいをどこかで感じるが、反対にあれは夢まぼろしだったのか…と思うほど泡沫の存在だったようにも感じる毎日でもある。
それほど強烈な体験と記憶を残してくれたラテなのだから、夢でも良いから出て来てくれとオトーサンは常々願っている。
そんな折、先日夢に珍しくワンコが出て来てその内の一匹がオトーサンの膝に向かって飛びついてくる夢を見た。しかし残念なというか、可笑しなというか、それはラテではなかった…。

※2007年12月撮影
昔読んだ物の本によれば、好きな人や大切な人の夢はほとんど見ないものだという。
そういえば私は亡くなった母の夢を見たという記憶がない。父の姿もほとんど夢に出た試しはないが一二度見たもののその夢の中での存在はあまり心地よいものではなかった。どちらかというとオトーサンは親父が苦手だったからか…。

※2007年3月、ラテが我が家に来てから三ヶ月目の一枚
そんなわけだからラテとの15年間においてもラテが登場した夢を記憶しているのは2度ほどだ。それもラテを飼い始めたころの話しだが、2度とも散歩途中でラテとはぐれ、オトーサンは必死になってラテを探し回るといった夢だった。
きっと経験も無く、ラテと日々格闘の毎日を過ごしていたオトーサンにとって、散歩中などで何らかのアクシデントによりラテが逃げ出すなどして行方不明になってしまうことを必要以上に恐れていたのかも知れない。

※2007年1月、好奇心旺盛なラテに慣れないオトーサンは困惑…
事実、ラテを向かえたばかりの時期だったと記憶しているが、近隣の駅までラテを連れ出勤の女房を見送った後のことだ。どうしたことかラテの首輪が切れた。
オトーサンは慌ててラテの体を抱え込もうとしたがラテはそれをするりと抜けて改札の方へと走りはじめた。女房の後を追おうとしたのだろうか…。

※2007年5月、広い公園にて女房と
まだ飼い始めてからまもない時期だから、オトーサンに対しても新しい住居に対しても愛着がまだ無いかも知れないから、ラテが戻ってくる確率はとても低いという思いでオトーサンの体は冷たくなった…。そしてこのまま離れたとすれば交通量の多い駅前だ。すぐ車に撥ねられるに違いない…。
ラテの姿は自動改札のすぐ側にいたが、もしオトーサンが急ぎ走って行けばきっとラテはさらに逃げ出すだろうと考え、リードを右手に高く持ち上げ雑踏の中「ラテ!」と呼びかけ、さらに口笛を吹いた。
幸い、何故かラテはスタスタと大人しく戻ってきたので事無きを得たがそんなことがトラウマになったのかも知れない。

※2007年11月、最初から気が合ったボーちゃんとまるでダンスをするように遊ぶ
ともあれ夢にラテが出てくるようになったら、それはオトーサンの思いが薄れたということであれば残念ながらオトーサンはこれからもラテの夢は見ることが出来ない理屈だ。寂しいことではある…。
ところで今月9月6日でラテ6回目の月命日となった。早いものですでに半年が過ぎたことになる。15年間文字通りオトーサンは昼夜24時間ラテと一緒に暮らしていたわけで、いまだにラテの温もりや息づかいをどこかで感じるが、反対にあれは夢まぼろしだったのか…と思うほど泡沫の存在だったようにも感じる毎日でもある。
それほど強烈な体験と記憶を残してくれたラテなのだから、夢でも良いから出て来てくれとオトーサンは常々願っている。
そんな折、先日夢に珍しくワンコが出て来てその内の一匹がオトーサンの膝に向かって飛びついてくる夢を見た。しかし残念なというか、可笑しなというか、それはラテではなかった…。

※2007年12月撮影
昔読んだ物の本によれば、好きな人や大切な人の夢はほとんど見ないものだという。
そういえば私は亡くなった母の夢を見たという記憶がない。父の姿もほとんど夢に出た試しはないが一二度見たもののその夢の中での存在はあまり心地よいものではなかった。どちらかというとオトーサンは親父が苦手だったからか…。

※2007年3月、ラテが我が家に来てから三ヶ月目の一枚
そんなわけだからラテとの15年間においてもラテが登場した夢を記憶しているのは2度ほどだ。それもラテを飼い始めたころの話しだが、2度とも散歩途中でラテとはぐれ、オトーサンは必死になってラテを探し回るといった夢だった。
きっと経験も無く、ラテと日々格闘の毎日を過ごしていたオトーサンにとって、散歩中などで何らかのアクシデントによりラテが逃げ出すなどして行方不明になってしまうことを必要以上に恐れていたのかも知れない。

※2007年1月、好奇心旺盛なラテに慣れないオトーサンは困惑…
事実、ラテを向かえたばかりの時期だったと記憶しているが、近隣の駅までラテを連れ出勤の女房を見送った後のことだ。どうしたことかラテの首輪が切れた。
オトーサンは慌ててラテの体を抱え込もうとしたがラテはそれをするりと抜けて改札の方へと走りはじめた。女房の後を追おうとしたのだろうか…。

※2007年5月、広い公園にて女房と
まだ飼い始めてからまもない時期だから、オトーサンに対しても新しい住居に対しても愛着がまだ無いかも知れないから、ラテが戻ってくる確率はとても低いという思いでオトーサンの体は冷たくなった…。そしてこのまま離れたとすれば交通量の多い駅前だ。すぐ車に撥ねられるに違いない…。
ラテの姿は自動改札のすぐ側にいたが、もしオトーサンが急ぎ走って行けばきっとラテはさらに逃げ出すだろうと考え、リードを右手に高く持ち上げ雑踏の中「ラテ!」と呼びかけ、さらに口笛を吹いた。
幸い、何故かラテはスタスタと大人しく戻ってきたので事無きを得たがそんなことがトラウマになったのかも知れない。

※2007年11月、最初から気が合ったボーちゃんとまるでダンスをするように遊ぶ
ともあれ夢にラテが出てくるようになったら、それはオトーサンの思いが薄れたということであれば残念ながらオトーサンはこれからもラテの夢は見ることが出来ない理屈だ。寂しいことではある…。