ラテ飼育格闘日記(362)
新しい環境でラテとの生活が始まった。オトーサンたちにとってもまだまだ慣れていないことでもあり、ウッカリすると買い物帰りに元住んでいた方面に足を向けそうになる。我々でもそうなのだからラテにとってはまだまだ新しい環境は馴染めないようで、嫌がりはしないもののどこか落ち着けない様子も見える…。
前回記したとおり、初めてのペットホテル宿泊は仕方がなかったとはいえそれはオトーサンたちの理屈であり、ラテにとってはこれまで体験したことのない最悪の一日だったようだ。
食事は一切食べなかったし、24時間オシッコもウンチもせず、水も飲まなかったようなのだ。これは強制したわけではないものの虐待のようなものだ…。それだけラテにとっては強いプレッシャーと不安感で一杯だったわけで申し訳ない気持ちで一杯である。

※ラテは新しい環境で頑張ってます(笑)
ペットホテルからの帰り道、オトーサンは慣れないながらも近所の公園にラテを連れていったが長~いオシッコをした後、見るからに元気を取り戻したようだった。
驚いたのは自宅に入り,水を飲ませようと用意をした器から飲むは…飲むは…。500ミリリットルくらいは飲んだのではないかと思うほどがぶ飲みを続けた。無論こんなことは初めてである。
ともかくオトーサンとオカーサンに囲まれて安心したのだろう、その夜はダンボール箱が片付いていない雑然とした中でも大人しく寝続けた。
その後、ラテがオトーサンにまとわりつくというか、室内でもオトーサンの歩く後をついて回ることが多くなった。可愛いといえば可愛いが実に厄介で危ない(笑)。やはりペットホテルの後遺症なのかも知れないが、オトーサンがちょっと部屋を出ようとすると置き去りにされると心配なのか追ってくるのだ。
勿論これまでとは寝る場所も違えば臭いも違うわけで、落ち着かないのかも知れないがこれまた困ったことに散歩の途中、以前通ったエリアに入ると以前の住居方面にリードを引くことだ。まあまあ幼犬時代から7年物間慣れ親しみ、育った環境なのだから仕方のないことは分かるが、だからといって「はいはい」と以前の場所を通ることは逆にラテを悲しませると思うのでオトーサンは「ラテ、ダメ!」と強くリードを引き返してそちらには向かわないように心がけている。
なお少しずつ分かってきたが近隣には以前通っていた公園とは趣が違う公園がいくつもあり、規模が大きな公園やら緑地もあることが分かってきた。しかし明るい朝の散歩ならともかく日が落ちた後、そうした緑地は街灯も少なく自由気ままに散歩するわけにもいかないので少々時間はかかるものの勝手知ったる以前の大きな公園に足を向けようと頑張ってみた。


※新しい環境にも公園が多々あり、中には大変広い緑地もある
それにその公園に行けば、ラテにとってお馴染みの臭いがあちらこちらにあるだろうし、もしかすると友達ワンコに会えるかも知れないから…ラテの気持ちも少しは和らぐかと考え、片道30分程度の道を夕方に歩いてみた。
とはいえそれはオトーサンの勝手な…というか願望であってこれまでだって夕方の散歩時に友達ワンコに出会える確率は非常に少ないのだ。それを承知で途中の道も街灯がきちんとあるのか、少々暗くても安全な道なのか等々…まずは調査も兼ねての散歩のつもりだった。

※少しずつ、周辺の公園や緑地を確認しつつ散歩中
ラテも意外と素直についてきたが、馴染みの公園には入ったもののやはり知り合いのワンコはいない。そして特に面白いことや楽しいこともなく十数分後には諦めて元来た道を戻ろうとラテのリードを引いて歩き始めた。
しばらく進み、以前の住居方面の道を含む十字路にさしかかったとき前方に白い大きなワンコが見えた。もしや…とすでに薄暗い場所に目をこらすとなんとラテが大好きなマキちゃんとオカーサンではないか!
マキちゃんのオカーサン(飼い主さん)は我々が引越したのをご存じだったので「ラテちゃん、ここまできたの!?」と腰を落としてラテを抱擁してくださった。ラテはここぞとばかり甘え、膝に両前足をかけてオカーサンの顔を舐め始めた。始めは尻尾をブルブル振りながら見るからに嬉しそうに、そして次第にその眼差しは優しく変化していくのが面白い。
その後、マキちゃんのオカーサンが「そこまで一緒に行こうね」とわざわざお付き合いしてくださったのでラテは有頂天の様子だった。しかも面白いのは…以前からそうなのだが、マキちゃんと一緒に歩くとマキちゃんが大人しくフレンドリーなのを良いことに、ラテは姉御のようにまるで「アタシに付いてきて」とでも言う感じで前へ前へと歩くことだ(笑)。
ともあれ、初の遠征散歩はマキちゃんに会えた御蔭でラテにとって大変印象の良いものになったことは間違い無い。何故なら翌日の夕方も同じルートを進んで歩き始めたラテだった…。
前回記したとおり、初めてのペットホテル宿泊は仕方がなかったとはいえそれはオトーサンたちの理屈であり、ラテにとってはこれまで体験したことのない最悪の一日だったようだ。
食事は一切食べなかったし、24時間オシッコもウンチもせず、水も飲まなかったようなのだ。これは強制したわけではないものの虐待のようなものだ…。それだけラテにとっては強いプレッシャーと不安感で一杯だったわけで申し訳ない気持ちで一杯である。

※ラテは新しい環境で頑張ってます(笑)
ペットホテルからの帰り道、オトーサンは慣れないながらも近所の公園にラテを連れていったが長~いオシッコをした後、見るからに元気を取り戻したようだった。
驚いたのは自宅に入り,水を飲ませようと用意をした器から飲むは…飲むは…。500ミリリットルくらいは飲んだのではないかと思うほどがぶ飲みを続けた。無論こんなことは初めてである。
ともかくオトーサンとオカーサンに囲まれて安心したのだろう、その夜はダンボール箱が片付いていない雑然とした中でも大人しく寝続けた。
その後、ラテがオトーサンにまとわりつくというか、室内でもオトーサンの歩く後をついて回ることが多くなった。可愛いといえば可愛いが実に厄介で危ない(笑)。やはりペットホテルの後遺症なのかも知れないが、オトーサンがちょっと部屋を出ようとすると置き去りにされると心配なのか追ってくるのだ。
勿論これまでとは寝る場所も違えば臭いも違うわけで、落ち着かないのかも知れないがこれまた困ったことに散歩の途中、以前通ったエリアに入ると以前の住居方面にリードを引くことだ。まあまあ幼犬時代から7年物間慣れ親しみ、育った環境なのだから仕方のないことは分かるが、だからといって「はいはい」と以前の場所を通ることは逆にラテを悲しませると思うのでオトーサンは「ラテ、ダメ!」と強くリードを引き返してそちらには向かわないように心がけている。
なお少しずつ分かってきたが近隣には以前通っていた公園とは趣が違う公園がいくつもあり、規模が大きな公園やら緑地もあることが分かってきた。しかし明るい朝の散歩ならともかく日が落ちた後、そうした緑地は街灯も少なく自由気ままに散歩するわけにもいかないので少々時間はかかるものの勝手知ったる以前の大きな公園に足を向けようと頑張ってみた。


※新しい環境にも公園が多々あり、中には大変広い緑地もある
それにその公園に行けば、ラテにとってお馴染みの臭いがあちらこちらにあるだろうし、もしかすると友達ワンコに会えるかも知れないから…ラテの気持ちも少しは和らぐかと考え、片道30分程度の道を夕方に歩いてみた。
とはいえそれはオトーサンの勝手な…というか願望であってこれまでだって夕方の散歩時に友達ワンコに出会える確率は非常に少ないのだ。それを承知で途中の道も街灯がきちんとあるのか、少々暗くても安全な道なのか等々…まずは調査も兼ねての散歩のつもりだった。

※少しずつ、周辺の公園や緑地を確認しつつ散歩中
ラテも意外と素直についてきたが、馴染みの公園には入ったもののやはり知り合いのワンコはいない。そして特に面白いことや楽しいこともなく十数分後には諦めて元来た道を戻ろうとラテのリードを引いて歩き始めた。
しばらく進み、以前の住居方面の道を含む十字路にさしかかったとき前方に白い大きなワンコが見えた。もしや…とすでに薄暗い場所に目をこらすとなんとラテが大好きなマキちゃんとオカーサンではないか!
マキちゃんのオカーサン(飼い主さん)は我々が引越したのをご存じだったので「ラテちゃん、ここまできたの!?」と腰を落としてラテを抱擁してくださった。ラテはここぞとばかり甘え、膝に両前足をかけてオカーサンの顔を舐め始めた。始めは尻尾をブルブル振りながら見るからに嬉しそうに、そして次第にその眼差しは優しく変化していくのが面白い。
その後、マキちゃんのオカーサンが「そこまで一緒に行こうね」とわざわざお付き合いしてくださったのでラテは有頂天の様子だった。しかも面白いのは…以前からそうなのだが、マキちゃんと一緒に歩くとマキちゃんが大人しくフレンドリーなのを良いことに、ラテは姉御のようにまるで「アタシに付いてきて」とでも言う感じで前へ前へと歩くことだ(笑)。
ともあれ、初の遠征散歩はマキちゃんに会えた御蔭でラテにとって大変印象の良いものになったことは間違い無い。何故なら翌日の夕方も同じルートを進んで歩き始めたラテだった…。
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