ラテ飼育格闘日記(364)
引越の後遺症からオトーサンはまだ抜け切れていない。1ヶ月の間、荷物の梱包を続け、そして引越の後始末も多少は目処がついたものの完全に納まるまでにはまだまだ時間が必要なようだ。無論その間もラテを預けた日を除き、一度も散歩を休んだことはなく…正直体力的に参っている…。
膝は悲鳴をあげているし、左腕の肘もガングリオンが出来て痛い。その上にやはり歩き過ぎなのだろうか足の裏や腰もガタが来ている。まあまあ歳のわりにはラテのおかげで毎日歩き、そして時に走ったりしているからこれが寝込まない秘訣なのかも知れないが体力的には本当にきついものがある。
ダンボール箱や重い荷物との格闘が続いたからだろう、特に左手の握力が低下して親指が突き指状態にもなっている。もうボロボロである(笑)。

※新しい環境に戸惑いながらも、ラテはお陰様で元気です!
しかし夕方になり時間がくるとそれまで大人しくしていたラテが鼻面で椅子に座っているオトーサンの臑を突きながら「クウ~ン」と鳴き、散歩に行こうよと催促する。オトーサンが仕事でMacに向かい、興が乗ってこようとラテは容赦無しだ。正直1回くらい1人で行ってこいよ…と言いたいところだがそうもいかない…。
それにオトーサンの腰が重いのも体力的なことだけではなく、これまでとは違い散歩に行く方面の情報がまだまだ少なくどのようにして小一時間ラテと過ごすか…というシミュレーションがやりにくいことも原因である。
勿論少しずつではあるが、近隣にある公園に足を運んでいるし、緑地の中を通って近道を探したりとラテと一緒に日々新しい道を探りながら努力をしているが、これまで7年間培ったこれまでの地域と同様な感覚にはまだまだ至らないのは当然だ。
オトーサンがそんな感じだからラテはまだ新しい住居や周りの環境に違和感があるのだろう。散歩から戻った際にマンションのエントランスに入るのを嫌がったりもする…。

※ラテはまだ慣れないのか,マンションのエントランスに入るのを嫌がるときがある
また気のせいかも知れないが、散歩で歩き回っている際にもこれまでとは些か違ったラテを見る感じもする。それは行き交うワンコたちにあまり吠えかからないのだ。何だか遠慮しているみたいで「アタシ、新参者で自信がありません」といった感じなのか、これまでなら吠えかかるであろう類のワンコたちに出会っても意外と大人しい。
年齢的な問題もあるのかも知れないが、この地に来てからやはり他のワンコに対して大人しい振る舞いをしているように思える。これが元に戻れば環境に慣れたということか(笑)。
ともあれありがたいことにラテはオトーサンより知られているようだし好かれているみたいだ…(笑)。
引越直後のことだが、ラテを連れ女房と共に駅に向かって散歩していたら年配の女性に声をかけられた。なにかと思ったら「ワンちゃん、遊歩道にいるワンちゃんですよね?」という。最初は何のことか分からなかったが、当然のことながらその女性は見知らぬ方であり我々が引っ越したことなど知る由もないはずだ。
しかしどうやら以前の住居でラテが出窓のタタキから遊歩道を通る人たちを眺め、ときに吠えたりしていたのを知っている方のようなのだ。オトーサンは「ええ、そうです…ありがとうございます」と会釈して離れたが、窓から覗いているラテを覚えていてくださったのだから嬉しい…。

※散歩の途中で猫を発見して後ろ足で立ち上がるラテ
これまた先日、数日ぶりになるが駅前のコンコースに連れて行き、カフェで一休みしようと歩いていたら「あ~ラーちゃん、久しぶり!」とやはり年配の女性に声をかけられた。
近年は女房の通勤時間帯が少し変わったので会えなくなったが、以前は朝にこのコンコースあたりでよく声をかけてくださった方である。よほどワンコが好きなのか、ラテがまだまだ慣れずに吠え立てるばかりの時から怯まず会う度に近づき「ラテちゃん、ラテちゃん」と呼びながら名残惜しそうに改札に向かうという女性なのだ。
1年近くも経った後にやっとラテは女性の手からオヤツを食べお手をするようになったが、食べ終わるとまた吠え出す(笑)。その声も次第に乾いたものになり、一種の挨拶代わりとなった感があるがここ1年ほど会うことはなかった。それが久しぶりに声をかけてくれたのだが、ラテは唸ることはないものの相変わらず乾いた吠え声を上げる。まったく親の立場を考えてくれない娘である…。

※紅葉のアーチの中をオカーサンと散歩
オトーサンはラテ用に持参しているオヤツのいくつかを「お願いします」と女性に渡すと「スミマセン」といいながら腰を屈めてラテの鼻先に「ラテ、ラテちゃん…ラーちゃん」と言いながら差し出す。ラテも大人しくオヤツを数回彼女の指先から食べつつ、やはり終わると吠えている…。
女性は「ありがとうございました、またね…ラーちゃん」と振り返りながら去って行ったが、ラテの呼び名が「ラーちゃん」と略されていたのがおかしい(笑)。しかしそもそもたった2文字の「ラテ」をさらに省略しなくても良いと思うのだが…(爆)。
オトーサンはラテに向かい「お前はいつからラーちゃんになったんだ?」と言うと、分かったわけでもないはずだがラテはちょっと照れた笑顔でアイコンタクトしてくれた。
膝は悲鳴をあげているし、左腕の肘もガングリオンが出来て痛い。その上にやはり歩き過ぎなのだろうか足の裏や腰もガタが来ている。まあまあ歳のわりにはラテのおかげで毎日歩き、そして時に走ったりしているからこれが寝込まない秘訣なのかも知れないが体力的には本当にきついものがある。
ダンボール箱や重い荷物との格闘が続いたからだろう、特に左手の握力が低下して親指が突き指状態にもなっている。もうボロボロである(笑)。

※新しい環境に戸惑いながらも、ラテはお陰様で元気です!
しかし夕方になり時間がくるとそれまで大人しくしていたラテが鼻面で椅子に座っているオトーサンの臑を突きながら「クウ~ン」と鳴き、散歩に行こうよと催促する。オトーサンが仕事でMacに向かい、興が乗ってこようとラテは容赦無しだ。正直1回くらい1人で行ってこいよ…と言いたいところだがそうもいかない…。
それにオトーサンの腰が重いのも体力的なことだけではなく、これまでとは違い散歩に行く方面の情報がまだまだ少なくどのようにして小一時間ラテと過ごすか…というシミュレーションがやりにくいことも原因である。
勿論少しずつではあるが、近隣にある公園に足を運んでいるし、緑地の中を通って近道を探したりとラテと一緒に日々新しい道を探りながら努力をしているが、これまで7年間培ったこれまでの地域と同様な感覚にはまだまだ至らないのは当然だ。
オトーサンがそんな感じだからラテはまだ新しい住居や周りの環境に違和感があるのだろう。散歩から戻った際にマンションのエントランスに入るのを嫌がったりもする…。

※ラテはまだ慣れないのか,マンションのエントランスに入るのを嫌がるときがある
また気のせいかも知れないが、散歩で歩き回っている際にもこれまでとは些か違ったラテを見る感じもする。それは行き交うワンコたちにあまり吠えかからないのだ。何だか遠慮しているみたいで「アタシ、新参者で自信がありません」といった感じなのか、これまでなら吠えかかるであろう類のワンコたちに出会っても意外と大人しい。
年齢的な問題もあるのかも知れないが、この地に来てからやはり他のワンコに対して大人しい振る舞いをしているように思える。これが元に戻れば環境に慣れたということか(笑)。
ともあれありがたいことにラテはオトーサンより知られているようだし好かれているみたいだ…(笑)。
引越直後のことだが、ラテを連れ女房と共に駅に向かって散歩していたら年配の女性に声をかけられた。なにかと思ったら「ワンちゃん、遊歩道にいるワンちゃんですよね?」という。最初は何のことか分からなかったが、当然のことながらその女性は見知らぬ方であり我々が引っ越したことなど知る由もないはずだ。
しかしどうやら以前の住居でラテが出窓のタタキから遊歩道を通る人たちを眺め、ときに吠えたりしていたのを知っている方のようなのだ。オトーサンは「ええ、そうです…ありがとうございます」と会釈して離れたが、窓から覗いているラテを覚えていてくださったのだから嬉しい…。

※散歩の途中で猫を発見して後ろ足で立ち上がるラテ
これまた先日、数日ぶりになるが駅前のコンコースに連れて行き、カフェで一休みしようと歩いていたら「あ~ラーちゃん、久しぶり!」とやはり年配の女性に声をかけられた。
近年は女房の通勤時間帯が少し変わったので会えなくなったが、以前は朝にこのコンコースあたりでよく声をかけてくださった方である。よほどワンコが好きなのか、ラテがまだまだ慣れずに吠え立てるばかりの時から怯まず会う度に近づき「ラテちゃん、ラテちゃん」と呼びながら名残惜しそうに改札に向かうという女性なのだ。
1年近くも経った後にやっとラテは女性の手からオヤツを食べお手をするようになったが、食べ終わるとまた吠え出す(笑)。その声も次第に乾いたものになり、一種の挨拶代わりとなった感があるがここ1年ほど会うことはなかった。それが久しぶりに声をかけてくれたのだが、ラテは唸ることはないものの相変わらず乾いた吠え声を上げる。まったく親の立場を考えてくれない娘である…。

※紅葉のアーチの中をオカーサンと散歩
オトーサンはラテ用に持参しているオヤツのいくつかを「お願いします」と女性に渡すと「スミマセン」といいながら腰を屈めてラテの鼻先に「ラテ、ラテちゃん…ラーちゃん」と言いながら差し出す。ラテも大人しくオヤツを数回彼女の指先から食べつつ、やはり終わると吠えている…。
女性は「ありがとうございました、またね…ラーちゃん」と振り返りながら去って行ったが、ラテの呼び名が「ラーちゃん」と略されていたのがおかしい(笑)。しかしそもそもたった2文字の「ラテ」をさらに省略しなくても良いと思うのだが…(爆)。
オトーサンはラテに向かい「お前はいつからラーちゃんになったんだ?」と言うと、分かったわけでもないはずだがラテはちょっと照れた笑顔でアイコンタクトしてくれた。
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