ラテ飼育格闘日記(365)
朝晩は大分冷えるようになってきたし日没の時間も早く、特に夕方の散歩はルートを厳選せざるを得ない。この新しい住居に来てから早1ヶ月が過ぎたしそれなりに近隣の様子はかなり分かってきたものの、夜の散歩は街灯のない場所に入るわけにはいかずにどうしてもワンパターン化してしまうのが難点か…。
近隣にはありがたいことにワンコとの散歩に最適な大小の公園が実に多い。市立○○北公園や市立○○南公園といった他にも市立○○第X公園というのが第1公園から第7公園あたりまであるのだ。それぞれ広めの公園やら小振りな公園とバリエーションがあり興味深いが、明るい時間帯ならいろいろと探索もできるものの日が落ちた後ではそうもいかないしそもそも街灯がいたって少ない場所もあり、例えワンコ連れでもあまり歩きたくない場所もある。

※暗くなってからの散歩は大変なのです...
しかし夕暮れ時の風景はそれはそれは美しいシーンを見せてくれるときもあり、オトーサンはここのところ散歩の際にも必ず身につけているiPhone 5sのカメラで夜景ばかり撮っている。
またそのiPhone 5sのカメラはそこいらのコンデジと比較しても暗い場所での撮影を見たままに近い形に撮れるのだ。したがってラテが「早く歩こうよオトーサン!」とリードを引くのを牽制しながらも夕闇や街灯の光が見せる一瞬を写真に収めて楽しんでいる。

※立ちこめる雲の中にUFOか!!と思ったら街灯の強い光がiPhoneカメラにレンズフレアを起こしたようだ【クリックで拡大】
夜空、満月、街灯そして車や通過する電車の明かりなどが思ったようにマッチングすると昼間は何ということも無い風景が異次元の世界のように妖しく、そして美しく見えるときがあるのだ。オトーサンだってラテとの散歩とはいえ、いつも地面ばかり眺めていては面白くもないので安全な場所ではなるべく背を伸ばして遠方や空を見るようにしている。
というわけで1ヶ月の間、それなりに努力して裏道やらも探索しつつ近隣の大体の状況は分かってきたつもりだが、ラテを連れているという現実を考えるとなかなか散歩のルートを決めるのも難しいのだ。
結局先週のウィークディ5日間の夕方の散歩はすべて以前通っていた広い公園に足を向けた…。しかし何しろラテのペースが遅ければ片道だけで40分はかかる距離であり、無論戻らなければならないわけで体力というより気力が充実していないと続かない(笑)。
ともあれラテもそちらの方面に向かえば、よく知った臭いに出会えるし少なからず知った方に会える可能性があるから好んでリードを引く。オトーサンの意志と言うよりはラテの意志なのだ。

※緊張気味に振り向くラテ。やはりちょっと痩せたかな(笑)
それでもオトーサンは朝の散歩時に基本ルートを選び考えつつ、ひとつでも新しい場所、これまで通ったことのない道を体験しようと努力してきた。幸いというかラテも新しい道への好奇心があるらしくて毎日行きつ戻りつ新しい体験をしている。ただし面白いというか、興味深いことにかなり広大な緑地を中心にした地域をあれこれと周り、通勤客や買い物客は普段通らないような急勾配の階段やまるで獣道のような坂をも歩いてきた結果、ラテは自宅を中心にした方角的な位置関係を早くも理解したようなのだ。
朝の散歩は長くて1時間程度…とオトーサンは決めている。それより短いときもあれば長い時もあり、天候やオトーサンの体調や気分によりコロコロと変わるが…。それでも一応目標というものを持って歩くわけだがここの所、通ったことの無い道でもここを抜けるとどの辺に出るか…という見当がつくようになってきたことをいいことに、新しい道を通るふりをしながら近道をして早めに自宅に戻ろうと考えるときがある(笑)。いや、正直オトーサンだって都合もあるし体力的に辛いときがあるのだが、ラテはそれを理解してくれない。

※自宅に戻り、一息ついてオトーサン考案の「ガムボール」で遊ぶ
「この深い林の急な階段を下がるとあの辺りに出るな…」と見当を付けてラテとその道を進もうとすると普段は階段好き、新しい道好きのラテがどうしたことか「嫌っ!」とばかり立ち往生するのである。やはりオトーサンが分かっている近道はラテも分かっているらしく、早くは戻りたくはないらしい。
オトーサンの思惑は完全にラテに見透かされたようで強い抵抗にあってしまった。
オトーサンは長く急勾配な階段の上でリードを引いて抵抗するラテに思わず「頼むよラテ、今日は足が痛いから早く帰ろうよ…」とつぶやいた。そのとき人の気配でオトーサンは頭を上げるとまずいことに…通勤なのだろうか、たまたま通りかかった年配の女性に聞かれたらしく「クスッ」と笑われてしまったのだった。
近隣にはありがたいことにワンコとの散歩に最適な大小の公園が実に多い。市立○○北公園や市立○○南公園といった他にも市立○○第X公園というのが第1公園から第7公園あたりまであるのだ。それぞれ広めの公園やら小振りな公園とバリエーションがあり興味深いが、明るい時間帯ならいろいろと探索もできるものの日が落ちた後ではそうもいかないしそもそも街灯がいたって少ない場所もあり、例えワンコ連れでもあまり歩きたくない場所もある。

※暗くなってからの散歩は大変なのです...
しかし夕暮れ時の風景はそれはそれは美しいシーンを見せてくれるときもあり、オトーサンはここのところ散歩の際にも必ず身につけているiPhone 5sのカメラで夜景ばかり撮っている。
またそのiPhone 5sのカメラはそこいらのコンデジと比較しても暗い場所での撮影を見たままに近い形に撮れるのだ。したがってラテが「早く歩こうよオトーサン!」とリードを引くのを牽制しながらも夕闇や街灯の光が見せる一瞬を写真に収めて楽しんでいる。

※立ちこめる雲の中にUFOか!!と思ったら街灯の強い光がiPhoneカメラにレンズフレアを起こしたようだ【クリックで拡大】
夜空、満月、街灯そして車や通過する電車の明かりなどが思ったようにマッチングすると昼間は何ということも無い風景が異次元の世界のように妖しく、そして美しく見えるときがあるのだ。オトーサンだってラテとの散歩とはいえ、いつも地面ばかり眺めていては面白くもないので安全な場所ではなるべく背を伸ばして遠方や空を見るようにしている。
というわけで1ヶ月の間、それなりに努力して裏道やらも探索しつつ近隣の大体の状況は分かってきたつもりだが、ラテを連れているという現実を考えるとなかなか散歩のルートを決めるのも難しいのだ。
結局先週のウィークディ5日間の夕方の散歩はすべて以前通っていた広い公園に足を向けた…。しかし何しろラテのペースが遅ければ片道だけで40分はかかる距離であり、無論戻らなければならないわけで体力というより気力が充実していないと続かない(笑)。
ともあれラテもそちらの方面に向かえば、よく知った臭いに出会えるし少なからず知った方に会える可能性があるから好んでリードを引く。オトーサンの意志と言うよりはラテの意志なのだ。

※緊張気味に振り向くラテ。やはりちょっと痩せたかな(笑)
それでもオトーサンは朝の散歩時に基本ルートを選び考えつつ、ひとつでも新しい場所、これまで通ったことのない道を体験しようと努力してきた。幸いというかラテも新しい道への好奇心があるらしくて毎日行きつ戻りつ新しい体験をしている。ただし面白いというか、興味深いことにかなり広大な緑地を中心にした地域をあれこれと周り、通勤客や買い物客は普段通らないような急勾配の階段やまるで獣道のような坂をも歩いてきた結果、ラテは自宅を中心にした方角的な位置関係を早くも理解したようなのだ。
朝の散歩は長くて1時間程度…とオトーサンは決めている。それより短いときもあれば長い時もあり、天候やオトーサンの体調や気分によりコロコロと変わるが…。それでも一応目標というものを持って歩くわけだがここの所、通ったことの無い道でもここを抜けるとどの辺に出るか…という見当がつくようになってきたことをいいことに、新しい道を通るふりをしながら近道をして早めに自宅に戻ろうと考えるときがある(笑)。いや、正直オトーサンだって都合もあるし体力的に辛いときがあるのだが、ラテはそれを理解してくれない。

※自宅に戻り、一息ついてオトーサン考案の「ガムボール」で遊ぶ
「この深い林の急な階段を下がるとあの辺りに出るな…」と見当を付けてラテとその道を進もうとすると普段は階段好き、新しい道好きのラテがどうしたことか「嫌っ!」とばかり立ち往生するのである。やはりオトーサンが分かっている近道はラテも分かっているらしく、早くは戻りたくはないらしい。
オトーサンの思惑は完全にラテに見透かされたようで強い抵抗にあってしまった。
オトーサンは長く急勾配な階段の上でリードを引いて抵抗するラテに思わず「頼むよラテ、今日は足が痛いから早く帰ろうよ…」とつぶやいた。そのとき人の気配でオトーサンは頭を上げるとまずいことに…通勤なのだろうか、たまたま通りかかった年配の女性に聞かれたらしく「クスッ」と笑われてしまったのだった。
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