ラテ飼育格闘日記(368)
そういえば、この12月10日はラテが我が家に来た記念日だが早くも丸7年が過ぎた。推定6ヶ月で体重が9kg少々といったラテだったがいまでは倍の体重になっているし中型犬ではあるがすれ違う子供たちの中からは「でっけえオオカミだぁ」という声がかかるほど存在感が出てきた(笑)。
そのラテも後半年で8歳になる。マズルはかなり白くなってきたし髭にもいわゆる白髪が交じってきた。ただし幸いなことにアトピー以外は大きな問題もなく毎日元気で過ごしているが、新しい環境にもまだ馴染んだとまではいかないものの、相応に納得したのか落ち着きをみせてきた。
これまで一度も利用したことのないエレベーターもその便利さ…楽ちんなことを知ったのか、エントランスに入るとスタスタとドアが開いたエレベーター内に入っていく姿には苦笑してしまう。逆に階段を使おうとすると嫌がるのだ(笑)。

※カフェのテラスでの一コマ。オカーサンを待っているその表情は生き生きとしている
普段ラテはオトーサンが仕事をしている部屋の隣の部屋で過ごしている。水くさいからとラテ用のベッドをオトーサンの部屋に入れて「こっちで寝ろ」と指図をしてもどうやらそれは嫌らしい(笑)。
世の中には飼い主の膝にすり寄り、腕を枕に寝込むワンコもいるというのに我が娘はどういうわけかオトーサンと顔を合わせて横になることは絶対といってないのだから寂しい…。オトーサンもときにラテの寝ている横に身体を横たえると、ラテは必ずその位置を変えてオトーサンの頭の方向にお尻を向けて顔を会わさないようにする。まったく愛想のない娘だが、先日は機嫌がよかったのか意外な行動をしてオトーサンを喜ばしてくれた。
ラテが腹ばいになって休んでいる姿があまりに可愛く、オトーサンはラテの横に膝をついて肉球でも触ろうと無言で「お手!」を求める仕草をした。
とはいっても我が娘はこうした場合も素直にお手をする奴ではない(笑)。オトーサンが近づくだけでさも面倒な感じで「フウ〜ッ」と長いため息をすることも多々ある。ましてやお座りしているのではなく腹ばいになってのお手はいささかやりにくいはずなことはオトーサンも承知で要求しているわけだ…。

※相変わらず好奇心は旺盛です!
しかしこの時は大変珍しいことにラテはオトーサンの思惑を超えた行動をしたのである。
それはオトーサンが「お手!」のつもりで腹ばいになっているラテの顔の横に掌を置いたわけだが、この娘はどうしたことかその掌に自分の顎…顔を乗せたのだ。それも眼をつむったままで(笑)。
その仕草がとても可愛かったのでオトーサンはラテの首を抱え込んで頬ずりしたが、彼女は精一杯の愛想をつかったようで後はいつものように「フウ~ッ」と、さも面倒な感じで長いため息を漏らして寝返りをうってしまった。
そんなラテではあるが、オカーサンと共に散歩に出ると嬉しさが身体全体から溢れているだけでなく表情はもとより動作がアクティブになる。
オカーサンとラテの後ろについてオトーサンが歩いていると、後ろからちゃあんと付いているかを時々確認するように振り返るのだが、機嫌がいいと振り返ったときにオトーサンと目が合うと、見るからに嬉しそうな顔をしてワンコ独特の遊びを誘うポーズを取る。オトーサンが同調し、行き交う人たちの目を無視しながらラテに向かって両手をかざし「ワッ!」と声を出すとリードを引いているオカーサンを引っ張るようにして駆け出し、しばらく走るとまたオトーサンのかけ声を誘う…。

※寒い朝の散歩の一時、オカーサンと内緒話か(笑)
そのいかにも楽しそうでキラキラした表情を見たくてオトーサンたちはつい無理をしてしまうのだ。
特に朝の散歩はまだまだ新しい環境を知り尽くしていないことでもあり、基本的には小一時間で戻ることができる散歩ルートを保持しつつ、少しでも通ったことのない道、場所を体験しようと心がけている。これはどうやらラテも同意のようでワンパターンより見知らぬ場所へ行きたがるから一緒に探検である。
普段なら到底進むような道ではない木々で閉ざされたような道を行くと大げさでなく思いがけない場所に通じていたりと新しい発見も多い。
今年…2013年の「ラテ飼育格闘日記」も今回を含めて後2回となった。
なにかと世界…はともかく、世間は騒がしくも住みにくい世の中になってきたようにも思うが、穏やかで健康な年末年始を過ごせればと念願している。
そのラテも後半年で8歳になる。マズルはかなり白くなってきたし髭にもいわゆる白髪が交じってきた。ただし幸いなことにアトピー以外は大きな問題もなく毎日元気で過ごしているが、新しい環境にもまだ馴染んだとまではいかないものの、相応に納得したのか落ち着きをみせてきた。
これまで一度も利用したことのないエレベーターもその便利さ…楽ちんなことを知ったのか、エントランスに入るとスタスタとドアが開いたエレベーター内に入っていく姿には苦笑してしまう。逆に階段を使おうとすると嫌がるのだ(笑)。

※カフェのテラスでの一コマ。オカーサンを待っているその表情は生き生きとしている
普段ラテはオトーサンが仕事をしている部屋の隣の部屋で過ごしている。水くさいからとラテ用のベッドをオトーサンの部屋に入れて「こっちで寝ろ」と指図をしてもどうやらそれは嫌らしい(笑)。
世の中には飼い主の膝にすり寄り、腕を枕に寝込むワンコもいるというのに我が娘はどういうわけかオトーサンと顔を合わせて横になることは絶対といってないのだから寂しい…。オトーサンもときにラテの寝ている横に身体を横たえると、ラテは必ずその位置を変えてオトーサンの頭の方向にお尻を向けて顔を会わさないようにする。まったく愛想のない娘だが、先日は機嫌がよかったのか意外な行動をしてオトーサンを喜ばしてくれた。
ラテが腹ばいになって休んでいる姿があまりに可愛く、オトーサンはラテの横に膝をついて肉球でも触ろうと無言で「お手!」を求める仕草をした。
とはいっても我が娘はこうした場合も素直にお手をする奴ではない(笑)。オトーサンが近づくだけでさも面倒な感じで「フウ〜ッ」と長いため息をすることも多々ある。ましてやお座りしているのではなく腹ばいになってのお手はいささかやりにくいはずなことはオトーサンも承知で要求しているわけだ…。

※相変わらず好奇心は旺盛です!
しかしこの時は大変珍しいことにラテはオトーサンの思惑を超えた行動をしたのである。
それはオトーサンが「お手!」のつもりで腹ばいになっているラテの顔の横に掌を置いたわけだが、この娘はどうしたことかその掌に自分の顎…顔を乗せたのだ。それも眼をつむったままで(笑)。
その仕草がとても可愛かったのでオトーサンはラテの首を抱え込んで頬ずりしたが、彼女は精一杯の愛想をつかったようで後はいつものように「フウ~ッ」と、さも面倒な感じで長いため息を漏らして寝返りをうってしまった。
そんなラテではあるが、オカーサンと共に散歩に出ると嬉しさが身体全体から溢れているだけでなく表情はもとより動作がアクティブになる。
オカーサンとラテの後ろについてオトーサンが歩いていると、後ろからちゃあんと付いているかを時々確認するように振り返るのだが、機嫌がいいと振り返ったときにオトーサンと目が合うと、見るからに嬉しそうな顔をしてワンコ独特の遊びを誘うポーズを取る。オトーサンが同調し、行き交う人たちの目を無視しながらラテに向かって両手をかざし「ワッ!」と声を出すとリードを引いているオカーサンを引っ張るようにして駆け出し、しばらく走るとまたオトーサンのかけ声を誘う…。

※寒い朝の散歩の一時、オカーサンと内緒話か(笑)
そのいかにも楽しそうでキラキラした表情を見たくてオトーサンたちはつい無理をしてしまうのだ。
特に朝の散歩はまだまだ新しい環境を知り尽くしていないことでもあり、基本的には小一時間で戻ることができる散歩ルートを保持しつつ、少しでも通ったことのない道、場所を体験しようと心がけている。これはどうやらラテも同意のようでワンパターンより見知らぬ場所へ行きたがるから一緒に探検である。
普段なら到底進むような道ではない木々で閉ざされたような道を行くと大げさでなく思いがけない場所に通じていたりと新しい発見も多い。
今年…2013年の「ラテ飼育格闘日記」も今回を含めて後2回となった。
なにかと世界…はともかく、世間は騒がしくも住みにくい世の中になってきたようにも思うが、穏やかで健康な年末年始を過ごせればと念願している。
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