Pocket WiFiから ULTRA WiFi 4G 102HW に機種交換
これまでモバイルWi-Fiとして「Pocket WiFi」を使ってきた。すでに2年のしばりも過ぎ使用頻度もそんなに高くはないもののさすがにその通信スピードを遅く感じるようになった。ということで今般 "史上最速の下り最大110Mbpsルーター" が売り物の「ULTRA WiFi 4G 102HW」に機種交換した。
「Pocket WiFi」のスペックは下り最大7.2Mbps/上り5.7Mbpsであり、内蔵バッテリーは連続4時間通信が可能である。無論ベストエフォート方式だからしてこうした理想値が出ることはまずないが、外出時には必ず携帯し便利に使ってきた。
対して「ULTRA WiFi 4G 102HW」はさすがに2012年夏モデルという新型でもあり、同じくベストエフォート方式だとしても3G接続で下り最大42Mbps/上り最大5.7Mbps、4G(AXGP)接続にいたっては下り最大110Mbps/上り最大10Mbpsと桁違いのスペックを誇る。

※「Pocket WiFi」(上)と今回機種交換した「ULTRA WiFi 4G 102HW」(下)
さらにバッテリー容量は3000mAhあり、連続通信時間はSoftBank 4Gで約7.5時間、3G環境では約8時間。したがってフル充電の「ULTRA WiFi 4G 102HW」なら使い方にもよるものの朝自宅を出るときから帰宅するまでバッテリーが持つ理屈だ。
さらにmicroSDXC対応のメモリカードスロットも備え、最大64GバイトのストレージをNASとしても共有利用できるという。なお「Pocket WiFi」が同時に5台までWiFi搭載機器が使えたのに対し「ULTRA WiFi 4G 102HW」は最大10台同時接続可能だ。

※片サイドにUSIMカードスロットと共にMicro SDカードスロットがある
とまあ...スペック羅列だと良い事尽くめだが、キャンペーンを利用した機種交換だとしても月額負担が増えるし接続スピードだって上下共に理論値一杯出るはずもないのはわかりきっている。しかしいくらなんでも「Pocket WiFi」と比較すれば差は大きいだろうし、第1iPhone 5のテザリングを申し込まなかった私としては特に iPad miniを携帯する際に便利だと考え奮発して機種変更を決意した次第。
とはいえ事前にネットであれこれと情報を得たが、4Gはおろか3Gも拾わない...スピードが出ない...あるいは1カ月のデータ通信量が7Gバイトを超えると請求月末まで通信速度を最大128kbpsに制限する場合があるという1大制約などを含めてひどく評判が良くない(笑)。
確かにキャリアにもよるが接続エリアの問題も含めてWiFiルーター選択で心配となる点は多々あるものの、そもそも私は「Pocket WiFi」でもそこそこ使って来た程度の活用なのであまり気にしていない...。
それにデータ通信量が7Gバイトを超えると...という制約も私の使い方ではまず問題はないと考えたし、私の活動エリアはかなりLTEが入ることもiPhone 5で確認済みなので「ULTRA WiFi 4G 102HW」がまずまず活かせるのではないかと期待した...。

※自宅でテストした限りでは4Gで接続されている
さて言い訳めいたことはともかく(笑)、「ULTRA WiFi 4G 102HW」を手にしてみると「Pocket WiFi」よりサイズは大きく重量も135gと「Pocket WiFi」の80gより少し重い。とはいえ当然のことながら携帯するのに問題視するほどではない。それに好みはあるだろうが「ULTRA WiFi 4G 102HW」のテクタイトブラックと名付けられた全面ブラックのデザインも「Pocket WiFi」よりはまともだ(笑)。
購入は近所のソフトバンクショップで行ったが、すでに初期設定は済ませてもらったのでやることはまずフル充電することから始まる。
充電後、電源ボタンを2秒押せば起動しネットにWiFi / 4G / 3G の順に接続を図る。
続いて例えばiPhone 5やiPad miniとペアリングするにはWi-Fi設定リストに表示する SSID “102HW-xxxxxx” を選択し、購入時に渡されるパスワード(セキュリティキー)を入力するだけだ。
ということでiPhone 5もiPad miniも接続は難なくできた。問題はやはりスピードがどの程度出るかにある。とはいってもすぐにテストできる環境は自宅の仕事部屋でしかないがまずは理屈抜きで確認してみる...。
ちなみにこれまで使っていた「Pocket WiFi」だが解約前にあらためてスピードテストをしてみた結果、たまたま普段は出ない値が出たので記録しておいた。
それは下りがMAX 4406 Kbits/s で上りがMAX 325 Kbits/sだった。まあ概略 Kbits/s = Kbps と考えれば「Pocket WiFi」のスペックは下り最大7.2Mbpsなのだからこの実測が正しければかなり良い環境だということに違いない。
対して「ULTRA WiFi 4G 102HW」だが 4G接続時に同じ計測ツールで数度計ってみた結果はやはり大きくばらつきがある。下りMAXが30324 Kbits/sという結果はまずまず上出来だろうが、上りMAX 596 Kbits/sというのはちょっと情けない。

※「ULTRA WiFi 4G 102HW」とペアリングしたiPhone 5で行ったスピードテスト例
ともあれこの例で比較するなら「ULTRA WiFi 4G 102HW」における下りのスピードは最大理論値にはほど遠いものの「Pocket WiFi」の約7倍近く出ていることになる。ただし下りのMAXは25490だったり17105のときもあったりとバラバラだからしてやはりこの種のことはあくまで参考値として捉えるしかない。
しかし実際にiPhone 5にしろiPad miniにしてもブラウザでウェブページにアクセスしてみれば以前と比較して段違いに快適であることは間違いないし前記したように4Gもきちんと入っている。
詳細なテストは外出時に持ち出し、様々なシチュエーションでスピードテストを繰り返したいと思うが、その過程でまたご報告することがあればレポートしたいと思う。
まずは...2年間、お世話になることにしよう(笑)。
「Pocket WiFi」のスペックは下り最大7.2Mbps/上り5.7Mbpsであり、内蔵バッテリーは連続4時間通信が可能である。無論ベストエフォート方式だからしてこうした理想値が出ることはまずないが、外出時には必ず携帯し便利に使ってきた。
対して「ULTRA WiFi 4G 102HW」はさすがに2012年夏モデルという新型でもあり、同じくベストエフォート方式だとしても3G接続で下り最大42Mbps/上り最大5.7Mbps、4G(AXGP)接続にいたっては下り最大110Mbps/上り最大10Mbpsと桁違いのスペックを誇る。

※「Pocket WiFi」(上)と今回機種交換した「ULTRA WiFi 4G 102HW」(下)
さらにバッテリー容量は3000mAhあり、連続通信時間はSoftBank 4Gで約7.5時間、3G環境では約8時間。したがってフル充電の「ULTRA WiFi 4G 102HW」なら使い方にもよるものの朝自宅を出るときから帰宅するまでバッテリーが持つ理屈だ。
さらにmicroSDXC対応のメモリカードスロットも備え、最大64GバイトのストレージをNASとしても共有利用できるという。なお「Pocket WiFi」が同時に5台までWiFi搭載機器が使えたのに対し「ULTRA WiFi 4G 102HW」は最大10台同時接続可能だ。

※片サイドにUSIMカードスロットと共にMicro SDカードスロットがある
とまあ...スペック羅列だと良い事尽くめだが、キャンペーンを利用した機種交換だとしても月額負担が増えるし接続スピードだって上下共に理論値一杯出るはずもないのはわかりきっている。しかしいくらなんでも「Pocket WiFi」と比較すれば差は大きいだろうし、第1iPhone 5のテザリングを申し込まなかった私としては特に iPad miniを携帯する際に便利だと考え奮発して機種変更を決意した次第。
とはいえ事前にネットであれこれと情報を得たが、4Gはおろか3Gも拾わない...スピードが出ない...あるいは1カ月のデータ通信量が7Gバイトを超えると請求月末まで通信速度を最大128kbpsに制限する場合があるという1大制約などを含めてひどく評判が良くない(笑)。
確かにキャリアにもよるが接続エリアの問題も含めてWiFiルーター選択で心配となる点は多々あるものの、そもそも私は「Pocket WiFi」でもそこそこ使って来た程度の活用なのであまり気にしていない...。
それにデータ通信量が7Gバイトを超えると...という制約も私の使い方ではまず問題はないと考えたし、私の活動エリアはかなりLTEが入ることもiPhone 5で確認済みなので「ULTRA WiFi 4G 102HW」がまずまず活かせるのではないかと期待した...。

※自宅でテストした限りでは4Gで接続されている
さて言い訳めいたことはともかく(笑)、「ULTRA WiFi 4G 102HW」を手にしてみると「Pocket WiFi」よりサイズは大きく重量も135gと「Pocket WiFi」の80gより少し重い。とはいえ当然のことながら携帯するのに問題視するほどではない。それに好みはあるだろうが「ULTRA WiFi 4G 102HW」のテクタイトブラックと名付けられた全面ブラックのデザインも「Pocket WiFi」よりはまともだ(笑)。
購入は近所のソフトバンクショップで行ったが、すでに初期設定は済ませてもらったのでやることはまずフル充電することから始まる。
充電後、電源ボタンを2秒押せば起動しネットにWiFi / 4G / 3G の順に接続を図る。
続いて例えばiPhone 5やiPad miniとペアリングするにはWi-Fi設定リストに表示する SSID “102HW-xxxxxx” を選択し、購入時に渡されるパスワード(セキュリティキー)を入力するだけだ。
ということでiPhone 5もiPad miniも接続は難なくできた。問題はやはりスピードがどの程度出るかにある。とはいってもすぐにテストできる環境は自宅の仕事部屋でしかないがまずは理屈抜きで確認してみる...。
ちなみにこれまで使っていた「Pocket WiFi」だが解約前にあらためてスピードテストをしてみた結果、たまたま普段は出ない値が出たので記録しておいた。
それは下りがMAX 4406 Kbits/s で上りがMAX 325 Kbits/sだった。まあ概略 Kbits/s = Kbps と考えれば「Pocket WiFi」のスペックは下り最大7.2Mbpsなのだからこの実測が正しければかなり良い環境だということに違いない。
対して「ULTRA WiFi 4G 102HW」だが 4G接続時に同じ計測ツールで数度計ってみた結果はやはり大きくばらつきがある。下りMAXが30324 Kbits/sという結果はまずまず上出来だろうが、上りMAX 596 Kbits/sというのはちょっと情けない。

※「ULTRA WiFi 4G 102HW」とペアリングしたiPhone 5で行ったスピードテスト例
ともあれこの例で比較するなら「ULTRA WiFi 4G 102HW」における下りのスピードは最大理論値にはほど遠いものの「Pocket WiFi」の約7倍近く出ていることになる。ただし下りのMAXは25490だったり17105のときもあったりとバラバラだからしてやはりこの種のことはあくまで参考値として捉えるしかない。
しかし実際にiPhone 5にしろiPad miniにしてもブラウザでウェブページにアクセスしてみれば以前と比較して段違いに快適であることは間違いないし前記したように4Gもきちんと入っている。
詳細なテストは外出時に持ち出し、様々なシチュエーションでスピードテストを繰り返したいと思うが、その過程でまたご報告することがあればレポートしたいと思う。
まずは...2年間、お世話になることにしよう(笑)。
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