ラテ飼育格闘日記(370)
雨の夜、女房は退職の送迎会のために帰宅が遅くなった。その夕方の散歩は幸い雨に降られずに済んだが早めに帰宅したことでもあり、女房の駅到着時間に合わせて迎えにいきつつラテを連れ出そうと考えていた。しかしその時間になって雨が降り出した。雨の中では連れ出しても後始末が大変だから、オトーサンだけで迎えに行こうと予定を変更したが、いざ支度をし始めてもラテがまったく動かない…。
いつもならどんなに忍者モードで抜き足差し足で支度しても気配を察して「アタシも行く」と飛んでくるラテなのだ。まあ、外は雨だし、雨だとレインコートを着させられるのも嫌だからと来ないのだろう…好都合だと思ってオトーサンは1人傘を持って家を出た。
女房との帰り道、自宅に戻ればさぞやラテが喜び勇んで走ってくるだろうと話ながらドアを開けたが、あれっその気配がない(笑)。

※朝日を浴びながら散歩スタート!
どうしたのかと室内に入るとラテはいつものポジションである和室の一郭に座り込みオトーサンたちをじっと見上げているが、その様子は些かいつもと違って変なのだ。
オトーサンは「どうしたラテ、オカーサンが帰ってきたぞ」と近づくとあろうことか後ろ足立ちしてオトーサンに抱っこをしてくれという…。これはますます変だと思いながらオトーサンは体重19Kgものラテを抱っこするが、支えている両手にラテの震えが伝わってくるではないか。
これは尋常ではないとラテをしっかり抱きしめながら様子を見るが、しがみつくラテの両足を探っても嫌がったり痛がったりはしないが左後ろ足あたりが震えている。同時に頻繁に口をピチャピチャ…ペロペロと舐めている。
なにか変なモノでも口にして麻痺でも起きたのかとオトーサンは少々パニックになりながら、より細かなチェックをしようとラテを降ろした。

※「オトーサン、今年もよろしくね」などと思っているはずもないか(笑)
ふと降ろしたオトーサンの右手甲を見ると小さな血痕がいくつかあるだけでなく降りたラテも腰がふらついているではないか…。
取り乱すというと大げさだが、やはりこれはなにか異常なことが起こったに違いないし深夜だけれど獣医に連絡を取った方がよいかも知れない…などというあれこれが頭を駆け巡った。しかし一方で冷静なオトーサンもいて、ちゃんと調べてみようという気持ちでラテの足や内股、あるいは腹などを探ってみたが痛がる箇所はないし血も出ていないようなのだ。
もう1度自分の手の甲の血痕を確認すると、それはあかぎれでボロボロの皮膚がラテを抱っこして力を入れたからだろう小さく切れて血が出た跡だとわかった(笑)。
おっちょこちょいな自分を責めながらもオトーサンはラテが普通ではないことは確かだからと暫く寄り添ってみる。ラテは大人しく丸くなりオトーサンの身体が被さるままにしている。
時間はすでに深夜の12時近くだし寝る時間だが、オトーサンは万一夜中にラテの異変で起きなければならないことを想定して着衣のままラテの横で寝ることにした。
しかしオトーサンが横になってラテを見るとラテは頭を上げたままじっとオトーサンの方を見つめている。普段こうした行為をしないだけにオトーサンは余計に心配になってしまう。しばらくすると、いつもの通り?オトーサンの頭側にお尻を向けて丸くなったので「これで寝てくれるな…」と少し安堵する。

※時に寝言を言いながらの寝姿はとても可愛い…
結局、幸いなことにその夜に大きなトラブルはなく、早朝にオトーサンが起床の支度を始めるとゆっくりと起き上がり、女房を起こしに向かったが、その限りでは歩き方に変なところはなく自然だった。
では昨晩の震えとラテの行為はなんだったのだろうか…。あくまで推測だが、またまた後ろ足が攣ったのかも知れない。
それにしても心配をかける娘である。年末年始は動物病院だけではないが、1週間はお休みとなる所も多いのでトラブルは避けたいものである。
新しい環境にもまずまず馴染んできたようなラテだが、新しい年を新しい環境で家族全員健康で元気に過ごせたら嬉しいが、オカーサンは風邪気味なのがちょっと心配なのだ...。
いつもならどんなに忍者モードで抜き足差し足で支度しても気配を察して「アタシも行く」と飛んでくるラテなのだ。まあ、外は雨だし、雨だとレインコートを着させられるのも嫌だからと来ないのだろう…好都合だと思ってオトーサンは1人傘を持って家を出た。
女房との帰り道、自宅に戻ればさぞやラテが喜び勇んで走ってくるだろうと話ながらドアを開けたが、あれっその気配がない(笑)。

※朝日を浴びながら散歩スタート!
どうしたのかと室内に入るとラテはいつものポジションである和室の一郭に座り込みオトーサンたちをじっと見上げているが、その様子は些かいつもと違って変なのだ。
オトーサンは「どうしたラテ、オカーサンが帰ってきたぞ」と近づくとあろうことか後ろ足立ちしてオトーサンに抱っこをしてくれという…。これはますます変だと思いながらオトーサンは体重19Kgものラテを抱っこするが、支えている両手にラテの震えが伝わってくるではないか。
これは尋常ではないとラテをしっかり抱きしめながら様子を見るが、しがみつくラテの両足を探っても嫌がったり痛がったりはしないが左後ろ足あたりが震えている。同時に頻繁に口をピチャピチャ…ペロペロと舐めている。
なにか変なモノでも口にして麻痺でも起きたのかとオトーサンは少々パニックになりながら、より細かなチェックをしようとラテを降ろした。

※「オトーサン、今年もよろしくね」などと思っているはずもないか(笑)
ふと降ろしたオトーサンの右手甲を見ると小さな血痕がいくつかあるだけでなく降りたラテも腰がふらついているではないか…。
取り乱すというと大げさだが、やはりこれはなにか異常なことが起こったに違いないし深夜だけれど獣医に連絡を取った方がよいかも知れない…などというあれこれが頭を駆け巡った。しかし一方で冷静なオトーサンもいて、ちゃんと調べてみようという気持ちでラテの足や内股、あるいは腹などを探ってみたが痛がる箇所はないし血も出ていないようなのだ。
もう1度自分の手の甲の血痕を確認すると、それはあかぎれでボロボロの皮膚がラテを抱っこして力を入れたからだろう小さく切れて血が出た跡だとわかった(笑)。
おっちょこちょいな自分を責めながらもオトーサンはラテが普通ではないことは確かだからと暫く寄り添ってみる。ラテは大人しく丸くなりオトーサンの身体が被さるままにしている。
時間はすでに深夜の12時近くだし寝る時間だが、オトーサンは万一夜中にラテの異変で起きなければならないことを想定して着衣のままラテの横で寝ることにした。
しかしオトーサンが横になってラテを見るとラテは頭を上げたままじっとオトーサンの方を見つめている。普段こうした行為をしないだけにオトーサンは余計に心配になってしまう。しばらくすると、いつもの通り?オトーサンの頭側にお尻を向けて丸くなったので「これで寝てくれるな…」と少し安堵する。

※時に寝言を言いながらの寝姿はとても可愛い…
結局、幸いなことにその夜に大きなトラブルはなく、早朝にオトーサンが起床の支度を始めるとゆっくりと起き上がり、女房を起こしに向かったが、その限りでは歩き方に変なところはなく自然だった。
では昨晩の震えとラテの行為はなんだったのだろうか…。あくまで推測だが、またまた後ろ足が攣ったのかも知れない。
それにしても心配をかける娘である。年末年始は動物病院だけではないが、1週間はお休みとなる所も多いのでトラブルは避けたいものである。
新しい環境にもまずまず馴染んできたようなラテだが、新しい年を新しい環境で家族全員健康で元気に過ごせたら嬉しいが、オカーサンは風邪気味なのがちょっと心配なのだ...。
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