バード電子製 SV600用リモートコントローラー「RC-10」2機種レポート
バード電子が昨年末にリリースしたScanSnap SV600のスキャン開始をボタン一つで可能にするリモートコントローラー2機種が当研究所に入ったので早速使ってみることにした。これらはSV600によるスキャン開始時にブックプレッサー(BP-600)などで原稿を押さえ、両手が塞がる場合に有用なのだ。
リモートコントローラー2機種とは「RC-10S」と「RC-10H」である。それぞれの製品を並べて比較すると筐体のサイズやデザインはまったく同じであり、違うのはほぼ中央にあるボタンである。これらは後述するように用途に応じた...使い方に適したボタンが採用されている…。

※ScanSnap SV600用リモートコントローラー「RC-10S」(左)と「RC-10H」(右)
またリモートコントローラーのサイズは約105×96×29(43)mm、重量は約480gだ。そして実機を手にすればお分かりになるが本体は金属製で大変しっかりした安定感のある製品で安心して使える。


※リモートコントローラー「RC-10S」(上)と「RC-10H」(下)。ボタン以外は同じスペックだ
さて、ScanSnap SV600のユーザーであれば当然ご承知のことだが、SV600にスキャン開始をさせるには本体のScanボタンを押すか、パソコン側のキーボードでAlt+Ctrl+Shift+F1キーを押す、あるいはScanSnap Managerというソフトウェア側で読み取り開始を指示するかを実行しなければならない。
それら自体はになんら難しくはないが、要は見開き原稿などを極力歪みなくスキャニングできるように両手で書籍の両端を押さえたり、あるいはこれまたバード電子製ブックプレッサー(BP-600)で背景マットに原稿をしっかりと押しつける場合、両手が塞がることが問題なのだ。
こうした場合、例えば「RC-10」をUSBポートに接続するだけで、そのボタンを足で押すとか肘で押せばスキャニングが開始できるという大きなメリットがある…。
ということで、「RC-10」は異なるタイプのフットスイッチを使用した、2種類の製品が選択できるわけだ。それは会社や公共施設など靴を履いて操作する場合は、しっかりした操作感で頑丈なギターエフェクター用スイッチを採用した「RC-10H」、また自宅などで裸足やスリッパ(あるいは手)で操作する場合はゲームマシン用の軽いソフトタッチを採用した「RC-10C」と、用途に応じて選択できる。
勿論、「RC-10」にはあらかじめパソコン側のスキャン開始のキーアサインが設定されており、ユーザーが購入後にやることはパソコンと付属のUSBケーブルで接続することだけだ。

※本体背面にUSBポートがある
そして対応OSはMac OS X および Windowsだが、Mac OS Xで使用する際には最初だけ「キーボード設定アシスタント」が起動するので指示に従いデバイス選択確認を行うことになる。

※「キーボード設定アシスタント」ウィンドウ
ちなみに私は「RC-10S」と「RC-10H」2台をメインマシンのiMacに接続し、「RC-10S」を机上に、「RC-10H」を床に置いて両方使っているが様々なスキャニングのシチュエーションに対応できるので手放せなくなっている。
なお「RC-10」で可能なことはスキャニング開始コマンドを送ることだけに徹している(設定の変更は不可。したがって例えばStopキー(Alt+Ctrl+Shift+F2キー)やScanキー長押し(Alt+Ctrl+Shift+F3キー)の操作を行いたい場合は、SV600本体またはパソコン側で操作する必要がある。
SV600の利用環境はユーザーそれぞれだろうが、一般的に申し上げればSV600が設置してある位置とパソコンの位置とは離れている場合も多いはずだ。ためにブックプレッサーの有無以前にスキャニングのためSV600のボタンに手を伸ばす煩わしさが不要なことだけを考えても「RC-10」はSV600ユーザーにとって必須のアイテムであろう。
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リモートコントローラー2機種とは「RC-10S」と「RC-10H」である。それぞれの製品を並べて比較すると筐体のサイズやデザインはまったく同じであり、違うのはほぼ中央にあるボタンである。これらは後述するように用途に応じた...使い方に適したボタンが採用されている…。

※ScanSnap SV600用リモートコントローラー「RC-10S」(左)と「RC-10H」(右)
またリモートコントローラーのサイズは約105×96×29(43)mm、重量は約480gだ。そして実機を手にすればお分かりになるが本体は金属製で大変しっかりした安定感のある製品で安心して使える。


※リモートコントローラー「RC-10S」(上)と「RC-10H」(下)。ボタン以外は同じスペックだ
さて、ScanSnap SV600のユーザーであれば当然ご承知のことだが、SV600にスキャン開始をさせるには本体のScanボタンを押すか、パソコン側のキーボードでAlt+Ctrl+Shift+F1キーを押す、あるいはScanSnap Managerというソフトウェア側で読み取り開始を指示するかを実行しなければならない。
それら自体はになんら難しくはないが、要は見開き原稿などを極力歪みなくスキャニングできるように両手で書籍の両端を押さえたり、あるいはこれまたバード電子製ブックプレッサー(BP-600)で背景マットに原稿をしっかりと押しつける場合、両手が塞がることが問題なのだ。
こうした場合、例えば「RC-10」をUSBポートに接続するだけで、そのボタンを足で押すとか肘で押せばスキャニングが開始できるという大きなメリットがある…。
ということで、「RC-10」は異なるタイプのフットスイッチを使用した、2種類の製品が選択できるわけだ。それは会社や公共施設など靴を履いて操作する場合は、しっかりした操作感で頑丈なギターエフェクター用スイッチを採用した「RC-10H」、また自宅などで裸足やスリッパ(あるいは手)で操作する場合はゲームマシン用の軽いソフトタッチを採用した「RC-10C」と、用途に応じて選択できる。
勿論、「RC-10」にはあらかじめパソコン側のスキャン開始のキーアサインが設定されており、ユーザーが購入後にやることはパソコンと付属のUSBケーブルで接続することだけだ。

※本体背面にUSBポートがある
そして対応OSはMac OS X および Windowsだが、Mac OS Xで使用する際には最初だけ「キーボード設定アシスタント」が起動するので指示に従いデバイス選択確認を行うことになる。

※「キーボード設定アシスタント」ウィンドウ
ちなみに私は「RC-10S」と「RC-10H」2台をメインマシンのiMacに接続し、「RC-10S」を机上に、「RC-10H」を床に置いて両方使っているが様々なスキャニングのシチュエーションに対応できるので手放せなくなっている。
なお「RC-10」で可能なことはスキャニング開始コマンドを送ることだけに徹している(設定の変更は不可。したがって例えばStopキー(Alt+Ctrl+Shift+F2キー)やScanキー長押し(Alt+Ctrl+Shift+F3キー)の操作を行いたい場合は、SV600本体またはパソコン側で操作する必要がある。
SV600の利用環境はユーザーそれぞれだろうが、一般的に申し上げればSV600が設置してある位置とパソコンの位置とは離れている場合も多いはずだ。ためにブックプレッサーの有無以前にスキャニングのためSV600のボタンに手を伸ばす煩わしさが不要なことだけを考えても「RC-10」はSV600ユーザーにとって必須のアイテムであろう。
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