500GBのSSDをケースに収納して実用開始

先日手に入れた「Samsung SSD840EVO ノートパソコンキット500GB MZ-7TE500L/IT」は取り急ぎ付属のSATA/USB3.0変換ケーブルを使いiMacと接続してみたが、いかにもそのままではケーブルは短いし扱いにくいので安物ながらパフォーマンスを落とさず使えるケースを探してみた…。


「Samsung SSD840EVO ノートパソコンキット500GB MZ-7TE500L/IT」は、パッケージに同梱されているSATA/USB3.0変換ケーブルだけでも使えることは間違いない。しかしそれではいかにも雑な感じもするしケーブルも短く不自由なのだ。
そこでこのSSD本体を納めるケースを探してみた。USB 3.0仕様で厚さ7ミリのSSD本体をぴったり収納できるケースをと考えたところ見つけたのが Inateck 2.5インチ USB3.0 HDD/SSDケースで、2.5インチサイズの厚さ9.5mmおよび7mmのHDD/SSDに対応しているという安価なケースである。また着脱は工具不要というのでともかくは入手してみた。

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※ Inateck 2.5インチ USB3.0 HDD/SSDケースのパッケージ(上)と同梱品(下)


パッケージにはケース本体とUSB 3.0ケーブル、そして予備のクッションと解説書(英文)が同梱されている。
ケース自体のデザインはよくいえばノーマルで嫌みもなく、逆に言えば特徴の無いデザインともいえる。しかし反面ドイツのPCサプライメーカーらしいしっかりとした作りでもある。

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※ケースを開けるのに工具は不要(上)。ケース内のコネクタ部分(下)


ともかく早速SSD840EVO本体をケースに納めてみた。
収納自体は確かに工具類は必要なく、上蓋をスライドさせて開け、「SSD840EVO」本体をコネクタに丁寧に差し込んで蓋を閉めるだけだ。ただし「SSD840EVO」は本体厚みが7ミリなのでそのままでケースの中に少々隙間が出来るので付属の予備クッションをすでに貼られているクッションの上に重ねて貼る。そうして蓋を閉めると本体もしっかりと押さえられるので具合がよい。

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※ケースにSSDを収納した例(下)。蓋裏に予備のスポンジを貼る(下)


Inateck 2.5インチ USB3.0 HDD/SSDケースは、USB 3.0仕様のケーブル長が約60 cmと使いやすい長さであること、ケース本体に電源スイッチがあること、アクセスランプが装備、そしてホットスワップをサポートしプラグ&プレイが可能な点は勿論、当然外部電源アダプタいらずでUSBバスパワーに対応したケースなので扱いが容易である。そしてMac OS X 10.8.5の環境で問題なく動作している。

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※ケース側のUSB 3.0ポートと電源(上)。付属のケーブルを接続したところ(下)


特にベンチマークテストなどは確認していないが、このSSDはとFusionDriveによる起動やパフォーマンスと比べて当然ではあるが遜色のないパフォーマンスが体現できている。
次の機会にはこの Inateckケース内のOSをMavericksにアップデートする予定だ…。





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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員