ラテ飼育格闘日記(383)
3月末に近い某日、ラテを動物病院へ連れて行った。ひとつには狂犬病予防注射のため、それから耳の治療とアトピーの薬を処方してもらうこと、そして近々健康診断をしたいと考えていることに関しての打ち合わせが目的だった。そして雨の上がった夕刻、早めに散歩を切り上げ、帰宅の途中で病院のドアを開けた。
アトピーの薬はこの所、2週間分ずつ出してもらっている。それはこのタイミングで耳の治療(洗浄と投薬)をしてもらうためでもある。また今回は年1度の狂犬病予防注射も済ませようと考え、オトーサンとオカーサンと肝心のラテ、すなわち一家総出で動物病院へと向かった。
無論ラテは直前までそんなこととはつゆ知らず、ルンルンで歩いていたがオトーサンがリードを引いたことで初めて病院に入ることを察知したようだ。
2週間前に行ったときには待合室でブルブルと震えていたが、今回は震えは小さかったものの「ピィ~ピィ~」とまるで鳥がなくような声をあげてオトーサンに飛びついたり出口に向かってリードを引いたりする。すでに耳の治療も慣れたかとも思ったが、やはり怖いのだろう…。

※マズルがかなり白くなったがラテの横顔は素敵だ(笑)
オトーサンたちは受付を済ませたものの先着の方が一組いらしたのでしばらく待つことになったが、その間中ラテは「ピィ~ピィ~」と五月蠅くて仕方がない(笑)。
しばらくしたら院長が待合室に来てラテの前にしゃがみ込み、主食は何を食べさせているのか…といった話を始めた。その間、ラテをなだめようとしてくれたのだろう「歯も綺麗だし、毛並みがいいねぇ」などと撫でてくれたりするが、ラテは興奮していることでもあり院長に噛みついたりしないかとオトーサンは首輪をしっかり掴んで備えていた。
ラテは唸ったり吠えたりしないものの、相変わらず「ピィ~」と泣き続けていたが、院長は何を思ったのかラテの前に手を出して「お手…」「お手っ!」と声をかけた。
オトーサン自身、こんなときに医者に向かってお手などするものか…と内心思ったが、何ということか我が娘は院長の掌に2,3回手を伸ばしてお手をするではないか(笑)。特にリードを持っているオトーサンが横から「お手しなさい」などと強制したわけではないのだが、少々腰が引けながらも賢明にお手をしているラテはお愛想のつもりなのだろうか…。
以前お世話になった動物病院の若い医者に対してはこんなことはなかった…。というより対応はとても優しかったが、逆にお手をさせようとするシーンはなかったし、ラテも時には診察台から降りた後にまるで捨て台詞のように吠え立てたこともあったが、今度の動物病院は診察や治療は怖くて嫌いだけれど、院長や女医さんそのものには吠え立てる気配がないところをみると多少は信頼しているのかも知れない。

※オトーサン、あたしここ動かないからね!
嫌いといえば、先日オカーサンが新しいレインコートを買ってくれた。無論ラテ用である。
これまでのレインコートは着せやすさを考えたことでもあり、どちらかというと簡易的なものだった。頭を通し、腹に当てる布の左右と背中に乗せ左右にたらした布をベルクロで留め、後は尻尾側の端についているゴムの輪を尻尾に通すといったものだった。しかしこれでもラテは嫌だと逃げ回り、着せた後でも身体をブルブルと振りながら歩くのでベルクロが汚れてくるとすぐに外れてしまう…。
後3ヶ月もすれば梅雨の時期にもなるしと四つ脚をきちんと入れ込み、お尻を別にすれば身体全体をすっぽりと隠し、背中でファスナーとベルクロで留めるという本格的なレインコートを買ったわけだ。勿論撥水加工もなされている。
レインコートを購入する際に重要なのはボディのサイズをきちんと測り、身体に合ったものを買うことだ。首から尻尾の根元までの長さ、首回り、そして胸回りを測って無理のないサイズのものを探すわけだが、当然オーダーメイドではなく既製品だからしてすべてが理想通りとはいかない。ただし小さかったり窮屈だったりするのは厳禁だ。
結局選んだサイズは中型犬のそれではなくゴールデンなどにも着せられるというかなり大きなものだった。しかし雨の日にぶっつけ本番というのもまずいからとラテを呼んで試着をさせてみた…。

※新しいレインコートを着せられ身体が硬直しているラテ
大きいかな…と思っていたものの着せてみると多少余裕はあるもののピッタリ感もあり、オーダーメイドみたいにも思えるほど…。ということはそれだけ我が娘は事実デカイのだ(笑)。
しかしまずまず大人しくレインコートを着させてくれたものの、そこは本来嫌なわけで身体全体が硬直しているのは面白い。
ともあれこれで雨の日も以前より濡れたりすることもなく汚れも少なくて済むのではないかと期待しているのだが、そもそも本格的な雨の日は散歩を嫌がるラテなので、さてどういうことになるのだろうか…。
アトピーの薬はこの所、2週間分ずつ出してもらっている。それはこのタイミングで耳の治療(洗浄と投薬)をしてもらうためでもある。また今回は年1度の狂犬病予防注射も済ませようと考え、オトーサンとオカーサンと肝心のラテ、すなわち一家総出で動物病院へと向かった。
無論ラテは直前までそんなこととはつゆ知らず、ルンルンで歩いていたがオトーサンがリードを引いたことで初めて病院に入ることを察知したようだ。
2週間前に行ったときには待合室でブルブルと震えていたが、今回は震えは小さかったものの「ピィ~ピィ~」とまるで鳥がなくような声をあげてオトーサンに飛びついたり出口に向かってリードを引いたりする。すでに耳の治療も慣れたかとも思ったが、やはり怖いのだろう…。

※マズルがかなり白くなったがラテの横顔は素敵だ(笑)
オトーサンたちは受付を済ませたものの先着の方が一組いらしたのでしばらく待つことになったが、その間中ラテは「ピィ~ピィ~」と五月蠅くて仕方がない(笑)。
しばらくしたら院長が待合室に来てラテの前にしゃがみ込み、主食は何を食べさせているのか…といった話を始めた。その間、ラテをなだめようとしてくれたのだろう「歯も綺麗だし、毛並みがいいねぇ」などと撫でてくれたりするが、ラテは興奮していることでもあり院長に噛みついたりしないかとオトーサンは首輪をしっかり掴んで備えていた。
ラテは唸ったり吠えたりしないものの、相変わらず「ピィ~」と泣き続けていたが、院長は何を思ったのかラテの前に手を出して「お手…」「お手っ!」と声をかけた。
オトーサン自身、こんなときに医者に向かってお手などするものか…と内心思ったが、何ということか我が娘は院長の掌に2,3回手を伸ばしてお手をするではないか(笑)。特にリードを持っているオトーサンが横から「お手しなさい」などと強制したわけではないのだが、少々腰が引けながらも賢明にお手をしているラテはお愛想のつもりなのだろうか…。
以前お世話になった動物病院の若い医者に対してはこんなことはなかった…。というより対応はとても優しかったが、逆にお手をさせようとするシーンはなかったし、ラテも時には診察台から降りた後にまるで捨て台詞のように吠え立てたこともあったが、今度の動物病院は診察や治療は怖くて嫌いだけれど、院長や女医さんそのものには吠え立てる気配がないところをみると多少は信頼しているのかも知れない。

※オトーサン、あたしここ動かないからね!
嫌いといえば、先日オカーサンが新しいレインコートを買ってくれた。無論ラテ用である。
これまでのレインコートは着せやすさを考えたことでもあり、どちらかというと簡易的なものだった。頭を通し、腹に当てる布の左右と背中に乗せ左右にたらした布をベルクロで留め、後は尻尾側の端についているゴムの輪を尻尾に通すといったものだった。しかしこれでもラテは嫌だと逃げ回り、着せた後でも身体をブルブルと振りながら歩くのでベルクロが汚れてくるとすぐに外れてしまう…。
後3ヶ月もすれば梅雨の時期にもなるしと四つ脚をきちんと入れ込み、お尻を別にすれば身体全体をすっぽりと隠し、背中でファスナーとベルクロで留めるという本格的なレインコートを買ったわけだ。勿論撥水加工もなされている。
レインコートを購入する際に重要なのはボディのサイズをきちんと測り、身体に合ったものを買うことだ。首から尻尾の根元までの長さ、首回り、そして胸回りを測って無理のないサイズのものを探すわけだが、当然オーダーメイドではなく既製品だからしてすべてが理想通りとはいかない。ただし小さかったり窮屈だったりするのは厳禁だ。
結局選んだサイズは中型犬のそれではなくゴールデンなどにも着せられるというかなり大きなものだった。しかし雨の日にぶっつけ本番というのもまずいからとラテを呼んで試着をさせてみた…。

※新しいレインコートを着せられ身体が硬直しているラテ
大きいかな…と思っていたものの着せてみると多少余裕はあるもののピッタリ感もあり、オーダーメイドみたいにも思えるほど…。ということはそれだけ我が娘は事実デカイのだ(笑)。
しかしまずまず大人しくレインコートを着させてくれたものの、そこは本来嫌なわけで身体全体が硬直しているのは面白い。
ともあれこれで雨の日も以前より濡れたりすることもなく汚れも少なくて済むのではないかと期待しているのだが、そもそも本格的な雨の日は散歩を嫌がるラテなので、さてどういうことになるのだろうか…。
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