写真の切り抜きを簡単にするツール「PhotoScissors」とは?
これまた自分用というより友人に頼まれて探し、かつテストしたMac用アプリケーションだったが、意外に使えるので愛用するようになった。それは「PhotoScissors」という名のアプリだが、写真の任意の範囲を切り取って抜き出したいと思う時に便利なツールなのである。
勿論Photoshopに精通している方なら今更と思うだろうが、一般的に写真の任意の部分だけを切り出し、背景を消すという作業は意外に難しく手間がかかるものである。
その点、今回ご紹介する「PhotoScissors」は笑ってしまうほどイージーなやり方で目的を達成できるソフトウェアだが、無論Photoshopでも同類のツールにおいてもソースである写真により、やりやすい物とやりにくい物があることは知っておく必要がある…。

※「PhotoScissors」のアプリケーションアイコン
さて繰り返すが「PhotoScissors」の利点は使い方が簡単な事、そしてやり直しが容易な点がお勧めのポイントである。早速アプリを起動してみよう…。
オープンしたウィンドウはタイトルバーの下にずらりとツールが列び、ウィンドウが左右に分かれた形で表示される。そのウィンドウ内に目的の写真をドラッグ&ドロップすることから始める。

※アプリケーション起動直後のウィンドウ
イメージが読み込まれるとウィンドウ左側に写真が表示され、同時にその左にも5種類のアイコンがアクティブになる。

※写真を読み込んだウィンドウ例
まずご記憶いただきたいことは、ソースの写真のうち残すべき…すなわちフォアグランドの部位を左にあるグリーンの “+” アイコンマーカーで塗り、逆に背景すなわちバックグランドとして消去すべき範囲にレッドの “ー” アイコンマーカーで塗ることだ。要は残すエリアと消去するエリアとを2つのカラーで明確に区分けするわけだ。

※フォアグランドをグリーンマーカーで、バックグランドをレッドマーカーでラフに塗るだけ...
ただし「PhotoScissors」はその全ての範囲をマーキングする必要が無い…。これは写真の明暗や色使い、そして残す部位と消す部位との境界の色彩などにより違ってくるが実にシンプルなオペレーションで事が足りることが特長だ。
例えば作例の場合、ご覧いただくように残す範囲と消す範囲の象徴的な部位をそれぞれのツールでラフにマーキングし、ツールバーにある右三角の Process アイコンをクリックしただけで右側のウィンドウに背景が透明に抜いた結果が表示される。理屈は文字通り、これだけである…。

※Process アイコンをクリックすると結果が右側に表示される。なかなかよい具合だ
別途覚えておくことは、マーカーサイズがツールバー右のスライドバーで可変できること、ウィンドウ左の消しゴムツールでマーキングしたグリーン及びレッドのマーキングを消すことが出来る点、そして左にあるカラーツールではマスキングの背景色を選択できることなどだろうか。
そして、もし結果が思うようにいかない場合は、プラスならびにマイナスのマーキングをやり直して何度でも試行錯誤すればよい理屈だ。様々な写真を扱う中でしばらくするとソースの写真上で各マーカーの塗り具合をどのようにすれば効果的なのかが分かってくるに違いない。
思うとおりに結果が出せたらツールバーの Seve As アイコンをクリックし、ファイル形式を決めファイル名を入力ならびにクオリティを指示して保存するだけである。余談ながら当該データをコラージュ的に他の写真と合成するなら .PNG で保存すれば扱い易いだろう。また微細なゴミが残る可能性があるが完全を期すなら別途PhotoshopやPixelmator といったグラフィックソフトに渡して調整すればよい。

※ .PNG で保存したイメージ例
「PhotoScissors」は高価なツールではないからして、この種の作業が多いユーザーはインストールしておくと重宝するに違いない。
最後に「PhotoScissors」によるいくつかの事例をご紹介しておくので参考にしていただきたい。



■ PhotoScissors
勿論Photoshopに精通している方なら今更と思うだろうが、一般的に写真の任意の部分だけを切り出し、背景を消すという作業は意外に難しく手間がかかるものである。
その点、今回ご紹介する「PhotoScissors」は笑ってしまうほどイージーなやり方で目的を達成できるソフトウェアだが、無論Photoshopでも同類のツールにおいてもソースである写真により、やりやすい物とやりにくい物があることは知っておく必要がある…。

※「PhotoScissors」のアプリケーションアイコン
さて繰り返すが「PhotoScissors」の利点は使い方が簡単な事、そしてやり直しが容易な点がお勧めのポイントである。早速アプリを起動してみよう…。
オープンしたウィンドウはタイトルバーの下にずらりとツールが列び、ウィンドウが左右に分かれた形で表示される。そのウィンドウ内に目的の写真をドラッグ&ドロップすることから始める。

※アプリケーション起動直後のウィンドウ
イメージが読み込まれるとウィンドウ左側に写真が表示され、同時にその左にも5種類のアイコンがアクティブになる。

※写真を読み込んだウィンドウ例
まずご記憶いただきたいことは、ソースの写真のうち残すべき…すなわちフォアグランドの部位を左にあるグリーンの “+” アイコンマーカーで塗り、逆に背景すなわちバックグランドとして消去すべき範囲にレッドの “ー” アイコンマーカーで塗ることだ。要は残すエリアと消去するエリアとを2つのカラーで明確に区分けするわけだ。

※フォアグランドをグリーンマーカーで、バックグランドをレッドマーカーでラフに塗るだけ...
ただし「PhotoScissors」はその全ての範囲をマーキングする必要が無い…。これは写真の明暗や色使い、そして残す部位と消す部位との境界の色彩などにより違ってくるが実にシンプルなオペレーションで事が足りることが特長だ。
例えば作例の場合、ご覧いただくように残す範囲と消す範囲の象徴的な部位をそれぞれのツールでラフにマーキングし、ツールバーにある右三角の Process アイコンをクリックしただけで右側のウィンドウに背景が透明に抜いた結果が表示される。理屈は文字通り、これだけである…。

※Process アイコンをクリックすると結果が右側に表示される。なかなかよい具合だ
別途覚えておくことは、マーカーサイズがツールバー右のスライドバーで可変できること、ウィンドウ左の消しゴムツールでマーキングしたグリーン及びレッドのマーキングを消すことが出来る点、そして左にあるカラーツールではマスキングの背景色を選択できることなどだろうか。
そして、もし結果が思うようにいかない場合は、プラスならびにマイナスのマーキングをやり直して何度でも試行錯誤すればよい理屈だ。様々な写真を扱う中でしばらくするとソースの写真上で各マーカーの塗り具合をどのようにすれば効果的なのかが分かってくるに違いない。
思うとおりに結果が出せたらツールバーの Seve As アイコンをクリックし、ファイル形式を決めファイル名を入力ならびにクオリティを指示して保存するだけである。余談ながら当該データをコラージュ的に他の写真と合成するなら .PNG で保存すれば扱い易いだろう。また微細なゴミが残る可能性があるが完全を期すなら別途PhotoshopやPixelmator といったグラフィックソフトに渡して調整すればよい。

※ .PNG で保存したイメージ例
「PhotoScissors」は高価なツールではないからして、この種の作業が多いユーザーはインストールしておくと重宝するに違いない。
最後に「PhotoScissors」によるいくつかの事例をご紹介しておくので参考にしていただきたい。



■ PhotoScissors
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