ラテ飼育格闘日記(386)
ラテを美容室に連れて行った。そして年1回の健康診断をということで血液検査をするために動物病院へも連れて行くことにした。以前は美容室や病院へ連れて行くのに20分とか30分かかり、途中でそれと察して嫌がり抵抗するラテと格闘しながらの道のりはなかなか大変だったが、いまはラテが抵抗する間もないほど美容室も病院もすごく近い…(笑)。
四つ脚やお尻周りの毛が伸びて少々だらしなくなってきただけでなく、汚れやすい実害もあるので2ヶ月半ぶりに美容室へ連れて行くことにした。
美容室へは信号を渡って数十メーターという近さだが、さすがにラテはその半分ほど歩いたときにどこに連れて行かれるのかを察し、尻尾が下がってしまう。それでもオトーサンは知らんぷりして美容室の前まで行き、急に連れ込むという早業を…(笑)。リードを引かれて仕方なく美容室に入ったラテは震えている。

※美容室でカットしてもらったラテ。テーブルの下からオカーサンを仰ぎ見る
受付のオネーサンに「いつものようにお願いします」とラテを渡し、振り返ることなく店を出た。
携帯電話が鳴ったのはそれから2時間たった頃…。どうやら今日は空いていたらしくすぐに始めてくれたらしい。「おわりました」というオネーサンに「すぐに伺います」と答えたオトーサンだが、ちょうど昼時なので女房を誘いラテをピックアップしてから駅上のカフェで昼食を取ろうと家を出た。
女房が精算しているとき、ラテは別のオネーサンに連れられて奥から出てきたが、前回のようにオトーサンに飛びつくようなことはなく、とにかく早くここから出たいと思うのかドアに突進する。
外に出た途端にその表情が一変するのだから現金なものだ。しかし女房いわく、ラテにとって美容室も病院も共に嫌で怖い場所には違いないとしても、病院はその場に我々が一緒にいるが美容室は2時間とか3時間のあいだ、我々と離れなければならないから余計に不安なのではないかと…。

※お気に入りのワンコを見つけたか、好奇心丸出しの表情...
ともかく無事にラテをピックアップしてカフェに向かい、ひと休みとなったが笑ったのはその翌日に女房が美容室のサイトを見てみろという。そのサイトには日付毎にトリミングなどのために来店したワンコの写真が載っているのだ。
久しぶりにそのページを見てオトーサンは吹き出した。
トリミングなどを行う作業台の上に乗ったラテはなぜか笑顔で写真に撮られている。オトーサンたちが日々カメラを向けてもなかなかこう正面からの写真は難しいのに…である。しかし問題はそのキャンプションだった…。
そこには「シャンプーコースに部分カットでご来店^^今日は少し機嫌が悪かった様子のラテちゃん><;爪切りを嫌がってました~」とあるではないか(笑)。きっとお店の方の表現は控えめに違いない。だとすればかなり機嫌が悪かったのか肉球でも痛かったのか、抵抗したのかも知れない。あるいは大立ち回りでもしたのだろうか。とはいえさすがにプロ…。無論ラテの爪は綺麗に切りそろえられていた。
その数日後、今度は年1回の健康診断を受けるため動物病院に立ち寄った。これまた様々な検査方法があるし心配し過ぎてもきりのないことでもあるが、オトーサンたちは血液検査による診断をずっと続けてきた。まあ突如として病気が発覚するというケースもあるのだろうが、ラテの場合はアトピーを別にしてやはり体重を減らすことが重要だという。なぜなら昨年の検査でもALP値が高く、また中性脂肪値も再検査したほどの高さを示していたからだ。しかし体重を落とすことは口で言うのは容易いが日々の実戦はなかなか難しく、それでも18.2 Kgまでになったが最近はまたまた19 Kgに戻ってしまった。


※「しばらくだね、元気?」と対面(上)。ラテはこの雌の柴犬ちゃんに初対面からクーンと鳴いて遊びのポーズをとった(下)
病院では採血のついでに耳掃除もしてもらって病院を後にした。そして問題の検査結果が出るまでに1週間ほどかかると聞かされていたものの4日後にオトーサンの携帯に病院の院長先生から検査結果が出たという電話が入った。電話口で院長先生は申し訳なさそうな口ぶりで「…やはり中性脂肪とALP値が高かったよ」といわれる。
その翌日にラテを伴って病院のドアを押した。ちょうど患者が途切れたときだったからか院長先生直々に詳しい話をお聞きしたが、要は食事の問題だとすれば誰の責任でもなく飼い主であるオトーサンたちがいけないのだ。検査結果を見ると中性脂肪は高いものの総コレステロールは平常値に納まっている。しかし問題はALP(アルカリフォスファターゼ)の値がかなり高かったことだ。
ネットで調べてもこのALPが高い直接の原因に関してはよくわからない。現在アトピーの薬を飲んでいる関係もあるかも知れないし遺伝やホルモン異常に関係するケースもあるようで原因特定はなかなか難しいらしい。とはいえ幸い今のところ、ラテは元気なので何とか体重を無理のない程度に落とす努力をして様子を見ることにする。
オトーサンが院長先生に「体重軽減に努力します」というと、院長先生は「どう、努力するの?」と笑いかける…。一緒に生活しているからその実現の難しさを十分承知しているからだろうが、院長先生の表情には「オトーサンたち飼い主はラテちゃんに甘いから無理ではないかい?」というニュアンスが含まれているようだ(笑)。
オトーサンは腹の中を見透かされ、ばつの悪い思いをしながら動物病院を後にした。まずは朝夕の食事はともかく、その他オトーサンたちの食事中に我々の食べ物を与えないようにしなければならない。分かってはいるが…難しい…。
四つ脚やお尻周りの毛が伸びて少々だらしなくなってきただけでなく、汚れやすい実害もあるので2ヶ月半ぶりに美容室へ連れて行くことにした。
美容室へは信号を渡って数十メーターという近さだが、さすがにラテはその半分ほど歩いたときにどこに連れて行かれるのかを察し、尻尾が下がってしまう。それでもオトーサンは知らんぷりして美容室の前まで行き、急に連れ込むという早業を…(笑)。リードを引かれて仕方なく美容室に入ったラテは震えている。

※美容室でカットしてもらったラテ。テーブルの下からオカーサンを仰ぎ見る
受付のオネーサンに「いつものようにお願いします」とラテを渡し、振り返ることなく店を出た。
携帯電話が鳴ったのはそれから2時間たった頃…。どうやら今日は空いていたらしくすぐに始めてくれたらしい。「おわりました」というオネーサンに「すぐに伺います」と答えたオトーサンだが、ちょうど昼時なので女房を誘いラテをピックアップしてから駅上のカフェで昼食を取ろうと家を出た。
女房が精算しているとき、ラテは別のオネーサンに連れられて奥から出てきたが、前回のようにオトーサンに飛びつくようなことはなく、とにかく早くここから出たいと思うのかドアに突進する。
外に出た途端にその表情が一変するのだから現金なものだ。しかし女房いわく、ラテにとって美容室も病院も共に嫌で怖い場所には違いないとしても、病院はその場に我々が一緒にいるが美容室は2時間とか3時間のあいだ、我々と離れなければならないから余計に不安なのではないかと…。

※お気に入りのワンコを見つけたか、好奇心丸出しの表情...
ともかく無事にラテをピックアップしてカフェに向かい、ひと休みとなったが笑ったのはその翌日に女房が美容室のサイトを見てみろという。そのサイトには日付毎にトリミングなどのために来店したワンコの写真が載っているのだ。
久しぶりにそのページを見てオトーサンは吹き出した。
トリミングなどを行う作業台の上に乗ったラテはなぜか笑顔で写真に撮られている。オトーサンたちが日々カメラを向けてもなかなかこう正面からの写真は難しいのに…である。しかし問題はそのキャンプションだった…。
そこには「シャンプーコースに部分カットでご来店^^今日は少し機嫌が悪かった様子のラテちゃん><;爪切りを嫌がってました~」とあるではないか(笑)。きっとお店の方の表現は控えめに違いない。だとすればかなり機嫌が悪かったのか肉球でも痛かったのか、抵抗したのかも知れない。あるいは大立ち回りでもしたのだろうか。とはいえさすがにプロ…。無論ラテの爪は綺麗に切りそろえられていた。
その数日後、今度は年1回の健康診断を受けるため動物病院に立ち寄った。これまた様々な検査方法があるし心配し過ぎてもきりのないことでもあるが、オトーサンたちは血液検査による診断をずっと続けてきた。まあ突如として病気が発覚するというケースもあるのだろうが、ラテの場合はアトピーを別にしてやはり体重を減らすことが重要だという。なぜなら昨年の検査でもALP値が高く、また中性脂肪値も再検査したほどの高さを示していたからだ。しかし体重を落とすことは口で言うのは容易いが日々の実戦はなかなか難しく、それでも18.2 Kgまでになったが最近はまたまた19 Kgに戻ってしまった。


※「しばらくだね、元気?」と対面(上)。ラテはこの雌の柴犬ちゃんに初対面からクーンと鳴いて遊びのポーズをとった(下)
病院では採血のついでに耳掃除もしてもらって病院を後にした。そして問題の検査結果が出るまでに1週間ほどかかると聞かされていたものの4日後にオトーサンの携帯に病院の院長先生から検査結果が出たという電話が入った。電話口で院長先生は申し訳なさそうな口ぶりで「…やはり中性脂肪とALP値が高かったよ」といわれる。
その翌日にラテを伴って病院のドアを押した。ちょうど患者が途切れたときだったからか院長先生直々に詳しい話をお聞きしたが、要は食事の問題だとすれば誰の責任でもなく飼い主であるオトーサンたちがいけないのだ。検査結果を見ると中性脂肪は高いものの総コレステロールは平常値に納まっている。しかし問題はALP(アルカリフォスファターゼ)の値がかなり高かったことだ。
ネットで調べてもこのALPが高い直接の原因に関してはよくわからない。現在アトピーの薬を飲んでいる関係もあるかも知れないし遺伝やホルモン異常に関係するケースもあるようで原因特定はなかなか難しいらしい。とはいえ幸い今のところ、ラテは元気なので何とか体重を無理のない程度に落とす努力をして様子を見ることにする。
オトーサンが院長先生に「体重軽減に努力します」というと、院長先生は「どう、努力するの?」と笑いかける…。一緒に生活しているからその実現の難しさを十分承知しているからだろうが、院長先生の表情には「オトーサンたち飼い主はラテちゃんに甘いから無理ではないかい?」というニュアンスが含まれているようだ(笑)。
オトーサンは腹の中を見透かされ、ばつの悪い思いをしながら動物病院を後にした。まずは朝夕の食事はともかく、その他オトーサンたちの食事中に我々の食べ物を与えないようにしなければならない。分かってはいるが…難しい…。
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