Time Machine 用のストレージ「drobo SG」を導入【準備篇】
長い間Macを使ってきたが、思えばどれほどシステムトラブルで泣かされたものか…。もしそれに費やした時間を計算し時間あたりの賃金に換算すればかなり多額になるのではないか…などと考えてしまう(笑)。無論Mac OS Xになってからはシステムトラブルは軽減したもののやはり原因不明や熱トラブルあるいはビデオボードの不調でシステムの再構築を余儀なくされたことも多々あった…。
トラブルにも様々な原因、いろいろなケースがあるが、システムが起動しないあるいは安定しないためにOSをインストールし直す必要に迫られるのが一番リスキーだ。しかし長い間の経験で時間はかかるにしてもTime Machineの存在が問題解決に直接役に立ってくれることは実感しているが、困ったことにTime Machine用のハードディスクが飛んだり不調になることもあった…。
ともかくTime Machineが確実に稼働しバックアップを取り続けてくれるのなら手間や時間がかかるとしても自分が長い間構築し続けてきたシステムは万一の場合でも元通り復旧できることは間違いない。したがって大げさな物言いだが現在のシステムを安心して使うために一番重要な設備はTime Macineだということになる…。ただし前記したようにTime Machine用のハードディスクがトラブっては元も子もない、ではどうするか…。
ということで長い間考え続けていたことではあるが、Time Machineをストレージロボット「drobo」で稼働させる…ということをやっと実現してみた次第。この最大12TBもの巨大なストレージ空間を作ることができる「drobo」システムをTime Machineとして使うのは少々勿体ない気もするがMacを安心して使うためには重要なことと考えて決断…。
それにしても「drobo」という名称は素直に日本語読みすると「ドロボー」と読めるからふざけた名前のように思えるが、実のところはメーカー名のData Robotics, Inc.から命名された名のようでスペックはなかなかのものなのだ。
私の手に入れた「drobo SG (Second Generation)」という機種は一番安価な製品だが、3.5インチのSATAハードディスクを4台までセットできデータを安全に管理するためミラーリングを自動で行ってくれる。


※drobo SGの本体フロント(上)とリア(下)パネルの様子
何しろ基本的にはハードディスクを差し込み、「drobo SG」本体を電源およびFireWire800/USB 2.0へ繋げば良く、一般的なRAID構築作業は不要だ。
それにハードディスクも3.5インチのSATA I/II であればメーカーは勿論容量も違う製品を混在使用でき、専用ガイドなども必要ない。そして万一ハードディスクが故障した場合はホットスワップで当該ハードディスクを新しいものに入れ替えるだけで自動的にバックアップデータを再構築してくれるという優れものである。

※フロントパネルはマグネットで付いているので簡単に外すことができる
私はまずはリザーブ領域を押さえるために1TBのハードディスクを2台と500GBのを1台という計3台でセットアップしようと考えているが…。勿論最初から4台を挿入する必要は無く、例えば当初は2台のハードディスクで後から追加もできるし、容量が不足した場合はより大容量のハードディスクに交換も可能だ。
なお基本的にソフトウェア類のインストールは不要だが、付属のDrobo Dashboardというユーティリティをインストールすればパーティション作成などもGUIで設定できるしシステム管理や空き容量、使用済み容量などDroboの状況を知ることができる。
なお「drobo SG」とMacを繋ぐインターフェースはUSB 2.0とFW 800に対応しているがメインマシンであるMac ProのTime Machine用として使うので当然FW 800を使う…。
さて実際に稼働させる前に「drobo SG」本体をよく観察してみよう。
サイズは152×160×271mmで重量は3.04kg、消費電力は5Wだ。そしてMacの場合はMac OS 10.5/10.6/10.7に対応しているという。
実際に送られてきた梱包を解いてみるとなかなか立派で興味をそそるパッケージが出てきた。パッケージの内側は黒く処理され本体は黒い不織布で覆われている。そして別の箱には電源アダプタとコード、FW800ならびにUSBケーブルそしてかんたんスタートアップガイド、日本語を含むマニュアル、ソフトウェアが収録されているCD-ROMなどが同梱されているが、アップル製品と同じような白い”drobo"のロゴをデザインしたシールまで入っている。


※drobo本体(上)と付属品のパッケージ(下)
マニュアルをざっと読むと、まずはDrobo Dashboardをインストールし、それを起動した後でハードウェアのセットすなわちハードディスクを挿入してFW800のケーブルと電源ケーブルを接続すればシステムが認識され各種設定ができるようになるという。
ともかく何でも初めてのときは不安なものだが、さて実際のセットアップの顛末は次回にご紹介させていただくが、次回の予告を申し上げれば「drobo SG」のセットアップは何の問題もなく終わったものの、いざTime Machineのドライブに設定しバックアップを始めると…あらら、どうにもおかしいのだ。
私の不安は的中し、考え得るさまざまな対処を試すはめになる…。
■Drobo SG (Second Generation) KMX-DRO-SG
トラブルにも様々な原因、いろいろなケースがあるが、システムが起動しないあるいは安定しないためにOSをインストールし直す必要に迫られるのが一番リスキーだ。しかし長い間の経験で時間はかかるにしてもTime Machineの存在が問題解決に直接役に立ってくれることは実感しているが、困ったことにTime Machine用のハードディスクが飛んだり不調になることもあった…。
ともかくTime Machineが確実に稼働しバックアップを取り続けてくれるのなら手間や時間がかかるとしても自分が長い間構築し続けてきたシステムは万一の場合でも元通り復旧できることは間違いない。したがって大げさな物言いだが現在のシステムを安心して使うために一番重要な設備はTime Macineだということになる…。ただし前記したようにTime Machine用のハードディスクがトラブっては元も子もない、ではどうするか…。
ということで長い間考え続けていたことではあるが、Time Machineをストレージロボット「drobo」で稼働させる…ということをやっと実現してみた次第。この最大12TBもの巨大なストレージ空間を作ることができる「drobo」システムをTime Machineとして使うのは少々勿体ない気もするがMacを安心して使うためには重要なことと考えて決断…。
それにしても「drobo」という名称は素直に日本語読みすると「ドロボー」と読めるからふざけた名前のように思えるが、実のところはメーカー名のData Robotics, Inc.から命名された名のようでスペックはなかなかのものなのだ。
私の手に入れた「drobo SG (Second Generation)」という機種は一番安価な製品だが、3.5インチのSATAハードディスクを4台までセットできデータを安全に管理するためミラーリングを自動で行ってくれる。


※drobo SGの本体フロント(上)とリア(下)パネルの様子
何しろ基本的にはハードディスクを差し込み、「drobo SG」本体を電源およびFireWire800/USB 2.0へ繋げば良く、一般的なRAID構築作業は不要だ。
それにハードディスクも3.5インチのSATA I/II であればメーカーは勿論容量も違う製品を混在使用でき、専用ガイドなども必要ない。そして万一ハードディスクが故障した場合はホットスワップで当該ハードディスクを新しいものに入れ替えるだけで自動的にバックアップデータを再構築してくれるという優れものである。

※フロントパネルはマグネットで付いているので簡単に外すことができる
私はまずはリザーブ領域を押さえるために1TBのハードディスクを2台と500GBのを1台という計3台でセットアップしようと考えているが…。勿論最初から4台を挿入する必要は無く、例えば当初は2台のハードディスクで後から追加もできるし、容量が不足した場合はより大容量のハードディスクに交換も可能だ。
なお基本的にソフトウェア類のインストールは不要だが、付属のDrobo Dashboardというユーティリティをインストールすればパーティション作成などもGUIで設定できるしシステム管理や空き容量、使用済み容量などDroboの状況を知ることができる。
なお「drobo SG」とMacを繋ぐインターフェースはUSB 2.0とFW 800に対応しているがメインマシンであるMac ProのTime Machine用として使うので当然FW 800を使う…。
さて実際に稼働させる前に「drobo SG」本体をよく観察してみよう。
サイズは152×160×271mmで重量は3.04kg、消費電力は5Wだ。そしてMacの場合はMac OS 10.5/10.6/10.7に対応しているという。
実際に送られてきた梱包を解いてみるとなかなか立派で興味をそそるパッケージが出てきた。パッケージの内側は黒く処理され本体は黒い不織布で覆われている。そして別の箱には電源アダプタとコード、FW800ならびにUSBケーブルそしてかんたんスタートアップガイド、日本語を含むマニュアル、ソフトウェアが収録されているCD-ROMなどが同梱されているが、アップル製品と同じような白い”drobo"のロゴをデザインしたシールまで入っている。


※drobo本体(上)と付属品のパッケージ(下)
マニュアルをざっと読むと、まずはDrobo Dashboardをインストールし、それを起動した後でハードウェアのセットすなわちハードディスクを挿入してFW800のケーブルと電源ケーブルを接続すればシステムが認識され各種設定ができるようになるという。
ともかく何でも初めてのときは不安なものだが、さて実際のセットアップの顛末は次回にご紹介させていただくが、次回の予告を申し上げれば「drobo SG」のセットアップは何の問題もなく終わったものの、いざTime Machineのドライブに設定しバックアップを始めると…あらら、どうにもおかしいのだ。
私の不安は的中し、考え得るさまざまな対処を試すはめになる…。
■Drobo SG (Second Generation) KMX-DRO-SG
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