ラテ飼育格闘日記(335)
1ヶ月が過ぎるのは実に早い。ラテに飲ませているアトピー対処用の薬がなくなったのでオトーサンは急遽自転車を飛ばして動物病院に出向いた。やはりまだ目脂と耳垢が酷いし、花粉の季節でもありしばらくよい状態が続いてきたラテの体調もこれからは予断を許さないと考えなければならない。
とはいえ一時の酷い状態から見れば顔はもとより四つ脚の体毛もかなり生えそろってきた。これまでの状況を気に掛けてくださっている人たちからは「ラテちゃん綺麗になったね」との声も…。
確かにアトピー以外はお腹を壊すこともなくお陰様で元気で、散歩の途中でも興が乗れば駆け、実によい表情を見せる。

※機嫌が良いのか、とても良い表情だ
ただし広い公園に出向いても通常はラテが安心して遊べる友達ワンコの登場を期待できるわけでもなく、広い公園の真ん中あたりに座り込み、オトーサンがリードを引いてもなかなか腰を上げずジッと公園入り口方向を見詰め、誰か知っているワンコや人物が来ないかを待っている…。
まあラテはそれで良いのかも知れないが、オトーサンはたまったものではない。歩いているのなら時間は自然に経過していくが同じ場所に椅子もなくただただジッと立ち尽くしているなどというのには限界がある。

※広い公園の真ん中で歩きもせずじっと何かを持っている...
とはいえなるべくラテの思いを尊重しようと15分…20分とオトーサンもその場に立ち尽くしているが、これほど面白くないことも他にはない(笑)。
公園の周りには小型犬やお馴染み数人の飼い主さんたちが散歩を続けているが、ラテは残念ながらその輪の中には昔から入れないので近づくわけにはいかないのだ。
そんな公園の真ん中にぽつんといるオトーサンたちを不憫に思ってか(笑)、時々周りを回っている飼い主さんのお一人お二人が近寄ってくれ「ラテちゃんどうした?」と声をかけてくれるときもあるがラテは実に無愛想だ。
そんなときはどうした具合か、飼い主さんが差し出してくれるオヤツも食べないのだからオトーサンの立場もない(笑)。
たぶんこのままオトーサンが何のアクションも起こさなければラテはきっと1時間でもその場を離れないのではないかと思う。しかしそこまでのお付き合いもできないのでオトーサンはタイミングを伺いながらリードを引いたり、あるいは抱っこをして公園から強制退去を命ずることになる。
なにしろ公園でボール投げをやろうとしてもラテはまったく乗らないのだから始末が悪い。歩きもしない、遊びもしない、ただただ座ってジッとしているのだからオトーサンは焦れてしまう。

※オカーサンのリードで散歩を楽しむ
こうした刺激がない夕方の散歩から帰ると、ラテは俄然オトーサンに遊びを強制する(笑)。
マッサージチェアに深々と座って一息ついているオトーサンの耳元で「ワオン!アンアン!」と声は大きいが少し乾いた甘え声を続け、オトーサンが嫌々振り向くとその場で両前足を突き出し頭を下げ、お尻を上げるワンコ独特の「遊ぼう」ポーズでオトーサンを誘うのだ。
しかしオトーサンは例え公園で立ち尽くす時間が長かったとはいえ往復の散歩は距離にして最低3キロほど歩くし、少し寄り道すれば4キロ以上ということも珍しくない。その上にリードを引き、時に駆け、時に19Kgのラテを抱っこして歩くわけで正直フラフラなのだ。
だからわざと無視して寝たふりするが、マッサージチェアの背を倒して寝ているオトーサンの耳の側で吠え続けるのだから本当に寝るわけにもいかない。
仕方なくオトーサンが身を起こすと遊ぼうポーズのその顔は光り輝くような表情をしている。その嬉しそうな顔を見ると例え数分でも遊んであげようという気になるオトーサンなのだ。
そんなときラテのお気に入りのボールを取りだし、手には数個のおやつを持ってラテと対峙する。ラテは涎を垂らさんばかりに期待してオトーサンの一挙一動に注目している。
この場が盛り上がるか、盛り上がらないかはすべてオトーサンの腕次第なのだ(笑)。
ボールを握り、オトーサンがゆっくりと腕を上げる。
ラテはオトーサンの手にあるボールを注視し、顔がす~っと上がっていくと同時に期待が120%に達するのか口を大きく上げながらボールがどこに飛ぶかを一瞬でも見逃さないと身構える…。
オトーサンは玄関に向かってボールを投げた! と見せかけ左脇の下に挟んで隠す。無論ラテは玄関に向かって突進するがすぐにボールが投げられていなかったことを察知しオトーサンの背面から脇の下にあるボールを取ろうとマズルを押しつけてくる。
どうやらオトーサンのやることはすべてラテに知られているようなのだ。
その後組んずほぐれつの乱闘となるが(笑)、ラテに飛びかかるのはオトーサンの役目でラテは逃げる一方とこれまたいつものパターンなのだ。

※マッサージチェアで爆睡するが、頭が落ちている(笑)
そんなたわいもない一時を過ごすとさすがに満足したのかラテもマッサージチェアに丸くなり、その頭を突き出しながら笑顔を浮かべているような寝顔を見せてくれる。
オトーサンはそんなラテを眺めながら今日もなんとか無事にラテとの攻防が終わったと安堵のため息をつくのでありました…。
とはいえ一時の酷い状態から見れば顔はもとより四つ脚の体毛もかなり生えそろってきた。これまでの状況を気に掛けてくださっている人たちからは「ラテちゃん綺麗になったね」との声も…。
確かにアトピー以外はお腹を壊すこともなくお陰様で元気で、散歩の途中でも興が乗れば駆け、実によい表情を見せる。

※機嫌が良いのか、とても良い表情だ
ただし広い公園に出向いても通常はラテが安心して遊べる友達ワンコの登場を期待できるわけでもなく、広い公園の真ん中あたりに座り込み、オトーサンがリードを引いてもなかなか腰を上げずジッと公園入り口方向を見詰め、誰か知っているワンコや人物が来ないかを待っている…。
まあラテはそれで良いのかも知れないが、オトーサンはたまったものではない。歩いているのなら時間は自然に経過していくが同じ場所に椅子もなくただただジッと立ち尽くしているなどというのには限界がある。

※広い公園の真ん中で歩きもせずじっと何かを持っている...
とはいえなるべくラテの思いを尊重しようと15分…20分とオトーサンもその場に立ち尽くしているが、これほど面白くないことも他にはない(笑)。
公園の周りには小型犬やお馴染み数人の飼い主さんたちが散歩を続けているが、ラテは残念ながらその輪の中には昔から入れないので近づくわけにはいかないのだ。
そんな公園の真ん中にぽつんといるオトーサンたちを不憫に思ってか(笑)、時々周りを回っている飼い主さんのお一人お二人が近寄ってくれ「ラテちゃんどうした?」と声をかけてくれるときもあるがラテは実に無愛想だ。
そんなときはどうした具合か、飼い主さんが差し出してくれるオヤツも食べないのだからオトーサンの立場もない(笑)。
たぶんこのままオトーサンが何のアクションも起こさなければラテはきっと1時間でもその場を離れないのではないかと思う。しかしそこまでのお付き合いもできないのでオトーサンはタイミングを伺いながらリードを引いたり、あるいは抱っこをして公園から強制退去を命ずることになる。
なにしろ公園でボール投げをやろうとしてもラテはまったく乗らないのだから始末が悪い。歩きもしない、遊びもしない、ただただ座ってジッとしているのだからオトーサンは焦れてしまう。

※オカーサンのリードで散歩を楽しむ
こうした刺激がない夕方の散歩から帰ると、ラテは俄然オトーサンに遊びを強制する(笑)。
マッサージチェアに深々と座って一息ついているオトーサンの耳元で「ワオン!アンアン!」と声は大きいが少し乾いた甘え声を続け、オトーサンが嫌々振り向くとその場で両前足を突き出し頭を下げ、お尻を上げるワンコ独特の「遊ぼう」ポーズでオトーサンを誘うのだ。
しかしオトーサンは例え公園で立ち尽くす時間が長かったとはいえ往復の散歩は距離にして最低3キロほど歩くし、少し寄り道すれば4キロ以上ということも珍しくない。その上にリードを引き、時に駆け、時に19Kgのラテを抱っこして歩くわけで正直フラフラなのだ。
だからわざと無視して寝たふりするが、マッサージチェアの背を倒して寝ているオトーサンの耳の側で吠え続けるのだから本当に寝るわけにもいかない。
仕方なくオトーサンが身を起こすと遊ぼうポーズのその顔は光り輝くような表情をしている。その嬉しそうな顔を見ると例え数分でも遊んであげようという気になるオトーサンなのだ。
そんなときラテのお気に入りのボールを取りだし、手には数個のおやつを持ってラテと対峙する。ラテは涎を垂らさんばかりに期待してオトーサンの一挙一動に注目している。
この場が盛り上がるか、盛り上がらないかはすべてオトーサンの腕次第なのだ(笑)。
ボールを握り、オトーサンがゆっくりと腕を上げる。
ラテはオトーサンの手にあるボールを注視し、顔がす~っと上がっていくと同時に期待が120%に達するのか口を大きく上げながらボールがどこに飛ぶかを一瞬でも見逃さないと身構える…。
オトーサンは玄関に向かってボールを投げた! と見せかけ左脇の下に挟んで隠す。無論ラテは玄関に向かって突進するがすぐにボールが投げられていなかったことを察知しオトーサンの背面から脇の下にあるボールを取ろうとマズルを押しつけてくる。
どうやらオトーサンのやることはすべてラテに知られているようなのだ。
その後組んずほぐれつの乱闘となるが(笑)、ラテに飛びかかるのはオトーサンの役目でラテは逃げる一方とこれまたいつものパターンなのだ。

※マッサージチェアで爆睡するが、頭が落ちている(笑)
そんなたわいもない一時を過ごすとさすがに満足したのかラテもマッサージチェアに丸くなり、その頭を突き出しながら笑顔を浮かべているような寝顔を見せてくれる。
オトーサンはそんなラテを眺めながら今日もなんとか無事にラテとの攻防が終わったと安堵のため息をつくのでありました…。
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