ラテ飼育格闘日記(395)
雨が続いた…。それも大雨が。ラテにとっては歩きたくない理由が増えてしまう。雨だけでなくレインコートを着せれば身体が硬直し差し出すオヤツも食べないときがあるほど嫌だということらしい。しかし傘で防げる雨ではなし仕方なくレインコートを着せて散歩にでるが、いやはや笑ってしまうほど変な散歩となる。
関東も梅雨に入ったのだから雨の日が多いのは仕方がない。しかしこの所の雨は酷すぎるし近年の天気はやはり異常気象というしかなく、降れば雷雨や突風を伴い猛烈な雨になるのだから始末が悪い。
昨年に引っ越しを決めたとき、近年の異常気象や万一の大地震を考え、木造モルタルの二階屋から鉄筋コンクリートのマンションに移ったのもそうした備えのつもりだった。勿論現在のマンションがどれほど安心安全な建物であるかは別の話だが、少なくとも強風で揺れる以前の家屋よりは安心していられる(笑)。
とはいえラテとの散歩は雨が降っても槍が降っても朝夕2度の散歩は欠かせないと考え実践してきたが雨の日はラテも出たくないらしいし実に協力的でない(笑)。そして8歳の誕生日を過ぎたラテは日常の行動パターンを完全に飲み込んでいるからやりやすい事もある反面オトーサンたちの行動はすべてお見通しなのだ…。

※この娘はオトーサンたちの考えていることなど皆分かっているように思える
いま雨なのか天気なのかは窓から覗くこともなく気圧の変化で理解しているようだし、天気の時だと時間がくればオトーサンがパソコンの前だったり本を読んでいたりすると近寄り早く支度しろと吠えはじめる。
わざとオトーサンがラテを無視するとこの娘はオトーサンの耳の側まで近寄って大声で吠える…。幼犬時代みたいに読んでいる本に噛みついて引きちぎるようなことはしなくなったが、そのうるささには重い腰を上げざるを得ない。また遅めの昼寝でもしていれば、寝ているオトーサンの口をペロッと舐めて起こしにかかる。
仕方なくオトーサンは立ち上がり、ラテの飲み水を入れ替え、少量のオヤツを容器に入れ、散歩に必要なあれこれ一切を詰め込んだバッグを斜めがけしてラテの首輪にリードを付ける。
いつものどうということのない一連の準備だが、こうした瞬間ラテとオトーサンたちの心が通っていることがわかる。一緒にこれから散歩に出かけるという期待と嬉しさがラテの表情に端的に表れているしその喜びを笑顔でオトーサンたちに知らせている。

※トカゲでも見つけたのか、好奇心旺盛なラテ
いつもの当たり前な光景だが、あらためて考えればワンコは実に不思議な生き物だ。そりゃあ猫だって馬だって可愛がればちゃんとなつくし意思の疎通も可能だが、人にとってこれほど自然に寝起きを共に生活できる生き物はやはりワンコがダントツだろうし、だからこそ「人類最古の友」などといわれる所以なのだろう。
リードを付け、時にオトーサンは意に反して強く引いたりもするし、叱ることもあるが、ラテは無類の信頼を寄せてオトーサンたちに寄り添ってくれる。
他のワンコは分からないが、ラテにはそれなりの自己というか自我が感じられるし何が何でもオトーサンのいうことを素直に聞くというワンコではない。室内で呼んでも素直に寄ってこないこともあるし、オトーサンの膝に乗るとか身体を寄せにくるといったこともほとんどしない。
とはいえ朝に布団をかぶり惰眠をむさぼっているときなどは前記と同様に起こしにくるし、例えばラテが足を囓ったりしているとき、オトーサンが無造作に止めさせようとすると「ウウッ」と歯をむきだして不快感を表して怒るときもある。ただし幼犬時代と違い歯を当てたり噛んだりしないのはさすがだ(笑)。
そうした一連の動作や表情はとても豊かで自然にいまラテがどんな事を考えているのかが分かるのだから面白い。

※「やったあ...楽ちん」といった表情のラテ
先日も散歩の帰り道になってから相変わらず道端に腹ばいになり歩きたくないとだだをこね始めた。面白いというか大したもので観察していると例えば数メートルごとにしゃがみ込むにしてもその場は必ず日陰の場所なのだ。決して日向のエリアにしゃがみ込むことはしないのには感心してしまう。
しかしオトーサンがリードを強く引いても全力で抵抗するのだから困ってしまう。その日その時は丁度大きな橋を渡っているときだったが一部左右の木々が文字通り木陰を作っていたので涼しくそしてコンクリートの路面もヒンヤリしていたのかオトーサンがリードを軽く引いたくらいではまったく立ち上がろうともしない。
しかし2,3分その場で一休みというのなら分かるが、ラテは抵抗し続けるので可哀想だとは思うがリードを強く引き、首つり状態のように上に引っ張った…。
さすがにラテも吊るし上げられたわけで、腹ばいになったままではいられないからお座り状態になったものの、ふとオトーサンは自分の右足が変に重くなったのを感じた…。その瞬間思わず声を出して笑ってしまったのである。
なぜならラテは「そんなにリードを引かないでよ!もう少し休ませて!」とオトーサンを牽制したかったのだろう、自分の左前脚でオトーサンの右足の靴をしっかりと踏んで押さえていたのだった(笑)。

※リードを引くオトーサンの足を踏み「もっと休もうよ!」と要求する?ラテ
まあ、オトーサンもいろいろとラテと格闘しながら、叱ったりなだめたりしつつ歩かせようと努力をしているものの、最後はやはり抱っことなってしまうのが残念だ…(笑)。
仕方なくオトーサンは19kgのラテを抱き上げると、オトーサン自身には見えないが同行の女房いわくその時のラテは「やったぁ!」という表情をしているそうだ…。完全にオトーサンの負け戦である。
関東も梅雨に入ったのだから雨の日が多いのは仕方がない。しかしこの所の雨は酷すぎるし近年の天気はやはり異常気象というしかなく、降れば雷雨や突風を伴い猛烈な雨になるのだから始末が悪い。
昨年に引っ越しを決めたとき、近年の異常気象や万一の大地震を考え、木造モルタルの二階屋から鉄筋コンクリートのマンションに移ったのもそうした備えのつもりだった。勿論現在のマンションがどれほど安心安全な建物であるかは別の話だが、少なくとも強風で揺れる以前の家屋よりは安心していられる(笑)。
とはいえラテとの散歩は雨が降っても槍が降っても朝夕2度の散歩は欠かせないと考え実践してきたが雨の日はラテも出たくないらしいし実に協力的でない(笑)。そして8歳の誕生日を過ぎたラテは日常の行動パターンを完全に飲み込んでいるからやりやすい事もある反面オトーサンたちの行動はすべてお見通しなのだ…。

※この娘はオトーサンたちの考えていることなど皆分かっているように思える
いま雨なのか天気なのかは窓から覗くこともなく気圧の変化で理解しているようだし、天気の時だと時間がくればオトーサンがパソコンの前だったり本を読んでいたりすると近寄り早く支度しろと吠えはじめる。
わざとオトーサンがラテを無視するとこの娘はオトーサンの耳の側まで近寄って大声で吠える…。幼犬時代みたいに読んでいる本に噛みついて引きちぎるようなことはしなくなったが、そのうるささには重い腰を上げざるを得ない。また遅めの昼寝でもしていれば、寝ているオトーサンの口をペロッと舐めて起こしにかかる。
仕方なくオトーサンは立ち上がり、ラテの飲み水を入れ替え、少量のオヤツを容器に入れ、散歩に必要なあれこれ一切を詰め込んだバッグを斜めがけしてラテの首輪にリードを付ける。
いつものどうということのない一連の準備だが、こうした瞬間ラテとオトーサンたちの心が通っていることがわかる。一緒にこれから散歩に出かけるという期待と嬉しさがラテの表情に端的に表れているしその喜びを笑顔でオトーサンたちに知らせている。

※トカゲでも見つけたのか、好奇心旺盛なラテ
いつもの当たり前な光景だが、あらためて考えればワンコは実に不思議な生き物だ。そりゃあ猫だって馬だって可愛がればちゃんとなつくし意思の疎通も可能だが、人にとってこれほど自然に寝起きを共に生活できる生き物はやはりワンコがダントツだろうし、だからこそ「人類最古の友」などといわれる所以なのだろう。
リードを付け、時にオトーサンは意に反して強く引いたりもするし、叱ることもあるが、ラテは無類の信頼を寄せてオトーサンたちに寄り添ってくれる。
他のワンコは分からないが、ラテにはそれなりの自己というか自我が感じられるし何が何でもオトーサンのいうことを素直に聞くというワンコではない。室内で呼んでも素直に寄ってこないこともあるし、オトーサンの膝に乗るとか身体を寄せにくるといったこともほとんどしない。
とはいえ朝に布団をかぶり惰眠をむさぼっているときなどは前記と同様に起こしにくるし、例えばラテが足を囓ったりしているとき、オトーサンが無造作に止めさせようとすると「ウウッ」と歯をむきだして不快感を表して怒るときもある。ただし幼犬時代と違い歯を当てたり噛んだりしないのはさすがだ(笑)。
そうした一連の動作や表情はとても豊かで自然にいまラテがどんな事を考えているのかが分かるのだから面白い。

※「やったあ...楽ちん」といった表情のラテ
先日も散歩の帰り道になってから相変わらず道端に腹ばいになり歩きたくないとだだをこね始めた。面白いというか大したもので観察していると例えば数メートルごとにしゃがみ込むにしてもその場は必ず日陰の場所なのだ。決して日向のエリアにしゃがみ込むことはしないのには感心してしまう。
しかしオトーサンがリードを強く引いても全力で抵抗するのだから困ってしまう。その日その時は丁度大きな橋を渡っているときだったが一部左右の木々が文字通り木陰を作っていたので涼しくそしてコンクリートの路面もヒンヤリしていたのかオトーサンがリードを軽く引いたくらいではまったく立ち上がろうともしない。
しかし2,3分その場で一休みというのなら分かるが、ラテは抵抗し続けるので可哀想だとは思うがリードを強く引き、首つり状態のように上に引っ張った…。
さすがにラテも吊るし上げられたわけで、腹ばいになったままではいられないからお座り状態になったものの、ふとオトーサンは自分の右足が変に重くなったのを感じた…。その瞬間思わず声を出して笑ってしまったのである。
なぜならラテは「そんなにリードを引かないでよ!もう少し休ませて!」とオトーサンを牽制したかったのだろう、自分の左前脚でオトーサンの右足の靴をしっかりと踏んで押さえていたのだった(笑)。

※リードを引くオトーサンの足を踏み「もっと休もうよ!」と要求する?ラテ
まあ、オトーサンもいろいろとラテと格闘しながら、叱ったりなだめたりしつつ歩かせようと努力をしているものの、最後はやはり抱っことなってしまうのが残念だ…(笑)。
仕方なくオトーサンは19kgのラテを抱き上げると、オトーサン自身には見えないが同行の女房いわくその時のラテは「やったぁ!」という表情をしているそうだ…。完全にオトーサンの負け戦である。
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