ラテ飼育格闘日記(399)

雨も嫌だがこれから夏本番!ラテとの散歩は毎回大汗をかく季節になった。勿論日中の気温ピーク時に出かけることはほとんどないが、先日は2ヶ月半ぶりに美容室に連れて行った。本来予約は午後一時だったものの午前11時前にその美容室から電話があり、キャンセルが入ったが、これからおいでになれませんか?というのでオトーサンは早速ラテを連れ出した。


日中、ラテにリードを付けて連れ出すとなればラテにとって楽しい場所ではないことがほとんどだ。それでもオトーサンの急な準備にもかかわらず意外に素直にオトーサンと一緒に外に出た。
以前にも何度か泣き言を書いたが、「行きたくない」「嫌だ」と抵抗するラテを連れて出かけるのは実に大変なのだ。特に美容室に出向く時間帯は朝早くとか夕方遅くということはなくほとんどが日中だ。したがって天気がよく気温が高ければこれからの時期、大汗をかくのは必然だし逆に雨でも降れば傘をさしつつリードを引かなければならずこれまた実に大変なのである。

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※ここのところお陰様でラテは元気です!


それに以前の住居から美容室に行くにはラテがスムーズについてくるとしても約25分から30分程度はかかるうえに急勾配な階段を数階上り下りしなければならないので体調がよくないときはオトーサンも泣きが入る(笑)。その上にラテは途中で美容室に向かっていることを察知し、腹ばいになったり座り込んだりして抵抗を始めるし時には脱糞して嫌がらせまでする(笑)。また、美容室でかかる時間が例えば30分といった程度ならどこか近くのカフェなどで時間をつぶして待っていてもよい理屈だが、大体3時間程度はかかるのでやはり一端自宅に戻るしかない…。だとすれば片道30分程度の道を往復し、自宅で待機し、美容室から「終わりました」という電話を受けてからまたまた引取のため往復するわけで、一大決心をしなければならなかった。

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※このエリアは起伏が激しいから階段も多い


しかし引っ越しした現在の住居からその美容室までは信号をひとつ挟むものの50メートルほどの近距離となった。したがって今回のように急な予定変更があっても対処できるのは嬉しい…。まあ、ラテは歓迎しないだろうが(笑)。
ともかく前回は美容室のオネーサンに「ラテちゃん機嫌悪かったみたいです」と言われたが、今回は耳の具合も含めて体調がよかったし肉球も囓ったりしていなかったから美容室でもまずまず良い子だったに違いない。

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※美容室でカットしてもらったので少しはスリムに見えるかなあ…とオトーサンを見上げる(笑)


近くなったといえば動物病院も同じく50メートルもないほど近くにあったのでそこに変えることにした。病院なのでどこでもよいと言うことではないが、そこなら急な時に抱いてでも運び込むことができるし大きな病院ではないがアットホームなのが気に入った。とはいえこれまたラテはその前を通るときには尻尾が下がってしまうが…。

動物病院といえばその病院で2週間に1度アトピー抑制の飲み薬を出してもらっている。薬だけなら女房が立ち寄れば用が足りるのでラテを怖い目に合わせないで済む。そしてこの数ヶ月、耳の洗浄と治療に連れて行ったもののありがたいことに最近はオトーサンが綿棒で耳掃除しても汚れがつかないので安心していた。
ただしやはりオトーサンが出来る範囲は限られているし、たまには医者に確認してもらおうと今回散歩の帰りにその動物病院にラテと共に立ち寄った…。

医者は親身になってくれるしありがたいのだが、オトーサンたちには大きなプレッシャーがある…。それが毎回診療室に入って最初にやること…すなわち診療台にラテを乗せて体重を量ることだ(笑)。何故ならこの数ヶ月、ラテの体重を落とすと宣言しているにもかかわらず減少どころか反対に数百グラム増えているようなのだ…。
オトーサンの気分的には体重を量らないで欲しいのだが、そうもいかない(笑)。診察台が即体重計になっていることでもありむずがるラテを抱き上げて診察台に乗せるが…事実は明白(泣)。

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※相変わらず抱っこは欠かせません(爆)


続けての耳の掃除はほとんど完治したようで「これなら大丈夫ですね」と言われたので安心。女房が精算しているときオトーサンはラテと一緒に外に出て待っていたら院長先生も外の空気を吸いたかったのか勝手口から出てきた。
先生曰く「ラテちゃんファミリーの散歩している姿をたまたま見ているけど、オトーサンたちは犬の扱いではないねぇ」と笑う。続けて「ご主人は子供を通り越して孫を見る目だねぇ」という。
甘やかしすぎるという忠告だとオトーサンは自戒しながらも返す言葉がない。何しろそのときもオトーサンはラテを抱っこしていたのだから…。



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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員