小林製薬のシャツクール&ヘッドクールを試してみた

真昼にはなるべく出かけないようにしているが、愛犬の散歩で朝夕の外出は欠かせない。その際に自身の体調管理で1番の問題は大汗をかくことだ。もともと汗っかきだし、犬の散歩は意外と体力を必要とする。小一時間の散歩でも戻ってくるとシャツは文字通りのびしょ濡れでシャワーを浴びるしかない有様だ…。


とはいえこればかりはいくら暑いといっても裸で歩くわけにもいかないし、一時期は水を含んだジェルの首巻きを巻いたりもしたが使い勝手が良くないし第一効果があまり感じられない。しかし汗をかくことは体温調整にとって必要なことだとは知っているつもりだが、体力を消耗するだけでなく気力も失せる。なんとか気持ちよくモチベーションを保ちつつ散歩が出来るよい策はないかと思っていたところ、シャツやジャケットなどにスプレーすることで清涼感を保つ「シャツクール」という製品をコンビニで見つけ試しにと買ってみた。

shirtcool.jpg

※小林製薬の「シャツクール」(左の2本)とおなじく頭髪用の「ヘッドクール」(右)


最初に手に入れたのは100ml入りの小振りなスプレーボトルだが、これをシャツなどの着衣裏に吹き付けて使うものだ。エタノールにメントールを配合したものらしいが、最初はどの程度スプレーしたら自分にとって清涼感を感じられるのかわからなかったから、まずは少なめに肌着にスプレーして散歩にでかけた。

通常汗でびしょ濡れになる背中一面と胸・腹付近を中心にシャツを脱いでスプレーしたが、じわじわと冷たさを感じてくるし確かに心地よい…。しかし当然といえば当然だがこの清涼感はエアコンが効いている室内のそれとは違う。
特に初日は慣れていないこともあって些か違和感があった…。どういうことかというと、スプレーした位置・場所にムラがあったのだろうか、上半身が均等に涼しくならず、腹の一部がいやに冷たかったこと。そして当然スプレーした場所場所が涼しいわけで、”まだら清涼感” というべきか、どこか冷や汗をかいているような心持ちだった。

2日目は特に肩から背中一面をなるべく均一に濡れるようにスプレーしてみた。そして身体の前面は胸部位だけにして腹回りは冷やすのを止め、後は脇の下といった具合にしてみたら清涼感はかなり自然となったが、ふとスプレーボトルを見るとすでに2/3 近くに減っている。
吹きつけが極端だったのか、これではコストパフォーマンスが悪いものの、ケチって効果がなければ何にもならない。といいうわけで3日目はその点を考慮しながらやはり背中を中心に満遍なくスプレーした。

確かに出かける間際にスプレーすると2, 30分くらいは効果抜群だ。ただし天候および汗のかき方にもよるが、日向を歩いたり走ったりすれば汗は時間が経つにつれて多くなるのが普通なわけで、帰路の時間になるとさすがに清涼感は落ちてしまう…。
無論ボトルを持ち歩き、気がついたときに続けてスプレーすれば良いのだろうが、私本人はともかく強いメンソールの臭いは愛犬にはキツイようなので近くでスプレーするのは遠慮せざるを得ない。ともあれ要領が分かってきたし気に入ったので今度は大きめのボトルを手に入れ引き続き愛用している。やはり私の場合、Tシャツなら濡れるほどにスプレーしないと効果が得られないので280 ml 入れのボトルも朝晩使うと1週間でなくなってしまいそうだ。

その後、ネットで知った頭皮のムレや暑さ対策ができる専用品「ヘッドクール」でキャップをかぶる頭を冷やし「シャツクール」で靴下にもスプレーするなど試行錯誤を続けているが、「ヘッドクール」はあまり効果を感じない。頭髪が薄くなると効果半減するのだろうか(笑)。
「シャツクール」は腹を避ければ私にとって夏を乗り切るのに十分役に立ってくれそうなので常備しようと追加注文した次第。
この手のものは合う合わないがあると思うので全ての方にお勧めできないが、夏を健康に乗り切るために汗っかきの方…一度小さなボトルで試してみてははいかがだろうか。





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Author:mactechlab
主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員