ラテ飼育格闘日記(413)
毎日オトーサンはラテと知恵比べ、根比べ、体力比べのつもりで頑張っている。アトピーも一時みたいな大事には至っていないので喜んでいるが体重が1kgほど増え、動物病院からも美容室からも体重減を勧められ機嫌が悪いオトーサンでもある。体重がこれ以上増えては健康や足腰に問題が起きるであろうことは承知しているつもりだが、減量は大変難しい…。
散歩の途中、行き交う人から「あら、ワンちゃん栄養満点ね。何キロあるんですか?」などと無遠慮に聞かれると蹴っ飛ばしたくなる(笑)。大きなお世話だと思いながらも無視するわけにもいかず「20 kgあるんですよ」と答えざるを得ない…。無論それはこのままではまずいことを承知しているからこそだが、嗚呼…ため息が出る…。
ともあれ朝晩少々寒いと感じる季節になり、ラテは元気いっぱいだ。なにしろ1時間も歩き、やっとマンションのエントランスまで戻り、さてエレベーターに…という段階で「まだ歩きたい!」とばかり座り込んで抵抗する有様。困ったちゃんだ…。

※お陰様でラテは…太り気味だけど元気です
理想は散歩がいかに充実し、心身共に心地よい疲れと満足感が得られるかにかかっている。十分に駆けずり回るとかができればベストなんだろうが毎回毎回そうそう思った通りにはいかない。あるいは大好きな飼い主さんとか馴染みの女子などに会えればその後の歩き方も違うが、これまたオトーサンたちの思うように行くはずはない。
しかし先日は別の意味でラテは自宅に戻り、オトーサンに身体を拭いて貰った後、バタンキューという感じで寝てしまうほど気疲れしたことがあった。
夕方の散歩もそろそろ戻るタイミングを見計らっていた頃に歩道橋の上で夕焼けを眺めていると「触りたい!」という声が…。オトーサンがふと我に返ると未就学児童の女の子3人が近づいて来た。無論ラテも大歓迎だ…。

※「ワンちゃん好き〜」とラテを囲む3人の女の子
初対面の子供たちだったがラテの周りに座り込み、最初は「可愛い」「お手!」などと言いながら楽しんでいる。そのうち慣れてきたのか撫でるだけでなくラテのボディを抱きしめて「あっ、いい臭いだ!」と気勢をあげる。どうやら毎日ブラッシングする際にスプレーする香りに気がついたらしい。「ほんと?私も」と代わり番こにラテに抱きつくだけでなくその背にまたがったりとやりたい放題だ(笑)。

※ラテに抱きついている(笑)
ラテも最初のうちは正面に座り込んでくれた女子の顔を舐めたりしていたが次第に尻尾が下がってくる。とはいえ怒ったり唸ったりはしないが、ラテもストレスを感じるほど女の子たちが撫でたり頬ずりしたりを続けているからだろう。
オトーサンも「ほら、暗くなるからそろそろ帰ろうね。ワンちゃんも帰るよ」と立ち去ろうとするが女子たちは「近いから大丈夫よ」「そうよ…そうよ」と動じる気配がない(笑)。
なんとか一区切りがついたころ、「ではまた遊んでね」とラテのリードを引いたが、ラテもホッとしたような表情でアイコンタクトしてくる。オトーサンは思わず「お疲れ様!」とラテに声をかけてしまった。
3人の女子は「さようなら!」と歩道橋の上から駆け足で去って行く…。やれやれ、ラテは大変だったなあと思いながらも歩き始めたが、ラテも刺激にはなったようで些か足取りも軽くなった感じだ。
ラテと住宅街を抜けて信号を渡り、いつもの近道に入ったら…あらら、あの3人組がステップ踏みながら追いかけてきて「また逢ったね!」とラテに抱きつく(笑)。
1人の子供がオトーサンの顔横に付いているウェアブルカメラを指さして「それ何なの?」と聞く。うん、なかなか目ざといし良い質問だと思いながらオトーサンは「散歩中のワンちゃんを撮っているんだよ」と当たり障りのない返事をした。「そうかあ…」と納得したような返事の後で続けて驚くような発言が…。
「ワンちゃん死んだとき写真がないと可哀想だもんね」という。どこからそういう発想になるのか。きっと大人たちの話しを聞いて影響を受けたのだと思うが、オトーサンは「そうだよね」としか答えようがない(笑)。
無論3人は屈託なくキャーキャー騒ぎながらラテを囲むようにして歩く。ラテも感心に顔を上げて女子たちに笑顔を送っている。

※ご機嫌の笑顔でアイコンタクトするラテ
どうやらその子供たちの帰り道はオトーサンたちと一緒のようで10数分の間、オジサン1人、女の子3人そしてワンコ一匹はワイワイガヤガヤと賑やかな散歩が続いた。
小さな歩道橋を渡り団地内に入ると建物を修繕している業者の車が数台止まっていたが、時間はそろそろ作業が一段落する頃なのか、2人の若い作業員が車の前で立ち話をしていた。3人の女の子たちはその車に近づき、若いオニーサンを仰ぎ見ながら「あっ、イケメンのオニーサンだ!」と声を上げた…。オトーサンも思わず振り返ったが、当のオニーサンたちはどう反応して良いか分からなかったのだろう、見るからに照れていた(笑)。
吹き出しそうになりながらもオトーサンは踵を返してラテと自宅に向かったが、ラテは気疲れしたようで玄関で身体や足を綺麗にした後に堅いフローリングに横になって爆睡し始めた…。思わずオトーサンは再度「お疲れ様」と寝顔に頬ずりしたのだった。
散歩の途中、行き交う人から「あら、ワンちゃん栄養満点ね。何キロあるんですか?」などと無遠慮に聞かれると蹴っ飛ばしたくなる(笑)。大きなお世話だと思いながらも無視するわけにもいかず「20 kgあるんですよ」と答えざるを得ない…。無論それはこのままではまずいことを承知しているからこそだが、嗚呼…ため息が出る…。
ともあれ朝晩少々寒いと感じる季節になり、ラテは元気いっぱいだ。なにしろ1時間も歩き、やっとマンションのエントランスまで戻り、さてエレベーターに…という段階で「まだ歩きたい!」とばかり座り込んで抵抗する有様。困ったちゃんだ…。

※お陰様でラテは…太り気味だけど元気です
理想は散歩がいかに充実し、心身共に心地よい疲れと満足感が得られるかにかかっている。十分に駆けずり回るとかができればベストなんだろうが毎回毎回そうそう思った通りにはいかない。あるいは大好きな飼い主さんとか馴染みの女子などに会えればその後の歩き方も違うが、これまたオトーサンたちの思うように行くはずはない。
しかし先日は別の意味でラテは自宅に戻り、オトーサンに身体を拭いて貰った後、バタンキューという感じで寝てしまうほど気疲れしたことがあった。
夕方の散歩もそろそろ戻るタイミングを見計らっていた頃に歩道橋の上で夕焼けを眺めていると「触りたい!」という声が…。オトーサンがふと我に返ると未就学児童の女の子3人が近づいて来た。無論ラテも大歓迎だ…。

※「ワンちゃん好き〜」とラテを囲む3人の女の子
初対面の子供たちだったがラテの周りに座り込み、最初は「可愛い」「お手!」などと言いながら楽しんでいる。そのうち慣れてきたのか撫でるだけでなくラテのボディを抱きしめて「あっ、いい臭いだ!」と気勢をあげる。どうやら毎日ブラッシングする際にスプレーする香りに気がついたらしい。「ほんと?私も」と代わり番こにラテに抱きつくだけでなくその背にまたがったりとやりたい放題だ(笑)。

※ラテに抱きついている(笑)
ラテも最初のうちは正面に座り込んでくれた女子の顔を舐めたりしていたが次第に尻尾が下がってくる。とはいえ怒ったり唸ったりはしないが、ラテもストレスを感じるほど女の子たちが撫でたり頬ずりしたりを続けているからだろう。
オトーサンも「ほら、暗くなるからそろそろ帰ろうね。ワンちゃんも帰るよ」と立ち去ろうとするが女子たちは「近いから大丈夫よ」「そうよ…そうよ」と動じる気配がない(笑)。
なんとか一区切りがついたころ、「ではまた遊んでね」とラテのリードを引いたが、ラテもホッとしたような表情でアイコンタクトしてくる。オトーサンは思わず「お疲れ様!」とラテに声をかけてしまった。
3人の女子は「さようなら!」と歩道橋の上から駆け足で去って行く…。やれやれ、ラテは大変だったなあと思いながらも歩き始めたが、ラテも刺激にはなったようで些か足取りも軽くなった感じだ。
ラテと住宅街を抜けて信号を渡り、いつもの近道に入ったら…あらら、あの3人組がステップ踏みながら追いかけてきて「また逢ったね!」とラテに抱きつく(笑)。
1人の子供がオトーサンの顔横に付いているウェアブルカメラを指さして「それ何なの?」と聞く。うん、なかなか目ざといし良い質問だと思いながらオトーサンは「散歩中のワンちゃんを撮っているんだよ」と当たり障りのない返事をした。「そうかあ…」と納得したような返事の後で続けて驚くような発言が…。
「ワンちゃん死んだとき写真がないと可哀想だもんね」という。どこからそういう発想になるのか。きっと大人たちの話しを聞いて影響を受けたのだと思うが、オトーサンは「そうだよね」としか答えようがない(笑)。
無論3人は屈託なくキャーキャー騒ぎながらラテを囲むようにして歩く。ラテも感心に顔を上げて女子たちに笑顔を送っている。

※ご機嫌の笑顔でアイコンタクトするラテ
どうやらその子供たちの帰り道はオトーサンたちと一緒のようで10数分の間、オジサン1人、女の子3人そしてワンコ一匹はワイワイガヤガヤと賑やかな散歩が続いた。
小さな歩道橋を渡り団地内に入ると建物を修繕している業者の車が数台止まっていたが、時間はそろそろ作業が一段落する頃なのか、2人の若い作業員が車の前で立ち話をしていた。3人の女の子たちはその車に近づき、若いオニーサンを仰ぎ見ながら「あっ、イケメンのオニーサンだ!」と声を上げた…。オトーサンも思わず振り返ったが、当のオニーサンたちはどう反応して良いか分からなかったのだろう、見るからに照れていた(笑)。
吹き出しそうになりながらもオトーサンは踵を返してラテと自宅に向かったが、ラテは気疲れしたようで玄関で身体や足を綺麗にした後に堅いフローリングに横になって爆睡し始めた…。思わずオトーサンは再度「お疲れ様」と寝顔に頬ずりしたのだった。
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