ラテ飼育格闘日記(416)
夏場にはあれほど歩かなくて困ったラテだが、ここの所は真逆なのでまたまた困っている...。まあまあ、良く歩くこと(笑)。1時間ほどの散歩から戻ってマンションのエントランスを通過しようとするといきなり座り込み、まだ帰りたくないとダダをこねる。歩いても、歩かなくてもオトーサンを困らせる悪い娘である。
雨の日や特別オトーサンの具合が悪い時になどを別にすれば、朝夕の散歩はそれぞれ1時間程度と考えて実践してきた。無論一度外に出たからには予定通りにいかないことも多いが、そうした時間を頭に入れてオトーサンはラテのリードを引いている。しかしラテはそんなことはお構いなしだ(笑)。

※オトーサンと遊びながらご機嫌に歩くラテ
オトーサンがラテを散歩に連れ出し、歩き出す場合は当然のことながら帰り道やどの程度時間がかかるか等々を頭に入れながら進む。この季節は夕方5時前にはすでに暗くなってくるし、あの方向はいま道路工事をやっている、その道は高層住宅の修繕でいま塗料の臭いがきついから避けようといった具合に知ってる限りの情報を考慮しながら向かう場所を決めたいと思っているが、我が娘は傍若無人である(笑)。
快調に前進しているからヨシヨシと思っていると脇道からワンコが出てきたりすれば、そのワンコを追いかけようと方向転換したり、向こうの歩道に猫の姿を発見すれば車道を渡ろうとする。無論オトーサンは基本的にラテの行きたいようには歩かせない。娘の思う方向に進んでいたのでは帰ることができなくなるかも知れないからだ(笑)。それでも夏場はラテ自身が歩くのを嫌がっていたのでそうそう遠くには向かわなかったが、いやはやここのところは困るほど元気なのだ...。
ある土曜日の朝、外出する女房と一緒に散歩に出た。こうなるとまずは女房の後を追って駅まで行くことを覚悟しなければならない。問題は駅の改札で女房と別れてからどこに向かうかだ。
一応オトーサンの推薦メニューは改札前を直進して駅の反対側に回り込んで戻ってくるのが時間的にもそして通る場所も危険ではないので良いと考えている。ラテもそれをよく知っているからこれまではまずまず大人しく従ってきた。あからさまに来た道を戻るとなると抵抗するラテも一応回り道をし、時に住宅街を抜けながら戻るのは散歩としても刺激があって悪くはないはずだ。

※オヤツが欲しいとか水を飲みたいときなどは歩きながらオトーサンの足を鼻ずらでツンツンと突っつく
しかしその日はどういうわけか反対方面となる駅前公園にリードを引くラテだった。まあ土曜日だし時間がないわけではないからとオトーサンも妥協してラテの希望を問題ない範囲で叶えてやろうと足を進めた。しばらく進むかと思うとUターンしたり、クンクンしながらあっちかと思えばこっちと歩いていたが、フト気がつくとジワジワと元住んでいた住居方面に向かっていることに気がついた。
引っ越しして1年が経過したが、これまでラテに里心でもつくと困るからとあえてそちらには足を向けなかった。それをどういう気の迷いか...というより昔通った小道をあちらこちらと寄り道しながら進む様を見てオトーサンは「お前は策士よのう...」と声をかけた(笑)。
とはいえオトーサンの思い過ごしかも知れないともう少しラテの思うように歩かせ観察しているとやはり間違いなく約7年過ごした旧宅へ向かっていることは明らかだった。これはまずいとオトーサンは少々抵抗するラテを軌道修正させて戻ることにした。
なんとか騙しだましして帰路についたが約1時間半の散歩となった。まあしかし、たまにはいいか...とも思ったが翌日の日曜日はもっと大変なことになった(笑)。
日曜日の朝も女房と駅までつかず離れずといった感じで一緒に歩いたが、改札までいかずに駅ビル上のコンコースからいきなり旧宅方面に向かう歩道橋にリードを引いた。オトーサンも昨日の今日だから多少の覚悟はしていたし、旧宅の前を通ることは避けるとしてもそのまま馴染みだった公園に進めば、知り合いのワンコや飼い主さんと会えるかも知れないとそのまま進んだ。
ラテは嬉しそうだ...。時々「このまま進んでいいよね?」とでもいいたいのか、オトーサンに笑顔のアイコンタクトしながら歩く。その姿を見ているとオトーサンも嬉しくなってくる。
どうやらラテは懲りずに旧宅を目指しているらしい...。それを知ったオトーサンは馴染みだった遊歩道に沿って公園側に向かった。ラテは一瞬対抗したが、オトーサンは譲らずそのまま大きな公園脇を通り、土曜・日曜日には数匹のワンコが集う小ぶりな公園に向かった。カツラの落ち葉がまるで綿飴のような甘い香りを漂わせ、紅葉が進んでいる公園に入ったが、今回も時間が少々早いのか誰もいない...。ラテも諦めたのかリードを引くので公園を出ることにしたが、この後は素直に歩いても自宅まで40分はかかる道のりだ。

※たどり着いた公園は紅葉がだいぶ進んでいた
ラテに持参の冷たい水を飲ませて一息ついてから先を急ぐ。オトーサンは疲れが出て少々足が辛くなってきたが、前方からスマホを持ちながら歩いて来た綺麗なオネーサンがすれ違い様にラテを見てニッコリしてくれたので少し元気が出る(笑)。

※素敵な女性がすれ違い様にラテと視線を合わせてニッコリしてくれたので元気が出た(笑)
大きな公園にさしかかり、公園に沿った道をラテと黙々と歩く。後は帰るしかないわけだしラテも少し疲れ気味か、表情が硬い。しかしフト公園内を見ると、おおっ...ビーグル犬のハリーちゃんとオカーサンではないか!

※ハリーちゃん、おはよう!
オトーサンたちに気がつかれたハリーちゃんとオカーサンは早速駆けつけて下さった。勝手な言いぐさだがラテの喜びようを見ていると無理して歩いて良かったなあと思う。しゃがんで下さったハリーちゃんのオカーサンの膝を汚しながらラテはオカーサンの口元をペロペロ舐めている。耳を倒し、両眼を見開き何ともいえない...そう慈愛に満ちた目付きといったらよいのだろうか...。ラテの考えていることをそのまま理解できるわけではないが、単に喜んでいるということを超えた感覚を味わっているようにオトーサンには思えた。

※大好きなハリーちゃんのオカーサンにペロペロ攻撃だ(笑)
数分立ち話をさせていただき、ハリーちゃんと分かれたオトーサンたちは後30分くらいはかかるであろう自宅に向けて歩きに歩いた。しかしお陰様でラテの足取りは意外に軽く抱っこの要求もないままに無事戻ることが出来た。しかしこの朝の散歩はウェアラブルカメラのバッテリーが途中で切れてしまったほど長く、女房と家を出てから2時間を有に超えたこれまでで最長記録の散歩となった...。
雨の日や特別オトーサンの具合が悪い時になどを別にすれば、朝夕の散歩はそれぞれ1時間程度と考えて実践してきた。無論一度外に出たからには予定通りにいかないことも多いが、そうした時間を頭に入れてオトーサンはラテのリードを引いている。しかしラテはそんなことはお構いなしだ(笑)。

※オトーサンと遊びながらご機嫌に歩くラテ
オトーサンがラテを散歩に連れ出し、歩き出す場合は当然のことながら帰り道やどの程度時間がかかるか等々を頭に入れながら進む。この季節は夕方5時前にはすでに暗くなってくるし、あの方向はいま道路工事をやっている、その道は高層住宅の修繕でいま塗料の臭いがきついから避けようといった具合に知ってる限りの情報を考慮しながら向かう場所を決めたいと思っているが、我が娘は傍若無人である(笑)。
快調に前進しているからヨシヨシと思っていると脇道からワンコが出てきたりすれば、そのワンコを追いかけようと方向転換したり、向こうの歩道に猫の姿を発見すれば車道を渡ろうとする。無論オトーサンは基本的にラテの行きたいようには歩かせない。娘の思う方向に進んでいたのでは帰ることができなくなるかも知れないからだ(笑)。それでも夏場はラテ自身が歩くのを嫌がっていたのでそうそう遠くには向かわなかったが、いやはやここのところは困るほど元気なのだ...。
ある土曜日の朝、外出する女房と一緒に散歩に出た。こうなるとまずは女房の後を追って駅まで行くことを覚悟しなければならない。問題は駅の改札で女房と別れてからどこに向かうかだ。
一応オトーサンの推薦メニューは改札前を直進して駅の反対側に回り込んで戻ってくるのが時間的にもそして通る場所も危険ではないので良いと考えている。ラテもそれをよく知っているからこれまではまずまず大人しく従ってきた。あからさまに来た道を戻るとなると抵抗するラテも一応回り道をし、時に住宅街を抜けながら戻るのは散歩としても刺激があって悪くはないはずだ。

※オヤツが欲しいとか水を飲みたいときなどは歩きながらオトーサンの足を鼻ずらでツンツンと突っつく
しかしその日はどういうわけか反対方面となる駅前公園にリードを引くラテだった。まあ土曜日だし時間がないわけではないからとオトーサンも妥協してラテの希望を問題ない範囲で叶えてやろうと足を進めた。しばらく進むかと思うとUターンしたり、クンクンしながらあっちかと思えばこっちと歩いていたが、フト気がつくとジワジワと元住んでいた住居方面に向かっていることに気がついた。
引っ越しして1年が経過したが、これまでラテに里心でもつくと困るからとあえてそちらには足を向けなかった。それをどういう気の迷いか...というより昔通った小道をあちらこちらと寄り道しながら進む様を見てオトーサンは「お前は策士よのう...」と声をかけた(笑)。
とはいえオトーサンの思い過ごしかも知れないともう少しラテの思うように歩かせ観察しているとやはり間違いなく約7年過ごした旧宅へ向かっていることは明らかだった。これはまずいとオトーサンは少々抵抗するラテを軌道修正させて戻ることにした。
なんとか騙しだましして帰路についたが約1時間半の散歩となった。まあしかし、たまにはいいか...とも思ったが翌日の日曜日はもっと大変なことになった(笑)。
日曜日の朝も女房と駅までつかず離れずといった感じで一緒に歩いたが、改札までいかずに駅ビル上のコンコースからいきなり旧宅方面に向かう歩道橋にリードを引いた。オトーサンも昨日の今日だから多少の覚悟はしていたし、旧宅の前を通ることは避けるとしてもそのまま馴染みだった公園に進めば、知り合いのワンコや飼い主さんと会えるかも知れないとそのまま進んだ。
ラテは嬉しそうだ...。時々「このまま進んでいいよね?」とでもいいたいのか、オトーサンに笑顔のアイコンタクトしながら歩く。その姿を見ているとオトーサンも嬉しくなってくる。
どうやらラテは懲りずに旧宅を目指しているらしい...。それを知ったオトーサンは馴染みだった遊歩道に沿って公園側に向かった。ラテは一瞬対抗したが、オトーサンは譲らずそのまま大きな公園脇を通り、土曜・日曜日には数匹のワンコが集う小ぶりな公園に向かった。カツラの落ち葉がまるで綿飴のような甘い香りを漂わせ、紅葉が進んでいる公園に入ったが、今回も時間が少々早いのか誰もいない...。ラテも諦めたのかリードを引くので公園を出ることにしたが、この後は素直に歩いても自宅まで40分はかかる道のりだ。

※たどり着いた公園は紅葉がだいぶ進んでいた
ラテに持参の冷たい水を飲ませて一息ついてから先を急ぐ。オトーサンは疲れが出て少々足が辛くなってきたが、前方からスマホを持ちながら歩いて来た綺麗なオネーサンがすれ違い様にラテを見てニッコリしてくれたので少し元気が出る(笑)。

※素敵な女性がすれ違い様にラテと視線を合わせてニッコリしてくれたので元気が出た(笑)
大きな公園にさしかかり、公園に沿った道をラテと黙々と歩く。後は帰るしかないわけだしラテも少し疲れ気味か、表情が硬い。しかしフト公園内を見ると、おおっ...ビーグル犬のハリーちゃんとオカーサンではないか!

※ハリーちゃん、おはよう!
オトーサンたちに気がつかれたハリーちゃんとオカーサンは早速駆けつけて下さった。勝手な言いぐさだがラテの喜びようを見ていると無理して歩いて良かったなあと思う。しゃがんで下さったハリーちゃんのオカーサンの膝を汚しながらラテはオカーサンの口元をペロペロ舐めている。耳を倒し、両眼を見開き何ともいえない...そう慈愛に満ちた目付きといったらよいのだろうか...。ラテの考えていることをそのまま理解できるわけではないが、単に喜んでいるということを超えた感覚を味わっているようにオトーサンには思えた。

※大好きなハリーちゃんのオカーサンにペロペロ攻撃だ(笑)
数分立ち話をさせていただき、ハリーちゃんと分かれたオトーサンたちは後30分くらいはかかるであろう自宅に向けて歩きに歩いた。しかしお陰様でラテの足取りは意外に軽く抱っこの要求もないままに無事戻ることが出来た。しかしこの朝の散歩はウェアラブルカメラのバッテリーが途中で切れてしまったほど長く、女房と家を出てから2時間を有に超えたこれまでで最長記録の散歩となった...。
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