ラテ飼育格闘日記(317)
ラテ飼育格闘日記も2012年最後のアップである。年末年始といったところで普段とほとんど変わらない生活を続けるのだから代わり映えしないものの、やはりどこか気持ちの上だけでも新しい年に期待というか希望を託すのが身についているわけでワクワク感は拭えない。ともあれ来年も女房とラテ共々、健康で安全そして仲良く暮らしていきたいと願っている。
どうにもラテと顔を会わせると悲しくなってくる。アトピーの影響で身体はもとよりだが、顔や顎も痒いときがあるらしく後ろ足で掻きむしるからマズルの回りや目の周り、時に耳の内側にもひっかき傷が残っているからだ。
また傷がつかないまでも掻きむしることから毛艶がなくなり、あれほど綺麗な毛並みが荒れ、見るからに疲労した表情に見える。無論動物病院から処方された2種類の錠剤は朝晩欠かさずに飲ませているがいまのところ症状は改善されていない…。

※冷たい朝の空気を吸いながら...さあ、ラテ...散歩に行くぞ!
日常オトーサンの役目として、ラテが病的に足を噛んだり掻きむしったときにそれを止める役割が加わった(笑)。とはいえ24時間ラテと付きっきりというわけにはいかず、ほんの数分の間に出血しそれまでの苦労が水の泡という事の繰り返しなのだが…。
ラテのホームポジションは1階のリビングであり、オトーサンの仕事部屋は2階にある。これでは監視はできないからと無線の小さなカメラをリビングに設置しオトーサンの仕事部屋からラテの様子がわかるようにしている。そしてラテが病的に足をガシガシとし始めたらオトーサンは階下に降りて「ラテ、ダメ!」と制止、時には首輪に手をかけたりもする。
しかしラテもなかなか知恵者であり、モニターで頭を振っているのを見てオトーサンが階下に駆け下りると「なんでしょうか?」とでもいう風に平然と床やマッサージチェアに伏せているラテがいる。「ダルマさんが転んだ」ごっこみたいになるわけ(笑)。
オトーサンがまた2階に上がるとモニターには肉球をガシガシやっている娘の姿が…。この野郎!と、オトーサンは階段を抜き足差し足で降りてレビングを除くと「あ〜ら不思議」ラテは静かに寝ているという様を演じるのだ。

※今日はどうも乗らない足取りである(笑)
無論ラテが身体を強く掻いたり、四つ足を囓ったりするのはオトーサンと一緒の時という場合もある。そんなとき、すでに長い間ラテのそうした行動を制止してきたオトーサンでもあり「チッ!」と舌打ちをすると100%の効果はないもののラテはアクビをしながら我に返りガシガシを止めるようにもなった。ちなみにアクビは眠いときだけでなく緊張を表すという。オトーサンが割り込んできたから緊張を示しているのだ。
そうした事実を踏まえてオトーサンは無線のモニターに続き、テクノロジーで武装する第二段を考えた。
いちいち階下に降りるのは足腰が弱っているオトーサンには辛いことでもあり、ましてや娘はその上をいっており「ダルマさんが転んだ」を楽しんでいる余裕はオトーサンにない(笑)。
「チッ!」とか「ダメ!」で効果があるならこれまた仕事部屋のマイクロフォンからリビングに置いたFMラジオに声を送信すれば良いのではないか…と気がついた。早速FMトランスミッターなどを揃えてセッティングし仕事の部屋のモニターでラテが行為を始めたら手元のマイクで「こらあ!何してるぅ!」と怒鳴ることを考えた…。

※フィニッシュはオトーサンに抱っこだ。ああラクチン!
その時、ラテの様子はモニターで確認できるわけで、遅ればせながらこれは良いアイデアだと思った。
モニターを眺め、マイクを握ったオトーサンは「こらあ!」のチャンスを逃さないようにと監視をするが、こういう時に限ってラテは平然と眠りに入っている(笑)。まさか、気づかれたか(爆)。
やっと?ラテが身体を掻き始めたとき、マイクに向かって怒鳴ってみたがラテは確かに掻くのを止めて回りを見渡した。そしてオトーサンの姿がないことを確認した後でガシガシを始めたのである…。無論続けてオトーサンは舌打ちをし「ダメ!」「こらあ!」を繰り返したが敵も然る者、十数秒で声だけのオトーサンは怖くないことを知ってしまったようでまったく制止の効果はなくなったのである。また実際の声とスピーカーから発する声はワンコにとって明確に区別できるのかも知れない。
まさか実物大のオトーサンフィギュアを作るわけにもいかず(笑)、リモート制止システムは夢と消えた。
ガシガシ、カミカミ制止は寝るときもやる。オトーサンの隣にラテは寝ているがさすがにラテもオトーサンのことを疎ましく思うのだろう、常にオトーサンの顔・頭の方向にはラテのお尻がある(笑)。
顔を突き合わせ、向かい合って寝るのは嫌だというサインのようで、試しにオトーサンはラテの顔のある方向に寝直してみるとすかさずラテはまたまた反転しオトーサンにお尻を向ける。
さらにオトーサンは可愛いからと寝ながらラテの前足の先、肉球を軽く握ろうとするとラテは嫌だとばかり手を引っ込める。それもそっとではなく「嫌っ!」という声が聞こえそうな感じで手を引っ込めるのだ(泣)。

※わざとテーブルの端に大好きなオヤツを乗せると鼻で突き、そして女房に「頂戴」と哀願。無断でガブッと咥えないのはさすがである(笑)
そんなラテの姿を見ているとよかれと思って苦労しているオトーサンの制止もラテにとってはその意味を理解しているわけではないだろうから、ある種の虐待にも通じる行為なのか…とも思い、オトーサンの気持ちは暗くなる。確かに嫌われているように思える(笑)。
ただし例えば女房も一緒に駅前のカフェで一時を過ごした後、オトーサンは帰る前にとトイレに行く。
リードを女房に預けて人通りの少ない隅っこで待ってもらうが、女房に言われて気がついたことはオトーサンの姿がビルの中に消えるとラテの尻尾は垂れたままになるという。
ある時、意地悪をしてラテに気づかれないようにと近づき様子を伺ったが、確かに垂れていた尻尾はオトーサンの姿を認めた瞬間に元に戻った。やはり五月蠅い飼い主で普段は疎ましいものの、いざとなるといなければ心細いのかも知れない。
「ラテ!」と声をかけながら顔を覗き込むと、一瞬ラテの両眼はキラキラと輝くのがわかった。ハイ!オトーサンはそれで満足なのである。
どうにもラテと顔を会わせると悲しくなってくる。アトピーの影響で身体はもとよりだが、顔や顎も痒いときがあるらしく後ろ足で掻きむしるからマズルの回りや目の周り、時に耳の内側にもひっかき傷が残っているからだ。
また傷がつかないまでも掻きむしることから毛艶がなくなり、あれほど綺麗な毛並みが荒れ、見るからに疲労した表情に見える。無論動物病院から処方された2種類の錠剤は朝晩欠かさずに飲ませているがいまのところ症状は改善されていない…。

※冷たい朝の空気を吸いながら...さあ、ラテ...散歩に行くぞ!
日常オトーサンの役目として、ラテが病的に足を噛んだり掻きむしったときにそれを止める役割が加わった(笑)。とはいえ24時間ラテと付きっきりというわけにはいかず、ほんの数分の間に出血しそれまでの苦労が水の泡という事の繰り返しなのだが…。
ラテのホームポジションは1階のリビングであり、オトーサンの仕事部屋は2階にある。これでは監視はできないからと無線の小さなカメラをリビングに設置しオトーサンの仕事部屋からラテの様子がわかるようにしている。そしてラテが病的に足をガシガシとし始めたらオトーサンは階下に降りて「ラテ、ダメ!」と制止、時には首輪に手をかけたりもする。
しかしラテもなかなか知恵者であり、モニターで頭を振っているのを見てオトーサンが階下に駆け下りると「なんでしょうか?」とでもいう風に平然と床やマッサージチェアに伏せているラテがいる。「ダルマさんが転んだ」ごっこみたいになるわけ(笑)。
オトーサンがまた2階に上がるとモニターには肉球をガシガシやっている娘の姿が…。この野郎!と、オトーサンは階段を抜き足差し足で降りてレビングを除くと「あ〜ら不思議」ラテは静かに寝ているという様を演じるのだ。

※今日はどうも乗らない足取りである(笑)
無論ラテが身体を強く掻いたり、四つ足を囓ったりするのはオトーサンと一緒の時という場合もある。そんなとき、すでに長い間ラテのそうした行動を制止してきたオトーサンでもあり「チッ!」と舌打ちをすると100%の効果はないもののラテはアクビをしながら我に返りガシガシを止めるようにもなった。ちなみにアクビは眠いときだけでなく緊張を表すという。オトーサンが割り込んできたから緊張を示しているのだ。
そうした事実を踏まえてオトーサンは無線のモニターに続き、テクノロジーで武装する第二段を考えた。
いちいち階下に降りるのは足腰が弱っているオトーサンには辛いことでもあり、ましてや娘はその上をいっており「ダルマさんが転んだ」を楽しんでいる余裕はオトーサンにない(笑)。
「チッ!」とか「ダメ!」で効果があるならこれまた仕事部屋のマイクロフォンからリビングに置いたFMラジオに声を送信すれば良いのではないか…と気がついた。早速FMトランスミッターなどを揃えてセッティングし仕事の部屋のモニターでラテが行為を始めたら手元のマイクで「こらあ!何してるぅ!」と怒鳴ることを考えた…。

※フィニッシュはオトーサンに抱っこだ。ああラクチン!
その時、ラテの様子はモニターで確認できるわけで、遅ればせながらこれは良いアイデアだと思った。
モニターを眺め、マイクを握ったオトーサンは「こらあ!」のチャンスを逃さないようにと監視をするが、こういう時に限ってラテは平然と眠りに入っている(笑)。まさか、気づかれたか(爆)。
やっと?ラテが身体を掻き始めたとき、マイクに向かって怒鳴ってみたがラテは確かに掻くのを止めて回りを見渡した。そしてオトーサンの姿がないことを確認した後でガシガシを始めたのである…。無論続けてオトーサンは舌打ちをし「ダメ!」「こらあ!」を繰り返したが敵も然る者、十数秒で声だけのオトーサンは怖くないことを知ってしまったようでまったく制止の効果はなくなったのである。また実際の声とスピーカーから発する声はワンコにとって明確に区別できるのかも知れない。
まさか実物大のオトーサンフィギュアを作るわけにもいかず(笑)、リモート制止システムは夢と消えた。
ガシガシ、カミカミ制止は寝るときもやる。オトーサンの隣にラテは寝ているがさすがにラテもオトーサンのことを疎ましく思うのだろう、常にオトーサンの顔・頭の方向にはラテのお尻がある(笑)。
顔を突き合わせ、向かい合って寝るのは嫌だというサインのようで、試しにオトーサンはラテの顔のある方向に寝直してみるとすかさずラテはまたまた反転しオトーサンにお尻を向ける。
さらにオトーサンは可愛いからと寝ながらラテの前足の先、肉球を軽く握ろうとするとラテは嫌だとばかり手を引っ込める。それもそっとではなく「嫌っ!」という声が聞こえそうな感じで手を引っ込めるのだ(泣)。

※わざとテーブルの端に大好きなオヤツを乗せると鼻で突き、そして女房に「頂戴」と哀願。無断でガブッと咥えないのはさすがである(笑)
そんなラテの姿を見ているとよかれと思って苦労しているオトーサンの制止もラテにとってはその意味を理解しているわけではないだろうから、ある種の虐待にも通じる行為なのか…とも思い、オトーサンの気持ちは暗くなる。確かに嫌われているように思える(笑)。
ただし例えば女房も一緒に駅前のカフェで一時を過ごした後、オトーサンは帰る前にとトイレに行く。
リードを女房に預けて人通りの少ない隅っこで待ってもらうが、女房に言われて気がついたことはオトーサンの姿がビルの中に消えるとラテの尻尾は垂れたままになるという。
ある時、意地悪をしてラテに気づかれないようにと近づき様子を伺ったが、確かに垂れていた尻尾はオトーサンの姿を認めた瞬間に元に戻った。やはり五月蠅い飼い主で普段は疎ましいものの、いざとなるといなければ心細いのかも知れない。
「ラテ!」と声をかけながら顔を覗き込むと、一瞬ラテの両眼はキラキラと輝くのがわかった。ハイ!オトーサンはそれで満足なのである。
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