バード電子、iPhone 6 Plus用本革製ラヂオケース使用レポート

愛用のiPhone 6 Plusを常時携帯するためにベルトクリップ式のケースを探した結果やっと先般トリニティ社の横型ケースを使うようになった。そして今般その登場を待っていたバード電子の本革縦型ケース「ラヂオケース Tr-6 Plus」がリリースされたので早速注文した次第。


ラヂオケースとはバード電子が昭和30年のトランジスタラジオのケースをイメージしてデザインしたもので、最初はiPod用として製作された製品だった。その後ベルトフックタイプに変更してiPhone用として製品化し現在に至っている。
私自身も2011年から愛用し続けておりiPhone 6 Plusに機種変更するiPhone 5Sもずっとこのラヂオケースだった。

Tr-6 Plus_01

※バード電子、iPhone 6 Plus用本革製「ラヂオケース Tr-6 Plus」


しかしサイズがまったく違うiPhone 6 Plusだからして継続利用は諦めるしかなく、一日も早くiPhone 6 Plus用の製品をリリースして欲しいと待っていた一人である。
「ラヂオケース Tr-6 Plus」のデザインは従来のものを踏襲しているが、材質や縫製については改良されているという。特に大型のiPhone 6 Plus用のベルトクリップケースにはその形状からか横型のケースが多いように思うが、当該製品は従来通りの縦型であり、手慣れた使い勝手を待ち望んでいたユーザーには朗報であろう。

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※「ラヂオケース Tr-6 Plus」とこれまで愛用してきたiPhone 5用のラヂオケース。随分と傷だらけだが本来ならまだまだ安心して使える


今回リリースされたiPhone 6 PlusならびにiPhone 6用の製品には私が購入した合成タンニンにより仕上げられたブラック仕様(Tr-6PlusB)の他に「マレンマ」というベジタブルタンニンを使った赤茶仕様(Tr-6PlusX)がある。
届いたラヂオケースを早速ベルトに通し、クリアケースの背面にこれまたバード電子のTOTTEを貼り付けたiPhone 6 Plusを収納してみたが余裕で出し入れができる。ウェブページの説明によれば厚めのケースでなければ各社のケースを付けたままラヂオケースに収納できるようだ。

>Tr-6 Plus_04

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※iPhone 6 Plusにクリアケースを付け、バード電子製のTOTTEを付けたままで収納可能(上)。iPhone 6 Plusを入れてカバーを閉めた例(下)


続いて実際にベルトに取り付けてみた。その印象だが、確かにiPhone 5用のケースサイズとは違ってかなり大きくなったものの背面の取り付け用ループの位置が絶妙なこともあり、心配していたような立ち振る舞い時に邪魔になるようなこともないことが分かった。
ケースに収納後、スナップカバーで落ちないように留める仕様だが、全てが長く使ってきた手慣れた作りだけに違和感がなくて素晴らしい。

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※確かにサイズは大きいが実際にベルトに装着して見ると具合はよろしい


ただしデザインが同じとはいってもTr-6Plusはフロント側の別ポケットもサイズが大きい分だけ実用的だと思うし、内側を確認したらカードサイズの内ポケットも付いていた。ここに各種カード類や名刺といった類を常備しておくことができるのもありがたい。

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※フロントのポケット内にさらに小さなポケットがあった


そして確かにその本革の風合いもワンランク上がったことが分かる上質なもので、その丁寧な縫製と共に長く愛用できる逸品である。ということで縦型のベルトケースを望んでいた方にはお勧めである。

iPhone 6 & Plus用本革製ラヂオケース



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主宰は松田純一。1989年Macのソフトウェア開発専門のコーシングラフィックシステムズ社設立、代表取締役就任 (2003年解散)。1999年Apple WWDC(世界開発者会議)で日本のデベロッパー初のApple Design Award/Best Apple Technology Adoption (最優秀技術賞) 受賞。

2000年2月第10回MACWORLD EXPO/TOKYOにおいて長年業界に対する貢献度を高く評価され、主催者からMac Fan MVP’99特別賞を授与される。著書多数。音楽、美術、写真、読書を好み、Macと愛犬三昧の毎日。2017年6月3日、時代小説「首巻き春貞 - 小石川養生所始末」を上梓(電子出版)。続けて2017年7月1日「小説・未来を垣間見た男 スティーブ・ジョブズ」を電子書籍で公開。また直近では「木挽町お鶴捕物控え」を発表している。
2018年春から3Dプリンターを複数台活用中であり2021年からはレーザー加工機にも目を向けている。ゆうMUG会員