ラテ飼育格闘日記(425)
過日の転倒では幸い目立った怪我もせず済んだが、どうしたことかしばらく忘れていたぎっくり腰が再発して苦しんでいる。やはり椅子に座っている時間が長いのが原因のひとつかと思うが、腰と左膝にサポーターを付けて散歩に出るものの特に歩き始めは辛い…。
毎日ラテと一緒の部屋で寝起きし生活を共にしていることが普通になってしまったが、あらためて考えてみると不思議というか、凄いことなんだと思わざるを得ない。それも小動物や鳥類のようにカゴや檻に入っているのではなく我が家の場合は基本的に3LDKのどこへでも行き来できるようにしている。
勿論オトーサンたちの都合で危ないと思うときにはドアを閉めてガードもするが、オカーサンの部屋で横になったり、オトーサンの仕事部屋に腹ばいになってこちらの様子をうかがったり、リビングテーブル下でイビキをかいたり、和室の窓際にあるラテ用マットで爆睡したりと自由きままだ(笑)。さらに布団を敷くとオトーサンの布団の上で仮眠をはじめるときもある。

※何を思うのか...? ラテ!
しかしラテを飼い始めたとき、それこそ右も左も分からなかったから数冊のトレーニング本を読み、クレート(ケージ)で寝かせ、常駐のエリアは狭くすべしというような注意をそのまま採用していた。それはどうやらワンコが自分のテリトリーが広いと落ち着かず様々なトラブルに繋がるからということだった。
勿論飼い主が外出する際にはクレートにワンコを入れておくことでワンコも落ち着くし危険を避けることができるという理屈だった。
あるいはトイレシートをクレートの近くに置き、全体を大きな柵で囲めばベスト…といった内容の本もあった。外に散歩へ連れ出す以外はその中で一日を過ごすべきということだったが、すぐに疑問が頭をもたげてきた。

※朝日がラテファミリーの長い影を作る
いくらワンコでも寝起きする、あるいはそこで食事をする場所の近くにトイレがあって良いものか…。ワンコはきれい好きであって寝起きするクレート内で粗相をすることはほとんどないし、そんなワンコがクレートの隣にトイレシートがある環境を良しとするはずもないと思った。ただしそれは随分と後になって確信したわけで1年ほどはトレーニング本のとおりの環境を作っていた。
ラテは黙して語らずなので真意は不明だが、トイレシートで用を足さなくなったのはクレートの隣にシートがあったからではなかったか…。そしてそもそもラテは最初からいわゆるオトーサンたちが出かけることでパニックになるという分離不安症状は示さなかった。
トレーニング本によれば飼い主はワンコに気づかれないようにそっと出て、戻ったときにワンコが飛びついても無視すべし…などとあったが、どう見ても可笑しな理屈だと思った。
だから出かけるときには「ラテ、行ってくるよ」と声をかけて出て、戻ったときに喜んで飛びつくようなことがあればしっかりと抱きしめてやることにした。

※オカーサンにアイコンタクトしながら歩くラテ
だからというわけでもないのだろうが、いまはオトーサンが出かけようとしても追わないし戻ったときも…コンビニに行くなど留守にした時間が短いときなどは玄関のドアを開けてもお尻を向けたまま寝ている(笑)。
アトピーが酷い時期には大変だったが、いまはまったく手のかからない良い子である。日中オトーサンと一緒のときにはそのほとんどは場所を変えながら寝ている。そして凄いと思うのはオトーサンが昼ご飯をリビングで食べる時も和室で寝たままの場合とノソノソと起きてオトーサンの足元にお座りして「頂戴」とでもいうように見上げている場合があるが、その違いはオトーサンのメニューによるのだ…。
オトーサンの昼ご飯が大してバリエーションがない証明みたいなものだが、ラテはお裾分けしてもらえるメニューなのかダメなのかを臭いで学習したようで、ラテにあげられない食べ物のときはまず寄ってこない。
要はラテを飼い始めて2,3年までは常に娘の様子を意識していた。粗相をしていないか、危険なものを口にしていないか、肉球を噛んで血をだしていないか、家具などを噛んで壊していないか…等々と。ワンコは人とは違うからしてそれなりの気遣いが必要だと自分に言い聞かせて神経を使っていたがこの1,2年はそうした意識はほとんどなくなった…。

※散歩から帰り、身体を拭く前に顔をオトーサンの両手に包み込むとうっとりした表情になるラテ
確かにラテはオトーサンたちと姿形はまったく違う。しかし同じ部屋で一緒に生活している文字通りの家族である。滅多なことはやらかさないという信頼もできたしラテの習性にも馴染んだということか。そしてラテはラテでやってはいけないことを理解している。
例えば散歩の時に大好きなオヤツを入れて持ち運ぶ容器が手の届く場所にあっても、容器に入ったオヤツは決して狙わないのだ。実験したことはないが、容器の蓋を開けたままで放置すればラテは食べてよいと判断するだろうが、蓋が閉まっていればそれを開けてまで中身を狙うことはしない。これはなかなか凄いことだとオトーサンは考えている。
勿論そうしたものを狙えばオトーサンからこっぴどく叱られることをよく理解しているからだろう。ともあれオカーサンとラテが寝ている寝室にオトーサンも支度をして入り、自分の布団の中に横たわるとオカーサンとラテが言い合わせたように軽いイビキをかいている…。なにかと厳しい世の中だが、1人と一匹の寝顔はオトーサンにとってささやかな幸せを感じる一瞬なのだ。
毎日ラテと一緒の部屋で寝起きし生活を共にしていることが普通になってしまったが、あらためて考えてみると不思議というか、凄いことなんだと思わざるを得ない。それも小動物や鳥類のようにカゴや檻に入っているのではなく我が家の場合は基本的に3LDKのどこへでも行き来できるようにしている。
勿論オトーサンたちの都合で危ないと思うときにはドアを閉めてガードもするが、オカーサンの部屋で横になったり、オトーサンの仕事部屋に腹ばいになってこちらの様子をうかがったり、リビングテーブル下でイビキをかいたり、和室の窓際にあるラテ用マットで爆睡したりと自由きままだ(笑)。さらに布団を敷くとオトーサンの布団の上で仮眠をはじめるときもある。

※何を思うのか...? ラテ!
しかしラテを飼い始めたとき、それこそ右も左も分からなかったから数冊のトレーニング本を読み、クレート(ケージ)で寝かせ、常駐のエリアは狭くすべしというような注意をそのまま採用していた。それはどうやらワンコが自分のテリトリーが広いと落ち着かず様々なトラブルに繋がるからということだった。
勿論飼い主が外出する際にはクレートにワンコを入れておくことでワンコも落ち着くし危険を避けることができるという理屈だった。
あるいはトイレシートをクレートの近くに置き、全体を大きな柵で囲めばベスト…といった内容の本もあった。外に散歩へ連れ出す以外はその中で一日を過ごすべきということだったが、すぐに疑問が頭をもたげてきた。

※朝日がラテファミリーの長い影を作る
いくらワンコでも寝起きする、あるいはそこで食事をする場所の近くにトイレがあって良いものか…。ワンコはきれい好きであって寝起きするクレート内で粗相をすることはほとんどないし、そんなワンコがクレートの隣にトイレシートがある環境を良しとするはずもないと思った。ただしそれは随分と後になって確信したわけで1年ほどはトレーニング本のとおりの環境を作っていた。
ラテは黙して語らずなので真意は不明だが、トイレシートで用を足さなくなったのはクレートの隣にシートがあったからではなかったか…。そしてそもそもラテは最初からいわゆるオトーサンたちが出かけることでパニックになるという分離不安症状は示さなかった。
トレーニング本によれば飼い主はワンコに気づかれないようにそっと出て、戻ったときにワンコが飛びついても無視すべし…などとあったが、どう見ても可笑しな理屈だと思った。
だから出かけるときには「ラテ、行ってくるよ」と声をかけて出て、戻ったときに喜んで飛びつくようなことがあればしっかりと抱きしめてやることにした。

※オカーサンにアイコンタクトしながら歩くラテ
だからというわけでもないのだろうが、いまはオトーサンが出かけようとしても追わないし戻ったときも…コンビニに行くなど留守にした時間が短いときなどは玄関のドアを開けてもお尻を向けたまま寝ている(笑)。
アトピーが酷い時期には大変だったが、いまはまったく手のかからない良い子である。日中オトーサンと一緒のときにはそのほとんどは場所を変えながら寝ている。そして凄いと思うのはオトーサンが昼ご飯をリビングで食べる時も和室で寝たままの場合とノソノソと起きてオトーサンの足元にお座りして「頂戴」とでもいうように見上げている場合があるが、その違いはオトーサンのメニューによるのだ…。
オトーサンの昼ご飯が大してバリエーションがない証明みたいなものだが、ラテはお裾分けしてもらえるメニューなのかダメなのかを臭いで学習したようで、ラテにあげられない食べ物のときはまず寄ってこない。
要はラテを飼い始めて2,3年までは常に娘の様子を意識していた。粗相をしていないか、危険なものを口にしていないか、肉球を噛んで血をだしていないか、家具などを噛んで壊していないか…等々と。ワンコは人とは違うからしてそれなりの気遣いが必要だと自分に言い聞かせて神経を使っていたがこの1,2年はそうした意識はほとんどなくなった…。

※散歩から帰り、身体を拭く前に顔をオトーサンの両手に包み込むとうっとりした表情になるラテ
確かにラテはオトーサンたちと姿形はまったく違う。しかし同じ部屋で一緒に生活している文字通りの家族である。滅多なことはやらかさないという信頼もできたしラテの習性にも馴染んだということか。そしてラテはラテでやってはいけないことを理解している。
例えば散歩の時に大好きなオヤツを入れて持ち運ぶ容器が手の届く場所にあっても、容器に入ったオヤツは決して狙わないのだ。実験したことはないが、容器の蓋を開けたままで放置すればラテは食べてよいと判断するだろうが、蓋が閉まっていればそれを開けてまで中身を狙うことはしない。これはなかなか凄いことだとオトーサンは考えている。
勿論そうしたものを狙えばオトーサンからこっぴどく叱られることをよく理解しているからだろう。ともあれオカーサンとラテが寝ている寝室にオトーサンも支度をして入り、自分の布団の中に横たわるとオカーサンとラテが言い合わせたように軽いイビキをかいている…。なにかと厳しい世の中だが、1人と一匹の寝顔はオトーサンにとってささやかな幸せを感じる一瞬なのだ。
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