ラテ飼育格闘日記(431)
ラテと日々一緒に生活して丸8年が過ぎた。ワンコのビギナーだったオトーサンもその間に様々な事を経験したと同時に幾多の本などからも大いに学び、このワンコという生き物についての造詣を深めたつもりだ。したがって日常ラテの仕草や行動についてはかなり知り得たものと自負しているがいまだに不明なこともある。
いくら表情豊かだといっても人の言葉を話さないからしてラテの心情は推し量るしかないが、場合によっては足を怪我したふりして引きずるといった “演技” までするというワンコだから、人間同様その本心を知るのは簡単ではない。しかし通常はまさしく楽しいときには楽しそうな表情をするし、つまらない時には実に無愛想な表情をしつつ、その歩き方ひとつにおいてもその気持ちが正直に表れるのは面白い。

※表情豊かなのは相変わらずだが、ラテも顔中に白いものが増えた...
そんなラテではあるが、その本心というか…なぜそうした行動を取るのかいまだに分からないこともある。今回はそんなお話しをしてみたい…。
まず1つ目だが、幼児期にはどんなオモチャを好むのかが分からなかったから、それこそ様々なワンコ用のオモチャを買ってみては与えた。テニスボールくらいのゴムボールから子供用のバスケットボールほどの大きなボール、音が出るものや周りにオヤツを差し込むことができるボールなどなど。
また太めの縄の束をラテが咥えてオトーサンたちと引っ張りごっこするやつ、木製の棒状で囓って食べてしまっても大丈夫というやつなどはもとより、甘噛みする時代にはペットボトルやスリッパもオトーサンたちの思いとは別に牙の生えた娘のオモチャとなった。
そうした幾多の経験から娘が好むオモチャの傾向が次第にオトーサンにも分かってきたが、犬用ではない適度なサイズの縫いぐるみも彼女の好みの1つだと分かったものの、何しろ消耗が激しい(笑)。

※色々なパッケージは絶好のオモチャになる。おい、ラテ...それ買ったばかりのApple TVの箱だぞ!
そんな移り気のラテだが、面白いことに天然ゴム製の小ぶりなボールは子犬時代からずっと好んでいる。口に咥えてグチャグチャと潰し、頭をひねって放り投げ、それを追いかけて前脚ではじき、マズルで潰して跳ね上げまた追いかけるといったひとり遊びをする。たまにはオトーサンが放り投げるとそれをダイレクトキャッチして得意そうに持ってくる。ということでこの古びたボールはラテの大のお気に入りなのだ。
そのボールの扱いだが、不思議なことがある…。例えばオトーサンが散歩の準備を終えて「ラテ、散歩に行くからおいで!」と呼ぶ。あるいはオカーサンが会社から帰ってきてドアを開ける…といった、いわばお気に入りの行動…すなわちオトーサンにリードをつけてもらう段とか帰ってきたオカーサンに飛びつくといった段になるとなぜかそのボールを取りに行き「フガフガ」と得意そうに、あるいはこれ見よがしに咥え始めるのだ。
この行為はなにを意味するのかがいまだに分からない…。無論推測はできる。
例えばオトーサンたちに慌ただしく呼ばれたラテは「アタシもいま忙しいのよ」とデモンストレーションしているのか、あるいは大好きなボールを咥えて見せることでオトーサンたちに喜びの一端を行動で見せているのか…。
ストレートに考えれば散歩に出たくて待っていたのなら、一秒でも早く外に出たいと行動すればよいものを、その瞬間になってボールを探して咥えてくるという行為は何の意味・意図があるのか、オトーサンの探求は続く(笑)。

※ラテはこのワンコには不思議と出会った最初からモーションをかけるが、残念ながら相手にその気がない...(泣)
さて2つ目のミステリー(大げさ)だが、これはオトーサンとラテの間に横たわる根の深い問題に違いない。
例えば朝に目を覚ましたオトーサンは身支度をしながらラテを起こしたりかまったりする。このとき例えば「ラテ、オカーサンにチューは?」というとむっくりと起き上がり、ラテは素直に女房に近づいてその口元をペロリとする。オカーサンが嫌がるほど執拗に顔を舐めて起こそうとするときもある。それらはまあ日課みたいなものだ(笑)。しかし「オトーサンにチューは?」というとラテは奇異な行動を取る…。
まず素直にオトーサンにチューはしない。絶対にしない...(笑)。一瞬オトーサンに近づくものの、その太めの身体をよじるようにして顔を近づけるのを避けるだけでなくまだ片付けていない掛け布団などに頭を突っ込み、「クウ、ハア、グウ」といった声を出しながらマズルで横穴でも掘るような行為を繰り返し布団をめくり上げる。
オトーサンがくどく「チューは?!」と迫るとその行為がより激しくなるのだ…。

※「ラテ、お前は小顔だねぇ」とオトーサン。「身体が太いのよ」とオカーサン(爆)
そのタイミングと動作はオトーサンから見るとまるで照れて一時しのぎの誤魔化しの動作に思える。(なぜか)オトーサンとチューはしたくないが、あからさまにそっぽを向くのも角が立つからと…そこにある布団に頭を突っ込んで誤魔化そう…といった感じか(笑)。
勿論ワンコならではの意味があるのかも知れないが、これまた現時点でのミステリーなのだ。
それにしても…だ。オカーサンはもとより、散歩中に出会った初対面の子供たちでさえその口元を舐めようとするラテなのだが、なぜオトーサンとチューするのが嫌なのだろう…(爆)。これが最大のミステリー…いや問題なのだ。
いくら表情豊かだといっても人の言葉を話さないからしてラテの心情は推し量るしかないが、場合によっては足を怪我したふりして引きずるといった “演技” までするというワンコだから、人間同様その本心を知るのは簡単ではない。しかし通常はまさしく楽しいときには楽しそうな表情をするし、つまらない時には実に無愛想な表情をしつつ、その歩き方ひとつにおいてもその気持ちが正直に表れるのは面白い。

※表情豊かなのは相変わらずだが、ラテも顔中に白いものが増えた...
そんなラテではあるが、その本心というか…なぜそうした行動を取るのかいまだに分からないこともある。今回はそんなお話しをしてみたい…。
まず1つ目だが、幼児期にはどんなオモチャを好むのかが分からなかったから、それこそ様々なワンコ用のオモチャを買ってみては与えた。テニスボールくらいのゴムボールから子供用のバスケットボールほどの大きなボール、音が出るものや周りにオヤツを差し込むことができるボールなどなど。
また太めの縄の束をラテが咥えてオトーサンたちと引っ張りごっこするやつ、木製の棒状で囓って食べてしまっても大丈夫というやつなどはもとより、甘噛みする時代にはペットボトルやスリッパもオトーサンたちの思いとは別に牙の生えた娘のオモチャとなった。
そうした幾多の経験から娘が好むオモチャの傾向が次第にオトーサンにも分かってきたが、犬用ではない適度なサイズの縫いぐるみも彼女の好みの1つだと分かったものの、何しろ消耗が激しい(笑)。

※色々なパッケージは絶好のオモチャになる。おい、ラテ...それ買ったばかりのApple TVの箱だぞ!
そんな移り気のラテだが、面白いことに天然ゴム製の小ぶりなボールは子犬時代からずっと好んでいる。口に咥えてグチャグチャと潰し、頭をひねって放り投げ、それを追いかけて前脚ではじき、マズルで潰して跳ね上げまた追いかけるといったひとり遊びをする。たまにはオトーサンが放り投げるとそれをダイレクトキャッチして得意そうに持ってくる。ということでこの古びたボールはラテの大のお気に入りなのだ。
そのボールの扱いだが、不思議なことがある…。例えばオトーサンが散歩の準備を終えて「ラテ、散歩に行くからおいで!」と呼ぶ。あるいはオカーサンが会社から帰ってきてドアを開ける…といった、いわばお気に入りの行動…すなわちオトーサンにリードをつけてもらう段とか帰ってきたオカーサンに飛びつくといった段になるとなぜかそのボールを取りに行き「フガフガ」と得意そうに、あるいはこれ見よがしに咥え始めるのだ。
この行為はなにを意味するのかがいまだに分からない…。無論推測はできる。
例えばオトーサンたちに慌ただしく呼ばれたラテは「アタシもいま忙しいのよ」とデモンストレーションしているのか、あるいは大好きなボールを咥えて見せることでオトーサンたちに喜びの一端を行動で見せているのか…。
ストレートに考えれば散歩に出たくて待っていたのなら、一秒でも早く外に出たいと行動すればよいものを、その瞬間になってボールを探して咥えてくるという行為は何の意味・意図があるのか、オトーサンの探求は続く(笑)。

※ラテはこのワンコには不思議と出会った最初からモーションをかけるが、残念ながら相手にその気がない...(泣)
さて2つ目のミステリー(大げさ)だが、これはオトーサンとラテの間に横たわる根の深い問題に違いない。
例えば朝に目を覚ましたオトーサンは身支度をしながらラテを起こしたりかまったりする。このとき例えば「ラテ、オカーサンにチューは?」というとむっくりと起き上がり、ラテは素直に女房に近づいてその口元をペロリとする。オカーサンが嫌がるほど執拗に顔を舐めて起こそうとするときもある。それらはまあ日課みたいなものだ(笑)。しかし「オトーサンにチューは?」というとラテは奇異な行動を取る…。
まず素直にオトーサンにチューはしない。絶対にしない...(笑)。一瞬オトーサンに近づくものの、その太めの身体をよじるようにして顔を近づけるのを避けるだけでなくまだ片付けていない掛け布団などに頭を突っ込み、「クウ、ハア、グウ」といった声を出しながらマズルで横穴でも掘るような行為を繰り返し布団をめくり上げる。
オトーサンがくどく「チューは?!」と迫るとその行為がより激しくなるのだ…。

※「ラテ、お前は小顔だねぇ」とオトーサン。「身体が太いのよ」とオカーサン(爆)
そのタイミングと動作はオトーサンから見るとまるで照れて一時しのぎの誤魔化しの動作に思える。(なぜか)オトーサンとチューはしたくないが、あからさまにそっぽを向くのも角が立つからと…そこにある布団に頭を突っ込んで誤魔化そう…といった感じか(笑)。
勿論ワンコならではの意味があるのかも知れないが、これまた現時点でのミステリーなのだ。
それにしても…だ。オカーサンはもとより、散歩中に出会った初対面の子供たちでさえその口元を舐めようとするラテなのだが、なぜオトーサンとチューするのが嫌なのだろう…(爆)。これが最大のミステリー…いや問題なのだ。
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