ラテ飼育格闘日記(309)
ここのところ、ラテが身体を掻く回数がまた増えてきたので心配である。本来なら様子を見ながら毎日の薬を減らしたいと考えていたが、この調子ではそうもいかなくなってきた。先日散歩途中で出会ったお馴染みの飼い主さんいわく、ご自身花粉症だそうだが、最近は秋の植物のせいか症状が少し出てきたのでラテもそうしたことが原因かも知れないと言ってくださったが…。
アトピーを除けばちょっと太めだけど健康なラテだから天気の良いときの散歩は歩きたくて、そして時には走りたくて仕方がないようだ。
特に自宅を出た瞬間は走りたいようでオトーサンも100メートル程度はラテと伴走しなくてはならないから大変である。無論リードを引いて「走るのはダメ」といえばそれで済むが、外に出たときくらい走りたい場合には少しでも思いを叶えさせたいと無理するオトーサンなのである。

※アトピー以外はお陰様でラテは元気なのです
興が乗れば遊歩道を早足で歩き、階段を登るときにも駆け上がる…。それについていかなければならないオトーサンは大変だが、階段を登り切ったときに数歩遅れるオトーサンを振り返り「大丈夫?」とでもいうような笑顔をされるとオトーサンは幸せな気分になるのだ(笑)。
何しろ幼犬時代から2歳程度までは公園にいけば喜んでボール遊びに興じていたものだ。オトーサンが投げたボールを嬉々として咥え戻ってくるその表情は得意そうだった。

※どうです。なかなか魅力的な太ももでしょ(笑)
それがその後、ボール遊びには興味を示さなくなったし馴染みのワンコに出会ってもこれまた以前のように身体をぶつけながら遊ぶこともしなくなった。しかし臆病ながらも好奇心は旺盛なようだから新しい道やこれまで足を踏み入れていない場所に行きたがる。
臆病といえば、先日いつもの公園にいたる歩道を直進していたら中程で水道工事のため数人のヘルメットをかぶった男たちがまとまって作業をしているところに出くわした。
無論道の半分は通れるように空けてあるから通行には問題ないが、それらの人たちを見た瞬間ラテは文字通り踵を返すようにUターンしてリードを引くのには笑ってしまった。
オトーサンが「大丈夫だよ」となだめながら進もうとしたが、尻尾は下がりガンとして嫌だという。いまだに警察官とか警備員そしてこうした工事作業員の人たちの作業服姿は苦手なようで、向こうが1人だと吠えるだけだが数人もまとまっていると恐れを成してか逃げ出すのだから可笑しい。
なにかトラウマがあるのかも知れないが、朝の散歩でたまたま駅前交番の前を通るとき、わざわざ交番近くにまで寄ってから立っている警察官に向かって吠えるのだから困った娘である。
さて外で遊ばなくなった分、家の中で遊びを要求するようになった。勿論リビングとキッチンを合わせたって狭い場所だから思いっきり走り回ることはできないしテーブルや椅子なども置いてあるわけで外での遊びをそのまま持ち込むわけにはいかない。それに以前物の本によれば、自宅でボール遊びなどはするべきではないということが書かれていた。
なぜなら、家の中は遊び場ではないから…という理由だ。しかし狭い場所でも工夫すれば外とは違った意味で集中した頭脳遊びができるとオトーサンは考えているし、それは決してマイナスには働かないと思っている。
ワンコにもよるだろうがラテは前記したように観察していると他のワンコ以上に臆病というか警戒心が強い。
例えば散歩の途中、オトーサンがしゃがみ込んでペットボトルからの水を飲ませようとする。喉が渇いたラテは喜んで飲み始めるが常に後ろを振り返り回りに注意しながらでないと飲み続けない。飼い主がそこにいるのに…である(笑)。そんなラテだから、遊びを含めてなにをやるにしても回りに対しての警戒心が強くてひとつのことに集中できないのだ。

※カフェでオカーサンに食べ物をねだるラテ
その点、我が家の室内はさすがにラテも回りを警戒する素振りは見せない。したがって遊びそのものに集中できるのが良いとオトーサンは思っている。
勿論狭い室内だからしてできることは限られているが、それはオトーサンの工夫次第ということになる。
まずはラテお気に入りの天然ゴム製ボールを投げたり壁にぶつけ、それをラテに口でキャッチさせる遊びがある。オトーサンの手に小さなオヤツでもあれば「ラテ、ボール!ちょうだい!」といえば嬉々としてボールを咥えてオトーサンの元に持ってくる。そして口に咥えたボールをリフティングし、時には上手にオトーサンに向け投げるのだ…。
もうひとつ有効な遊びはボールを投げるのではなく、ちょっと高い位置とか取りにくいと思われる場所に置き、それを取って来させる遊びだ。無論危ないシチュエーションは避けるが、ボール自体に届かなくてもそれが乗っている椅子とかダンボールを揺らして落としたり、下にあるタオルケットを引っ張りボールを獲得するなどラテにも工夫が必要な点がミソだ。
それから例えばトイレットペーパーの紙製の芯の両端を潰して中に小さなオヤツを入れるとか、小振りな紙製の箱にオヤツを入れてラテの前に転がすという遊びもなかなか面白い。ラテはオヤツを取り出そうと嬉々として取り組むが、使えるのは両前足と口だけだ。したがって箱を押しつぶし、かえって取り出しを難しくさせることもあるが、最後はダンボールを壊して目的を達成する(笑)。
こうした遊びは安全のため、オトーサンやオカーサンが監視している必要があるし、キモはラテが飽きるまで続けないことだ。もう少し遊びたいというところで「またね!」と終了宣言して片付けると次への期待が高まる(ホントカ)。

※オトーサンが寝ようと寝室に入ると、オトーサンの布団の上でラテが寝ていた...嗚呼
ただしオトーサンたちもいつもラテにかまっているわけにもいかない。そうした際はオトーサンの発明した「ガム・ボール」を与える。
発明とは無論冗談だが、これがなかなかに受けが良いのである。先の天然ゴム性ボールは本来力を加えると「ピ〜」と鳴る笛が組み込まれていたのだがラテはそれを壊してしまい穴が空いている。その穴に牛皮製でミルクの香りのする棒状ガムを差し込み、それをラテに与えるのである。
ラテはゴムボールをフガフガと噛んだり、棒状のガムを加えて放り投げたりして自分で遊ぶ。そして一息入れるとガムを噛み食べ始めるという具合…。
見ていると遊び心と堅い物を噛むというストレス発散、そして食べ物への関心といった三位一体の満足感を味わっているようで面白い。
そして遊びに疲れるとボールを両前足の間に入れ、取られないようにしながらもウトウトし始めるのである(笑)。
アトピーを除けばちょっと太めだけど健康なラテだから天気の良いときの散歩は歩きたくて、そして時には走りたくて仕方がないようだ。
特に自宅を出た瞬間は走りたいようでオトーサンも100メートル程度はラテと伴走しなくてはならないから大変である。無論リードを引いて「走るのはダメ」といえばそれで済むが、外に出たときくらい走りたい場合には少しでも思いを叶えさせたいと無理するオトーサンなのである。

※アトピー以外はお陰様でラテは元気なのです
興が乗れば遊歩道を早足で歩き、階段を登るときにも駆け上がる…。それについていかなければならないオトーサンは大変だが、階段を登り切ったときに数歩遅れるオトーサンを振り返り「大丈夫?」とでもいうような笑顔をされるとオトーサンは幸せな気分になるのだ(笑)。
何しろ幼犬時代から2歳程度までは公園にいけば喜んでボール遊びに興じていたものだ。オトーサンが投げたボールを嬉々として咥え戻ってくるその表情は得意そうだった。

※どうです。なかなか魅力的な太ももでしょ(笑)
それがその後、ボール遊びには興味を示さなくなったし馴染みのワンコに出会ってもこれまた以前のように身体をぶつけながら遊ぶこともしなくなった。しかし臆病ながらも好奇心は旺盛なようだから新しい道やこれまで足を踏み入れていない場所に行きたがる。
臆病といえば、先日いつもの公園にいたる歩道を直進していたら中程で水道工事のため数人のヘルメットをかぶった男たちがまとまって作業をしているところに出くわした。
無論道の半分は通れるように空けてあるから通行には問題ないが、それらの人たちを見た瞬間ラテは文字通り踵を返すようにUターンしてリードを引くのには笑ってしまった。
オトーサンが「大丈夫だよ」となだめながら進もうとしたが、尻尾は下がりガンとして嫌だという。いまだに警察官とか警備員そしてこうした工事作業員の人たちの作業服姿は苦手なようで、向こうが1人だと吠えるだけだが数人もまとまっていると恐れを成してか逃げ出すのだから可笑しい。
なにかトラウマがあるのかも知れないが、朝の散歩でたまたま駅前交番の前を通るとき、わざわざ交番近くにまで寄ってから立っている警察官に向かって吠えるのだから困った娘である。
さて外で遊ばなくなった分、家の中で遊びを要求するようになった。勿論リビングとキッチンを合わせたって狭い場所だから思いっきり走り回ることはできないしテーブルや椅子なども置いてあるわけで外での遊びをそのまま持ち込むわけにはいかない。それに以前物の本によれば、自宅でボール遊びなどはするべきではないということが書かれていた。
なぜなら、家の中は遊び場ではないから…という理由だ。しかし狭い場所でも工夫すれば外とは違った意味で集中した頭脳遊びができるとオトーサンは考えているし、それは決してマイナスには働かないと思っている。
ワンコにもよるだろうがラテは前記したように観察していると他のワンコ以上に臆病というか警戒心が強い。
例えば散歩の途中、オトーサンがしゃがみ込んでペットボトルからの水を飲ませようとする。喉が渇いたラテは喜んで飲み始めるが常に後ろを振り返り回りに注意しながらでないと飲み続けない。飼い主がそこにいるのに…である(笑)。そんなラテだから、遊びを含めてなにをやるにしても回りに対しての警戒心が強くてひとつのことに集中できないのだ。

※カフェでオカーサンに食べ物をねだるラテ
その点、我が家の室内はさすがにラテも回りを警戒する素振りは見せない。したがって遊びそのものに集中できるのが良いとオトーサンは思っている。
勿論狭い室内だからしてできることは限られているが、それはオトーサンの工夫次第ということになる。
まずはラテお気に入りの天然ゴム製ボールを投げたり壁にぶつけ、それをラテに口でキャッチさせる遊びがある。オトーサンの手に小さなオヤツでもあれば「ラテ、ボール!ちょうだい!」といえば嬉々としてボールを咥えてオトーサンの元に持ってくる。そして口に咥えたボールをリフティングし、時には上手にオトーサンに向け投げるのだ…。
もうひとつ有効な遊びはボールを投げるのではなく、ちょっと高い位置とか取りにくいと思われる場所に置き、それを取って来させる遊びだ。無論危ないシチュエーションは避けるが、ボール自体に届かなくてもそれが乗っている椅子とかダンボールを揺らして落としたり、下にあるタオルケットを引っ張りボールを獲得するなどラテにも工夫が必要な点がミソだ。
それから例えばトイレットペーパーの紙製の芯の両端を潰して中に小さなオヤツを入れるとか、小振りな紙製の箱にオヤツを入れてラテの前に転がすという遊びもなかなか面白い。ラテはオヤツを取り出そうと嬉々として取り組むが、使えるのは両前足と口だけだ。したがって箱を押しつぶし、かえって取り出しを難しくさせることもあるが、最後はダンボールを壊して目的を達成する(笑)。
こうした遊びは安全のため、オトーサンやオカーサンが監視している必要があるし、キモはラテが飽きるまで続けないことだ。もう少し遊びたいというところで「またね!」と終了宣言して片付けると次への期待が高まる(ホントカ)。

※オトーサンが寝ようと寝室に入ると、オトーサンの布団の上でラテが寝ていた...嗚呼
ただしオトーサンたちもいつもラテにかまっているわけにもいかない。そうした際はオトーサンの発明した「ガム・ボール」を与える。
発明とは無論冗談だが、これがなかなかに受けが良いのである。先の天然ゴム性ボールは本来力を加えると「ピ〜」と鳴る笛が組み込まれていたのだがラテはそれを壊してしまい穴が空いている。その穴に牛皮製でミルクの香りのする棒状ガムを差し込み、それをラテに与えるのである。
ラテはゴムボールをフガフガと噛んだり、棒状のガムを加えて放り投げたりして自分で遊ぶ。そして一息入れるとガムを噛み食べ始めるという具合…。
見ていると遊び心と堅い物を噛むというストレス発散、そして食べ物への関心といった三位一体の満足感を味わっているようで面白い。
そして遊びに疲れるとボールを両前足の間に入れ、取られないようにしながらもウトウトし始めるのである(笑)。
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