Panasonic ワイヤレスドアモニター (ドアモニ SDM310) を設置〜概要編
私は現在マンション住まいだが、設備の一環としてテレビ・インターホンが設置されている。しかしかなり古い機種なので映りが悪いこと、子機がないこと、そして玄関の構造が些か特殊なのでインターホンの設置場所からは視野が限定されるといった不都合というか使いづらい点がある。そこで比較的安価なワイヤレスドアモニタを設置してみた。今回はその概要をご報告したい。
テレビ・インターホンも子機が付いている製品は当然のこととはいえまともな価格となる。例えば来月5月20日発売とアナウンスされているアイホン初の iPhone 対応ドアホン「ROCOワイドスマホ」は、基本セットの価格が7万6800円(税別)だという。また賃貸マンションでもあり現在の設備はそのままに、それを補間するようなもので、かつ工事を必要としない製品を探したところPanasonic ワイヤレスドアモニター(通称ドアモニ)SDM310という製品があるのを知り手に入れた...。

※Panasonic ドアモニ SDM310パッケージ
自宅で仕事をしていると日中には実に様々なセールスがインターホンのボタンを押す。勿論宅配便やらのピンポ~ンもあるわけで無下に居留守を決め込むわけにはいかないが基本はインターホンの小さな液晶モニタを確認し無視、あるいは必要なら会話をしてからドアを開けるか、断るかを決めることになる。


※ドアモニ SDM310のドアカメラ・ユニットの裏表。これをドアの上から吊り下げる
新聞,宗教の勧誘、化粧品から消火器などなど実に様々なセールスが交互にやってきてはインターホンのボタンを押す。こうした迷惑な売り込みに対する一番の対処は居留守を使うことだ。そのためには液晶モニタで姿を確認する必要があるが、その判断はなかなか難しい。
経験上、女性2人の姿がある場合はほぼ宗教の勧誘か化粧品のセールスなのでまずは無視する。2度「ピンボ~ン」されることもあるが反応しなければ早々に立ち去る。例え十数秒でも「奥様はいらっしゃいますか?」といった不愉快な問いに返事をするのは時間の無駄だし仕事を中断されるだけで腹が立つ。
男性女性はともかくひとりの場合でも、荷物らしきものを持っていない場合や宅配便の制服ではない姿の場合も新聞勧誘か売り込みの場合がほとんどだ。そのピンポ~ンに応答するかしないかの判断は自分たちがネットスーパー、Amazonあるいは郵便局などから何かが届くという当ての有無で判断するしかない。

※ドアモニ SDM310の親機。AC電源が必要
しかし例えばマスクをしている女性だから無視しようとするものの、たまたま「はい、なんでしょうか?」と対応すると「この度○階の○○号室に引っ越してきた○○です。ご挨拶に伺いました」だなんていう場合もあるのですべてにつっけんどんではまずい...(笑)。
そういえばマンションの周りとエントランスには防犯カメラがあるとはいえ,1度ドアを開けるとしつこいだけでなく不愉快きわまりない。しかし何故こうしたセールスの奴らは挙って同じような神経を逆撫でする喋り方なのか…。
ともかくインターホンの液晶モニタが判断の基準となるが、我が家の一番の問題はその親機がリビングの壁に取り付けられており、子機がないためわざわざそこまで移動して対応しなければならないことだ。いくら狭い家でも私自身がベランダにいたりトイレに入っていたりする場合もあるわけで、1人の時には不自由この上ないのである。
さてPanasonic ワイヤレスドアモニター SDM310だが、なかなか面白い製品である。すべての環境に適合というわけではないので購入時に自宅のドアが取り付け可能かどうかを確認しなければならないが、まずは工事が不要で設置の基本はカメラユニットを玄関のドア上部にかけて固定するだけだ。電源は乾電池で動作するからこのドアカメラユニットに関しては電気配線工事は不要である。ただしモニタ親機側は置き台で使うかあるいは壁などに取り付けるにしてもAC100Vの電源が必要となる。

※ドアカメラの室内側には単3乾電池4本をセット。これで約6ヶ月使えるとのこと
また802.11b/g/n準拠の無線LANをサポートしているので無料の専用アプリでスマートフォンを子機として使い、対応できるのも気に入った。無論 iPhoneもiOS 7.0以降(iPhone 4S以降)で使える。なお動作確認されている無線ルーターだが、Appleの場合はAirMac Extreme(ME918J/A)およびAirMac Express(MC414J/A)がメーカーサイトにリストアップされている。
ということで、ワイヤレスドアモニター SDM310は玄関のドアに取り付けるドアカメラ、そしてもうひとつはモニタ親機で構成されている。共にマイクとスピーカーが搭載されているので必要ならドアカメラとモニタ親機とでハンズフリー通話もできる。
ドアカメラの取付はいたって簡単だ。その基本はドアカメラを玄関ドアの上部に掛け、付属の六角レンチと両面テープで固定するだけだ。

※カメラユニットにはマイクとスピーカーが内蔵されている
ドアカメラを設置すると室内側にバッテリーケースを含む機器が、そしてドアの外にカメラ部が配置される。したがってこのワイヤレスドアモニター SDM310は一般的なインターホンのように玄関側に「ピンポ~ン」と呼び出すボタンはない。これまでに備わっているドアホンやインターホンのボタンを来訪者が押すと、室内のインターホン親機の「ピンポ~ン」という音をワイヤレスドアモニター SDM310が感知して来訪者の映像をワイヤレスドアモニター SDM310の親機やiPhone に表示してくれる仕組みだ(チャイムリンク設定が必要)。
さらにこの呼び出し音に連動し来訪者の画像(静止画2枚:50件まで)を自動で録画できるので、留守でもあとから確認ができるし、外出先でも iPhoneへメールを送る設定も可能だ。
ドアカメラ部にセットする電池は単3形アルカリ乾電池または市販の単3形充電式ニッケル水素電池4本を使う。その電池は通常使用で約6ヶ月間使えるという。そしてカメラユニットのみ鉛直から両側60°までの角度で噴霧した水によっても有害な影響を及ぼさないレベルの防水性を持っている。

※屋外からドアカメラを確認
Panasonic の “ドアモニ” シリーズは現在3タイプあるが、本製品 SDM310は2014年10月に発表された新しい製品で最上位機種でもある。そのモニタ画面サイズは約2.8型カラー液晶と大きくはないが、実用上は十分だし我が家の場合は設置されていたテレビ・インターホンの液晶画面よりは大きいのである。
ともあれ、まずはドアカメラに電池を入れて取り付け位置を決め、モニタ側でその視野を確認する必要がある。そして各種の設定を行う必要があるわけで次回は実際にその使い勝手をレポートしたい。
テレビ・インターホンも子機が付いている製品は当然のこととはいえまともな価格となる。例えば来月5月20日発売とアナウンスされているアイホン初の iPhone 対応ドアホン「ROCOワイドスマホ」は、基本セットの価格が7万6800円(税別)だという。また賃貸マンションでもあり現在の設備はそのままに、それを補間するようなもので、かつ工事を必要としない製品を探したところPanasonic ワイヤレスドアモニター(通称ドアモニ)SDM310という製品があるのを知り手に入れた...。

※Panasonic ドアモニ SDM310パッケージ
自宅で仕事をしていると日中には実に様々なセールスがインターホンのボタンを押す。勿論宅配便やらのピンポ~ンもあるわけで無下に居留守を決め込むわけにはいかないが基本はインターホンの小さな液晶モニタを確認し無視、あるいは必要なら会話をしてからドアを開けるか、断るかを決めることになる。


※ドアモニ SDM310のドアカメラ・ユニットの裏表。これをドアの上から吊り下げる
新聞,宗教の勧誘、化粧品から消火器などなど実に様々なセールスが交互にやってきてはインターホンのボタンを押す。こうした迷惑な売り込みに対する一番の対処は居留守を使うことだ。そのためには液晶モニタで姿を確認する必要があるが、その判断はなかなか難しい。
経験上、女性2人の姿がある場合はほぼ宗教の勧誘か化粧品のセールスなのでまずは無視する。2度「ピンボ~ン」されることもあるが反応しなければ早々に立ち去る。例え十数秒でも「奥様はいらっしゃいますか?」といった不愉快な問いに返事をするのは時間の無駄だし仕事を中断されるだけで腹が立つ。
男性女性はともかくひとりの場合でも、荷物らしきものを持っていない場合や宅配便の制服ではない姿の場合も新聞勧誘か売り込みの場合がほとんどだ。そのピンポ~ンに応答するかしないかの判断は自分たちがネットスーパー、Amazonあるいは郵便局などから何かが届くという当ての有無で判断するしかない。

※ドアモニ SDM310の親機。AC電源が必要
しかし例えばマスクをしている女性だから無視しようとするものの、たまたま「はい、なんでしょうか?」と対応すると「この度○階の○○号室に引っ越してきた○○です。ご挨拶に伺いました」だなんていう場合もあるのですべてにつっけんどんではまずい...(笑)。
そういえばマンションの周りとエントランスには防犯カメラがあるとはいえ,1度ドアを開けるとしつこいだけでなく不愉快きわまりない。しかし何故こうしたセールスの奴らは挙って同じような神経を逆撫でする喋り方なのか…。
ともかくインターホンの液晶モニタが判断の基準となるが、我が家の一番の問題はその親機がリビングの壁に取り付けられており、子機がないためわざわざそこまで移動して対応しなければならないことだ。いくら狭い家でも私自身がベランダにいたりトイレに入っていたりする場合もあるわけで、1人の時には不自由この上ないのである。
さてPanasonic ワイヤレスドアモニター SDM310だが、なかなか面白い製品である。すべての環境に適合というわけではないので購入時に自宅のドアが取り付け可能かどうかを確認しなければならないが、まずは工事が不要で設置の基本はカメラユニットを玄関のドア上部にかけて固定するだけだ。電源は乾電池で動作するからこのドアカメラユニットに関しては電気配線工事は不要である。ただしモニタ親機側は置き台で使うかあるいは壁などに取り付けるにしてもAC100Vの電源が必要となる。

※ドアカメラの室内側には単3乾電池4本をセット。これで約6ヶ月使えるとのこと
また802.11b/g/n準拠の無線LANをサポートしているので無料の専用アプリでスマートフォンを子機として使い、対応できるのも気に入った。無論 iPhoneもiOS 7.0以降(iPhone 4S以降)で使える。なお動作確認されている無線ルーターだが、Appleの場合はAirMac Extreme(ME918J/A)およびAirMac Express(MC414J/A)がメーカーサイトにリストアップされている。
ということで、ワイヤレスドアモニター SDM310は玄関のドアに取り付けるドアカメラ、そしてもうひとつはモニタ親機で構成されている。共にマイクとスピーカーが搭載されているので必要ならドアカメラとモニタ親機とでハンズフリー通話もできる。
ドアカメラの取付はいたって簡単だ。その基本はドアカメラを玄関ドアの上部に掛け、付属の六角レンチと両面テープで固定するだけだ。

※カメラユニットにはマイクとスピーカーが内蔵されている
ドアカメラを設置すると室内側にバッテリーケースを含む機器が、そしてドアの外にカメラ部が配置される。したがってこのワイヤレスドアモニター SDM310は一般的なインターホンのように玄関側に「ピンポ~ン」と呼び出すボタンはない。これまでに備わっているドアホンやインターホンのボタンを来訪者が押すと、室内のインターホン親機の「ピンポ~ン」という音をワイヤレスドアモニター SDM310が感知して来訪者の映像をワイヤレスドアモニター SDM310の親機やiPhone に表示してくれる仕組みだ(チャイムリンク設定が必要)。
さらにこの呼び出し音に連動し来訪者の画像(静止画2枚:50件まで)を自動で録画できるので、留守でもあとから確認ができるし、外出先でも iPhoneへメールを送る設定も可能だ。
ドアカメラ部にセットする電池は単3形アルカリ乾電池または市販の単3形充電式ニッケル水素電池4本を使う。その電池は通常使用で約6ヶ月間使えるという。そしてカメラユニットのみ鉛直から両側60°までの角度で噴霧した水によっても有害な影響を及ぼさないレベルの防水性を持っている。

※屋外からドアカメラを確認
Panasonic の “ドアモニ” シリーズは現在3タイプあるが、本製品 SDM310は2014年10月に発表された新しい製品で最上位機種でもある。そのモニタ画面サイズは約2.8型カラー液晶と大きくはないが、実用上は十分だし我が家の場合は設置されていたテレビ・インターホンの液晶画面よりは大きいのである。
ともあれ、まずはドアカメラに電池を入れて取り付け位置を決め、モニタ側でその視野を確認する必要がある。そして各種の設定を行う必要があるわけで次回は実際にその使い勝手をレポートしたい。
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