「Netatmo ウェザーステーション」レポート〜測定編
「Netatmo ウェザーステーション」を楽しみながら使い始めている。こうしたものは単に実利用するだけでなく楽しみながらあれこれと勉強し、新しい知識を得ながら活用するのが面白い。そうしないと長続きしない(笑)。今回は測定にまつわるレポートをお届けしたい。
購入した「Netatmo ウェザーステーション」の親機、すなわち屋内用ステーション・モジュールはリビングに設置することにした。この場所が家族がリラックスして一同に介する場所であるからだ。そして屋外モジュールは当然のことながらベランダの一郭に置いた。

※「Netatmo ウェザーステーション」と愛用のiPhone 6 Plus
屋内・屋外モジュール共にセットアップを行うと自動的に測定をはじめるわけだが、どうやら約5分おきに測定をするらしい。あるいはいま現在の状況を知りたい場合にはステーションの頭を押せば随時測定が開始される。それらのデータはiPhoneなどは勿論だが、Macでも確認できる。
手軽なのは申し上げるまでもなくiPhoneなどのiOSデバイスで確認することだ。専用アプリはなかなかよく出来ているからマニュアルレスで使えるに違いない。

※iPhone 6によるデータ閲覧例。上半分が屋外、下半分が屋内モジュールによるデータ
情報画面は屋外モジュールと屋外モジュールの測定値がそれぞれダッシュボードパネルとして表示する。パネルは上半分に屋外モジュール値と下位置に屋内モジュール値を半分ずつ表示させることができる。ただしパネルを上下にスライドさせることで屋外モジュールだけ、あるいは屋内モジュールだけといったフル表示にすることも可能だ。

※左が屋外モジュール専用表示、右が屋内モジュール専用表示例
例えば屋外モジュール値の表示画面では現時点の天気、気温(最低と最高)、湿度、体感温度そして空気質の他にサマリータブでは1週間の予報、気温タブではこれまた1週間の変動予測が、そして雨タブでは1週間の降雨率と降雨量予報を見ることが出来る。なおiPhoneを横にすることでグラフ化も可能になっている。
屋内モジュール値の画面も同様だが気圧、CO2濃度そして騒音が測定でき、それらの総合値として屋内の快適さがバーとカラーで表示される。
共に画面の左側中央付近にある (i)のアイコンをタップすることでインターフェースの説明がオーバーラップされ、かつ各部位をタップすることで詳しい解説が表示されるという仕組みになっている。

※いつでも情報の意味や注目すべき点等の解説を見ることができる
さてMacのブラウザで指定されたURLにアクセスすることでも測定値は確認でき、こちらは大画面用として作られていることでもあって多くのデータが一望できるのがメリットだし表示アイテムをカスタマイズ可能だ。

※こちらはMacのSafariでアクセスした例。1度に多くの情報が確認でき表示のカスタマイズも可能
ところで「Netatmo ウェザーステーション」による表示データのすべてが屋内モジュールと屋外モジュール自体で観測したデータということではない。いや…屋内モジュールで得られるデータ「温度」「湿度」「気圧」「二酸化炭素濃度」そして「騒音」は確かにモジュールそのものがリアルタイムに計測したものであり「空気質」すなわち室内快適性も室内の温度、湿度、CO2や騒音から計算されている。
これに対して屋外モジュールで得られるデータは少し違う。前回のレポートでも述べたが、得られるデータは「気温」「湿度」「体感温度」「天気」「屋外空気クオリティー」「週間予報」といったアイテムだ。
例えば体感温度はモジュールの測定値の温度と湿度および人間が風によって知覚する影響を考慮して計算される値だ。しかし「屋外空気クオリティー」はモジュールが計測するのではなく、大気環境の地球観測システム(AEROS)によって提供される大気汚染データに基づいている。そして利用可能な場合はステーション設定の位置情報から判断した近隣のモニター場所による測定値と主な汚染物質、レポート時間などが確認できる。

※屋外の大気汚染指数や表示の意味も勉強できる
また1週間の天気予報は「サマリーモード」「気温モード」「雨モード」の3種表示機能を持つが、データはステーションの正確な位置で取得した最新情報をもとに予報を行い、Netatmoのサーバから送信される。ただし天気予測データはWeatherProというアプリにより提供されているという。

※こちらは1週間の予報についての解説
これら個別の位置情報によるデータを世界中で共有できるのも「Netatmo ウェザーステーション」の特長だ。自分がステーションを設置した場所はマップ上にポイント表示される。ということは近隣で「Netatmo ウェザーステーション」が使われていれば同じようにその位置がポイント表示されるわけで、近隣のみならず日本中あるいは世界中で公開されているNetatmoの屋外モジュールが計測する環境情報をいつでも「Netatmo世界マップ」で確認できるのだ。
旅行や仕事などでこれから向かう先のピンポイントの気温や湿度あるいは天気予報といったものがリアルタイムに確認できるわけでこれはなかなか凄いことではないか…。

※フランスのパリの一郭を検索してみるとこんなに計測ポイントがあるのに驚く。丸いピン内の数字は現在の気温
我々は毎日の天気に気を使いながら生活しているが、それらはどこか “予報” という言葉どおり与えられるものであり、かつ曖昧で当たるも八卦…的に捉えている。しかし「Netatmo ウェザーステーション」の活用により天気や室内の快適さを積極的に注視でき、任意のデータに関してアラート設定もでき、ピンポイントの生活環境情報を得ることができることは素晴らしいことではないだろうか…。
購入した「Netatmo ウェザーステーション」の親機、すなわち屋内用ステーション・モジュールはリビングに設置することにした。この場所が家族がリラックスして一同に介する場所であるからだ。そして屋外モジュールは当然のことながらベランダの一郭に置いた。

※「Netatmo ウェザーステーション」と愛用のiPhone 6 Plus
屋内・屋外モジュール共にセットアップを行うと自動的に測定をはじめるわけだが、どうやら約5分おきに測定をするらしい。あるいはいま現在の状況を知りたい場合にはステーションの頭を押せば随時測定が開始される。それらのデータはiPhoneなどは勿論だが、Macでも確認できる。
手軽なのは申し上げるまでもなくiPhoneなどのiOSデバイスで確認することだ。専用アプリはなかなかよく出来ているからマニュアルレスで使えるに違いない。

※iPhone 6によるデータ閲覧例。上半分が屋外、下半分が屋内モジュールによるデータ
情報画面は屋外モジュールと屋外モジュールの測定値がそれぞれダッシュボードパネルとして表示する。パネルは上半分に屋外モジュール値と下位置に屋内モジュール値を半分ずつ表示させることができる。ただしパネルを上下にスライドさせることで屋外モジュールだけ、あるいは屋内モジュールだけといったフル表示にすることも可能だ。

※左が屋外モジュール専用表示、右が屋内モジュール専用表示例
例えば屋外モジュール値の表示画面では現時点の天気、気温(最低と最高)、湿度、体感温度そして空気質の他にサマリータブでは1週間の予報、気温タブではこれまた1週間の変動予測が、そして雨タブでは1週間の降雨率と降雨量予報を見ることが出来る。なおiPhoneを横にすることでグラフ化も可能になっている。
屋内モジュール値の画面も同様だが気圧、CO2濃度そして騒音が測定でき、それらの総合値として屋内の快適さがバーとカラーで表示される。
共に画面の左側中央付近にある (i)のアイコンをタップすることでインターフェースの説明がオーバーラップされ、かつ各部位をタップすることで詳しい解説が表示されるという仕組みになっている。

※いつでも情報の意味や注目すべき点等の解説を見ることができる
さてMacのブラウザで指定されたURLにアクセスすることでも測定値は確認でき、こちらは大画面用として作られていることでもあって多くのデータが一望できるのがメリットだし表示アイテムをカスタマイズ可能だ。

※こちらはMacのSafariでアクセスした例。1度に多くの情報が確認でき表示のカスタマイズも可能
ところで「Netatmo ウェザーステーション」による表示データのすべてが屋内モジュールと屋外モジュール自体で観測したデータということではない。いや…屋内モジュールで得られるデータ「温度」「湿度」「気圧」「二酸化炭素濃度」そして「騒音」は確かにモジュールそのものがリアルタイムに計測したものであり「空気質」すなわち室内快適性も室内の温度、湿度、CO2や騒音から計算されている。
これに対して屋外モジュールで得られるデータは少し違う。前回のレポートでも述べたが、得られるデータは「気温」「湿度」「体感温度」「天気」「屋外空気クオリティー」「週間予報」といったアイテムだ。
例えば体感温度はモジュールの測定値の温度と湿度および人間が風によって知覚する影響を考慮して計算される値だ。しかし「屋外空気クオリティー」はモジュールが計測するのではなく、大気環境の地球観測システム(AEROS)によって提供される大気汚染データに基づいている。そして利用可能な場合はステーション設定の位置情報から判断した近隣のモニター場所による測定値と主な汚染物質、レポート時間などが確認できる。

※屋外の大気汚染指数や表示の意味も勉強できる
また1週間の天気予報は「サマリーモード」「気温モード」「雨モード」の3種表示機能を持つが、データはステーションの正確な位置で取得した最新情報をもとに予報を行い、Netatmoのサーバから送信される。ただし天気予測データはWeatherProというアプリにより提供されているという。

※こちらは1週間の予報についての解説
これら個別の位置情報によるデータを世界中で共有できるのも「Netatmo ウェザーステーション」の特長だ。自分がステーションを設置した場所はマップ上にポイント表示される。ということは近隣で「Netatmo ウェザーステーション」が使われていれば同じようにその位置がポイント表示されるわけで、近隣のみならず日本中あるいは世界中で公開されているNetatmoの屋外モジュールが計測する環境情報をいつでも「Netatmo世界マップ」で確認できるのだ。
旅行や仕事などでこれから向かう先のピンポイントの気温や湿度あるいは天気予報といったものがリアルタイムに確認できるわけでこれはなかなか凄いことではないか…。

※フランスのパリの一郭を検索してみるとこんなに計測ポイントがあるのに驚く。丸いピン内の数字は現在の気温
我々は毎日の天気に気を使いながら生活しているが、それらはどこか “予報” という言葉どおり与えられるものであり、かつ曖昧で当たるも八卦…的に捉えている。しかし「Netatmo ウェザーステーション」の活用により天気や室内の快適さを積極的に注視でき、任意のデータに関してアラート設定もでき、ピンポイントの生活環境情報を得ることができることは素晴らしいことではないだろうか…。
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