Apple Watch SPORT、各部位の名称確認
Apple Watchはご承知のように大別して3つのタイプに分かれている。Apple Watch SPORT、Apple WATCHそしてApple Watch EDITIONだ。私が選んだのはスポーツタイプだが、その説明や解説は腕時計用語とコンピュータ用語が入り交じり少々錯綜しているようで各部位の名が分かりにくい。そこでスポーツタイプに限りだが整理してみた...。
なにしろ文章で説明するにも会話にしても物のあれこれを説明し話題にするためには名称がハッキリしないことには厄介だ。「ほら、あの金属製の出っ張った奴!」だなんていう会話ではらちがあかない。ということであらためてApple Watch SPORTを例にしてApple Watchの各部位名称を整理してみた。
無論こうした名称というのはときにいろいろな表記や呼び方があり単純ではないようだ。例えば”尾錠” は “美錠” と記すこともあるそうだし...。ともかくApple Watchはコンピュータ業界というと大げさだが、そこで培ってきた呼び名と時計業界の名称が交差しているわけで混乱する点もある。さらにApple Watchはこれまでの腕時計とは部品構成や仕様が違うため、呼び名に窮することもある...。
■まずは各部位の呼び名を確認してみよう。




■以下簡単な解説を
・ケース
ムーブメントを内蔵している外装部品。WATCHはアルミ、ステンレス、18Kといったバリエーションがある
・ディスプレイ(Retinaディスプレイ)
時計でいうところのダイヤル面だが、WATCHはダイヤルの実態はない訳だから、ディスプレイとか液晶画面と呼ぶべきか...。WATCH SPORTでは風防にあたる部位に Ion-Xガラスが使われている
・デジタルクラウン(リューズ)/ホームボタン
一般的にはリューズ(竜頭)といった方が通りは良いと思うが、WATCHではホームボタンを始めとして複数の機能がこのデジタルクラウンに割り当てられている。当初この部品の形が王冠に似ていたのでこの名があるという
・サイドボタン
押すことで友達の表示/非表示およびダブルクリックでApplePayが起動し長押しすることで電源のON/OFFとなる
・心拍数センサー
光電式容積脈波記録法 (フォトプレチスモグラフィ) と呼ばれる方法を用いて心拍数を測定。緑色 LED ライトと感光性フォトダイオードを組み合わせて、手首を流れる血液の量を検出し、毎秒数百回 LED ライトを点滅させて心臓が1 分間に鼓動を打つ回数...すなわち心拍数を計測
・スピーカーとマイク
・バンド・リリース・ボタン
ベルトを外す際にこのボタンを押すとロックが外れる
・クラスブ/バックル(尾錠)
ベルトをつなぐ機構をバックルとかクラスブというが、通常はベルトの子穴に留めるピン(つく棒)もその一体と考えられる。しかしWATCHのスポーツベルトは特殊な構造なので呼び方に窮する。ピンのある側のベルトを通す穴は尾錠の働きと共に定革の役割も果たしているようにも思える。ともあれ「クラスブを開く」とはバックルからベルトを外す事を意味する

※一般的な腕時計のベルトバックル。尾錠につく棒が一体になり余ったベルトの先は定革と遊革に差し込む
・ピン(つく棒)
前記したように一般的な腕時計でピンはバックル機構に一体化されているがWATCHでは独立した存在。ベルトの子穴をこのピンで留めて長さ調節する。なおWATCH SPORTはステンレス製だがEDITIONでは18K製のものまである。
・子穴
バンドに開けられているピンに留める小さな穴
・エンドピース
バンドの時計側の端のこと
ともあれ "腕時計" だということで各部位の名称を記してみた。繰り返すがこれが絶対という訳ではないので念のため...。
こうして、WATCHを腕時計として見ようとすればするほど、その仕様はユニークというか…やはりデジタルデバイスなのだという事を思い知らされる。
なにしろ文章で説明するにも会話にしても物のあれこれを説明し話題にするためには名称がハッキリしないことには厄介だ。「ほら、あの金属製の出っ張った奴!」だなんていう会話ではらちがあかない。ということであらためてApple Watch SPORTを例にしてApple Watchの各部位名称を整理してみた。
無論こうした名称というのはときにいろいろな表記や呼び方があり単純ではないようだ。例えば”尾錠” は “美錠” と記すこともあるそうだし...。ともかくApple Watchはコンピュータ業界というと大げさだが、そこで培ってきた呼び名と時計業界の名称が交差しているわけで混乱する点もある。さらにApple Watchはこれまでの腕時計とは部品構成や仕様が違うため、呼び名に窮することもある...。
■まずは各部位の呼び名を確認してみよう。




■以下簡単な解説を
・ケース
ムーブメントを内蔵している外装部品。WATCHはアルミ、ステンレス、18Kといったバリエーションがある
・ディスプレイ(Retinaディスプレイ)
時計でいうところのダイヤル面だが、WATCHはダイヤルの実態はない訳だから、ディスプレイとか液晶画面と呼ぶべきか...。WATCH SPORTでは風防にあたる部位に Ion-Xガラスが使われている
・デジタルクラウン(リューズ)/ホームボタン
一般的にはリューズ(竜頭)といった方が通りは良いと思うが、WATCHではホームボタンを始めとして複数の機能がこのデジタルクラウンに割り当てられている。当初この部品の形が王冠に似ていたのでこの名があるという
・サイドボタン
押すことで友達の表示/非表示およびダブルクリックでApplePayが起動し長押しすることで電源のON/OFFとなる
・心拍数センサー
光電式容積脈波記録法 (フォトプレチスモグラフィ) と呼ばれる方法を用いて心拍数を測定。緑色 LED ライトと感光性フォトダイオードを組み合わせて、手首を流れる血液の量を検出し、毎秒数百回 LED ライトを点滅させて心臓が1 分間に鼓動を打つ回数...すなわち心拍数を計測
・スピーカーとマイク
・バンド・リリース・ボタン
ベルトを外す際にこのボタンを押すとロックが外れる
・クラスブ/バックル(尾錠)
ベルトをつなぐ機構をバックルとかクラスブというが、通常はベルトの子穴に留めるピン(つく棒)もその一体と考えられる。しかしWATCHのスポーツベルトは特殊な構造なので呼び方に窮する。ピンのある側のベルトを通す穴は尾錠の働きと共に定革の役割も果たしているようにも思える。ともあれ「クラスブを開く」とはバックルからベルトを外す事を意味する

※一般的な腕時計のベルトバックル。尾錠につく棒が一体になり余ったベルトの先は定革と遊革に差し込む
・ピン(つく棒)
前記したように一般的な腕時計でピンはバックル機構に一体化されているがWATCHでは独立した存在。ベルトの子穴をこのピンで留めて長さ調節する。なおWATCH SPORTはステンレス製だがEDITIONでは18K製のものまである。
・子穴
バンドに開けられているピンに留める小さな穴
・エンドピース
バンドの時計側の端のこと
ともあれ "腕時計" だということで各部位の名称を記してみた。繰り返すがこれが絶対という訳ではないので念のため...。
こうして、WATCHを腕時計として見ようとすればするほど、その仕様はユニークというか…やはりデジタルデバイスなのだという事を思い知らされる。
- 関連記事
-
- 紫外線殺菌棒の必要性とは? (2015/06/29)
- パナソニック、ウェアプルカメラHX-A500 修理顛末記 (2015/06/22)
- Bフレッツが遅い!そこでギガマンション・スマートタイプにアップデート〜後編 (2015/06/08)
- Bフレッツが遅い!そこでギガマンション・スマートタイプにアップデート〜前編 (2015/06/01)
- ビジネス回顧録〜銀行との思い出 (2015/05/20)
- Apple Watch SPORT、各部位の名称確認 (2015/05/11)
- GW特集〜数百円でApple Watch充電スタンドを作る! (2015/05/04)
- 「どうなる?! パソコン業界」に見る20年前のアップル社動向と考察 〜 予測は当たらない?! (2015/04/22)
- Apple Watchは「デジタル式時計」か、あるいは「アナログ式時計」なのか? (2015/04/17)
- Apple Watch講座 (2015/04/16)
- Watch SPORTとWatchの違いを考える (2015/04/10)